JP5181525B2 - ダンパ及びこのダンパを具備した車両用シート - Google Patents

ダンパ及びこのダンパを具備した車両用シート Download PDF

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Description

本発明は、衝撃を緩衝するダンパ、特に、車両において追突された時等に後方からの衝撃を受けて慣性により着座者が後方に移動する際に前方移動して着座者の頭部を支持するヘッドレストを有した車両用シートに好適なダンパ及び斯かるダンパを具備した車両用シートに関する。
特開平10−181403号公報 特開平10−119619号公報 特開平11−268566号公報 特開2003−81044号公報 特開2003−176844号公報 特開2005−225334号公報 特開2006−82772号公報 特開2006−88875号公報
車両において、追突された時等に着座者の頭部を拘束するためにヘッドレストを前方に移動させるようにした車両用シートが提案されている。
ところで、斯かる車両用シートに使用される衝撃を和らげるダンパには、低速時の追突では、衝撃を与えないようにして頭部を支持するべく柔らかに追突による衝撃を緩衝し、高速時の追突では、頭部を確実に支持するべく硬くなって追突による衝撃を緩衝するように、追突時における衝撃の大きさに応じた硬さをもって衝撃を緩衝することが要求される。
本発明は上記諸点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、衝撃の小さい場合には、柔らかに衝撃を吸収し、衝撃の大きい場合には、硬くなって衝撃被吸収体、例えば頭部を確実に保持できるダンパを提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、追突された時等とそうでない時とを的確に識別して追突された時等のみにヘッドレストを前方に確実に移動させることができ、しかも、背凭れ等にコンパクトに設置できる車両用シートを提供することにある。
本発明のダンパは、容器と、容器内を粘性流体を収容する二つの収容室に区画すると共に容器の軸心の周りで容器と共に回転する一方、容器の軸心方向に可動な区画部材と、容器に対して容器の軸心の周りでの相対的な回転入力により区画部材に軸心方向の一方の方向への移動力を回転入力の回転速度に応じた移動速度となるように与える移動力付与手段と、区画部材を軸心方向の他方の方向に弾性的に付勢する弾性手段と、容器内の二つの収容室を相互に連通するように区画部材に形成された貫通孔と、容器内の二つの収容室に収容された粘性流体の貫通孔を介する二つの収容室間の相互の流動を許容するように軸心方向の一方の方向に弾性的に付勢されていると共に軸心方向の一方の方向への区画部材の移動に基づく軸心方向の一方の方向における収容室に収容された粘性流体の一定値を超える内圧の発生では貫通孔を介する軸心方向の一方の方向における収容室の粘性流体の軸心方向の他方の方向における収容室への流動を、当該流動を許容する軸心方向の一方の方向の弾性的な付勢に抗して制限する許容・制限部材とを具備している。
斯かるダンパによれば、一定値を越えない低速な回転入力の場合には、区画部材は、一定値を越えない低速で軸心方向の一方の方向に移動されて、容器の軸心方向の一方の方向における収容室に収容された粘性流体の内圧は、一定値を越えないために、一方の方向における収容室に収容された粘性流体は、貫通孔を介して他方の方向における収容室に流動される結果、生じる減衰力、換言すれば、回転入力に対する反力は、粘性流体が貫通孔を流動する場合の流動抵抗に基づく大きさとなり、一定値を超える高速な回転入力の場合には、区画部材は、一定値を超える高速で軸心方向の一方の方向に移動されて、容器の軸心方向の一方の方向における収容室に収容された粘性流体の内圧は、一定値を超えるために、一方の方向における収容室に収容された粘性流体の貫通孔を介する他方の方向における収容室への流動は、禁止される結果、生じる減衰力、換言すれば、回転入力に対する反力は、一方の方向における収容室における粘性流体の圧縮抵抗に基づく大きさとなり、而して、衝撃の小さい場合となる一定値を越えない低速の回転入力の場合には、柔らかに衝撃を吸収し、衝撃の大きい場合となる一定値を超える高速の回転入力の場合には、硬くなって被吸収体を確実に保持できる。
移動力付与手段は、好ましい例では、容器内に回転自在に配された回転自在部材と、この回転自在部材の軸心方向の一方の端面及び当該一方の端面に対面する区画部材の軸心方向の一方の端面間に形成されていると共に軸心方向に対して傾斜した傾斜面を有した傾斜面手段とを具備しており、斯かる移動力付与手段では、傾斜面手段は、回転自在部材の一方の端面に一体的に軸心方向の一方の方向に突出して形成されていると共に軸心の周りの方向に配列された複数の回転自在部材突起と、区画部材の一方の端面に一体的に軸心方向の他方の方向に突出して形成されていると共に回転自在部材突起と噛合うように軸心の周りの方向に配列された複数の区画部材突起とを具備していてもよく、斯かる傾斜面手段の場合には、傾斜面は、互いに滑り接触するように回転自在部材突起及び区画部材突起の夫々に形成されている。
許容・制限部材は、好ましい例では、区画部材の軸心方向の他方の端面において貫通孔の軸心方向の一方の開口端に対面していると共に軸心方向に可動に配されている蓋部を有しており、この場合において、許容・制限部材は、蓋部に一体的に軸心方向の他方の方向に突出して形成されていると共に貫通孔に軸心方向に可動に嵌入されている少なくとも一対の互いに離間した突部を具備していてもよく、いずれにしても、ダンパは、蓋部を軸心方向の一方の方向に付勢する弾性手段を具備しているとよい。
蓋部を軸心方向の一方の方向に付勢する弾性手段としては、蓋部の軸心方向の一方の端面と区画部材の軸心方向の他方の端面との間に配されたコイルばねを有していても、これに代えて又はこれと共に、突部に一体的に形成されている係合突起と、この係合突起に係合すると共に貫通孔において区画部材に一体的に形成されている被係合突起とを有して、区画部材に対する係合突起の軸心方向の他方の方向への移動において係合突起の被係合突起への乗り上げによる突部の弾性変形で蓋部を軸心方向の一方の方向に付勢するようになっている弾性変形発生手段を有していてもよい。
本発明に用いる粘性流体としては、100から1000cstのシリコン油が好適であるが、これに限定されない。
本発明の車両用シートは、車両の背凭れと、この背凭れに車両の前方に移動自在に支持されたヘッドレストと、このヘッドレストを前方に移動付勢する移動付勢手段と、ヘッドレストの前方への移動を禁止する禁止機構と、この禁止機構によるヘッドレストの前方への移動禁止を背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度で解除させる解除手段とを具備しており、解除手段は、背凭れの背受部に加わる荷重を回転力に変換する荷重−回転変換機構と、背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度に基づく力を禁止機構に伝達する伝達機構とを有しており、伝達機構は、上記のいずれかの態様のダンパを有しており、ダンパの容器及び区画部材のうちの一方は、荷重−回転変換機構からの回転力を回転入力として受けるべく荷重−回転変換機構に連結されており、ダンパの容器及び区画部材のうちの他方は、背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度に基づく力を禁止機構に伝達するべく、当該禁止機構に連結されている。
本発明の車両用シートによれば、禁止機構によるヘッドレストの前方への移動禁止を背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える速度で解除させる解除手段が背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える速度に基づく力を禁止機構に伝達する伝達機構を有しているので、追突された時等とそうでない時とを的確に識別して追突された時等のみにヘッドレストを確実に前方に移動させることができる上に、しかも、背凭れ等にコンパクトに設置できる。
本発明の車両用シートにおいては、荷重−回転変換機構は、背凭れのフレームに回動自在に支持されていると共に背凭れの背受部に配された荷重受板を具備していててもよい。
ヘッドレストは、背凭れに前方に回動又は直動自在に支持されており、移動付勢手段は、ヘッドレストを前方に回動又は直動付勢するようになっており、禁止機構は、ヘッドレストの前方への回動又は直動を禁止するようになっていてもよい。
本発明によれば、衝撃の小さい場合には、柔らかに衝撃を吸収し、衝撃の大きい場合には、硬くなって衝撃被吸収体、例えば頭部を確実に保持できるダンパを提供することができ、また、追突された時等とそうでない時とを的確に識別して追突された時等のみにヘッドレストを前方に確実に移動させることができ、しかも、背凭れ等にコンパクトに設置できる車両用シートを提供することができる。
次に、本発明及びその実施の形態を、図に示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に何等限定されないのである。
図1から図13において、本例のダンパ1は、容器2と、容器2内を粘性流体3を収容する二つの収容室4及び5に区画すると共に容器2の軸心Oの周りで容器2と共にR方向に回転する一方、容器2の軸心方向Aに可動な区画部材6と、容器2に対して軸心Oの周りでの相対的なR方向における一方の方向であるR1方向の回転入力により区画部材6に軸心方向Aの一方の方向であるA1方向への移動力を回転入力の回転速度に応じた移動速度となるように与える移動力付与手段7と、区画部材6を軸心方向Aの他方の方向であるA2方向に弾性的に付勢する弾性手段8と、容器2内の二つの収容室4及び5を相互に連通するように区画部材6に形成された貫通孔9と、容器2内の二つの収容室4及び5に収容された粘性流体3の貫通孔9を介する二つの収容室4及び5間の相互の流動を許容するようにA1方向に弾性的に付勢されていると共にA1方向への区画部材6の移動に基づくA1方向における収容室4に収容された粘性流体3の一定値を超える内圧の発生では貫通孔9を介する収容室4の粘性流体3のA2方向における収容室5への流動を、当該流動を許容するA1方向の弾性的な付勢に抗して制限する許容・制限部材10とを具備している。
容器2は、軸心方向Aの一端に内径側鍔部21を、その他端に外径側鍔部22を夫々一体的に有する円筒部23と、円筒部23の外径側鍔部22がリベット又はねじ24により固着されていると共に軸心方向Aの一方の端面25にA2方向に突出した複数、本例では三個の半円筒状の突起26を夫々一体的に有するアーム部27付の閉鎖部材28とを具備している。
外径側鍔部22の軸心方向Aの一方の端面29には、端面25に弾性的に接触するOリング30を収容する環状溝31が形成されており、複数の突起26は、R方向において等角度間隔をもって配列されている。
区画部材6は、図4から図6に特に詳細に示すように、円筒部23の円筒状の内周面32に軸心方向Aに移動自在に接触する円筒状の外周面33を有する大径の円環状本体34と、円環状本体34の軸心方向Aの一方の端面35の中央部から一体的にA1方向に突出した小径の円環状部36と、円環状本体34の端面35の外縁から一体的にA1方向に突出していると共に複数の突起26にR方向において隙間なく噛合うようにR方向において等角度間隔をもって配列されている複数、本例では三個の半円筒状の突起37とを一体的に具備している。
円環状本体34は、内周面32に弾性的に接触するOリング38が装着される環状溝39aを外周面33に有しており、円環状本体34及び円環状部36には、円環状部36の軸心方向Aの一方の端面39で開口する環状溝40が形成されている。
区画部材6は、突起37の突起26への噛合いにより容器2に対して軸心方向Aに可動である一方、R方向において不動に、言い換えると、容器2に対してR方向に回転しないようにして容器2内に配されており、容器2の閉鎖部材28と協同して容器2内の収容室4を区画している。
移動力付与手段7は、図6から図8並びに図9から図11に特に示すように、容器2内にR方向に回転自在に配された回転自在部材41と、回転自在部材41の軸心方向Aの一方の端面42及び当該一方の端面42に対面する区画部材6の軸心方向Aの他方の端面43間に形成されていると共に軸心方向Aに対して角度θをもって傾斜した複数、本例では夫々三個の傾斜面44及び45を有した傾斜面手段46とを具備している。
回転自在部材41は、図9から図11に特に示すように、円筒部23の円筒状の内周面32にR方向に回転自在に接触する円筒状の外周面51を有する大径の円環状本体52と、円環状本体52の軸心方向Aの他方の端面53の中央部から一体的にA2方向に突出していると共に内径側鍔部21の円筒状の内周面54にR方向に回転自在に接触する円筒状の外周面55を有する小径の円環状部56とを具備しており、回転自在部材41は、区画部材6と協同して容器2内の収容室5を区画している共に端面53で内径側鍔部21にR方向に回転自在に接触してA2方向に移動されないようになっている。
円環状本体52及び円環状部56の中央部の六角形の有底溝57に、断面六角形の回転軸58が嵌着されるようになっており、容器2に対して軸心Oの周りでの相対的なR方向の回転入力は、回転軸58により回転自在部材41に付加されるようになっている。
傾斜面手段46は、図6から図8並びに図9から図11に特に示すように、回転自在部材41の一方の端面42に一体的にA1方向に突出して形成されていると共に軸心Oの周りに等角度間隔で配列された複数、本例では三個の回転自在部材突起61と、区画部材6の他方の端面43に一体的にA2方向に突出して形成されていると共に回転自在部材突起61と噛合うように軸心Oの周りに等角度間隔で配列された複数、本例では三個の区画部材突起62とを具備している。
各回転自在部材突起61は、軸心方向Aに対して直交する頂面65と、頂面65から角度θをもってR方向の一方の方向であるR1方向(図10において時計周りの方向)に伸びて端面42で終端した傾斜面44とを有しており、各区画部材突起62は、軸心方向Aに対して直交する頂面66と、頂面66から角度θをもってR方向の他方の方向であるR2方向(図7において時計周りの方向)に伸びて端面43で終端した傾斜面45とを有しており、各頂面65は、端面43に接触するようになっており、各傾斜面44は、対応の各傾斜面45に滑り接触するようになっており、各頂面66は、端面42に接触するようになっており、こうして、傾斜面44及び45は、互いに滑り接触するように回転自在部材突起61及び区画部材突起62の夫々に形成されている。
移動力付与手段7は、回転軸58からのR1方向の回転入力で回転自在部材41が同じくR1方向に回転されると、図14に示すように、R1方向に回転する各傾斜面44で各傾斜面45に滑りながら各傾斜面45をA1方向に押し付けて区画部材6を弾性手段8からの弾性力に抗してA1方向に移動させる一方、回転軸58からのR1方向の回転入力が解除されると、区画部材6を介する弾性手段8からの弾性力により各傾斜面45が各傾斜面44にA2方向に押し付けられ、これにより各傾斜面44が各傾斜面45に滑りながらR2方向に回転する結果、図2に示すように、各頂面65が端面43に、各頂面66が端面42に夫々接触して区画部材6がもとの移動位置に、回転自在部材41がもとの回転位置に復帰され、こうして、容器2に対して軸心Oの周りでの相対的なR1方向の回転入力により区画部材6にA1方向への移動力を回転入力のR1方向の回転速度に応じた移動速度となるように与えるようになっている。
弾性手段8は、閉鎖部材28の端面25と円環状本体34の端面35との間に、各端部でこれらに接触して圧縮して、しかも、円環状部36を囲繞して配されたコイルばね71を有しており、コイルばね71の弾性力により円環状本体34をA2方向に付勢して移動力付与手段7の回転自在部材41に回転復帰力を与えている。
円環状本体34及び円環状部36の中央にこれらを貫通して設けられている貫通孔9は、円環状部36の端面39で開口して収容室4に連通した小径の円孔75と、円孔75に連通していると共に円環状本体34の端面43で開口して収容室5に連通した大径の円孔76とを具備している。
許容・制限部材10は、図12及び図13に特に示すように、円環状部36の端面39において円孔75の軸心方向Aの一方の開口端に対面していると共に軸心方向Aに可動に配されている蓋部81と、蓋部81に一体的にA2方向に突出して形成されていると共に円孔75及び円孔76に軸心方向Aに可動に嵌入されている一対の互いに離間した突部82及び83と、突部82及び83の夫々の先端に一体的に形成されていると共に円孔75及び76との間の円環状本体34の環状の段部84に係合するように径方向に突出した係合突起85及び86とを具備しており、許容・制限部材10は、蓋部81で弾性手段87によりA1方向に付勢されている。
蓋部81は、軸心方向Aの一方の端面88と軸心方向Aの他方の端面89とで開口する貫通孔90を有しており、係合突起85及び86は、段部84に係合して突部82及び83の円孔75及び76からのA1方向の抜け出しを防止している。
弾性手段87は、蓋部81の端面89と環状溝40の底面を規定する円環状本体34の底壁面91との間に、各端部でこれらに接触して圧縮されて、しかも、円環状部36を囲繞して配されたコイルばね92を有しており、弾性手段87は、コイルばね92の弾性力により蓋部81の端面89と円環状部36の端面39との間に円孔75に連通する環状隙間93を形成するようになっている。
許容・制限部材10は、収容室5の粘性流体3の内圧に対して収容室4の粘性流体3の内圧がそれ程大きくならない区画部材6のA1方向の緩慢な低速の移動、すなわち、回転軸58からの相対的なR1方向の低速な回転入力では、図14に示すように、コイルばね92の弾性力により環状隙間93を維持して円孔75及び76を介する粘性流体3の収容室4から収容室5への流動を貫通孔90に加えて環状隙間93をもって許容し、区画部材6のA1方向の緩慢な移動には小さな抵抗力を発生させる一方、収容室5の粘性流体3の内圧に対して収容室4の粘性流体3の内圧が極めて大きくなる区画部材6のA1方向の高速移動、すなわち、回転軸58からの相対的なR1方向の高速な回転入力では、収容室4における粘性流体3の内圧に対する蓋部81の端面88及び89での受圧面積の相違でもって、図15に示すように、コイルばね92の弾性力に抗して蓋部81をA2方向に移動させて蓋部81の端面89を円環状部36の端面39に接触させて環状隙間93をなくし、環状隙間93を介する収容室4と収容室5との連通を禁止し、貫通孔90のみにより収容室4と収容室5とを連通させ、円孔75及び76を介する粘性流体3の収容室4から収容室5への流動を貫通孔90のみにより行わせるようにして制限し、区画部材6のA1方向の高速な移動は、大きな抵抗力を発生させる結果、回転軸58からの相対的なR1方向の高速な回転入力による回転自在部材41のA1方向の回転は、区画部材6を介して阻止されるようになっており、而して、回転軸58を回転させる衝撃被吸収体は、確実に保持されることになる。
以上のダンパ1を例えば図16及び図17に示すように車両用シート101に用いてもよい。すなわち、本例の車両用シート101は、車両の床102に前後位置及び傾動位置調整自在に取付けられる座席シート103と、座席シート103に傾動位置調整自在に取付けられた車両の背凭れ104と、背凭れ104に前方に移動自在、本例では前方の方向に回動自在に支持されたヘッドレスト105と、ヘッドレスト105を前方のR3方向に回動付勢する回動付勢手段106と、ヘッドレスト105のR3方向への回動を禁止する禁止機構107と、禁止機構107によるヘッドレスト105のR3方向への移動禁止を背凭れ104に加わる車両の後方への一定値を越える移動速度で解除させる解除手段108とを具備している。
座席シート103を床102に前後位置及び傾動位置調整自在に取付ける取付機構及び背凭れ104を座席シート103に傾動位置調整自在に取付ける取付機構は、公知であるので詳細な説明を省く。
ヘッドレスト105は、ヘッドレスト本体111と、ヘッドレスト本体111に固着されていると共に背凭れ104のフレーム(図示しない)に軸112を介してR3方向に回動自在に支持されている支持部材113とを具備しており、支持部材113は、背凭れ104のフレームに固着されたストッパ114によりR3方向と反対の方向に回動しないようになっている。
移動付勢手段としての回動付勢手段106は、一端が背凭れ104のフレームに固着されていると共に他端が支持部材113に固着されたコイルばね115を具備しており、コイルばね115の弾性力によりヘッドレスト105を常時R3方向に回動付勢している。
禁止機構107は、背凭れ104のフレームに軸116を介してR4方向に回動自在に支持されていると共に支持部材113の先端に当接、係合して支持部材113のR3方向の回動を禁止する鉤部材117と、鉤部材117を支持部材113の先端への当接、係合位置に設定するストッパ118及びコイルばね119とを具備している。
解除手段108は、座席シート103に着座した乗員から背凭れ104の背受部121に加わる荷重により変位される荷重−回転変換機構122と、背凭れ104の背受部121に加わる車両の後方への一定値を越える速度に基づく力を禁止機構107に伝達する一方、背凭れ104の背受部121に加わる一定値以下の速度に基づく力の禁止機構107への伝達を行わない伝達機構123とを有している。
荷重−回転変換機構122は、背凭れ104のフレームに回転自在に支持された回転軸58と、回転軸58に固着されていると共に背凭れ104の背受部121に配された荷重受板125とを具備しており、背凭れ104のフレームに回転軸58を介して回動自在に支持されている荷重受板125は、背凭れ104の背受部121におけるクッション内に埋め込まれている。
伝達機構123は、背凭れ104のフレームに支持された支持軸126に容器2の閉鎖部材28でR5方向に回転自在に支持されたダンパ1と、一端ではダンパ1のアーム部27に連結されていると共に他端では鉤部材117に連結されているワイヤー127とを具備している。
本例のダンパ1では、支持軸126の一端を受容する凹所が閉鎖部材28の他方の端面129に形成されており、斯かる支持軸126及び凹所を介してダンパ1は、背凭れ104のフレームに支持軸126を中心としてR5方向に回転自在に支持されており、断面六角形の回転軸58は、円環状本体52及び円環状部56の中央部の六角形の有底溝57に嵌合されている。
以上の車両用シート101では、座席シート103への乗員の着座で背凭れ104に車両の後方への乗員の通常の荷重が付加される場合又は座席シート103に着座した乗員への車両の通常の加速による背凭れ104への車両の後方への乗員の荷重の追加の場合においては、背凭れ104へのこれらの荷重は一定値以下の速度をもって緩慢になされる結果、乗員の斯かる荷重を受ける荷重受板125は、回転軸58を中心としてR5方向において緩慢に回動される。荷重受板125のこの緩慢な回動は、貫通孔90に加えて環状隙間93を介しての粘性流体3の収容室4から収容室5へのゆっくりとした流動を生じさせる結果、荷重受板125、延いては背凭れ104は適度な緩衝を受けることになる一方、荷重受板125の斯かる緩慢な回動では、傾斜面手段46により回転自在部材41が区画部材6に対してR1方向に空転されることになって回転自在部材41と容器2とがR1方向の回転に関して非連結状態とされる結果、支持部材113の先端への当接、係合を解除するような鉤部材117のR4方向の回動を生じさせる引張力が容器2を介してワイヤー127に生じなく、禁止機構107はヘッドレスト105の前方のR3方向の回動を禁止し、ヘッドレスト105は通常の位置に維持される。
また車両用シート101では、追突されて座席シート103に着座した乗員に後方への一定値を越える大きな速度が生じて、荷重受板125が急激に回転軸58を中心としてR1方向に回動されると、R1方向の回転軸58のこの一定値を越える速度の回転は、円孔75及び76を介する粘性流体3の収容室4から収容室5への流動を制限する結果、回転自在部材41と容器2とは区画部材6を介してR1方向の回転に関して連結状態とされる結果、斯かるR1方向の回転軸58の一定値を越える速度の回転は、回転自在部材41及び区画部材6を介して容器2に支持軸126を中心としたR1方向の回転を生じさせ、而して、支持部材113の先端への当接、係合を解除するような鉤部材117の回動を生じさせる引張力がワイヤー127に生じ、禁止機構107の鉤部材117は、支持部材113の先端への当接、係合を解除するように軸116を中心としてR4方向と逆に回動され、ヘッドレスト105は、コイルばね115に付勢されて乗員の頭部を保持するようにR3方向に回動される。
このように車両用シート101では、禁止機構107によるヘッドレスト105の前方のR3方向への回動禁止を背凭れ104に加わる車両の後方への一定値を越える速度に基づく力を禁止機構107に伝達する一方、背凭れ104に加わる一定値以下の速度に基づく力の禁止機構107への伝達を行わない切替機構としてのダンパ1を具備した伝達機構123を有しているので、追突された時等とそうでない時とを的確に識別して追突された時等のみに確実にヘッドレスト105を前方のR3方向に移動させることができる。
上記の車両用シート101の例では、ヘッドレスト105の前方のR3方向への移動後、ヘッドレスト105を強制的にR3方向と逆の方向に回動させ、支持部材113の先端を鉤部材117の傾斜面に摺動させて鉤部材117を逆転させることにより、支持部材113の先端の鉤部材117への当接、係合を復帰させることができる。なお、前記の例では、ワイヤー127を用いたが、これに代えて、歯車機構、ラック−ピニオン機構等を用いてもよい。
また、許容・制限部材10において、弾性手段87にコイルばね92を用いたが、これに代えて又はこれと共に、図18に示すように、弾性手段87を構成してもよい。即ち、図18に示す弾性手段87は、円孔75を規定する円環状本体34及び円環状部36の内周面131に一体的に形成されていると共にA2方向に向かうに従って徐々に内方に突出するように傾斜面132を有する環状の突起133と、突部82及び83の夫々の外周面134及び135に一体的に形成されていると共に傾斜面132と相補的な形状であって傾斜面132に滑り接触した傾斜面136及び137を有した突起138及び139と、突部82及び83の弾性変形特性とを具備しており、斯かる図18に示す弾性手段87では、収容室5の粘性流体3の内圧に対して収容室4の粘性流体3の内圧が極めて大きくなって、蓋部81がA2方向に移動される場合には、図19に示すように、蓋部81のA2方向の移動に従って傾斜面136及び137の傾斜面132への滑り接触移動において突起138及び139が突起133の傾斜面132に案内されて内方であってA2方向に移動されて突部82及び83が内方に弾性変形されて弾性復帰力が蓄えられる一方、収容室5の粘性流体3の内圧に対して収容室4の粘性流体3の内圧が同程度となると、弾性変形された突部82及び83の弾性復帰力で突起138及び139が突起133の傾斜面132に案内されて外方であってA1方向に移動される結果、蓋部81は、A1方向に移動されて元の位置に復帰されるようになっており、本発明では、このように突部82及び83の弾性変形特性を用いて弾性手段87を具体化してもよい。
更に、本発明では、貫通孔90に代えて貫通孔90に加えて、端面39に径方向の溝を設けて貫通孔9と収容室4との連通を行わせてもよく、また、斯かる溝を設けることなしに、しかも、貫通孔90を具備することなしに蓋部81を形成し、環状隙間93でもって収容室5と収容室4との粘性流体3の流動を行わせてもよい。
本発明による実施の形態の好ましい例の側面説明図である。 図1に示す例の側面断面説明図である。 図1に示す例の分解説明図である。 図1に示す例の容器の一部の拡大側面説明図である。 図4に示す容器の一部の右側面説明図である。 図1に示す例の移動力付与手段等の側面説明図である。 図6に示す区画部材及び移動力付与手段の一部の右側面説明図である。 図6に示す区画部材及び移動力付与手段の一部の左側面説明図である。 図1に示す例の移動力付与手段の一部の側面説明図である。 図9に示す移動力付与手段の一部の左側面説明図である。 図9に示す移動力付与手段の一部の右側面説明図である。 図1に示す例の許容・制限部材等の側面断面説明図である。 図2に示すXIII−XIII矢視断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例を車両用シートに用いた例の側面説明図である。 図16に示す例の正面説明図である。 本発明による実施の形態の好ましい他の例の一部の側面断面説明図である。 図18に示す例の動作説明図である。
符号の説明
1 ダンパ
2 容器
3 粘性流体
4、5 収容室
6 区画部材
7 移動力付与手段
8 弾性手段
9 貫通孔
10 許容・制限部材

Claims (8)

  1. 容器と、容器内を粘性流体を収容する二つの収容室に区画すると共に容器の軸心方向に可動となる一方、容器に対してその軸心周りにおいて不動であって且つ当該容器と共に回転するように、容器に噛合っている区画部材と、容器に対して容器の軸心の周りでの相対的な回転入力により区画部材に軸心方向の一方の方向への移動力を回転入力の回転速度に応じた移動速度となるように与える移動力付与手段と、区画部材を軸心方向の他方の方向に弾性的に付勢する弾性手段と、容器内の二つの収容室を相互に連通するように区画部材に形成された貫通孔と、容器内の二つの収容室に収容された粘性流体の貫通孔を介する二つの収容室間の相互の流動を許容するように軸心方向の一方の方向に弾性的に付勢されていると共に軸心方向の一方の方向への区画部材の移動に基づく軸心方向の一方の方向における収容室に収容された粘性流体の一定値を超える内圧の発生では貫通孔を介する軸心方向の一方の方向における収容室の粘性流体の軸心方向の他方の方向における収容室への流動を、当該流動を許容する軸心方向の一方の方向の弾性的な付勢に抗して制限する許容・制限部材とを具備しているダンパ。
  2. 移動力付与手段は、容器内に回転自在に配された回転自在部材と、この回転自在部材の軸心方向の一方の端面及び当該一方の端面に対面する区画部材の軸心方向の一方の端面間に形成されていると共に軸心方向に対して傾斜した傾斜面を有した傾斜面手段とを具備している請求項1に記載のダンパ。
  3. 傾斜面手段は、回転自在部材の一方の端面に一体的に軸心方向の一方の方向に突出して形成されていると共に軸心の周りの方向に配列された複数の回転自在部材突起と、区画部材の一方の端面に一体的に軸心方向の他方の方向に突出して形成されていると共に回転自在部材突起と噛合うように軸心の周りの方向に配列された複数の区画部材突起とを具備しており、傾斜面は、互いに滑り接触するように回転自在部材突起及び区画部材突起の夫々に形成されている請求項2に記載のダンパ。
  4. 許容・制限部材は、区画部材の軸心方向の他方の端面において貫通孔の軸心方向の一方の開口端に対面していると共に軸心方向に可動に配されている蓋部を有しており、ダンパは、蓋部を軸心方向の一方の方向に付勢する弾性手段を具備している請求項1から3のいずれか一項に記載のダンパ。
  5. 許容・制限部材は、蓋部に一体的に軸心方向の他方の方向に突出して形成されていると共に貫通孔に軸心方向に可動に嵌入されている少なくとも一対の互いに離間した突部を具備している請求項4に記載のダンパ。
  6. 車両の背凭れと、この背凭れに車両の前方に移動自在に支持されたヘッドレストと、このヘッドレストを前方に移動付勢する移動付勢手段と、ヘッドレストの前方への移動を禁止する禁止機構と、この禁止機構によるヘッドレストの前方への移動禁止を背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度で解除させる解除手段とを具備しており、解除手段は、背凭れの背受部に加わる荷重を回転力に変換する荷重−回転変換機構と、背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度に基づく力を禁止機構に伝達する伝達機構とを有しており、伝達機構は、請求項1から5のいずれか一項に記載のダンパを有しており、ダンパの容器及び区画部材のうちの一方は、荷重−回転変換機構からの回転力を回転入力として受けるべく荷重−回転変換機構に連結されており、ダンパの容器及び区画部材のうちの他方は、背凭れに加わる車両の後方への一定値を越える移動速度に基づく力を禁止機構に伝達するべく、当該禁止機構に連結されている車両用シート。
  7. 荷重−回転変換機構は、背凭れのフレームに回動自在に支持されていると共に背凭れの背受部に配された荷重受板を具備している請求項6に記載の車両用シート。
  8. ヘッドレストは、背凭れに前方に回動又は直動自在に支持されており、移動付勢手段は、ヘッドレストを前方に回動又は直動付勢するようになっており、禁止機構は、ヘッドレストの前方への回動又は直動を禁止するようになっている請求項6又は7に記載の車両用シート。
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