JP5178406B2 - 遠隔操縦システム - Google Patents

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Description

本発明は、直観的なグラフィカル・インタフェースにより、例えば無人車両等の移動体を遠隔操縦するための遠隔操縦システムに関する。
従来、この種の従来技術として、「ユーザにロボットを遠隔操縦させることができる方法」とした名称で特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1に記載された方法は、ロボットの周辺の領域を表す画像情報を供給する段階と、前記画像情報を用いて、前記ロボットの周辺の領域を表すユーザ知覚画像を供給する段階と、ユーザに画像においてロボットが移動すべき方へ一つ以上の目標を指定させることができる段階と、ロボットを前記目標に向けて移動させることができる段階とを具備したことを内容としたものである。
特表2003−532218号公報
上記の構成により、ロボットを直感的に遠隔操作しようとしたものではあるが、画像においてロボットが移動すべき方へ目標を指定させることができる前記段階は、ポイント‐アンド‐クリック選択によるものであり、従ってまた、遠隔操作時の通信や画像圧縮することによる遅延時間が生じるために、高い移動速度における直感による遠隔操作を行えないという問題がある。
そこで本発明は、高い移動速度における移動体の遠隔操作を直感的にかつ容易に行える遠隔操縦システムの提供を目的としている。
上記課題を解決するための本発明に係る遠隔操縦システムは、移動領域の画像を取得する撮像部を搭載した移動体と、その撮像部によって取得した画像を表示する表示部、及びその表示部に表示された画像に基づいて移動体を遠隔操縦するための操縦部を備えた遠隔操縦装置とを含むものであり、上記移動体と遠隔操作装置との間における通信遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、移動領域の画像を取得した時刻から所要時間経過後までの移動体の移動予定経路、移動速度及び推定遅延時間に基づいて、移動体が遠隔操縦装置によって操縦制御される時刻における移動体位置を推定する移動体位置推定手段と、操縦部から送出される操縦情報に基づいて、旋回方向とその度合いを指示する移動経路指示曲線を生成する移動経路指示曲線生成手段と、推定した移動体位置に対応する旋回操作基準点及び生成した移動経路指示曲線を、表示部に表示されている画像に重畳表示する重畳表示手段とを設けたことを特徴としている。
本発明によれば、移動体と遠隔操作装置との間における通信遅延時間を推定し、移動領域の画像を取得した時刻から所要時間経過後までの移動体の移動予定経路、及び推定遅延時間に基づいて、移動体が遠隔操縦装置によって操縦制御される時刻における移動体位置を推定し、推定した移動体位置に対応する旋回操作基準点を表示部に表示しているので、高い移動速度においても、移動体の遠隔操作を直感的にかつ的確に行うことができる。
また、移動体を、走行経路指示曲線等に沿った走行を行うように制御することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔操縦システムの全体構成を示す説明図、図2は、移動体の概略構成を示す説明図、図3は、移動体に設けた制御回路のブロック図である。
本発明の一実施形態に係る遠隔操縦システムAは、図1に示すように、移動体の一例である無人車両Bと、遠隔操縦装置Cとを有している。
無人車両Bは、一般の乗用車両のハンドル/アクセル/ブレーキを、下記の車両制御用コンピュータ10によって操作できるように、各種のアクチュエータを付加した構成のものであり、その詳細は次のとおりである。
すなわち、無人車両Bは、CPU(Central Processing Unit)やインターフェース回路(いずれも図示しない)等からなる車両制御用コンピュータ10によって制御されるようになっている。
車両制御用コンピュータ10には、イーサネット(登録商標)11を介して無線LAN12,アンテナ13と撮像部の一例であるオンボードカメラ14とが、また、GPS(Global Positioning System)15、バーチカルジャイロ16がそれぞれ接続されている。
車両制御用コンピュータ10の出力側には、モータドライバ17を介して、ステアリング用アクチュエータ18、ブレーキ/アクセル用アクチュエータ19が、また、車速パルス20がそれぞれ接続されている。
バーチカルジャイロ16は、無人車両B及びオンボードカメラ14の光軸姿勢(向き)情報を取得するものであり、例えば姿勢角(ロール、ピッチ角度と角速度)、ヨー角速度、及びX,Y,Z3軸の加速度を出力するものである。
オンボードカメラ14は、無人車両Bの走行方向に向けて配設されており、移動領域の画像を取得するものである。
GPS15は、無人車両Bの位置情報を取得するためのものである。
車速パルス20は、無人車両Bの移動速度をパルス情報として出力するものであり、例えばホール素子等である。
車両制御用コンピュータ10は、イーサネット(登録商標)11,無線LAN12及びアンテナ13を通じて、上記したオンボードカメラ14、GPS15、バーチカルジャイロ16で取得した各種の情報を、後述する遠隔操縦装置Cに向けて送信する機能の他、その遠隔操縦装置Cから送信される各種の情報に基づき、ステアリング用アクチュエータ18、ブレーキ/アクセル用アクチュエータ19をモータドライバ07を介して駆動制御する機能を有している。
すなわち、遠隔操縦装置から送信される走行経路、車速指令情報(後述する)に従って、ステアリング用アクチュエータ18及びブレーキ/アクセル用アクチュエータ19を駆動する機能を有している。
次に、遠隔操縦装置について、図4〜6を参照して説明する。図4は、遠隔操縦装置の外観構成を示す説明図、図5は、遠隔操縦装置に設けた制御回路のブロック図、図6(A),(B)は、表示部に表示される画像を示すそれぞれ説明図である。
遠隔操縦装置Cは、装置本体30と、これと別体にした無線通信用アンテナ40とを有している。
装置本体30は、図5に示す遠隔操縦用コンピュータ31に、無線LAN32、表示部(以下、「ディスプレイ」という。)33、アクセル/ブレーキレバー34、ジョイスティック35を備えた操縦部36を接続した構成のものである。
操縦部36からは、アクセル/ブレーキレバー34やジョイスティック35の沿う自由操作に従った操縦情報が出力されるようになっており、その詳細は次のとおりである。
アクセル/ブレーキレバー34は無人車両Bの走行速度を増減するためのものであり、そのアクセル/ブレーキレバー34を前方に傾動操作することにより、無人車両Bの走行速度が増加し、また、後方に傾動操作することにより当該無人車両Bの走行速度が減少するように設定している。
ジョイスティック35は、無人車両Bを左右に旋回操作するためのものであり、そのジョイスティック35を左方に傾動操作することにより無人車両Bを左方向に旋回させ、また、右方に傾動操作することにより右方向に旋回させられるようにしている。
遠隔操縦用コンピュータ31は、CPU(Central Processing Unit)やインターフェース回路等からなるものであり、所要のプログラムの実行により次の各機能を発揮する。
(1)無人車両(移動体)と遠隔操作装置との間における通信遅延時間を推定する機能。この機能を「遅延時間推定手段31a」という。
本実施形態においては、無人車両Bと遠隔操縦装置Cの間において、pingの要領でデータの往復時間を推定している。
また、無人車両Bと遠隔操縦装置C双方にGPSを搭載しておき、そのGPSを用いて双方のコンピュータによって精度の高い時刻同期を行い、受信したデータのタイムスタンプに基づいて遅延時間を推定するようにしてもよい。
(2)移動領域の画像を取得した時刻から所要時間経過後までの無人車両(移動体)の走行予定経路(移動予定経路)、及び推定遅延時間に基づいて、無人車両(移動体)が遠隔操縦装置によって操縦制御される時刻における車両位置(移動体位置)を推定する機能。この機能を「移動体位置推定手段」という。本実施形態においては、「車両位置推定手段31b」と称する。
「走行予定経路」は、操舵角指令値、速度指令値、車速、ヨーレートに基づいて、時刻の関数若しくは離散的な時刻に対しての位置情報として表現したものであり、オンボードカメラ14で取得した画像が撮像された時刻から所要時間内のもの、具体的には数秒後までのものである。
上記の位置情報の座標系は、オンボードカメラ14で取得した画像を撮像した位置を基準とするとともに、路面上に無人車両Bの車両重心を投影した点を原点とし、鉛直上向きをZ方向とした座標系を用いる。以下、この座標系を「車体座標系」と呼称する。
(3)操縦部から送出される操縦情報に基づいて、走行経路指示曲線α1〜7、α1´〜7´を生成する機能。これを「移動経路指示曲線生成手段」という。本実施形態においては、「走行経路指示曲線生成手段31c」と称する。
(4)推定した車両位置に対応する旋回操作基準点γ,γ´及び操縦部36から送信される操縦情報に基づく走行経路指示曲線α1〜7、α1´〜7´等を、ディスプレイ33に表示されている画像38に重畳表示する機能。この機能を「重畳表示手段31d」という。
本実施形態に示す旋回操作基準点γ,γ´は「○」で示しているが、他のマークで表示してもよいことは勿論である。また、上記推定した車両位置に対応する大きさにして表示してもよい。
走行経路指示曲線は、ディスプレイ33の画像38上において旋回方向とその度合いを指示するために用いられるマークであり、それは、ジョイスティック35の左右の倒れ角に応じ、図6(A)に示す中立の直線α1から左右の曲線α2〜7や、同図(B)に示す中立の直線α1´から左右の曲線α2´〜7´を生成して選択するようにしている。
また、本実施形態においては、無人車両(移動体)の幅に対応する幅ゲージβ1〜β3やβ1´〜β3´を、推定した車両位置に対応する大きさにして画像に重畳表示している。これにより、高い移動速度における無人車両Bの操縦を、より容易に行うことができる。
無人車両Bは、走行経路指示曲線α1〜7等に沿って、換言すると、車両中心がこの曲線の指し示す経路に沿った走行を行うように制御される。
なお、ジョイスティック35の左右の倒れ角に応じ、中立の直線から左右の曲線を選択するものに限らず、中立直線を左右に屈曲表示するようにしてもよい。
「旋回操作基準点γ,γ´」は、通信の遅延時間を考慮するためのマークである。その旋回操作基準点γ,γ´は、遅延時間の発生下において、遠隔操縦装置Cからの指令が無人車両Bに到達する時刻を推定し、その時刻における実際の車両位置を示している。上記した走行経路指示曲線は、いずれも旋回操作基準点γ,γ´から遠方側にあたる部分について指示するようにしている。
図6(A)に示すように、通信遅延時間が一定とした場合、車両速度が停止若しくは徐行の場合、遅延の影響は無視できるため、旋回操作基準点γは画像38の路面38aの近傍側に自動的に移動する。
「路面38aの近傍側に」とは、図6(A)においては、表示部33の下縁部33aの近くの位置にという意味と同義である。
一方、高速走行時には、図6(B)に示すように、通信遅延時間の影響を考慮すると、画像38を受信した後に制御指令を行う時刻においては、実際の車両位置は遠隔操縦装置Cに表示される画像38´上の遠方に移動している。
「画像上の遠方に」とは、ディスプレイ33の下縁部33aから上方に離れた位置にという意味と同義である。
以上のようにして、旋回操作基準点γ,γ´を画像38,38´上においてそれに対応する位置に自動的に移動するのである。
また、走行経路指示曲線α1〜7は、その基準点γ,γ´より遠方のみの経路を指示できる。
さらに、下縁部33aの中央付近から旋回操作基準点γ,γ´までの曲線は、既に走行が終わっているであろう経路を示す。
(4)操縦部の操作に従って、移動体の移動速度を増減するための車速指令情報を生成する機能。これを「車速指令情報生成手段31e」という。
具体的には、アクセル/ブレーキレバー34の倒れ角度に従った車速とする内容の車速指令情報を生成している。
上記車速指令情報によって、無人車両Bに配設したブレーキ/アクセル用アクチュエータ19が駆動制御される。
次に、図7,8を参照して、制御フローチャートについて説明する。図7は、遠隔操縦装置他の制御フローチャート、図8は、無人車両の車両位置と経路との関係を示す模式図である。なお、図7において、左側が車両制御コンピュータ、また、右側が遠隔操縦用コンピュータによる処理をそれぞれ示している。
ステップ1(図中、「st1」と略記する。以下、同様。):車両制御用コンピュータ10から、オンボードカメラ14で取得した画像、走行予定経路、走行速度、バーチカルジャイロ16のデータを用いたオンボードカメラ14の光軸姿勢(向き)情報を、遠隔操縦装置Cに向けて送信する。
オンボードカメラ14で取得した画像は、レンズ歪み等を除去してピンホールカメラモデルとなるようにキャリブレーションを行ったものとする。また、当該画像には、それが撮像された時刻をタイムスタンプ(Timg)として添付している。
ステップ2:無人車両Bから送信された上記各種の情報を受信してステップ3に進む。
ステップ3:無人車両Bから送信された上記各種の情報に基づいて、車両制御コンピュータ10から遠隔操縦装置Cまでの通信遅延時間を推定して、ステップ4に進む。
なお、このステップにおける処理は、本フローと独立に行ってもよく、このステップの時点で通信遅延時間の推定値が得られていればよい。
ステップ4:ステップ2において受信した走行予定経路と、ステップ3において推定した通信遅延時間に基づいて、実際に無人車両Bが制御される時刻における車両位置を推定する。簡単には、通信の往路復路の通信遅延時間と処理時間Tpを考慮し、トータルの遅延時間Taを、
Ta=2*Td+Tp …(1)
とし、無人車両Bが走行しているであろう位置(dX,dY)Tを推定する。
ステップ5:ステップ4において得た車両移動推定値を、ディスプレイ33の画像上に重畳表示する。
この画像上の点が、旋回操作基準点となる。3次元空間上の点(X,Y,Z)と画像上の位置(u,v)の関係は、ピンホールカメラモデルを用いると、次式により得られる。
Figure 0005178406
ここで、fx,fyはそれぞれの方向の焦点距離、cx,cyはレンズ中心であり、これらはキャリブレーションデータとして既知であるとする。また、sは任意のスケールを表す係数である。
r**は、オンボードカメラ14の光軸姿勢の回転成分、t*はそのオンボードカメラ14の光軸姿勢の並進成分であり、ジャイロ情報とオンボードカメラ14のアライメント情報より生成される。
ここで、(1)式の(X,Y,Z,1)Tに(dX,dY,0,1)Tを代入することにより、(u,v)Tが得られる。
ここで、Z=0は、前方の路面は水平面であることを仮定している。
また、時刻Taにおける車両位置の画像上の位置が、旋回操作基準点となる。
ステップ6:遠隔操縦装置Cのディスプレイ33に、オンボードカメラ14からの画像38を重畳表示し、その上にステップ5において得られた旋回操作基準点γと、走行経路指示曲線α1とをオーバーレイ表示する。
ステップ7:ジョイスティック35の入力に応じ、画像38上の走行経路指示曲線α1の再描画を行って、ステップ8に進む。
ステップ8:入力された走行経路指示曲線情報(開始位置/曲率等)と指令速度(車速指令情報)、それを生成するために用いた画像のタイムスタンプTimgを無人車両Bに向けて送信する。
ステップ9:ステップ8において送信されたデータを無人車両Cにおいて受信して、ステップ10に進む。
ステップ10:ステップ8において受信した走行経路指示曲線情報を、車体座標系に変換する。前方の路面が水平面であると仮定した場合には、走行経路指示曲線を離散的な点列(ui,vi,1)Tとし、上記した(2)式に代入して、(Xi,Yi,0,1)Tについて解く。
「r**」及び「t*」については、ジャイロ情報とオンボードカメラ14のアライメント情報より生成される。
また、レーザレンジファインダやステレオ視等、前方の形状を計測する装置が用いられる場合、それらを用いてより精度のよい座標変換が可能となる。
計測点を(X’i,Y’i,Z’i,1)Tとすると、それらは数値的に与えられるため、それらを(2)式に代入し、(u’i,v’I,1)Tを算出し、走行経路指示曲線から得られる点列(ui,vi,1)Tと比較することにより、対応する(X’i,Y’i,Z’i,1)Tを逆算する。
ステップ11:車体座標系の走行経路指示曲線の点列(Xi,Yi)Tを、地上座標系に変換する。
その際、それら点列が生成された画像のタイムスタンプTimgに対応する、過去の地上座標系の位置に変換する。ここで地上座標系とは、たとえば走行開始地点を原点とする座標系である。
ステップ12:ステップ11において座標変換した経路のうち、現在の車両位置より前方にある経路に沿った走行方向を決定する。
上記のシーケンスを連続的に繰り返すことにより、通信遅延の発生の下においても遠隔操縦を可能とする。
なお、本発明は上述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
・車両に既にドライブ/ブレーキバイワイヤ機構があり、かつ、ECUからの制御が可能な場合、それらを用いた構成にしてもよい。
・本実施形態においては、移動体として無人車両を例として説明したが、無人偵察機等に準用することができる。
・上述した実施形態においては、旋回操作基準点、走行経路指示曲線及び移動体の幅に対応する幅ゲージを画像に重畳表示した例について説明したが、必ずしも表示する必要はない。また、上記幅ゲージに代えて、無人車両のビハインドビュー(後方視点)を表示するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る遠隔操縦システムの全体構成を示す説明図である。 移動体の概略構成を示す説明図である。 移動体に設けた制御回路のブロック図である。 遠隔操縦装置の外観構成を示す説明図である。 遠隔操縦装置に設けた制御回路のブロック図である。 (A),(B)は、表示部に表示される画像を示すそれぞれ説明図である。 遠隔操縦装置の制御フローチャートである。 無人車両の車両位置と経路との関係を示す模式図である。
符号の説明
14 撮像部(オンボードカメラ)
31a 遅延時間推定手段
31b 車両位置推定手段(移動体位置推定手段)
31c 走行経路指示曲線生成手段(移動経路指示曲線生成手段)
31d 重畳表示手段
33 表示部(ディスプレイ)
36 操縦部
38,38´ 画像
B 移動体(無人車両)
C 遠隔操縦装置
γ,γ´ 旋回操作基準点
α1〜α7、α1´〜α7´ 走行経路指示曲線(移動経路指示曲線)

Claims (2)

  1. 移動領域の画像を取得する撮像部を搭載した移動体と、その撮像部によって取得した画像を表示する表示部、及びその表示部に表示された画像に基づいて移動体を遠隔操縦するための操縦部を備えた遠隔操縦装置とを含む遠隔操縦システムにおいて、
    上記移動体と遠隔操作装置との間における通信遅延時間を推定する遅延時間推定手段と、
    移動領域の画像を取得した時刻から所要時間経過後までの移動体の移動予定経路、移動速度及び推定遅延時間に基づいて、移動体が遠隔操縦装置によって操縦制御される時刻における移動体位置を推定する移動体位置推定手段と、
    操縦部から送出される操縦情報に基づいて、旋回方向とその度合いを指示する移動経路指示曲線を生成する移動経路指示曲線生成手段と、
    推定した移動体位置に対応する旋回操作基準点及び生成した移動経路指示曲線を、表示部に表示されている画像に重畳表示する重畳表示手段とを設けたことを特徴とする遠隔操縦システム。
  2. 重畳表示手段は、移動体の幅に対応する幅ゲージを、推定した移動体位置に対応する大きさにして画像に重畳表示することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操縦システム。
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