JP2008269953A - 照明器具、天井埋込形照明器具 - Google Patents

照明器具、天井埋込形照明器具 Download PDF

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正一 諏訪
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Abstract

【課題】器具内に低温の空気が流入した場合でも照度の低下を防止する。
【解決手段】天井埋込形蛍光灯照明器具990において、器具本体500にはアマルガムランプ700を取り付けるソケット取付部520を備え、ソケット取付部520のそばには放熱穴300を配置している。また、天井埋込形蛍光灯照明器具990は放熱穴300を開閉する放熱弁100と温度変化によって放熱弁100を上下動させて放熱穴300を開閉するアクチュエータ200とを有する。アクチュエータ200には温度変化する形状記憶合金製のバネと通常のバネとを組み合わせた構造を有する。温度上昇時には形状記憶合金製のバネが伸長して放熱弁100を持ち上げて放熱穴300を開き、温度下降時には通常のバネが伸長して放熱弁100を引き下げて放熱穴300を閉じる。これにより、アマルガム710部分の温度を一定に保ち、アマルガムランプ700の光束の低下を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、温度対策を施した照明器具、天井埋込形蛍光灯照明器具および照明システムに関するものである。
蛍光灯ランプの光束はランプの周囲温度により変化し、より高い照度を得るためにはランプの特性を決定するポイント(最冷点やアマルガム部分)の温度管理が必要となる。
プレナムリターン方式の空調の使用や換気扇などを使用した場合、冷風が器具内へ流入して照明器具内の温度低下が発生し、アマルガムランプにおいては光束が急激に低下する不具合がある。これを「過冷却による照度低下現象」という。
過冷却による照度低下現象を防ぐためにはランプソケット周辺を覆って冷風がランプソケット周辺に流入しないようにする構造が有効である。しかし、ランプソケット周辺を覆う構造ではランプ周辺部の温度が通常状態で過度に上昇してしまい、最適な使用温度を超過して照度低下が発生する。特に高ワッテージのランプにおいてはこの現象が顕著に発生する。
特許文献1〜特許文献4にはランプ部分の温度変化について対策を施した照明器具について開示されている。
特開2005−216506号公報 特開2000−348531号公報 特開2003−272436号公報 特開2005−216507号公報
しかし、特許文献1〜特許文献4に記載された技術を用いても、過冷却をある程度防ぐことができても放熱は十分にできないというような課題がある。
本発明は、例えば、器具内に低温の空気が流入した場合でも照度の低下を防止し、さらに、通常の点灯状態においても高い照度を維持できる、低コストで器具効率(点灯効率)のよい照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、換気孔を有する器具カバーと、前記器具カバーの前記換気孔を開閉する放熱弁と、前記器具カバー内の温度を感知する感知器を有し、前記感知器の感知結果に応じて前記放熱弁を制御して前記器具カバーの前記換気孔を開閉する開閉機構とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、温度に応じて放熱弁を開閉して器具内の温度を調整する開閉機構を有することにより、例えば、器具内に低温の空気が流入した場合でも照度の低下を防止し、さらに、通常の点灯状態においても高い照度を維持できる、低コストで器具効率のよい照明器具を提供することができる。
実施の形態1.
実施の形態1において、照明器具内の温度を感知して自動的に放熱弁を開閉することにより器具内の温度を調整する機構(アクチュエータ200)を持つ天井埋込形蛍光灯照明器具990について説明する。
図1は、実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990の内部構成図である。
図2は、実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990の平面図である。
実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990の全体構成について図1、図2に基づいて以下に説明する。
図1は天井埋込形蛍光灯照明器具990の主要な内部構成を側方から示し、天井埋込形蛍光灯照明器具990を上方から示した図2におけるA−A断面図に相当する。
図1において、天井埋込形蛍光灯照明器具990は天井900に埋設する照明器具であり、アマルガムランプ700、器具本体500、反射笠510、電源装置600、アクチュエータ200および放熱弁100を主な構成要素とする。
アマルガムランプ700はソケット720にアマルガム710が封入されたランプであり、電源装置600から供給される電力により発光する。また、アマルガムランプ700のソケット720が器具本体500のソケット取付部520に電気的・物理的に接続されて、アマルガムランプ700は器具本体500に取り付けられる。
器具本体500はツバ部502と取付具501とにより天井板に固定して天井900に埋め込むように設置される。また、器具本体500は器具上部530と器具下部540との二段構成を成す。また、器具上部530は上部天面531と上部側面532とを有して茶筒状を形成し、器具下部540は下部天面541と下部側面542とを有して茶筒状を形成する。
器具本体500において、器具上部530は、上部天面531にアマルガムランプ700を取り付けるソケット取付部520を有し、ソケット取付部520に取り付けられたアマルガムランプ700のソケット720部分を覆う。また、器具上部530の上部天面531には器具本体500内の空気の流路となり、アマルガムランプ700のソケット720に封入されたアマルガム710付近の熱気を換気する放熱穴300を設けている。
また、器具上部530には上部天面531の放熱穴300を開閉する放熱弁100と、器具本体500内の温度、特に、アマルガムランプ700に封入されたアマルガム710付近の温度に応じて放熱弁100を上下動させて放熱穴300を開閉して、器具本体500内の温度、特に、アマルガムランプ700に封入されたアマルガム710付近の温度を調整するアクチュエータ200とを備える。
器具本体500において、器具下部540は内部に、アマルガムランプ700が発光した光を反射して下方を照らす反射笠510を備える。
放熱弁100は器具本体500から放熱穴300を介して流出する空気の流路910となる放熱弁穴110を中央に有してドーナツ型を形成する。
実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990は放熱弁100とアクチュエータ200と放熱穴300とを有することを特徴とする。
天井埋込形蛍光灯照明器具990を上方から見た図2において、器具本体500の上部天面531にはアマルガムランプ700のソケット720を取り囲むように各方位に放熱穴300(放熱穴A300a〜放熱穴F300f)を設けている。また、アマルガムランプ700のソケット720を取り囲むように各方位にアクチュエータ200(アクチュエータA200a〜アクチュエータC200c)を設けている。
アクチュエータ200をアマルガムランプ700のソケット720を取り囲むように各方位に有することにより、アマルガムランプ700が器具本体500に取り付けられた際にソケット720に封入されたアマルガム710がどの方位に位置しても、少なくともいずれかのアクチュエータ200がアマルガム710付近の温度を感知することができる。
また、放熱穴300をアマルガムランプ700のソケット720を取り囲むように各方位に有することにより、アクチュエータ200がアマルガム710付近の温度が高温であることを感知して放熱弁100を持ち上げて各放熱穴300を開いた際、少なくともいずれかの放熱穴300がアマルガム710付近の熱気を器具本体500外に放出してアマルガム710付近の温度を下げることができる。また、アマルガム710付近の温度が低温であることを感知した際、アクチュエータ200は、放熱弁100を下ろして各放熱穴300を閉じることにより、器具本体500外からアマルガム710付近に流入する冷風の流路910を断ちアマルガム710部分の温度の低下を抑えることができる。
つまり、アクチュエータ200と放熱穴300とをアマルガムランプ700のソケット720を取り囲むように各方位に有することにより、天井埋込形蛍光灯照明器具990は取り付けられたアマルガムランプ700のアマルガム710部分の温度を一定範囲の温度で維持することができる。
図2において、放熱効果をより高めるために各放熱穴300の合計面積をより広げてもよい。例えば、連続して並ぶ複数の放熱穴300を繋ぎ合わせるとよい。また、アマルガム710部分の温度の感知精度をより高めるために、より多くのアクチュエータ200を設けてもよいし、各アクチュエータ200を放熱弁100の中心よりに配置してアマルガムランプ700に近づけてもよい。各アクチュエータ200は円形の放熱弁100を上下動させ易いように放熱弁100の円周方向に等間隔で配置するのが好ましい。
次に、実施の形態1における放熱弁100とアクチュエータ200との動作について図3〜図5に基づいて以下に説明する。
図3は、実施の形態1における放熱弁100とアクチュエータ200との連結部分の拡大図である。
図4は、実施の形態1における高温時の放熱弁100とアクチュエータ200との状態を示す図である。
図5は、実施の形態1における低温時の放熱弁100とアクチュエータ200との状態を示す図である。
図3において、アクチュエータ200(アクチュエータA)は温度と収縮量とに応じて弾性力を変化させる第一の弾性体としてNi−Ti(ニッケル・チタニウム)製の形状記憶合金バネ220を有し、収縮量に応じて弾性力を変化させる第二の弾性体としてSU304(ステンレス)製の通常バネ210を有する。形状記憶合金バネ220は高温になるにつれて図3に示すようにバネが伸びた状態に形状を復元させる形状記憶特性を有し、この形状記憶特性により高温になるにつれて強い弾性力を有する。通常バネ210は形状記憶合金バネ220のような特別な形状記憶特性や温度に応じて特別に変化する弾性を有していない。
また、アクチュエータ200は放熱弁100と連結する支持棒230を有する。支持棒230には通常バネ210と形状記憶合金バネ220とが縦方向(通常バネ210が上、形状記憶合金バネ220が下)に直列に取り付けられ、支持棒230は通常バネ210と形状記憶合金バネ220とが互いの弾性力が均等になるように伸縮することにより上下動する。そして、支持棒230の上下動に応じて放熱弁100は上下動して放熱穴300を開閉する。
形状記憶合金バネ220が低温になるにつれて弾性力を強くする特性を有するのであれば形状記憶合金バネ220を上、通常バネ210を下にして支持棒230に取り付ければよい。
形状記憶合金バネ220は温度の上昇と共に弾性力を強めるため、アクチュエータ200の周辺温度の上昇と共に形状記憶合金バネ220は図4に示すように伸長して通常バネ210を収縮させ支持棒230を持ち上げる。このとき、放熱弁100が上昇して放熱穴300を開き、器具本体500内の熱が放熱穴300から放熱される。
また、形状記憶合金バネ220の強まった弾性力はアクチュエータ200の周辺温度の低下と共に弱まり、通常バネ210は図5に示すように伸長して形状記憶合金バネ220を収縮させ支持棒230を引き下ろす。このとき、放熱弁100が下降して放熱穴300を閉じ、器具本体500内への冷気の流入が妨げられる。
つまり、アクチュエータ200は、高温を感知した際に図4に示すように放熱弁100を持ち上げて放熱穴300を開き、低温を感知した際に図5に示すように放熱弁100を引き下ろして放熱穴300を閉じることにより、アマルガム710付近の温度を一定に保つことができる。
また、アクチュエータ200は、アマルガム710付近が高温であるほど高く放熱弁100を持ち上げることにより放熱するための流路910を広くし、アマルガム710付近が低温であるほど低く放熱弁100を引き下ろすことにより冷気が流入する流路910を狭くする。
つまり、アクチュエータ200は高温・温度の上昇を感知した際にはアマルガム710付近の熱気の流出を促進させてアマルガム710部分の放熱効果を高め、低温・温度の低下を感知した際には冷気の流入を抑止してアマルガム710部分の過冷却を抑える。
また、図3に示すように、放熱弁100の上下動を助けるため、支持棒230と器具本体500との間にすき間240を設けてもよい。これにより、各アクチュエータ200間で周辺温度の差が生じて各アクチュエータ200間の上下動の量に多少のばらつきが生じても、支持棒230が多少傾いたり、前後左右に多少ずれたりする余裕が有るので、放熱弁100は上下動し易くなる。
また、図3に示すように、放熱穴300に対する密閉度を高めるため、弾性を有するシリコン材やゴム材でできたパッド部130を放熱弁100の金属部120と支持棒230との接続部分に設けてもよい。これにより、アクチュエータ200が放熱弁100を下げた際、パッド部130が放熱穴300を埋めるように器具本体500の上部天面531と密着するため、流路910をより完全に遮断してアマルガムランプ700の過冷却を防ぐことができる。
図6は、アマルガムランプ700が有する光束−温度特性の一例を示すグラフである。
図6では、天井埋込形蛍光灯照明器具990のように下向きにアマルガムランプ700を取り付けた場合、アマルガムランプ700は周囲温度が25℃程度のときに光束がランプ性能の100%となり、周囲温度が17℃〜29℃程度の範囲であれば100%に近い光束(例えば、98%以上の光束)を確保できることを示している。つまり、98%以上を目的の光束率とした場合、図6において、目的の光束率を確保するための最低周囲温度は17℃であり、目的の光束率を確保するための最高周囲温度は29℃である。
例えば、天井埋込形蛍光灯照明器具990に取り付けるアマルガムランプ700が図6に示す光束−温度特性を有する場合、100%に近い光束を確保するため、周囲温度が17℃以上29℃以下のときに、放熱弁100を器具本体500の上部天面531に接するように支持棒230を引き下げた状態において、互いの伸長力をおおよそ均等にする弾性力や長さを有する通常バネ210と形状記憶合金バネ220とをアクチュエータ200に用いるとよい。
例えば、周囲温度が17℃以上になった際に温度の上昇に合わせて伸長力を高め、周囲温度が29℃より大きくなった際に通常バネ210の伸長力より大きい伸長力となる形状記憶特性を有する形状記憶合金バネ220を用いて、アクチュエータ200の周囲温度が29℃以下のときに放熱弁100を器具本体500の上部天面531に密着させ、特に、アクチュエータ200の周囲温度が17℃未満のときに器具本体500の上部天面531に対する放熱弁100の密着度を最大にさせてもよい。
また、図6では、街路灯のように上向きにアマルガムランプ700を取り付けた場合、アマルガムランプ700は周囲温度が55℃程度のときに光束がランプ性能の100%となり、周囲温度が50℃〜60℃程度の範囲であれば100%に近い光束を確保できることを示している。アマルガムランプ700の光束はアマルガム710部分の温度に影響されるため、アマルガム710の封入されるソケット720を蛍光灯730の上側に位置させる下向きのアマルガムランプ700はソケット720を蛍光灯730の下側に位置させる上向きのアマルガムランプ700に比べて低い周囲温度のときに光束が100%になる。
また、図6では、アマルガムランプ700がアマルガム以外の封入物を用いるランプに対して高い光束レベル(例えば、98%)を確保できる周囲温度の幅が広い(例えば、17℃〜29℃)ことを示している。
実施の形態1では、器具の構成として、ソケット取付部520の周辺部に放熱用の換気穴(放熱穴300)と、その穴を覆う弁(放熱弁100)と、その弁を開閉する温度検知機能付のアクチュエータ200とを持つ天井埋込形蛍光灯照明器具990について説明した。
また、温度検知機能付のアクチュエータ200はNi−Ti等の形状記憶合金バネを用いていることを説明した。さらに、アクチュエータ200はランプ光束の低下が発生する高温時には弁を開き、低温時や冷風の流入時には弁を閉じるように特性が調整がされていることを説明した。
実施の形態1で説明した天井埋込形蛍光灯照明器具990の構造以外に、ランプソケット周辺部の温度上昇を防ぐための構造としてヒートシンクを用いる構造が考えられる。
しかし、ヒートシンク構造は、アルミダイキャスト部品が一般的に使われる、放熱フィンを有する、構造が複雑になる等の理由により、イニシャルコストもランニングコストもコスト高になるという課題を有する。
一方、実施の形態1における構造は、ヒートシンク構造のようにアルミダイキャスト部品や放熱フィンを有さなくても、ランプ特性を決定するポイント(例えば、アマルガム710が封入された部分)の近辺に温度検知機構を持つアクチュエータ200を有することにより、夏季や冬季などのように周囲環境が変化した場合でもランプ光束を最適に制御することができる。つまり、実施の形態1における構造はヒートシンク構造に比べてコストを低く抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態2ではアマルガム710から離れた部分に空気流入穴(空気流路用穴511)を設けた天井埋込形蛍光灯照明器具990について説明する。
図7、図8は、実施の形態2における天井埋込形蛍光灯照明器具990の内部構成図である。
図7は放熱弁100が持ち上がり放熱穴300が開いている状態を示し、図8は放熱弁100が放熱穴300を閉じている状態を示している。
前記実施の形態1において、放熱弁100を閉じた状態でも、換気扇の能力が高いなどの理由により室内と天井裏との圧力差が高い場合、放熱弁100と上部天面531との小さな隙間から冷風が高い流速でアマルガム710付近に流入してアマルガム710に過冷却が発生することも考えられる。
そこで、実施の形態2における天井埋込形蛍光灯照明器具990には、図7や図8に示すように、アマルガム710付近に流入する冷風の流量と流速を緩和するために、アマルガム710から離れた部分に空気流路用の穴(以下、空気流路用穴511とする)を設けている。
さらに、実施の形態2における天井埋込形蛍光灯照明器具990には、図7や図8に示すように、空気流路用穴511から流れて込んでくる冷風がアマルガムランプ700(特に、アマルガム710部分)に直接当たらないようにするため、流路制御構造として防風壁512を設けている。
空気流路用穴511は、ソケット取付部520から離れた場所、つまり、アマルガムランプ700が取り付けられた際のアマルガム710部分から離れた場所にある反射笠510に設けられている。
これにより、器具本体500外と器具本体500内とに気圧差が生じた場合でも、器具本体500外から器具本体500内に流入しようとする空気(冷風)は放熱弁100と放熱穴300とのすき間といった流入しづらい箇所からよりも空気流路用穴511から器具本体500内に流入するため、空気流路用穴511から離れた場所にあるアマルガム710の過冷却を防止することができる。また、空気流路用穴511から外気が流入し易いことにより、アマルガム710に対する放熱効果が高まる。
また、防風壁512は、空気流路用穴511を有する反射笠510部分の内方であり空気流路用穴511とアマルガムランプ700との間に設けられている。
これにより、空気流路用穴511から流入する外気は蛍光灯730に直接当たらないため、空気流路用穴511からの外気により蛍光灯730が急激に温度を低下させ、アマルガム710が蛍光灯730の温度低下に伴って過冷却を起こすということを防げる。また、空気流路用穴511から流入する外気はアマルガム710部分にも直接当たらないため、アマルガム710が空気流路用穴511からの外気により過冷却を起こすことを防ぐことができる。
実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990の内部構成図。 実施の形態1における天井埋込形蛍光灯照明器具990の平面図。 実施の形態1における放熱弁100とアクチュエータ200との連結部分の拡大図。 実施の形態1における高温時の放熱弁100とアクチュエータ200との状態を示す図。 実施の形態1における低温時の放熱弁100とアクチュエータ200との状態を示す図。 アマルガムランプ700が有する光束−温度特性の一例を示すグラフ。 実施の形態2における天井埋込形蛍光灯照明器具990の内部構成図。 実施の形態2における天井埋込形蛍光灯照明器具990の内部構成図。
符号の説明
100 放熱弁、110 放熱弁穴、120 金属部、130 パッド部、200 アクチュエータ、200a アクチュエータA、200b アクチュエータB、200c アクチュエータC、210 通常バネ、220 形状記憶合金バネ、230 支持棒、240 すき間、300 放熱穴、300a 放熱穴A、300b 放熱穴B、300c 放熱穴C、300d 放熱穴D、300e 放熱穴E、300f 放熱穴F、500 器具本体、501 取付具、502 ツバ部、510 反射笠、511 空気流路用穴、512 防風壁、520 ソケット取付部、530 器具上部、531 上部天面、532 上部側面、540 器具下部、541 下部天面、542 下部側面、600 電源装置、700 アマルガムランプ、710 アマルガム、720 ソケット、730 蛍光灯、900 天井、910,911 流路、990 天井埋込形蛍光灯照明器具。

Claims (9)

  1. 照明器具において、
    換気孔を有する器具カバーと、
    前記器具カバーの前記換気孔を開閉する放熱弁と、
    前記器具カバー内の温度を感知する感知器を有し、前記感知器の感知結果に応じて前記放熱弁を制御して前記器具カバーの前記換気孔を開閉する開閉機構と
    を備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記器具カバーはランプのソケットを取り付けるソケット取付部を有し、
    前記器具カバーの前記換気孔と前記開閉機構の前記感知器との少なくともいずれかが前記ソケット取付部の周辺部に配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記開閉機構の前記感知器は温度に応じて変形する形状記憶合金を用いて温度を感知することを特徴とする請求項1〜請求項2いずれかに記載の照明器具。
  4. 前記開閉機構は
    前記感知器として温度を感知して温度に応じて弾性を変化させる第一のバネと第一のバネに比べて温度に応じて弾性を変化させない第二のバネとを有すると共に前記第一のバネと前記第二のバネとを直列方向に配置し、
    前記第一のバネと前記第二のバネとの弾性に応じて前記放熱弁を前記第一のバネと前記第二のバネとの直列方向に動かす
    ことを特徴とする請求項1〜請求項2いずれかに記載の照明器具。
  5. 照明器具において、
    ランプのソケットを取り付けるソケット取付部と、前記ソケット取付部の周囲を覆うと共に前記ソケット取付部の周辺部に換気孔を有する覆い部とを有する器具カバーと、
    前記器具カバーの前記換気孔を開閉する放熱弁と、
    前記放熱弁の前記ソケット取付部の周辺部に配置されて前記放熱弁の前記ソケット取付部にランプが取り付けられた際に取り付けられたランプのソケット部分の温度を感知する感知器を有し、前記感知器の感知結果に応じて前記放熱弁を動作させて前記器具カバーの前記換気孔を開閉する開閉機構と
    を備えたことを特徴とする照明器具。
  6. 前記器具カバーは前記ソケット取付部の周辺部から離れた位置に通風孔を有することを特徴とする請求項5記載の照明器具。
  7. 前記器具カバーは前記ソケット取付部にランプが取り付けられた際にランプの発光部の側方を覆う笠部を有し、前記笠部は前記通風孔を有することを特徴とする請求項6記載の照明器具。
  8. 前記器具カバーは前記笠部の前記通風孔が位置する部分において前記笠部とランプが取り付けられた際のランプの発光部との間に防風壁を有することを特徴とする請求項7記載の照明器具。
  9. 請求項1〜請求項8いずれかに記載の照明器具と、前記照明器具を天井に取り付ける取付具とを備えることを特徴とする天井埋込形照明器具。
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