JP5176549B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
このうちのハウジングは、固定の部分に支持されて回転する事がない。
又、上記回転軸は、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する。この様な回転軸としては、例えば前述の図11に示した構造でのステアリングシャフト2、或いは、中間シャフト21、更には、ステアリングギヤユニット22の入力軸(ピニオン軸)のうちの何れかが採用可能である。
又、上記ウォームホイールは、上記ハウジングの内部で上記回転軸の一部に、この回転軸と同心に(締り嵌めによる外嵌固定、キー係合、スプライン係合等により相対回転を阻止された状態で)支持されて、この回転軸と共に回転する。
又、上記ウォームは、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成る。そして、このウォーム歯を上記ウォームホイールと噛合させた状態で、上記ウォーム軸の基端部を基端側ラジアル転がり軸受により、同じく先端側を先端側ラジアル転がり軸受により、それぞれ上記ハウジングに対し回転自在に支持している。
又、上記電動モータは、上記ウォーム軸の基端部と出力軸の先端部とを回転力の伝達を自在に係合させて、このウォーム軸を両方向に回転駆動自在としている。
更に、上記弾性部材は、このウォーム軸の先端部と上記ハウジングの内面との間に設けられて、上記ウォーム歯を上記ウォームホイールに向け押圧する。
そして、上記ウォームの先端部を上記先端側ラジアル転がり軸受を構成する内輪の内径側に、弾性材製で筒状のブッシュを介して支持している。
又、本発明を実施する場合に、請求項2に記載した発明の様に、上記ブッシュの外周面のうち、上記内輪の内周面に締り嵌めで嵌合する部分を、それぞれ複数の凸部と凹部とを交互に設けた凹凸形状とし、このうちの各凸部の頂部を上記内輪の内周面に弾性的に当接させる事もできる。
即ち、本発明の場合には、上記ブッシュのうちで少なくとも上記ウォーム軸の外周面が衝突する部分のラジアル方向の剛性を、形状的に低くできる。この為、上記ブッシュを構成する弾性材として、比較的硬い材料を使用しても、ウォーム軸の外周面がこのブッシュの内周面に勢い良く衝突する瞬間に打音が発生する事を抑えられる。
図1〜4は、本発明に関する参考例の1例を示している。尚、本参考例の電動式パワーステアリング装置の特徴は、先端側ラジアル転がり軸受12を構成する内輪18の内周面と、ウォーム軸10の先端寄り部分の外周面との間に設けるブッシュ19aの形状にある。即ち、この形状を工夫する事により、このブッシュ19aを比較的硬い弾性材により造っても、このブッシュ19aの内周面と上記ウォーム軸10の先端寄り部分の外周面との衝突時に、耳障りな打音が発生するのを十分に防止できる様にする点にある。その他、電動式パワーステアリング装置全体の構造及び作用に就いては、基本的には、前述の特許文献2に記載されたものを含め、従来から知られている構造と同様である。前述の図11〜12に示した構造と図1とを比較した場合、電動モータ7等の設置位置が異なっているが、この点は車体側の形状等に合わせる為の、単なる設計的変更に過ぎない。就いては、この様な単なる設置位置の変更も含め、従来構造と同等部分に関する説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本参考例の特徴部分を中心に説明する。
図5〜7は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、ブッシュ19bの外周面と先端側ラジアル転がり軸受12を構成する内輪18の内周面とを、ウォーム軸10の基端寄り半部(図5の左半部)で、図5〜6に示す様に締り嵌めにより嵌合させている。これに対して、上記ウォーム軸10の先端寄り半部(図5の右半部)では、上記ブッシュ19bの外周面と上記内輪18の内周面とを、図5、7に示す様に、これら両周面同士の間に隙間23を介在させた状態に組み合わせている。従って、上記ブッシュ19bのうち、上記ウォーム軸10の先端寄り半部のラジアル方向に関する剛性は、基端寄り半部の剛性よりも小さい。
図8〜10は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、ブッシュ19cの外周面のうち、先端側ラジアル転がり軸受12を構成する内輪18の内周面に締り嵌めで嵌合する部分を、それぞれ複数の凸部と凹部とを交互に設けた、例えば図9に示した様な雄セレーション状の凹凸形状としている。そして、このうちの各凸部の頂部を上記内輪18の内周面に弾性的に当接させている。ウォーム軸10の先端寄り半部(図8の右半部)では、上述した実施の形態の第1例の場合と同様、図10に示す様に、上記ブッシュ19cの外周面と上記内輪18の内周面との間に隙間23を介在させている。
2 ステアリングシャフト
3 ハウジング
4 ウォームホイール
5 ウォーム
6 減速機
7 電動モータ
8 出力軸
9 ウォーム歯
10 ウォーム軸
11 基端側ラジアル転がり軸受
12 先端側ラジアル転がり軸受
13、13a 押圧駒
14、14a コイルばね
15 ホルダ
16 係止部
17 折り曲げ部
18 内輪
19、19a、19b、19c ブッシュ
20 隙間
21 中間シャフト
22 ステアリングギヤユニット
23 隙間
Claims (2)
- 固定の部分に支持されて回転する事のないハウジングと、このハウジングに対し回転自在に設けられて、ステアリングホイールの操作により回転させられ、回転に伴って操舵輪に舵角を付与する回転軸と、上記ハウジングの内部でこの回転軸の一部に、この回転軸と同心に支持されて、この回転軸と共に回転するウォームホイールと、ウォーム軸の軸方向中間部にウォーム歯を設けて成り、このウォーム歯を上記ウォームホイールと噛合させた状態で、上記ウォーム軸の基端部を基端側ラジアル転がり軸受により、同じく先端側を先端側ラジアル転がり軸受により、それぞれ上記ハウジングに対し回転自在に支持されたウォームと、上記ウォーム軸の基端部と出力軸の先端部とを回転力の伝達を自在に係合させた電動モータと、このウォーム軸の先端部と上記ハウジングの内面との間に設けられて、上記ウォーム歯を上記ウォームホイールに向け押圧する弾性部材とを備え、上記ウォームの先端部は上記先端側ラジアル転がり軸受を構成する内輪の内径側に、弾性材製で筒状のブッシュを介して支持されている電動式パワーステアリング装置に於いて、このブッシュの外周面と上記内輪の内周面とを、上記ウォーム軸の基端寄り半部で締り嵌めにより嵌合させ、同じく先端寄り半部でこれら両周面同士の間に隙間を介在させた状態に組み合わせる事で、上記内輪の内径側に上記ブッシュを支持している事を特徴とする電動式パワーステアリング装置。
- ブッシュの外周面のうち、内輪の内周面に締り嵌めで嵌合する部分を、それぞれ複数の凸部と凹部とを交互に設けた凹凸形状とし、このうちの各凸部の頂部を上記内輪の内周面に弾性的に当接させた、請求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
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