JP5173198B2 - 板状部材及び組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、成形部材を連結して作成されるルーバーを構成する板状部材、及びその板状部材を構成要素として含むテーブルやベンチなどの組立体に関する。
テーブルやベンチなどを構成する、複数の木材を連結してなる集合材としては、例えば特許文献1に記載のものがある。すなわち、この特許文献1には、複数の木材を接着剤で接合して一体成形した集合材が開示されている。
また、特許文献2には、複数の部材を組み付けて作成される、組立体としてのテーブルが開示されている。このテーブルでは、天板と縦パネルとが角パイプ及びボルトを介して連結され、また、縦パネルの上端部及び下端部が連結金具で連結されて組み立てられる。
特開平7−124911号公報 特開平9−140465号公報
上記特許文献1の技術では、接着で接合することから、所定の強度を持ち、しかも精度良く接合するには、熟練を要する。
また、特許文献2の技術は、組立精度的には問題は無いと思われるが、部材間を連結するブラケットである角パイプ及び連結金具が、常に外面の見やすい位置に露出している。特に、テーブルの強度を確保するために上記のようなブラケットの部品点数を増やすほど、角パイプや連結金具が目立つため、意匠的に改善の余地がある。また、テーブルの外面となる化粧部材同士を連結して構成するために、所要の強度を持つように化粧部材を構成する必要があり、その点からも意匠的に制限を受ける可能性がある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、所要の強度を確保しつつ、連結のための部品が目立たずに、意匠的な自由度が向上した板状部材及び組立体を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載した発明は、長手方向に沿って中空部が形成された第1化粧部材、およびその第1化粧部材の中空部内に配置されて当該第1化粧部材の長手方向に沿って延在する第1補強部材からなる複数の中空成形部材と、その複数の中空成形部材を第1化粧部材の長手方向と交差する方向に沿って配列させた状態で各中空成形部材の第1補強部材同士を連結する第1連結手段と、を備え、
上記第1連結手段は、配列方向両端部の中空成形部材を除き上記複数の中空成形部材を貫通すると共に両端部がそれぞれ上記配列方向の端部に位置する中空成形部材内に挿通される第1ロッドと、上記配列方向の端部に位置する中空成形部材内に挿通された第1ロッドの端部に取り付けられて該中空成形部材の第1補強部材に当接する第1締結具と、上記第1ロッドの外周に対しロッド軸方向に移動可能な状態で支持されると共に隣り合う中空成形部材間に配置される第1筒状スペーサと、を備え、
上記第1化粧部材は、外形断面が上下方向に長い矩形形状の角筒形状になっていると共に短辺方向中央部に内側に向けて突出した突起部を有し、
上記第1補強部材は、外形の輪郭が上記第1化粧部材の中空部の断面形状に倣った断面形状となっていると共に、内部に中空部が形成され、上記第1化粧部材の突起部が、当該第1化粧部材内に第1補強部材を挿入する際のガイド及び位置決めとなり、
上記第1締結具は、上記配列方向の端部に位置する中空成形部材を構成する第1補強部材の内面に当接していることを特徴とする。
次に、請求項2に記載した発明は、上記請求項1に記載の板状部材を天板とし、その天板を構成する中空成形部材の一部若しくは全部に連結して下方に延びる複数の足部を備える組立体であって、
上記各足部は、対応する中空成型部材の第1補強部材の端部にブラケットを介して固定されて下方に延びる第2補強部材と、その第2補強部材を覆うように当該第2補強部材の外周に配置されて上端部が上記中空成形部材の第1化粧部材端部と当接する中空筒状の第2化粧部材と、から構成されことを特徴とするものである。
次に、請求項3に記載した発明は、請求項2に記載した構成に対し、上記足部と連結する中空成形部材は、その第1化粧部材の端部の少なくとも上部が、第1補強部材の端部よりも長手方向外方に張り出して構成されて、その中空成形部材の第1化粧部材端部に、下側から第2化粧部材の上端部を当接させた状態では、外側から上記ブラケットが視認できないことを特徴とするものである。
次に、請求項4に記載した発明は、請求項2又は請求項3に記載した構成に対し、横方向に並ぶ複数の足部の第2補強部材同士を連結する第2連結手段を備え、
その第2連結手段は、両端部の足部を除き上記複数の足部を横方向に貫通すると共に両端部がそれぞれ上記並び方向両端に位置する足部内に挿通される第2ロッドと、上記並び方向端部に位置する足部内に挿通された第2ロッドの端部に取り付けられて該足部の第2補強部材に当接する第2締結具と、上記第2ロッドの外周に対しロッド軸方向に移動可能な状態で支持されると共に隣り合う足部間に配置される第2筒状スペーサと、を備えることを特徴とするものである。
次に、請求項5に記載した発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した構成に対し、上記第2化粧部材を第2補強部材にねじ止めで固定するねじ部材を備え、そのねじ部材の取付け位置を、第2化粧部材における外方を向く面以外に設定したことを特徴とするものである。
上記「第2化粧部材における外方を向く面以外」とは、組立体を通常する使用する状態に設置したときに見えにくい部分を指し、通常下面や内側を向く面が該当する。
なお、請求項5の構成に加えて、上記第1化粧部材を第1補強部材にねじ止めで固定するねじ部材を備え、そのねじ部材の取付け位置を、第1化粧部材における外方を向く面以外に設定すると良い。
本発明によれば、必要な強度を確保しつつ、連結のための部品が目立たずに、意匠的な自由度が向上した板状部材及び組立体を提供できる。
すなわち、請求項1に係る発明によれば、外面を形成する第1化粧部材に掛かる荷重は、第1補強部材で受けるので、その分、第1化粧部材の意匠的な自由度が高くなる。また、外面を形成する複数の中空成形部材同士を連結する第1ロッド及第1締結具は外方から視認されないので、その点からも意匠的に有利な構造である。
また、第1化粧部材同士を連結するのでは無く、第1補強部材同士を連結するので、大きな結合強度が確保される。
また、請求項2に係る発明によれば、上述のような請求項1の発明から天板が構成されることで、天板の意匠的な自由度が大きいにも関わらず大きな結合強度が確保される。
更に、天板から足部への力の伝達が、ブラケットを介して第1補強部材から第2補強部材に伝達される構造であるので、大きな結合強度が確保される。
また、足部についても、荷重は第2補強部材の軸方向で受けるので、第2化粧部材の意匠的な自由度が高くなる。
また、請求項3に係る発明によれば、天板を構成する中空成形部材の第1化粧部材の端部と、足部を構成する第2化粧部材の上端部を係合させるだけで、第1補強部材と第2補強部材を連結するブラケットを隠すことが出来て、意匠的に有利となる。
また、請求項4に係る発明によれば、横方向に並ぶ足部が第2連結手段で連結されることで、足部の強度が向上する。また、その第2連結手段の外面への露出が極力減ることで、意匠的に有利となる。
また、請求項5に係る発明によれば、第2化粧部材を第2補強部材に固定することで、第2化粧部材のずれを防止出来る。
また、ずれを防止しても、そのねじ部材が見えにくい位置に配置しているので、意匠上の制限が無いか小さい。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、ルーバーベンチを例にして、本発明の板状部材及び組立体について説明する。
(構成)
図1は、本実施形態にかかるルーバーベンチを説明する斜視図であり、図2は、その平面図、図3は天板1の短手方向からみた側面図、図4は、天板1の長手方向からみた側面図である。
上記ルーバーベンチは、図1〜図4に示すように、内部に中空部を有する複数の横材2を連結してなる天板1(板状部材)と、その天板1の各横材2の長手方向両端部にそれぞれ連結して下方に延びる複数の足部3と、を備える。
上記横材2は、図5に示すように、軸方向(長手方向)に沿って中空部が形成された第1化粧部材4と、その第1化粧部材4の中空部内に同軸に配置される第1補強部材5と、からなる中空成形部材である。そして、第1化粧部材4に負荷された荷重を第1補強部材5で受ける構造となっている。
上記第1化粧部材4は、表面に木質様の模様が形成されていると共に外形断面が矩形形状の角筒形状に加工されていることで、軸方向に沿って中空部が形成されている。その中空部の軸に直交する断面形状は、略長方形形状となっているが、短辺方向中央部に内側に向けて突出した突起部4bを有する(図4,図6参照)。その突起部4bは、第1化粧部材4内に第1補強部材5を挿入する際のガイド及び位置決めとなる。ここで、上記第1化粧部材4は、例えば、セルロース系微粒子と樹脂と顔料とを混合してなる混合材料を溶融し成型することで、上記形状に形成された木質様成形品である。上述のように、荷重は第1補強部材5で受けるので、第1化粧部材4の加工自由度は大きい。
その第1化粧部材4の中空部に配置される第1補強部材5は、外形の輪郭が上記第1化粧部材4の中空部の断面形状に倣った、当該中空部に沿って嵌め込み可能な断面形状となっている。すなわち、第1補強部材5の断面は、長方形の型枠形状の本体部5aと、その本体部の4隅から長手方向に突出して、それぞれ第1化粧部材4に設けた上記突起部4bの両側に位置するように配置された2対のビスホール形成部5bとからなる。ビスホール形成部5bは、ねじ止めのための開口、若しくは切欠きが形成されている(図では切欠きの場合を例示)。その第1補強部材5は、たとえばアルミニウム合金製で構成されている。なお、上述のように、軽量化のために第1補強部材5も内部に中空部が形成されている。
ここで、上記第1補強部材5は、予め第1化粧部材4と一体に接着などで接合していても良いし、着脱自在な構成となっていても良い。本実施形態では着脱自在が構成の場合を例示している。この場合、上記第1化粧部材4の中空部に形成した突起部4bで対を成すビスホール形成部5bを案内させつつ、第1化粧部材4内に第1補強部材5を同軸に挿入して配置すればよい。
また上記構成の各横材2は、図5に示すように、第1化粧部材4の軸方向端面4aは、軸方向端面が斜め下向きとなるように斜めに傾斜した状態に加工されているが、第1補強部材5の軸方向端面は、その第1化粧部材4の端面よりも内側の位置に配置されている。本実施形態では、第1補強部材5の軸方向端面は、垂直に切断された形状となっており、また、軸方向の設置位置が上記第1化粧部材4の端面の下端部と同一若しくは若干内側の位置になっている。
そして、上記構成の横材2が、図1〜図4、図6に示すように、複数本、図1では10本、軸直方向に配列し、横材2の軸と直交する方向に軸を向けた第1ロッド7によって連結されている。
上記天板1を構成する複数の横材2は、配列方向両端部に位置する端部用の2本の第1横材2a、及び、その2本の第1横材2a間に位置する複数の第2横材2bの2種類の横材2に区分けされる。第1横材2a及び第2横材2bの基本構成は同一である。ただし、第2横材2bには、図6に示すように、第1ロッド7が水平に貫通する貫通穴2cが開口しているが、第1横材2aには、第1ロッド7の端部を挿通する1つの挿通穴2dだけが開口している。
本実施形態では、平面図である図1に示すように、左右両端部にそれぞれ1本の第1ロッド7を配置する場合の例であるので、上記各横材2に設ける貫通穴2c若しくは挿通穴2dは、左右両端部にそれぞれ1個ずつ設けられている。そして、各第1ロッド7は、複数の第2横材2bの貫通穴2cを同軸に貫通していると共に、その両端部が第1横材2aの挿通穴2dに差し込まれている。また、隣り合う横材2間には、上記第1ロッド7に対して軸方向移動に支持された第1筒状スペーサ8が介挿されている。その第1筒状スペーサ8によって隣り合う横材2間の間隔が一定に保持されることで、板状部材を構成する天板1がルーバー状に構成される。
また、上記第1ロッド7の端部外形面には雄ねじが刻設されていて、その第1ロッド7の端部は、それぞれ第1横材2aの第1補強部材5の中空部内に配置され、その中空部内において、当該第1ロッド7の端部にナット9が螺合している。そして、2個のナット9のうちの一方のナット9を締め付けることで、当該ナット9は第1横材2aの第1補強部材5に押し付けられ、各横材2の第1補強部材5同士が第1ロッド7、ナット9、及び第1筒状スペーサ8を介して連結、つまり各横材2同士が連結されている。ここで、上記ナット9は、第1締結具を構成する。
また、上記水平方向に延びる第1補強部材5の各端部は、図7、図8のような、ブラケット10を介して上下に延びる第2補強部材14の上端部に連結する。
上記第2補強部材14の素材や形状は、上記第1実施形態と同様である。ただし、長さが異なる。
上記ブラケット10は、図7に示すように、上記第1補強部材5の端面に連結する垂直板部11と、第2補強部材14の上端面に連結する水平板部12とが一体になった、側面視略L字形状の部材を本体としていると共に、上記垂直板部11と水平板部12とを連結して補強するリブ板13(側板)を備える。上記垂直板部11および水平板部12には、それぞれ四隅に対し、補強部材のビスホール形成部5b、14bに面するビス穴11a、12aが開口している。なお、ブラケット10は、アルミニウム合金や鋼などから構成されて、所要の強度を有する。
そして、垂直板部11には、図8に示すように、第1補強部材5の端面に横方向から当接していて、ビス穴11a及びビスホール形成部5bを締結する4本のビス20で、当該第1補強部材5の端面に連結している。同様に、水平板部12には、図9に示すように、第2補強部材14の上端面に上方から当接していて、ビス穴12a及びビスホール形成部14bを締結する4本のビス20で、当該第2補強部材14の端面に連結している。
また、図10に示すように、上記各第1補強部材5に連結して下方に延在する第2補強部材14の外周には、当該第2補強部材14と同軸に第2化粧部材15が配置されている。そして、第2補強部材14及び第2化粧部材15によって足部3が構成される。
上記第2化粧部材15の構成は、上記第1化粧部材4と同じ構成になっていると共に、同じ素材から構成されている。ただし、下端面は、水平になっているが、上端面15aは、上記第1化粧部材4の端面4aに係合するような形状に斜めに成形されている。これによって、第1化粧部材4の端面4aに対して、下側から第2化粧部材15の上端面15aを当接させることで、その内側に配置されている、第1及び第2補強部材5,14、及びその両者を連結するブラケット10が、外側から視認不能な状態となっている。
上記構成によって、天板1の左右両側において、それぞれ複数の足部3が横方向に並んでおり、その横方向に並ぶ複数の足部3の下部が、水平に延びる第2ロッド27によって同軸に連結されている。
一列に並ぶ複数の足部3は、並び方向両端部に位置する端部用の2本の第1足部3aと、その2本の第1足部3aの間に位置する複数の第2足部3bとの2種類の足部3に区分けされる。第1足部3a及び第2足部3bの基本構成は同一である。ただし、図11に示すように、第2足部3bの下部には、第2ロッド27が水平に貫通する貫通穴3cが開口している。一方、並び方向端部に位置する2本の第1足部3aには、第2ロッド27の端部を挿通する1つの挿通穴3dだけが開口している。
第2ロッド27は、複数の第2足部3bの貫通穴3cを同軸に貫通すると共に、その両端部を第1足部3aの挿通穴3dにそれぞれ差し込まれている。また、隣り合う足部3間には、上記第2ロッド27に対して軸方向移動に支持された第2の第2筒状スペーサ28は介挿されていて、その第2筒状スペーサ28によって隣り合う足部3間の間隔が一定に保持されてルーバー状となっている。
また、上記第2ロッド27の端部外周面には雄ねじが刻設されていて、その第2ロッド27の端部は、それぞれ第1足部3aの第2補強部材14の中空部内でナット29が螺合しており、ナット29を締め付けることで、当該ナット29は第1足部3aの第2補強部材14に押し付けられることで、各足部3の第2補強部材14同士が第2ロッド27、ナット29、及び第2筒状スペーサ28を介して連結、つまり各足部3同士が連結されている。上記ナット29は、第2締結具を構成する。
また、図10のように、ルーバーベンチの裏側において、横材2を構成する第1化粧部材4の下部と第1補強部材5の下部とがビス21によって締結されている。また、足部3を構成する第2化粧部材15の内面側と第2補強部材14の内面側とがビス21によって締結されている。
(組み立て手順)
次に、上記ルーバーベンチの組立て手順の一例を説明する。なお、本願発明は、以下の組立て手順に限定されるものでは無い。
一方の第1横材2aの挿通穴2dに、それぞれの第1ロッド7の一方の端部を差し込み、その一方の第1横材2aの第1補強部材5内において、上記第1ロッド7の一方の端部に対してナット9を締結する。
次に、各第1ロッド7に対して、第1ロッド7の他方側から、1つの第1筒状スペーサ8を差し込んだ後に、1本の第2横材2bの貫通穴2cを上記第1ロッド7で貫通させる。各第1ロッド7に対する、この第1筒状スペーサ8の取付けと第2横材2bの取付けを交互に行って、必要な数の第1筒状スペーサ8及び第2横材2bを第1ロッド7にロッド軸方向へ移動可能に支持させた状態に取り付ける。
次に、第1ロッド7の他方の端部側から第1筒状スペーサ8を差し込んだ後に、第1ロッド7の他方の端部を、他方の第1横材2aの挿通穴2dに差し込んで、他方の第1横材2aの第1補強部材5内に位置させる。そして、その第1ロッド7の他方の端部に対してナット9を螺合する。ナット9を締め付けることで、第1筒状スペーサ8の両端面は対向する横材2側面に所定の圧を持って当接すると共に、第1ロッド7の両端部に螺合しているナット9も所定の圧を持って第1横材2aの第1補強部材5に当接する。このとき、第1筒状スペーサ8及び第2横材2bは、第1ロッド7にロッド軸方向に移動可能な状態となっているので、上記ナット9の締付けによって、自動的にロッド軸方向に変位して自動的に位置決めが成される。図11がそのときの連結状態を示す。
以上の組立によって、ルーバー状の板状部材としての天板1が組み立てられる。
次に、図9に示すように、各横材2を構成する各第1補強部材5の端面に対して、それぞれブラケット10の垂直板部11をビス20によって連結すると共に、各ブラケット10の水平板部12に対して、第2補強部材14の上端面をビス20によって連結する。このとき、端部に位置する足部3aのうちの一方の足部3aを構成する第2補強部材14は、この段階では、ブラケット10に取り付けないでおく。
ここで、ブラケット10に対する第1補強部材5と第2補強部材14の連結は、どちらを先に組み付けても良い。
次に、ブラケット10に組み付けられ当該ブラケット10から下方に延在する第2補強部材14に対して、下側から第2化粧部材15を差し込む。このとき、第2補強部材14における一対のビスホール成形部の間に、第2化粧部材15の突起部15bが案内されるようにして差し込む。これによって、第2補強部材14の外周に第2化粧部材15が配置される。なお、一方の足部3aを構成する第2補強部材14については、上述のようにブラケット10に取り付けておらず、第2化粧部材を差し込んでいない。
続いて、上記一方の足部3a側が上に来るように配置して、その一方の足部側から、つまり上側から、第2ロッド27を、同軸に配置された複数の第2足部3bの各貫通穴3cを貫通させると共に最下部に位置する他方の足部3aの挿通穴3dに差し込む。この第2ロッド27の差し込みの際には、各足部3間に順次、第2筒状スペーサ28を配置しながら第2ロッド27を差し込むことで、第2筒状スペーサ28は、各足部3間に、第2ロッド27に対しロッド軸方向へ移動可能な状態で支持される。また、最下部に位置する他方の足部3aの挿通穴3dに差し込まれた第2ロッドの端部(下端部)に対しナット19を締結する。
次に、一方の足部3a、つまり一番上となる足部3の第2補強部材14の挿通穴に、一旦、第2ロッド27の上端部を差し込んだ状態で、その第2補強部材14をブラケット10に取り付ける。なお、挿通穴に差し込んだ状態とするのは、第2補強部材14に撓みが無い状態で当該第2補強部材14をブラケット10に取り付けるためである。
次に、上記一方の足部3aを構成する第2補強部材14を、一旦第2ロッドの上端部を抜くように上方へ撓ましつつ、当該第2補強部材14に対して第2化粧部材15を差し込み、最込みが完了したら、その第2補強部材14及び第2化粧部材15の挿入穴3dに対し、第2ロッド27の上端部を下側から差し込み、ナット19を締結する。
なお、上記一方の足部3aを構成する第2補強部材14及び第2化粧部材15を取り付ける際には、第2ロッド27をできるだけ下方に寄せておくことで、上端部の突出量を小さく設定、つまり上記撓みを小さくすることができる。
そして、上記一方の第1足部3aの第2補強部材14内に配置したナット9を本締めに締め付ける。これによって、足部3間に配置された各第2筒状スペーサ28の両端面は、対向する足部3側面に所定の圧を持って当接すると共に、第2ロッド27の両端部に螺合しているナット29も所定の圧を持って第2横材2bの第1補強部材5に当接する。このとき、第2筒状スペーサ28及び第2足部3bは、第2ロッド27にロッド軸方向に移動可能な状態となっているので、上記ナット29の締付けによって、自動的にロッド軸方向に変位して自動的に位置決めが成される。
更に、図10のように、ベンチの外側から見えにくい場所である、裏側から、横材2における軸方向両端部側において、ビス21で第1化粧部材4の下部と第1補強部材5の下部とを連結して、第1化粧部材4の端部側を第1補強部材5に固定する。同様にして、ベンチの外側から見えにくい場所である、裏側から、足部3における軸方向上端部側において、ビス21で第2化粧部材15の内側と第2補強部材14の内側とを連結して、第2化粧部材15の端部側を第2補強部材14に固定する。
このように、ブラケット10を介して剛結合している第1補強部材5及び第2補強部材14に対して、第1化粧部材4の端部及び第2化粧部材15の端部が固定されることで、第1化粧部材4の端面と第2化粧部材15の上端面の接合部がずれることを防止できる。
なお、第1化粧部材4の端面と第2化粧部材15の上端面とを接着しても良い。また、第1化粧部材4の端面と第2化粧部材15の上端面とに凹と凸を設けて嵌め込むことで、ずれにくくしても良い。
(作用効果)
上記構成のルーバーベンチにおいては、まず、ルーバー状の板状部材である天板1を考えた場合、複数の横材2を連結する第1ロッド7及び左右のナット9が第1化粧部材4及び第1筒状スペーサ8によって完全に隠れて外側から見えないので、横材2同士を連結するための連結部品によって意匠が制限させることなく、且つ、補強部材でない樹脂製の第1化粧部材4で外表面が構成させるので、意匠の自由度が向上する。なお、上位第1筒状スペーサ8は大きな荷重を受けないので、金属製でも良いが樹脂製でも構わない。
また、上記外表面を構成する第1化粧部材4自体は、第1補強部材5で支持・補強されているので、その分、強度をさげることが出来るので、成型の自由度が大きい。
更に、第1ロッド7によって横材2の第1補強部材5同士を結合することで、上述のように連結する部材を隠れた状態にしつつ、天板1に対し、大きな結合強度を確保することが出来る。
また、天板1を構成する横材2と足部3との連結においても、補強部材である第1補強部材5と第2補強部材14とをブラケット10を介して連結することで、天板1からの荷重は第2補強部材14で主として受けることになるので、足部3が大きな結合強度をもって天板1に取り付けられる。
しかも、第2補強部材14の外周を第2化粧部材15で覆って、当該第2補強部材14を隠しているので、足部3についても、連結部品によって意匠が制限させることなく、且つ、補強部材でない樹脂製の第2化粧部材15で外表面が構成させるので、意匠の自由度が向上する。
このとき、第1化粧部材4の端部について、少なくとも上部を第1補強部材5よりも軸方向が外方に張り出させているので、確実に、第1補強部材5と第2補強部材14を連結するブラケット10を内部に隠すことが可能となる。
ここで、第1化粧部材4に対して着脱可能に第1補強部材5を挿入して横材2を構成する場合には、第1補強部材5に対して、第1化粧部材4が若干がたつくおそれがあるが、ベンチの外側から見えにくい裏側からビス21によって第1化粧部材4の端部を第1補強部材5に固定することで、第1化粧部材4の少なくとも端部のがたつきが防止される。同様に、ベンチの外側から見えにくい裏側からビス21によって第2化粧部材15の上端部を第2補強部材14に固定することで、第2化粧部材15の少なくとも上端部のがたつきが防止される。これによって、係合させた、第1化粧部材4の端面と第2化粧部材15の上端面との接合がずれることが確実に防止される。
更に、一列に並ぶ足部3の下部を第2ロッド27、ナット29及び第2筒状スペーサ28によって連結することで、足部3の支持強度が向上して、一列に並ぶ足部3の下部が互いに開いたりすることが防止される。
(応用・変形例)
上記構成では、第1及び第2化粧部材4,15の外形断面が略正方形状の場合を例示しているが、外形断面は、多角形形状、平板状の長方形形状、円形形状、楕円形形状などであっても良い。また、第1化粧部材4と第2化粧部材15とは同一形状でなくても良い。同様に、第1補強部材5と第2補強部材14についても同一の形状で無くても良い。
上記構成では、複数の横材2を軸直方向に並べているが、横材2の軸直方向に対して傾斜した斜め方向に、つまり、横材2の端部が横材2の軸直に対して傾斜するように横材2を配列させても良い。
また、上記第1ロッド7についても横材2の軸直方向に配置される必要はない。要は、第2横材2bを同軸に貫通可能であればよい。
また、上記実施形態では、横材2が長手方向に直線上に延びる場合を例示しているが、円弧状など延びるなど、軸(長手方向の形状)が直線でなくても良い。
また、上記実施形態では、組立体の一例としてベンチを例示しているが、椅子、机、テーブルなど、天板1と足部3を備えた組立体であれば、他の組立体に本願発明を適用しても良い。
また、上記実施形態では、第1及び第2ロッド7,27の軸が直線の場合を例示しているが、曲線を描いていても良い。意匠的に筒状スペーサを配置する場合には、積極的に第1及び第2ロッド7,27の軸を曲線状に構成しても良い。ただし、その分、貫通穴2cの設定が面倒にはなる。
また、上記実施形態では、ルーバー形状の板状部材として、天板1に適用する場合を例示しているが、これに限定されない。例えば、上記横材2を上下に並ぶように配置して、窓などの開口に設けるルーバーとして適用しても良い。
本発明に基づく実施形態に係るルーバーベンチを示す斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係るルーバーベンチを示す平面図である。 本発明に基づく実施形態に係るルーバーベンチを示す短手方向からみた側面図である。 本発明に基づく実施形態に係るルーバーベンチを示す長手方向からみた側面図である。 本発明に基づく実施形態に係る横材の構成を説明する図である。 本発明に基づく実施形態に係る横材の第1補強部材同士の連結構造を示す断面図である。 本発明に基づく実施形態に係るブラケットを示す斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係る第1補強部材とブラケットの関係を示す側面図である。 本発明に基づく実施形態に係るブラケットと第2補強部材との関係を示す図である。 本発明に基づく実施形態に係る横材と足部の連結構造を示す側面図である。 本発明に基づく実施形態に係る足部の第2補強部材同士の連結構造を示す断面図である。
符号の説明
1 天板
2 横材
2a 第1横材
2b 第2横材
2c 貫通穴
2d 挿通穴
3 足部
3a 第1足部
3b 第2足部
4 第1化粧部材
4b 突起部
5 第1補強部材
5b ビスホール形成部
7 第1ロッド
8 第1筒状スペーサ
9 ナット
10 ブラケット
11 垂直板部
11a,12a ビス穴
12 水平板部
14 第2補強部材
15 第2化粧部材
20、21 ビス
27 第2ロッド
28 第2筒状スペーサ

Claims (5)

  1. 長手方向に沿って中空部が形成された第1化粧部材、およびその第1化粧部材の中空部内に配置されて当該第1化粧部材の長手方向に沿って延在する第1補強部材からなる複数の中空成形部材と、その複数の中空成形部材を第1化粧部材の長手方向と交差する方向に沿って配列させた状態で各中空成形部材の第1補強部材同士を連結する第1連結手段と、を備え、
    上記第1連結手段は、配列方向両端部の中空成形部材を除き上記複数の中空成形部材を貫通すると共に両端部がそれぞれ上記配列方向の端部に位置する中空成形部材内に挿通される第1ロッドと、上記配列方向の端部に位置する中空成形部材内に挿通された第1ロッドの端部に取り付けられて該中空成形部材の第1補強部材に当接する第1締結具と、上記第1ロッドの外周に対しロッド軸方向に移動可能な状態で支持されると共に隣り合う中空成形部材間に配置される第1筒状スペーサと、を備え、
    上記第1化粧部材は、外形断面が上下方向に長い矩形形状の角筒形状になっていると共に短辺方向中央部に内側に向けて突出した突起部を有し、
    上記第1補強部材は、外形の輪郭が上記第1化粧部材の中空部の断面形状に倣った断面形状となっていると共に、内部に中空部が形成され、上記第1化粧部材の突起部が、当該第1化粧部材内に第1補強部材を挿入する際のガイド及び位置決めとなり、
    上記第1締結具は、上記配列方向の端部に位置する中空成形部材を構成する第1補強部材の内面に当接していることを特徴とする板状部材。
  2. 上記請求項1に記載の板状部材を天板とし、その天板を構成する中空成形部材の一部若しくは全部に連結して下方に延びる複数の足部を備える組立体であって、
    上記各足部は、対応する中空成型部材の第1補強部材の端部にブラケットを介して固定されて下方に延びる第2補強部材と、その第2補強部材を覆うように当該第2補強部材の外周に配置されて上端部が上記中空成形部材の第1化粧部材端部と当接する中空筒状の第2化粧部材と、から構成されことを特徴とする組立体。
  3. 上記足部と連結する中空成形部材は、その第1化粧部材の端部の少なくとも上部が、第1補強部材の端部よりも長手方向外方に張り出して構成されて、その中空成形部材の第1化粧部材端部に、下側から第2化粧部材の上端部を当接させた状態では、外側から上記ブラケットが視認できないことを特徴とする請求項2に記載した組立体。
  4. 横方向に並ぶ複数の足部の第2補強部材同士を連結する第2連結手段を備え、
    その第2連結手段は、両端部の足部を除き上記複数の足部を横方向に貫通すると共に両端部がそれぞれ上記並び方向両端に位置する足部内に挿通される第2ロッドと、上記並び方向端部に位置する足部内に挿通された第2ロッドの端部に取り付けられて該足部の第2補強部材に当接する第2締結具と、上記第2ロッドの外周に対しロッド軸方向に移動可能な状態で支持されると共に隣り合う足部間に配置される第2筒状スペーサと、を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した組立体。
  5. 上記第2化粧部材を第2補強部材にねじ止めで固定するねじ部材を備え、そのねじ部材の取付け位置を、第2化粧部材における外方を向く面以外に設定したことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した組立体。
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