JP5171688B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関し、特に照明装置全体を交換することなく一部の交換ユニットだけを交換することができる照明装置に関する。
近年、複雑化、多様化する高層ビルやインテリジェントビルなどでは、省施工性、快適性、経済性、安全性あるいはレイアウトの自由度といった観点から、システム天井が採用されている。このシステム天井は、天井に金属製のTバー(骨組み)を格子状に施設し、施設したTバーの上に天井仕上げ材を載せて施工するものである。
このようなシステム天井に設置されるシステム天井用照明装置としては、様々なものが開発、製品化されている。例えば、LEDパネルや有機ELパネル等の光源パネルを用い、天井バー間の升目を塞ぐ天井ボードと光源パネルを同等の大きさとすることにより、均整度が高く、天井ボードと光源パネルを相互に移設するだけの容易な作業で照明レイアウト変更を可能とするシステム天井用照明装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このようなシステム天井では、照明設備とそれ以外のスプリンクラー、空調、スピーカー、非常用照明器具などの各種設備とを一体化してコンパクトにレイアウトする要望が強く、照明器具の一部に設けた設備プレートに各種設備を設置することができる照明装置も開発されている。
特開2008−282782号公報
しかしながら、従来のシステム天井用照明装置のように、照明装置に他の設備を一緒に組み込んだ構造の場合、照明装置を交換する必要性が生じたときには、他の設備までも取り外す必要があり、工事に要する労力が増大するとともに、他の設備が使用できないといった問題があった。また、システム天井用の照明装置に限らず、他の設備を一体化した照明装置でも同様の問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、照明装置全体を交換する必要がなくメンテナンスを容易にすることができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、交換対象部品が内蔵された箱体の交換ユニットを備える照明装置であって、長方形状の開口部が形成され、該開口部を通じて前記交換ユニットを収容する収容部を有する照明装置本体を備え、前記交換ユニットは、両側部に1対の突起部を備え、前記照明装置本体は、前記開口部の一縁辺及び該一縁辺に対向する他縁辺に沿って配置され、前記一対の突起部を緩挿する1対の緩挿部を備え、前記交換ユニットは、一方の突起部を前記一縁辺の緩挿部に緩挿し、前記開口部の略対角線の向きに保持した状態から該交換ユニットを回動させることで、他方の突起部を前記他縁辺の緩挿部に緩挿させて前記照明装置本体に仮留めするようにしてあり、仮留めした状態で前記一対の突起部を結ぶ仮想軸回りに回動させて前記開口部を通じて前記収容部に収容するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記交換ユニットは、前記収容部に収容された状態で自身を前記照明装置本体に取り付けるための取付用部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記取付用部材は、ねじ孔を有し、該ねじ孔にねじを挿通させて前記照明装置本体に取り付けるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記交換ユニットは、光源を有し、前記収容部に収容された状態で露出する側に前記光源の光を透過する透光板を備えることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記収容部は、側板及び上板で囲まれ、前記上板は、一辺側に沿って形成された通気孔を有し、前記収容部に前記交換ユニットを収容した状態で、前記交換ユニットの側面と前記収容部の側板との間に第1の隙間と、前記交換ユニットの上面と前記収容部の上板との間に該上面に沿った第2の隙間とを有し、前記第1の隙間、第2の隙間及び通気孔を通じて空気の流路を形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、照明装置は、箱体の交換ユニットと、交換ユニットを収容する収容部及び収容部の一端側に設けられた開口部を有する照明装置本体とを備える。交換ユニットには、使用時間や経年に応じて交換を必要とする交換対象部品を内蔵してあり、例えば、光源、あるいは光源に所定の電力を供給する電源部などの少なくとも1つを内蔵している。そして、交換ユニットは、開口部を通じて照明装置本体に対して着脱可能にしてある。これにより、交換ユニットは、開口部を通じて照明装置本体に取り付けることも、照明装置本体から取り外すこともでき、交換ユニット及び交換ユニットを取り外すことにより交換が可能となる部材等を交換することができるので、照明装置全体を交換する必要がなく、交換作業も簡単にできメンテナンスを容易にすることができる。
また、交換ユニットは、1対の突起部を備え、照明装置本体は、収容部の一端に突起部を緩挿する緩挿部を備える。すなわち、交換ユニットを照明装置本体に取り付ける場合、突起部を緩挿部に緩挿させることにより、交換ユニットを照明装置本体から吊り下げた状態にすることができる。例えば、この状態で交換ユニットと照明装置本体との間の配線作業を行うことができる。そして、交換ユニットは、突起部を緩挿部に緩挿させた状態で突起部を結ぶ仮想軸回りに回動させて開口部を通じて収容部に収容する。なお、交換ユニットを照明装置本体から取り外す場合には、突起部を結ぶ仮想軸回りに交換ユニットを回動させて開口部を通じて収容部から離隔させて交換ユニットを照明装置本体から吊り下げた状態にしておき、交換ユニットと照明装置本体との配線を外す。これにより、交換ユニットと照明装置本体との配線の接続や取り外しの際に交換ユニットを手で保持する必要がなく作業性が向上する
本発明にあっては、交換ユニットは、収容部に収容された状態で自身を照明装置本体に取り付けるための取付用部材を備える。取付用部材は、例えば、ねじやフックなどであり、取付用部材により、交換ユニットを照明装置本体に取り付けることができる。これにより、交換ユニットを照明装置本体に確実に固定することができ、交換ユニットの落下を確実に防止することができる。
本発明にあっては、取付用部材は、ねじ孔を有し、ねじ孔にねじを挿通させて照明装置本体に取り付ける。これにより、交換ユニットを照明装置本体に確実に固定することができ、交換ユニットの落下を確実に防止することができる。
本発明にあっては、交換ユニットは、光源を有し、収容部に収容された状態で露出する側に光源の光を透過する透光板を備える。光源は、例えば、LEDや有機ELなどを用いることができる。これにより、経年変化や何らかの原因で故障した場合でも、簡単に光源を交換することができる。
本発明にあっては、収容部は、側板及び上板で囲まれ、上板は、一辺側に沿って形成された通気孔を有し、収容部に交換ユニットを収容した状態で、交換ユニットの側面と収容部の側板との間に第1の隙間と、交換ユニットの上面と収容部の上板との間に該上面に沿った第2の隙間とを有し、第1の隙間、第2の隙間及び通気孔を通じて空気の流路を形成してある。これにより、室内の空気が交換ユニットと照明装置本体との間の第1の隙間から流入し、交換ユニットの上面に沿って第2の隙間を流れ、通気孔から照明装置本体の上方外側に流出するので、交換ユニットに内蔵された光源などの部品により生ずる発熱を効率良く放熱することができ、熱による寿命劣化を抑制して交換ユニットの交換までの時間を長くすることができ、メンテナンスの頻度を抑えることができる。
本発明によれば、照明装置全体を交換する必要がなくメンテナンスを容易にすることができる。
本発明の実施の形態1を示す照明装置の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す照明装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す照明装置の上側から見た平面図である。 本発明の実施の形態1を示す照明装置の下側から見た底面図である。 図4のV−V線断面図である。 実施の形態1の光源ユニットの外観斜視図である。 実施の形態1の光源ユニットの外観斜視図である。 実施の形態1の本体フレームの要部斜視図である。 光源ユニットを本体フレームに取り付ける際の様子を示す説明図である。 光源ユニットが仮留めされた状態を示す説明図である。 実施の形態2の光源ユニットの外観斜視図である。 実施の形態2の光源ユニットの突起部の拡大図である。 実施の形態2の本体フレームの要部斜視図である。 実施の形態3の光源ユニットの突起部の拡大図である。 実施の形態3の本体フレームの要部斜視図である。 本発明に係る照明装置の設置例を示す説明図である。 他の設備を取り付けた照明装置の外観斜視図である。 他の設備を取り付けた照明装置の外観斜視図である。
実施の形態1
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態1を示す照明装置100の外観斜視図であり、図2は本発明の実施の形態1を示す照明装置100の分解斜視図であり、図3は本発明の実施の形態1を示す照明装置100の上側から見た平面図であり、図4は本発明の実施の形態1を示す照明装置100の下側から見た底面図である。図2に示すように、照明装置100は、照明装置本体としての本体フレーム70、本体フレーム70に内蔵される電源部60、本体フレーム70とは別体であって、本体フレーム70に対して着脱可能にしてある箱体の交換ユニットとしての光源ユニット50などを備えている。本体フレーム70は、Tバー取付金具80によりシステム天井の格子状に施設されたTバーの所要の箇所に固定することができる。なお、以下、照明装置100は、システム天井に設置されるものとして説明するが、本発明に係る照明装置100は、システム天井用に限定されるものではない。
光源ユニット50は、アルミニウム製などの放熱性に優れた金属製で放熱板としての機能を有するLEDベース44、LEDベース44にビス等で固定され、光源としてのLEDチップが基板に複数実装されたLEDモジュール43、LEDチップの実装位置に合わせてLEDチップを挿通する挿通孔を設けてあり、LEDチップから発せられる光を反射する反射シート42、LEDチップからの光を透過する透光板としての光透過パネル41、光透過パネル41をLEDベース44に装着させるパネルフレーム10などを備えている。
電源部60は、交流電圧を所定の直流電圧に変換する変換回路などを構成する電気部品が実装された電源基板61、電源基板61を保護する電源基板カバー62、LEDチップの発光量を制御して調光する調光回路などを構成する電気部品が実装された調光基板63、調光基板63を保護する調光基板カバー64、商用電源からの電源線を電源部60に接続するための速結端子台65などを備えている。
本体フレーム70は、それぞれの面が略矩形状の箱体であって、中央部には、スプリンクラー、空調、スピーカー、非常用照明器具などの他の設備を設置するための開口85が設けられ、開口85の両側方に光源ユニット50を収容するための収容部79を設けている。また、収容部79には、電源部60を収容するためのスペース78を設けてある。一方の収容部79には、電源部60と光源ユニット50が収容されている。他方の収容部79も、電源部60と光源ユニット50とを収容することができるだけの空間があるが、本実施の形態では、光源ユニット50のみが収容されている。すなわち、1つの電源部60により、2つの光源ユニット50へ所要の電力を供給している。なお、光源ユニット50の消費電力が大きい場合などには、2つの電源部60をそれぞれの収容部79に収容して所要の電力を供給するようにしてもよい。
電源部60と光源ユニット50との間には、不図示の配線が施されており、例えば、配線用コネクタを介して配線の接続、取り外しを行うことができる。
図1、図2及び図3に示すように、一方の収容部79は、光源ユニット50及び電源部60を収容可能な寸法の空間であり、対向する略矩形状の側板71、75、対向する略矩形状の側板73、74、及び略矩形状の上板76で囲まれ、下側に略矩形状の開口部791を設けてある。また、他方の収容部79は、光源ユニット50及び電源部60を収容可能な寸法の空間であり、対向する側板72、75、対向する側板73、74、及び上板76で囲まれ、下側に開口部791を設けてある。光源ユニット50は、開口部791を通じて着脱可能に構成されている。なお、着脱可能の構成については後述する。
また、上板76の側板75付近には、辺縁(一辺側)に沿って、通気孔77、77、77を設けてある。通気孔77は、収容部79と本体フレーム70の外側(上側)との間で空気を連通させるためのものであり、収容部79から通気孔77を通じて空気が本体フレーム70の外部(上側)に流れるようになっている。
図4に示すように、光源ユニット50は、光透過パネル41を下側に向けて収容部79に収容されている。光源ユニット50は、平面視が、例えば、長方形状であって、一方の長辺側の辺縁付近には、1対の突起部11を設けてある。そして、収容部79の突起部11に対応する位置には、突起部11を緩挿する緩挿部81を設けてある。光源ユニット50は、突起部11を緩挿部81に緩挿させた状態で突起部11同士を結ぶ仮想軸(不図示)回りに揺動させて収容部79に収容することができ、また、収容部79から取り出すことができる。
光源ユニット50の他方の長辺側の辺縁付近には、取付金具12(取付用部材)を備え、光源ユニット50を収容部79に収容した状態で、取付金具12をねじで本体フレーム70に固定することにより、光源ユニット50を本体フレーム70に固定することができる。これにより、光源ユニット50を本体フレーム70に確実に固定することができ、光源ユニット50の落下を確実に防止することができる。
収容部79の平面視の形状は、長方形状をなし、長辺側の寸法は光源ユニット50の長辺側の寸法とほぼ同一にしてある。一方、収容部79の短辺側の寸法は、光源ユニット50の短辺側の寸法よりも大きくしてあり、これにより、光源ユニット50と本体フレーム70との間に長辺側に沿って隙間101(第1の隙間)を設けている。
図5は図4のV−V線断面図である。図5に示すように、収容部79に光源ユニット50を収容した状態で、光源ユニット50と本体フレーム70との間に隙間101と、光源ユニット50の上面と収容部79の上板76との間に光源ユニット50の上面に沿った隙間102(第2の隙間)とを有し、隙間101、隙間102及び通気孔77を通じて空気の流路Rを形成してある。これにより、室内の空気が光源ユニット50と本体フレーム70との間の隙間101から流入し、光源ユニット50の上面に沿って隙間102を流れ、通気孔77から本体フレーム70の上方外側に流出するので、光源ユニット50に内蔵された光源などの部品により生ずる発熱を効率良く放熱することができ、熱による寿命劣化を抑制して光源ユニット50の交換までの時間を長くすることができ、メンテナンスの頻度を抑えることができる。
次に、光源ユニット50の着脱可能な構造について説明する。図6及び図7は実施の形態1の光源ユニット50の外観斜視図であり、図8は実施の形態1の本体フレーム70の要部斜視図である。なお、図8では、説明を容易にするため、側板73を除去した例を示す。図6及び図7に示すように、光源ユニット50は、箱体の一方の側面13の対向する辺縁付近に設けられた1対の突起部11を備えている。突起部11は、側面13の高さ寸法より小さい寸法の板状であり、突起部11の光透過パネル41側(下側)には、外側に向かって折り曲げられた曲部111を設けている。
また、光源ユニット50は、側面13と対向する側面14の辺縁付近にL字状であってねじ穴を有する取付金具12を設けている。なお、図6及び図7において、取付金具12を2つ設ける例を示しているが、取付金具12を側面14の中央部に1つ設ける構成でもよく、また、取付金具12の位置は適宜の位置にすることができる。
図8に示すように、本体フレーム70は、収容部79を囲む側板73の一方側に対応する位置に、突起部11を緩挿する緩挿部81を備える。緩挿部81は、収容部79の短辺側に沿って配置した板状体、あるいは棒状体の部材である。なお、緩挿部81は、光源ユニット50が収容部79に収容された状態において、突起部11に対応する位置付近のみに設けてもよい。
緩挿部81と対向させて、緩挿部81と平行に板状の押板82を設けている。押板82は、光源ユニット50が収容部79に収容された状態で、光源ユニット50のLEDベース44に当接し、光源ユニット50が上方に位置ずれすることを防止する。
次に、光源ユニット50の取り付け方法について説明する。図9は光源ユニット50を本体フレーム70に取り付ける際の様子を示す説明図であり、図10は光源ユニット50が仮留めされた状態を示す説明図である。図9は本体フレーム70を下側から見た状態を示す。図9に示すように、光源ユニット50の長辺側を水平にするとともに、短辺側を垂直にし、平面視が矩形状の収容部79に対して略対角線上に沿うようにして光源ユニット50を保持する。
そして、一方の突起部11を緩挿部81に緩挿した(引掛けた)後、光源ユニット50を緩挿した突起部11を支点として図中の矢印方向に回転させて、光源ユニット50の長辺方向と収容部79の長辺方向をほぼ平行にして他方の突起部11を緩挿部81に緩挿する。この状態で、図10に示すように、光源ユニット50は、本体フレーム70に仮留めされた状態となる。
図10に示す状態では、光源ユニット50は本体フレーム70に仮留めされているので、光源ユニット50を手で保持しなくても、本体フレーム70から吊り下がった状態で光源ユニット50を保持した状態にすることができる。そして、この状態において、光源ユニット50と電源部60との間の配線作業を行うことができる。
配線作業が終了した場合、光源ユニット50の突起部11を緩挿部81に緩挿させた状態で突起部11同士を結ぶ仮想軸(図9中のA)回りに、図10に示す矢印方向に揺動させて開口部791を通じて光源ユニット50を収容部79に収容する。光源ユニット50を収容部79に収容した状態で、取付金具12のねじ穴にねじを通し、本体フレーム70にねじ止めすることにより、光源ユニット50を本体フレーム70に固定することができる。なお、図10では、一方の光源ユニット50を本体フレーム70に仮留めした状態を示し、他方の光源ユニット50を収容部79に収容した状態を示す。
なお、光源ユニット50を本体フレーム70から取り外す場合には、突起部11を結ぶ仮想軸回りに光源ユニット50を揺動させて開口部791を通じて収容部79から離隔させて光源ユニット50を本体フレーム70から吊り下げた状態にしておき、光源ユニット50と電源部60との配線を外す。
これにより、光源ユニット50は、開口部791を通じて収容部79に収容して本体フレーム70に取り付けることも、本体フレーム70から取り外すこともでき、光源ユニット50だけを交換することができるので、照明装置全体を交換する必要がなく、交換作業も簡単にできメンテナンスを容易にすることができる。また、光源ユニット50と本体フレーム70との配線の接続や取り外しの際に光源ユニット50を手で保持する必要がなく作業性が向上する。また、光源ユニット50は、光源としてLEDの他に有機ELなどを用いることができ、経年変化や何らかの原因で故障した場合でも、簡単に光源ユニット50だけを交換することができる。また、実施の形態では、光源ユニット50を取り外すことにより、電源部60の交換も可能になるので、電源部60が経年変化や何らかの原因で故障した場合でも、簡単に電源部60を交換することができる。
上述の実施の形態では、図9に示すように、光源ユニット50の長辺側を水平にするとともに、短辺側を垂直にし、平面視が矩形状の収容部79に対して略対角線上に沿うようにして光源ユニット50を保持する構成であったが、これに限定されるものではなく、光源ユニット50の短辺側を水平にするとともに、長辺側を垂直にし、平面視が矩形状の収容部79に対して短辺方向に沿うようにして光源ユニット50を保持する構成でもよい。
実施の形態2
光源ユニット50を本体フレーム70と着脱可能にする構造は、上述の例に限定されるものではなく、他の構造であってもよい。図11は実施の形態2の光源ユニット50の外観斜視図であり、図12は実施の形態2の光源ユニット50の突起部15の拡大図であり、図13は実施の形態2の本体フレーム70の要部斜視図である。なお、図12は図11のBで示す部分を拡大したものである。また、図13では、説明を容易にするため、側板73を除去した例を示す。
図11及び図12に示すように、光源ユニット50は、箱体の一方の側面13の両側付近に設けられた1対の突起部15を備えている。突起部15は、L字状に折り曲げられた板状体であり、側面13に取り付けられた状態で側面13に垂直な方向に折り曲げられた係止板152の光透過パネル41側(下側)には、外側に向かって折り曲げられた曲部151を設けている。
図13に示すように、本体フレーム70は、収容部79を囲む側板73の一方側に対応する位置、すなわち、光源ユニット50が収容部79に収容された状態において、突起部15に対応する位置に、突起部15の係止板152及び曲部151を緩挿する緩挿部としての挿通孔83を備える。挿通孔83は、縦方向(垂直方向)に設けられ係止板152を挿通することができる隙間を有する縦孔831と、この縦孔831の中途部に横方向(水平方向)に設けられ曲部151を挿通することができる隙間を有する横孔832とで構成されている。
図13に示すように、光源ユニット50を本体フレーム70に仮留めする場合には、係止板152と曲部151を挿通孔83に挿通して、光源ユニット50から手を離すことにより、光源ユニット50の自重で光源ユニット50が下方向に移動することで、曲部151が挿通孔83の横孔832の位置から下方向にずれ、係止板152が挿通孔83から抜けることを防止する。なお、図13では、一方の光源ユニット50を本体フレーム70に仮留めした状態を示し、他方の光源ユニット50を収容部79に収容した状態を示す。
実施の形態3
図14は実施の形態3の光源ユニット50の突起部16の拡大図であり、図15は実施の形態3の本体フレーム70の要部斜視図である。実施の形態2との相違点は、曲部161を内側に曲げてある点である。なお、図15では、説明を容易にするため、側板73を除去した例を示す。
図14に示すように、光源ユニット50は、箱体の一方の側面13の両側付近に設けられた1対の突起部16を備えている。突起部16は、L字状に折り曲げられた板状体であり、側面13に取り付けられた状態で側面13に垂直な方向に折り曲げられた係止板162の光透過パネル41側(下側)には、内側に向かって折り曲げられた曲部161を設けている。
図15に示すように、本体フレーム70は、収容部79を囲む側板73の一方側に対応する位置、すなわち、光源ユニット50が収容部79に収容された状態において、突起部16に対応する位置に、突起部16の係止板162及び曲部161を緩挿する緩挿部としての挿通孔84を備える。挿通孔84は、縦方向(垂直方向)に設けられ係止板162を挿通することができる隙間を有する縦孔841と、この縦孔の中途部に内側に向かって横方向(水平方向)に設けられ曲部161を挿通することができる隙間を有する横孔(不図示)とで構成されている。
図15に示すように、光源ユニット50を本体フレーム70に仮留めする場合には、係止板162と曲部161を挿通孔84に挿通して、光源ユニット50から手を離すことにより、光源ユニット50の自重で光源ユニット50が下方向に移動することで、曲部161が挿通孔84の横孔の位置から下方向にずれ、係止板162が挿通孔84から抜けることを防止する。
図16は本発明に係る照明装置100の設置例を示す説明図である。図16に示すように、照明装置100は、天井に金属製のTバー(骨組み)を格子状に施設し、施設したTバーの所要の位置に取り付けることができる。また、施設したTバー上には天井仕上げ材を載せている。そして、照明装置100の中央部の開口には、他の設備用の設備プレートを取り付けように構成してあり、照明設備と他の設備が一体となって天井に配置される。
そして、本発明によれば、天井に取り付けられた照明装置100全体を取り外すことなく、すなわち、照明設備以外の他の設備については一切触れることなく光源ユニット50及び電源部60を交換することができるので、従来であれば、他の設備を含めて照明装置100全体を交換する作業を要したのに対し、本発明であれば他の設備等の取り外しが全く不要であり、保守作業の作業性が格段に向上する。
図17及び図18は他の設備を取り付けた照明装置100の外観斜視図である。図17及び図18の例は、他の設備として空調設備200を取り付けている。図18において、201は空気の吹出口である。本発明によれば、照明装置100全体を交換する必要がないので、交換作業時に空調設備200まで取り外す必要がなく、保守作業の作業性が格段に向上する。
以上説明したように、本実施の形態1〜3によれば、光源ユニット50は、開口部791を通じて収容部79に収容して本体フレーム70に取り付けることも、本体フレーム70から取り外すこともでき、光源ユニット50及び電源部60を交換することができるので、照明装置全体を交換する必要がなく、交換作業も簡単にできメンテナンスを容易にすることができる。また、光源ユニット50と本体フレーム70との配線の接続や取り外しの際に光源ユニット50を手で保持する必要がなく作業性が向上する。また、光源ユニット50は、光源としてLEDの他に有機ELなどを用いることができ、経年変化や何らかの原因で故障した場合でも、簡単に光源ユニット50だけを交換することができる。
また、仮に、他の設備と一体化した照明装置で直接本体フレームに多数のLEDチップが実装されたLED基板が設置されている場合に、LED基板の交換を行うときは、LED基板を固定する多数のねじを外す必要があり、また、作業中に何らかの理由で発生する静電気の影響でLEDチップを損傷させることもあり、作業性が悪く、かつ困難であるという問題があった。これに対して、本実施の形態によれば、そのような問題も生じない。
上述の実施の形態では、光源ユニット50は光源を内蔵する構成であったが、交換ユニットとしては、光源ユニット50に限定されるものではなく、光源の他に交換対象部品となり得るもの、例えば、電源部やその他の機能部品を内蔵する構成であってもよい。また、光源と電源部などを一緒に内蔵する構成でもよい。
上述の実施の形態では、本体フレーム70は、2つの電源部60を内蔵することができる構成であったが、1つの電源部60のみを内蔵できる構成でもよい。この場合、一方のスペース78を無くすことができる。
上述の実施の形態では、照明装置100は、スプリンクラー、空調、スピーカー、非常用照明器具などの他の設備を設置するための開口85を挟んで両側に収容部79を設ける構成であったが、これに限定されるものではなく、1つの収容部79に隣接して開口85を設ける構成であってもよい。
10 パネルフレーム
11、15、16 突起部(突起部)
12 取付金具(取付用部材)
13 側面(一側面)
14 側面(他側面)
41 光透過パネル(透光板)
42 反射シート
43 LEDモジュール
44 LEDベース
50 光源ユニット(交換ユニット)
60 電源部
70 本体フレーム(照明装置本体)
71、72、73、74 側板(側板)
76 上板(上板)
77 通気孔(通気孔)
79 収容部(収容部)
791 開口部(開口部)
81 緩挿部(緩挿部)
83、84 挿通孔(緩挿部)
831、841 縦孔
832 横孔
101 隙間(第1の隙間)
102 隙間(第2の隙間)
A 仮想軸
R 空気の流路

Claims (5)

  1. 交換対象部品が内蔵された箱体の交換ユニットを備える照明装置であって、
    長方形状の開口部が形成され、該開口部を通じて前記交換ユニットを収容する収容部を有する照明装置本体を備え、
    前記交換ユニットは、
    両側部に1対の突起部を備え、
    前記照明装置本体は、
    前記開口部の一縁辺及び該一縁辺に対向する他縁辺に沿って配置され、前記一対の突起部を緩挿する1対の緩挿部を備え、
    前記交換ユニットは、
    一方の突起部を前記一縁辺の緩挿部に緩挿し、前記開口部の略対角線の向きに保持した状態から該交換ユニットを回動させることで、他方の突起部を前記他縁辺の緩挿部に緩挿させて前記照明装置本体に仮留めするようにしてあり、
    仮留めした状態で前記一対の突起部を結ぶ仮想軸回りに回動させて前記開口部を通じて前記収容部に収容するようにしてあることを特徴とする照明装置。
  2. 前記交換ユニットは、
    前記収容部に収容された状態で自身を前記照明装置本体に取り付けるための取付用部材を備えることを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  3. 前記取付用部材は、
    ねじ孔を有し、該ねじ孔にねじを挿通させて前記照明装置本体に取り付けるようにしてあることを特徴とする請求項に記載の照明装置。
  4. 前記交換ユニットは、
    光源を有し、
    前記収容部に収容された状態で露出する側に前記光源の光を透過する透光板を備えることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記収容部は、
    側板及び上板で囲まれ、
    前記上板は、
    一辺側に沿って形成された通気孔を有し、
    前記収容部に前記交換ユニットを収容した状態で、前記交換ユニットの側面と前記収容部の側板との間に第1の隙間と、前記交換ユニットの上面と前記収容部の上板との間に該上面に沿った第2の隙間とを有し、
    前記第1の隙間、第2の隙間及び通気孔を通じて空気の流路を形成してあることを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の照明装置。
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