JP5173964B2 - 梱包装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気機器等の被梱包物の下部に設置される梱包装置に関するものである。
従来の梱包装置として、「折曲げて断面形状を略矩形に形成した第1のシートの内部に平板状の第2のシートと第1の緩衝材を設けた底板において、前記第1のシートの上面に平板状の第3のシートを設け、さらに前記第3のシートの上面に第2の緩衝材を設け、前記第2の緩衝材と前記第1の緩衝材とを嵌合させた」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−265858号公報(第3頁、第4頁、図1)
従来の梱包装置では、被梱包物を主に緩衝材で支持する構成であった。このため、被梱包物を梱包した状態で倉庫等に段積みすると、梱包装置に大きな荷重がかかり、被梱包物の重心位置によっては緩衝材が部分的に変形するために傾きが生じて荷崩れ等が発生する可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、梱包装置の変形量を一様に小さく抑えることができ、梱包状態で段積みした場合であっても荷崩れを抑制することのできる強固な梱包装置を得るものである。
この発明に係る梱包装置は、段ボールシートと、緩衝材と、を備え、被梱包物の下部に設置する梱包装置であって、前記段ボールシートの上に前記緩衝材を載置し、前記段ボールシートの上に設けられ、前記段ボールシートからの高さが前記緩衝材の高さと同じとなるよう構成された断面角形の筒状部材を備え、前記筒状部材を、前記段ボールシートを切り起こした切り起こし片を断面角形に折り曲げて形成したものである。
この発明に係る梱包装置は、断面角形の筒状部と緩衝材によって製品の重量を支持する。筒状部は段ボールシートの面内方向に製品重量を受けるため、圧縮に対して強固な方向で製品重量を支持することができる。このため、筒状部の変形量を小さくすることができ、強固な梱包装置を得ることができる。
実施の形態1に係る梱包装置の斜視図である。 図1に示す外装材の展開図である。 実施の形態1に係る角形筒状部の形成方法を説明する図である。 実施の形態1に係るフォーク挿入口と角形筒状部を側面から見た模式図である。 実施の形態1に係る外装材に緩衝材をはめ込んだ状態を説明する図である。 実施の形態1に係る梱包装置に被梱包物を載置した状態を説明する図である。 実施の形態2に係る梱包装置の斜視図である。 実施の形態3に係る梱包装置の斜視図である。 実施の形態4に係る梱包装置の斜視図である。 実施の形態4に係る梱包装置を上面から見た模式図である。 実施の形態5に係る梱包装置の斜視図である。 実施の形態6に係る梱包装置の斜視図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る梱包装置100の斜視図であり、外装材200と緩衝材300とを表している。
外装材200は、1枚の段ボールシート201で構成されており、図1に示す中央線を挟んで対称の構成である。
外装材200は、側壁1、側壁2と、底面3と、角形筒状部4と、段ボールシート201を折り曲げて一連に形成されたフォーク側面7、フォーク上面8、及びフォーク側面9と、中央底面10と、フォーク側面9の一部を切り起こして形成された押さえ片11とを備える。
角形筒状部4は、底面3の一部を切り起こした切り起こし片3aを角筒形状に折り曲げて形成されており、側面4a、上面4b、側面4c、底面4dを有する。また、角形筒状部4には、側面4aから延出する押さえ片5が形成されている。
フォーク側面7、フォーク上面8、及びフォーク側面9は、段ボールシート201を折り曲げて形成され、これら3つの面で囲まれる下面が開放された矩形の空間部によりフォーク挿入口6を形成している。このフォーク挿入口6は、フォークリフトのフォーク(アーム部)を挿入するための穴である。
緩衝材300は、本実施の形態1では、2つの緩衝材310と、緩衝材320とで構成される。
緩衝材310は、上面311を有し、切欠部312が形成されている。緩衝材310は、外装材200の側壁1と側壁2により囲まれる空間31にちょうど収まるようにその外周が構成されている。
緩衝材320は、上面321を有し、切欠部322が形成されている。なお、図1では表れないが、切欠部322は反対側にも対称に形成されている。
ここで、図1では、緩衝材310及び緩衝材320の上表面には所定形状の段差が表されているが、これは、被梱包物の底面の形状に合わせるための形状であって、任意に設けることができるものである。そして、上面311、上面321とは、緩衝材310、緩衝材320の上側の形状のうち最も高い面をいう。
図2は、外装材200の展開図である。外装材200は1枚の段ボールシート201で構成され、底面3の両側に折目線20を介して側壁1が連設され、また、底面3に折目線22を介して側壁2が連設される。
折目線20、21を谷折りに折り曲げ、側壁1の延設部1aを覆うようにして折目線22、23、24を谷折りにすることにより、図1で示すように略垂直に起立する側壁1と側壁2が形成される。側壁2の差込片2aを底面3の差込口3bに差し込むことで、側壁1と側壁2が固定される。
段ボールシート201の折目線25を谷折り、折目線26、27を山折り、折目線28を谷折りに折り曲げることで、フォーク側面7、フォーク上面8、フォーク側面9に囲まれるフォーク挿入口6が形成される。
フォーク側面9の切り起こし片9aを切り起こして折目29で谷折りすると、押さえ片11が形成される。
図3は、角形筒状部4の形成方法を説明する図である。図2、図3に示すように、底面3の切り起こし片3aを切り起こし、折目線41、42、43、44で谷折りに略直角に折り曲げることで、角形筒状部4が形成される。
図4は、フォーク挿入口6と角形筒状部4の近傍を側面から見た要部模式図である。角形筒状部4とフォーク挿入口6はほぼ同じ高さであり、角形筒状部4の上面4bとフォーク上面8がほぼ同一平面となる。
また、角形筒状部4の側面4a、4c、及びフォーク側面7、9はほぼ垂直に起立する。切り起こし片3aを折り曲げた終端面である底面4dは、段ボールシート201の表面の1つである底面3と重ねられている。そして、底面3と隣接する面である側面4cは、フォーク側面7と重ねられている。
図5は、上記のようにして構成した外装材200に緩衝材310、320をはめ込んだ状態を説明する図である。なお、図5では緩衝材310、320を網掛け表示している。
図5(a)に示すように、緩衝材310、320は、それぞれ、外装材200に形成される空間31、32にはめ込まれる。
図5(b)は、緩衝材310と緩衝材320の片側付近を上面から見た模式図、図5(c)は同じく側面から見た模式図であり、中央線より片側のみ図示している。なお、図5(c)では側壁1を図示していない。図5(b)、(c)に示すように、緩衝材310の切欠部312は、押さえ片5の下側にはめ込まれて押さえ片5の下端により空間31内に固定される。そして、緩衝材310の上面311の高さは、フォーク上面8及び角形筒状部4の上面4bの高さとほぼ同じとなる。緩衝材320の切欠部322は、押さえ片11の下側にはめ込まれて押さえ片11の下端により空間32内に固定される。そして、緩衝材320の上面321の高さは、フォーク上面8及び角形筒状部4の上面4bの高さとほぼ同じとなる。
図6は、梱包装置100に被梱包物400を載置した状態を説明する図であり、中央線より片側のみ図示している。図6に示すように、緩衝材320の上面321と、フォーク上面8と、角形筒状部4の上面4bと、緩衝材310の上面311とは、同一平面となり、これらの面が被梱包物400の底面と接する。すなわち、梱包装置100は、角形筒状部4と緩衝材300によって被梱包物400の重量を支持する構造となる。
上記のように、本実施の形態1に係る梱包装置100によれば、角形筒状部4と緩衝材300によって被梱包物400の重量を支持する構造とした。角形筒状部4は、段ボールシート201の面内方向に被梱包物400の重量を受けるため、圧縮に対して強固な方向で被梱包物400の重量を支持することができる。したがって、角形筒状部4の変形量を小さくすることができ、強固な梱包装置を得ることができる。このため、例えば梱包装置100に被梱包物400を載置して梱包した状態で、段積みした場合等であっても、荷崩れの発生を抑制することができる。
また、角形筒状部4は段ボールシート201の底面3の切り起こし片3aで構成したので、段ボールシート201以外の別部材を用いる必要がない。このため、部品点数の増加による組み立て作業の作業性の悪化や、コストの増加を回避することができる。
また、角形筒状部4の側面4cとフォーク側面7とが接する構造とした。このため、角形筒状部4を形成する切り起こし片3aが平板状態に戻ろうとする力を、フォーク側面7と側面4cとで抑えることができる。したがって、例えば角形筒状部4を固定するための止め具や接着剤等の他の固定具を用いることなく、角形筒状部4の形状を維持することができる。他の固定具を用いる必要がないため、固定具を使用することによる梱包装置の組み立て作業の悪化やコストの増加を回避でき、また、リサイクル性にも優れた梱包装置を得ることができる。
また、側壁1、2とフォーク側面7で周囲を囲われた空間31を形成し、この空間31に緩衝材310をはめ込むようにした。このため、緩衝材310を前後・左右方向に位置固定することができる。また、角形筒状部4に形成した押さえ片5の下部に緩衝材310の切欠部312を嵌合させるようにした。このため、押さえ片5により、緩衝材310の上下方向の位置固定を容易に行うことができる。このように、他に固定具を用いることなく緩衝材310の位置固定が行えるので、組み立ての作業性やリサイクル性に優れた梱包装置を得ることができる。
また、フォーク側面9を切り起こして押さえ片11を形成し、この押さえ片11の下部に緩衝材320の切欠部322を嵌合させるようにした。このため、押さえ片11により緩衝材320の上下方向の位置固定を容易に行うことができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2に係る梱包装置100Aの斜視図であり、外装材200Aと緩衝材300Aとを表している。
本実施の形態2では、前述の実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、対応する構成要素には例えば100Aのように大文字アルファベットを付加した符号を付している。また、前述の実施の形態1と異なる点を中心に説明する。これらのことは、後述する実施の形態でも同様である。
図7において、外装材200Aは、底面3を切り起こした切り起こし片3aAを折り曲げて形成された角形筒状部4Aを有する。本実施の形態2の切り起こし片3aAは、前述の実施の形態1の切り起こし片3aとは起端部及び切り起こし方向が逆になっている。前述の実施の形態1では角形筒状部4がフォーク側面7に接するように形成されていたのに対し、本実施の形態2では角形筒状部4Aは側壁2に接するように形成されている。切り起こし片3aAを折り曲げた終端面である底面4dAは、段ボールシート201の表面の1つである底面3と重ねられている。また、底面4dAに隣接する面である側面4cAは、段ボールシート201の表面の1つである側壁2と重ねられている。
緩衝材310Aの切欠部312Aは、前述の実施の形態1とは逆の位置、すなわち、側壁2側に設けられている。
このような構成において、フォーク側面7と側壁1で囲まれた空間31Aに緩衝材310Aを入れ、切欠部312Aを押さえ片5Aの下端にはめ込むことにより、緩衝材310Aを空間31Aに固定する。緩衝材310Aの上面311Aの高さは、フォーク上面8及び角形筒状部4Aの上面の高さとほぼ同じとなる。
以上のように、本実施の形態2においては、切り起こし片3aAを折り曲げて、側壁2に接する角形筒状部4Aを形成した。このようにしても、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る梱包装置100Bの斜視図であり、外装材200Bと緩衝材300とを表している。
図8において、外装材200Bは角形筒状部4Bを備える。フォーク上面8に、中央底面10側を基部として切り起こした切り起こし片8aBを設け、この切り起こし片8aBを角筒形状に折り曲げることにより、角形筒状部4Bが形成されている。前述の実施の形態1では底面3を切り起こして角形筒状部4を形成したのに対し、本実施の形態3ではフォーク上面8を切り起こして角形筒状部4Bを形成している。また、切り起こし片8aBを折り曲げた終端面である側面4cBは、段ボールシート201の表面の1つであるフォーク側面9と重ねられている。また、側面4cBに隣接する面である底面4dBは、段ボールシート201の表面の1つである中央底面10に重ねられている。
フォーク側面7の一部を切り起こして、押さえ片11Bが形成されている。前述の実施の形態1では押さえ片11をフォーク側面9に設けていたのに対し、本実施の形態3では押さえ片11Bをフォーク側面7に設けた点が異なる。
このような構成において、フォーク側面7、側壁1、及び側壁2で囲まれた空間31Bに緩衝材310を入れ、切欠部312を押さえ片11Bの下側にはめ込むことにより、緩衝材310を空間31Bに固定する。押さえ片11Bの高さと緩衝材310の切欠部312の高さはほぼ同じに形成されており、押さえ片11Bによって緩衝材310の位置を固定することができる。
また、空間32Bに緩衝材320を入れ、切欠部322を角形筒状部4Bに設けられた押さえ片5Bの下端にはめ込むことにより、緩衝材320を空間32Bに固定する。
以上のように、本実施の形態3においては、フォーク上面8を切り起こして角形筒状部4Bを設け、フォーク側面7を切り起こして押さえ片11Bを設けた。このようにしても、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上説明した実施の形態1〜3のように、本発明における角形筒状部の位置は限定されるものでなく、さまざまな箇所に設けることが可能である。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る梱包装置100Cの斜視図であり、外装材200C、緩衝材300、及び木材500a、500bを表している。
図9において、外装材200Cは、保持材210と外枠材220とで構成されている。保持材210、外枠材220は、それぞれ1枚の段ボールシート202、203を折り曲げ、又は切り起こして構成されている。
保持材210は、前述の実施の形態1と同様の底面3、角形筒状部4、押さえ片5、フォーク挿入口6、中央底面10、及び押さえ片11を備える。
外枠材220は、前述の実施の形態1と同様の側壁1、側壁2を備えるとともに、底面12を備える。底面12には切り起こし片や折目は設けられておらず、底面12が梱包装置100Cの底面全体を覆う構成である。
木材500a、500bは、外枠材220の長手方向の内側寸法と同じ長さを備え、所定の厚みと幅を備えた板である。
次に、梱包装置100Cの組み立てについて説明する。図10は、組み立てた状態の梱包装置100Cを上面から見た模式図である。なお、図10では緩衝材310、320を網掛け表示している。
梱包装置100Cの組み立ては次の手順で行う。
まず、木材500a、500bをそれぞれ、外枠材220の両側の側壁1に接するようにして外枠材220の底面12上に設置する。そして、2本の木材500aと木材500bに挟まれた箇所に、保持材210を載置する。さらに、保持材210の上部に、前述の実施の形態1と同様にして緩衝材310、320をはめ込む。
このようにして梱包装置100Cを組み立てると、フォーク挿入口6の下面は、底面12で覆われることとなる。
以上のように、本実施の形態4のような構成としても、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
さらに、底面12の上部に木材500a、500bを備えたので、梱包装置100Cの底面の強度を上げることができる。例えば、梱包装置100Cに被梱包物を載置して梱包する梱包ライン上において、梱包装置100Cの底面が曲がることなくまっすぐな状態を保持することができるので、梱包装置100Cの梱包中のロスを減らすことができる。
また、外枠材220の上に、底面3を切り起こして形成した角形筒状部4を有する保持材210を重ねたので、梱包装置100Cの底面は外枠材220の底面12で覆われる。このように梱包装置100Cの底面は外枠材220の底面12で保護されるので、梱包装置100Cの引きずり等に対する強度を確保することもできる。
実施の形態5.
図11は、実施の形態5に係る梱包装置100Dの斜視図であり、外装材200Dと緩衝材300とを表している。
本実施の形態5では、例えば人間が手で運搬することのできる被梱包物の梱包装置であって、フォーク挿入口を設けない構成の梱包装置について説明する。
図11において、外装材200Dは、1枚の段ボールシート204を折り曲げ、あるいは切り起こして形成されている。外装材200Dは、前述の実施の形態1と同様の側壁1、側壁2を備えるとともに、角形筒状部4Dを備える。角形筒状部4Dは、外装材200Dの底面3を切り起こした切り起こし片3aDを、角筒形状に折り曲げて形成されている。角形筒状部4Dには、側面4aDから延出する押さえ片5と、側面4cDから延出する押さえ片13が形成されている。切り起こし片3aDを折り曲げた終端面である底面4dDは、段ボールシート204の表面の1つである底面3に重ねられている。
また、前述の実施の形態1と異なり、外装材200Dはフォーク挿入口を有さない。
このような構成において、側壁1、側壁2、及び角形筒状部4の側面4aで囲まれた空間31Dに緩衝材310を入れ、切欠部312を押さえ片5の下側にはめ込むことにより、緩衝材310を空間31Dに固定する。押さえ片5の高さと緩衝材310Dの切欠部312Dの高さはほぼ同じに形成されており、押さえ片5によって緩衝材310Dの位置を固定することができる。
また、空間32Dに緩衝材320を入れ、切欠部322を角形筒状部4Dに設けられた押さえ片13の下端にはめ込むことにより、緩衝材320を空間32Dに固定する。
このように緩衝材310、320をはめ込むことにより、角形筒状部4Dは緩衝材310、320で両側から挟み込まれることとなる。このため、切り起こし片3aDが平板状態に戻ろうとする力を緩衝材310、320で抑えることができる。
以上のように、本実施の形態5のようにフォーク挿入口を設けない構成であっても、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
図12は、実施の形態6に係る梱包装置100Eの斜視図であり、外装材200Eを構成する段ボールシート205の一部を破砕してフルート14を示している。なお、本実施の形態6で説明する外装材200Eは、前述の実施の形態1で説明した外装材200と同じ形状のものである。
図12に示すように、フルート14の方向が角形筒状部4の垂直方向に起立する面である側面4a、4cの起立方向と同じとなるように、段ボールシート204の長手方向とフルート14の方向を一致させている。このようにすることで、被梱包物400を載置したとき、角形筒状部4は圧縮に対して強い方向で被梱包物を支持することができ、強固な梱包装置を得ることができる。本実施の形態6は、前述の実施の形態1〜実施の形態5の梱包装置に適用することができる。
実施の形態7.
前述の実施の形態1〜実施の形態6の梱包装置においては、段ボールシートを切り起こした切り起こし片を角筒形状に折り曲げて、角形筒状部を形成した。しかし、別の段ボールシートなどの部材で形成した角形筒状部を、外装材200の所定位置に接着剤等で取り付ける構成とすることもできる。このようにしても、強固な梱包装置を得ることができる。
なお、上記説明では、中央線を挟んで対称な梱包装置を例に説明したが、対称でなくともよい。
1 側壁、1a 延設部、2 側壁、2a 差込片、3 底面、3a 切り起こし片、3aA、3aD 切り起こし片、3b 差込口、4、4A、4B 角形筒状部、4a 側面、4b 上面、4c 側面、4d 底面、5、5A、5B 押さえ片、6 フォーク挿入口、7 フォーク側面、8 フォーク上面、8aB 切り起こし片、9 フォーク側面、9a 切り起こし片、10 中央底面、11、11B 押さえ片、12 底面、13 押さえ片、14 フルート、20〜29 折目線、31、31A、31B、31D 空間、32、32B、32D 空間、41〜44 折目線、100、100A、100B、100C、100D 梱包装置、200、200A、200B、200C、200D 外装材、201〜205 段ボールシート、210 保持材、220 外枠材、300、300A 緩衝材、310、310A、310D 緩衝材、311、311A 上面、312、312A、312D 切欠部、320 緩衝材、321 上面、322 切欠部、400 被梱包物、500a、500b 木材。

Claims (12)

  1. 段ボールシートと、緩衝材と、を備え、被梱包物の下部に設置する梱包装置であって、
    前記段ボールシートの上に前記緩衝材を載置し、
    前記段ボールシートの上に設けられ、前記段ボールシートからの高さが前記緩衝材の高さと同じとなるよう構成された断面角形の筒状部材を備え
    前記筒状部材を、前記段ボールシートを切り起こした切り起こし片を断面角形に折り曲げて形成した
    ことを特徴とする梱包装置。
  2. 前記切り起こし片により形成される前記筒状部の側面の少なくとも一つを、前記段ボールシートの表面あるいは前記緩衝材の面に重ねた
    ことを特徴とする請求項記載の梱包装置。
  3. 前記筒状部材を形成する前記切り起こし片の終端面に隣接する面を、前記段ボールシートの表面あるいは前記緩衝材の面に重ねた
    ことを特徴とする請求項記載の梱包装置。
  4. 段ボールシートと、緩衝材と、を備え、被梱包物の下部に設置する梱包装置であって、
    前記段ボールシートの上に前記緩衝材を載置し、
    前記段ボールシートを切り起こした切り起こし片を断面角形に折り曲げて、前記段ボールシートからの高さが前記緩衝材の高さと同じとなるよう構成された断面角形の筒状部材を備え、
    前記切り起こし片により形成される前記筒状部の側面の少なくとも一つを、前記段ボールシートの表面あるいは前記緩衝材の面に重ねた
    ことを特徴とする梱包装置。
  5. 段ボールシートと、緩衝材と、を備え、被梱包物の下部に設置する梱包装置であって、
    前記段ボールシートの上に前記緩衝材を載置し、
    前記段ボールシートを切り起こした切り起こし片を断面角形に折り曲げて、前記段ボールシートからの高さが前記緩衝材の高さと同じとなるよう構成された断面角形の筒状部材を備え、
    前記筒状部材を形成する前記切り起こし片の終端面に隣接する面を、前記段ボールシートの表面あるいは前記緩衝材の面に重ねた
    ことを特徴とする梱包装置。
  6. フォーク挿入口を備え、
    前記フォーク挿入口は、前記段ボールシートを折り曲げて形成された下面開放の矩形部である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか記載の梱包装置。
  7. 前記筒状部材の側面に凸部を設け、
    前記緩衝材に、前記凸部の下部に嵌合可能な形状の切欠部を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか記載の梱包装置。
  8. 前記段ボールシートの端部を折り曲げて側壁を形成し、
    前記緩衝材を、前記側壁で囲まれた空間に嵌合可能な形状に構成した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか記載の梱包装置。
  9. 前記段ボールシートのフルートの方向が、前記筒状部材の垂直方向に起立する面と平行である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか記載の梱包装置。
  10. 第1段ボールシートと、第2段ボールシートと、緩衝材と、を備え、前記第1段ボールシートの上に重ねた前記第2段ボールシートの上に前記緩衝材を載置して被梱包物の下部に設置する梱包装置であって、
    前記第2段ボールシートの上に設けられ、前記第2段ボールシートからの高さが前記緩衝材の高さと同じとなるよう構成された断面角形の筒状部材を備え、
    前記筒状部材を、前記第2段ボールシートを切り起こした切り起こし片を断面角形に折り曲げて形成し、
    前記筒状部材を形成する前記切り起こし片の終端面を、前記第2段ボールシートの表面に重ねて、
    前記第2段ボールシートを折り曲げて下面開放の矩形部を2箇所形成することによりフォーク挿入口を設け、
    前記第1段ボールシートの端部を折り曲げて側壁を形成し、
    前記緩衝材を、前記側壁で囲まれた空間に嵌合可能な形状に構成した
    ことを特徴とする梱包装置。
  11. 前記筒状部材の側面に凸部を設け、
    前記緩衝材に、前記凸部の下部に嵌合可能な形状の切欠部を設けた
    ことを特徴とする請求項10記載の梱包装置。
  12. 前記第2段ボールシートのフルート方向が、前記筒状部材の垂直方向に起立する面と平行である
    ことを特徴とする請求項10または請求項11記載の梱包装置。
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