JP2005269334A - スピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スピーカ装置の薄型化を図ることが可能な連結部材の構造等を提供する。
【解決手段】 スピーカ装置は、振動板の内周縁部を支持する溝を有する連結部材を備えている。この溝は、円筒部の外周壁の上端近傍に形成されていると共に、その円筒部の外周壁の周方向に沿って形成されている。この溝内には、接着剤が塗布されており、且つ振動板の内周縁部が嵌め込まれている。このため、振動板の内周縁部は溝に確実に固定されている。かかる構造により、振動板の内周縁部の近傍は、連結部材の上端面の上方や下端面近傍に配置されることなく、その上端面と略同じ高さに配置される。よって、振動板の内周縁部近傍を薄型化でき、スピーカ装置の薄型化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スピーカ装置における振動板の支持構造等に関する。
従来より、平板状のマグネット、平板状のプレート及びツボ型ヨークを含む磁気回路と、入力端子と接続された錦糸線、コーン型振動板、ダンパー、樹脂材料からなる連結部材、ボイスコイル、ボイスコイルボビン及びフレームを含む振動系とを備える内磁型のスピーカ装置が知られている。
そのようなスピーカ装置において、連結部材はボイスコイルボビンを移動自在に支持している。この連結部材は、ボイスコイルボビンの外周壁と対向する位置に、略円筒状の形状をなす円筒部を有している。ダンパー及びコーン型振動板の各内周縁部は、円筒部の外周壁の下端近傍に接着剤を介して固着している。
しかしながら、上記のスピーカ装置では、コーン型振動板のキャップがボイスコイルボビンの上端面を覆う構造であるため、その上面とキャップとの間に空間が形成される。このため、そのキャップがネックとなって当該部分の薄型化を図ることができなかった。その結果、スピーカ装置全体の薄型化を図るのには限界が生じていた。
また、この種のスピーカ装置として、振動板の内周縁部が、連結部材ではなく、その上方に位置するボイスコイルボビンの外周壁の上端部に取り付けられたスピーカ装置が知られている。かかるスピーカ装置では、振動板の内周縁部と連結部材の上端部との間に空間が形成される。このため、振動板の内周縁部付近の薄型化を図ることができなかった。その結果、上記のスピーカ装置と同様に、スピーカ装置全体の薄型化を図るのには限界が生じていた。
なお、配線構造及び配線作業を簡略化できて配線の自動化等を可能にするコアキシャルスピーカが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平10−341491号公報
本発明が解決しようとする課題としては、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、スピーカ装置の薄型化を図ることが可能な連結部材の構造等を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカ装置であって、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、前記連結部材に固定された振動板と、を備え、前記連結部材の外周壁の上端近傍には周方向に沿って溝が形成されており、前記振動板の内周縁部は、前記溝内に塗布された接着剤により前記連結部材に固着していることを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、スピーカ装置は、フレームと、外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、前記連結部材に固定された振動板と、を備え、前記連結部材の外周壁の上端近傍には周方向に沿って溝が形成されており、前記振動板の内周縁部は、前記溝内に塗布された接着剤により前記連結部材に固着している。
上記のスピーカ装置では、連結部材の外周壁の上端近傍の周方向に沿って溝が形成されている。振動板の内周縁部は、その溝内に塗布された接着剤により連結部材に固着している。このため、振動板の内周縁部の近傍は、連結部材の上端面の上方や下端面近傍に配置されなくなり、その上端面と略同じ高さに配置される。よって、振動板の内周縁部近傍を薄型化でき、スピーカ装置の薄型化を図ることができる。
好適な例では、前記振動板の内周縁部は放音側と逆側に折り曲げられた部分を有し、前記折り曲げられた部分が前記溝内に挿入されている。これにより、接着剤が固化する間に振動板の内周縁部が溝から外れることが防止でき、確実に振動板を連結部材に固定することが可能となる。
上記のスピーカ装置の一態様では、錦糸線と、ボイスコイルから引き出されたリード線と、を備え、前記振動板の内周縁部の近傍には、前記錦糸線を通すための複数の孔が形成されており、前記錦糸線が前記複数の孔に通された状態で、前記錦糸線の端部近傍は前記振動板の上面に露出していると共に、前記錦糸線の前記端部近傍は、前記振動板の前記上面にて前記リード線の端部近傍と電気的に接続されている。
この態様によれば、振動板の内周縁部近傍の上面にて、錦糸線の端部近傍とリード線の端部近傍とを電気的に接続することができる。なお、それらの電気的な接続は、例えば、半田付けにより行うことができる。振動板は連結部材の溝内の接着剤により安定的に連結部材に固定されているので、振動板の上面にて錦糸線とリード線とを電気的に接続する作業を確実に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。本実施例は、連結部材の上端近傍に溝を形成して、その溝にて振動板の内周縁部を固定するこれにより、振動板の内周縁近傍の薄型化を図り、スピーカ装置の薄型化を図る。
図1に、本発明の実施例に係るスピーカ装置400の概略構成を模式的に示す。なお、本実施例のスピーカ装置400は車載用スピーカとして好適に用いることができる。図1は、スピーカ装置400の中心軸を含む平面を切断したときの断面図を示している。以下、図1を参照して、本実施例のスピーカ装置400の構成等について説明する。
スピーカ装置400は、図1に示すように、主として、フレーム10、支持部材9、ボイスコイルボビン3、連結部材8、ダンパー2、端子部材22、振動板1、錦糸線201、及びボイスコイル4を有する振動系12と、ツボ型ヨーク5、マグネット6及びプレート7を有する磁気回路系11と、防塵キャップ31と、その他各種の部材を備えている。
先ず、振動系12の各構成要素について説明する。
フレーム10には、スピーカ装置400の様々な構成要素が固定され、それらの構成要素を支持する役目を担う。フレーム10は、熱伝導性の良好な金属材料により作製されている。このため、フレーム10は、スピーカ装置400の外部空間とその内部空間との間で熱の授受を行う媒体としての機能を有する。フレーム10は、上方に開いた鍋状又はつぼ状の形状をなし、上部に形成された振動板1の外周縁部等を支持する第1のフランジ部10aと、中央部に形成された支持部材9を支持する第2のフランジ部10bと、内周縁部に形成された開口10cと、第1のフランジ部10aと第2のフランジ部10bとの間の側壁に形成された複数の開口10dとを有する。開口10cは、その内周縁部の周方向に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各開口10cには、後述するツボ型ヨーク5の変形前の各凸部51cが挿入される。
支持部材9は、例えば、樹脂材料からなり、平面視すると略環状の形状をなす。支持部材9は、断面視すると階段状の形状をなし、上面9a及び上面9bを有する。支持部材9は、例えば、雄ねじやボルトなどの固定部材61を通じて、第2のフランジ部10bに取り付けられる。
ボイスコイルボビン3は、略円筒状の形状をなしている。ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁には、ボイスコイル4が巻かれている。また、ボイスコイルボビン3の下端部の内周壁は、平板状のマグネット6及びプレート7の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。さらに、ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁は、ポールピース5の上端部の外周壁と一定の間隔を隔てて対向している。そして、ポールピース5の上端部の内周壁と、プレート8の外周壁との間に空隙(磁気ギャップ20)が形成されている。
連結部材8は、例えば、樹脂材料からなり、略円筒状の形状をなす円筒部8aと、その円筒部8aの上端から内側に屈曲してなる屈曲部8bとを有し、それらが一体的に形成されてなる。連結部材8の内周縁部、即ち、屈曲部8bの内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。なお、本発明の特徴をなす連結部材8の構造等については後述する。
ダンパー2は、複数設けられている。複数のダンパーのうち、下側に配置された下側ダンパーの外周縁部は、支持部材9の上面9bに接着剤を介して固着していると共に、下側ダンパーの内周縁部は、連結部材8の下端部に接着剤71を介して固着している。一方、上側に配置された上側ダンパーの外周縁部は、支持部材9の上面9aに接着剤を介して固着していると共に、上側ダンパーの内周縁部は、連結部材8の下端近傍に接着剤71を介して固着している。
端子部材22は、導電性を有する金属などの部材であり、複数設けられている。各端子部材22は、支持部材9の上面9aに固定されている。各端子部材22の一端は、後述する錦糸線201と電気的に接続されていると共に、各端子部材22の他端は、図示しないアンプ側の中継配線と電気的に接続されている。
振動板1は、略平板状の形状をなしている。振動板1には、各種の用途に応じ、紙系、高分子系、金属系などの各種の材料を適用することができる。振動板1の外周縁部には、別体のエッジ部1aが取り付けられている。また、振動板1の内周縁部1bは、放音側と逆側に折り曲げられている。さらに、振動板1の内周縁部1bの近傍には、複数の孔1c(図4参照)が形成されている。各孔には、錦糸線201が通される。振動板1の外周縁部は、第1のフランジ部10aに固着している。一方、振動板1の内周縁部1bは連結部材8の上端近傍に固着しているが、この点については後述する。
錦糸線201は、導電性を有する部材からなり、複数設けられている。各錦糸線201の一端は、各端子部材22と図示しない半田を介して電気的に接続されている。一方、各錦糸線201の他端は、振動板1に形成された孔を通じて、振動板1の下面側からその上面側へ抜け、さらに再度その下面側へと縫い付けられるように通されている。
ボイスコイル4は、1組のプラス/マイナスのリード線4aを有している。プラス側のリード線はL(又はR)チャンネル信号の入力配線であり、マイナス側のリード線はグランド(GND:接地)信号の入力配線である。各リード線4aは、ボイスコイルボビン3の外周壁、及び連結部材8の屈曲部8bの上面に沿って引き回され、さらに振動板1の上面側の内周縁近傍まで引き回されている。そして、各リード線4aは、錦糸線201の他端と半田を介して電気的に接続されている。このため、ボイスコイル4には、各端子部材22、各錦糸線201及び各リード線4aを介して、アンプ側から1チャンネル分の電気信号が入力される。
次に、磁気回路系11の各構成要素について説明する。
磁気回路系11は、内磁型の磁気回路として構成されている。本磁気回路は、ツボ型ヨーク5と、平板状のマグネット6と、平板状のプレート7とを有している。
ツボ型ヨーク5は、本体部51と底部52とを有し、それらが結合されてなる。また、ツボ型ヨーク5は、フレーム10に取り付けられる。
本体部51は、円筒部51aと、フランジ部51bと、そのフランジ部51bの上面から上方に突出する凸部51cとを有し、それらが一体的に形成されてなる。円筒部51aは略円筒状をなす。円筒部51aは、フランジ部51bの内周近傍からプレート7の近傍位置まで上方に延び出てなる。フランジ部51bは、円筒部51aの外周壁の下端近傍から略垂直に外側方向に延び出てなる。フランジ部51bの上面には、フレーム10の内周縁部が取り付けられる。凸部51cは、円柱状の形状をなし、フランジ部51bの上面に一定の間隔を隔てて複数形成されている。各凸部51cは、カシメられることによりフレーム10の内周縁部を固定する役割を果たす。
底部52は、略凹形状を逆にした断面形状をなし、平板状のマグネット6、及び平板状のプレート7の直径と略同様の大きさをなす載置部52aを有する。底部52の外周縁部は、本体部51に結合されている。
平板状のマグネット6は、ツボ型ヨーク5の底部52の載置部52a上に固着している。平板状のプレート7は、そのマグネット6上に固着している。磁気回路系11では、マグネット6及びプレート7により磁気回路を構成し、プレート7の外周壁とツボ型ヨーク5の内周壁との間に形成される磁気ギャップ20にマグネット6の磁束を集中させている。
防塵キャップ31は、ボイスコイルボビン3の上面を塞ぐように、そのボイスコイルボビン3の上端部に接着剤を介して取り付けられている。これにより、防塵キャップ31は、異物などがスピーカ装置400内部へ侵入するのを防止する機能を有する。
次に、各種の構成部材について説明する。
各種の構成部材には、パッキン13及び緩衝部材14などの部材が含まれる。
パッキン13は、環状の形状をなし、絶縁性を有する部材である。パッキン13の材料としては、例えば、樹脂材料が好適である。パッキン13の下面は、第1のフランジ部10a、及びエッジ部1aの外周縁部に夫々固着している。これにより、振動板1及びエッジ部1aの外周縁部は、パッキン13と第1のフランジ部10aとにより挟持されている。
緩衝部材14は、例えば、スピーカ装置400を車両の所定位置に取り付ける際の緩衝材としての機能を有するとともに、外部からの振動がスピーカ装置400の本体に伝達するのを防止する機能などを有する。このため、緩衝部材14の材料としては、例えば、クッション性のあるスポンジなどの部材が好適である。また、緩衝部材14は、取付前の状態では棒状をなし、片面に接着剤が塗布、又は両面テープが貼り付けてある。緩衝部材14は、環状に変形された状態で、その接着剤又は両面テープを介してパッキン13の上面に貼り付けられている。
以上に述べたスピーカ装置400において、アンプ側から出力された電気信号は、各端子部22、各錦糸線201、及びボイスコイル4の各リード線4aを介してボイスコイル4へ供給される。これにより、磁気ギャップ20内でボイスコイル4に駆動力が発生し、振動板1をスピーカ装置400の軸方向に振動させる。こうして、スピーカ装置400は、矢印60の方向に音波を放射する。
[振動板を支持する連結部材の構造]
次に、図2及び図3を参照して、振動板1の内周縁部1bを支持すると共に、その内周縁部1b付近の薄型化を図ることのできる連結部材8の構造等について説明する。図2は、本発明の特徴をなす連結部材8の断面図を示す。図3は、図1に示す領域E5付近を拡大した断面図を示す。
連結部材8の基本的な構成は、上述した通りである。特に、本発明の特徴をなす連結部材8は、図2に示すように、溝8uを有している。この溝8uは、円筒部8aの外周壁の上端近傍に形成されていると共に、その円筒部8aの外周壁の周方向に沿って形成されている。この溝8u内には、接着剤71が塗布された後に振動板1の内周縁部が嵌め込まれる。そして、その接着剤71が乾燥することにより、振動板1の内周縁部1bは、その溝8uに確実に固定される。図3は、振動板1の内周縁部1bがその溝8uに固定された状態を示している。
[錦糸線とリード線の接続構造]
次に、図3及び図4を参照して、錦糸線201とリード線4aの接続構造について述べる。図4は、図1に示す領域E5付近を振動板1の上面側から観察したときの拡大平面図を示す。
図4に示すように、振動板1の内周縁部1bの近傍には、複数の孔1cが形成されている。各孔1cには、上記したように、各錦糸線201が縫い付けられるように通される。具体的には、各錦糸線201は、振動板1の下面側から一組の孔1cうち一方の孔1cに通されて振動板1の上面側へと引き出され、さらにその引き出された各錦糸線201が他方の孔1cに通されて再び振動板1の下面側へと通されている。これにより、各錦糸線201の端部近傍の一部が振動板1の上面にて露出した状態となっている。
一方、ボイスコイル4から引き出された各リード線4aは、図3及び図4に示すように、ボイスコイルボビン3の外周壁、及び連結部材8の屈曲部8bの上面に沿って引き回され、さらに振動板1の上面に露出している錦糸線201の近傍位置まで引き回されている。そして、各リード線4aは各錦糸線201上を跨っており、各リード線4aと各錦糸線201とが交差する部分に半田200により半田付けがされている。こうして、各リード線4aと各錦糸線201とは電気的に接続されている。
以上述べたように、振動板1の内周縁部1bは、接着剤71を介して連結部材8の溝8uに固定されている。このため、振動板1の内周縁部1bの近傍は、連結部材8の上端面の上方や下端面近傍に配置されることなく、その上端面と略同じ高さに配置される。よって、振動板1の内周縁部1b近傍を薄型化でき、スピーカ装置400の薄型化を図ることができる。
また、各錦糸線201と各リード線4aとは、振動板1の上面にて半田200を介して電気的に接続されている。上述のように、振動板1は連結部材8の溝8u内にて接着され、安定的に固定されているので、振動板の上面で錦糸線201とリード線4aを半田付け等により接続する作業を確実に行うことができる。
本発明の実施例に係るスピーカ装置の断面図を示す。 本実施例に係る連結部材の断面図を示す。 振動板の内周縁部付近を拡大した断面図を示す。 振動板の内周縁部付近を拡大した平面図を示す。
符号の説明
1 振動板
1b 内周縁部
4 ボイスコイル
4a リード線
8 連結部材
8a 円筒部
8b 屈曲部
8u 溝
71 接着剤
200 半田
201 錦糸線
400 スピーカ装置

Claims (3)

  1. フレームと、
    外周縁部が前記フレームにより支持されたダンパーと、
    前記ダンパーに取り付けられ、ボイスコイルボビンを移動自在に支持する連結部材と、
    前記連結部材に固定された振動板と、を備え、
    前記連結部材の外周壁の上端近傍には周方向に沿って溝が形成されており、
    前記振動板の内周縁部は、前記溝内に塗布された接着剤により前記連結部材に固着していることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記振動板の内周縁部は放音側と逆側に折り曲げられた部分を有し、前記折り曲げられた部分が前記溝内に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 錦糸線と、
    ボイスコイルから引き出されたリード線と、を備え、
    前記振動板の内周縁部の近傍には、前記錦糸線を通すための複数の孔が形成されており、
    前記錦糸線が前記複数の孔に通された状態で、前記錦糸線の端部近傍は前記振動板の上面に露出していると共に、前記錦糸線の前記端部近傍は、前記振動板の前記上面にて前記リード線の端部近傍と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
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