JP5180054B2 - 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法 - Google Patents

画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5180054B2
JP5180054B2 JP2008327062A JP2008327062A JP5180054B2 JP 5180054 B2 JP5180054 B2 JP 5180054B2 JP 2008327062 A JP2008327062 A JP 2008327062A JP 2008327062 A JP2008327062 A JP 2008327062A JP 5180054 B2 JP5180054 B2 JP 5180054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image reading
image
original
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008327062A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010153975A (ja
Inventor
洋平 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
Priority to JP2008327062A priority Critical patent/JP5180054B2/ja
Publication of JP2010153975A publication Critical patent/JP2010153975A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5180054B2 publication Critical patent/JP5180054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、原稿の輪郭検出技術に関する。
一般に画像読取装置には、読み取った画像から原稿のサイズや傾きを検出するための輪郭検出機能が搭載されている。例えば、画像読取センサの対向面の部材を黒色部材にし、所定の閾値で白黒2値画像を作成し、2値画像における原稿の周縁部領域(白色部)と背景領域(黒色部)の変化箇所に基づいて、輪郭を検出している。しかしながら、周縁部が黒い原稿では、背景と原稿部分の境界位置が検出しにくい。この問題を回避するために、特許文献1に開示された画像読取装置では、対向部材の色を反射率の高い色にしている。
また、特に原稿を搬送しながら読み取るシートフィードスキャナの中に、画像読取センサの対向面の部材を白色にし、読み取った画像を副走査方向に1次微分または2次微分を行って微分情報を生成する微分情報生成手段を備え、原稿上端下端においては微分情報の変化が大きいことを利用して、原稿の境界を検出するものもある。
特開2005−57813号公報
しかし、黒色の背景部材を備えた画像読取装置では、周縁部が黒色の原稿では、原稿濃度と背景濃度との差が少なく、原稿の輪郭検出が困難となる。一方、この黒色背景における輪郭検出の困難さを避けるために考案された、白色背景部材上にできる影を検出する輪郭検出方法では、原稿濃度が十分に明るいとき、すなわち原稿濃度と背景濃度との差が少ないとき、前記微分情報は十分な変化値を得られないことがある。この場合、微分情報の検出感度を上げることによって、少ない変化も捉えることが可能となるが、その反面ノイズに対する耐性が弱くなり、誤検知の要因となる。このように種類が多くさまざまに異なる原稿に対して輪郭検出を正確に行うことは困難であった。
本発明の目的は、原稿の輪郭検出を正確に行える画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿から第1の原稿面の画像情報を含む第1の画像データと、第2の原稿面の画像情報を含む第2の画像データとを読み取る画像読取装置において、前記第1の原稿面に光を照射する第1光源と、前記第1の原稿面からの反射光を受光する第1画像読取センサと、前記第2の原稿面に光を照射する第2光源と、前記第2の原稿面からの反射光を受光する第2画像読取センサと、を有し、前記原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記第1の原稿面に向けて斜めに光を照射する位置に前記第1光源を配置し、前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記第2の原稿面に向けて斜めに光を照射する位置に前記第2光源を配置し、前記第1の画像読取センサが読み取った前記第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出し、前記第2の画像読取センサが読み取った前記第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出し、検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出する輪郭検出手段を有することを特徴とする。また、本発明の画像読取装置の輪郭検出方法は、原稿から第1の原稿面の画像情報を含む第1の画像データと、第2の原稿面の画像情報を含む第2の画像データとを読み取る画像読取装置の輪郭検出方法であって、前記原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記第1の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる前記第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出するステップと、前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記第2の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる前記第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出するステップと、検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出するステップと、を有することを特徴とする。さらに、本発明の原稿の輪郭検出方法は、原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記原稿の第1の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出するステップと、前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記原稿の第2の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出するステップと、検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出するステップと、を有することを特徴とする。さらに、原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置を制御する外部装置とを有する画像読取システムにおいて、前記画像読取装置は、前記原稿の搬送方向の上流側から下流側に向けて斜めに光照射した際の反射光を受光する第1の画像読取ユニットと、前記原稿の搬送方向の下流側から上流側に向けて斜めに光照射した際の反射光を受光する第2の画像読取ユニットと、を備え、前記外部装置は、前記画像読取装置の前記第1の画像読取ユニットが読み取った第1の画像データから前記原稿の搬送方向下流側部分を検出し、前記画像読取装置の前記第2の画像読取ユニットが読み取った第2の画像データから前記原稿の搬送方向上流側部分を検出し、検出した前記原稿の搬送方向上流側部分および前記原稿の搬送方向下流側部分に基づいて前記原稿の輪郭を検出することを特徴とする。
明るい原稿、暗い原稿といった、原稿面の明度によらず、正確に原稿の輪郭の検知を行うことが出来る。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図4に、本発明の画像読取装置1とホストコンピュータ2とを汎用の通信ケーブル3で接続した、画像読取システムを例示する。図1は、本発明に係る画像読取装置の搬送路を説明するための断面図である。原稿台102の原稿束から原稿101を給紙ローラ106等によって1枚ずつ分離して搬送路108に送り出し、搬送ローラ107によって搬送路に沿って搬送する機構を画像読取装置は有している。また、画像読取装置は画像読取センサユニット104、105の前を通過する原稿から画像を読み取って、排紙部103へ排出する。
図2は、本発明に係る画像読取装置1に備えた画像読取装置の回路ブロック図であって、この画像読取装置装置1は制御回路基板200、CPU202、RAM203、ROM204、読取部206、モータードライバ207、ステッピングモーター208および外部I/F205等を備えている。CPU202、RAM203、ROM204、読取部206、モータードライバ207および外部I/F205は、システムバス201により相互に接続されている。
CPU202は、画像読取装置の全体を制御する。RAM203は、CPU202にワーク領域を提供するとともに、画像スキャン時には、読取部206から得られる画像データを一時記憶するバッファメモリとして機能する。ROM204は、各種のプログラムや初期設定値などを記憶している。
読取部206は、画像読取センサ209を制御するとともに画像読取センサ209からの画像信号を処理するために、図示しないA/D変換器およびシェーディング補正処理部を有している。照明LED210によって原稿面に照射された光の反射光を画像読取センサ209で読み取って、読み取ったアナログの画像信号をA/D変換し、シェーディング補正を行って、RAM203へ画像データとして書き込みを行う。
給紙ローラ106は、図示しないギア、ベルト、モーターおよびモータードライバによって駆動され、CPU202によって制御される。搬送ローラ107は、ステッピングモーター208と図示しないギア、ベルトによって連結されている。ステッピングモーター208はモータードライバ207を通じてCPU202により制御される。
図3は本画像読取装置の表面画像読取センサユニットと裏面画像読取センサユニットを拡大した断面図である。図3のように表面画像読取センサユニット104は、筐体301とガラス304によって密閉されたユニットである。画像読取センサユニット104内には、照明ランプ302、画像読取センサ303、裏面読取センサユニットにより原稿の裏面を読み取る際の背景部材となる背景板305が設けてある。一方、裏面画像読取センサユニット105も同様な構成となっている。図3では右から左へ搬送される原稿から画像を読み取るものとして説明する。
使用者がホストコンピュータ2を操作することによって画像読取が開始されると、給紙ローラを駆動した後、レジストセンサ109によって画像読取センサの直前に原稿が到達したことを検出し、一定時間後に照明ランプ302、307を点灯し、同時に画像読取センサ303、308を動作させて画像を読み取る。画像を読み取って出力した画像信号は読取部206でデジタルの画像データに変換される。さらに、シェーディング補正、ガンマ補正、エッジ強調処理等の、画像が好適となるような画像処理を施された画像データを、ホストコンピュータ2に送出するまでの動作が、一般的に行われるスキャン動作である。
次に、本画像処理装置の特徴である、画像データから原稿の輪郭を検出する輪郭検出処理について説明する。
図5は本画像読取装置における、光源(照明LED)と画像読取センサの位置関係を示している。図5において、図3と同様に原稿が右から左へ搬送されたとすると、原稿の到達前に画像読取センサ(表面画像読取センサ)はまず背景部材からの反射光を読み取る。原稿が接近するにつれ、照明LEDから背景部材へ照射される光がさえぎられ、背景部材上に原稿の影ができることになるため、画像読取センサはその影を読み取ることとなる。その後さらに原稿が搬送されると、画像読取センサは原稿面を読み取ることとなる。すなわち、図6の左に示す原稿から画像を読み取った場合、図6の右に示すように表面の読取画像には原稿画像の上端の上部に、影を読み取ったことによる一定量の暗い影部が形成される。図3において表面読取センサユニットが画像を読み取る動作は図5を用いて上記のように説明できる。
一方、図3において裏面読取センサユニットが画像を読み取る動作は、図5において原稿が左から右へ搬送された場合の画像読取動作に相当する。すなわち、原稿が画像読取センサを通過し終わった後に、原稿が照明LEDから背景部材へ照射される光をさえぎるので、裏面読取画像には原稿画像の下端の下側に影による一定量の暗い部分が形成される。このように、本画像読取装置においては、表面用の照明ランプ302および画像読取センサ303を図3のように配置し照射光を斜めに照射することにより、表面では原稿上端側に影が読み取られるように構成している。また、裏面用の照明ランプ307および画像読取センサ308を図3のように配置し照射光を斜めに照射することにより、裏面では原稿下端側に影が読み取られるように構成している。
図7(a)は、上端に影部が形成された画像であり、Aで示した位置の濃度グラフを図7(b)に示している。原稿端を検出する方法を図8のグラフと図9のフローチャートを用いて説明する。
図8は図7と同様に原稿の濃度グラフを例示したものであるが、このグラフには白紙等のように原稿面が明るい原稿(明原稿)と、原稿面の暗い原稿(暗原稿)の両方のグラフを示している。また、スライスレベルthと影の長さhは、あらかじめ決定されている固定値である。図9のフローチャートは、ある列における読取画像上端位置から副走査方向へ走査して、読取画像の中にある原稿画像の端部を探索する処理である。まず、CPU202はステップS901で初期化を行う。ここでyは副走査方向の画素位置、edgeとは検出された原稿画像の上端位置である。edgeの値が−1のときは、その縦ラインに原稿画像端が無かったということを表すとする。ステップS903の処理を副走査方向に1画素ずつずらして行うために、ステップS902からステップS904の処理を繰り返すループを形成している。ステップS903におけるpix(y)とはy位置における画像明度(明るいほど大きい値)としており、pix(y)が大きく明るいときを背景画像であると判断し、ループ処理を続ける。そしてpix(y)がth以下となったとき(図8の位置P)、読取画像の中にある原稿画像の外に形成された影の上端を検出したと判断し、影の上端位置shadowにyの値を記憶する。また、次のステップより影の後端すなわち原稿の上端を検出する処理を行うが、原稿上端が見つけられなかったときのために原稿上端位置edgeにはshadow+hの値を記憶しておく。ここでhとは、影の長さ値であって、画像読取装置の画像読取センサと光源LEDの位置関係および原稿搬送路と背景部材との間の距離から、幾何学的に求まる値である。
ステップS906からステップS908の処理を繰り返すループは、ステップS907を副走査方向に1画素ずつずらして繰り返し行うためのループ処理を形成しており、高さの値とshadow+hの値のいずれか小さいほうまで処理を行うようになっている。ステップS907で画像明度がthを上回ったとき、yが原稿画像の上端に達したと判断して(図8の位置Q)、ステップS909に移る。ステップS909ではedgeに上端位置を記憶して終了する。
図8のように明原稿であれば、読取画像の中にある原稿画像の上端でStep907の判定がYESとなるが、暗原稿の場合はStep907の判定が常にNOとなる。暗原稿の場合、Step909の処理を行わずにループ処理を終了してしまうため、edgeの値はshadow+hのまま終了することになる。つまり、明原稿の場合は原稿の上端をそのまま検出し、暗原稿の場合は原稿画像の上に形成された影の上端を検出して、そこからの距離hを用いて算出することにより、原稿の明るさによらず原稿の位置を特定することが出来る。
以上のように副走査方向への明度の変化による原稿画像端検出を、画像全体についてすべての列で行うことで、図10(a)のようにedge位置の集合を得ることが出来る。同様の処理を下端に影のでる裏面で行うことで、図10(b)のedge位置の集合を得ることが出来る。
図10(c)に例示する、上下の原稿端を表す図は、まず図10(b)の左右を反転した鏡像を作成し、さらに図10(a)の上部原稿端の図と合わせることで作ることができる。図10(c)の一方のedge位置の集合の端部から他方のedge位置の集合の端部への補助線を引くことで、図10(d)のように原稿全体の輪郭を得ることが出来る。また、裏面の原稿画像の輪郭を表す図を作成するには、まず図10(a)の左右を反転させて図10(b)と合わせ、補助線を引くようにすればよい。
以上に説明したとおり、本実施例では表面画像には上端に、裏面画像には下端に、影が発生する構成とし、原稿の両面を読み取ってその輪郭を得るようにしたので、原稿が明原稿であるか暗原稿であるかにかかわらず、常に安定した正確な輪郭検出結果を導くことができる。さらに、本発明を用いれば容易に輪郭検出のノイズへの耐性を高めることができる。また、本実施例では表面画像の上端に、裏面画像の下端にそれぞれ影が発生する構成としているが、表面画像には下端に、裏面画像には上端にそれぞれ影が発生する構成としてもよい。
本実施例の輪郭検出処理は、例えば輪郭を境界とする最小の領域を切り出す周知の原稿サイズ検知処理と組み合わせて使用してもよい。また、本実施例の輪郭検出処理は、周知の傾き検知処理と組み合わせて使用してもよい。
例えば輪郭から傾きを算出して、傾きの大きい場合に使用者に警告を出してもよく、また検出した傾きを使用して読み取った原稿画像を正立させるように回転処理を施してもよい。
本実施例の輪郭検出処理は、ROM204の処理プログラムに基づいてCPU202が処理を実行しているが、不図示の他のCPU等が実行してもよい。また、本発明の輪郭検出処理の一部または全てをハードウエアによる処理により実現してもよい。
また、本発明の輪郭検出処理はホストコンピュータ2等の外部装置で処理を実行してもよい。この場合は、画像読取装置とこれに接続された外部装置を含む画像読取システムが本発明の画像読取装置に相当する。
画像読取装置の概略断面図 画像読取装置の制御系のブロック図 本発明の画像読取装置における画像読取センサユニットの断面図 画像読取装置とホストコンピュータとを接続したシステムの概略図 光源と画像読取センサの位置関係を説明するための図 原稿を読み取ったとき画像に現れる影を説明するための図 原稿の影が読取画像の輝度に及ぼす影響を説明するための図とグラフ 原稿の画像端を検出する方法を説明するための図 原稿の画像端を検出する処理のフローチャート 表裏のedge位置の集合からの原稿の輪郭検出処理を説明するための図
符号の説明
1 画像読取装置
2 ホストコンピュータ
3 通信ケーブル
101 原稿
102 原稿台
103 排紙部
104 表面画像読取センサユニット
105 裏面画像読取センサユニット
106 給紙ローラ
107 搬送ローラ
108 搬送路
109 レジストセンサ
200 制御回路基板
201 システムバス
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 外部インターフェース
206 画像読取センサを制御する読取部
207 モータードライバ
208 ステッピングモーター
209 画像読取センサ
210 光源(照明LED)
301 画像読取センサユニット筐体
302 光源
303 画像読取センサ
304 ガラス
305 背景板
306 画像読取センサユニット筐体
307 光源
308 画像読取センサ
309 ガラス
310 背景板
311 搬送中の原稿
312 背景板で反射して受光される光の光路
313 原稿面で反射して受光される光の光路
314 背景板で反射して受光される光の光路
315 原稿面で反射して受光される光の光路

Claims (5)

  1. 原稿から第1の原稿面の画像情報を含む第1の画像データと、第2の原稿面の画像情報を含む第2の画像データとを読み取る画像読取装置において、
    前記第1の原稿面に光を照射する第1光源と、
    前記第1の原稿面からの反射光を受光する第1画像読取センサと、
    前記第2の原稿面に光を照射する第2光源と、
    前記第2の原稿面からの反射光を受光する第2画像読取センサと、を有し、
    前記原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記第1の原稿面に向けて斜めに光を照射する位置に前記第1光源を配置し、
    前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記第2の原稿面に向けて斜めに光を照射する位置に前記第2光源を配置し、
    前記第1の画像読取センサが読み取った前記第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出し、
    前記第2の画像読取センサが読み取った前記第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出し、
    検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出する輪郭検出手段を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記輪郭検出手段は、
    検出された前記第1の端部の末端と、検出された前記第2の端部を反転させた鏡像の末端とを結ぶことにより、前記原稿の輪郭を検出することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 原稿から第1の原稿面の画像情報を含む第1の画像データと、第2の原稿面の画像情報を含む第2の画像データとを読み取る画像読取装置の輪郭検出方法であって、
    前記原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記第1の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる前記第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出するステップと、
    前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記第2の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる前記第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出するステップと、
    検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出するステップと、を有することを特徴とする画像読取装置の輪郭検出方法。
  4. 原稿の第1の端部側に影が発生するように、前記原稿の第1の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる第1の画像データから前記原稿の第1の端部を検出するステップと、
    前記原稿の第2の端部側に影が発生するように、前記原稿の第2の原稿面に向けて斜めに光を照射して得られる第2の画像データから前記原稿の第2の端部を検出するステップと、
    検出された前記第1および第2の端部に基づいて、前記原稿の輪郭を検出するステップと、を有することを特徴とする原稿の輪郭検出方法。
  5. 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、前記画像読取装置を制御する外部装置とを有する画像読取システムにおいて、
    前記画像読取装置は、前記原稿の搬送方向の上流側から下流側に向けて斜めに光照射した際の反射光を受光する第1の画像読取ユニットと、前記原稿の搬送方向の下流側から上流側に向けて斜めに光照射した際の反射光を受光する第2の画像読取ユニットと、を備え、
    前記外部装置は、前記画像読取装置の前記第1の画像読取ユニットが読み取った第1の画像データから前記原稿の搬送方向下流側部分を検出し、前記画像読取装置の前記第2の画像読取ユニットが読み取った第2の画像データから前記原稿の搬送方向上流側部分を検出し、検出した前記原稿の搬送方向上流側部分および前記原稿の搬送方向下流側部分に基づいて前記原稿の輪郭を検出することを特徴とする画像読取システム。
JP2008327062A 2008-12-24 2008-12-24 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法 Active JP5180054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327062A JP5180054B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008327062A JP5180054B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010153975A JP2010153975A (ja) 2010-07-08
JP5180054B2 true JP5180054B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=42572589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008327062A Active JP5180054B2 (ja) 2008-12-24 2008-12-24 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5180054B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5862291B2 (ja) * 2011-12-28 2016-02-16 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置および画像形成装置
JP5935687B2 (ja) * 2012-12-28 2016-06-15 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP6064945B2 (ja) * 2014-05-27 2017-01-25 コニカミノルタ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
JP6394237B2 (ja) * 2014-09-29 2018-09-26 ブラザー工業株式会社 読取装置,位置検出方法,およびプログラム
JP6895914B2 (ja) 2018-03-12 2021-06-30 株式会社Pfu 画像読取装置、画像処理システム、制御方法及び制御プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2894162B2 (ja) * 1993-08-06 1999-05-24 富士通株式会社 両面読取装置
JP2001285585A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Konica Corp 画像読取装置、原稿サイズ検知方法及び画像形成装置
JP4620272B2 (ja) * 2001-03-16 2011-01-26 キヤノン電子株式会社 画像読取り装置、方法、及びその方法を実施する制御装置、並びにプログラム及び記憶媒体
JP2003244403A (ja) * 2002-02-14 2003-08-29 Sharp Corp 原稿サイズ検出方法及び画像読取装置
JP2004328154A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Sharp Corp 原稿読取り装置及び原稿読取り方法
JP2006237999A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Canon Electronics Inc 画像処理装置及び画像処理システム
JP2008017067A (ja) * 2006-07-05 2008-01-24 Pfu Ltd 用紙エッジ検出装置
JP5367241B2 (ja) * 2007-07-06 2013-12-11 株式会社Pfu 画像読取処理装置、画像読取装置、および、画像読取処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010153975A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5473355B2 (ja) 原稿読取装置
US8134753B2 (en) Original size detecting apparatus, original size detecting method, and program for original size detection
US10356269B2 (en) Image reading apparatus and original size detection method
JP2008147816A (ja) 画像読み取り装置
US8018629B2 (en) Image reading apparatus, image reading method, and program for implementing the method
US20110043874A1 (en) Image reading apparatus, image formation apparatus, image reading method, image formation method, program for causing image reading method to be executed, and program for causing image formation method to be executed
JP2007318744A (ja) 画像読取装置および原稿検知方法
JP5180054B2 (ja) 画像読取装置、画像読取システム及び輪郭検出方法
JP6932559B2 (ja) 画像読取装置及びその制御方法及びプログラム
JP2007028185A (ja) 原稿読取装置および原稿サイズ検出方法
JP5811773B2 (ja) 画像読取装置
US20080278771A1 (en) Image reading apparatus
JP3453197B2 (ja) 原稿サイズ検知装置
JP4012096B2 (ja) 画像読取装置
JP2005020049A (ja) 画像読み取り装置
JPH06339007A (ja) 画像読み取り装置
JP2010154305A (ja) 画像読取装置、画像処理方法及びプログラム
JP2010273098A (ja) 画像読取装置
JP6830325B2 (ja) 画像読取装置
JP2004077991A (ja) 画像読み取り装置
US20230208999A1 (en) Image reading system, image reading method, non-transitory computer-readable storage medium storing program
KR100490411B1 (ko) 원고 크기 감지 방법 및 장치와 쉐이딩 보정 방법
JP3538939B2 (ja) 原稿サイズ検知装置
JP6540463B2 (ja) 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム
JPH0514606Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111219

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20111219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5180054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250