JP5170892B2 - ウィンドウレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、車両のサイドウィンドウ等のウィンドウガラスをワイヤで支持し、このワイヤを移動することによってウィンドウガラスを昇降させるウィンドウレギュレータに関する。
自動車のサイドウィンドウを開閉する装置として、ワイヤ式のウィンドウレギュレータが知られている。
このウィンドウレギュレータは、ウィンドウガラスの昇降方向に沿ってガイドレールを配置し、ガイドレールの上下端部に装着したガイドプーリにワイヤを掛け回すと共に、ガイドレールに沿って摺動するキャリアプレートをワイヤに固定し、キャリアプレートでウィンドウガラスの下端を支持し、ワイヤをドラムで巻き取り・巻き戻すことによりウィンドウガラスを昇降させるようになっている。
ところが、このようなワイヤ式のウィンドウレギュレータでは、ガイドプーリからワイヤが外れやすいので、ガイドプーリに隣接してワイヤ外れ止めのワイヤガイドを装着してある(特許文献1参照)。
また、昇降するウィンドウガラスがガイドレールにぶつかってがたつき音が発生し易いので、ウィンドウガラスの表面へ当接するガラスダンパをガイドレールに装着することが多い。
しかし、従来のウィンドウレギュレータでは、ワイヤガイドとガラスダンパとは別途設けられているため、構造が複雑になり、組立作業も面倒であった。
特開平9−242416号公報
本発明が解決しようとする課題は、ワイヤが外れるのを防ぎ、ウィンドウガラス及びワイヤのがたつきによる騒音を防止し、ウィンドウガラスを安定して支持し、部品数が少なくて済むウィンドウレギュレータを提供することにある。
本発明は、ウィンドウガラスの昇降方向に沿って配置したガイドレールと、該ガイドレールの上下端部にそれぞれ設置したガイドプーリと、上下のガイドプーリ間に架設され、前記ウィンドウガラスの下部を支持するワイヤとを備え、該ワイヤを前記ガイドレールに沿って移動させることで前記ウィンドウガラスを昇降させるウィンドウレギュレータに関し、前記ウィンドウガラスの表面に当接するガラスダンパを前記ガイドレールの上端部に装着し、該ガラスダンパと前記ガイドプーリの外周面とが前記ワイヤを挟んで対向している。
前記ガラスダンパを断面U字状とし、前記ガイドレールの上端部に前記ガイドプーリの外周面と対向状に屈曲片を形成し、該屈曲片を前記ガラスダンパに挿入して、前記ガイドレールにガラスダンパを装着しても良い。
少なくとも前記ワイヤの折り返し頂点の近傍において、前記ガイドレールのガイドプーリ取付面と前記ガイドプーリとの隙間を前記ワイヤの直径よりも狭くすると良い。
請求項1に係る発明によれば、昇降するウィンドウガラスに当接してその倒れこみを防ぐガラスダンパを、ガイドプーリからワイヤが外れるのを防ぐワイヤ抑えとして兼用できるので、ウィンドウガラス及びワイヤがガイドレールとぶつかって発生する金属音や、部材の損傷を防ぎ、しかも、部品数が少なくて済む。
また、ガラスダンパがガイドレールの上端部に装着されているので、ウィンドウガラスを上昇限界に近い位置で支持でき、このため、ウィンドウガラスの動きが安定してがたつきが抑制される。
請求項2に係る発明によれば、屈曲片をガラスダンパに差し込むだけで、簡単にガラスダンパをガイドレールに取り付けることができる。
請求項3に係る発明によれば、ワイヤをガイドプーリに掛けまわす際に、ワイヤがガイドプーリから外れてガイドレールとの隙間に深く入り込んでしまうのを防ぐことができるので、ワイヤ架設作業が容易となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明のウィンドウレギュレータは、自動車のドアパネルに内蔵され、図1に示すように、ウィンドウガラスの昇降方向に沿って配置した前後一対のガイドレール1,1’と、電動モータの出力軸に連結されたドラム2と、ドラム2に巻き回され、ガイドレール1,1’の裏面上下端部にそれぞれ設置したガイドプーリ3間に架設されたワイヤ4と、前後のガイドレール1,1’にそれぞれ摺動自在に係合し、ウィンドウガラスの下部に固定されたキャリアプレート5,5’とを備える。
ワイヤ4は、一方のキャリアプレート5から一方のガイドレール1の上端に装着されたガイドプーリ3を通過し、他方のガイドレール1’の下端部に装着したガイドプーリ3を経て、他方のキャリアプレート5’に達し、さらに、他方のキャリアプレート5’から他方のガイドレール1’の上端に装着されたガイドプーリ3を通過し、一方のガイドレール1の下端部に装着したガイドプーリ3を経て、一方のキャリアプレート5に達している。
そして、ワイヤ4は前後のガイドレール1,1’の間で交差しており、電動モータを駆動してドラム2を回転させると、ワイヤ4のガイドレール1に沿う部分は上下方向に移動する。この結果、ワイヤ4に固定されたキャリアプレート5,5’は同時にガイドレール1,1’に沿って移動し、ウィンドウガラスが昇降する。
図2及び図3に示すように、ガイドレール1,1’の上端部には裏面側に屈曲した屈曲片6が形成され、この屈曲片6にウィンドウガラスの表面へ当接するガラスダンパ7が装着される。
ガラスダンパ7は、金属に比べて柔らかく弾力性のある合成樹脂を素材とし、中央部に挿入溝8を設けて断面U字状に形成してある。
そして、屈曲片6をガラスダンパ7の挿入溝8に挿入して、ガラスダンパ7をガイドレール1,1’に装着してある。
また、屈曲片6はガイドプーリ3の外周面と対向状に形成されているので、屈曲片6に装着されたガラスダンパ7も、ワイヤ4を挟んでガイドプーリ7の外周面と対向する。
図4に示すように、ワイヤ4の折り返し頂点近傍、即ち、ガイドレール1,1’の上下端とガイドプーリ3との間において、ガイドレール1,1’のガイドプーリ取付面とガイドプーリ3との隙間wをワイヤ4の直径よりも狭くしてある。
従って、ワイヤ4をガイドプーリ3の外周面に掛け回す時、ワイヤ4がガイドプーリ3から外れてガイドレール1,1’との隙間に深く入り込むことが無いので、ワイヤ4の架設作業が容易となる。
このウィンドウレギュレータを作動してウィンドウガラスを昇降させると、ウィンドウガラスの表面がガラスダンパ7で支持されているので、ウィンドウガラスとガイドレール1,1’とがぶつかって騒音を発する心配が無い。
また、ウィンドウガラスは上昇限界に近い位置で支持されるので、ウィンドウガラスの動きが最後まで安定する。
さらに、ガラスダンパ7がワイヤ4を押えてガイドプーリ3から外れるのを防ぐため、緩んだワイヤ4がガイドレール1,1’にぶつかって金属音が発することも無い。
なお、本発明のウィンドウレギュレータは、ガイドレールを1本のみ備えたものであっても良い。
本発明の実施例を示すウィンドウレギュレータの正面図である。 ガイドレール上端部の拡大正面図である。 ガイドレール上端部の拡大斜視図である。 図2のA−A断面図である。
符号の説明
1,1’ ガイドレール
2 ドラム
3 ガイドプーリ
4 ワイヤ
5,5’ キャリアプレート
6 屈曲片
7 ガラスダンパ
8 挿入溝

Claims (3)

  1. ウィンドウガラスの昇降方向に沿って配置したガイドレールと、該ガイドレールの上下端部にそれぞれ設置したガイドプーリと、上下のガイドプーリ間に架設され、前記ウィンドウガラスの下部を支持するワイヤとを備え、該ワイヤを前記ガイドレールに沿って移動させることで前記ウィンドウガラスを昇降させるウィンドウレギュレータにおいて、前記ウィンドウガラスの表面に当接するガラスダンパを前記ガイドレールの上端部に装着し、該ガラスダンパと前記ガイドプーリの外周面とが前記ワイヤを挟んで対向していることを特徴としたウィンドウレギュレータ。
  2. 前記ガラスダンパを断面U字状とし、前記ガイドレールの上端部に前記ガイドプーリの外周面と対向状に屈曲片を形成し、該屈曲片を前記ガラスダンパに挿入して、前記ガイドレールに前記ガラスダンパを装着してある請求項1に記載のウィンドウレギュレータ。
  3. 少なくとも前記ワイヤの折り返し頂点の近傍において、前記ガイドレールのガイドプーリ取付面と前記ガイドプーリとの隙間を前記ワイヤの直径よりも狭くしてある請求項1又は2に記載のウィンドウレギュレータ。
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