JP4240099B2 - 電子楽器および電子楽器制御用プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、アルペジオフレーズの再生中においてフィンガーノイズ等のノイズ音を発音できるようにした電子楽器および電子楽器制御用プログラムに関する。
従来、アルペジオを演奏することができる電子楽器が知られている。アルペジオでは、指定された和音が分散して演奏され、これにより、メロディーに合わせた細かい表現や和音を同時に弾くのとは違った音の深みを出すことができる。アルペジオの演奏では、複数の鍵が操作された場合に複数の鍵の音を低い音から順に鳴らす、またはその逆に鳴らしたり、ランダムに鳴らすパターンなどがある。このようなアルペジオパターンを指定して演奏することもできる。このように、アルペジオを自動的に作り、演奏するのがアルペジエータと呼ばれ、アルペジエータでは鍵盤を押さえるだけで様々なアルペジオパターンのリズムやフレーズが、その時点で選択されているボイスで自動演奏される。
ところで、ギターなどの弦楽器の演奏においては、コードチェンジ等をする際に弦が指で擦られてフィンガーノイズが発生することがある。このフィンガーノイズ等を、アルペジオ演奏においてコードチェンジされた際にシミュレートするようにした自動演奏装置が従来提案されている。この自動演奏装置では、検出されたアルペジオ奏法の部分で和音変化があるとき、和音変化の直前の音と直後の音の間に、フィンガーノイズを付加するようにしている。
特開2002−311950
従来の自動演奏装置においては、アルペジオ演奏時においてコードチェンジされる毎に、単純に決められたフィンガーノイズを発音するようにしている。しかしながら、フィンガーノイズはコードチェンジがあるときにだけ発生するのではないと共に、常に同じ音のフィンガーノイズが発生されるのではないことから、従来の自動演奏装置ではアルペジオ演奏を聴取した際に自然な演奏に聞こえ難くわざとらしいフレーズになってしまうという問題点があった。
そこで、本発明はアルペジオ演奏において自然な演奏に聞こえるフィンガーノイズを発音することのできる電子楽器および電子楽器制御用プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電子楽器および電子楽器制御用プログラムは、キーオフ検出手段においてキーオフが検出された時、および、ノートオフ検出手段においてノートオフが検出された時に、それぞれランダムに選択されたノイズ音の演奏情報を楽音生成手段に出力して、楽音生成手段においてノイズ音を発音させるようにすると共に、ノイズ音のバリエーションおよびベロシティが、ノイズ音毎にランダムに選択されるようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、キーオフ検出手段においてキーオフが検出された時、および、ノートオフ検出手段においてノートオフが検出された時に、それぞれランダムに選択されたノイズ音の演奏情報を楽音生成手段に出力して、楽音生成手段においてノイズ音を発音させるようにすると共に、ノイズ音のバリエーションおよびベロシティが、ノイズ音毎にランダムに選択されるようにしたことから、アルペジオにおいてコードチェンジ時に限らずアルペジオ演奏中の特定のノートに対してもノイズ音を発音することができると共に、ノイズ音のバリエーションとベロシティがランダムに選択されることから、アルペジオ演奏において自然な演奏に聞こえるフィンガーノイズを発音することのできるようになる。
本発明の実施例の電子楽器1の構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示す電子楽器1において、CPU(Central Processing Unit)10は電子楽器1の全体の動作を制御すると共に、アルペジエータのプログラムを含む電子楽器制御用プログラム等の動作ソフトウェアを実行している。ROM(Read Only Memory)11には、CPU10が実行するアルペジエータのプログラムを含む電子楽器制御用プログラム等の動作ソフトウェアや各種データ等が格納されており、RAM(Random Access Memory)12には、CPU10のワークエリアや各種データの記憶エリアが設定されている。このROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、動作ソフトウェアを書き換え可能となり動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。
検出回路14は、操作子13を走査することによって操作子13のイベントを検出して、イベントのあった操作子13に対応するイベント出力を出力している。操作子13は、鍵盤等の演奏操作子、パネル操作子やポインタデバイス等の操作子とされ、アルペジオ演奏の設定を行うことができると共に、楽音を生成する際の各種設定を行うことができる。表示回路16は液晶(LCD)等の表示部15を備え、楽音を生成する際の各種設定の画面等を表示している。各種設定は、GUI(Graphical User Interface)を利用してユーザが設定を行えるようにされている。通信インターフェース(I/F)18は、電子楽器1をLAN(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、電話回線等の通信ネットワークに接続するインターフェースであり、該通信ネットワークを介して、外部機器17と接続することができる。これにより、外部機器17から各種データや各種プログラム等をダウンロードすることができるようになる。音声インターフェース(I/F)は、自然楽器音や歌唱音・音声等の外部音をサンプリングして取り込んだり、電子楽器1において生成された楽音信号を外部へ出力するためのインターフェースである。外部機器19は、音声I/F20を介して電子楽器1へ外部音を取り込むためのマイクロフォンや生成した楽音信号を放音するスピーカ等とされる。音源21は、波形メモリ音源とされノートオンに応じてCPU10から音源パラメータ等が入力され、音源パラメータに基づく楽音を生成して音声I/F20を介して外部機器19のスピーカから楽音を放音させている。これらの各部は通信バス22に接続されている。
本発明の電子楽器1はアルペジエータを備えており、複数の演奏操作子を押さえる(キーオンする)だけで様々なアルペジオパターンのリズムやフレーズが、選択されている弦楽器等のボイスで自動演奏される。この場合、複数の演奏操作子を離す(キーオフする)までアルペジオ演奏が継続され、アルペジエータで演奏されるアルペジオパターンとボイスとはユーザが選択することができるようにされている。アルペジオパターンには、押された演奏操作子の低い音から順に鳴らすアップ、押された演奏操作子の高い音から順に鳴らすダウン、押された演奏操作子の低い音から順に鳴らし続いて高い音から順にならすアップダウン、押された演奏操作子の音をランダムに鳴らすパターンなど多数のアルペジオパターンがある。また、弦楽器のボイスが選択された際には、コードチェンジされた際や特定の音がノートオフされた際にフィンガーノイズを発音するようにしている。フィンガーノイズは、ギターなどの弦楽器の演奏においてコードチェンジ等をする際に弦が指で擦られて発生するノイズ音である。なお、フィンガーノイズを発音するノイズ発音機能を弦楽器のボイスが選択された際に自動的にオンしても良いが、当該ノイズ発音機能をオン/オフする操作子を設けるようにしても良い。
アルペジエータによりアルペジオ演奏を行う際にユーザは、表示部15に図示しないアルペジオパターン選択画面を表示させて、所望のアルペジオパターンを選択できると共に、選択したアルペジオパターンに適したボイスをカレントのボイスとして設定することができる。そして、ユーザが操作子13における複数の演奏操作子を操作(キーオン)すると、アルペジエータは操作された演奏操作子のノートナンバと設定されたアルペジオパターンに基づいてアルペジオ発音データを生成し、音源21に出力する。アルペジオ発音データには、発音タイミング、ノートナンバに加えてゲートタイム、ベロシティ等の情報を含ませることができる。これにより、操作された複数の演奏操作子の音が所望のアルペジオパターンの態様で、カレントのボイスにより発音されるようになる。
この場合、カレントのボイスが弦楽器のボイスとされてノイズ発音機能がオンされている場合は、アルペジオ演奏時において演奏操作子がキーオフされた場合と、アルペジエータが生成するアルペジオ発音データにおける特定のノートナンバの音がノートオフされた場合にフィンガーノイズを発音するようにする。演奏操作子がキーオフされた場合にフィンガーノイズを発音するのは、アルペジオ演奏中においてコードチェンジを行う際には演奏操作子が一旦キーオフされ、次いでチェンジするコードの演奏操作子がキーオンされることに基づいている。従って、コードチェンジする際にフィンガーノイズを発音することができるようになる。また、特定のノートナンバの音がノートオフされた場合にフィンガーノイズを発音するのは、フィンガーノイズはコードチェンジ時に限らずアルペジオパターンにおける特定の音を演奏する際に発音されることがあるからである。例えば、アルペジオパターンが、「ド」→「ミ」→「ソ」→「ミ」の繰り返しの場合は、「ミ」のノートオフ時にフィンガーノイズを発音すると自然な演奏音に聞こえるようになる。これにより、演奏操作子のキーオンを継続中においても特定のノートナンバの音のノートオフ時にフィンガーノイズを発音することができるようになる。さらに、弦楽器の演奏においてはある弦から他の弦へ指を移動の際に、弦に対する指の当たり方や擦り方によりフィンガーノイズのノイズ音や音量が変化することから、発音されるフィンガーノイズのバリエーションやベロシティをランダムに選択して発音することで、自然なギター等の弦楽器の演奏として聞こえるようになされている。
各ボイスのボイスデータには、当該ボイス特有の波形データが登録されている。この場合、フィンガーノイズの波形データは、当該ボイスに対応する楽器において演奏することのできる音階範囲を超えた音域のノートナンバにアサインされている。例えば、ギターにおける演奏できる音階範囲がC1〜B9とされた際の当該ギターのボイスにおけるボイスデータの態様を図2に示すが、図2に示すC1〜B9の音階範囲には所定の音域毎に波形データがアサインされるが、C0〜B0の音階範囲の各ノートには効果音(フィンガーノイズ)の波形データがそれぞれアサインされる。すなわち、C0〜B0の各ノートにそれぞれ異なる効果音の波形データがアサインされ、例えば、図2に示すように標準のノイズNの両側にバリエーションのノイズNa,Nb・・・の波形データがアサインされるようになる。標準のノイズNおよびバリエーションのノイズNa,Nb・・・の音は、例えば、「キュイ」「キュ」「キッ」「キキッ」等の音や、右手で弦を押さえてミュートする際の音とされる。標準のノイズNからノートナンバが離れていくに従って標準のノイズNの音から異なっていくノイズ音となっている。フィンガーノイズが発音される際には、これらのノイズの内の一つがランダムに選択されて発音されるが、ランダムに選択されるノイズ音の確率は標準のノイズNからノートナンバが離れていくに従って低くなっている。また、フィンガーノイズのベロシティもランダムとされるが、演奏操作子を操作した際のベロシティを基準とする所定範囲においてランダムに選択されたベロシティでフィンガーノイズを発音することが好適とされる。
なお、フィンガーノイズが発音されることのないボイス、例えば、ピアノのボイスにおいてはフィンガーノイズに関する効果音の波形データは登録されていない。また、フィンガーノイズが発音されることのないボイスが選択された際には、フィンガーノイズを発音するノイズ発音機能を自動的にオフしたり、操作子を操作して当該ノイズ発音機能をオフさせる。
また、上記したようにアルペジオ演奏時において演奏操作子がキーオフされた場合と、アルペジエータが生成するアルペジオ発音データにおける特定のノートナンバの音がノートオフされた場合にフィンガーノイズを発音するようにしたが、アルペジオのフレーズ内にフィンガーノイズの発音データ(ノートオン)を挿入しておくことが考えられる。しかし、フィンガーノイズの発音データ(ノートオン)を挿入しておくと当該フレーズが選択された際にカレントボイスがフィンガーノイズが発音されることのないピアノ等のボイスとされていた場合には、上記したのイズ発音機能がオフされていてもフィンガーノイズが発音されてしまうことになるので、アルペジオのフレーズ内にフィンガーノイズの発音データを挿入しておくことはできない。
次に、本発明の電子楽器においてアルペジオ演奏時に演奏操作子がキーオンされた際に起動されるアルペジオフレーズ再生指示処理のフローチャートを図3に示す。
アルペジオフレーズ再生指示処理が起動されると、ステップS10にて演奏操作子を操作(キーオン)した際のベロシティが取得される。ここで、アルペジエータは操作された演奏操作子のノートナンバと設定されたアルペジオパターンに基づいてアルペジオ発音データを生成する。そこで、ステップS11にて生成されたアルペジオ発音データ中からフィンガーノイズを発音するノートナンバが取得される。例えば、アルペジオパターンが、「ド」→「ミ」→「ソ」→「ミ」の繰り返しの場合は、「ミ」のノートナンバが取得される。次いで、生成されたアルペジオ発音データが音源21に出力されてアルペジオフレーズが再生されるアルペジオフレーズ再生処理がステップS12にて実行される。ステップS12で実行されるアルペジオフレーズ再生処理が終了すると、アルペジオフレーズ再生指示処理も終了する。
つぎに、アルペジオフレーズ再生指示処理のステップS12で実行されるアルペジオフレーズ再生処理のフローチャートを図4に示す。
アルペジオフレーズ再生処理が起動されると、ステップS20にてアルペジオフレーズのアルペジオ発音データに基づいて最初の1音が発音される。次いで、ステップS21にて演奏操作子のキーオフが検知されたか否かが判断される。ここで、演奏操作子のキーオフが検知されないと判断された場合は、未だコードチェンジを行っていないことからステップS22に進みフィンガーノイズを発音するべきノートナンバの音がノートオフされたか否かが判断される。このフィンガーノイズを発音するべきノートナンバとは、アルペジオフレーズ再生指示処理のステップS11で取得されたノートナンバとされる。ここで、フィンガーノイズを発音するべきノートナンバ(例えば、「ミ」)の音がノートオフされたと判断された場合は、ステップS23に進みフィンガーノイズを発音するノイズ音発音処理が行われる。このノイズ音発音処理では、フィンガーノイズにおけるバリエーションの中からランダムに選択されたノイズ音が発音されると共に、演奏操作子を操作した際のベロシティを基準とする所定範囲においてランダムに選択されたベロシティでフィンガーノイズが発音されるようになる。これにより、例えば「ミ」の音に続いてフィンガーノイズが発音されるようになる。
ステップS23のノイズ音発音処理が終了した場合、および、ステップS22にてフィンガーノイズを発音するべきノートナンバの音がノートオフされていないと判断された場合はステップS20に戻り、次のアルペジオ発音データに基づいて2番目の1音が発音される。次いで、ステップS21以降の処理が繰り返し行われるようになって、アルペジオのフレーズ音が順次発音されていくようになる。また、ステップS21にて演奏操作子のキーオフが検知されたと判断された場合は、現在のアルペジオは終了したものとされてステップS24に分岐してステップS24にてノイズ音発音処理が行われアルペジオフレーズ再生処理は終了する。このノイズ音発音処理は、ステップS23で行われるノイズ音発音処理と同様の処理である。なお、コードチェンジされた際にも演奏操作子は一旦キーオフされることから、コードチェンジされた際にノイズ音が発音され、次いで、コードチェンジ後の演奏操作子がキーオンされるので、図3に示すアルペジオフレーズ再生指示処理が再度実行されるようになる。これにより、コードチェンジ後のアルペジオフレーズが1音ずつ発音されると共に、フィンガーノイズを発音するべきノートナンバの音がノートオフされた時と、演奏操作子がキーオフされた時にフィンガーノイズが発音されるようになる。
次に、アルペジオフレーズ再生処理のステップS23,ステップS24にて実行されるノイズ音発音処理のフローチャートを図5に示す。
ノイズ発音処理が起動されると、ステップS30にてノイズ音のバリエーション内から発音するノートナンバがランダムに選択される。次いで、ステップS31にて演奏操作子を操作した際のベロシティを基準とする所定範囲においてベロシティがランダムに選択される。そして、ステップS32にてステップS30にて選択されたノートナンバに割り当てられているノイズ音が、ステップS31にて選択されたベロシティで発音される。ステップS31の処理が終了するとノイズ音発音処理は終了する。
なお、フィンガーノイズの波形データを、その楽器において演奏することのできる音階範囲を超えた音域のボイスデータとして登録するようにしたが、演奏することのできる音階範囲を超えた音域が上・下にある場合は、上・下の音域における各ノートにノイズ音の波形データをアサインするようにしても良い。また、ベロシティの範囲が例えば0〜127の範囲とされている場合に、フィンガーノイズを発音する際のベロシティを0〜127の範囲でランダムに選択してもよく、演奏操作子のキーオン時のベロシティが例えば100であった場合に100±20程度の範囲においてベロシティをランダムに選択してフィンガーノイズを発音するようにしても良い。さらに、アルペジオフレーズにおいてフィンガーノイズを発音する音のノートナンバを選択できるようにしても良い。さらにまた、ボイスのボイス情報にフィンガーノイズ(効果音)を発音するか否かの情報やフラグを持たせておき、この情報やフラグ状態により自動的にノイズ発音機能のオン/オフ設定を行うようにしても良い。
さらにまた、音源21の楽音発生方式は波形メモリ音源に限らず、FM音源、物理モデル音源、高調波合成音源、フォルマント合成音源、基本波形発生部にVCO(電圧制御型発振器)を、フィルタ部にVCF(電圧制御型フィルタ)を、振幅制御部にVCA(電圧制御型増幅器)を用いたアナログシンセサイザ音源であってもよい。音源21として波形メモリ音源以外の音源とした場合は、その音源においてフィンガーノイズを発音するための発音パラメータを予め用意しておけばよい。
本発明の実施例の電子楽器の構成を示すブロック図である。 本発明の電子楽器におけるノイズ音の波形データがアサインされたボイスデータの態様を示す図である。 本発明の電子楽器において実行されるアルペジオフレーズ再生指示処理のフローチャートである。 本発明の電子楽器において実行されるアルペジオフレーズ再生処理のフローチャートである。 本発明の電子楽器において実行されるノイズ音発音処理のフローチャートである。
符号の説明
1 電子楽器、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 操作子、14 検出回路、15 表示部、16 表示回路、17 外部機器、18 通信インターフェース、19 外部機器、20 音声インターフェース、21 音源、22 通信バス

Claims (4)

  1. 演奏情報に基づいて楽音を生成する楽音生成手段と、
    アルペジオ演奏時に演奏操作子がキーオンされた際に、選択されたアルペジオフレーズの演奏情報を順次に前記楽音生成手段に出力して、前記楽音生成手段においてアルペジオフレーズを再生させるアルペジエータと、
    前記アルペジオフレーズの再生中に、前記演奏操作子のキーオフを検出するキーオフ検出手段と、
    前記アルペジオフレーズにおける前記演奏情報中の指定されたノートナンバのノートオフを検出するノートオフ検出手段と、
    前記キーオフ検出手段においてキーオフが検出された時、および、前記ノートオフ検出手段においてノートオフが検出された時に、ノイズ音を発音させるための演奏情報を前記楽音生成手段に出力して、前記楽音生成手段においてノイズ音を発音させるノイズ音発音手段とを備え、
    前記ノイズ音のバリエーションがノイズ音毎に複数のノイズ音の中からランダムに選択されると共に、前記ノイズ音のベロシティもノイズ音毎にランダムに選択されるようにしたことを特徴とする電子楽器。
  2. 前記楽音生成手段は、波形メモリタイプの音源手段を有しており、ボイスに対応する楽器が演奏することのできる音階範囲を超える音域のノートナンバ毎にそれぞれ異なるノイズ波形がアサイン可能とされており、ノイズ波形がアサインされたノートナンバが発音されるノイズ音毎にランダムに選択されることにより、前記ノイズ音のバリエーションがランダムに選択されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
  3. 前記ノイズ音のベロシティは、前記アルペジオを指示した際の前記演奏操作子のベロシティを加味した上でランダムに選択されるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
  4. コンピュータを、
    演奏情報に基づいて楽音を生成する楽音生成手段、
    アルペジオ演奏時に演奏操作子がキーオンされた際に、選択されたアルペジオフレーズの演奏情報を順次に前記楽音生成手段に出力して、前記楽音生成手段においてアルペジオフレーズを再生させるアルペジエータ、
    前記アルペジオフレーズの再生中に、前記演奏操作子のキーオフを検出するキーオフ検出手段、
    前記アルペジオフレーズにおける前記演奏情報中の指定されたノートナンバのノートオフを検出するノートオフ検出手段、
    前記キーオフ検出手段においてキーオフが検出された時、および、前記ノートオフ検出手段においてノートオフが検出された時に、ノイズ音を発音させるための演奏情報を前記楽音生成手段に出力して、前記楽音生成手段においてノイズ音を発音させるノイズ音発音手段、
    として機能させることにより、前記ノイズ音のバリエーションがノイズ音毎に複数のノイズ音の中からランダムに選択されると共に、前記ノイズ音のベロシティもノイズ音毎にランダムに選択されるようにしたことを特徴とする電子楽器制御用プログラム。
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