JP2007032307A - 内燃機関 - Google Patents

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雅敏 羽田
Norio Ito
則夫 伊藤
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Abstract

【課題】 補機の剛性をアップすることができ、部品点数を削減することができる内燃機関を提供する。
【解決手段】 第1ハウジング3b及び第2ハウジング3cを有しクランクシャフトからの動力により駆動される補機3を本体1に取り付けてなる内燃機関において、補機3の第1ハウジング3b,第2ハウジング3cを本体1に取り付ける第1締結取付手段2,4,5と、ボルト17で第1ハウジング3b,第2ハウジング3cを締め付けながら補機3に連結されるスライドブラケット12と、このスライドブラケット12をスライド移動可能に本体1に固定する固定ブラケット9を備えて構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関に関し、詳しくは内燃機関に補機を取り付ける構造に関するものである。
従来、この種の内燃機関としては、例えば特許文献1に開示されているように、エンジンの出力プーリーとの間に掛け回されたベルトを介してエンジントルクによって駆動されるオルタネータを備えるものが提案されている。
この内燃機関では、オルタネータのハウジングに2つのフランジ部を形成し、一方のフランジ部をエンジンに枢動自在にボルトで支持するとともに、他方のフランジ部をエンジンに固定された固定ブラケットに摺動自在に調整ボルトで定着固定する構造とし、調整ボルトによりオルタネータの固定位置を適宜設定可能とすることで、ベルトの張力を調整できるものとしている。
実開昭61−75329号公報
一般にオルタネータのような補機は、2つに分割されたハウジングを有し、これら2つのハウジングをボルト等により締め付け合わせることで内部に構造物を組み込む構造となっており、前記内燃機関では、2つのハウジングのうちの一方のハウジングだけに2つのフランジ部を形成する構造であることから、エンジンからの振動等が一方のハウジングだけに入力されることとなり、オルタネータ全体の剛性を低下させてしまうという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、補機の剛性アップを目的の1つとし、また、部品点数の削減を目的の1つとし、さらに、作業性の向上を目的の1つとするものであり、請求項1は、構造物としての躯体を第1ハウジング及び第2ハウジングにより夾入し、クランクシャフトからの動力により駆動される補機を本体に取り付けてなる内燃機関において、張力をもって前記動力を前記補機に伝達する動力伝達手段と、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの締結力を増加させるよう前記補機を前記本体に取り付ける第1締結取付手段と、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの締結力を増加させるとともに前記張力の調整が可能な調整方向に移動可能に前記補機を前記本体に取り付ける第2締結取付手段と、を備えることである。
また、請求項2は、前記第2締結取付手段は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに共締めされることで前記補機に取り付けられる取付部と前記調整方向の長孔が形成された前記取付部から延出した延出部とからなるブラケットと、前記長孔に挿入され該ブラケットを移動可能に支持する支持手段と、前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する固定手段と、を有する手段であることである。
また、請求項3は、前記支持手段は、前記ブラケットを前記本体に固定する手段であることである。
また、請求項4は、前記延出部は、前記長孔が形成された面を縦片とする断面略T字状に形成されてなることである。
また、請求項5は、前記本体には、固定ブラケットが配置され、前記ブラケットは、前記延出部の前記長孔が形成されたスライド部としてのスライド面の少なくとも一部が前記固定ブラケットに当接されてなることである。
また、請求項6は、前記支持手段は、前記ブラケットを前記固定ブラケットに支持する手段であることである。
また、請求項7は、前記第1ハウジングは、第1フランジを有し、前記第2ハウジングは、第2フランジを有し、前記ブラケットは、前記取付部が該第1フランジと該第2フランジの間に挟み込まれて共締めされ、前記スライド面の前記固定ブラケットとの当接面の位置が前記取付部の長手方向の略中央の位置となるよう形成されてなることである。
また、請求項8は、前記固定手段は、ボルト部材を締緩させることで前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する手段であることである。
また、請求項9は、前記固定手段は、ナット部材を締緩させることで前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する手段であることである。
また、請求項10は、前記補機は、オルタネータであることである。
本発明は、構造物としての躯体を第1ハウジング及び第2ハウジングにより夾入し、クランクシャフトからの動力により駆動される補機を本体に取り付けてなる内燃機関において、張力をもって動力を補機に伝達する動力伝達手段と、第1ハウジングと第2ハウジングとの締結力を増加させるよう補機を本体に取り付ける第1締結取付手段と、第1ハウジングと第2ハウジングとの締結力を増加させるとともに張力の調整が可能な調整方向に移動可能に補機を本体に取り付ける第2締結取付手段と、を備えることにより、第1ハウジングと第2ハウジングとの締結力を増加させるよう補機を内燃機関本体に取り付ける第1及び第2締結取付手段を備えるから、補機の剛性をアップすることができる。しかも、第2締結取付手段は、補機を動力伝達手段における張力を調整可能な方向に移動可能に内燃機関本体に取り付けるから、別途、張力調整のための部品を設ける必要がなく、部品点数を削減できるものとなる。
また、第2締結取付手段は、第1ハウジングと第2ハウジングとに共締めされることで補機に取り付けられる取付部と調整方向の長孔が形成された取付部から延出した延出部とからなるブラケットと、長孔に挿入されブラケットを移動可能に支持する支持手段と、調整方向の位置を調整可能にブラケットを本体に固定する固定手段と、を有することにより、ブラケットを補機に取り付けるだけで補機の剛性をアップさせることができる。しかも、ブラケットを移動可能に支持する支持手段と調整方向の位置を調整可能に固定する固定手段とを有するから、ブラケットを移動可能に支持する支持手段だけでブラケットの位置固定を行なうものに比べて位置調整を簡易に行なうことができるものとなる。
また、支持手段は、ブラケットを本体に固定する手段であることにより、ブラケットをより確実に内燃機関本体に固定することができるものとなる。
また、延出部は、長孔が形成された面を縦片とする断面略T字状に形成されてなることにより、延出部が板状に形成されたものに比して強度を向上させることができるものとなる。
また、本体には、固定ブラケットが配置され、ブラケットは、延出部の長孔が形成されたスライド部としてのスライド面の少なくとも一部が固定ブラケットに当接されてなることにより、内燃機関本体に対してブラケットを安定して移動させることができ、この結果、動力伝達手段に作用する張力を調整する作業の作業性が向上するものとなる。
また、支持手段は、ブラケットを固定ブラケットに支持する手段であることにより、より安定して内燃機関本体に対してブラケットを移動させることができるものとなる。
また、第1ハウジングは、第1フランジを有し、第2ハウジングは、第2フランジを有し、ブラケットは、取付部が第1フランジと第2フランジの間に挟み込まれて共締めされ、スライド面の固定ブラケットとの当接面の位置が取付部の長手方向の略中央の位置となるよう形成されてなることにより、補機を安定して内燃機関本体に固定することができるものとなる。
また、固定手段は、ボルト部材を締緩させることで調整方向の位置を調整可能にブラケットを本体に固定する手段であることにより、簡易な構成で調整方向の位置を調整可能にブラケットを内燃機関本体に固定することができるものとなる。
また、固定手段は、ナット部材を締緩させることで調整方向の位置を調整可能にブラケットを本体に固定する手段であることにより、簡易な構成で調整方向の位置を調整可能にブラケットを内燃機関本体に固定することができるものとなる。
また、補機は、オルタネータであることにより、請求項1乃至請求項9何れかに記載の内燃機関において、補機はオルタネータとすることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、内燃機関に補機を取り付ける際の構成部材の分解斜視図であり、図2は、補機の取付状態の拡大側面構成図であり、図3は、図2の正面構成図である。
図において、内燃機関の本体1の取付面1aには、通し孔2aを有する取付基部2が外側へ突出して形成されている。
この取付基部2に取り付けられる補機3は、本例ではオルタネータであり、この補機3は、内部にローターを収納した本体3aの左右両側面側から、第1ハウジング3bと第2ハウジング3cがボルト等で本体3aに締め付けられたものとなっており、第1ハウジング3bの中央部に外側へ突出してプーリー3dが回転可能に設けられている。
また、この補機3の第1ハウジング3b及び第2ハウジング3cには、それぞれ上方側に外方向へ突出して上第1フランジ4と上第2フランジ5が設けられており、この上第1フランジ4及び上第2フランジ5には、同軸状に通し孔4a,5aが貫通形成されている。また、第1ハウジング3b及び第2ハウジング3cには、それぞれ下方側にも、外側へ突出して下第1フランジ6と下第2フランジ7がそれぞれ突出形成されており、下第1フランジ6及び下第2フランジ7には、同軸状に通し孔6a,7aが貫通形成されている。
前記内燃機関本体1に突設された取付基部2の左右両端側に、補機3の上第1フランジ4と上第2フランジ5を配置させて、外側からボルト8を上第1フランジ4の通し孔4a,取付基部2の通し孔2aと順に通し、第2フランジ5の通し孔5aまで挿入して、ナット8’により締め付ける。このように、実施例では、内燃機関本体1の取付基部2に補機3の上方側の上第1フランジ4および上第2フランジ5をボルト8とナット8’で取り付けできるものであり、この取付基部2と補機3側の上第1フランジ4および上第2フランジ5とボルト8とナット8’とで第1締結取付手段が構成されている。
さらに本例においては、固定ブラケット9とスライドブラケット12と下第1フランジ6および下第2フランジ7とボルト17,19と張力調整ボルト18とナット17’,19’とで構成される第2締結取付手段が設けられている。
固定ブラケット9は、ボルト21,21により内燃機関本体の取付面1aに固定される固定部9aと、固定部9aから一体状に内燃機関本体1から離れる方向へ突出した延出部9bとから構成されており、この延出部9bの図示左端面が略垂直な当接面9cとなっており、この当接面9cの前端側にボルト孔10が形成されている。
また、延出部9bの前面側には、下傾状に雌ネジを形成したネジ孔11が形成されている。
また、スライドブラケット12は、図4において拡大斜視図で、また図5において側面図で、また図6において正面図で示すような構造となっており、後端側には横方向の通し孔13aを有する円筒状の取付部13があり、この取付部13から前方側へ一体状に延出されて延出部14が形成されている。延出部14は、取付部13の長手方向の幅とほぼ同じ幅で形成された上片14aと、上片14aから略垂直方向に下垂状に一体形成された板状のスライド縦片14bとから構成されており、断面がほぼT字状に形成されている。上片14aは、前端が傾斜した前垂れ片14cとなっており、前垂れ片14cの下端部にはU字状の切欠部16が形成されている。
スライド縦片14bには、取付基部2の通し孔2aを中心とする円の一部を構成する円弧状の長孔15と、図示右端面に示す略垂直なスライド面Sとが形成されており、このスライド面Sが固定ブラケット9の当接面9cに当接されるものとなっている。スライド面Sは、スライドブラケット12の左右方向、即ち、取付部13の長手方向の中心位置に配置されたものとなっている。
このスライドブラケット12は、取付部13の左右両側に補機3の下第1フランジ6と下第2フランジ7を配置させて、外側よりボルト17を下第1フランジ6の通し孔6aから取付部13の通し孔13a内に差し込み、さらに下第2フランジ7の通し孔7a側に貫通させてナット17’で締め付けることで、ボルト17を介し補機3にスライドブラケット12を取り付けることができる。
この状態でスライドブラケット12を固定ブラケット9と整合させ、スライドブラケット12のスライド面Sを固定ブラケットの当接面9cと当接させると、スライドブラケット12の切欠き部16は固定ブラケット9のネジ孔11と整合状態となる。
張力調整ボルト18の頭部18aとストッパー部18bをスライドブラケット12の切欠き部16に下方より嵌め込んで、スライドブラケット12の前垂れ片14cの前面に張力調整ボルト18の頭部18aを、前垂れ片14cの裏側にストッパー部18bを配置させて、張力調整ボルト18を固定ブラケット9のネジ孔11にネジ込むことができ、また、スライドブラケット12の長孔15内に横方向からボルト19を差し込んで、ボルト19を固定ブラケット9のボルト孔10に通しナット19’を締め付けて、スライドブラケット12と固定ブラケット9を連結することができ、前記ボルト17,19は仮締めした状態としておき、補機3のプーリー3dにベルト20を掛装させた状態で、張力調整ボルト18の頭部18aにスパナ等の工具を掛けて、張力調整ボルト18を固定ブラケット9のネジ孔11内にネジ込むことにより、図2に示すように、ボルト8を移動中心としてスライドブラケット12と共に補機3が想像線で示す上方側へ徐々に移動されてゆき、これによりベルト20に適度な張力が付与されるものであり、張力調整ボルト18によりベルト20の張力を調整する作業時には、スライドブラケット12のスライド面Sが固定ブラケット9の当接面9cに当接した状態で良好に前方側へスムーズにスライドしてゆき、スライドブラケット12の移動が円滑に行なわれる。
このように、張力調整ボルト18により、スライドブラケット12を移動させてベルト20の張力を調整できるとともに、ベルトの張力が調整された状態を保持させておくことができ、この状態でボルト19を締め付けてスライドブラケット12の位置を固定することができるから、ベルト20の張力調整作業を容易に行なうことができる。この時、スライドブラケット12の延出部14の断面が略T字状に形成されていることにより、延出部14が板状に形成されたものに比して捩れ方向の入力に対する強度が向上したものとなっている。また、スライド面Sが取付部13の長手方向の中心位置となるよう配置されているから、補機3を安定して固定ブラケット9に固定することができる。
このようにしてベルト20の張力を調整した後に、ボルト8,ボルト17,ボルト19を強く締め付けて、スライドブラケット12を固定ブラケット9に、即ち補機3を内燃機関本体1に位置決め固定することができるものとなる。
なお、ボルト17及びボルト8を強く締め付けることで、補機3の第1ハウジング3bと第2ハウジング3cは本体3aに強く押し付けられることとなるため、補機3の剛性を高めることができるものとなる。
なお、図7の要部横面構成図で示すものは変更例であり、図7の変更例では、固定ブラケット9のネジ孔11の位置に、前方側へ上傾して雄ネジ22を設けておくものであり、雄ネジ22は、スライドブラケット12が固定ブラケット9に整合された状態では、スライドブラケット12の切欠き部16から外側へ突出状態となる。
なお、本例では、図8に斜視図で示すようなナット部材23が雄ネジ22に螺合されるものであり、このナット部材23は、内周に雌ネジ23bを有する本体23aの外周に、先端の六角部23cから間隔をおいてストッパー部23dが突出形成されており、このストッパー部23dは、スライドブラケット12の前垂れ片14cの裏側に配置され、前垂れ片14cの表側には六角部23cが配置されて、ナット部材23がスライドブラケット12の切欠き部16に嵌め込まれるものであり、ナット部材23の六角部23cにスパナ等の工具を掛けて回すことにより、固定ブラケット9側から突出されている雄ネジ22に対しナット部材23の雌ネジ23bが螺進退されることとなり、これにより固定ブラケット9に対しスライドブラケット12を適宜移動させてベルト20の張力を調整できるものである。
その他、スライドブラケット12などの構成部材は、図1,図2,図3のものと同様である。
なお、スライドブラケット12に長孔15を上下2段に形成して、それぞれの長孔15,15内に、それぞれボルト19,19を通して、2本のボルト19,19でスライドブラケット12を固定ブラケット9に固定できるように構成しておくこともでき、そのような場合は、固定ブラケット9に対するスライドブラケット12の固定状態を強固に確保することができるものとなる。
なお、本例においては、補機3としてオルタネータを例示しているが、オルタネータに限らず、第1ハウジング,第2ハウジングを有しベルト等の動力伝達手段により駆動されてベルト等の張力調整が必要な他の補機についても、同様な取付構造を採用して、補機の剛性を向上させることができるとともに、取り付けのための部品点数を削減することができ、張力調整作業が容易なものとなる。
実施例の内燃機関では、内燃機関本体1とは別体の固定ブラケット9を用いて補機3を内燃機関本体1に固定するものとしたが、固定ブラケット9が内燃機関本体1と一体状に形成されたものであっても良い。
実施例の内燃機関では、スライドブラケット12の取付部13を補機3の下第1フランジ6と下第2フランジ7とで挟み込んでボルト17とナット17’とによりスライドブラケット12を補機3に取り付けるものとしたが、例えば、図9の変更例を示す図6に対応させたスライドブラケットの正面構成図に示すように、下第1フランジ6と下第2フランジ7とを当接させ、さらに下第1フランジ6または下第2フランジ7にスライドブラケット12を当接させてボルト17とナット17’とにより締め付け等、補機3の剛性を高めることができれば如何なる構成としても構わない。
実施例の内燃機関では、支持手段であるボルト19によりスライドブラケット12を固定ブラケット9に固定するものとしたが、張力調整ボルト18によって補機3を固定ブラケット、即ち内燃機関本体1に確実に固定できるのであれば、スライドブラケット12が固定ブラケット9に固定されないものであっても構わない。
実施例の内燃機関では、固定ブラケット9に当接面9cを形成し、スライドブラケット12にスライド面Sを形成して、スライド面Sを当接面9cに当接させるものとしたが、
補機3を内燃機関本体1に対して安定して移動させることができるのであれば、スライド面Sや当接面9cを形成しないものであっても差し支えない。
実施例の内燃機関では、延出部14を、上片14aと、上片14aから略垂直方向に下垂状に一体形成された板状のスライド縦片14bとからなる断面がほぼT字状に形成されるものとしたが、強度上問題がなければ板状のものであっても差し支えなく、また、断面I字状のものや断面L字状のものであっても構わない。
実施例の内燃機関では、スライド面Sが取付部13の長手方向の中心位置となるよう配置されるものとしたが、補機3を内燃機関本体1に安定して固定できれば、スライド面Sは長手方向の中心位置でなくても構わない。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
内燃機関本体に補機を取り付ける構成部材の分解斜視図である。 補機の取付状態の側面拡大構成図である。 図2の正面構成図である。 スライドブラケットの斜視構成図である。 スライドブラケットの側面構成図である。 スライドブラケットの正面構成図である。 変更例を示す図2に対応させた側面の要部構成図である。 図7におけるナット部材の斜視構成図である。 変更例を示す図6に対応させたスライドブラケットの正面構成図である。
符号の説明
1 内燃機関本体
1a 取付面
2 取付基部
2a 通し孔
3 補機
3a 本体
3b 第1ハウジング
3c 第2ハウジング
3d プーリー
4 上第1フランジ
5 上第2フランジ
6 下第1フランジ
7 下第2フランジ
8,17,19 ボルト
8’,17’,19’ ナット
9 固定ブラケット
9a 固定部
9b 延出部
9c 当接面
10 ボルト孔
11 ネジ孔
12 スライドブラケット
13 取付部
13a 通し孔
14 延出部
14a 上片
14b スライド縦片
14c 前垂れ片
15 長孔
16 切欠き部
18 張力調整ボルト
18a 頭部
18b ストッパー部
20 ベルト
21 ボルト
22 雄ネジ
23 ナット部材
23a 本体
23b 雌ネジ
23c 六角部
23d ストッパー部

Claims (10)

  1. 構造物としての躯体を第1ハウジング及び第2ハウジングにより夾入し、クランクシャフトからの動力により駆動される補機を本体に取り付けてなる内燃機関において、
    張力をもって前記動力を前記補機に伝達する動力伝達手段と、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの締結力を増加させるよう前記補機を前記本体に取り付ける第1締結取付手段と
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの締結力を増加させるとともに前記張力の調整が可能な調整方向に移動可能に前記補機を前記本体に取り付ける第2締結取付手段と、
    を備える内燃機関。
  2. 前記第2締結取付手段は、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとに共締めされることで前記補機に取り付けられる取付部と前記調整方向の長孔が形成された前記取付部から延出した延出部とからなるブラケットと、前記長孔に挿入され該ブラケットを移動可能に支持する支持手段と、前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する固定手段と、を有する手段である請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記支持手段は、前記ブラケットを前記本体に固定する手段である請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記延出部は、前記長孔が形成された面を縦片とする断面略T字状に形成されてなる請求項2または請求項3に記載の内燃機関。
  5. 前記本体には、固定ブラケットが配置され
    前記ブラケットは、前記延出部の前記長孔が形成されたスライド部としてのスライド面の少なくとも一部が前記固定ブラケットに当接されてなる請求項2乃至請求項4何れかに記載の内燃機関。
  6. 前記支持手段は、前記ブラケットを前記固定ブラケットに支持する手段である請求項1乃至請求項5何れかに記載の内燃機関。
  7. 前記第1ハウジングは、第1フランジを有し、
    前記第2ハウジングは、第2フランジを有し、
    前記ブラケットは、前記取付部が該第1フランジと該第2フランジの間に挟み込まれて共締めされ、前記スライド面の前記固定ブラケットとの当接面の位置が前記取付部の長手方向の略中央の位置となるよう形成されてなる請求項5または請求項6に記載の内燃機関。
  8. 前記固定手段は、ボルト部材を締緩させることで前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する手段である請求項2乃至請求項7何れかに記載の内燃機関。
  9. 前記固定手段は、ナット部材を締緩させることで前記調整方向の位置を調整可能に前記ブラケットを前記本体に固定する手段である請求項2乃至請求項7何れかに記載の内燃機関。
  10. 前記補機は、オルタネータである請求項1乃至請求項9何れかに記載の内燃機関。
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