JPH1037447A - 天井裏点検口の構造 - Google Patents

天井裏点検口の構造

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JPH1037447A
JPH1037447A JP8209262A JP20926296A JPH1037447A JP H1037447 A JPH1037447 A JP H1037447A JP 8209262 A JP8209262 A JP 8209262A JP 20926296 A JP20926296 A JP 20926296A JP H1037447 A JPH1037447 A JP H1037447A
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ceiling
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Kazuharu Mori
和晴 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井裏点検口を、室内の美観を損なうことな
く、天井に取り付けられた冷暖房機器や空調機器、音響
機器などの室内電気機器の取付箇所に極接近させて天井
裏点検口を設け、それら室内電気機器の修理点検をし易
くする。 【解決手段】 天井板11を切り取って設けた開口12
に蓋体13を上下方向に挿抜自在に嵌め込んで天井裏点
検口14を構成する。開口12の周縁の向き合う2辺1
5・16の天井板の天井裏側は枠材17で縁取り、その
枠材17に開けた貫通孔18に差し込んで取り付けられ
たボルト21に、蓋体13の蝶螺子27を螺着し、その
蝶螺子27によって蓋体13を開口12に固定する。蓋
体13の上面31を、天井裏から吊り降ろされるワイヤ
ー30に連結し、蓋体13が外れても床に落下しないよ
うにする。蓋体13には照明器具23が装着して、天井
裏点検口14を照明機器のように見せ装い、室内装飾上
での違和感をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内部の天井に
設けられる天井裏点検口の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時の建物では、照明機器のみならず、
冷暖房機器や空調機器、音響機器などの種々の室内電気
機器が天井に取り付けられることが多い。しかし、それ
らの室内電気機器の多くは照明機器に比して大きく、そ
れ故に、室内の美観やスペースを考慮して天井に取り付
けられるのであるが、冷暖房機器や空調機器は四季に応
じて定期的修理点検を必要とし、その修理点検時の天井
裏への出入りのための天井裏点検口が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天井への点検口は、そ
れが室内で最もよく見える天井に取り付けられるので、
室内装飾上好ましいものではなく、人目に付かない押入
れ等の天井に設けられることが多い。しかし、そうする
と修理点検を必要とする機器の取付箇所までの距離が長
くなり、修理点検時にはその間で天井裏を辿え歩かなけ
ればならなくなる。そして、その際、天井裏の梁に当た
ったり、天井板や野地板、野縁等を踏み外すと言った危
険が生じる。
【0003】
【発明の目的】そこで本発明は、天井裏点検口を、室内
の美観を損なうことなく、天井に取り付けられた冷暖房
機器や空調機器、音響機器などの室内電気機器の取付箇
所に極接近させて天井裏点検口を設け、それら室内電気
機器の修理点検をし易くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る天井裏点検
口は、天井板を切り取って設けた開口に蓋体を上下方向
に挿抜自在に嵌め込んで構成され、その開口の周縁の向
き合う2辺の天井板の天井裏側が枠材で縁取られ、水平
に向けた貫通孔が当該枠材に開口の内側に面して開けら
れており、ネジ孔の長さ方向の一端に基盤が取り付けら
れたボルトが、当該基盤を当該開口の外側に向けて、当
該貫通孔に差し込まれており、当該基盤がビスによって
上記枠材に固定されており、上記蓋体が筐形を成し、そ
の内部に照明器具が装着されており、その蓋体の室内に
面する底面が当該照明器具の投光面となっており、その
蓋体の周囲側面に縦長孔が開けられており、その縦長孔
に差し込んだ蝶螺子が、上記枠材の貫通孔に通して上記
ボルトに螺着され、その蝶螺子によって蓋体が上記開口
に固定されており、また、天井裏に面する蓋体の上面に
リングが取り付けられており、天井裏から吊り降ろされ
るワイヤーの下端にユニバーサルジョイントを介して取
り付けられた鉤付きフックが上記リングに連結されてい
ることを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係る天井裏点検
口14の構造を図示する側面断面図であり、天井裏点検
口14は天井板11を切り取って設けた開口12に蓋体
13を上下方向に挿抜自在に嵌め込んで構成されてい
る。開口12の周縁の向き合う2辺15・16の天井板
の天井裏側が枠材17で縁取られており、当該枠材17
の開口12の内側に面した部分には貫通孔18が水平に
向けて開けられている。その貫通孔18には、ネジ孔1
9の長さ方向の一端に基盤20が取り付けられたボルト
21が、その基盤20を開口12の外側に向けて差し込
まれており(図4)、その基盤20はビス22によって
枠材17に固定されている。
【0005】蓋体13は筐形を成し、その内部に照明器
具23が装着されており、その蓋体13の室内に面する
底面24は照明器具23の投光面になっている。蓋体1
3の周囲側面25に縦長孔26が開けられている。その
縦長孔26に差し込んだ蝶螺子27は、枠材17の貫通
孔18に通され、そのボルト21に螺着され、その蝶螺
子27によって蓋体13が開口12に固定されている。
【0006】天井裏に面する蓋体13の上面31にリン
グ32が取り付けられており、天井裏から吊り降ろされ
るワイヤー30の下端にユニバーサルジョイント28を
介して取り付けられた鉤付きフック29が、そのリング
32に連結されている。図示する天井裏点検口14で
は、リング32にアイボルトが使用されている。
【0007】ワイヤー30は合計4本吊り下げられてお
り、その長さは開口12を通して吊り降ろした場合に、
その下端33が天井34から1m〜1.5mのレベルに
達する長さになっている。それら4本のワイヤー30の
下端33は、天井裏側となる蓋体13の上面31の四隅
に連結されている。 蓋体13の内蔵する照明器具23
への電線(図示せず)は、ワイヤー30よりも長く、開
口12から垂れ下がる長さにしてもよいし、天井裏のコ
ンセントと照明器具23の間を切り離せるようにしても
よい。
【0008】蓋体13は、開口12に押し込み、縦長孔
26からボルト21のネジ孔19へと蝶螺子27を差し
込んで螺着して天井34に固定され、天井裏35への出
入りを必要とする場合は、この蝶螺子27を外して蓋体
13を吊り降ろす。そのとき4本中の2本のワイヤー3
0bを蓋体13から外せば、ブランコのように蓋体13
を片側に引き寄せ易くなり(図5)、開口12の下に脚
立を置いて天井裏35を覗き込んだり出入りし易くな
る。
【0009】
【発明の効果】上記の通り本発明によると、蝶螺子27
を回すだけで蓋体13を開口12から取り外すことが出
来る。その外した蓋体13は、ワイヤー30で開口12
から吊り降ろされることになる(図2)。従って、その
外した蓋体13を誤って床面に落とす危険はなく、フッ
ク29を開いてリング32から外し、修理点検に邪魔に
ならない箇所に移動することも出来る。
【0010】このフック29はユニバーサルジョイント
28を介してワイヤー30に接続されている。このた
め、フック29をリング32に引っ掛ける際に、フック
29とリング32の方向を合わせる必要がなく、また、
ワイヤー30に捩れが生じてワイヤー30が絡れ合うよ
うなことは起こらない。
【0011】そして、蓋体13は、照明器具23を内蔵
し、底面が投光部24となっていて照明器具を兼ねるの
で、それを開口12に嵌め合わせた状態では点検口とし
ての外観を呈しない。従って、本発明に係る天井裏点検
口14は室内の美観を損なわない。
【0012】特に、蓋体13を天井裏の枠材17に取り
付けるための蝶螺子27を差し込む蓋体13の周囲側面
25の縦長孔26が縦長になっており、その縦長孔26
に差し込んだ蝶螺子27を少し締め付けた状態で上下に
移動することが出来、取り外す際に、周囲側面25が部
屋内側に少し出た状態になり、確実にサポートし、安全
に作業を実施することが出来る。このため、その蝶螺子
27によって枠材17に仮止めした蓋体13を、天井裏
側に強く押し込んで、投光部24を縁取る蓋体13の底
面の縁取りを、開口12を縁取る天井板11に密着させ
ることが出来、照明器具としての天井裏点検口14の仕
上がりを美しくすることが出来る。
【0013】それ故に、本発明に係る天井裏点検口14
は、天井に取り付けた冷暖房機器や空調機器、音響機器
などの種々の室内電気機器36に極接近させて自由に設
けることが出来る。そして、そのように接近させて設け
られるので、室内電気機器36が修理点検がし易くな
る。従って、本発明に係る天井裏点検口14は、室内電
気機器36の故障による災害の予防にも有効である。
【0014】かくして、天井裏35が冷暖房機器や空調
機器、音響機器などの種々の室内電気機器36の付属品
の据え付け箇所として活用し易くなり、それらの室内電
気機器36を天井34に取り付けて室内を広く活用する
うえで、本発明は実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井裏点検口の斜視図である。
【図2】本発明に係る天井裏点検口の蓋体の側面図であ
る。
【図3】本発明に係る天井裏点検口の側面断面図であ
る。
【図4】本発明に係る天井裏点検口の要部斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る天井裏点検口の蓋体の側面図であ
る。
【符号の説明】
11 天井板 12 開口 13 蓋体 14 点検口 15 開口の辺 16 開口の辺 17 枠材 18 貫通孔 19 螺子孔 20 基盤 21 ボルト 22 ビス 23 照明器具 24 底面 25 周囲側面 26 螺子孔 27 蝶螺子 28 ユニバーサルジョイント 29 フック 30 ワイヤー 31 上面 32 リング 33 下端 34 天井 35 天井裏 36 室内電気機器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井板(11)を切り取って設けた開口
    (12)に蓋体(13)を上下方向に挿抜自在に嵌め込
    んで構成される天井裏点検口(14)において、開口
    (12)の周縁の向き合う2辺(15・16)の天井板
    の天井裏側が枠材(17)で縁取られており、水平に向
    けた貫通孔(18)がその開口(12)の内側に面して
    当該枠材(17)に開けられており、ネジ孔(19)の
    長さ方向の一端に基盤(20)が取り付けられたボルト
    (21)が当該基盤(20)を当該開口(12)の外側
    に向けて当該貫通孔(18)に差し込まれており、当該
    基盤(20)がビス(22)によって上記枠材(17)
    に固定されており、上記蓋体(13)が筐形を成し、そ
    の内部に照明器具(23)が装着されており、その蓋体
    (13)の室内に面する底面(24)が当該照明器具
    (23)の投光面となっており、蓋体(13)の周囲側
    面(25)に縦長孔(26)が開けられており、その縦
    長孔(26)に差し込んだ蝶螺子(27)を、上記枠材
    (17)の貫通孔(18)に通して上記ボルト(21)
    に螺着し、その蝶螺子(27)によって蓋体(13)が
    上記開口(12)に固定されており、天井裏に面する蓋
    体(13)の上面(31)にリング(32)が取り付け
    られていて、天井裏から吊り降ろされるワイヤー30の
    下端にユニバーサルジョイント(28)を介して取り付
    けられた鉤付きフック(29)が、上記リング(32)
    に連結されていることを特徴とする天井裏点検口の構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101156801B1 (ko) 2011-09-02 2012-06-18 김찬수 천정 점검구
CN107268863A (zh) * 2017-07-18 2017-10-20 苏州美瑞德建筑装饰有限公司 室内吊顶一体化集成安装结构
JP2019183391A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 株式会社明工 天井点検蓋の落下防止構造

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KR101156801B1 (ko) 2011-09-02 2012-06-18 김찬수 천정 점검구
CN107268863A (zh) * 2017-07-18 2017-10-20 苏州美瑞德建筑装饰有限公司 室内吊顶一体化集成安装结构
JP2019183391A (ja) * 2018-04-02 2019-10-24 株式会社明工 天井点検蓋の落下防止構造

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