JP2010267596A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内からの空気を用いて光源を冷却することができる照明装置を提供する。
【解決手段】収容部90は、箱状の空間であり、天板71及び天板71の周囲に設けられた側板73を有する。収容部90は、天板71に対向して側板73に囲まれた開口部を設けている。そして、光源ユニット50を収容部90に収容した状態で開口部の一部が空気の流入口751をなすようにしてある。収容部90は、第1流出口711とは別個の第2流出口712を有し、第2流出口712及び流入口751と連通する第2流路を有する。収容部90は、流入口751、隙間82及び第1流出口711を通じて形成された第1流路の他に、第2流出口712及び流入口751と連通する第2流路を有する
【選択図】図5

Description

本発明は、室内の空気を排気する流路を有する照明装置に関する。
近年、複雑化、多様化する高層ビルやインテリジェントビルなどでは、省施工性、快適性、経済性、安全性あるいはレイアウトの自由度といった観点から、システム天井が採用されている。このシステム天井は、天井に金属製のTバー(骨組み)を格子状に施設し、施設したTバーの上に天井仕上げ材を載せて施工するものである。
このようなシステム天井に設置されるシステム天井用照明装置としては、様々なものが開発、製品化されている。例えば、LEDパネルや有機ELパネル等の光源パネルを用い、天井バー間の升目を塞ぐ天井ボードと光源パネルを同等の大きさとすることにより、均整度が高く、天井ボードと光源パネルを相互に移設するだけの容易な作業で照明レイアウト変更を可能とするシステム天井用照明装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、このようなシステム天井では、照明設備とそれ以外のスプリンクラー、空調、スピーカー、非常用照明器具などの各種設備とを一体化してコンパクトにレイアウトする要望が強く、照明器具の一部に設けた設備プレートに各種設備を設置することができる照明装置も開発されている。例えば、空調機器を内蔵可能な照明装置では、室内の空気を取り入れる流入口と、取り入れた空気を天井裏などに排気するための流出口を備えている。
特開2008−282782号公報
しかしながら、従来のシステム天井用照明装置は、上述したように室内の空気を取り入れる流入口と取り入れた空気を天井裏に排出するための流出口とを有しているが、単に排気を行うことのみを目的としたものである。また一方で、光源にLEDなどを使用した照明装置においては、光源からの発熱により光源の劣化が進み、寿命が短くなるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、室内からの空気を用いて光源を冷却することができる照明装置を提供することを目的とする。さらに、光源にLEDなどを使用して照明装置を薄型にした場合であっても、室内の空気を排出する流路を確保することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、光源ユニットと、空気の流入口及び第1流出口を有し、前記光源ユニットと隙間を設けて該光源ユニットを収容する収容部とを備え、前記流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路を有し、該第1流路の少なくとも一部は、前記光源ユニットに沿って形成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットと、空気の流入口及び第1流出口を有し、光源ユニットと隙間を設けて光源ユニットを収容する収容部とを備えている。流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路を有し、第1流路の少なくとも一部は、光源ユニットに沿って形成されている。これにより、室内からの空気を用いて光源ユニットを冷却することができる。さらに、光源ユニットにLEDなどを使用して照明装置を薄型にした場合であっても、室内の空気を排出する流路を確保することができる。
本発明に係る照明装置は、光源ユニットと、空気の流入口及び第1流出口を有し、前記光源ユニットと隙間を設けて該光源ユニットを収容する収容部とを備え、前記流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路を有する照明装置において、前記収容部は、前記第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、該第2流出口及び前記流入口と連通する第2流路を有することを特徴とする。
本発明にあっては、収容部は、第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、第2流出口及び流入口と連通する第2流路を有する。これにより、流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路の他に、第2流出口及び流入口と連通する第2流路を有することにより、装置を薄型化すべく隙間を狭くした場合でも、第1流路とは別の第2流路で空気の流路を確保することができる。
本発明に係る照明装置は、前記収容部は、前記第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、該第2流出口及び前記流入口と連通する第2流路を有することを特徴とする。
本発明にあっては、収容部は、第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、第2流出口及び流入口と連通する第2流路を有する。これにより、流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路の他に、第2流出口及び流入口と連通する第2流路を有することにより、装置を薄型化すべく隙間を狭くした場合でも、第1流路とは別の第2流路で空気の流路を確保することができる。
本発明に係る照明装置は、前記第2流出口を含む第2流路の最小断面積は、前記流入口の断面積から前記第1流出口を含む前記第1流路の最小断面積を減算した値以上であることを特徴とする。
本発明にあっては、第2流出口を含む第2流路の最小断面積は、流入口の断面積から第1流出口を含む第1流路の最小断面積を減算した値以上である。装置を薄型化すべく隙間を狭くした場合に、流入口の断面積に比べて、第1流路の断面積が小さくなるときでも、第2流路により流入口の断面積だけの流路面積を第1流路及び第2流路で確保することができ、空気の排気に必要な流路面積を確保することができる。
本発明に係る照明装置は、前記光源ユニットは、箱状をなし、前記収容部は、天板及び該天板の周囲に設けられた側板を有し、前記光源ユニットの上面と前記天板との間に前記隙間を設けてあり、前記天板に前記第1流出口と第2流出口とを離隔して設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは、箱状をなし、収容部は、天板及び天板の周囲に設けられた側板を有し、光源ユニットの上面と天板との間に隙間を設けてあり、天板に第1流出口と第2流出口とを離隔して設けてある。これにより、第1流路を流れる空気は光源ユニットの上面に沿った隙間を流れることにより、空気の流路を確保しつつ光源ユニットで発生する熱を放熱することができる。
本発明に係る照明装置は、前記収容部は、前記天板に対向して前記側板に囲まれた開口部を設けてあり、前記光源ユニットを前記収容部に収容した状態で前記開口部の一部が前記流入口をなすようにしてあり、前記流入口に対向して前記第2流出口を設けてあり、前記光源ユニットと前記側板の一部との間に前記第2流路を設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、収容部は、天板に対向して側板に囲まれた開口部を設けてあり、光源ユニットを収容部に収容した状態で開口部の一部が前記流入口をなすようにしてあり、流入口に対向して第2流出口を設けてあり、光源ユニットと側板の一部との間に第2流路を設けてある。これにより、装置を薄型化して光源ユニットと天板との隙間を狭くした場合でも、第2流路の断面積が小さくなることがなく、空気の排気に必要な流路面積を確保することができる。
本発明に係る照明装置は、前記流入口からの前記第2流出口の視認を遮るための遮蔽部材を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、流入口からの第2流出口の視認を遮るための遮蔽部材を備える。これにより、流入口から空気の流出口が見えないようにすることができ、装置の美観を損なうことがない。
本発明に係る照明装置は、前記光源ユニットは、光源としての発光ダイオードを有することを特徴とする。
本発明にあっては、光源ユニットは、光源としての発光ダイオードを有する。発光ダイオード(LED)を使用することで照明装置を薄型にすることができるとともに、発光ダイオードから発せられる熱を効率よく放熱することができる。
本発明によれば、室内から排出する空気を用いて光源からの発熱を放熱することができる。また、装置を薄型化した場合でも、空気の流路を確保することができる。
本発明に係る照明装置の設置例を示す説明図である。 本発明に係る照明装置の分解斜視図である。 本発明に係る照明装置の上側から見た斜視図である。 本発明に係る照明装置の下側から見た斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す縦断面図である。 本発明に係る照明装置の要部断面図である。 本発明に係る照明装置の他の例を示す縦断面図である。 他の設備を取り付けた照明装置の外観斜視図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る照明装置100の設置例を示す説明図であり、図2は本発明に係る照明装置100の分解斜視図であり、図3は本発明に係る照明装置100の上側から見た斜視図であり、図4は本発明に係る照明装置100の下側から見た斜視図である。図1に示すように、照明装置100は、天井に金属製のTバー(骨組み)を格子状に施設し、施設したTバーの所要の位置に取り付けることができる。また、施設したTバー上には天井仕上げ材を載せている。そして、照明装置100の中央部の開口には、他の設備用の設備プレート(例えば、空調機器など)を取り付けることができる構成にしてあり、照明設備と他の設備が一体となって天井に配置される。
図2に示すように、照明装置100は、本体フレーム70、本体フレーム70に内蔵される電源部60、本体フレーム70とは別体であって、本体フレーム70に対して着脱可能にしてある箱状の光源ユニット50などを備えている。本体フレーム70は、Tバー取付金具によりシステム天井の格子状に施設されたTバーの所要の箇所に固定することができる。なお、以下、照明装置100は、システム天井に設置されるものとして説明するが、本発明に係る照明装置100は、システム天井用に限定されるものではない。
光源ユニット50は、アルミニウム製などの放熱性に優れた金属製で放熱板としての機能を有するLEDベース41、LEDベース41にビス等で固定され、光源としてのLEDチップが基板に複数実装されたLEDモジュール42、LEDチップの実装位置に合わせてLEDチップを挿通する挿通孔を設けてあり、LEDチップから発せられる光を反射する反射シート43、LEDチップからの光を透過する透光板としての光透過パネル44などを備えている。
電源部60は、交流電圧を所定の直流電圧に変換する変換回路などを構成する電気部品が実装された電源基板61、電源基板61を保護する電源基板カバー63、LEDチップの発光量を制御して調光する調光回路などを構成する電気部品が実装された調光基板62、調光基板62を保護する調光基板カバー64、商用電源からの電源線を電源部60に接続するための速結端子台65などを備えている。なお、調光基板62、調光基板カバー64は必須ではなく、調光機能を有しない照明装置では省略することができる。
本体フレーム70は、それぞれの面が略矩形状の箱状であって、中央部には、スプリンクラー、空調、スピーカー、非常用照明器具などの他の設備を設置するための開口80を設けてある。開口80の両側方には、光源ユニット50を収容するための収容部90を設けている。本体フレーム70の一方の収容部90の上側には、電源部60を収容するためのスペース81を設けている。なお、光源ユニット50の消費電力が大きい場合などには、電源部60をそれぞれの収容部90の上側に設けて所要の電力を供給するようにしてもよい。
電源部60と光源ユニット50との間には、不図示の配線が施されており、例えば、配線用コネクタを介して配線の接続、取り外しを行うことができる。
図2〜図4に示すように、収容部90は、箱状の空間であり、天板71及び天板71の周囲に設けられた側板72、73、74を有する。収容部90は、天板71に対向して側板72、73、74に囲まれた開口部75を設けている。そして、光源ユニット50を収容部90に収容した状態で開口部75の一部が空気の流入口751をなすようにしてある。また、収容部90は、光源ユニット50を収容した状態で、光源ユニット50の上面と天板71との間に後述する隙間82を設けてある(後述の図5参照)。
天板71には、流入口751から取り入れた空気を排出するための第1流出口711と第2流出口712とを離隔して設けてある。第1流出口711は、光源ユニット50の略中央部上側に位置し、光源ユニット50の長手方向に沿って3つの矩形状の通気穴である。なお、第1流出口711の形状や個数は一例であって、これに限定されるものではない。また、電源部60を収容するスペース81を設けない場合には、第1流出口711を天板71の縁辺(開口80の縁辺)近傍に沿って設けることもできる。
上述のとおりに、流入口751と第1流出口711とを設けることにより、流入口751、光源ユニット50と天板71との間の隙間82及び第1流出口711を通じて第1流路R1が形成されている。また、第1流路R1が、光源ユニット50に沿って形成されている。これにより、流入口751から取り入れた空気が第1流出口711から排出される間に光源ユニット50の上面(LEDベース41)を一方の長手側の縁辺から他方の長手側の縁辺まで流れることになり、LEDベース41全体が冷却されて放熱効果を向上させることができる。なお、第1流路R1は、流路の全長に亘って光源ユニット50に沿っている必要はなく、光源ユニット50の上面のみといった少なくとも一部に沿っていれば、放熱効果を得ることが可能である。
第2流出口712は、流入口751に対向する天板71の位置に設けてあり、光源ユニット50の長手方向に沿って形成された矩形状の通気穴である。なお、第2流出口712の形状や個数は一例であって、これに限定されるものではない。そして、光源ユニット50が収容部90に収容された状態で、光源ユニット50と側板73(側板72、73、74の一部)との間に第2流路R2を設けている。
図5は本発明に係る照明装置100の一例を示す縦断面図であり、図6は本発明に係る照明装置100の要部断面図である。図6は図5の符号Aで示す要部の拡大図である。図5に示すように、流入口751から取り入れられた空気(図中矢印)は、第1流出口711及び第2流出口712から排気される。
図5及び図6に示すように、収容部90は、第1流出口711とは別個の第2流出口712を有し、第2流出口712及び流入口751と連通する第2流路R2を有する。これにより、流入口751、隙間82及び第1流出口711を通じて形成された第1流路R1の他に、第2流出口712及び流入口751と連通する第2流路R2を有することにより、装置を薄型化すべく隙間82を狭くした場合でも、第1流路R1とは別の第2流路R2で空気の流路を確保することができる。
また、第2流出口712を含む第2流路R2の最小断面積は、流入口751の断面積から第1流出口711を含む第1流路R1の最小断面積を減算した値以上である。装置を薄型化すべく隙間82を狭くした場合に、流入口751の断面積に比べて、第1流路R1の断面積が小さくなるときでも、第2流路R2により流入口751の断面積だけの流路面積を第1流路711及び第2流路712で確保することができる。例えば、装置を薄型化する場合、光源ユニット50の縁部と収容部90の天板71または側板73等で囲まれる流路のうち断面積が最も小さくなる部分の断面積が流入口751の断面積よりも小さくなるときでも、第1流路R1を補うべく第2流路R2を設け、かつ第2流路R2の断面積で第1流路R1の断面積の不足分を補うことにより、空気の排気に必要な流路面積を確保することができる。特に、流入口751の断面積よりも第1流路R1の断面積が小さくなると、空気の流量や流速によっては騒音が発生する事態も起こりえるが、本発明によれば、かかる騒音も防止することができる。
また、天板71には、光源ユニット50の略中央部上側の位置に第1流出口711を設け、第1流出口711と離隔し、流入口751に対向する位置に第2流出口712を設けてある。これにより、第1流路R1を流れる空気は光源ユニット50の上面に沿った隙間を流れることにより、空気の流路を確保しつつ光源ユニット50で発生する熱を放熱することができる。すなわち、光源ユニット50に内蔵された光源などの部品により生ずる発熱を効率良く放熱することができ、熱による寿命劣化を抑制して光源ユニット50の交換までの時間を長くすることができ、メンテナンスの頻度を抑えることができる。
また、流入口751に対向して第2流出口712を設けてあり、光源ユニット50と側板73との間に第2流路R2を設けてある。これにより、装置を薄型化して光源ユニット50と天板71との隙間82を狭くした場合でも、第2流路R2の断面積が小さくなることがなく、空気の排気に必要な流路面積を確保することができる。
また、流入口751からの第2流出口712の視認を遮るための遮蔽部材713を備える。遮蔽部材713は、例えば、第2流出口712と略同寸法の矩形状をなした断面がL字状の板状とすることができ、流入口751から見て第2流出口712が隠れる程度に、第2流出口712から適長の寸法離隔させて設けることができる。これにより、流入口751から空気の第2流出口712が見えないようにすることができ、装置の美観を損なうことがない。なお、流入口751から第1流出口711や電源部60が視認できる場合には、遮蔽部材713で第1流出口711や電源部60を隠すように遮蔽部材713の形状や大きさを変更すればよい。
図7は本発明に係る照明装置100の他の例を示す縦断面図である。図7の例では、適長離隔した遮蔽板714、715を設けている。遮蔽板714は、流入口751からの第2流出口712の視認を遮るためのものであり、遮蔽板715は、流入口751からの第1流出口711や電源部60の視認を遮るためのものである。なお、この場合も、第2流出口712を含む第2流路R2の最小断面積は、流入口751の断面積から第1流出口711を含む第1流路R1の最小断面積を減算した値以上である。
また、図4に示すように、光源ユニット50は、光透過パネル44を下側に向けて収容部90に収容されている。光源ユニット50は、平面視が、例えば、長方形状であって、光源ユニット50のLEDベース41の一方の長辺側の辺縁付近には、1対の突起部411を設けてある。そして、収容部90の突起部411に対応する位置には、突起部411を緩挿する緩挿部721、741を設けてある。光源ユニット50は、突起部411を緩挿部721、741に緩挿させた状態で突起部411同士を結ぶ仮想軸(不図示)回りに揺動させて収容部90に収容することができ、また、収容部90から取り出すことができる。
光源ユニット50のLEDベース41の他方の長辺側の辺縁付近には、取付金具(不図示)を備え、光源ユニット50を収容部90に収容した状態で、取付金具をねじで本体フレーム70に固定することにより、光源ユニット50を本体フレーム70に固定することができる。これにより、光源ユニット50を本体フレーム70に確実に固定することができ、光源ユニット50の落下を確実に防止することができる。
図8は他の設備を取り付けた照明装置100の外観斜視図である。図8の例は、他の設備として空調設備200を取り付けている。図8において、201は空気の吹出口である。本発明によれば、空調設備200の空気の吹出口201から室内に空調済みの空気が供給され、室内の空気を流入口751から取り入れ、天井裏へ排気することができる。この際に、装置を薄型化した場合であっても、空気の流路を確保することができ、また光源ユニット50で発生する熱を放熱することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、装置を薄型化すべく隙間を狭くした場合でも、第1流路とは別の第2流路で空気の流路を確保することができる。
上述の実施の形態では、光源ユニット50はLEDを内蔵する構成であったが、LEDの他に電源部やその他の機能部品を内蔵する構成であってもよい。これにより、電源部やその他の機能部品から発生する熱も放熱することができる。
上述の実施の形態では、いわゆるシステム天井用の照明装置を例として説明したが、本発明は、光源ユニットを内蔵した薄型照明装置であれば、どのような照明装置にも適用することができる。また、照明装置の形状は矩形状に限定されるものではなく、円形状であってもよい。
50 光源ユニット
70 本体フレーム
71 天板
72、73、74 側板
711 第1流出口
712 第2流出口
713 遮蔽部材
714、715 遮蔽板
75 開口部
751 流入口
82 隙間
90 収容部
R1 第1流路
R2 第2流路

Claims (8)

  1. 光源ユニットと、空気の流入口及び第1流出口を有し、前記光源ユニットと隙間を設けて該光源ユニットを収容する収容部とを備え、前記流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路を有し、
    該第1流路の少なくとも一部は、前記光源ユニットに沿って形成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 光源ユニットと、空気の流入口及び第1流出口を有し、前記光源ユニットと隙間を設けて該光源ユニットを収容する収容部とを備え、前記流入口、隙間及び第1流出口を通じて形成された第1流路を有する照明装置において、
    前記収容部は、前記第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、
    該第2流出口及び前記流入口と連通する第2流路を有することを特徴とする照明装置。
  3. 前記収容部は、前記第1流出口とは別個の空気の第2流出口を有し、
    該第2流出口及び前記流入口と連通する第2流路を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記第2流出口を含む第2流路の最小断面積は、前記流入口の断面積から前記第1流出口を含む前記第1流路の最小断面積を減算した値以上であることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記光源ユニットは、箱状をなし、
    前記収容部は、
    天板及び該天板の周囲に設けられた側板を有し、
    前記光源ユニットの上面と前記天板との間に前記隙間を設けてあり、
    前記天板に前記第1流出口と第2流出口とを離隔して設けてあることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記収容部は、
    前記天板に対向して前記側板に囲まれた開口部を設けてあり、
    前記光源ユニットを前記収容部に収容した状態で前記開口部の一部が前記流入口をなすようにしてあり、
    前記流入口に対向して前記第2流出口を設けてあり、
    前記光源ユニットと前記側板の一部との間に前記第2流路を設けてあることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記流入口からの前記第2流出口の視認を遮るための遮蔽部材を備えることを特徴とする請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記光源ユニットは、光源としての発光ダイオードを有することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の照明装置。
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