JP5170825B2 - 搬送システム及びステーションのシールド方法 - Google Patents
搬送システム及びステーションのシールド方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5170825B2 JP5170825B2 JP2007298858A JP2007298858A JP5170825B2 JP 5170825 B2 JP5170825 B2 JP 5170825B2 JP 2007298858 A JP2007298858 A JP 2007298858A JP 2007298858 A JP2007298858 A JP 2007298858A JP 5170825 B2 JP5170825 B2 JP 5170825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- controller
- shield
- stacker crane
- manual mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
特に、マニュアルモードで動作中のため規制しにくい搬送装置に対しても、シールドが解除されないようにすることにある。
搬送装置は、機側の作業者のマニュアルでの指示を機上コントローラにより受け付けて動作するマニュアルモードと、地上コントローラから機上コントローラへの指示により動作する他のモードとを備え、
搬送装置の機上コントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに対して物品を移載しようとする際に、ステーションのコントローラへシールドの解除を要求するためのシールド解除要求手段を備え、
ステーションのコントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに人が存在する際にシールドの解除の要求を無効にするための無効化手段を備えると共に、ステーションに人が存在しない際にシールドを解除するように構成されていることを特徴とする。
ライトカーテンなどのように、走行路とステーションの間の干渉物を検出するものがシールド手段の場合、シールドの解除は検出の中止や検出信号を無効にすることを意味する。またシートシャッタなどのように、走行路とステーションの間を物理的にシールドするものの場合、シャッタを開くなどによりシールドを解除することを意味する。
搬送装置は、機側の作業者のマニュアルでの指示を機上コントローラにより受け付けて動作するマニュアルモードと、地上コントローラから機上コントローラへの指示により動作する他のモードとにより動作し、
搬送装置の機上コントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに対して物品を移載しようとする際に、ステーションのコントローラへシールドの解除を要求し、
ステーションのコントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに人が存在する際にシールドの解除の要求を無効にし、かつステーションに人が存在しない際にシールドを解除する、搬送システムでのステーションのシールド方法にある。
この明細書において、搬送システムに関する記載はシールド方法にも当てはまり、逆にシールド方法に関する記載は搬送システムにも当てはまる。
・ 地上コントローラ14による自動制御(オートモード)と、
・ 地上コントローラ14側の操作パネルからの遠隔マニュアル制御(リモートモード)、
・ スタッカークレーンの機側からのマニュアルコントローラ60による制御(マニュアルモード)、の3種類である。この明細書では特に断らない限り、マニュアル操作はマニュアルモードでの操作を意味する。
(1) ステーションが有人か無人かを検出し、有人のステーションではスタッカークレーンからのミューティング要求、即ちシールドの解除要求を拒否する。従ってスタッカークレーンは、有人のステーションに対して物品の移載を試みない。また敢えてスタッカークレーンが移載装置を動作させた場合、ライトカーテンからの信号で非常停止命令がスタッカークレーンに指令される。このためスタッカークレーンの動作に対して、ステーションを本質的に安全に保つことできる。
(2) スタッカークレーンがマニュアルモードの場合、有人のステーションに向けて移載装置を動作するためにミューティングを要求しても、ミューティングは拒否される。このため、地上コントローラから独立してスタッカークレーンが動作する、マニュアルモードでも安全性が保たれる。
(3) スタッカークレーンがマニュアルモードでも、無人のステーションに対してはミューティング可能である。従ってスタッカークレーンの移載装置の動作チェックなどを妨げない。
(4) ステーションが有人の場合、その旨が警報ランプ19で表示され、かつスタッカークレーンに速度規制が加わる。ステーション内の物体が走行路側へはみ出したことをライトカーテンで検出すると、オートモードやリモートモードでは、スタッカークレーンの速度を制限しているため、直ちに停止できる。またマニュアルモードでは、警報ランプ19により、スタッカークレーンを操作する作業者に警告できる。
(5) スタッカークレーンがメンテナンスなどでマニュアルモードの場合、ステーション側の警報ランプ18がオンし、ステーション内の作業者に対し、走行路側に近寄らないように警告できる。このためスタッカークレーンの作業者が誤操作を行い、しかもライトカーテンによる非常停止命令が仮に間に合わないとしても、ステーション内の作業者は安全に保たれる。
(6) なおシールドがシートシャッタの場合、作業者などがステーションから走行路側にはみ出すことをシャッタで防止できる。またドアスイッチでステーションに人が存在することを検出すると、スタッカークレーンのモードによらずミューティングを拒否するので、スタッカークレーンは移載機器を動作させることがない。従って、スタッカークレーンのテストなどで、有人のステーションへ向けて移載機器が動作することがない。
3 昇降台
4 マスト
5 走行レール
6 走行路
10 コンベヤ
12 マニュアルステーション
14 地上コントローラ
16 操作パネル
18,19 警報ランプ
20 ドア
22 ドアスイッチ
24 ライトカーテン
26 ラック
30 処理装置
32 バッファ
34 移載装置
36 個別装置
38,44 ドア
40 コントローラ
42 操作パネル
50 上位コントローラ
52 フィルタ
54 スイッチ
56 機上コントローラ
58 通信部
60 マニュアルコントローラ
62 コントローラ
64 バス
Claims (3)
- 搬送装置の走行路に沿ってステーションを設け、かつステーションと走行路との間を物体が通過することをシールドするシールド手段を設けた搬送システムであって、
搬送装置は、機側の作業者のマニュアルでの指示を機上コントローラにより受け付けて動作するマニュアルモードと、地上コントローラから機上コントローラへの指示により動作する他のモードとを備え、
搬送装置の機上コントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに対して物品を移載しようとする際に、ステーションのコントローラへシールドの解除を要求するためのシールド解除要求手段を備え、
ステーションのコントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに人が存在する際にシールドの解除の要求を無効にするための無効化手段を備えると共に、ステーションに人が存在しない際にシールドを解除するように構成されていることを特徴とする、搬送システム。 - シールド手段が、走行路とステーションの境界を通過する物体を検出することにより、搬送装置を停止させるライトカーテンであることを特徴とする、請求項1の搬送システム。
- 搬送システムでの搬送装置の走行路に沿ってステーションを設けると共に、ステーションと走行路との間を物体が通過することをシールド手段によりシールドし、
搬送装置は、機側の作業者のマニュアルでの指示を機上コントローラにより受け付けて動作するマニュアルモードと、地上コントローラから機上コントローラへの指示により動作する他のモードとにより動作し、
搬送装置の機上コントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに対して物品を移載しようとする際に、ステーションのコントローラへシールドの解除を要求し、
ステーションのコントローラは、マニュアルモードでも前記他のモードでも、ステーションに人が存在する際にシールドの解除の要求を無効にし、かつステーションに人が存在しない際にシールドを解除する、搬送システムでのステーションのシールド方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007298858A JP5170825B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 搬送システム及びステーションのシールド方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007298858A JP5170825B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 搬送システム及びステーションのシールド方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009120381A JP2009120381A (ja) | 2009-06-04 |
JP5170825B2 true JP5170825B2 (ja) | 2013-03-27 |
Family
ID=40812971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007298858A Active JP5170825B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 搬送システム及びステーションのシールド方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5170825B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160119720A (ko) | 2015-04-06 | 2016-10-14 | 가부시키가이샤 다이후쿠 | 물품 반송 설비 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5447937B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-03-19 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2667756B2 (ja) * | 1992-03-06 | 1997-10-27 | 株式会社イトーキクレビオ | 立体倉庫におけるメインテナンス安全制御装置 |
JP3568014B2 (ja) * | 1996-11-12 | 2004-09-22 | 株式会社ダイフク | 物品保管設備 |
JP3873206B2 (ja) * | 2002-03-29 | 2007-01-24 | 北陽電機株式会社 | 安全装置 |
-
2007
- 2007-11-19 JP JP2007298858A patent/JP5170825B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160119720A (ko) | 2015-04-06 | 2016-10-14 | 가부시키가이샤 다이후쿠 | 물품 반송 설비 |
US9905448B2 (en) | 2015-04-06 | 2018-02-27 | Daifuku Co., Ltd. | Article transport facility |
KR102417867B1 (ko) | 2015-04-06 | 2022-07-05 | 가부시키가이샤 다이후쿠 | 물품 반송 설비 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009120381A (ja) | 2009-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI716578B (zh) | 物品搬送設備 | |
TWI790276B (zh) | 物品搬送設備 | |
JP5911147B2 (ja) | 機械式駐車装置、機械式駐車装置の制御方法、及び機械式駐車装置の安全確認機能を設ける方法 | |
EP3261929B1 (en) | Method and system for automated luggage security inspection | |
KR102417867B1 (ko) | 물품 반송 설비 | |
JP5936174B2 (ja) | 天井走行車システム及び天井走行車システムでの移載制御方法 | |
KR20100062919A (ko) | 반송차 시스템 | |
WO2017135098A1 (ja) | 搬送システム | |
JP2009234716A (ja) | エレベータシステム及びその制御方法 | |
JP6702575B1 (ja) | エレベータの運転方法および運転システム | |
JP5170825B2 (ja) | 搬送システム及びステーションのシールド方法 | |
JP6591900B2 (ja) | 機械式駐車場の管理システム、およびこれに利用する機械式駐車場制御装置 | |
JP2015212516A (ja) | 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の制御方法 | |
JP2009120382A (ja) | 搬送システム | |
KR20190086619A (ko) | 물류 및 차량류 이동로 안전신호관리장치 및 방법 | |
KR101701437B1 (ko) | 기계식 주차타워 입출차 예약 정보처리장치에 따른 주차타워 원격관제 시스템과 그의 주차타워 정보처리장치 및, 원격 관제보드장치 | |
TW202012284A (zh) | 物品搬送設備 | |
JP2011076168A (ja) | 自動搬送台車の衝突事故回避システム及び自動搬送台車の衝突事故回避方法 | |
CN111295352B (zh) | 能够与升降机连接的自动扶梯 | |
CN107758530A (zh) | 一种多功能起重安全预警防护系统 | |
CN218201623U (zh) | 一种货梯防撞装置、货梯及货物运输装置 | |
JP2017114586A (ja) | エレベーター | |
JPH06282328A (ja) | コイル端垂れ下りの自動検知制御装置 | |
TWI228481B (en) | Transport system | |
KR102436163B1 (ko) | 이송 시스템 및 이송 시스템의 운영방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5170825 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |