JP5175700B2 - A/d変換装置、a/d変換方法、通信装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、従来の逐次比較型A/D変換装置は、1bit/stageアルゴリズムを用いているため、比較器やOPアンプ(オペアンプ)などのオフセット電圧の影響を受けやすい。このため、容量式D/A変換器の精度緩和が可能な冗長アルゴリズムを用いたA/D変換が提案されている。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、A/D変換の高速性を損なわず、かつ冗長性を有するA/D変換装置、A/D変換方法および通信装置を提供することを目的とする。
(第1の実施形態)
図1Aから1Cは、従来のA/D変換装置の入出力特性を示した図である。図2は、第1の実施形態に係るA/D変換装置1の入出力特性を示した図である。図3は、第1の実施形態に係るA/D変換装置1の構成図である。
例えば、比較器などにオフセット電圧がある場合、図1Bに示すように、入出力特性が正常にA/D変換を行える範囲Wから飛び出してしまう。そして、飛び出した区間については、変換値がクリップされるため正常にA/D変換できない。
以下、図2を用いてその理由を説明する。
図3は、第1の実施形態に係るA/D変換装置1の構成を示した図である。なお、第1の実施形態では、分解能が4bitであるA/D変換装置1について説明する。A/D変換装置1は差動回路で構成される。
なお、加算器13bをロジック部13に具備せずに、A/D変換装置1の外部で1bitのバイナリに変換しても良い。
また、Vcomは、Vr/2である。入力信号の電圧振幅のフルスケールはVrであり、Vcomを中心に振動するものとする。
図4Aは、容量式DAC11Aのサンプルフェーズの動作を示した図である。図4Bは、容量式DAC11Bのサンプルフェーズの動作を示した図である。図5Aは、容量式DAC11Aの保持フェーズの動作を示した図である。図5Bは、容量式DAC11Bの保持フェーズの動作を示した図である。図6Aは、容量式DAC11Aの比較フェーズの動作を示した図である。図6Bは、容量式DAC11Bの比較フェーズの動作を示した図である。
なお、図4Aから図6Bでは、スイッチの図示は省略している。
以下、A/D変換装置1の3つのフェーズについて詳細な動作を説明する。
容量式DAC11A側の動作について説明する。
図4Aに示すように、信号サンプルフェーズでは、スイッチSaは、キャパシタC1aからC5aの一端をVcomに接続する。スイッチS1aからS5aは、キャパシタC1aからC5aの他端をそれぞれVinpに接続する。
Qa=Ca(Vinp−Vcom)…(1)
図4Bに示すように、信号サンプルフェーズでは、スイッチSbは、キャパシタC1bからC5bの一端をVcomに接続する。スイッチS1bからS5bは、キャパシタC1bからC5bの他端をそれぞれVinmに接続する。
Qb=Cb(Vinm−Vcom)…(2)
初めに、容量式DAC11A側の動作について説明する。
図5Aに示すように、保持フェーズでは、スイッチSaは、キャパシタC1aからC5aの一端とVcomとの接続をオフとする。スイッチS1aからS5aは、キャパシタC1aからC5aの他端をそれぞれGNDに接続する。
このとき、キャパシタC1aからC5aの一端側の電位VHPは(Vinp−Vcom)だけシフトして、−(Vinp−Vcom)となる。
図4Bに示すように、保持フェーズでは、スイッチSbは、キャパシタC1bからC5bの一端とVcomとの接続をオフとする。スイッチS1bからS5bは、キャパシタC1bからC5bの他端をそれぞれGNDに接続する。
このとき、キャパシタC1bからC5bの一端側の電位VHPは(Vinm−Vcom)だけシフトして、−(Vinm−Vcom)となる。
まず、最上位bit(MSB)の比較フェーズについて説明する。
初めに、容量式DAC11A側の動作について説明する。
図6Aに示すように、スイッチS1aは、キャパシタC1aの他端をVrに接続する。スイッチS3aは、キャパシタC3aの他端を−Vrに接続する。スイッチS2a、S4aおよびS5aは、キャパシタC2a、C4aおよびC5aの他端をそれぞれGNDに接続する。このとき、容量式DAC11Aから出力される電圧VHPは、下記(3)式で表すことができる。
VHP=−Vinp+1/2Vr−1/8Vr+Vcom…(3)
図6Bに示すように、スイッチS1b、S3bは、キャパシタC1b、C3bの他端をそれぞれGNDに接続する。スイッチS2b、S4bおよびS5bは、キャパシタC2b、C4bおよびC5bの他端を、それぞれVrに接続する。このとき、容量式DAC11Bから出力される電圧VHMは、下記(4)式で表すことができる。
VHM=−Vinm+1/2Vr−1/8Vr+Vcom…(4)
VHP=−Am+1/2Vr−1/8Vr+Vcom…(5)
VHM=Am−1/2Vr−1/8Vr+Vcom…(6)
となる。
また、比較器12Bは、VHMとVcomとの比較を行い、比較結果をロジック部13へ出力する。
接続先は下記の条件により決定される。
条件1:0(GND)<Vinp<1/2Vr−1/8Vr。
条件2:1/2Vr−1/8Vr≦Vinp≦1/2Vr+1/8Vr。
条件3:1/2Vr+1/8Vr<Vinp<Vr。
条件2の場合、スイッチS1aを制御して、キャパシタのC1a他端をVcomへ接続する。
条件3の場合、スイッチS1aを制御して、キャパシタのC1a他端をGNDへ接続する。
接続先は下記の条件により決定される。
条件4:1/2Vr+1/8Vr<Vinm<Vr。
条件5:0(GND)<Vinm<1/2Vr−1/8Vr。
条件6:1/2Vr−1/8Vr≦Vinm≦1/2Vr+1/8Vr。
条件5の場合、ロジック部13は、スイッチS1bを制御してキャパシタC1bの他端をGNDへ接続する。
条件6の場合、ロジック部13は、スイッチS1bを制御してキャパシタC1bの他端をVcomへ接続する。
条件7:比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が1。
条件8:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が1の場合、または比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が0の場合。
条件9:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が0。
条件8の場合、ロジック部13は、スイッチS1aを制御して、キャパシタC1aの他端をVcomへ接続する。
条件9の場合、ロジック部13は、スイッチS1aを制御して、キャパシタC1aの他端をGNDへ接続する。
条件10:比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が1。
条件11:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が1の場合、または比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が0の場合。
条件12:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が0。
条件11の場合、ロジック部13は、スイッチS1bを制御して、キャパシタC1bの他端をVcomへ接続する。
条件12の場合、ロジック部13は、スイッチS1bを制御して、キャパシタC1bの他端をVrへ接続する。
条件13:比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が1。
条件14:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が1。
条件15:比較器12Aの出力が1で、かつ比較器12Bの出力が0。
条件16:比較器12Aの出力が0で、かつ比較器12Bの出力が0。
ロジック部13は、条件14、15の場合、0を算出する。
ロジック部13は、条件16の場合、−1を算出する。
算出されたデジタル値は、アナログデジタル変換値の最上位bitとしてロジック部13のメモリ13aに保持される。
初めに、容量式DAC11A側の動作について説明する。
スイッチS2aは、キャパシタC2aの他端をVrに接続する。スイッチS4aは、キャパシタC4aの他端を−Vrに接続する。スイッチS3aおよびS5aは、キャパシタC3aおよびC5a
の他端をGNDに接続する。このとき、容量式DAC11Aから出力される電圧VHPは、下記(7)式で表すことができる。
VHP=−Am+1/4Vr−1/16Vr+Vcom…(7)
ただし、Vinp=Amである。
スイッチS2b、S4bは、キャパシタC2b、C4bの他端をGNDに接続する。スイッチS3aおよびS5aは、キャパシタC3aおよびC5aの他端をVrに接続する。このとき、容量式DAC11Bから出力される電圧VHMは、下記(8)式で表すことができる。
VHM=Am−1/4Vr−1/16Vr+Vcom…(8)
ただし、Vinm=Vr−Amである。
最後に、加算器13bは、フェーズ動作を最大容量C/2から最小容量C/16まで逐次実行すると、メモリ13aに保持されているアナログデジタル変換値をバイナリ、すなわち1bitに変換する。この変換により5bit分の分解能が得られる。
以上の動作により、A/D変換が実現される。
図7は、第1の実施形態の変形例に係るA/D変換装置2の構成図である。
図3で説明した第1の実施形態では、分解能がバイナリ換算で5bitのA/D変換装置1について説明した。この第1の実施形態の変形例では、分解能がバイナリ換算でN+1bit(Nは、正の整数)のA/D変換装置2について説明する。
なお、第1の実施形態のA/D変換装置1と同様に、加算器13bをロジック部23に具備せずに、A/D変換装置2の外部で1bitのバイナリに変換しても良い。
なお、効果については、分解能がバイナリ換算でN+1bitであること以外は、第1の実施形態に係るA/D変換装置1と同様である。
図8は、第2の実施形態に係るA/D変換装置3の構成図である。
高分解能な逐次比較型A/D変換器を実現する場合、容量D/A変換器のバイナリウエイト容量を分解能に従って準備する必要がある。たとえば、11bitの分解能がある場合、最小の容量をCと仮定すると、全体で1024個のCが必要となる。
冗長非冗長変換器50は、A/D変換器20および差動A/D変換器40のデジタルデータを受け取り、N+Mbitのバイナリデータを生成する。
図9は、A/D変換器20の構成図である。
この第2の実施形態に係るA/D変換器20は、残差演算部24(残差信号生成部)を具備する点、およびロジック部23Aに加算器13bを具備していない点が、図7で説明したA/D変換装置2と異なる。
差動A/D変換器40は、容量式DAC41A(第3のD/A変換部)、容量式DAC41B(第4のD/A変換部)、比較器42(第3の比較部)およびロジック部43を具備する。
A/D変換器20は、図4Aから図6Bで説明したサンプルフェーズ、保持フェーズおよび比較フェーズの動作を実施して、Nbitのアナログデジタル変換を行う。A/D変換器20での変換結果は、1.5bitのデジタル信号として、冗長非冗長変換器50へ出力される。また、残差演算部24からは、残差信号が増幅器30へ出力される。
なお、図11Aから図13Bでは、スイッチの図示は省略している。
初めに、容量式DAC41A側の動作について説明する。
図11Aに示すように、信号サンプルフェーズでは、スイッチScは、キャパシタC1cからCM+1cの一端をVcomに接続する。スイッチS1cからSM+1cは、キャパシタC1cからCM+1cの他端をそれぞれVinpに接続する。
Qc=Cc(Vinp−Vcom)…(9)
図11Bに示すように、信号サンプルフェーズでは、スイッチSdは、キャパシタCd1からCM+1dの一端をVcomに接続する。スイッチSd1からSM+1dは、キャパシタCd1からCM+1dの他端をそれぞれVinmに接続する。
Qd=Cd(Vinm−Vcom)…(10)
初めに、容量式DAC41A側の動作について説明する。
図12Aに示すように、保持フェーズでは、スイッチScは、キャパシタC1cからCM+1cの一端とVcomとの接続をオフとする。スイッチS1cからSM+1cは、キャパシタC1cからCM+1cの他端をそれぞれGNDに接続する。
図12Bに示すように、保持フェーズでは、スイッチSdは、キャパシタC1dからCM+1dの一端とVcomとの接続をオフとする。スイッチS1dからSM+1dは、キャパシタC1dからCM+1dの他端をそれぞれGNDに接続する。
初めに、容量式DAC11A側の動作について説明する。
図13Aに示すように、スイッチS1cは、キャパシタC1cの他端をVrに接続する。スイッチS2cからSM+1cは、キャパシタC2cからCM+1cの他端をGNDに接続する。このとき、容量式DAC41Aから出力される電圧VHPは、下記(11)式で表すことができる。
VHP=−Vinp+1/2Vr+Vcom…(11)
図13Bに示すように、スイッチS1dは、キャパシタC1dの他端をVrに接続する。スイッチS2dからSM+1dは、キャパシタC2dからCM+1dの他端をGNDに接続する。このとき、容量式DAC41Bから出力される電圧VHMは、下記(12)式で表すことができる。
VHM=−Vinm+1/2Vr+Vcom…(12)
図14は、第3の実施形態に係るA/D変換装置4の構成図である。
この第3に実施形態に係るA/D変換装置4は、パイプライン式逐次比較型A/D変換装置を構成する二つのA/D変換装置の動作タイミングを制御することで、第1段目のA/D変換装置に複数の機能を持たせ、高速性を図りつつ回路構成の所要面積を抑えている。
その他の構成要素については、図8で説明しているため重複した説明を省略する。
図15は、この第3の実施形態にA/D変換装置4の動作を説明するためのタイミングチャートである。
この実施形態のA/D変換装置4の各回路要素の動作状態は、大きく3つに分けることができる。すなわち、A/D変換器20による上位bitのA/D変換フェーズ、増幅器30Aによる残差増幅フェーズ、および差動A/D変換器40による下位bitのA/D変換フェーズである。この実施形態のA/D変換装置4では、タイミング生成部62が、アナログ信号(Ain)のサンプリングのトリガーとなる制御クロックΦsと、各回路要素の動作のトリガーとなる制御信号(図示せず)を生成する。
図16は、第4の実施形態に係る通信装置5の構成図である。
通信装置5は、アンテナ71(受信部)、増幅器72、周波数変換器73、フィルタ74、利得可変増幅器75、A/D変換装置76およびデジタル信号処理回路77(復調部)を具備する。
なお、A/D変換装置76には、第1から第3の実施形態で説明したA/D変換装置1からA/D変換装置4が使用される。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
Claims (9)
- アナログ信号をサンプリングし、前記アナログ信号と参照信号とを逐次比較して第1および第2の比較信号をそれぞれ生成する第1および第2のD/A変換部と、
前記第1のD/A変換部で生成された前記第1の比較信号と基準信号とを比較する第1の比較部と、
前記第2のD/A変換部で生成された前記第2の比較信号と前記基準信号とを比較する第2の比較部と、
前記第1および第2の比較部の比較結果に応じて前記アナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と
を具備したことを特徴とするA/D変換装置。 - 前記変換部は、
第1の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧以上で、かつ第2の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧以上である場合、前記デジタル信号の値を第1の値とし
第1の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧以上で、かつ第2の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧よりも低い場合、または第1の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧よりも低く、かつ第2の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧以上の場合である場合、前記デジタル信号の値を前記第1の値とは異なる第2の値とし、
第1の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧よりも低く、かつ第2の比較信号の電圧が前記基準信号の電圧よりも低い場合、前記デジタル信号の値を前記第1および前記第2の値とは異なる第3の値とすることを特徴とする請求項1に記載のA/D変換装置。 - アナログ信号をサンプリングし、前記アナログ信号と参照信号とを逐次比較して第1および第2の比較信号をそれぞれ生成する第1および第2のD/A変換部と、前記アナログ信号と、前記第1および第2の比較信号との差分である残差信号を生成する残差信号生成部と、前記第1の比較信号と基準値とを比較する第1の比較部と、前記第2の比較信号と前記基準値とを比較する第2の比較部と、前記第1および第2の比較部の比較結果に応じて前記アナログ信号をデジタル信号に変換する変換部とを有する第1のA/D変換部と、
前記残差信号をサンプリングし、前記残差信号と参照電圧とを逐次比較して第3および第4の比較信号をそれぞれ生成する第3および第4のD/A変換部と、前記第3および第4の比較信号の差分と基準信号とを比較して、前記残差信号をデジタル信号に変換する変換部とを有する第2のD/A変換部とを具備したことを特徴とするA/D変換装置。 - 前記第2のA/D変換部が前記残差信号のサンプリングを行っている期間中、前記第1のA/D変換部のサンプリング動作を停止させるタイミング制御部をさらに具備したことを特徴とする請求項3に記載のA/D変換装置。
- 前記第1のA/D変換部は、前記サンプリングしたアナログ信号を所定の期間中保持することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のA/D変換装置。
- 前記残差信号を増幅する増幅器を具備することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載のA/D変換装置。
- 前記増幅器は、スイッチトキャパシタ型負帰還増幅器であることを特徴とする請求項6に記載のA/D変換装置。
- アナログ信号をサンプリングするステップと、
前記アナログ信号と参照信号とを逐次比較して第1および第2の比較信号を生成するステップと、
前記第1のD/A変換部で生成された前記第1の比較信号と基準値とを比較するステップと、
前記第2のD/A変換部で生成された前記第2の比較信号と前記基準値とを比較するステップと、
前記比較結果に応じて前記アナログ信号をデジタル信号に変換するステップと
を具備したことを特徴とするA/D変換方法。 - アナログ信号を受信する受信部と、
前記アナログ信号と参照信号とを逐次比較して第1および第2の比較信号をそれぞれ生成する第1および第2のD/A変換部と、
前記第1のD/A変換部で生成された前記第1の比較信号と基準値とを比較する第1の比較部と、
前記第2のD/A変換部で生成された前記第2の比較信号と前記基準値とを比較する第2の比較部と、
前記第1および第2の比較部の比較結果に応じて前記アナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、
前記デジタル信号を復調する信号処理部と
を具備することを特徴とする通信装置。
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