JP2008118477A - スピーカ、及びスピーカシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、各種音響機器に使用されるスピーカに関するものであり、特に薄型化に適したスピーカを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明に係るスピーカは、引出線18がボイスコイルボビン10と振動板1との接続部22よりも磁気回路4側のボイスコイルボビン10側面から内側に引き出され、ボイスコイルボビン10内でボイスコイルボビン10の駆動に応じて変位可能に設けられることで、スピーカの薄型化を可能としたものである。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係るスピーカは、引出線18がボイスコイルボビン10と振動板1との接続部22よりも磁気回路4側のボイスコイルボビン10側面から内側に引き出され、ボイスコイルボビン10内でボイスコイルボビン10の駆動に応じて変位可能に設けられることで、スピーカの薄型化を可能としたものである。
【選択図】図3
Description
本発明は、各種音響機器に使用されるスピーカに関するものである。
従来のスピーカについて、図10〜図13を用いて説明する。
図10は、特許文献1 特開平6−209497で開示されている直接リード方式と呼ばれる従来のスピーカを示す構造断面図である。
101はリング状の磁石、102はリング状のプレート、103はセンターポール部を備えたヨークである。104は磁気回路で、磁石101をプレート102とヨーク103とではさみ込むことにより構成され、上面にフレーム105が結合されている。106はボイスコイルであり、筒状のボイスコイルボビン107の外周にコイル108が巻回されており、プレート102とヨーク103のセンターポール部の間に配置される。ボイスコイルボビン107は、プレート102とヨーク103のセンターポール部とに接触しないように、フレーム105に結合されたダンパ109によって支持されている。コイル108の巻線の両端のコイル線110には、中継部材111を介して引出線112が接続され、フレーム105に設けられた端子113まで引き出されて電気的に接続されている。そして、リング状の振動板114の内周部をボイスコイルボビン107に結合させるとともに、その外周部をフレーム105の周縁部の内面に結合させる。115はダストキャップであり、振動板114とボイスコイルボビン107との接続部の上面に貼付して構成されている。
このように構成された直接リード方式の従来のスピーカは以下のように製造される。
まずは、フレーム105に端子113を取り付け、さらにプレート102、磁石101及びヨーク103から構成される磁気回路104を結合する。これにより、ヨーク103のセンターポール部とプレート102によって磁気空隙Xが形成される。次に、ボイスコイルボビン107とフレーム105とをダンパ109を介して結合する。次に、ボイスコイルボビン107の上部に予め接着固定された引出線112を、ボイスコイルボビン107の中心軸方向の振動を妨げないように適度のたるみを持たせてフレーム105に結合した端子113にはんだ付け等により接続する。最後に、振動板114をボイスコイルボビン107とフレーム105とに固定した後、ダストキャップ115を振動板114の上面に貼付してスピーカが完成する。
また、図11は、特許文献1 特開平6−209497で開示されている間接リード方式と呼ばれる従来のスピーカを示す構造断面図である。
引出線112を振動板114に設けられる中継部材111に予め接続しておき、コイル108からのコイル線110をボイスコイルボビン107に沿って振動板114の中心穴を貫通させて上方に引き出し、さらに振動板114の上面に沿わせた後に中継部材111を介して引出線112と電気的に接続するように構成されている。
また、図12は、特許文献2 特開平5−199586で提案されている別の形態のスピーカを示す構造断面図である。
引出線112をフレーム105に設けられた端子113に接続するのではなく、ボイスコイルボビン107の外側に沿って振動板114の中心穴を貫通させて上方に引き出されたコイル108からのコイル線110を、ボイスコイルボビン107の上に載りかつボイスコイルボビン107の内周側にはまり込む中継部材111に接続する。そして、中継部材111に接続された引出線112を筒状のボイスコイルボビン107とヨーク103に設けられた中心穴を貫通させて下方に引き出し、ヨーク103の下面側に設けられた端子113と電気的に接続するように構成されている。
尚、一般的に、このような振動板114が中心穴を有した皿状に形成されたスピーカはコーン型スピーカと呼ばれており、またプレート102や磁石101がボイスコイルボビン107の外側に配置される構造は外磁型構造と呼ばれている。
図13(a)及び図13(b)はスピーカの車両への搭載例を示す概略図であり、図14はスピーカのスピーカボックスへの搭載例を示す断面図である。
図13(a)はスピーカの車両への搭載位置を示す概略図である。車両201には、フロント右ドア202内部に設置されるフロント右ドアスピーカ211、フロント左ドア203内部に設置されるフロント左ドアスピーカ212、リア右ドア204内部に設置されるリア右ドアスピーカ213、リア左ドア205内部に設置されるリア左ドアスピーカ214、さらには車室内のダッシュボード206内部の左右に設置されるフロントスピーカ215、車室内のリアトレイ207内部の左右に設置されるリアスピーカ216等が搭載される。
図13(b)はスピーカの車両のドアへの搭載位置を示す概略図である。例えば、車両201のフロント右ドア202内部に設置されるフロント右ドアスピーカ211の位置は、フロント右ドアスピーカ211から発生する音を視聴するのに適している位置、すなわち視著者の耳に近いフロント右ドア202内部の上方が適している。しかしながら、フロント右ドア202内部にはウィンドウガラス208を上下駆動させる駆動機構209やウィンドウガラス208が収容されるスペース210等が存在するため、それらとは重ならない位置、すなわちフロント右ドア202内部の下方である足元近くに配置されるのが一般的である。
図14はスピーカのスピーカボックスへの搭載例を示す断面図であり、スピーカ301はフレーム302を有し、このフレーム302とスピーカボックス303の前面に結合されたバッフル板304とがネジ等の取付部材305で固定されている。また、バッフル板304のスピーカ301の振動板部分には開口部306が形成されている。
図13(b),図14に示すような限られたスペースに装着するためにスピーカを薄型化したいが、以上のようなスピーカの構造では次のような問題点を有していた。
(1)図10に示した直接リード方式の従来のスピーカでは、引出線112はボイスコイルボビン107の駆動に応じるための適度なたるみを持たせつつダンパ109と振動板114との隙間を通してフレーム105に設けられた端子113に接続されるため、スピーカ駆動時に引出線112がダンパ109や振動板114に接触して異音を発してしまう可能性がある。このような接触を防止するために、ダンパ109と振動板114の隙間L10を大きく取る必要があるが、結果としてスピーカの高さ(厚さ)が大きくなり、スピーカの薄型化を妨げてしまうという課題があった。
(2)図11に示した間接リード方式の従来のスピーカでは、引出線112は振動板114に設けられた中継部材111に接続されてダンパ109と振動板114の外周側の隙間に通される構成であるため、ダンパ109と振動板114の隙間L20を大きく取る必要があり、結果としてスピーカの高さ(厚さ)が大きくなり、スピーカの薄型化を妨げてしまうという課題があった。
(3)図12に示した別の形態のスピーカでは、引出線112はダンパ109と振動板114との間を通す構成ではないため、上記直接リード方式や上記間接リード方式の従来のスピーカとは異なり、ダンパ109と振動板114の隙間L10、L20を大きく取る必要はない。しかしながら、ボイスコイルボビン107と振動板114とが互いに接続する接続部116よりもボイスコイルボビン107の上側から内側に引出線112が引き出される構成であるため、ボイスコイルボビン107と振動板114との接続部116よりも上側にボイスコイルボビン107の突出部L30を確保する必要がある。この結果、ボイスコイルボビン107の高さ、すなわちスピーカの高さ(厚さ)が大きくなり、スピーカの薄型化を妨げてしまうという課題があった。また、ボイスコイルボビン107の内側に引き出された引出線112はヨーク103の下側面に設けられた端子113に接続される構成であるため、引出線112と端子113との接続部が外部に露出することになり、断線の可能性が高くなるという課題があった。
本発明は、以上のような従来のスピーカにおける課題を解決するもので、特に薄型化に適したスピーカを提供することを目的とするものである。
本発明は上記の目的を達成するもので、スピーカであって、コイルが外側に巻回され、振動板に接続されるボイスコイルボビンと、前記コイルにより前記ボイスコイルボビンを駆動する磁気回路と、前記コイルと電気的に接続され、前記ボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側へ引き出される引出線とを有し、該引出線は、前記ボイスコイルボビン内でボイスコイルボビンの駆動に応じて変位可能に設けられることを特徴とする。
また、前記引出線は2本あり、前記ボイスコイルボビンの対向した位置から夫々1本引き出されることを特徴とする。
また、前記ボイスコイルボビン内に位置する前記磁気回路上に配置される端子を有し、前記端子は、前記引出線が前記ボイスコイルボビンから引き出される位置に対して対向する前記磁気回路上の位置に夫々配置されることを特徴とする。
また、前記引出線と前記端子との接触を防止する接触防止材を前記ボイスコイルボビン内に設けることを特徴とする。
また、前記引出線は、前記ボイスコイルボビンの内側に沿って配置されることを特徴とする。
スピーカボックスを有し、前記スピーカを前記スピーカボックスに収容することを特徴とする。
また、スピーカシステムであって、スピーカと、該スピーカを収容するスピーカボックスとを具備し、前記スピーカは、前記スピーカボックスに固定されるフレームと、コイルが外側に巻回され、振動板に接続されるボイスコイルボビンと、前記コイルにより前記ボイスコイルボビンを駆動する磁気回路と、前記コイルと電気的に接続され、前記ボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側へ引き出される引出線とを有し、該引出線は、前記ボイスコイルボビン内でボイスコイルボビンの駆動に応じて変位可能に設けられることを特徴とする。
以上のように、本発明に係るスピーカは、引出線がボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側に引き出され、ボイスコイルボビン内でボイスコイルボビンの駆動に応じて変位可能に設けられる。これにより、特に薄型化に適したスピーカを提供することができるものである。
本発明の第1の実施例を図1〜図5を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施例に係るスピーカの構成を示す図であり、(a)は同スピーカの平面図、(b)は同スピーカの側面図である。
図1(a),(b)において、1は略平面状に形成された振動板である。2はエッジ3を介して振動板1と接着固定されたフレームで、振動板1を支持するものである。例えば、振動板1はパルプや樹脂(アルミやアラミドを材料としたハニカム材)等で形成され、フレーム2は圧延鋼板、アルミダイキャストまたは樹脂等で形成され、エッジ3はシーライト等で形成される。また、フレーム2の固定部2A,2B,2C,2Dがネジ等によってスピーカが搭載される車両やスピーカボックスに対して固定されることでスピーカ自体が固定される。尚、スピーカボックスは、スピーカのみを収容するための専用の筐体だけではなく、テレビ受像機、パーソナルコンピュータやオーディオ機器などの電子機器であってもよい。4はヨーク、磁石、プレート等から構成されフレーム2に接着固定される磁気回路であり、磁気回路4の下方から引き出されたコード線5の先端には駆動電流を入力するためのアンプ(図示せず)に接続するためのコネクタ6が設けられている。
図2〜図5は本発明の第1の実施例に係るスピーカの構成を示す図である。
図2は図1(a)におけるA−A断面図、図3は図1(a)におけるA−A断面斜視図、図4は図1(b)におけるB−B断面図、図5はボイスコイルボビンの構成を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のC矢視図である。尚、図1と同じ構成の部品には同じ符号を付与し説明を簡略化する。
図2〜図5において、磁気回路4は上部に開口部を有する円筒状のヨーク7の内側にリング状のプレート8と同じくリング状の磁石9とが組み込んで構成されている。また、ヨーク7の内面とプレート8によって構成される磁気空隙Xにボイスコイルボビン10の下部外側にコイル11が巻回されたボイスコイル12が挿入されている。コイル11は表面が絶縁された銅またはアルミ等の細線が巻かれることにより形成されており、ボイスコイルボビン10は紙、樹脂、アルミ等の軽い部材で形成されている。
尚、一般的に、このような振動板1が略平面状に形成されたスピーカは平面型スピーカと呼ばれており、またプレート8や磁石9の少なくとも一部がボイスコイルボビン10の内側に挿入される構造は内磁型構造と呼ばれている。
また、ヨーク7はプレート8及び磁石9と同じくその中心部付近に孔が設けられており、磁気回路4として1つの貫通孔が形成されている。13は端子台であり、プレート8の上面に配置される平坦部13Aと磁気回路4の貫通孔に挿入される円筒部13Bとを有する。コード線5はその一端が端子台13の平坦部13Aに設けられた端子14に接続され、その他端は端子台13の円筒部13Bの内側に挿通された後に下方から外部に引き出されている。この外部に引き出されたコード線5の他端には駆動電流を入力するアンプ(図示せず)に接続するためのコネクタ6が設けられている。
また、図5に示すように、コイル11の巻線の両端のコイル線15はボイスコイルボビン10の外側の側面に沿って上側に引き出されており、ボイスコイルボビン10の側面に設けられた孔16を塞ぐように接着固定された中継部材17の外側に接続されている。さらに、中継部材17の内側には引出線18が接続され、端子台13の平坦部13Aに設けられた端子14まで引き出されて電気的に接続されている。引出線18はヒモ状に編んだ銅箔の錦糸線等であり、中継部材17ははんだ付け性のよい黄銅板等の方形の薄板等で形成されている。
尚、本発明の第1の実施例では、コイル線15はボイスコイルボビン10の側面に接着固定された中継部材17の外側に接続され、引出線18は中継部材17の内側に接続されボイスコイルボビン10の内側に引き出されて端子14に接続される構成としたが、これらの構成に限定されるものではなく、コイル線15や引出線18の引き回し方についてはその他の種々の方法を適用できる。例えば、ボイスコイルボビン10側面の孔16を塞がない位置に接着固定された中継部材17にコイル線15と引出線18とが接続され、引出線18が孔16に挿通されボイスコイルボビン10の内側に引き出されてもよい。別の方法では、コイル線15が孔16に挿通されてボイスコイルボビン10の内面に接着固定された中継部材17に接続され、引出線18がボイスコイルボビン10の内面に接着固定された中継部材17に接続されてもよい。別の方法では、中継部材17を設けず、引出線18はコイル線15に直接に接続され、孔16に挿通してボイスコイルボビン10の内側に引き出されてもよい。
また、本発明の第1の実施例では、端子台13を設けその上面に端子14を配置する構成としたが、端子板13を設けずに磁気回路4(具体的にはプレート8)の上面に磁気回路4とは絶縁された端子14を直接設ける構成であってもよい。
1は略平面状に形成された振動板であり、その中央付近がスペーサ20を介してボイスコイルボビン10の上部の開口部に接続されるとともに、その外周部がエッジ3を介してフレーム2の周縁部の内面に接続されている。ここで、引出線18は振動板1とボイスコイルボビン10の上部の開口部との接続部22よりも磁気回路側のボイスコイルボビン10側面から内部に引き出されている。このような構成により、図10、図11に示した従来のスピーカにおけるダンパ109と振動板114の隙間L10、L20(具体的には、引出線と駆動時の引出線可動寸法)を確保する必要がなく(理想的には、振動板とダンパが干渉しないよう考慮した最小寸法であるスピーカストローク寸法を設定することができ)、また図12に示した別の形態のスピーカにおけるボイスコイルボビン107の突出部L30を確保する必要がなく、薄型化に適したスピーカを構成することができる。
21はリング状のダンパであり、ダンパ21の内周部がボイスコイルボビン10の中間部に接続され、その外周部がフレーム2の内面に接続される。これにより、ボイスコイルボビン10をダンパ21で支持するように構成されている。例えば、ダンパ21は樹脂や混紡等で形成されている。また、19は少なくとも端子14の上面に配置される接触防止材であり、端子14と引出線18が接触してショートしてしまうことを抑制するために設けられる。
このように構成された本発明の第1の実施例に係るスピーカは、アンプ(図示せず)からの駆動電流がコネクタ6、コード線5、端子14、引出線18、中継部材17及びコイル線15を介してコイル11に入力されると、ボイスコイル12が駆動電流の変化と同一周波数で駆動されて振動する。するとこの振動がボイスコイルボビン10とスペーサ20を介して振動板1に伝播し、振動板1前面の空気が振動させられてスピーカの前方に音が伝わることとなる。
さらに、図4、図5を用いて、本発明の第1の実施例に係るスピーカの要部であるボイスコイルについて詳細を説明する。
図4、図5に示されるように、コード線5は異なる極性(プラスとマイナス)の2本のコード線5A、5Bを有する。この2本のコード線5A、5Bに入力される駆動電流をコイル11の巻き始めと巻き終わりから引き出される2本のコイル線15A、15Bに入力するために、端子14、引出線18、中継部材17、ボイスコイルボビン10の側面に設けられた孔16をそれぞれ2つずつ有している。具体的には、端子14は2つの端子14A、14Bを、引出線18は2本の引出線18A、18Bを、中継部材17は2つの中継部材17A、17Bを、ボイスコイルボビン10の側面に設けられた孔16は2つの孔16A、16Bをそれぞれ有している。
また、中継部材17を介してボイスコイルボビン10の内側に引き出された引出線18はボイスコイルボビン10の対向した位置から夫々1本引き出される。さらに、引出線18は対向するボイスコイルボビン10の内側に沿ってらせん状に夫々引き回され、引出線18がボイスコイルボビン10から引き出される位置に対して対向する端子板13(または磁気回路4)上の位置に設けられた端子14と電気的に接続されている。このように、引出線18はボイスコイルボビン10内でボイスコイルボビン10の駆動に応じて変位可能なように設けられて端子14に接続されるため、図12に示した別の形態のスピーカのように引出線112と端子113との接続部を外部に露出させることがなく、断線の可能性を低くすることができる。また、引出線18はボイスコイルボビン10の内側に沿ってらせん状に引き回されるため、ボイスコイルボビン10内で効率的にたるみを持たせることができる。この場合、引出線18は振動板1やダンパ21と接触しないので異音の発生を防止することができる。
また、接触防止材19は少なくとも極性の異なる端子と引出線との接触を防止するように配置されている。具体的には、端子14Aと端子14Bに接続された引出線18Bとの電気的な接触を防止するとともに、端子14Aに接続された引出線18Aと端子14Bとの電気的な接触を防止するように配置される。この構成により、引出線と端子とが接触してショートを引き起こしてしまうことを抑制することができる。
以上説明したように本発明の第1の実施例に係るスピーカは、引出線18はボイスコイルボビン10と振動板1との接続部22よりも磁気回路4側のボイスコイルボビン10側面から内側へ引き出され、引出線18はボイスコイルボビン10内でボイスコイルボビン10の駆動に応じて変位可能なように設けられる。従って、図10、図11に示した従来のスピーカにおけるダンパ109と振動板114の隙間L10、L20(具体的には、引出線と駆動時の引出線可動寸法)を確保する必要がなく(理想的には、振動板とダンパが干渉しないよう考慮した最小寸法であるスピーカストローク寸法を設定することができ)、また図12に示した別の形態のスピーカにおけるボイスコイルボビン107の突出部L30を確保する必要がなく、薄型化に適したスピーカを構成することができる。
また、スピーカの薄型化によって、例えば、図13(b)に示されるフロント右ドアスピーカ211を、フロント右ドアスピーカ211から発生する音を視聴するのに適している位置、すなわち視著者の耳に近いフロント右ドア202内部の上方に配置することができる等、スピーカの配置の自由度を向上させることができる。
また、図14に示されるスピーカシステムでは、スピーカ301の薄型化にともない、スピーカ301を収容するスピーカボックス302の薄型化が可能となる。これにより、スピーカ301とスピーカボックス302とから成るスピーカシステム全体の薄型化を行うことができ、スピーカシステムのレイアウトの自由度やデザイン性の向上を図ることができる。
図6は本発明の第2の実施例に係るスピーカにおけるボイスコイルの構成を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のD矢視図である。尚、第2の実施例は第1の実施例に係るスピーカのボイスコイルの一部を変更したもので、その他については第1の実施例と略同じであるため、同じ構成については同じ符号を付し説明を簡略化する。
紙、樹脂、アルミ等の軽い部材が用いられ円筒状に形成されたボイスコイルボビン10の下部外側に、表面が絶縁された銅またはアルミ等の導線が巻かれてコイル11が形成されている。また、ボイスコイルボビン10の上端部には切り欠き31(31A、31B)が形成されており、切り欠き31(31A、31B)の外周には切り欠き31(31A、31B)を塞ぐように中継部材17(17A、17B)が接着固定されている。中継部材17(17A、17B)ははんだ付け性のよい黄銅板等の方形の導板等が用いられている。中継部材17(17A、17B)の外周側には、コイル11の巻き始めと巻き終わりから引き出されたコイル線15(15A、15B)の端部が夫々はんだ付け等により接続されており、中継部材17(17A、17B)の内側(ボイスコイルボビン10の内側)にはコイル11に駆動電流を入力する引出線18(18A、18B)の端部がはんだ付け等により接続されている。
以上説明したように本発明の第2の実施例に係るスピーカは、ボイスコイルボビン10に切り欠き31が設けられる構成からなる。従って、中継部材17をボイスコイルボビン10の上部から切り欠き31に容易に接着固定することができ、中継部材のボイスコイルボビンへの取付性を向上させることができる。
図7は本発明の第3の実施例に係るスピーカにおけるボイスコイルの構成を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のE矢視図である。尚、第3の実施例は第1の実施例に係るスピーカのボイスコイルの一部を変更したもので、その他については第1の実施例と略同じであるため、同じ構成については同じ符号を付し説明を簡略化する。
紙、樹脂、アルミ等の軽い部材が用いられ円筒状に形成されたボイスコイルボビン10の下部外側に、表面が絶縁された銅またはアルミ等の導線が巻かれコイル11が形成されている。また、ボイスコイルボビン10の上端には中継部材41(41A、41B)の一部がボイスコイルボビン10の上端より突出するように固定されている。例えば、中継部材41(41A、41B)ははんだ付け性のよい黄銅板等の方形の導板が用いられ略U字状に折り曲げられている。中継部材41(41A、41B)の外周側には、コイル11の巻き始めと巻き終わりから引き出されたコイル線15(15A、15B)の端部が夫々はんだ付け等により接続されており、中継部材41(41A、41B)の内側(ボイスコイルボビン10の内側)には、コイル11に駆動電流を入力する引出線18(18A、18B)の端部がはんだ付け等により接続されている。
以上説明したように本発明の第3の実施例に係るスピーカは、コイル11から引き出されたコイル線15とボイスコイルボビン10の内部に引き出される引出線18とを一部がボイスコイルボビン10の上端より突出する中継部材41によって接続される構成からなる。従って、本発明の第1または第2の実施例のようにボイスコイルボビン10に孔16や切り欠き31を設ける加工を行う必要がなく、ボイスコイルボビンの製造を容易にすることができる。
図8は本発明の第4の実施例に係るスピーカにおけるボイスコイルの構成を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のE矢視図である。尚、第4の実施例は第1の実施例に係るスピーカのボイスコイルの一部を変更したもので、その他については第1の実施例と略同じであるため、同じ構成については同じ符号を付し説明を簡略化する。
紙、樹脂、アルミ等の軽い部材が用いられ円筒状に形成されたボイスコイルボビン10の下部外側に、表面が絶縁された銅またはアルミ等の導線が巻かれコイル11が形成されている。また、ボイスコイルボビン10の上端部には孔16(16A、16B)が形成されており、孔16(16A、16B)の外周には孔16(16A、16B)を塞ぐように中継部材17(17A、17B)が接着固定されている。中継部材17(17A、17B)ははんだ付け性のよい黄銅板等の方形の導板等が用いられている。中継部材17(17A、17B)の外周側には、コイル11の巻き始めと巻き終わりから引き出されたコイル線15(15A、15B)の端部が夫々はんだ付け等により接続されており、中継部材17の内側(ボイスコイルボビン10の内側)にはコイル11に駆動電流を入力する伸縮部材で形成される引出線51(51A、51B)の端部がはんだ付け等により接続されている。
尚、伸縮部材とは部材自体が伸縮可能なもの(例えば、導電性を有する弾性体)に限定されるものではなく、例えばスプリングのようならせん状に形成されることで伸縮可能な導電性を有する部材も含まれる。
以上説明したように本発明の第4の実施例に係るスピーカによれば、ボイスコイルボビン10の内部に引き出される引出線51は導電性を有する伸縮部材で形成される構成からなる。従って、本発明の第1〜第3の実施例のようにヒモ状に編んだ銅箔の錦糸線等から形成された引出線18と比較して、ボイスコイルボビンの内部において十分な長さ(効率的に適度のたるみ)を確保でき、引出線によるボイスコイルの中心軸方向の振動の妨げを抑制することができる。
図9は本発明の第1の実施例に係るスピーカの製造方法を説明するための分解断面図である。
(第1の工程)
磁石9の上下にプレート8と上部に開口部を有する円筒状のヨーク7とをそれぞれ結合して磁気空隙Xを形成した磁気回路4を形成する。次に、磁気回路4をフレーム2に接着固定し、磁気回路4の中心付近に設けられた貫通孔に端子台13の円筒部を挿入するとともに端子台13の平坦部をプレート8の上面に配置して端子台13を磁気回路4に固定する。次に、端子14を端子台13の平坦部に固定した後、端子台13の円筒部の内側(磁気回路4の貫通孔)にコード線5を挿通し、一端を端子14に接続するとともに他端にコネクタ6を接続することで中間組立品51を得る。
磁石9の上下にプレート8と上部に開口部を有する円筒状のヨーク7とをそれぞれ結合して磁気空隙Xを形成した磁気回路4を形成する。次に、磁気回路4をフレーム2に接着固定し、磁気回路4の中心付近に設けられた貫通孔に端子台13の円筒部を挿入するとともに端子台13の平坦部をプレート8の上面に配置して端子台13を磁気回路4に固定する。次に、端子14を端子台13の平坦部に固定した後、端子台13の円筒部の内側(磁気回路4の貫通孔)にコード線5を挿通し、一端を端子14に接続するとともに他端にコネクタ6を接続することで中間組立品51を得る。
(第2の工程)
また、孔16を設けたボイスコイルボビン10の外側にコイル11を巻き、孔16を塞ぐように接着固定された中継部材17の外周側にコイル11から引き出されたコイル線15を接続する。次に、中継部材17の内側(ボイスコイルボビン10の内側)に引出線18の端部をはんだ付け等により接続することで中間組立品52を得る。
また、孔16を設けたボイスコイルボビン10の外側にコイル11を巻き、孔16を塞ぐように接着固定された中継部材17の外周側にコイル11から引き出されたコイル線15を接続する。次に、中継部材17の内側(ボイスコイルボビン10の内側)に引出線18の端部をはんだ付け等により接続することで中間組立品52を得る。
(第3の工程)
第1の工程で得られた中間組立品51と第2の工程で得られた中間組立品52を接続した後、エッジ3が固定された振動板1を中間組立品51とスペーサ20を介して中間組立品52に固定することで本発明の第1の実施例に係るスピーカが完成する。詳細には、ボイスコイル位置出し用冶具を用いて磁気空隙Xにコイル11が巻回されたボイスコイルボビン10を挿入し、ダンパ21の内周部をボイスコイルボビン10の外側に接着固定するとともに、ダンパ21の外周部をフレーム2に接着固定する。次に、引出線18を端子14に接続した後、引出線18と端子14との間に接触防止材19を配置する。そして、振動板1とスペーサ20及び振動板1のエッジ3とフレーム2をそれぞれ接着固定することで本発明の第1の実施例に係るスピーカが完成する。
第1の工程で得られた中間組立品51と第2の工程で得られた中間組立品52を接続した後、エッジ3が固定された振動板1を中間組立品51とスペーサ20を介して中間組立品52に固定することで本発明の第1の実施例に係るスピーカが完成する。詳細には、ボイスコイル位置出し用冶具を用いて磁気空隙Xにコイル11が巻回されたボイスコイルボビン10を挿入し、ダンパ21の内周部をボイスコイルボビン10の外側に接着固定するとともに、ダンパ21の外周部をフレーム2に接着固定する。次に、引出線18を端子14に接続した後、引出線18と端子14との間に接触防止材19を配置する。そして、振動板1とスペーサ20及び振動板1のエッジ3とフレーム2をそれぞれ接着固定することで本発明の第1の実施例に係るスピーカが完成する。
以上のような本発明の第1の実施例に係るスピーカの製造方法によれば、第1の工程で得られる中間組立品51を下にした状態で、第2の工程で得られる中間組立品52及び振動板1を単純に上から順に重ねて結合していくことで組み立てを完了でき、機械による自動組み立てに適しており、生産性を向上させることができる。
さらに、第1の工程と第2の工程とを平行して行うことにより、スピーカ製造のタクトタイム(スピーカ1台を製造するのにかかる時間)を短縮することができる。
尚、以上のように、本発明の実施の形態を内磁型構造の平面型スピーカを用いて説明したが、これらに限定されるものではない。すなわち、引出線がボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側へ引き出される構成であれば、コーン型スピーカや外磁型構造のスピーカにおいても本発明が適用できることはいうまでもない。
1 振動板
2 フレーム
2A,2B,2C,2D 固定部
3 エッジ
4 磁気回路
5 コード線
6 コネクタ
7 ヨーク
8 プレート
9 磁石
10 ボイスコイルボビン
11 コイル
12 ボイスコイル
13 端子台
13A 平坦部
13B 円筒部
14 端子
15 コイル線
16 孔
17 中継部材
18 引出線
19 接触防止材
20 スペーサ
21 ダンパ
22 接続部
2 フレーム
2A,2B,2C,2D 固定部
3 エッジ
4 磁気回路
5 コード線
6 コネクタ
7 ヨーク
8 プレート
9 磁石
10 ボイスコイルボビン
11 コイル
12 ボイスコイル
13 端子台
13A 平坦部
13B 円筒部
14 端子
15 コイル線
16 孔
17 中継部材
18 引出線
19 接触防止材
20 スペーサ
21 ダンパ
22 接続部
Claims (7)
- コイルが外側に巻回され、振動板に接続されるボイスコイルボビンと、
前記コイルにより前記ボイスコイルボビンを駆動する磁気回路と、
前記コイルと電気的に接続され、前記ボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側へ引き出される引出線とを有し、該引出線は、前記ボイスコイルボビン内でボイスコイルボビンの駆動に応じて変位可能に設けられることを特徴とするスピーカ。 - 前記引出線は2本あり、前記ボイスコイルボビンの対向した位置から夫々1本引き出されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
- 前記ボイスコイルボビン内に位置する前記磁気回路上に配置される端子を有し、
前記端子は、前記引出線が前記ボイスコイルボビンから引き出される位置に対して対向する前記磁気回路上の位置に夫々配置されることを特徴とする請求項2に記載のスピーカ。 - 前記引出線と前記端子との接触を防止する接触防止材を前記ボイスコイルボビン内に設けることを特徴とする請求項3に記載のスピーカ。
- 前記引出線は、前記ボイスコイルボビンの内側に沿って配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスピーカ。
- 前記引出線は、導電性を有する伸縮部材で構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスピーカ。
- スピーカと、該スピーカを収容するスピーカボックスとを具備し、
前記スピーカは、前記スピーカボックスに固定されるフレームと、
コイルが外側に巻回され、振動板に接続されるボイスコイルボビンと、
前記コイルにより前記ボイスコイルボビンを駆動する磁気回路と、
前記コイルと電気的に接続され、前記ボイスコイルボビンと振動板との接続部よりも磁気回路側のボイスコイルボビン側面から内側へ引き出される引出線とを有し、
該引出線は、前記ボイスコイルボビン内でボイスコイルボビンの駆動に応じて変位可能に設けられることを特徴とするスピーカシステム。
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---|---|---|---|
JP2006300858A JP2008118477A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | スピーカ、及びスピーカシステム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014187712A (ja) * | 2014-06-04 | 2014-10-02 | Genelec Oy | 駆動ユニットのリッツ線を配線するための配線構成及び配線構成を備えた駆動ユニット |
CN114524112A (zh) * | 2022-03-11 | 2022-05-24 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种航天器防尘罩及其制作方法和使用方法 |
-
2006
- 2006-11-06 JP JP2006300858A patent/JP2008118477A/ja not_active Withdrawn
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US9020178B2 (en) | 2009-12-17 | 2015-04-28 | Genelec Oy | Drive unit mounting arrangement and loudspeaker |
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