JP3760291B2 - 天井裏点検口の構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物内部の天井に設けられる天井裏点検口の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時の建物では、照明機器のみならず、冷暖房機器や空調機器、音響機器などの種々の室内電気機器が天井に取り付けられることが多い。
しかし、それらの室内電気機器の多くは照明機器に比して大きく、それ故に、室内の美観やスペースを考慮して天井に取り付けられるのであるが、冷暖房機器や空調機器は四季に応じて定期的修理点検を必要とし、その修理点検時の天井裏への出入りのための天井裏点検口が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
天井への点検口は、それが室内で最もよく見える天井に取り付けられるので、室内装飾上好ましいものではなく、人目に付かない押入れ等の天井に設けられることが多い。
しかし、そうすると修理点検を必要とする機器の取付箇所までの距離が長くなり、修理点検時にはその間で天井裏を辿え歩かなければならなくなる。
そして、その際、天井裏の梁に当たったり、天井板や野地板、野縁等を踏み外すと言った危険が生じる。
【0003】
【発明の目的】
そこで本発明は、天井裏点検口を、室内の美観を損なうことなく、天井に取り付けられた冷暖房機器や空調機器、音響機器などの室内電気機器の取付箇所に極接近させて天井裏点検口を設け、それら室内電気機器の修理点検をし易くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る天井裏点検口は、天井板を切り取って設けた開口に蓋体を上下方向に挿抜自在に嵌め込んで構成され、その開口の周縁の向き合う2辺の天井板の天井裏側が枠材で縁取られ、水平に向けた貫通孔が当該枠材に開口の内側に面して開けられており、ネジ孔の長さ方向の一端に基盤が取り付けられたボルトが、当該基盤を当該開口の外側に向けて、当該貫通孔に差し込まれており、当該基盤がビスによって上記枠材に固定されており、上記蓋体が筐形を成し、その内部に照明器具が装着されており、その蓋体の室内に面する底面が当該照明器具の投光面となっており、その蓋体の周囲側面に縦長孔が開けられており、その縦長孔に差し込んだ蝶螺子が、上記枠材の貫通孔に通して上記ボルトに螺着され、その蝶螺子によって蓋体が上記開口に固定されており、また、天井裏に面する蓋体の上面にリングが取り付けられており、天井裏から吊り降ろされるワイヤーの下端にユニバーサルジョイントを介して取り付けられた鉤付きフックが上記リングに連結されていることを特徴とする。
【0004】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明に係る天井裏点検口14の構造を図示する側面断面図であり、天井裏点検口14は天井板11を切り取って設けた開口12に蓋体13を上下方向に挿抜自在に嵌め込んで構成されている。
開口12の周縁の向き合う2辺15・16の天井板の天井裏側が枠材17で縁取られており、当該枠材17の開口12の内側に面した部分には貫通孔18が水平に向けて開けられている。
その貫通孔18には、ネジ孔19の長さ方向の一端に基盤20が取り付けられたボルト21が、その基盤20を開口12の外側に向けて差し込まれており(図4)、その基盤20はビス22によって枠材17に固定されている。
【0005】
蓋体13は筐形を成し、その内部に照明器具23が装着されており、その蓋体13の室内に面する底面24は照明器具23の投光面になっている。
蓋体13の周囲側面25に縦長孔26が開けられている。
その縦長孔26に差し込んだ蝶螺子27は、枠材17の貫通孔18に通され、そのボルト21に螺着され、その蝶螺子27によって蓋体13が開口12に固定されている。
【0006】
天井裏に面する蓋体13の上面31にリング32が取り付けられており、天井裏から吊り降ろされるワイヤー30の下端にユニバーサルジョイント28を介して取り付けられた鉤付きフック29が、そのリング32に連結されている。
図示する天井裏点検口14では、リング32にアイボルトが使用されている。
【0007】
ワイヤー30は合計4本吊り下げられており、その長さは開口12を通して吊り降ろした場合に、その下端33が天井34から1m〜1.5mのレベルに達する長さになっている。
それら4本のワイヤー30の下端33は、天井裏側となる蓋体13の上面31の四隅に連結されている。 蓋体13の内蔵する照明器具23への電線(図示せず)は、ワイヤー30よりも長く、開口12から垂れ下がる長さにしてもよいし、天井裏のコンセントと照明器具23の間を切り離せるようにしてもよい。
【0008】
蓋体13は、開口12に押し込み、縦長孔26からボルト21のネジ孔19へと蝶螺子27を差し込んで螺着して天井34に固定され、天井裏35への出入りを必要とする場合は、この蝶螺子27を外して蓋体13を吊り降ろす。
そのとき4本中の2本のワイヤー30bを蓋体13から外せば、ブランコのように蓋体13を片側に引き寄せ易くなり(図5)、開口12の下に脚立を置いて天井裏35を覗き込んだり出入りし易くなる。
【0009】
【発明の効果】
上記の通り本発明によると、蝶螺子27を回すだけで蓋体13を開口12から取り外すことが出来る。
その外した蓋体13は、ワイヤー30で開口12から吊り降ろされることになる(図2)。
従って、その外した蓋体13を誤って床面に落とす危険はなく、フック29を開いてリング32から外し、修理点検に邪魔にならない箇所に移動することも出来る。
【0010】
このフック29はユニバーサルジョイント28を介してワイヤー30に接続されている。
このため、フック29をリング32に引っ掛ける際に、フック29とリング32の方向を合わせる必要がなく、また、ワイヤー30に捩れが生じてワイヤー30が絡れ合うようなことは起こらない。
【0011】
そして、蓋体13は、照明器具23を内蔵し、底面が投光部24となっていて照明器具を兼ねるので、それを開口12に嵌め合わせた状態では点検口としての外観を呈しない。
従って、本発明に係る天井裏点検口14は室内の美観を損なわない。
【0012】
特に、蓋体13を天井裏の枠材17に取り付けるための蝶螺子27を差し込む蓋体13の周囲側面25の縦長孔26が縦長になっており、その縦長孔26に差し込んだ蝶螺子27を少し締め付けた状態で上下に移動することが出来、取り外す際に、周囲側面25が部屋内側に少し出た状態になり、確実にサポートし、安全に作業を実施することが出来る。
このため、その蝶螺子27によって枠材17に仮止めした蓋体13を、天井裏側に強く押し込んで、投光部24を縁取る蓋体13の底面の縁取りを、開口12を縁取る天井板11に密着させることが出来、照明器具としての天井裏点検口14の仕上がりを美しくすることが出来る。
【0013】
それ故に、本発明に係る天井裏点検口14は、天井に取り付けた冷暖房機器や空調機器、音響機器などの種々の室内電気機器36に極接近させて自由に設けることが出来る。
そして、そのように接近させて設けられるので、室内電気機器36が修理点検がし易くなる。
従って、本発明に係る天井裏点検口14は、室内電気機器36の故障による災害の予防にも有効である。
【0014】
かくして、天井裏35が冷暖房機器や空調機器、音響機器などの種々の室内電気機器36の付属品の据え付け箇所として活用し易くなり、それらの室内電気機器36を天井34に取り付けて室内を広く活用するうえで、本発明は実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井裏点検口の斜視図である。
【図2】本発明に係る天井裏点検口の蓋体の側面図である。
【図3】本発明に係る天井裏点検口の側面断面図である。
【図4】本発明に係る天井裏点検口の要部斜視図である。
【図5】本発明に係る天井裏点検口の蓋体の側面図である。
【符号の説明】
11 天井板
12 開口
13 蓋体
14 点検口
15 開口の辺
16 開口の辺
17 枠材
18 貫通孔
19 螺子孔
20 基盤
21 ボルト
22 ビス
23 照明器具
24 底面
25 周囲側面
26 螺子孔
27 蝶螺子
28 ユニバーサルジョイント
29 フック
30 ワイヤー
31 上面
32 リング
33 下端
34 天井
35 天井裏
36 室内電気機器

Claims (1)

  1. 天井板(11)を切り取って設けた開口(12)に蓋体(13)を上下方向に挿抜自在に嵌め込んで構成される天井裏点検口(14)において、開口(12)の周縁の向き合う2辺(15・16)の天井板の天井裏側が枠材(17)で縁取られており、水平に向けた貫通孔(18)がその開口(12)の内側に面して当該枠材(17)に開けられており、ネジ孔(19)の長さ方向の一端に基盤(20)が取り付けられたボルト(21)が当該基盤(20)を当該開口(12)の外側に向けて当該貫通孔(18)に差し込まれており、当該基盤(20)がビス(22)によって上記枠材(17)に固定されており、上記蓋体(13)が筐形を成し、その内部に照明器具(23)が装着されており、その蓋体(13)の室内に面する底面(24)が当該照明器具(23)の投光面となっており、蓋体(13)の周囲側面(25)に縦長孔(26)が開けられており、その縦長孔(26)に差し込んだ蝶螺子(27)を、上記枠材(17)の貫通孔(18)に通して上記ボルト(21)に螺着し、その蝶螺子(27)によって蓋体(13)が上記開口(12)に固定されており、天井裏に面する蓋体(13)の上面(31)にリング(32)が取り付けられていて、天井裏から吊り降ろされるワイヤー30の下端にユニバーサルジョイント(28)を介して取り付けられた鉤付きフック(29)が、上記リング(32)に連結されていることを特徴とする天井裏点検口の構造。
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