JPH062508U - 天井据え付け型ユニット器具 - Google Patents

天井据え付け型ユニット器具

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Publication number
JPH062508U
JPH062508U JP046829U JP4682992U JPH062508U JP H062508 U JPH062508 U JP H062508U JP 046829 U JP046829 U JP 046829U JP 4682992 U JP4682992 U JP 4682992U JP H062508 U JPH062508 U JP H062508U
Authority
JP
Japan
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ceiling
outer case
attached
equipment
mounted unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP046829U
Other languages
English (en)
Inventor
匠 堀田
直茂 柏田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP046829U priority Critical patent/JPH062508U/ja
Publication of JPH062508U publication Critical patent/JPH062508U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井に設置される照明装置30等の設備機器
に、点検口としての機能を含む複数の機能を付加するこ
とによって、設備の配設工事及び保守点検作業を容易化
する。 【構成】 天井板1の開口部1aに固定される上下吹き
抜けの外ケース10に、照明装置30等を取り付けた取
付蓋20,40の一端をヒンジ21,41を介して蝶着
し、この取付蓋20,40を片開き式に開くことができ
るようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内照明や点検口としての複数の機能を有する天井据え付け型ユニ ット器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、室内天井板に据え付けられる照明装置や火災報知器等の設備機器は、 それぞれ単一の機能のみを有するものである。したがって、従来、室内天井板に は、照明装置のほか、冷暖房等空調用の吹き出し口及び吸気口や、室内放送用の スピーカや、火災報知器、スプリンクラー等が離散的に配置されており、また、 これらの設備とは別個に、所要数の点検口が離散的に設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、天井の設備機器の配設工事が煩雑にならざるを得ず、天井裏の空間 を通じて配線あるいは配管されているこれら個々の設備の保守点検作業等におい ては、天井板の処々に設けられた点検口から離れた位置まで、作業員が天井裏の 狭い空間を這い廻らなければならないといった事態が頻繁に起こっているのが現 状であり、この場合、保守点検作業中における天井裏の作業員と天井下の作業員 との連絡がやりにくかったり、危険性及び困難性を伴うものであった。また、こ のような作業を容易にするためには点検口の数を増やせば良いが、天井の美観を 損なうことになるので、好ましくないものであった。
【0004】 本考案は、上記のような事情のもとになされたもので、その目的とするところ は、天井に設置される照明装置等の設備機器に、点検口としての機能を含む複数 の機能を付加することによって、設備の配設工事及び保守点検作業を容易化する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上述した技術的課題は、本考案によって有効に解決することができる。 すなわち、本考案に係る天井据え付け型ユニット器具は、天井板の開口部に固 定される上下吹き抜けの外ケースと、この外ケースに一端がヒンジを介して蝶着 されると共に他端が前記外ケースに係止手段を介して着脱自在に係着された所要 数の取付蓋と、この取付蓋に取り付けられた照明装置を含むものである。
【0006】
【作用】
本考案の構成によると、係止手段による取付蓋の外ケースとの係着状態を解除 することによって、取付蓋をヒンジを中心に下側へ片開き状に開くことができ、 取付蓋に取り付けられた照明装置等の設備機器の背面側部分を天井裏から室内側 へ露出させることができる。またこの時、外ケースを通じて天井裏の空間が開放 されるので、この外ケースの内側開口を点検口として利用することができる。
【0007】 前記取付蓋には、火災報知器等前記照明装置以外の設備機器を取り付けても良 く、また、前記取付蓋と外ケースとの間に通風口が形成される構成とすることに よって、この通風口を冷暖房装置や空調設備からの吹き出し口あるいは排気口に 利用することができる。以下に、本考案に係る天井据え付け型ユニット器具の典 型的な構成を、図1ないし図3に示す一実施例を参照しながらその作用と共に説 明する。
【0008】
【実施例】
図1ないし図3に示す実施例の天井据え付け型ユニット器具において、10は 下端に額縁11が展開形成された上下吹き抜け状の外ケースである。この外ケー ス10は、天井板1に形成された開口部1aに配置されると共に、上部に設けら れた所要数のブラケット12において、図示しないスラブ下の吊りボルト2にナ ット3で取り付けられるもので、この取り付け状態において、前記額縁11は前 記天井板1の開口部1aの下端縁に密接される。
【0009】 20は下端が開放された箱状の取付蓋で、その下縁部の一端が、外ケース10 の内側に架設された隔壁13の下端にヒンジ21を介して蝶着されており、他端 フランジ20aが、前記外ケース10の額縁11の内側に形成された係止片14 に止め螺子22等の係止手段を介して着脱自在に係着されている。この取付蓋2 0には、複数の蛍光ランプ31、この蛍光ランプ31の点灯回路部32及び反射 板33等を含む照明装置30が取り付けられている。
【0010】 40は平板状の第二の取付蓋で、その一端が、前記額縁11であって前記照明 装置30が取り付けられた取付蓋20の係止位置とは反対側の位置に、ヒンジ4 1を介して蝶着されており、他端が、前記隔壁13の下端に形成された係止片1 5に止め螺子42等の係止手段を介して着脱自在に係着されている。この取付蓋 40には、室内放送やバックグランドミュージックに利用されるスピーカ51や 、火災報知器52等の各種の設備機器50が取り付けられている。また、取付蓋 40に開設された孔43からは、消火用スプリンクラー53の下端の散水口53 aが突出している。
【0011】 外ケース10と、照明装置30が取り付けられた取付蓋20の両側面との間に は、通風口60,70が形成されている。このうち、一方の通風口60の上端開 口は、継手部61を介して冷暖房の吹き出し用配管4に接続されており、他方の 通風口70の上端開口は、継手部71を介して排気用配管5に接続されている。 また、通風口60及びその上端の継手部61の内壁には断熱材62が貼着されて おり、両通風口60,70の下端開口にはそれぞれルーバ63,72が設けられ ている。
【0012】 上述の実施例によると、止め螺子22を緩めて外ケース10の係止片14に対 する取付蓋20のフランジ20aの係着状態を解除することによって、この取付 蓋20をヒンジ21を中心に下側へ片開き状に開き、この取付蓋20に取り付け られた照明装置30裏側部分を天井裏から室内側へ露出した状態にすることがで きる。また、この時、隔壁13で画成された外ケース10内の一方の吹き抜け室 10Aを通じて、天井裏の空間が開放されるので、この吹き抜け室10Aを天井 裏の点検口として利用することができる。同様に、止め螺子42を緩めて外ケー ス10の係止片15に対する取付蓋40の端部の係着状態を解除することによっ て、この取付蓋40をヒンジ41を中心に下側へ片開き状に開き、この取付蓋4 0に取り付けられたスピーカ51及び火災報知器52の裏側の配線部分を天井裏 から室内側へ露出した状態にすることができ、同時に、隔壁13で画成された外 ケース10内の他方の吹き抜け室10B内を通るスプリンクラー53の配管部分 も露呈する。このため、一箇所で複数の設備機器の保守点検を行うことができる と共に、その作業も容易になる。
【0013】 また、額縁11で囲まれた位置に、照明装置30と、スピーカ51、火災報知 器52及びスプリンクラー53等の各種設備機器50と、空調の吹き出し口及び 排気口となる通風口60,70がコンパクトにまとめられて配置されており、し かも、上述のとおり、外ケース10を点検口として利用することができることか ら、他の箇所に別途に設ける点検口の数を減少させることができ、あるいは全く 設ける必要がなくなるので、天井の美観を向上させることができる。
【0014】 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではない。例えば通風口60, 70の部分も取付蓋20と一体に揺動開閉動作可能としても良く、係止片14, 15と止め螺子22,42の組み合わせによる係止手段は、他の係止手段に代え ても良く、設備機器50は、例示したスピーカ51、火災報知器52等以外のも のを取り付けることもでき、通風口60,70は室内の換気用に利用することも でき、その他細部の形状等も種々の変更が可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上、本考案に係る天井据え付け型ユニット器具は、照明装置等の設備機器が 取り付けられた取付蓋を下側へ片開き状に開くことができるので、これらの設備 機器の背面側部分を天井裏から室内側へ露出させて保守点検作業を容易に行うこ とができ、通風口としての機能や、取付蓋を開くことによって外ケースの内側開 口を点検口としての機能を有するので、他の位置に空調用の通風口や点検口を設 ける必要がなくなり、天井の施工工事が容易になると共に、美観も向上するとい った優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る天井据え付け型ユニット器具の一
実施例を示す下面図である。
【図2】上記実施例の取付蓋20,40を開いた状態を
図1のII−II線上で切断した断面図である。
【図3】上記実施例を図1のIII −III 線上で切断した
断面図である。
【符号の説明】
1 天井板 1a 開口部 4 吹き出し用配管 5 排気用配管 10 外ケース 11 額縁 14,15 係止片(係止手段) 20,40 取付蓋 20a フランジ 21,41 ヒンジ 22,42 止め螺子(係止手段) 30 照明装置 50 設備機器 51 スピーカ 52 火災報知器 53 スプリンクラー 60,70 通風口
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 21/04 F 6908−3K 33/00 C D F24F 13/078 6909−3L

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板の開口部に固定される上下吹き抜
    けの外ケースと、 この外ケースに一端がヒンジを介して蝶着されると共に
    他端が前記外ケースに係止手段を介して着脱自在に係着
    された所要数の取付蓋と、 この取付蓋に取り付けられた照明装置を含むことを特徴
    とする天井据え付け型ユニット器具。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記取付蓋に
    は、火災報知器等前記照明装置以外の設備機器が取り付
    けられたことを特徴とする天井据え付け型ユニット器
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の記載において、前記取
    付蓋と外ケースの間に通風口が形成されていることを特
    徴とする天井据え付け型ユニット器具。
JP046829U 1992-06-12 1992-06-12 天井据え付け型ユニット器具 Pending JPH062508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP046829U JPH062508U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 天井据え付け型ユニット器具

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JP046829U JPH062508U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 天井据え付け型ユニット器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062508U true JPH062508U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12758225

Family Applications (1)

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JP046829U Pending JPH062508U (ja) 1992-06-12 1992-06-12 天井据え付け型ユニット器具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07229234A (ja) * 1994-02-21 1995-08-29 Sun Wave Ind Co Ltd 浴室ユニットの天井構造
JP2010198859A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Sharp Corp 照明装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980721