JP3035560B2 - 風量可変形吹出しユニット装置 - Google Patents

風量可変形吹出しユニット装置

Info

Publication number
JP3035560B2
JP3035560B2 JP2154311A JP15431190A JP3035560B2 JP 3035560 B2 JP3035560 B2 JP 3035560B2 JP 2154311 A JP2154311 A JP 2154311A JP 15431190 A JP15431190 A JP 15431190A JP 3035560 B2 JP3035560 B2 JP 3035560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
damper
room
air volume
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2154311A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0445346A (ja
Inventor
武彦 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Carrier Corp filed Critical Toshiba Carrier Corp
Priority to JP2154311A priority Critical patent/JP3035560B2/ja
Publication of JPH0445346A publication Critical patent/JPH0445346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3035560B2 publication Critical patent/JP3035560B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、建物の天井裏や床下等に取付けられ、空
気調和機からの風を室内に送り出す風量可変形吹出しユ
ニット装置に関する。
(従来の技術) 複数分岐形の送風ダクトを備えた空気調和機では、各
分岐された各ダクト毎に、吹出し開口面積を調節可能な
ダンパを備えた風量可変(variable air volume)形吹
出しユニット装置が使用されている。第4図は従来の風
量可変形吹出しユニット装置を空気調和機の室内ユニッ
トに接続した状態を示す。
即ち、建物の天井裏1には、室内ユニット2が据付け
られ、室外ユニット3に接続されて冷凍サイクルを構成
している。
室内ユニット2には分岐路を有する送風ダクト41及び
排気ダクト42が接続され、夫々複数の部屋5に開口して
常に最適な空調が得られるように運転されている。
各部屋5内は必ずしも同じ空調条件でない場合が多い
から、夫々の部屋5に温度センサ6を設け、その温度検
出信号をもとに、各部屋6への送風量を調整するように
風量可変形吹出しユニット装置7が設けられている。
温度センサ6による風量調節は、ケーシング71内のダ
ンパ72をダンパ制御器73によって制御することによって
行われる。なお、81,82は夫々送風ダクト41及び排気ダ
クト42に連なり、部屋5への開口部を覆う化粧パネル化
された吹出し口及び排気口ユニットである。
ところで、上記従来の風量可変形吹出しユニット装置
7は、天井裏1等に据付けられているから、これ等が故
障したときの検査や修理は、天井版10の据付け場所に近
い位置に点検口9を設け、作業者はその点検口9から点
検や修理作業を行っていた。これは、風量可変形吹出し
ユニット装置7を床下や側壁を隔てて据付けた場合でも
同様である。
しかし、一般の家庭や事務所等の建物の中では、天井
には各種照明機器等が取付けられていて空きスペースが
制限されているところに、吹出し口ユニット81や排気口
ユニット82に加え、新たに点検口9用のスペースを探す
のは容易でなく、工事も面倒な上、外観上も好ましくな
かった。
また、風量可変形吹出しユニット装置7内のダンパ72
は、ダンパ制御器73により制御を受けたダンパモータよ
り回転駆動されるが、従来のダンパ72に溶接等によりケ
ーシング71に固定して取付けられており、またダンパ制
御器73も、ケーシング71にねじ止め固定されているか
ら、仮にこれ等が故障した場合等にケーシング71から取
外すことは容易ではなかった。
従って、天井裏1等に据付けられた風量可変形吹出し
ユニット装置7の点検作業等、部屋5内の高くて狭い点
検口9を利用して行うので、点検修理作業は容易でなく
改善が要望されていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の風量可変形吹出しユニット装置は、これを天井
裏や床下に据付けた場合、点検修理用の点検口を天井や
床に新たに設ける必要が生ずるので、改善が要望されて
いた。
また、風量調節用のダンパやこれを制御する制御器は
溶接等によりケーシングに固定され、容易には取外しで
きないように構成されていたから、故障した場合等の点
検や交換は容易でなく、大掛りは工事を必要とする欠点
があった。
そこでこの発明は、上記従来の欠点を解消し、天井や
床等に点検口を設けることなく、また、ダンパや制御器
の点検や交換作業の容易な風量可変形吹出しユニット装
置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、天井裏や床下等、部屋の外でダクトに接
続され、室内に送風する風量可変形吹出しユニット装置
において、部屋に開口部が臨むように設置されたケーシ
ングと、このケーシングの外側に前記ダクトを受けるよ
うに取り付けられた筒状の受け具と、前記ケーシングの
開口部に部屋側から着脱自在に取付けられた前記吹出し
口ユニットと、この吹出し口ユニットを外した状態で前
記ケーシングの開口部を介し前記ケーシングの内側から
前記受け具に着脱自在に取り付けられた回動自在にダン
パを収納する着脱ダクトと、前記吹出し口ユニットを外
した状態で部屋に臨むよう前記ケーシング内に着脱自在
に設けられたダンパ制御器とを具備することを特徴とす
る。
(作用) この発明による風量可変形吹出しユニット装置は、風
量可変のダンパ及びダンパ制御器がケーシングに着脱自
在に取付けられたので、点検修理等の際にケーシングか
ら簡単に取外すことができる。
また、室内に面した吹出し口ユニットをケーシングの
開口部に取付けられる構成としたので、この開口部から
ダンパ制御器等を取外すことができるようになり、従来
のような点検口を天井板等に新たに設ける必要がなくな
る。
(実施例) 以下、この発明による風量可変形吹出しユニット装置
の一実施例を第1図ないし第3図を参照し詳細に説明す
る。なお、第4図に示した従来の構成と同一構成には、
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
即ち、ケーシング71の外側には送風ダクト41を受ける
筒状の受け具74が取付けられ、この受け具74には第2図
にも示すように、ダンパ72を回動自在に収納した着脱ダ
クト75がケーシング71の内側からねじ75aにより取付け
られている。
なお、この実施例では、ねじ75aをケーシング71に取
付ける際、受け具74や送風ダクト41を同時に取付け固定
するよう構成されている。
ダンパ72の回転軸72aは着脱ダクト75を貫通して延長
され、第1図に示すダンパ制御器73内に取付けたダンパ
モータ76の回転軸とは夫々回転歯車72b,76aの噛合わせ
により回転結合するように構成されている。
ダンパ制御器73は取付け板73aを有し、ケーシング71
の下方開口部71aから組込まれるダンパ制御器73は、そ
の取付け板73aの対応する両側縁部が断面U字状のレー
ル71bに沿って挿入され、ピン73b等によりロックされ
る。
ケーシング71の下方開口部71aには、吹出し口ユニッ
ト77が嵌込まれ、枠内には固定あるいは角度調整可能な
ルーバ77aが設けられている。
なお、ダンパ制御器73内にはダンパモータ76を制御す
るPC板(図示せず)等が配置されている。
また、取付け板73aにはダンパ72側に断熱材が取付け
られており、ダンパ72側とダンパ制御器73側は熱的に遮
断されている。
ダンパ制御器73の下部は吹出し口ユニット77の開口な
のでダンパ制御器73の発熱はこの吹出し口ユニット77か
ら放熱され、熱がこもることはない。
従って、作業者等がダンパ72やダンパ制御器73を点検
する場合は、第3図にも示すように、下方の吹出し口ユ
ニット77を取外した状態で、ピン73bやビス75aを取外す
だけで、ダンパ制御器73及びダンパ72をケーシング71か
ら切離し、開口部71aから下に降ろすことができる。
従って、この発明による風量可変形吹出しユニット装
置7は、天井板10に従来のような点検口9を取付ける必
要がないので、面倒な工事は不要となり、また天井10の
外観が損なわれる心配もない。また、ダンパ72やダンパ
制御器73の取外しは、ビス75a等を抜くだけで可能であ
り、作業はやりやすくなる利点がある。
なお、風量可変形吹出しユニット装置7と室内センサ
6からの制御ライン(線路)や電源回路の接続もケーシ
ング71内に着弾自在なコンセントを設けることによっ
て、取外し作業は何等影響なく実施できるようにするこ
とができる。
[発明の効果] この発明による風量可変形吹出しユニット装置は、簡
単な構成により、ダンパ等の構成部品をケーシングから
切離して取出すこことができるようにしたので、保守点
検等がやりやすくなり、空気調和機等の構成に採用して
大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による風量可変形吹出しユニット装置
の一実施例を示す分解斜視図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は第1図に示した装置を部屋の天井に
取付けた状態を示す説明図、第4図は従来の風量可変形
吹出しユニット装置を天井に組込んだ状態を示す説明図
である。 1……天井裏、2……室内ユニット、 3……室外ユニット、41……送風ダクト、 42……排気ダクト、5……部屋、 6……温度センサ、 7……風量可変形吹出しユニット装置、 71……ケーシング、72……ダンパ、 73……ダンパ制御器、81……送風ダクト、 82……排気ダクト、9……点検口、 10……天井板。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井裏や床下等、部屋の外でダクトに接続
    され、室内に送風する風量可変形吹出しユニット装置に
    おいて、部屋に開口部が臨むように設置されたケーシン
    グと、このケーシングの外側に前記ダクトを受けるよう
    に取り付けられた筒状の受け具と、前記ケーシングの開
    口部に部屋側から着脱自在に取付けられた前記吹出し口
    ユニットと、この吹出し口ユニットを外した状態で前記
    ケーシングの開口部を介し前記ケーシングの内側から前
    記受け具に着脱自在に取り付けられた回動自在にダンパ
    を収納する着脱ダクトと、前記吹出し口ユニットを外し
    た状態で部屋に臨むよう前記ケーシング内に着脱自在に
    設けられたダンパ制御器とを具備することを特徴とする
    風量可変形吹出しユニット装置。
JP2154311A 1990-06-13 1990-06-13 風量可変形吹出しユニット装置 Expired - Lifetime JP3035560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2154311A JP3035560B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 風量可変形吹出しユニット装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2154311A JP3035560B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 風量可変形吹出しユニット装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0445346A JPH0445346A (ja) 1992-02-14
JP3035560B2 true JP3035560B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=15581344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2154311A Expired - Lifetime JP3035560B2 (ja) 1990-06-13 1990-06-13 風量可変形吹出しユニット装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3035560B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2525632Y2 (ja) * 1990-12-28 1997-02-12 清水建設株式会社 排煙ダクトの防火ダンパー構造
JP2017187230A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 トヨタホーム株式会社 空調設備
KR102080503B1 (ko) * 2017-11-30 2020-02-24 서대완 댐퍼 내장형 환풍기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0445346A (ja) 1992-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007032887A (ja) 空気調和機及び可動式輻射温度検知装置
JP3035560B2 (ja) 風量可変形吹出しユニット装置
JP2010286176A (ja) 空気温調機
JP2018091620A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2001289456A (ja) 空気調和機
JPH0413527Y2 (ja)
JP3055549B1 (ja) エア―コンディショナ―
JP2016099034A (ja) 空気調和装置、空気調和装置の調整方法及び空気調和設備の製造方法
JP2010210168A (ja) 送風装置
JPH10160183A (ja) 天井埋込み形空気調和機
JP2001027428A (ja) 空気調和装置
JP2003120953A (ja) 天井埋込型空気調和機
JP4616607B2 (ja) 空気調和装置
JP2005164213A (ja) 天吊型空気調和装置
KR20190108745A (ko) 건물의 환기시스템
JP2002162064A (ja) 空気調和機
JP2660366B2 (ja) 空気調和ユニット
JP3801826B2 (ja) 浴室空調装置
JPS642861B2 (ja)
KR100255864B1 (ko) 공조기기
JP4851291B2 (ja) 設備ユニット
JP2000249362A (ja) ビルトイン型空気調和機
JP3883945B2 (ja) 換気装置付き浴室暖房機
JPS63201436A (ja) 冷暖房送風機
JPH07332758A (ja) 空気調和機の取付装置