JP5517497B2 - 家具の連結用金具 - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1には、スクリューボルトおよびナットを用いた組み立て家具の接続方法が開示されている。
ところで、ベッドは、脚部の一側面を部屋の壁面に隙間なく沿うように配置されることがある。ベッドをこのような配置にする場合には、ベッドの脚部と桟とを壁面の近くで組みつけることになる。具体的には、単品の脚部の一側面を壁面の近くで壁面と対向配置した状態で、脚部の外側から脚部の貫通孔にスクリューボルトを挿通し、桟に埋設されたナットにスクリューボルトをねじ込む。その後、脚部と桟とが組みつけられた重量物を壁面に沿わせる。
一方、部屋の壁面から遠い場所で、脚部と桟とを固定することにより、スクリューボルトをナットにねじ込む作業を行うスペースを広く確保することも考えられるが、この場合、脚部と桟とを組み付けた後、脚部と桟とが一体になった重量物を壁面に沿うように移動する手間がかかる。
この発明の別の目的は、ボルトと家具との連結の強度をより高くすることのできる家具の連結用金具を提供することである。
たとえば、家具を組み立てるとき、家具の単品の一部品の外表面側から、この一部品に形成された貫通孔内に2本の挿入用筒状体を挿入しておき、さらに、単品の一部品の外表面を部屋の壁面に沿わせておく。次いで、一部品の内表面側、すなわち、家具の内側から、2本のボルトを対応するねじ溝にそれぞれねじ嵌合させる。これにより、家具の内側の広い空間を作業スペースにしてボルトを取付けることができる。したがって、家具の一部品の外表面を部屋の壁面からわずかに離すことで家具の外側に形成された狭い空間を作業スペースにしてボルトを取付ける必要がなく、ボルトの取付けにかかる手間を少なくできる。
また、ボルトに引張荷重が作用したときに、この引張荷重は、挿入用筒状体を介して外面板に伝わり、さらに家具における貫通孔の周囲部分に受けられる。このとき、外面板から家具における貫通孔の周囲部分には、押圧荷重が作用する。その結果、外面板と家具との連結の強度が十分に保たれ、これにより、ボルトに作用する引張荷重に対する、ボルトと家具との連結の強度をより高くできる。
たとえば、家具を組み立てるとき、家具の単品の一部品の外表面側から、この一部品に形成された貫通孔内に挿入用筒状体を挿入しておく。次いで、一部品の内表面側、すなわち、家具の内側から、ボルトをねじ溝にねじ嵌合させる。これにより、家具の内側の広い空間を作業スペースにしてボルトを容易に取付けることができるので、ボルトの取付けにかかる手間を少なくできる。
図1は、この発明の一実施形態にかかる連結用金具を備える家具としてのベッドの図解的な斜視図である。この実施形態では、家具としてベッドを一例として説明するが、本発明の家具の連結用金具は、他の家具にも適用することができる。
ベッド1は、ベッド1の前後方向に離隔して配置される前板9および後板10と、ベッド1の左右方向に離隔して配置される左側板11および右側板12と、ベッド1の4隅に配置される4つの脚板13,14,15,16と、を含んでいる。
左側板11は、ベッド1の前後方向にまっすぐに延びており、ベッド1の左右方向とは直交している。左側板11は、ベッド1の左側に配置された2つの脚板13,15の内側面に当接するように配置されている。この左側板11は、図示しないボルトなどの固定部材を用いて、2つの脚板13,15に固定されている。
後板10は、ベッド1の左右方向にまっすぐに延びており、ベッド1の前後方向とは直交している。後板10は、ベッド1の後端に配置された左右一対の脚板15,16の間に配置されている。
以下、前板9と左側板11との固定構造について説明する。なお、前板9と右側板12との固定構造は、前板9と左側板11との固定構造と同様であるので、詳細な説明を省略する。
図3は、金具ユニット18周辺の要部の分解斜視図であり、前板9を省略して示している。図3を参照して、金具ユニット18は、連結用引掛金具40と、連結用引掛金具40に連結される連結用受け金具20と、を含んでいる。
フック金具19は、内側空間21に配置されており、左側板11の内表面11b(家具の内表面)に取り付けられている。このフック金具19は、断面略L字状に形成された板金部材であり、互いに直交するように配置された一方板としての取付板22および引掛板23を含んでいる。
各切欠部25,26には、それぞれ、上下に並ぶ一対のフック凹部25b,25c;26b,26cが形成されている。各フック凹部25b,25c;26b,26cは、対応するねじ軸27b,28bを受けるためのものであり、円弧状に形成されている。各切欠部25,26において、上下一対のフック凹部25b,25c;26b,26cが形成されている。これにより、ねじ軸27bを、一対のフック凹部25b,25cに択一的に係合できる。また、ねじ軸28bを、一対のフック凹部26b,26cに択一的に係合できる。これにより、フック金具19を、上下の向きを問わずに使用することができる。
連結用受け金具20は、フック金具19を前板9に固定するためのものであり、前述したように、フック金具19を受ける2本のボルト27,28と、これら2本のボルト27,28がねじ嵌合されるボルト受金具29と、を含んでいる。
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図3および図4を参照して、ボルト受金具29は、たとえば、金属部材を用いて形成されており、外面板30と、外面板30に対して外面板30の裏面30bから直交方向B1に突出する2本の挿入用筒状体31,32と、を含んでいる。
各挿入用筒状体31,32は、図4に示すように、外面板30と単一の材料を用いて形成されていてもよいし、外面板30とは別部材を用いて外面板30に固定されていてもよい。各挿入用筒状体31,32は、外面板30に対して直交方向B1に突出している。前板9には、2つの貫通孔33,34が形成されている。各貫通孔33,34は、円筒状に形成されており、各貫通孔33,34に、対応する挿入用筒状体31,32が挿通されている。これにより、各挿入用筒状体31,32の全部が、対応する貫通孔33,34に納まっている。すなわち、各挿入用筒状体31,32の長さは、前板9の板厚よりも短い。各挿入用筒状体31,32の外径は、対応する貫通孔33,34の直径と略同じである。
第1固定孔43は、取付板22の略中央に形成されている。第2固定孔44は、取付板22の四隅の近傍にそれぞれ配置されている。
外面板45は、円板状に形成されており、左側板11の外表面11f(家具の外表面)と略面一になるように左側板11に装着されている。具体的には、外面板45の外側面45aおよび内側面45bのうちの内側面45bが、左側板11の外表面11fと略面一に並んでいる。
挿入用筒状体46には、その先端面46aから根元側に向かってねじ溝47が形成されている。ねじ溝47は、挿入用筒状体46の内周面に形成されている。
固定ボルト42は、挿入方向C2とは反対の逆方向D2から、左側板11の挿入孔11d内に挿入される。具体的には、固定ボルト42のねじ軸42bは、内側空間21から、挿入方向C2とは反対の逆方向D2に沿って、取付板22の第1固定孔43および左側板11の貫通孔11dを挿通し、さらに、挿入用筒状体46のねじ溝47に螺合している。このように、固定ボルト42と固定ナット41によって、取付板22と左側板11とが締結されている。なお、固定ボルト42と固定ナット41とを複数対設けて、取付板22と左側板11とを締結してもよい。
次に、前板9と左側板11とを固定する作業の要点について説明する。
この状態で2つのボルト27,28をさらにねじ込んで所定のトルクで締め付ける。その結果、図4に示すように、前板9と2つのボルト27,28の頭部27a,28aとによって、フック金具19が前板9に固定される。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
また、連結用受け金具20に代えて、図8〜図13に示す連結用受け金具を用いてもよい。
したがって、この連結用受け金具も、前述の連結用金具と同様の手順で使用できる。
9c 外表面(家具の外表面)
11b 内表面(家具の内表面)
11d 貫通孔
11f 外表面(家具の外表面)
18 金具ユニット(家具のための連結用金具)
19 フック金具
20 連結用受け金具
22 取付板
23 引掛板 27,28 ボルト
30 外面板
30c (外面板の)一端
30d (外面板の)他端
31,32 挿入用筒状体
31a,32a (挿入用筒状体の)先端面
33,34 貫通孔
35,36 ねじ溝
40 連結用引掛金具
41 固定ナット
42 固定ボルト
43 第1固定孔(固定用孔)
45 外面板
46 挿入用筒状体
46a (挿入用筒状体の)先端面
47 ねじ溝
A1 長さ方向
B1,B2 直交方向
C1 挿入方向
D1 逆方向
Claims (1)
- 互いに直交する2枚の側板同士を固定するための家具の連結用金具であって、
家具の外表面と略面一になるように装着される所定長さを有する外面板と、
前記外面板の長さ方向の一端側および他端側から外面板に対して直交方向に突出し、家具に形成された貫通孔内に納まるように挿入される2本の挿入用筒状体と、
各挿入用筒状体の先端面から根元側に向かって挿入用筒状体の内周面に形成されたねじ溝と、
前記貫通孔内に納まるように挿入された挿入用筒状体に対し、挿入用筒状体の挿入方向と逆方向側から各挿入用筒状体のねじ溝にそれぞれねじ嵌合される2本のボルトと、
を含み、
前記ねじ嵌合された2本のボルトの頭部近傍のねじ軸部がフック金具の引掛部を形成する連結用受け金具、ならびに
家具の内表面に取り付けられる断面略L字状のフック金具であって、略L字状を形成する一方板は、家具の内表面に取付けられる取付板を形成しており、他方板 は、取付板から略直角に突出する引掛板を形成しており、取付板には、家具の内表面から外表面へ貫通して形成された貫通孔と対向する固定用孔が形成されているフック金具と、
家具の外表面と略面一になるように装着される外面板、外面板から直交方向に突出し、家具に形成された前記貫通孔内に納まるように挿入される挿入用筒状体、および挿入用筒状体の先端面から根元側に向かって挿入用筒状体の内周面に形成されたねじ溝、を有する固定ナットと、
家具の内側から前記固定用孔を通り、家具の前記貫通孔に挿入されたナットのねじ溝に螺合される固定ボルトと、
を含み、
前記引掛板には、所定の間隔を空けて前記連結用受け金具の2本のボルトのねじ軸部に引っ掛けるための切欠部が形成されている連結用引掛金具、を含むことを特徴とする、家具のための連結用金具。
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