JP2007163618A - 伴奏表示装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが音楽として楽しめる本格的な伴奏あるいは本格的な音楽ジャンルの雰囲気を感じさせる伴奏等を練習することができる伴奏表示装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】各種の伴奏スタイルの伴奏パターンを複数記憶したパターンデータ群記憶手段を備え、ユーザにより指定された伴奏パターンを読み出し、指定されたコード指定情報に応じて前記伴奏パターンから伴奏データを生成し、該伴奏データからその伴奏の楽譜である表示データを生成して、ディスプレイに表示および/または印刷する。コードは1つのみ指定してそのコードに対応する伴奏をユーザに提示するものでもよいし、あるいは、曲の進行に沿った複数のコードからなるコード進行をユーザに指定させ、そのコード進行に沿った伴奏の楽譜を出力するようにしてもよい。生成した伴奏データを再生するようにしてもよい。
【選択図】図2

Description

この発明は、ユーザが指定した伴奏スタイル(パターン)とコードに応じて伴奏データを生成し、その伴奏データを楽譜情報(表示データ)に変換して表示する技術に関する。
従来より、コードディクショナリ(ヤマハ株式会社の登録商標)機能と称して、ユーザが和音(根音+種類)を指定すると、該和音の和音構成音を提示する技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。これは、指定された和音の和音構成音の鍵盤上の位置をLCD等のディスプレイに表示したり、鍵盤の各鍵に対応して配置されているLEDなどの表示器のうち該指定された和音構成音の鍵の位置を示す表示器を点灯させたり、あるいは該和音構成音を同時あるいは順次発音させたりすることにより、ユーザの和音指定に応じた和音構成音をユーザに提示するものである。これにより、ユーザは所望の和音を演奏する際に押鍵しなければならない鍵盤位置を簡単に確認できる。
特開2003−177756
上記従来技術により、ユーザは、所望の和音の構成を知ってそれを押鍵することで、単純な伴奏をすることができた。しかし、音楽として楽しめる本格的な伴奏や音楽ジャンルの雰囲気を感じさせる伴奏をするには、ユーザ自らが音楽的な知識を身につけた上で伴奏を作成して練習しなければならず、困難であった。
この発明は、ユーザが音楽として楽しめる本格的な伴奏あるいは本格的な音楽ジャンルの雰囲気を感じさせる伴奏等を練習することができる伴奏表示装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、各種の伴奏スタイルの伴奏パターンを複数記憶したパターンデータ群記憶手段を備え、ユーザにより指定された伴奏パターンを読み出し、指定されたコード指定情報に応じて前記伴奏パターンから伴奏データを生成し、該伴奏データからその伴奏の楽譜である表示データを生成して、ディスプレイに表示および/または印刷することを特徴とするものである。
コードは1つのみ指定してそのコードに対応する伴奏をユーザに提示するものでもよいし、あるいは、曲の進行に沿った複数のコードからなるコード進行をユーザに指定させ、そのコード進行に沿った伴奏の楽譜を出力するようにしてもよい。また、生成した伴奏データを再生して自動伴奏音を出力するようにし、ユーザがその自動伴奏音を聞きながら楽譜を見て練習できるようにしてもよい。
本発明によれば、ユーザの指定したコードあるいはコード進行に沿った伴奏データが生成され、楽譜として表示することができる。従って、ユーザはその楽譜を見て練習することにより、音楽として楽しめる本格的な伴奏や本格的な音楽ジャンルの雰囲気を感じさせる伴奏を練習することができる。特に、本発明は、ピアノ1台での伴奏を生成し練習する際に効果的である。
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る伴奏表示装置のハードウエア構成を示すブロック図である。この伴奏表示装置は、中央処理装置(CPU)101、タイマ102、ランダムアクセスメモリ(RAM)103、リードオンリーメモリ(ROM)104、外部記憶装置105、MIDIインターフェース(I/F)106、通信I/F107、プリンタI/F108、プリンタ109、鍵盤操作の検出回路110、演奏操作子(鍵盤)111、スイッチ等の検出回路112、設定操作子(スイッチ等)113、表示回路114、ディスプレイ115、音源回路116、効果回路117、サウンドシステム118、及びバスライン119を備えている。
CPU101は、この伴奏表示装置全体の動作を制御する処理装置である。タイマ102は、時間を計測するためのもので、例えば伴奏データに基づく自動伴奏音の発音タイミングを判別する際などに使用する。RAM103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域や各種のワーク領域として用いる揮発性のメモリである。ROM104は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(BASIC INPUT/OUTPUT SYSTEM)等あるいはCPU101が実行するプログラム等を格納する不揮発性のメモリである。外部記憶装置105は、ハードディスクやフレキシブルディスク等の磁気記録媒体やCD−ROM、DVD等の光記憶媒体、あるいはフラッシュメモリ等の各種の方式の記憶媒体である。MIDIインターフェース106は、外部の各種MIDI機器121と接続するためのMIDI規格のインターフェースである。通信I/F107は、通信ネットワーク122を介して外部のサーバコンピュータ123等と接続するためのインターフェースである。
プリンタI/F108はプリンタ109を接続するためのインターフェースであり、CPU101からの指示により任意の情報をプリンタ109で印刷することができる。演奏操作子111は、演奏者が演奏操作するための操作子であり、ここでは鍵盤の複数の鍵である。演奏操作子111の操作は、検出回路110により検出され、その操作情報はCPU101に送られる。設定操作子113は、本装置の外部パネル上に設けられている各種のスイッチ等であり、その操作は検出回路112により検出され、検出結果がCPU101に送られる。ディスプレイ115は、各種の情報を表示する表示装置である。表示回路114は、CPU101からの指示に基づいて、与えられたデータをディスプレイ115に表示する。音源回路116は、CPU101からの指示に基づいて楽音信号を発生する。効果回路117は、音源回路116で発生した楽音信号に対し各種の効果を付与する。効果回路117から出力された楽音信号はサウンドシステム118により放音される。
図1の装置により、ユーザは、伴奏スタイル(パターン)とコードを指定するだけで本格的な伴奏の楽譜を取得できる。その具体的な実施例について、以下の図2以降で詳しく説明する。
図2は、図1の伴奏表示装置の機能ブロック図(実施例1)である。長方形のブロックで示した各処理部201〜203,206,208〜211は、それぞれCPU101が所定のプログラムを実行することにより実現する処理部である。平行四辺形のブロックで図示したデータ204,205,207は、それぞれ各処理部で使用するデータを示す。
コード指定処理部201は、演奏操作子111や設定操作子113のユーザ操作を検出し、そのユーザ操作に応じた1つのコードを指定するコード指定情報を伴奏データ生成処理部203に渡す。パターン指定処理部202は、演奏操作子111や設定操作子113のユーザ操作を検出し、そのユーザ操作に応じた1つパターンデータを指定するパターン指定情報を伴奏データ生成処理部203に渡す。伴奏データ生成処理部203は、入力したパターン指定情報に従ってパターンデータ群204からパターンデータを1つ選択し、そのパターンデータを上記入力したコード指定情報に従って加工し、伴奏データ205を生成する。
パターン(スタイル)指定情報は、例えばジャズ、ロック、ポップス等の楽曲の種別を示す情報である。パターンデータ群204は、それらの楽曲の種別に応じた伴奏パターンの情報である。コード指定情報は、和音の根音とタイプを指定する情報である。
表示データ生成処理部206は、伴奏データ205から表示データ207を生成する。表示データ207は、伴奏データ205の楽譜である。この楽譜は、右手と左手の2段からなる五線譜でもよいし、タブ譜でもよい。表示処理部208は、表示データ207をディスプレイ115に表示する。印刷処理部209は、表示データ207をプリンタ109により印刷する処理を行う。なお、表示処理部208による表示及び印刷処理部209による印刷は、ユーザの指示があったときに行われるようにするとよい。
上記の201〜209に示した機能ブロックは、伴奏生成モードのときの動作を示すものである。伴奏生成モードではなく通常演奏モードのときは、操作データ検出処理部210と楽音生成処理部211により鍵盤の操作に応じた楽音を発生する。操作データ検出処理部210は、演奏操作子(鍵盤)111の操作を検出する部分である。楽音生成処理部211は、検出された操作に応じた楽音を生成して放音する部分である。
図2の実施例1によれば、ユーザは、ジャズやロック等のパターンを指定し、コードを指定することで、そのジャンルに応じたそのコードの伴奏音が表示あるいは印刷で楽譜として取得できる。従って、ユーザはそれを見ながら本格的な伴奏の練習を行うことができる。なお、パターンが複数のパート(トラック)からなる場合、一部のパートを選択して、そのパートのみからなる伴奏データあるいは表示データを生成するようにしてもよい。
図3は、図2の構成の変形例(実施例2)であり、コード進行を指定できるようにしたものである。図3において、図2におけるのと同じ部分には同じ番号を付した。コード進行指定処理部301は、演奏操作子111や設定操作子113のユーザ操作を検出し、そのユーザ操作に応じた1つのコード進行を指定するコード進行指定情報をコード指定処理部302に渡す。コード進行データ群303は、複数のコード進行データの集まりであり、種々の伴奏のコード進行が格納されている。コード指定処理部302は、コード進行指定情報に応じたコード進行データを読み出し、そのコード進行データに応じて曲の進行に応じてリアルタイムに変化していくコード指定情報を順次生成し、伴奏データ生成処理部203に渡す。伴奏データ生成処理部203以降の処理は、図1で説明したのと同様である。
図3の実施例2によれば、曲の進行に応じて時間的に変化するコード進行に基づいて伴奏データが生成され、その楽譜が表示または印刷できるので、楽曲のコード進行の練習に役立つ。
図4は、図2や図3に示した構成の変形例(実施例3)であり、実際に伴奏音を再生しながらその楽譜の表示を行うようにしたものである。図4において、図2におけるのと同じ部分には同じ番号を付した。伴奏データ205が生成されるまでの構成は、図1または図2と同様である。表示データ生成処理部206は、伴奏データ205に応じて表示データ207を生成し、表示処理部402により表示する。これにより、伴奏データ205の楽譜が画面表示される。また伴奏データ205は、楽音生成処理部403に入力し、楽音生成処理部403は当該伴奏データ205に応じて伴奏音を生成し出力する。また、楽音生成処理部403は、操作データ検出処理部404により検出された演奏者の演奏操作子(鍵盤)111の操作に応じた楽音を生成し出力する。
再生制御処理部401は、伴奏データの再生の進行に伴って、楽音生成処理部403と表示処理部402とを制御する。具体的には、再生の進行に伴って、楽音生成処理部403は楽音を生成し、表示処理部402は楽譜の画面表示をするが、再生制御処理部401により現在の再生ポジションを表示したり、その表示をスクロールさせる制御処理を行うものである。再生の際、楽音生成処理部403は、生成された伴奏データ205と、演奏操作子(鍵盤)111の操作データのどちらか、あるいは両方を用いて楽音を生成する。それぞれ楽音の様態(定位や音色や音量)を違えてもよい。
図4の実施例3によれば、ユーザは実際の伴奏音を聞きながら楽譜を表示上で参照できるので、曲の流れの練習に好適である。特に、伴奏データは左側に定位させ、ユーザによる演奏音は右側に定位させるなどして、自動的に発生される伴奏と演奏者による演奏音とを区別して聞けるようにすることで、ユーザはお手本となる伴奏音を聞きながら、かつその楽譜を見ながら、本格的な伴奏の練習を行うことができる。
図5は、図2〜図4で説明したような各実施例においてコードを指定する方法の例を示す図である。ここでは、鍵盤111を設定操作子として用いてコードを指定する例について説明する。ユーザが、外部パネル上の所定の設定操作子を操作すると、本装置は通常演奏モードからコード指定モードに遷移する。鍵盤111は、通常演奏モードでは演奏操作子として機能し、コード指定モードでは設定操作子として機能するものである。図5に示すように、コード指定モードにおいて鍵盤111は、コード検出鍵域501、コードタイプ指定鍵域502、及びルート指定鍵域503の各鍵域に分けられる。コードタイプ指定鍵域502の各鍵には、メジャー(M)、メジャー7th(M7)、マイナー(m)、…などのコードタイプが割当てられている。ルート指定鍵域503は、1オクターブ分の鍵でコードの根音を指定するための鍵域である。
ユーザが、コード検出鍵域501内の何れかの複数鍵を押鍵すると、コード指定処理部201は押鍵された音を構成音とするコードを判別し、それを1つのコード指定情報として決定出力する。また、ユーザがコードタイプ指定鍵域502で1つの鍵を押鍵し、ルート指定鍵域503で1つの鍵を押鍵すると、コード指定処理部201は、コードタイプ指定鍵域502で指定されたコードタイプとルート指定鍵域503で指定された根音とを決定し1つのコード指定情報として出力する。
コード検出鍵域501による指定は、ユーザが構成音からコードを指定したい場合に便利である。コードタイプ指定鍵域502とルート指定鍵域503よる指定は、ユーザがコードタイプと根音を別々に指定したい場合に便利である。なお、ここで説明した例に限らず、例えばパネル上の設定操作子を用いて、コードタイプと根音を指定するようにしてもよい。
次に、コード進行の指定の方式について説明する。図3で説明したコード進行を指定する実施例において、そのコード進行の指定方法としては例えば以下の2つの例がある。第1は、図5で説明したようなコード指定の操作を、ある区間(1小節等)ごとに繰り返すことで、複数区間(複数小節)にわたるコード進行を指定する方法である。第2は、所定の操作子を操作することにより、本装置が予め保持しているコード進行データ(図3の303)の中から1つを選択する方法である。この第2の方法では、キー情報をも操作子から入力し、コード進行データを入力されたキーに応じて移調させてもよい。またコード進行データは、パターンデータと関連付けられていてもよい。例えば、パターンとして「ロックンロール」が選択されると、それに関連付けられたお勧めのコード進行をユーザに提示し、選択させてもよい。これにより、予めロックンロールのパターンに関連付けられていたコード進行が指定される。
図6は、パターンが選択されたときに表示されるコード進行の例を示す。例えば、ユーザがパターンとして「ヘビーメタル」を選択すると、図6(1)のようなコード進行が表示される。ここでは1つのみ示したが、選択肢として同様のコード進行が複数表示されるものとする。その中からユーザは1つのコード進行を選択することができる。図示した(2)ブギウギ、(3)ロックンロール、(4)リズム&ブルース、及び(5)スローロック等についても同様であり、これらの楽曲のパターンを選択することにより、図示したようなコード進行が表示される。ユーザは複数表示されたこれらのお勧めのコード進行の中から1つを選択しコード進行を決定する。なお、601は移調の例を示す。パターンとして「ロックンロール」が選択され、同時にキーとしてDが指定されると、601に示すように移調されたコード進行が表示される。
図7は、図2で説明した実施例1におけるメインフローを示す。この処理は、電源投入直後から実行される。ステップ701で、演奏操作子111の操作に応じて楽音を生成する。ステップ702で、伴奏生成モードに遷移するように操作されたか否か判別し、操作されているときは、ステップ703で、伴奏データ205及び表示データ207を生成する。この処理については図8(あるいは図9)で詳述する。次にステップ704で、生成された表示データ207を画面に表示する。ステップ705で、表示データ207をプリンタに印刷する指示があるときには印刷を実行する。その後、ステップ701に戻る。ステップ702で伴奏生成モードへの遷移の指示操作が無いときは、ステップ701に戻る。
図8は、図7のステップ703のデータ生成フローの詳細を示す。ステップ801で、ユーザ操作を検出し、パターン指定情報を取得する。ステップ802で、入力されたパターン指定情報を用いて、パターンデータ群204の中からパターンデータを1つ選択する。ステップ803で、ユーザ操作を検出し、コード指定情報を取得する。ステップ804で、入力されたコード指定情報を用いて、選択されているパターンデータを変更し、伴奏データ205を生成する。ステップ805で、生成した伴奏データ205から表示データ207を生成する。生成した表示データ207は、上述したステップ704で表示され、ステップ705で印刷される。
図9は、図3で説明した実施例2のデータ生成フローを示す。実施例2におけるメインフローは図7と同じである。ステップ901で、ユーザ操作を検出し、パターン指定情報を取得する。ステップ902で、入力されたパターン指定情報を用いて、パターンデータ群204の中からパターンデータを1つ選択する。ステップ903で、ユーザ操作を検出し、コード進行指定情報を取得する。ステップ904で、入力されたコード進行指定情報を用いて、コード進行データ群303の中からコード進行データを1つ選択する。次にステップ905で、指定されたコード進行データ内のコード指定データを所定区間(1小節)分読み出す。ステップ906で、指定されたパターンデータを所定区間(1小節)分読み出す。パターンデータの終端に達していたら読み出し位置を先頭に戻す。ステップ907で、伴奏データを所定区間(1小節)分生成する。ステップ908で、生成した伴奏データに応じて表示データを生成する。ステップ909で、コード進行データの終端に達したか否か判別し、達しているときは処理を終了する。達していないときはステップ905に戻る。
図10は、図4で説明した実施例3におけるメインフローを示す。ステップ1001で、演奏操作子111の操作に応じて楽音を生成する。ステップ1002で、伴奏生成モードに遷移するようにパネル操作されたか否か判別する。操作されているときは、ステップ1003で、伴奏データ及び表示データを生成する。この処理は、例えば図8や図9の手順で行えばよい。伴奏生成モードへの遷移の指示操作が無いときは、ステップ1004に進む。ステップ1004では、伴奏再生開始操作がされたか否か判別する。されているときはステップ1005に進む。されていないときはステップ1001に戻る。
ステップ1005では、再生位置を前記伴奏データ及び前記表示データの先頭に設定する。ステップ1006で、再生位置に応じて前記伴奏データに基づく楽音生成処理(伴奏音の再生)を行う。ステップ1007で、再生位置に応じて前記表示データに基づく画面表示(楽譜の表示)を行う。ステップ1008で、ユーザの演奏操作子111の操作に応じて楽音を生成する。ステップ1009で、伴奏再生終了操作がされたか否か判別し、されているときはステップ1001に戻る。ステップ1009で終了操作が無いときは、ステップ1010で、再生位置を所定量(1tick)進める。次にステップ1011で、伴奏データの終端に達したか否か判別する。達しているときはステップ1005に、達していないときはステップ1006に戻る。
図11は、選択したパターンの例及びその表示例を示す。ここでは、図3及び図9で説明した実施例2において、パターン指定情報として「classic3」を選択し、コード進行指定情報として「C→C→F→C→…」というコード進行を選択したとする。1101はディスプレイ115に表示される画面例である。1102は選択されているパターンが「classic3」であることを示す表示であり、1103は選択されているコード進行が「C→C→F→C→…」であることを示す表示である。1104はこのときの伴奏データから生成された表示データの表示例(ステップ908による表示)である。他の実施例においても同様の表示が為される。
なお、本発明は、電子楽器の形態に限らず、パソコンにアプリケーションソフトウェアをインストールした形態でもよく、カラオケ装置や、ゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信端末、自動演奏ピアノに適用してもよい。携帯型通信端末に適用した場合、端末のみで所定の機能が完結している場合に限らず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末とサーバとからなるシステム全体として所定の機能を実現するようにしてもよい。
電子楽器の形態を取った場合、その形態は鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。また、音源装置、自動演奏装置等を1つの電子楽器本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であり、MIDIや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するものであってもよい。
処理プログラムや処理に利用する各種データを外部記憶媒体から、或いは通信インターフェースを介して外部装置から電子楽器やパソコンに供給してもよい。その通信インターフェース及び通信ネットワークは、有線のものに限らず無線でもよい。また双方を備えていてもよい。
実施形態の伴奏表示装置のハード構成ブロック図 実施形態の伴奏表示装置の機能ブロック図 コード進行を指定する変形例の機能ブロック図 再生の進行に伴って楽譜表示する変形例の機能ブロック図 コード指定の例を示す図 コード進行の指定の例を示す図 実施形態の装置のメインフロー 実施例1のデータ生成フロー 実施例2のデータ生成フロー 実施例3のメインフロー 選択したパターンの例及びその表示例を示す図
符号の説明
201…コード指定処理部、202…パターン指定処理部、203…伴奏データ生成処理部、204…パターンデータ群、205…伴奏データ、206…表示データ生成処理部、207…表示データ、208…表示処理部、209…印刷処理部、210…操作データ検出処理部、211…楽音生成処理部。

Claims (5)

  1. 音楽伴奏の楽譜を出力する伴奏表示装置であって、
    各種の伴奏スタイルの伴奏パターンを複数記憶したパターンデータ群記憶手段と、
    前記伴奏パターンを指定するパターン指定情報を入力するパターン指定情報入力手段と、
    コードを指定するコード指定情報を入力するコード指定情報入力手段と、
    前記入力されたパターン指定情報で指定される伴奏パターンを読み出し、前記入力されたコード指定情報に応じて、前記伴奏パターンから伴奏データを生成する伴奏データ生成手段と、
    生成した伴奏データから、その伴奏の楽譜である表示データを生成する表示データ生成手段と、
    生成した表示データを、ディスプレイに表示し、および/または印刷する出力手段と
    を備えることを特徴とする伴奏表示装置。
  2. 請求項1に記載の伴奏表示装置において、
    前記コード指定情報は、1つのコードを指定する情報であることを特徴とする伴奏表示装置。
  3. 請求項1に記載の伴奏表示装置において、
    前記コード指定情報入力手段は、曲の進行に沿った複数のコード指定情報からなるコード進行を指定するコード進行情報を入力するものであり、
    前記伴奏データ生成手段は、前記コード進行情報により指定されるコード進行に沿って伴奏データを生成するものであり、
    前記表示データ生成手段は、前記コード進行情報により指定されるコード進行に沿って表示データを生成するものである
    ことを特徴とする伴奏表示装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つに記載の伴奏表示装置において、
    前記生成した伴奏データを再生して自動伴奏音を出力する手段をさらに備え、
    前記表示データ生成手段は、前記伴奏データの再生位置に応じた表示データを生成するものである
    ことを特徴とする伴奏表示装置。
  5. コンピュータを音楽伴奏の楽譜を出力する伴奏表示装置として機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    各種の伴奏スタイルの伴奏パターンを複数記憶したパターンデータ群記憶手段と、
    前記伴奏パターンを指定するパターン指定情報を入力するパターン指定情報入力手段と、
    コードを指定するコード指定情報を入力するコード指定情報入力手段と、
    前記入力されたパターン指定情報で指定される伴奏パターンを読み出し、前記入力されたコード指定情報に応じて、前記伴奏パターンから伴奏データを生成する伴奏データ生成手段と、
    生成した伴奏データから、その伴奏の楽譜である表示データを生成する表示データ生成手段と、
    生成した表示データを、ディスプレイに表示し、および/または印刷する出力手段と
    して機能させるためのプログラム。
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