JP2001161450A - 足の取付構造 - Google Patents

足の取付構造

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JP2001161450A
JP2001161450A JP35038499A JP35038499A JP2001161450A JP 2001161450 A JP2001161450 A JP 2001161450A JP 35038499 A JP35038499 A JP 35038499A JP 35038499 A JP35038499 A JP 35038499A JP 2001161450 A JP2001161450 A JP 2001161450A
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wood
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English (en)
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Takuya Ikawa
拓也 移川
Minoru Yano
稔 矢野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C11/00Benches not otherwise provided for

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーブル、椅子等のように足を有する物品に
足を強固に取り付けることができるとともに意匠的にも
好ましい構成とすることができる足の取付構造を提供す
る。 【解決手段】 複数の木質様成形品11a…の側縁部同
士を互いに接合してなる天板11と、該天板11の下面
に固定して配置されるとともにネジ孔12aA…を備え
る接合部材12、12と、上端部に備える雄ネジ部13
cをネジ孔12aA…に螺合して天板11に固定される
パイプ部材13…と、筒体14aB…、14bB…を備
える足部材14、14とを主体に、足を有するベンチ1
0を構成する。そして、パイプ部材13…のほぼ全体を
筒体14aB…、14bB…に挿入することにより、ベ
ンチ10の足となる足部材14、14を取り付ける。上
記構成によれば足の取付が容易であるとともに、足の接
合部分が足部材の筒体14aB…、14bB…に隠れる
ことになるので、意匠的にも優れた構成とすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブル、椅子等
のように足を有する物品における足の取付構造に関す
る。
【0002】
【背景の技術】従来、ベンチ、テーブル、椅子などの足
を有する物品は、例えば、特開平9−140465号公
報に開示されているように、足を有する物品の本体とな
る天板と、該天板の外周縁下面に配置される複数の足
と、天板の一側面の外周縁下面に配置された二つの足同
士間に渡る長さの棧材とを用いて構成する場合がある。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】ところで、前記公報の従来技術では、テー
ブルなどに足を取り付ける場合に、例えば、足の上端面
を天板の下面に接着剤で固定するとともに、二つの足に
渡って棧材を配置することで、強固に足を取り付けるこ
とができるが、天板の下面には足だけでなく棧材が配置
されることになるために、外から見て取り付けてあるこ
とがわかる部品点数が多くなり、意匠的には改善の余地
が残されていた。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であり、テーブル、椅子等のように足を有する物品に足
を強固に取り付けることができるとともに、意匠的にも
好ましい構成とすることができる、足の取付構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の足の取付
構造は、例えば図2に示すように、テーブル、椅子等の
ように足を有する物品(ベンチ10)における足の取付
構造であって、前記足に支持される前記物品(10)の
本体(天板11)の下部から下方に延出するように取り
付けられる軸部材(パイプ部材13…)と、該軸部材
(13…)のほぼ全体が挿入される挿入孔(筒体14a
B…、14bB…、図6に図示)を有するとともに、前
記本体(11)に取り付けられた前記軸部材(13…)
のほぼ全体が前記挿入孔(14aB…、14bB…)に
挿入されることにより、前記軸部材(13…)に沿うと
ともに前記軸部材(13…)の周囲を覆った状態で前記
本体(11)に取り付けられて前記足となる足部材1
4、14とを備えたことを特徴とする。
【0006】前記構成によれば、足を有する物品(1
0)の本体(11)の下部から下方に延出して備えられ
る軸部材(13…)のほぼ全体を、前記足部材14、1
4が備える挿入孔(14aB…、14bB…)に挿入す
ることで、前記足部材14、14を、前記軸部材(13
…)に沿うとともに前記軸部材(13…)の周囲を覆っ
た状態で、前記本体(11)に取り付けることができ
る。また、前記構成によれば、本体(11)に足部材1
4、14を取り付ける接合部分は、足部材14、14が
備える挿入孔(14aB…、14bB…)の内部に隠れ
ることになる。また、前記足部材14、14を取り付け
る場合には、例えば、二つの足部材14、14に渡って
備えられる棧材などを取り付ける必要がない。従って、
意匠的にも優れた構成とすることができる。また、本体
(11)に足部材14、14を取り付ける場合には、単
に、前記軸部材(13…)を前記挿入孔(14aB…、
14bB…)に挿入すれば良いので、足部材14、14
を容易に取り付けることができる。従って、足を有する
物品(10)の製造負荷を低減して、コストダウンに寄
与することができる。
【0007】なお、物品の足の部分は、軸部材(13
…)と足部材14、14との二重構造となり、軸部材
(13…)が補強部材として作用して、足の強度を高め
ることができる。
【0008】なお、前記物品とは、例えば、テーブル、
机、椅子、ベンチ等の足を有する家具であるが、その外
に、本体の底面から下方に延出する足を有し、該足を床
面や地面等の設置面に載置した状態で、足が本体を支持
するものならば良い。また、物品の本体とは、物品のう
ちの足に支持される部分であり、テーブル、机、椅子、
ベンチ等の場合のように板状の天板であっても良いし、
椅子のように板状の座板と背もたれとを有するものであ
っても良いし、棚や引き出し等の収納部分を有するもの
であっても良い。また、軸部材(13…)は、棒状の部
材であるが、内部が中空とされた筒状の部材を用いても
良い。
【0009】請求項2記載の足の取付構造は、例えば図
2に示すように、請求項1記載の足の取付構造におい
て、前記本体(11)の下面に取り付けられるととも
に、前記軸部材(13…)を取り付けるためのネジ孔1
2aA…を有する接合部材12、12を備え、前記軸部
材(13…)の上端部に前記ネジ孔12aA…に螺合す
る雄ネジ部13c…が設けられ、前記雄ネジ部13c…
を前記本体(11)の下面に取り付けられた前記接合部
材12、12のネジ孔12aA…に螺合することによ
り、前記本体(11)に前記軸部材(13…)を取り付
けることを特徴とする。
【0010】前記構成によれば、本体の下面に取り付け
られる接合部材12、12にはネジ孔12aA…が備え
られており、軸部材(13…)の上端部にはネジ孔12
aA…に螺合する雄ネジ部13c…が備えられているの
で、前記雄ネジ部13c…を前記ネジ孔13c…に螺合
することにより、足を有する物品の本体(11)に、軸
部材(13…)を容易に取り付けることができる。次い
で、該軸部材(13…)のほぼ全体を、足部材14、1
4が備える挿入孔(14aB…、14bB…)に挿入す
ることで、足を有する物品(10)の足となる足部材1
4、14を、容易に、着脱自在に取り付けることができ
る。また、足部材14、14は、挿入孔(14aB…、
14bB…)に軸部材(13…)のほぼ全体を挿入する
ことにより固定されているので、例えば、足を有する物
品(10)を分解する場合には、挿入孔(14aB…、
14bB…)から軸部材(13…)を引き抜くだけで足
部材14、14を取り外すことができ、次いで、ネジ孔
12aA…に螺合している雄ネジ部13c…を取り外し
て、軸部材(13…)を取り外すことができるので、足
を有する物品(10)を容易に分解することができる。
従って、例えば、本体(11)と足部材14、14とを
分解して、コンパクトに収納することができる。
【0011】なお、接合部材12、12は本体(11)
の下面に取り付けられるので、例えば、本体(11)が
複数の板材を左右に並べて連結することにより形成され
る場合には、接合部材12、12は複数の板材に渡って
固定することで、複数の板材を連結する部材としても用
いることができる。この場合には、該複数の板材を連結
するための部材を別途用いる場合と比較して、部品点数
を削減することができ、さらに容易に製造できるものと
することができる。また、複数の板材を連結するための
部材が、該複数の板材の表面に露出する場合と比較し
て、さらに意匠的に優れた構成とすることができる。な
お、例えば、複数の板体の数が多い場合や大きさが大き
い場合などで、接合部材12、12が複数の板体に渡っ
て配置するのに十分な大きさを持たないために、接合部
材12、12を複数の板体を連結するための部材として
用いることができない場合には、複数の板体を連結する
部材を別途用いるものとしても良い。この場合には、例
えば、該複数の板体に連通するボルトなどを用いて連結
するものとしても良い。
【0012】請求項3記載の足の取付構造は、例えば図
9に示すように、テーブル、椅子等のように足を有する
物品(ベンチ30)における足の取付構造であって、前
記足に支持される本体(天板11)の下端部に設けられ
る第一の係合部材(接合部材12…)と、上端から下端
に至る貫通孔(筒体14aB…、14bB…)を有して
前記足となる足部材14…と、該足部材14…の下端部
に設けられる第二の係合部材(プレート33…)と、前
記足部材14、14の貫通孔(筒体14aD…、14b
D…)を貫通して前記本体(11)の下端部に設けられ
た第一の係合部材(12…)から前記足部材14…の下
端部に設けられた第二の係合部材(33…)まで延在す
るとともに、上端部が前記第一の係合部材(12…)に
係合され、下端部が前記第二の係合部材(33…)に係
合する棒状部材(長ボルト31…)と、前記棒状部材
(31…)の上端部及び下端部の少なくともいずれか一
方に設けられ、前記第一若しくは第二の係合部材(12
…、33…)を、前記棒状部材(31…)の中央側に向
かって締め付ける締め付け手段(ナット32…)とを備
えることを特徴とする。
【0013】前記構成によれば、足を有する物品(3
0)の本体の下端部には第一の係合部材(12…)が備
えられており、前記物品(30)の足となる足部材14
…には、上端から下端に至る貫通孔(14aD…、14
bD…)が備えられるとともに、足部材14、14の下
端部には第二の係合部材(33…)が備えられている。
従って、棒状部材(31…)の上端部を第一の係合部材
(12…)に係合し、棒状部材(31…)の下端部を第
二の係合部材(33…)に係合するとともに、棒状部材
(31…)を足部材14、14の貫通孔(14aD…、
14bD…)に貫通して配置して、第一の係合部材(1
2…)若しくは第二の係合部材(33…)の少なくとも
いずれか一方を、締め付け手段(32…)により棒状部
材(31…)の中央側に向かって締め付けることで、本
体(11)に足部材14、14を容易に取り付けること
ができる。
【0014】また、前記構成によれば、請求項1と同様
に、本体(11)に足部材14、14を取り付ける接合
部分が貫通孔(14aD…、14bD…)の内部に隠れ
ることになるとともに、前記足部材14、14を取り付
ける場合には、二つの足部材14、14に渡る棧材など
を取り付ける必要がなく、意匠的にも優れた構成とする
ことができる。なお、この場合には、例えば、足部材1
4、14の下部の内部に、第二の係合部材(33…)や
締め付け手段(32…)を収納できる構成とすることが
好ましい。
【0015】なお、本体(11)の下端部に備えられる
第一の係合部材(12…)を、例えば、板状の部材とす
るとともに、本体(11)が複数の板材を左右に並べて
連結することにより形成される場合には、請求項2と同
様に、該複数の板材に渡って板状の部材を固定すること
で、第一の係合部材(12…)を、複数の板材を連結す
る部材としても用いることができる。この場合には、請
求項2と同様に、さらに容易に製造できるものとするこ
とができるとともに、さらに意匠的に優れた構成とする
ことができる。なお、請求項2と同様に、複数の板体を
連結する部材を別途用いるものとしても良い。例えば、
該複数の板体に連通するボルトなどを用いて連結するも
のとしても良い。
【0016】請求項4記載の足の取付構造は、例えば図
1、3、6に示すように、請求項1〜3のいずれか一つ
に記載の足の取付構造において、前記本体(11)は、
テーブルの天板もしくは椅子の座板等の板状部材(天板
11)であり、前記板状部材(11)が複数の板体(木
質様成形品11a…)を左右に並べて連結することによ
り形成され、かつ、前記足部材14、14が前記板体
(11a…)から形成され、前記板体(11a…)が複
数の筒体(筒体11aB…)を左右に並べて一体に接合
した形状を有するとともに押し出し成形されたものであ
ることを特徴とする。
【0017】前記構成によれば、複数の筒体(11aB
…)を左右に並べて一体に接合した形状を有する、単一
の、押し出し成形品を用いて、足を有する物品(10)
の本体となる板状部材(11)と、前記物品(10)の
足部材14、14とを形成することができる。従って、
本体(11)や足となる部品の調達が容易であるため
に、さらに製造負荷の低減を図ることができるとともに
コストダウンに寄与することができる。また、前記構成
によれば、板体(11a…)は、複数の筒体(11aB
…)を左右に並べて一体に接合した形状を有しているの
で、例えば、前記板体(11a…)を足部材14、14
として用いる場合には、前記複数の筒体(11aB…)
は、請求項1記載の挿入孔(14aB…、14bB…、
図2に図示)や請求項2記載の貫通孔(14aD…、1
4bD…)として利用することができる。
【0018】また、板体(11a…)は、複数の筒体
(11aB…)を左右に並べて一体に接合した形状を有
しているので、例えば、中空の成形品を用いることがで
きる。従って、板体(11a…)となる樹脂の使用量を
低減することができるとともに、軽量なものとすること
ができる。また、軽量にできるために、足を有する物品
(10)の取り扱いを容易にすることができる。
【0019】なお、成形品を、押しだし成形により成形
しているので、例えば、長さ方向に延在する複数の筒体
を隣接して備える長尺な成形品を容易に製造することが
できる。この場合には、本体(11)の大きさや、足の
高さに合わせて、本体(11)や足部材14、14とな
る板体(11a…)を、各々、一体に成形された長尺な
成形品から切り出すことで、部品を調達することができ
る。従って、さらに製造負荷の低減を図ることができる
とともにコストダウンに寄与することができる。
【0020】なお、前記板体(11a…)は、複数の筒
体(11aB…)を左右に並べて一体に接合した形状を
有していれば、他の用途の部材を利用することができ
る。この場合には、他の用途に使われる汎用性が高い部
材を用いて、足を有する物品(10)を形成することが
でき、さらにコストダウンを図ることができる。例え
ば、前記板体(11a…)は、屋外のデッキなどに用い
られる、長手方向に延在した複数の筒体を隣接して備え
る板状部材を用いるものとしても良い。
【0021】請求項5記載の足の取付構造は、請求項1
〜4のいずれか一つに記載の足の取付構造において、前
記本体(11)及び前記足部材14、14は、セルロー
ス系微粉粒と樹脂と顔料とを混合し、この混合材料を成
形して得られたものであることを特徴とする。
【0022】前記構成によれば、足を有する物品の本体
(11)及び足部材14、14は、セルロース系微粉粒
と樹脂と顔料とを混合し、例えば樹脂を溶融させて成形
した成形品を用いているので、本体(11)及び足部材
14、14に、防水性、防腐性を付加することができ
る。
【0023】なお、混合材料を成形した成形品は、例え
ば、以下の木質様成形品であっても良い。該木質様成形
品は、セルロース系微粉粒と樹脂と顔料とを混合し、混
合材料の樹脂を溶融させ、その後または溶融と同時に押
出成形または射出成形することにより、所望形状(例え
ば板状)の成形品を製造することができるものである。
以下、より詳細に、木質様成形品及び該木質様成形品の
製造方法について説明する。
【0024】まず、インペラーミル(IMP−250;
株式会社セイシン企業製)を使用して、天然木材の他、
おがくず、稲藁、バカス等も含む、建築・廃材・産業廃
材等を機械的な衝撃破砕により粉砕して150メッシ
ュ、好ましくは120メッシュよりも細かい粒径の、出
発原料となる粗粉砕物を作成する。次いで、前記粗粉砕
物とジルコニア系及びアルミナ系の外径3mmから5m
mのセラミックスボールとを、ボールミル本体内に装填
し、これらをロータで撹拌する。これにより、撹拌され
るセラミックスボールに接触した粗粉砕物は粉砕されて
微粉砕物となる。また、セルロース系微粉粒は表面に多
くの繊毛を備えているが、該セルロース系微粉粒は表面
が研磨されることによって、前記繊毛が非常に少ない表
面を有する微粉粒となる。この際、セラミックボールの
表面温度を90度から120度の範囲に、ボールミル本
体内の温度を80度以下に設定し、磨砕処理に加えて原
料材粉砕物の乾燥処理も同時に行う。
【0025】即ち、粗粉砕物はセラミックボールの表面
に接触した際、機械的に圧潰されかつ摩耗されて粉砕・
研磨され、これと同時に加熱・乾燥されることから、含
有水分が効率よく取り除かれる。また、セラミックスボ
ールから離脱した際、急速に冷却されることから、加熱
−冷却の繰り返しを受けることによって、粗粉砕物の繊
毛の繊維が膨縮作用を受けるとともに急速に乾燥され、
これによって該繊維の先端部がセラミックスボールによ
り効率よく磨砕され、結果として周面に繊毛の少ない、
独立した粒径状をなす磨砕処理セルロース系微粉粒が得
られる。このようにして得られたセルロース系微粉粒を
分級することにより、所望する範囲の粒径に揃え、該セ
ルロース系微粉粒と、該セルロース系微粉粒よりも小径
で、かつ硬い白色顔料(表面粒)とをボールミル内にお
いて混合し、得られた混合粒子を気相中に分散させなが
ら衝撃力を主体とする機械的熱的エネルギーを粒子に付
与し、セルロース系微粉粒を母粒子とし、この母粒子の
外周面に白色顔料粒子を担持させ、表面粒付きセルロー
ス系微粉粒とする。
【0026】なお、担持させる白色顔料の量としては、
母粒子となるセルロース系微粉粒の周面に重なり合って
該周面を覆いつくす量が上限とされるが、下限について
は作成する木質様成形品の所望する色相に応じて適宜決
定される。ここで、担持する白色顔料としては、酸化チ
タン、リトポン、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム等
が使用可能であるが、特に酸化チタンが、熱的、化学的
に安定であり、しかも着色力、隠蔽力にも優れているこ
とから、得られる木質様成形品に十分な白色度を付与す
ることができ好ましい。また、この白色無機顔料の粒径
については、前記セルロース系微粉粒より十分に小さく
調整されたものとされ、具体的には0.1μm程度のも
のが好適とされる。
【0027】前述の通りにして得られた表面粒付きセル
ロース系微粉粒に、樹脂及び顔料を混合して一旦溶融さ
せ、その溶融したものを押し出して木質様形成材ペレッ
トを形成する。次いで、この木質様形成材ペレットを溶
融させて用い、例えば押出成形により、所望形状の木質
様成形品を得ることができる。ここで前記樹脂とは、一
旦は製造された樹脂をも含めた、硬質樹脂、軟質樹脂の
ことであり、塩化ビニル樹脂、発泡塩化ビニル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹
脂、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、ABS樹脂、ポ
リスチレン樹脂等が用いられるが、中でも塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂がより好適
である。また、一旦は製造された樹脂とは、ペットボト
ルやビニールシートのように成形品として一旦は機能し
たものの他、成形時に不良となったもの、成形時・加工
時などに生じる端材のことである。また、前記顔料と
は、有色顔料であり、カドミウムイエロー、酸化鉄、カ
ーボンブラックなどの黄色、赤色、黒色の三色の無機顔
料からなり、得られる製品の生地自体における色及び木
目模様の色に応じて適宜選択して用いられる。
【0028】そして、前記樹脂の種類、顔料の種類を適
宜選択して、複数種類の木質様形成材ペレットを製造す
る。なお、複数種類の木質様形成材ペレットを製造する
には、前記樹脂及び顔料の種類の他、セルロース系微粉
粒の原料の種類、表面粒の種類等を適宜選択することで
も製造できる。
【0029】また、同様にして、前記表面粒付きセルロ
ース系微粉粒に前記樹脂を混合して一旦溶融させ、その
溶融したものを押し出して生地材ペレットを形成し、実
際の押出成形の際には、この生地材ペレットを溶融させ
て用いる。そして、前記樹脂の種類を適宜選択して、複
数種類の生地材ペレットを製造する。なお、複数種類の
生地材ペレットを製造するには、前記樹脂の種類の他、
セルロース系微粉粒の原料の種類、表面粒の種類等を適
宜選択することでも製造できる。さらに同様にして、前
記樹脂と顔料とを混合して一旦溶融させ、その溶融した
ものを押し出して顔料ペレットを形成し、実際の押出成
形の際には、この顔料ペレットを溶融させて用いる。そ
して、前記樹脂及び顔料の種類を適宜選択して、複数種
類の生地材ペレットを製造する。
【0030】その後、前述のようにして得られた複数種
類の木質様形成材ペレットと、複数種類の生地材ペレッ
トと、複数種類の顔料ペレットとのうちから少なくとも
二種類を、セルロース系微粉粒または表面粒付きセルロ
ース系微粉粒を含むようにして選択し、これら選択され
た複数の種類のペレットを、ベント式押出成形機に選択
的に供給して押出成形することで、木目模様で、防水
性、防腐性を持った成形品を得ることができる。以上に
より、木質様成形品を製造することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図6を用いて、本
発明の実施の形態の第一例の足の取付構造を適用して製
造したベンチ10を図面を参照して説明する。図1は、
第一例の足の取付構造を適用して製造したベンチ10の
斜視図である。図2は、図1のベンチ10の底面図と側
面図をともに示した図面である。また、図3〜6は、ベ
ンチ10を構成する主要な部材(後述する)を示す図面
である。
【0032】第一例の足の取付構造を適用して製造され
るベンチ10(物品)は、図1及び図2に示すように、
三枚の木質様成形品11a、11a、11a(複数の板
体、前述)からなる天板11(本体)と、該天板11の
下面に渡って固定されるとともに、ナット12a…を上
面に備える接合部材12、12と、雄ネジ部13cを上
端部に備えるとともに、天板11の下部に配置されるパ
イプ部材13…(軸部材)と、該パイプ部材13…のほ
ぼ全体を嵌合するための筒体14aB…、14bB…
(挿入孔)を備える足部材14、14と、を主体に構成
されている。なお、図2においては、点線より右側で
は、木質様成形品11a…の筒体11aB…を主体に図
示しており、点線より左側では、足部材14、14を主
体に図示している。
【0033】また、天板11(図3に図示)と足部材1
4、14(図6に図示)は、ともに同一の木質様成形品
を切り出したものであり、長手方向に延在する複数の筒
体を左右に並べて一体に接合した形状で長尺に押し出し
成形したものとなっている。
【0034】天板11は、図3に図示するように、三枚
の木質様成形品11a、11a、11aを左右に並べ
て、側縁部同士を接合部材12、12により接合して一
枚の状態としたものとなっている。図3は、天板11と
なる複数の木質様成形品11a、11a、11aの底面
と断面を示した図面である。また、木質様成形品11
a、11a、11aには、接合部材12、12が備える
ナット12a…(後述する)を挿入するための開口11
aA…が備えられている。該開口11aA…は、図3
(d)(e)(f)に図示するように、接合部材12、
12を固定する位置に対応するように備えられるものと
なっており、接合部材12、12と木質様成形品11a
の下面とをほぼ面一に固定できるものとなっている。ま
た、木質様成形品11a、11a、11aは、内部に、
長手方向に延在する複数の筒体11aB…を備えてい
る。該筒体11aB…の断面形状は、図3(a)(b)
(c)に図示するように、四角形に成形されるととも
に、該筒体11aB…は先端部が開口した状態となって
いる。なお、該筒体11aB…の断面形状は四角形に限
定されるものではなく、例えば円状や多角形状など任意
の形状に成形しても良い。
【0035】接合部材12、12は、図4に図示するよ
うに、例えば、金属や樹脂からなるほぼL字状の板状部
材12cと、該板状部材12cの上面に備えられる3個
のナット12a…と、該板状部材12cに備えられる複
数の穴12b…とから構成されるものとなっている。そ
して、ナット12a…を取り付けることで、接合部材1
2、12に、ネジ孔12aA…を備えるものとなってい
る。また、接合部材12、12は、図2に図示するよう
に、天板11の下面に渡って固定されるとともに、三枚
の木質様成形品11a、11a、11aを互いに接合す
るものとなっている。また、板状部材12cは、ネジ孔
12aA…に対応する位置に開口が設けられている。こ
れにより、接合部材12、12は、該接合部材12、1
2の裏面からパイプ部材13の雄ネジ部13c(後述す
る)をネジ孔12aA…に螺合することができるものと
なっている。また、穴12b…は、接合部材12、12
を天板11の下面にネジ(図示しない)などで固定する
ためのものとなっている。
【0036】なお、ナット12a…や穴12b…の数や
配置は、図4に示す構成に限定されるものではない。例
えば、取り付けるパイプ部材13…(後述する)に対応
してナット12a…の数や配置を変更するものとしても
良いし、接合部材12、12を天板11の下面に固定す
ることができれば、穴12b…の数や配置を変更するも
のとしても良い。
【0037】パイプ部材13…は、図5に示すように、
パイプ13aと、該パイプ13aの一方の端面に備えら
れるフランジ13bと、該フランジ13bの上面に備え
られる雄ネジ部13cとから構成されている。そして、
パイプ部材13…は、接合部材12、12に備えられる
ナット12a…のネジ孔12aA…に、雄ネジ部13c
を螺合することにより、天板11に対して垂設して配置
することができるものとなっている。また、足部材1
4、14の筒体14aB…、14bB…にパイプ13a
…のほぼ全体を嵌合して、足部材14、14を天板11
に対して固定することができるものとなっている。な
お、パイプ部材13…としては、各種パイプからなるも
のに限定されず、内部に中空を持たない各種棒状部材を
用いても良い。
【0038】パイプ13a…は、例えば、金属製、樹脂
製などの周知の各種パイプを用いることができる。ま
た、該パイプ13a…は両端面が開口したものとなって
いる。なお、パイプ13a…の形状は限定されるもので
はなく、例えば多角形状など任意の形状の断面を持つ各
種部材としても良いとともに、材質、長さ、肉厚などに
ついても適宜選定することができる。フランジ13b
は、パイプ13a…の一方の端面を塞ぐ円盤状のものと
なっている。また、該フランジ13bの側面は、パイプ
13a…の端面よりも大きいものとなっている。
【0039】なお、図2に示す第一例の足の取付構造を
適用したベンチ10では、左右に配置される各々の接合
部材12、12について、3つずつのパイプ部材13…
を固定している状態を示している。3つのパイプ部材1
3…は、L字状の接合部材12、12の頂点部分に対応
する筒体14aB…、14bB…と、2つの端部に対応
する筒体14aB…、14bB…に、各々、嵌合して固
定されるものとなっている。なお、パイプ部材13…を
配置する数やレイアウトについては、図2に示す数やレ
イアウトに限定されるものではなく、適宜変更するもの
としても良い。
【0040】足部材14、14は、図6に示すように、
二枚の木質様成形品14a、14b(前述)を、断面L
字状に組み合わせたものとなっている。該木質様成形品
14a、14bは、長さ方向に延在する複数の筒体14
aA…、14bB…を隣接して備えるとともに、筒体1
4aB…、14bB…の一部を切り取ってなる切り欠き
14aA、14bAを備えるものとなっている。図6は
足部材14の側面図を断面とともに示した図面である。
そして、二枚の木質様成形品14a、14bは、端面1
4aCと端面14bCとを互いに組み合わせて、断面L
字状の足部材14、14を構成することができるものと
なっている。また、足部材14、14は、パイプ部材1
3…のほぼ全体を筒体14aA…、14bB…に嵌合す
ることで、パイプ部材13…に沿うとともにパイプ部材
13…の周囲を覆った状態で天板11に取り付けられて
足となるものとなっている。なお、筒体14aA…、1
4bB…の断面形状は、四角形に成形されるものとなっ
ているが限定されるものではなく、パイプ部材のパイプ
13aを挿入することができれば、多角形状などの任意
の形状をとるものとしても良い。
【0041】以下に、第一例の足の取付構造を適用した
ベンチ10の製造方法を図面を参照して説明する。始め
に、例えば前述のように、木粉、樹脂、顔料とを用いて
木質様成形品を成形する。該木質様成形品は、前述のよ
うに、長手方向に延在する複数の筒体を隣接して備える
形状で長尺に成形する。次いで、該木質様成形品を、天
板11となる木質様成形品11a、11a、11aの長
さと、足部材14、14となる木質様成形品14a、1
4bの長さに合わせて切り出す。図1に示すベンチ10
を製造するには、木質様成形品11a、11a、11a
は三枚切り出すことになり、木質様成形品14a、14
bは、各々、二枚ずつ切り出すことになる。次いで、木
質様成形品11a、11a、11aに、接合部材12、
12のナット12a…を挿入するための開口11aA…
を、接合部材12、12を固定する位置に対応するよう
に設ける。また、木質様成形品14a、14bに、切り
欠き14aA、14bAを、各々、設けておく。以上に
より、ベンチ10の天板11及び足部材14となる、木
質様成形品11a、11a、11a及び木質様成形品1
4a、14bとを形成することができる。
【0042】次いで、三枚の木質様成形品11a、11
a、11aを、各々の側縁部が隣接するように配置する
とともに、接合部材12、12に備えられるナット12
a…を、各々、木質様成形品11a、11a、11aに
設けられる開口11aA…に挿入して配置する。また、
接合部材12、12を、該接合部材12、12に設けら
れる穴12b…を用いてビス止めなどにより木質様成形
品11a、11a、11aに固定するとともに、三枚の
木質様成形品11a、11a、11aを互いに接合す
る。
【0043】また、パイプ部材13…の雄ネジ部13c
…を、接合部材12、12のナット12a…に螺合する
ことにより、天板11に対して垂設して配置する。該パ
イプ部材13…は、図2に示すように、左右に配置され
る接合部材12、12が各々3個ずつ備えるナット12
a…に対応するように配置する。
【0044】また、木質様成形品14aと木質様成形品
14bとを、切り欠き14aAの端部14aCと切り欠
き14bAの端部14bCとで組み合わせて、断面L字
状の足部材14、14を形成する。該足部材14、14
は、ベンチ10の左右の足となるように各々1つずつ形
成する。また、天板11に対して垂設して配置した前記
パイプ部材13…のパイプ13a…を、各々、足部材1
4、14となる木質様成形品14a、14bが備える筒
体14aB…、14bBに嵌合して固定することで、ベ
ンチ10の足となる足部材14、14を配置する。以上
により、第一例の足の取付構造を適用したベンチ10を
製造することができる。
【0045】以下、図7、8に示すように、第一例の足
の取付構造を適用したテーブル20を説明する。該テー
ブル20はベンチ10の変形例である。図7は、第一例
の足の取付構造を適用して製造したテーブル20の斜視
図である。図8は、図7のテーブル20の底面と側面を
ともに示した図面である。以下、ベンチ10と異なる点
を主体に説明するものとし、ベンチ10と同様の構成要
素には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0046】テーブル20は、図7、8に示すように、
五枚の木質様成形品11a…からなる天板11と、パイ
プ部材13…を螺合するためのナット(図示しない)を
備える接合部材12…と、雄ネジ部13c…を上端部に
備えるパイプ部材13…と、筒体14bB…を備えると
ともに、テーブル20の足となる足部材14…と、五枚
の木質様成形品11a…に連通して配置される長ボルト
21、21と、該長ボルト21、21の両端部を天板1
1に固定するためのナット22…と、を主体に構成され
ている。
【0047】天板11は、図8に示すように、五枚の木
質様成形品11a…を、該木質様成形品11a…の内部
に連通して配置される長ボルト21、21により、側縁
部同士が互いに接合されて一枚の状態にされているもの
となっている。そして、木質様成形品11a…の側縁部
には、長ボルト21、21を連通して配置するための開
口(図示しない)が備えられている。従って、両端に接
合されることになる二枚の木質様成形品11a、11a
には、一方の側縁部のみに開口(図示しない)を備える
ものとなっており、両端の木質様成形品11a、11a
に挟まれて接合される三枚の木質様成形品11a…に
は、両方の側縁部に開口(図示しない)を備えるものと
なっている。さらに、両端に接合されることになる二枚
の木質様成形品11a、11aには、長ボルト21、2
1(後述する)の両端部をナット22…で固定するため
の開口11aC…を備えるものとなっている。
【0048】接合部材12…は、矩形状のものとなって
いる以外は、ベンチ10で用いた接合部材12、12と
同様の構成となっている。
【0049】長ボルト21、21は、例えば、全長に渡
ってネジ山が形成されているボルトであって、木質様成
形品11a…の側縁部に備えられる開口(図示しない)
に連通して、五枚の木質様成形品11a…の内部に配置
されるとともに、該木質様成形品11a…同士を互いに
接合するものとなっている。また、長ボルト21、21
は、天板11の両側縁部に、各々、1つずつ配置されて
いる。ナット22…は、長ボルト21、21の両端部を
固定するためのものであり、木質様成形品11a…が備
える開口11aC…の内部で、長ボルト21、21の両
端部を天板11に固定することができるものとなってい
る。なお、長ボルト21、21は必ずしも全長に渡って
ネジ山が形成されている必要はなく、例えば、両端部に
のみネジ山が形成されているものなどを用いても良い。
【0050】以下に、第一例の足の取付構造を適用した
テーブル20の製造方法を、ベンチ10と異なるところ
を主体に説明する。ベンチ10の場合と同様に、例え
ば、押し出し成形により長尺の木質様成形品を成形し
て、テーブル20の天板11や足の長さに合うように切
り出す。次いで、木質様成形品11a…に、ベンチ10
の場合と同様に、接合部材12のナット(図示しない)
を挿入するための開口(図示しない)を設けるととも
に、長ボルト21、21を内部に配置するための開口
(図示しない)を該木質様成形品11a…の側縁部に設
け、長ボルト21、21をナット22…で固定するため
の開口11aC…を設ける。なお、両端に接合されるこ
とになる二枚の木質様成形品11a、11aには、長ボ
ルト21、21を内部に配置するための開口(図示しな
い)は、一方の側縁部にのみ設けるものとし、両端に接
合される二枚の木質様成形品11a、11aに挟まれて
接合されることになる三枚の木質様成形品11a…には
両側縁部に設ける。
【0051】次いで、両端に接合される二枚の木質様成
形品11a、11aに挟まれて接合されることになる三
枚の木質様成形品11a…の側縁部に備えられる開口
(図示しない)に、二本の長ボルト21、21を連通し
て配置したのちに、両端に接合される二枚の木質様成形
品11a、11aの一方の側縁部に備えられる開口(図
示しない)に長ボルト21の両端部を挿入する。これに
より、五枚の木質様成形品11a…の内部に連通して長
ボルト21、21を配置することができる。また、開口
11aC…を利用して、ナット22…を用いて長ボルト
21、21の両端部を天板11に固定する。以上によ
り、テーブル20の天板11を製造することができる。
以下、ベンチ10と同様に製造することができるために
説明を省略する。
【0052】以上の第一例の足の取付構造によれば、足
を有するベンチ10の足となる足部材14、14を、容
易に取り付けることができ、該ベンチ10を製造が容易
なものとすることができる。また、取付の接合部分は、
足部材14、14が備える筒体14aB…、14bB…
の内部に隠されることになるので、意匠的にも優れた構
成とすることができる。
【0053】また、足となる足部材14、14は、パイ
プ部材13…のほぼ全体を、筒体14aB…、14bB
…に挿入することにより固定されているので、例えば、
ベンチ10を容易に分解することができる。従って、例
えば大きく分けて、天板11と、足部材14、14と、
パイプ部材13…に分解して、コンパクトに収納するこ
とができる。
【0054】また、長尺に成形した、単一の、木質様成
形品から、天板11と、足部材14、14とを形成する
ことができる。従って、部品の調達を容易にすることが
できる。また、天板11と足部材14、14となる木質
様成形品は複数の筒体を備えているので、該木質様成形
品となる原材料の使用量を低減することができるととも
に、軽量なものとすることができる。また、軽量である
ために、ベンチ10の取り扱いを容易にすることができ
る。
【0055】次に、図1、9を用いて、本発明の実施の
形態の第二例の足の取付構造を適用して製造したベンチ
30を図面を参照して説明する。図9は、ベンチ30の
足の取付構造を示す模式図である。なお、ベンチ30の
斜視図は、図1に示す第一例の足の取付構造を適用して
製造したベンチ10と同様なものとなっている。また、
第二例の足の取付構造では、足部材14、14の内部に
配置される長ボルト31…を用いて、足を取り付けると
ころが第一例と異なっている。なお、ベンチ30は、ベ
ンチ10やテーブル20の変形例であり異なるところを
主体に説明するものとし、同様の構成要素には、同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0056】ベンチ30は、図9に示すように、三枚の
木質様成形品11a…(複数の板体)からなる天板11
(本体)と、該天板11の下端部に固定されるととも
に、ナット12a…を備える接合部材12、12(第一
の係合部材)と、上端から下端に至る筒体14cB…
(貫通孔)を備える足部材14、14と、足部材14、
14の下端部に設けられるプレート33、33(第二の
係合部材)と、上端部が係合される接合部材12、12
から、下端部が係合されるプレート33、33まで、筒
体14cB…を貫通して配置される長ボルト31…(棒
状部材)と、該長ボルト31…の下端部に設けられて、
プレート33、33を長ボルト31…の中央側に向かっ
て締め付けるためのナット32…(締め付け手段)と、
を主体に構成されている。
【0057】足部材14、14は、図9に図示するよう
に、ベンチ10と基本的に同様の構成をもつものであ
り、二枚の木質様成形品14a、14bを組み合わせ
て、断面L字状に組み合わせたものとなっている。ま
た、足部材14、14は、該足部材14、14が備える
筒体14cB…に配置される長ボルト31…により、天
板11に固定されるものとなっている。また、足部材1
4、14となる木質様成形品14a、14bは、ベンチ
10と同様に、筒体14aB…、14bB…を仕切るた
めの仕切り14aD…、14bD…を備えている。該仕
切り14aD…、14bD…は、上端部が木質様成形品
14a、14bの上端面まで延出しているものの、下端
部が木質様成形品14a、14bの下端面よりも短くな
っている(図示しない)。これにより、長ボルト31…
(後述する)の下端部を固定するためのナット32…及
びプレート33、33(後述する)を足部材14、14
の内部に収容することができるものとなっている。
【0058】長ボルト31…は、図9に図示するよう
に、接合部材12、12が備えるナット12a…に上端
部が螺合されるとともに、ナット32…及びプレート3
3、33(後述する)を用いて下端部が固定されるもの
となっている。一方、ベンチ10と同様に、接合部材1
2、12は、天板11に、穴12b…によりネジ(図示
しない)を用いて固定されるので、足部材14、14
は、長ボルト31…により天板11に対して固定される
ものとなっている。
【0059】プレート33、33は、図9に図示するよ
うに、長ボルト31…を挿入するための穴33a…を備
えるものとなっている。これにより、プレート33、3
3は、ナット32…を用いて長ボルト31…の下端部を
固定するものとなっている。なお、プレート33、33
の上面は、仕切り14aD…、14bD…の長さが短く
されてできる空間よりもわずかに小さくすることが好ま
しい。この場合には、長ボルト31…を固定したとき
に、仕切り14aD…、14bD…の下端面と足部材1
4の内壁とから、プレート33、33を固定することが
できる。なお、該プレート33、33は、例えば金属製
や樹脂製の板状部材であるが、材質や形状は限定される
ものではなく、例えば、厚みのあるブロック材など各種
部材を用いるものとしても良い。
【0060】以下に、第二例の足の取付構造を適用した
ベンチ30の製造方法を、ベンチ10と異なるところを
主体に説明する。まず、ベンチ10と同様に、例えば、
押し出し成形により、長尺の木質様成形品を成形して、
ベンチ30の足部材14、14の長さに合うように切り
出す。また、該足部材14、14の仕切り14aD…、
14bD…の下端部は、ナット32…及びプレート3
3、33を収容することができるように短く切り落とし
ておく。
【0061】また、ベンチ10と同様に天板11を形成
するとともに、ナット12a…を備える接合部材12、
12を、天板11に例えばネジ止めなどで固定する。ま
た、ナット12a…に長ボルト31…の上端部を螺合す
るとともに、該長ボルト31…を足部材14、14の筒
体14aB…、14bB…に挿入する。また、プレート
33、33を足部材14、14の下端部の仕切り14a
D…、14bD…が短くされている部分に収容して、長
ボルト31…の下端部をナット32…により固定する。
これにより、ベンチ30の足部材14、14を固定して
配置することができる。以上により、第二例の足の取付
構造を適用したベンチ30を製造することができる。
【0062】以下、図10、11に示すように、第二例
の足の取付構造を適用したテーブル40を説明する。テ
ーブル40はベンチ30の変形例である。図10は、第
二例の足の取付構造を適用して製造したテーブル40の
底面図である。図11は図10に示すA―A'に沿った
断面図である。なお、テーブル40の斜視図は、図7に
示す第一例の足の取付構造を適用して製造したテーブル
20と同様なものとなっている。以下、ベンチ30やテ
ーブル20と異なる点を主体に説明するものとし、同様
の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0063】テーブル40は、図10、11に示すよう
に、五枚の木質様成形品11a…を長ボルト21、21
により接合してなる天板11と、ナット12a…を備え
る接合部材12…と、筒体14cB…を備える足部材1
4…と、プレート33…と、上端部が接合部材12…に
係合されるとともに、下端部がプレート33…に係合さ
れる長ボルト31…と、プレート33…を長ボルト31
…の中央側に向かって締め付けるためのナット32…
と、を主体に構成されている。
【0064】足部材14…は、図10に図示するよう
に、ベンチ30と基本的に同様の構成となっている。ま
た、図11に図10に示すA―A'に沿った断面図を示
す。足部材14…の両端の筒体14cB…に、各々、ボ
ルト31…が挿入されるとともに、該ボルト31…の上
端部が、接合部材12…のナット12a…に螺合されて
天板11に対して固定されている。また、ボルト31…
の下端部は、ナット32…及びプレート33により固定
されるものとなっている。また、筒体14cB…の仕切
り14cA…の下端部の長さは短くされており、ナット
32…及びプレート33を、足部材14…の下端部の内
部に収容できるものとなっている。
【0065】また、第二例の足の取付構造を適用したテ
ーブル40の製造方法は、ベンチ30、及びテーブル2
0と同様に製造することができるために、その説明を省
略する。
【0066】以上の第二例の足の取付構造によれば、第
一例の足の取付構造と同様に、足を有するベンチ30の
足となる足部材14、14を、容易に取り付けることが
でき、ベンチ30を製造が容易なものとすることができ
る。また、足となる足部材14、14は、長ボルト13
…のほぼ全体を、筒体14aD…、14bD…に挿入す
るとともに、長ボルト13…を係合するナット32…及
びプレート33…が足部材14、14の内部に収容され
ており、取付の接合部分が、足部材14、14の内部に
隠されることになるので、意匠的にも優れた構成とする
ことができる。
【0067】また、第一例の足の取付構造と同様に、単
一の、木質様成形品11a…を用いて、天板11と、足
部材14、14とを形成することができる。従って、製
造負荷の低減、原材料の使用量の低減を図ることができ
るとともに、ベンチ30の軽量化を図って取り扱いを容
易にすることができる。
【0068】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。即ち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
において、種々変形して実施することができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の足の取付構造によれば、
軸部材のほぼ全体を足部材が備える挿入孔に挿入するこ
とで、足となる足部材を、軸部材に沿うとともに軸部材
の周囲を覆った状態で、容易に本体に取り付けることが
できる。従って、足を有する物品の製造負荷を低減し
て、コストダウンに寄与することができる。また、本体
に足部材を取り付ける接合部分は、足部材が備える挿入
孔の内部に隠れることになり、意匠的にも優れた構成と
することができる。
【0070】請求項2記載の足の取付構造によれば、雄
ネジ部をネジ孔に螺合することにより、軸部材を容易に
取り付けることができ、次いで、該軸部材のほぼ全体
を、足部材が備える挿入孔に挿入することで、足を有す
る物品の足となる足部材を、容易に、着脱自在に取り付
けることができる。また、足部材の挿入孔から軸部材を
引き抜くだけで足部材を取り外すことができ、次いで、
接合部材のネジ孔に螺合している雄ネジ部を取り外し
て、軸部材を取り外すことができるので、足を有する物
品を容易に分解してコンパクトに収納することができ
る。
【0071】請求項3記載の足の取付構造によれば、棒
状部材の上端部を第一の係合部材に係合し、棒状部材の
下端部を第二の係合部材に係合するとともに、棒状部材
を足部材の貫通孔を貫通して配置して、第一の係合部材
若しくは第二の係合部材の少なくともいずれか一方を、
締め付け手段により棒状部材の中央側に向かって締め付
けることで、足部材を容易に取り付けることができる。
従って、足を有する物品の製造負荷を低減して、コスト
ダウンに寄与することができる。また、請求項1と同様
に、本体に足部材を取り付ける接合部分が貫通孔の内部
に隠れることになり、意匠的にも優れた構成とすること
ができる。
【0072】請求項4記載の足の取付構造によれば、複
数の筒体を左右に並べて一体に接合した形状を有すると
ともに、押し出し成形により形成された、単一の、成形
品を用いて、足を有する物品の本体となる板状部材と、
前記物品の足部材とを形成することができる。従って、
部品の調達が容易であるために、さらに、製造負荷の低
減、コストダウンを図ることができる。また、板体は複
数の筒体を左右に並べて一体に接合した形状を有してい
るので、例えば、中空の成形品を用いることができ、原
材料の使用量の低減、軽量化を図ることができる。
【0073】請求項5記載の足の取付構造によれば、足
を有する物品の本体と足部材は、セルロース系微粉粒と
樹脂と顔料とを混合し、この混合材料を溶融させて成形
した成形品を用いているので、前記物品に、防水性、防
腐性を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例と第二例の足の取
付構造を適用して製造したベンチの斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の第一例の足の取付構造を
適用して製造したベンチの底面と側面を示した図面であ
る。
【図3】上記例のベンチを構成する木質様成形品を示す
図面である。
【図4】上記例のベンチを構成する接合部材の上面図で
ある。
【図5】上記例のベンチを構成するパイプ部材の側面と
断面を示した図面である。
【図6】上記例の足部材を構成する木質様成形品の側面
と断面を示した図面である。
【図7】本発明の実施の形態の第一例と第二例の足の取
付構造を適用して製造したテーブルの斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態の第一例の足の取付構造を
適用して製造したテーブルの底面と側面を示した図面で
ある。
【図9】本発明の実施の形態の第二例の足の取付構造を
適用して製造したベンチの足の構造を示した図面であ
る。
【図10】本発明の実施の形態の第二例の足の取付構造
を適用して製造したテーブルの底面図である。
【図11】本発明の実施の形態の第二例の足の取付構造
を適用して製造したテーブルの足の構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
10、30 ベンチ(物品) 20、40 テーブル(物品) 11 天板(本体) 11a 木質様成形品(板体) 12 接合部材(接合部材、第一の係
合部材) 12aA ネジ孔 13 パイプ部材(軸部材) 13c 雄ネジ部 14 足部材 14aB、14bB 筒体(挿入孔、貫通孔、筒体) 31 長ボルト(棒状部材) 32 ナット(締め付け手段) 33 プレート(第二の係合部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーブル、椅子等のように足を有する物
    品における足の取付構造であって、 前記足に支持される前記物品の本体の下部から下方に延
    出するように取り付けられる軸部材と、 該軸部材のほぼ全体が挿入される挿入孔を有するととも
    に、前記本体に取り付けられた前記軸部材のほぼ全体が
    前記挿入孔に挿入されることにより、前記軸部材に沿う
    とともに前記軸部材の周囲を覆った状態で前記本体に取
    り付けられて前記足となる足部材とを備えたことを特徴
    とする足の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の足の取付構造において、 前記本体の下面に取り付けられるとともに、前記軸部材
    を取り付けるためのネジ孔を有する接合部材を備え、 前記軸部材の上端部に前記ネジ孔に螺合する雄ネジ部が
    設けられ、前記雄ネジ部を前記本体の下面に取り付けら
    れた前記接合部材のネジ孔に螺合することにより、前記
    本体に前記軸部材を取り付けることを特徴とする足の取
    付構造。
  3. 【請求項3】 テーブル、椅子等のように足を有する物
    品における足の取付構造であって、 前記足に支持される本体の下端部に設けられる第一の係
    合部材と、上端から下端に至る貫通孔を有して前記足と
    なる足部材と、該足部材の下端部に設けられる第二の係
    合部材と、前記足部材の貫通孔を貫通して前記本体の下
    端部に設けられた第一の係合部材から前記足部材の下端
    部に設けられた第二の係合部材まで延在するとともに、
    上端部が前記第一の係合部材に係合され、下端部が前記
    第二の係合部材に係合する棒状部材と、 前記棒状部材の上端部及び下端部の少なくともいずれか
    一方に設けられ、前記第一若しくは第二の係合部材を、
    前記棒状部材の中央側に向かって締め付ける締め付け手
    段とを備えることを特徴とする足の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一つに記載の足
    の取付構造において、 前記本体は、テーブルの天板もしくは椅子の座板等の板
    状部材であり、前記板状部材が複数の板体を左右に並べ
    て連結することにより形成され、かつ、前記足部材が前
    記板体から形成され、前記板体が複数の筒体を左右に並
    べて一体に接合した形状を有するとともに押し出し成形
    されたものであることを特徴とする足の取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一つに記載の足
    の取付構造において、 前記本体及び前記足部材は、セルロース系微粉粒と樹脂
    と顔料とを混合し、この混合材料を成形して得られたも
    のであることを特徴とする足の取付構造。
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