JP5180762B2 - ウエハの保護膜形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体用ウエハの表面(外部接続用端子等が形成されるアクティブ面やその反対側の面)を保護するために使用されるウエハの保護膜形成方法に関するものである。
略円形状のウエハには方向を確認するための目印として楔状のノッチ(オリフラ)が設けられていると共に、その種類を特定するために品番等が印字されている。この印字は通常レーザーマーキングにより行われているが、ウエハの表面に直接レーザーを照射して印字すると、ウエハが割れてしまうおそれがある。
そこで、レーザーから保護するため、あらかじめウエハの表面に保護膜を形成した後、この保護膜に印字することが行われている。そしてこの保護膜は、液状樹脂を用いてスピンコーターやスクリーン印刷によりウエハの表面に形成されている。
しかし近年、ウエハは大面積化及び薄型化する傾向にあり、液状樹脂では均一な厚みの保護膜を形成するのが困難であって、不均一な厚みの保護膜では反りが発生してしまうという問題がある。
そこで、液状樹脂の代わりに、あらかじめ均一な厚みに形成された樹脂シートを用い、この樹脂シートをウエハの表面に貼り合わせることによって保護膜を形成することが検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、液状樹脂の場合と異なり、樹脂シートを用いる場合には、ノッチの上又は下の部分に樹脂シートが残って保護膜が形成されてしまう。このままではノッチは保護膜で隠れて方向確認の目印として機能しなくなるから、ノッチの部分に残った保護膜を切除する必要がある。
しかし、ノッチは幅が細く設けられているので、カッターの刃を入れることができないという問題があり、仮に薄い刃を用いたとしても、ノッチの形状に沿って綺麗に切断するのは困難であり、さらには切断時に粉落ちが発生する場合もあり、この場合にはクリーンルームを汚染してしまうという問題もある。
特開2007−1266号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、反りの発生を防止しつつ、ウエハのノッチ(オリフラ)部分には保護膜を形成しないで、ノッチ以外の部分には保護膜を形成することができるウエハの保護膜形成方法を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係るウエハの保護膜形成方法は、キャリア材1の表面にエポキシ樹脂及び充填材を含有するエポキシ樹脂組成物を溶剤で希釈したものを塗布し、これを加熱乾燥して半硬化状態のエポキシ樹脂シート2を設けることによって形成されたシート材3の前記エポキシ樹脂シート2を、ノッチ4が設けられたウエハ5の表面に重ねて前記シート材3を貼り合わせる工程と、前記キャリア材1を剥離して前記エポキシ樹脂シート2で前記ウエハ5の表面に保護膜6を形成する工程とを有するウエハの保護膜形成方法であって、前記シート材として、25±2℃の環境下において10mm/分の速度で前記キャリア材1から前記エポキシ樹脂シート2を破断するまで引っ張って剥離する引張試験を行った場合に前記エポキシ樹脂シート2の伸び({(破断時のエポキシ樹脂シート2の長さ−引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ)/引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ}×100)が0〜150%であり、かつ、前記キャリア材1と前記エポキシ樹脂シート2との密着力が0.001〜0.2kN/mであるものを用いると共に、前記キャリア材1を剥離する場合に前記ノッチ4とこれ以外の部分との境界で前記エポキシ樹脂シート2を凝集破壊により切断することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記シート材3を貼り合わせる工程と前記キャリア材1を剥離する工程との間に、前記ウエハ5に貼り合わされた前記シート材3を40〜100℃の温度で加熱してエージングする工程を有することを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記エポキシ樹脂として、液状のもの及び軟化温度が70℃以下の固形状のものから選ばれるものを用い、前記充填材として溶融シリカを用いると共に、前記溶融シリカの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して50〜85質量%であることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記充填材としてシリコーンパウダーを用いると共に、前記シリコーンパウダーの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記充填材として架橋アクリルゴムを用いると共に、前記架橋アクリルゴムの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記エポキシ樹脂シート2の厚みが10〜200μmであることを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項において、前記キャリア材1において前記エポキシ樹脂組成物が塗布される面の表面粗度Raが0.2〜0.8μmであることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るウエハの保護膜形成方法によれば、エポキシ樹脂シートで保護膜を形成することによって、反りの発生を防止することができると共に、所定の伸び及び密着力を有するエポキシ樹脂シートを用いることによって、キャリア材を剥離する場合にノッチ(オリフラ)とこれ以外の部分との境界でエポキシ樹脂シートを凝集破壊により切断し、ノッチ部分のエポキシ樹脂シートをキャリア材と共に除去することができ、ウエハのノッチ部分には保護膜を形成しないで、ノッチ以外の部分には保護膜を形成することができるものである。
請求項2に係る発明によれば、ウエハとエポキシ樹脂シートとの密着力が強まり、エポキシ樹脂シートとキャリア材との密着力が弱まることによって、キャリア材を容易に剥離することができると共に、エポキシ樹脂シートにある程度以上の脆さを持たせ、エポキシ樹脂シートの凝集破壊を促進し、ノッチの形状に沿って一層正確にエポキシ樹脂シートを切断することができるものである。
請求項3に係る発明によれば、所定のエポキシ樹脂を用いることによって、エポキシ樹脂シートに可撓性及び柔軟性を付与することができ、ウエハの形状に沿ってシート材を切断する工程や、キャリア材を剥離する工程において、エポキシ樹脂シートからの粉落ちを防止することができると共に、溶融シリカを所定量用いることによって、保護膜の線膨張係数を低下させ、保護膜とウエハとの応力を緩和させることができるものである。
請求項4に係る発明によれば、保護膜の弾性率が低下することによって、反りをさらに低減することができるものである。
請求項5に係る発明によれば、エポキシ樹脂との極性差が小さくなることから分散安定性が向上すると共に、保護膜の弾性率が低下することによって、反りをさらに低減することができるものである。
請求項6に係る発明によれば、保護膜の膜厚の均一化を図ることができると共に、硬化後やリフロー後において反りが発生するのを防止することができるものである。
請求項7に係る発明によれば、キャリア材を剥離して形成される保護膜の平滑性を下げて光沢性を下げることができ、レーザーマーキングでの視認時の認識率を上昇させることができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2は、本発明に係るウエハの保護膜形成方法の一例を示すものであり、この方法は、ウエハ5にシート材3を貼り合わせる工程と、保護膜6を形成する工程とを有している。なお、ウエハ5の大きさは、特に限定されるものではないが、例えば、6インチ(直径150mm)、8インチ(直径200mm)、12インチ(直径300mm)等を挙げることができる。
図1(a)及び図2(a)に示すように、シート材3は、キャリア材1の表面にエポキシ樹脂組成物を塗布し、これを加熱乾燥して半硬化状態(Bステージ状態)のエポキシ樹脂シート2を設けることによって形成されている。
ここで、キャリア材1としては、高分子フィルム又は金属シート等を用いるのが好ましい。高分子フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、アセチルセルローズ、テトラフルオロエチレン等を用いることができる。一方、金属シートとしては、銅箔、アルミニウム箔、ニッケル箔等の金属箔等を用いることができる。さらにキャリア材1としては、離型紙等を用いてもよい。そして特にキャリア材1としては、価格や耐熱性の点で、ポリエステルフィルムを用いるのが好ましい。また、キャリア材1の厚みは、特に限定されるものではないが、10〜200μmが一般的である。また、キャリア材1の表面にはエポキシ樹脂組成物を塗布する前に離型処理を行っておくのが好ましい。例えば、オルガノポリシロキサンやフッ素系ポリマーをキャリア材1の表面にコートすることによって離型処理を行うことができ、これにより、塗布後加熱乾燥して形成されたエポキシ樹脂シート2は、再度加熱しなくても、キャリア材1から容易に剥離することができるものである。
また、キャリア材1においてエポキシ樹脂組成物が塗布される面の表面粗度Raは0.2〜0.8μmであることが好ましい。これにより、後述する保護膜6を形成する工程において、キャリア材1を剥離して形成される保護膜6の平滑性を下げて光沢性を下げることができ、レーザーマーキングでの視認時の認識率を上昇させることができるものである。しかし、表面粗度Raが0.2μm未満であると、上記のような効果を得ることができないおそれがあり、逆に表面粗度Raが0.8μmを超えると、エポキシ樹脂組成物を塗布する際に空気をかみ込みやすくなり、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2との界面等においてボイドが発生するおそれがある。
またエポキシ樹脂組成物としては、エポキシ樹脂及び充填材を含有するものを溶剤で希釈したものを樹脂ワニスとして用いる。
ここで、エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、アルキルフェノールノボラック型エポキシ樹脂、アラルキル型エポキシ樹脂、ビフェノール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、アントラセン型エポキシ樹脂、フェノール類とフェノール性水酸基を有する芳香族アルデヒドとの縮合物のエポキシ化物、トリグリシジルイソシアヌレート、脂環式エポキシ樹脂等を用いることができる。
特にエポキシ樹脂としては、液状のもの及び軟化温度が70℃以下の固形状のものから選ばれるものを用いるのが好ましい。具体例としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、アントラセン型エポキシ樹脂等を挙げることができる。このようなエポキシ樹脂を用いることによって、エポキシ樹脂シート2に可撓性及び柔軟性を付与することができ、ウエハ5の形状に沿ってシート材3を切断する工程や、キャリア材1を剥離する工程においてエポキシ樹脂シート2からの粉落ちを防止することができるものである。
また、エポキシ樹脂組成物には、エポキシ樹脂を硬化させるための硬化剤が含有されていてもよい。この硬化剤としては、ジシアンジアミド、フェノール、酸無水物等を用いることができる。特にフェノールが好ましく、このフェノールとしては、ノボラック型、アラルキル型、テルペン型等を用いることができる。さらにエポキシ樹脂の場合と同様に軟化温度が70℃以下のものを用いるのが好ましい。具体例としては、フェノールノボラック、クレゾールノボラック、ビスフェノールAノボラック、フェノールフェニルアラルキル、フェノールビフェニルアラルキル等を挙げることができる。
また、エポキシ樹脂組成物には、エポキシ樹脂の硬化を促進させるために、トリフェニルホスフィン等の硬化促進剤が含有されていてもよい。
また、充填材としては、無機フィラー等を用いることができ、この無機フィラーとしては、溶融シリカ(SiO)、結晶シリカ(SiO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化マグネシウム(MgO)、窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)等を用いることができ、またこれらの他に、高誘電率性チタン酸バリウムや酸化チタンのような高誘電率フィラーや、ハードフェライトや、ハードフェライトのような磁性フィラー、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、グアニジン塩、ホウ酸亜鉛、モリブデン化合物、スズ酸亜鉛等の無機系難燃剤や、タルク、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、雲母粉等を用いることができる。そして、これらの無機フィラーは、一種のみを用いたり二種以上を組み合わせて用いたりすることができる。
特に充填材としては、溶融シリカを用いるのが好ましく、さらにこの溶融シリカの含有量はエポキシ樹脂組成物全量に対して50〜85質量%であることが好ましい。このように、溶融シリカを所定量用いることによって、保護膜6の線膨張係数を低下させ、保護膜6とウエハ5との応力を緩和させることができるものである。しかし、溶融シリカの含有量が50質量%未満であると、上記のような効果を得ることができないおそれがあり、逆に溶融シリカの含有量が85質量%を超えると、エポキシ樹脂シートとウエハとの密着力が低下するおそれがある。
また、エポキシ樹脂組成物には、充填材の分散性を向上させるために、エポキシシラン系、メルカプトシラン系、アミノシラン系、ビニルシラン系、スチリルシラン系、メタクリロキシシラン系、アクリロキシシラン系、チタネート系等のカップリング剤や、アルキルエーテル系、ソルビタンエステル系、アルキルポリエーテルアミン系、高分子系等の分散剤が添加されて含有されているのが好ましい。
また充填材として、シリコーンパウダーを用いるのが好ましく、さらにこのシリコーンパウダーの含有量はエポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることが好ましい。シリコーンパウダーは低弾性有機フィラーの一種であり、シリコーンゴム(単体)及びこのようなゴム状ポリマーをコア層としてその周囲をガラス状ポリマーからなるシェル層で被覆して形成されたコアシェル構造を有するものである。シリコーンパウダーが含有されているエポキシ樹脂組成物は、高温下に長時間放置しても熱分解が生じにくく、耐熱性が良好となる。シリコーンパウダーの具体例としては、東レ・ダウコーニング(株)製「トレフィル」や旭化成ワッカーシリコーン(株)製「SPM」等を挙げることができる。そしてこのようなシリコーンパウダーがエポキシ樹脂組成物に含有されていると、保護膜6の弾性率が低下することによって、反りをさらに低減することができるものである。しかし、シリコーンパウダーの含有量が2質量%未満であると、上記のような効果を得ることができないおそれがある。逆に、シリコーンパウダーの含有量が10質量%を超えるエポキシ樹脂組成物では、塗布前に長期保存すると分散性が低下するおそれがあり、またこのようなエポキシ樹脂組成物で形成されたエポキシ樹脂シート2では、ウエハ5との密着力が低下するおそれがある。
また充填材として、架橋アクリルゴムを用いるのが好ましく、さらにこの架橋アクリルゴムの含有量はエポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることが好ましい。架橋アクリルゴムも低弾性有機フィラーの一種であり、架橋アクリルゴム(単体)及びこのようなゴム状ポリマーをコア層としてその周囲をガラス状ポリマーからなるシェル層で被覆して形成されたコアシェル構造を有するものである。具体例としては、ガンツ化成(株)製「スタフィロイド」等を挙げることができる。このような架橋アクリルゴムがエポキシ樹脂組成物に含有されていると、エポキシ樹脂との極性差が小さくなることから分散安定性が向上すると共に、保護膜6の弾性率が低下することによって、反りをさらに低減することができるものである。しかし、架橋アクリルゴムの含有量が2質量%未満であると、上記のような効果を得ることができないおそれがある。逆に、架橋アクリルゴムの含有量が10質量%を超えるエポキシ樹脂組成物では、塗布前に長期保存すると分散性が低下するおそれがあり、またこのようなエポキシ樹脂組成物で形成されたエポキシ樹脂シート2では、ウエハ5との密着力が低下するおそれがある。なお、架橋アクリルゴムは、シリコーンパウダーと併用することができる。
また、エポキシ樹脂組成物全量に対してカーボンブラックが0.1〜1.5質量%添加されて含有されているのが好ましい。これにより、絶縁性の低下を防止しつつ、レーザーマーキング性を向上させることができるものである。しかし、カーボンブラックの含有量が0.1質量%未満であると、レーザーマーキング性を向上させることができないおそれがあり、逆にカーボンブラックの含有量が1.5質量%を超えると、絶縁性に問題が生じるおそれがある。
また、溶剤としては、メチルエチルケトン、N,N−ジメチルホルムアミド等の有機溶剤等を用いることができる。
そして、シート材3は、次のようにして作製することができる。すなわち、エポキシ樹脂、充填材、必要に応じて硬化剤を溶剤に溶解・分散させることによって、エポキシ樹脂組成物からなる樹脂ワニスを調製し、次にこの樹脂ワニスをキャリア材1の表面に塗布した後、熱風吹き付けなどにより、これを加熱乾燥させるものである。このようにして、常温で固形のエポキシ樹脂組成物からなるエポキシ樹脂シート2をキャリア材1の表面に設けることができる。このエポキシ樹脂シート2は、キャリア材1の表面に半硬化状態で設けられている。すなわち、上記加熱乾燥は、Bステージ化することであり、キャリア材1の表面に塗布されたエポキシ樹脂組成物を加熱することにより、エポキシ樹脂組成物の反応を一部行わせているものである。従って、エポキシ樹脂シート2は、通常のプリプレグと同様に、ラミネート等の積層成形の加熱加圧によって一旦溶融した後に硬化する性質を備えているものである。
そして、上記のようにして作製されたシート材3にあっては、25±2℃の環境下において10mm/分の速度でキャリア材1からエポキシ樹脂シート2を破断するまで引っ張って剥離する引張試験を行った場合にエポキシ樹脂シート2の伸び({(破断時のエポキシ樹脂シート2の長さ−引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ)/引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ}×100)は0〜150%である。ここで、エポキシ樹脂シート2の伸びが150%を超えると、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2とが剥離しやすくなり、ノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2が残ってしまうものである。
また、シート材3のキャリア材1とエポキシ樹脂シート2との密着力は0.001〜0.2kN/mである。ここで、密着力が0.001kN/m未満であると、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2とが剥離しやすくなり、ノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2が残ってしまうものであり、逆に密着力が0.2kN/mを超えると、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2とが剥離しにくくなり、ノッチ4部分のみならずノッチ4以外の部分のエポキシ樹脂シート2もキャリア材1と共に除去してしまうものである。なお、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2との密着力は、50〜100mm幅、100〜200mm長さの短冊状に形成されたシート材3のエポキシ樹脂シート2を支持体にあらかじめ接着して固定した後、キャリア材1を引張試験機で垂直方向に引っ張ることによって測定することができる。
また、エポキシ樹脂シート2の厚みは10〜200μmであることが好ましい。このような厚みのエポキシ樹脂シート2で保護膜6を形成すると、保護膜6の膜厚の均一化を図ることができると共に、硬化後やリフロー後において反りが発生するのを防止することができるものである。しかし、エポキシ樹脂シート2の厚みが10μm未満であると、保護膜6の膜厚の均一化を図ることができないおそれがあり、逆にエポキシ樹脂シート2の厚みが200μmを超えると、硬化後やリフロー後において大きな反りが発生するおそれがある。
次にシート材3を貼り合わせる工程では、図1(a)(b)に示すように、ノッチ4が設けられたウエハ5の表面にシート材3のエポキシ樹脂シート2を重ねてシート材3を貼り合わせる。このときシート材3としては、ロール品を繰り出したものを用いたり、ウエハ5よりも大きめに切断したものを用いたりすることができる。また、貼り合わせは、図2(a)(b)に示すように、ウエハ5及びシート材3をクッション紙7で挟んでラミネートにより行うことができる。ここで、ラミネート装置としては、簡易ラミネーター、真空ラミネーター、直圧成形装置等を用いることができ、例えば、ウエハ5の表面にシート材3のエポキシ樹脂シート2を重ねて、これを60〜120℃で数秒〜5分間、1.0MPa以下の条件で加熱することによりシート材3を貼り合わせることができる。なお、図1ではクッション紙7の図示は省略している。
次に、図1(c)や図2(c)(d)に示すように、ウエハ5の外周に沿ってシート材3を切断する。この場合、金属やセラミック等を素材として形成されたカッターの刃をシート材3の表面に対して略垂直に入れて切断する方法が最も簡易的であるが、レーザーを照射して切断する方法も使用することができる。なお、この工程ではノッチ4の形状に沿ってシート材3を切断する必要はない。
次に、ウエハ5に貼り合わされたシート材3を40〜100℃の温度で2分〜1時間加熱してエージングするのが好ましい。このエージングにより、ウエハ5とエポキシ樹脂シート2との密着力が強まり、エポキシ樹脂シート2とキャリア材1との密着力が弱まることによって、後述するキャリア材1を剥離する工程において、キャリア材1を容易に剥離することができると共に、エポキシ樹脂シート2にある程度以上の脆さを持たせ、エポキシ樹脂シート2の凝集破壊を促進し、ノッチ4の形状に沿って一層正確にエポキシ樹脂シート2を切断することができるものである。
そして保護膜6を形成する工程では、図1(d)(e)や図2(e)(f)に示すように、キャリア材1を剥離してエポキシ樹脂シート2でウエハ5の表面に保護膜6を形成する。ここで、キャリア材1の剥離は、手作業により行ってもよいし、自動剥離機を用いて行ってもよい。
このように、本発明によれば、あらかじめ均一な厚みに形成するのが容易なエポキシ樹脂シート2で保護膜6を形成することによって、反りの発生を防止することができるものである。また、所定の伸び及び密着力を有するエポキシ樹脂シート2を用いることによって、キャリア材1を剥離する場合にノッチ4(オリフラ)とこれ以外の部分との境界でエポキシ樹脂シート2を凝集破壊により切断し、ノッチ4部分のエポキシ樹脂シート2をキャリア材1と共に除去することができ、ウエハ5のノッチ4部分には保護膜6を形成しないで、ノッチ4以外の部分には保護膜6を形成することができるものである。
その後、ウエハ5を乾燥機に入れて100〜200℃で30分〜6時間加熱することによって、保護膜6を完全に硬化した状態(Cステージ状態)とすることができる。このようにして保護膜6が形成されたウエハ5は、その後、チッピング工程において、1個1個のチップに裁断される。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
エポキシ樹脂として、Bis−Fエポキシ樹脂(液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂)である東都化成(株)製「YDF8170」、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂である日本化薬(株)製「NC3000」(軟化温度57℃)を用いた。
また硬化剤として、フェノールビフェニルアラルキル樹脂である明和化成(株)製「MEH7851SS」(軟化温度66℃)及び「MEH7851H」(軟化温度82℃)を用いた。
また硬化促進剤として、トリフェニルホスフィンを用いた。
また充填材として、無機フィラーである溶融シリカ、低弾性有機フィラーであるシリコーンパウダー及び架橋アクリルゴムを用いた。このうちシリコーンパウダーとしては、シリコーンゴムフィラーである東レ・ダウコーニング(株)製「トレフィル E601」を用い、架橋アクリルゴムとしては、架橋アクリル系ゴムフィラーであるガンツ化成(株)製「スタフィロイド AC3355」(コアシェル構造を有するもの)を用いた。
またカップリング剤として、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランを用いた。
さらにカーボンブラックを用いた。
(実施例1及び比較例1)
下記[表1]に示すエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、充填材、カップリング剤、カーボンブラックをプラネタリーミキサーを用いて混練し、これにメチルエチルケトンを樹脂量が80質量%となるように配合することによって、粘度を3000cps(3000mPa・s)に調整した樹脂ワニスを得た。なお、エポキシ樹脂と硬化剤の配合比はエポキシ基/フェノール性水酸基=1とした。
次に、キャリア材1として、あらかじめ表面にオルガノポリシロキサンをコートすることによって離型処理が行われた厚み75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)を用い、この面に上記の樹脂ワニスを塗布した後、これを110℃で3分間加熱乾燥させることによって、キャリア材1の片面に厚み50μmの半硬化状態(Bステージ状態)のエポキシ樹脂シート2が設けられたシート材3を作製した。なお、キャリア材3において樹脂ワニスが塗布される面の表面粗度Raは0.4μmであった。
次に、図2(a)(b)に示すように、ノッチ4が設けられた6インチの略円形状の半導体用ウエハ5の表面にシート材3のエポキシ樹脂シート2を重ねてシート材3を貼り合わせ、さらにこれらをクッション紙7で挟んでラミネートにより貼り合わせた。なお、ラミネート温度は70℃、ラミネート速度は300mm/分、ラミネート圧は約0.1MPaに設定した。
次に、図1(c)や図2(c)(d)に示すように、ウエハ5の外周に沿ってトムソン刃でシート材3を切断した。なお、この工程ではノッチ4の形状に沿ってシート材3は切断しなかった。
次に、図1(d)(e)や図2(e)(f)に示すように、キャリア材1を剥離してエポキシ樹脂シート2でウエハ5の表面に保護膜6を形成した。なお、キャリア材1の剥離は、キャリア材1のノッチ4が位置する箇所にセロテープ(登録商標)を貼り、ここを起点として手で引っ張ることにより行った。
そして、ノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2が残っているか否かを目視により確認した。その結果を下記[表1]に示す。
(実施例2)
キャリア材1を剥離する前に、シート材3を貼り合わせたウエハ5を乾燥機に入れて、40℃、1時間加熱してエージングするようにした以外は、実施例1と同様に保護膜6を形成し、ノッチ4部分のエポキシ樹脂シート2の有無を確認した。
(実施例3)
キャリア材1を剥離する前に、シート材3を貼り合わせたウエハ5を乾燥機に入れて、70℃、10分間加熱してエージングするようにした以外は、実施例1と同様に保護膜6を形成し、ノッチ4部分のエポキシ樹脂シート2の有無を確認した。
(エポキシ樹脂シートの伸び)
エポキシ樹脂シート2の厚みを100μm、幅を1cmとした以外は、実施例1〜3及び比較例1と同様にして各シート材3を作製した。
次に、25℃の環境下において10mm/分の速度でキャリア材1からエポキシ樹脂シート2を破断するまで引っ張って剥離する引張試験を行った。そして、エポキシ樹脂シート2の伸びを{(破断時のエポキシ樹脂シート2の長さ−引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ)/引張試験開始時のエポキシ樹脂シート2の長さ}×100の式により算出した。その結果を下記[表1]に示す。なお、実施例2、3については、上記と同様のエージング後のエポキシ樹脂シート2の伸びも算出した。
(キャリア材とエポキシ樹脂シートとの密着力)
支持体であるプラスチックダンボール片(幅70mm、長さ100mm)にこれと同一寸法のシート材3のエポキシ樹脂シート2をあらかじめ接着して固定した後、キャリア材1を引張試験機で垂直方向に引っ張ることによって、キャリア材1とエポキシ樹脂シート2との密着力を測定した。その結果を下記[表1]に示す。
Figure 0005180762
上記[表1]に示すように、実施例1〜3ではノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2は残らなかったのに対して、比較例1ではノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2が残ってしまった。
実施例1〜3のエポキシ樹脂シート2の伸びはいずれも80%以下と小さく、エージング後はさらに小さくなっているのに対して、比較例1のエポキシ樹脂シート2の伸びは400%と非常に大きいことからすると、ノッチ4部分にエポキシ樹脂シート2が残らないようにするためには、エポキシ樹脂シート2の柔軟性をある程度失わせることが必要であると考えられる。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)〜(e)は斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)〜(f)は断面図である。
符号の説明
1 キャリア材
2 エポキシ樹脂シート
3 シート材
4 ノッチ
5 ウエハ
6 保護膜

Claims (7)

  1. キャリア材の表面にエポキシ樹脂及び充填材を含有するエポキシ樹脂組成物を溶剤で希釈したものを塗布し、これを加熱乾燥して半硬化状態のエポキシ樹脂シートを設けることによって形成されたシート材の前記エポキシ樹脂シートを、ノッチが設けられたウエハの表面に重ねて前記シート材を貼り合わせる工程と、前記キャリア材を剥離して前記エポキシ樹脂シートで前記ウエハの表面に保護膜を形成する工程とを有するウエハの保護膜形成方法であって、前記シート材として、25±2℃の環境下において10mm/分の速度で前記キャリア材から前記エポキシ樹脂シートを破断するまで引っ張って剥離する引張試験を行った場合に前記エポキシ樹脂シートの伸び({(破断時のエポキシ樹脂シートの長さ−引張試験開始時のエポキシ樹脂シートの長さ)/引張試験開始時のエポキシ樹脂シートの長さ}×100)が0〜150%であり、かつ、前記キャリア材と前記エポキシ樹脂シートとの密着力が0.001〜0.2kN/mであるものを用いると共に、前記キャリア材を剥離する場合に前記ノッチとこれ以外の部分との境界で前記エポキシ樹脂シートを凝集破壊により切断することを特徴とするウエハの保護膜形成方法。
  2. 前記シート材を貼り合わせる工程と前記キャリア材を剥離する工程との間に、前記ウエハに貼り合わされた前記シート材を40〜100℃の温度で加熱してエージングする工程を有することを特徴とする請求項1に記載のウエハの保護膜形成方法。
  3. 前記エポキシ樹脂として、液状のもの及び軟化温度が70℃以下の固形状のものから選ばれるものを用い、前記充填材として溶融シリカを用いると共に、前記溶融シリカの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して50〜85質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハの保護膜形成方法。
  4. 前記充填材としてシリコーンパウダーを用いると共に、前記シリコーンパウダーの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のウエハの保護膜形成方法。
  5. 前記充填材として架橋アクリルゴムを用いると共に、前記架橋アクリルゴムの含有量が前記エポキシ樹脂組成物全量に対して2〜10質量%であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のウエハの保護膜形成方法。
  6. 前記エポキシ樹脂シートの厚みが10〜200μmであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のウエハの保護膜形成方法。
  7. 前記キャリア材において前記エポキシ樹脂組成物が塗布される面の表面粗度Raが0.2〜0.8μmであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のウエハの保護膜形成方法。
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