JP5176340B2 - 電子楽器及び演奏処理プログラム - Google Patents
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Description
図1は、この発明の一実施例による電子楽器の概要を説明するための図であり、図1(1)はこの発明の一実施例による電子楽器のハードウエア構成ブロック図を示す。この電子楽器EMには、演奏操作及び楽音信号生成機能を有する音楽情報処理専用の電子音楽装置(通常の電子楽器)だけでなく、演奏操作部及び楽音信号生成部が設けられ音楽情報処理機能を有するパーソナルコンピュータ(PC)のような汎用の情報処理装置が含まれる。電子楽器EMは、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、演奏操作検出回路5、設定操作検出回路6、表示回路7、音源回路8、効果回路9、MIDIインターフェース(I/F)10、通信インターフェース(I/F)11等を備え、これら要素1〜11はバス12で互いに接続される。
この発明の一実施例による電子楽器では、発音用の音源データに波形データが用いられ、音色指定に応じて選択された所定年代の波形データを選択することができる。音域制限オフモードで演奏データが入力されると、演奏データが外側音域(制御音域)の音高を示しているときは、選択された波形データのエンベロープ特性や周波数特性などの音色に関係する特性が有効音域からの音高距離に応じて制御することにより、有効音域外の楽音について、選択された波形データの楽器音色をシミュレートした楽音信号を音源に生成させることができる。図2は、この発明の一実施例による音域制限オフモードにおける外側音域(制御音域)の音色制御特性を説明するための図である。
図3及び図4は、この発明の一実施例による演奏処理の一例を表わすフローチャートであり、図3はそのメイン処理を示し、図4は、メイン処理中のステップS9で実行される発音処理を示す。図3の演奏処理(メイン処理)は、電子楽器EMの電源投入から実行される。電源が投入されてメイン処理がスタートすると、CPU1は、まず、ステップS1で初期設定を行い、次いで、ステップS2,S3のボイス(音色)設定処理に進む。
鍵域表示については、図1(2)のように全鍵対応ランプだけでなく、任意の表示形態を採用することができる。図5は、鍵域表示の他の例を示す。図5(1)は、鍵盤14Kに対し、種々のボイス(音源データ)に対応した有効鍵域Aと外側鍵域B,Cとの境界に相当するところにLEDランプ16Lbを配置した例であり、LEDランプ16Lbの点灯している位置(2つの□)が、現在選ばれているボイスでの境界を表わす。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施例を詳述したが、この実施例は単なる一例であって、この発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、音源データについては、実施例では、音源データ記憶部に波形データを用意するものを示したが、各年代の楽器音波形を分析して得られた所定音高或いは音高域毎の多数の特徴パラメータを各年代のパラメータセットとして複数セット用意しておき、ボイス指定に応じてパラメータセットを選択し、このパラメータセットから演奏データの音高に応じたパラメータを取り出して楽音信号を生成するようにしてもよい。
B、C 外側低音(鍵)域及び外側高音(鍵)域〔外側音(鍵)域〕、
16D ディスプレイ(画面)、
16L;16La,16Lb 鍵域表示ランプ。
Claims (4)
- 少なくとも1つの年代の音源データを記憶した音源データ記憶手段と、
ユーザ操作に応じて音源データ記憶手段から所定年代の音源データを指定する音源データ指定手段と、
演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
ユーザ操作に応じて音域制限機能をオン又はオフに設定する音域制限設定手段と、
音源データ指定手段により指定された音源データに従い、演奏データ入力手段により入力される演奏データに応じた楽音信号を生成する楽音信号生成手段であって、音域制限機能がオンに設定されている場合は、指定された当該音源データの年代の楽器音に対応する有効音域のみの演奏データに応じて楽音信号を生成し、音域制限機能がオフに設定されている場合には、全音域の演奏データに応じて楽音信号を生成する手段と
を具備することを特徴とする電子楽器。 - 前記楽音信号生成手段は、音域制限機能がオフに設定されている場合に、前記有効音域外の演奏データについては、当該演奏データの有効音域からの音高位置に応じて、前記音源データ指定手段により指定された音源データの音色特性を制御して楽音信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。
- 前記演奏データ入力手段には、ユーザの演奏操作に応じて演奏データを入力する演奏操作子が含まれ、
演奏操作子に対して、前記音源データ指定手段により指定された音源データに対応する有効音域を表示する音域表示手段を具備する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子楽器。 - 少なくとも1つの年代の音源データを記憶した音源データ記憶手段と演奏データを入力する演奏データ入力手段とを具備し、電子楽器として機能するコンピュータに、
ユーザ操作に応じて音源データ記憶手段から所定年代の音源データを指定する音源データ指定ステップと、
ユーザ操作に応じて音域制限機能をオン又はオフに設定する音域制限設定ステップと、
音源データ指定ステップで指定された音源データに従い、演奏データ入力手段により入力される演奏データに応じた楽音信号を生成する楽音信号生成ステップであって、音域制限機能がオンに設定されている場合は、指定された当該音源データの年代の楽器音に対応する有効音域のみの演奏データに応じて楽音信号を生成し、音域制限機能がオフに設定されている場合には、全音域の演奏データに応じて楽音信号を生成するステップと
から成る手順を実行させる演奏処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007053545A JP5176340B2 (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 電子楽器及び演奏処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007053545A JP5176340B2 (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 電子楽器及び演奏処理プログラム |
Publications (2)
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JP2008216604A JP2008216604A (ja) | 2008-09-18 |
JP5176340B2 true JP5176340B2 (ja) | 2013-04-03 |
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2007
- 2007-03-02 JP JP2007053545A patent/JP5176340B2/ja not_active Expired - Fee Related
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