JP5170081B2 - 歩行運動支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行運動支援装置に関し、特に、ユーザが指定する運動条件に基づいて歩行ルートを検索することを通じて該ユーザの歩行運動を支援する歩行運動支援装置に関する。
従来、ユーザに対する経路案内技術として、例えば、下記の特許文献1は、利用者から入力された、道路種別、移動手段、利用者の歩行制約等の利用者情報に基づいて、目的地への施設への経路情報を探索する経路案内システムを開示している。
また、例えば、下記の特許文献2は、測地情報と地図情報とを利用して、目的のカロリー消費量を達成する経路を提示するナビゲーションシステムを開示している。
特開2002−277278号公報 特開2004−109100号公報
上記特許文献1に記載された従来技術は、利用者情報として、平坦道、急坂、階段、傾斜道、段差などを含む道路種別の情報や、車、自転車、徒歩等の移動手段の情報や、健常者、高齢者、車椅子等の利用者の歩行制約の情報等が必要であるため、例えば携帯電話等で経路案内システムを実現する場合の、当該携帯電話に格納する情報の容量が大きくなってしまうという問題がある。
また、上記特許文献1に記載された技術は、歩行時間、消費カロリー、歩速、距離といった運動条件に基づいて経路検索を行っていない。更に、上記特許文献1に記載された技術は、例えば利用者が車椅子利用者である場合は階段を通らないルートを検索するといったように、目的地までの利用者の歩行等の障害になる場所を避けるルートを検索する技術であって、ユーザが指定する消費カロリー量を達成するルートを検索することを行っていない。
また、上記特許文献2に記載された従来技術における経路探索は、測地計の位置と高度の情報に依存しており、当該従来技術において算出される消費カロリーの値は、測地計の精度に大きく影響される。しかし、一般に、測地計の精度は数十mの誤差が生じるため、算出される消費カロリーの値の精度は悪い。
また、上記特許文献1に記載された技術及び特許文献2に記載された技術は、いずれも、指定された歩行ルートをユーザが歩行した場合のユーザの歩速毎の消費カロリーを該ユーザに対して通知することを行っていない。
また、上記特許文献1に記載された技術及び特許文献2に記載された技術は、いずれも、指定された運動条件に基づいて歩行ルートを検索し、該歩行ルートをユーザが歩行中に、上記歩行ルートの検索に用いられた運動条件どおりに運動ができているかを正確に確認し、該ユーザに通知することを行っていない。
また、上記特許文献1に記載された技術及び特許文献2に記載された技術は、いずれも、ユーザが歩行ルートを歩行中に該ユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザに対して運動に関するガイダンスを行ったり、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて運動条件を変更し、該変更された運動条件に基づいて歩行ルートを再検索することを行っていない。
本発明は、歩行時間、消費カロリー、歩速、距離といった運動条件に基づいて、正確に歩行ルートの検索を行う歩行運動支援装置の提供を目的とする。
また、本発明は、指定された歩行ルートをユーザが歩行した場合の歩速毎の消費カロリーを該ユーザに対して通知する歩行運動支援装置の提供を目的とする。
また、本発明は、運動条件に基づいて歩行ルートを検索し、該歩行ルートをユーザが歩行中に、上記歩行ルートの検索に用いられた運動条件どおりに運動ができているかを該ユーザに通知する歩行運動支援装置の提供を目的とする。
また、本発明は、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザに対してガイダンス情報を通知する歩行運動支援装置の提供を目的とする。
また、本発明は、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて運動条件を変更し、該変更された運動条件に基づいて歩行ルートを再検索する歩行運動支援装置の提供を目的とする。
本発明の歩行運動支援装置は、ユーザの歩行運動を支援する装置であって、少なくとも歩行時間、消費カロリー、歩速、距離の情報を運動条件として取得する運動条件入力手段と、歩行開始地点と歩行終了地点とを示す位置情報を取得する歩行開始/終了地点入力手段と、前記取得された位置情報の歩行開始地点と歩行終了地点とが同じ地点であるか否かを判定し、同じ地点であると判定された場合に、前記取得された位置情報の歩行開始地点又は歩行終了地点と前記取得された運動条件の距離の半分の距離とにより特定される範囲を検索範囲として決定する検索範囲決定手段と、前記記憶手段に予め記憶された地図情報が有するデータのうち前記決定された検索範囲に該当するデータから、前記運動条件を満たす歩行ルートを検索して決定する歩行ルート検索手段と、前記歩行ルート検索手段によって決定された歩行ルートを前記ユーザに通知する通知手段とを備える。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置において、前記歩行ルート検索手段が、前記記憶手段に記憶された距離と歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報と前記地図情報とに基づいて歩行ルートの検索範囲を決定し、前記記憶手段に記憶された歩行時間と距離と前記地図情報とに基づいて、該検索範囲内の各歩行ルートに対応する歩行時間、消費カロリー、距離を算出し、該算出された歩行時間、消費カロリー、距離が、前記記憶手段に記憶された歩行時間、消費カロリー、距離とそれぞれ整合する歩行ルートを前記ユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置において、前記運動条件入力手段が、更に、前記運動条件として入力される歩行時間、消費カロリー、距離の情報の各々に対して優先度を設定し、前記歩行ルート検索手段が、前記記憶手段に記憶された距離と歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報と前記地図情報とに基づいて歩行ルートの検索範囲を決定し、前記記憶手段に記憶された歩行時間と距離と前記地図情報とに基づいて、該検索範囲内の各歩行ルートに対応する歩行時間、消費カロリー、距離を算出し、前記設定された優先度に基づいて、前記記憶手段に記憶された歩行時間、消費カロリー、距離の中から検索基準を選択し、該選択された検索基準と整合する歩行時間、消費カロリー、又は距離に対応する歩行ルートを前記ユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置において、前記運動条件入力手段が、少なくとも歩行時間、消費カロリー、歩速、距離、歩行ルートの最大勾配の情報を前記運動条件として入力し、前記歩行ルート検索手段が、前記記憶手段に記憶された距離と歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報と前記地図情報とに基づいて歩行ルートの検索範囲を決定し、前記記憶手段に記憶された歩行時間と距離と前記地図情報とに基づいて、該検索範囲内の各歩行ルートに対応する歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配を算出し、該算出された歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配が、前記記憶手段に記憶された歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配とそれぞれ整合する歩行ルートを前記ユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置において、前記運動条件入力手段が、少なくとも歩行時間、消費カロリー、歩速、距離、歩行ルートの最大勾配の情報を前記運動条件として入力するとともに、前記入力される歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配の情報の各々に対して優先度を設定し、前記歩行ルート検索手段が、前記記憶手段に記憶された距離と歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報と前記地図情報とに基づいて歩行ルートの検索範囲を決定し、前記記憶手段に記憶された歩行時間と距離と前記地図情報とに基づいて、該検索範囲内の各歩行ルートに対応する歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配を算出し、前記設定された優先度に基づいて、前記記憶手段に記憶された歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配の中から検索基準を選択し、該選択された検索基準と整合する歩行時間、消費カロリー、距離、又は最大勾配に対応する歩行ルートを前記ユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置が、更に、歩行開始地点から歩行終了地点までの歩行ルートの情報を入力し、前記記憶手段に予め記憶された地図情報から、前記入力された歩行ルートにおける各々の基準地点の緯度、経度、及び高度の情報を抽出して前記記憶手段に記憶するルート情報入力手段と、前記記憶手段に記憶された各々の基準地点の緯度、経度、及び高度の情報に基づいて、各々の基準地点間の勾配を算出し、該算出された各々の基準地点間の勾配と、予め定められた歩速の値を変化させて得られる各々の歩速とに基づいて、前記ルート情報入力手段によって入力された歩行ルートを前記ユーザが歩行した時の消費カロリーを前記各々の歩速毎に算出する消費カロリー算出手段を備え、前記通知手段が、更に、前記算出された各々の歩速毎の消費カロリーを前記ユーザに通知する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置が、更に、歩行中のユーザの位置情報を所定の時間間隔毎に取得するとともに、該取得された所定の時間間隔毎のユーザの位置情報に基づいて、前記歩行中のユーザの歩速を算出する位置情報取得手段と、前記取得された歩行中のユーザの位置情報が、前記歩行ルート検索手段によって決定された歩行ルートと整合するかを判断するとともに、前記算出された歩行中のユーザの歩速が、前記運動条件入力手段によって前記記憶手段に記憶された歩速と整合するかを判断する判断手段とを備え、前記通知手段が、更に、前記判断手段による各々の判断結果を前記歩行中のユーザに通知する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置が、更に、歩行中のユーザの身体状態の情報を取得する身体状態取得手段と、前記取得された歩行中のユーザの身体状態の情報と所定の閾値とを比較し、該比較結果に基づいて、前記歩行中のユーザの身体状態を判断する身体状態判断手段と、前記歩行中のユーザの身体状態の判断結果に応じたガイダンス情報を生成するガイダンス情報生成手段とを備え、前記通知手段が、前記生成された歩行中のユーザの身体状態の判断結果に応じたガイダンス情報を前記ユーザに通知する。
好ましくは、本発明の歩行運動支援装置において、前記身体状態判断手段が、前記歩行中のユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザの運動条件を更新し、前記歩行ルート検索手段が、更に、前記更新されたユーザの運動条件を用いて、前記ユーザに通知する歩行ルートを再検索する。
本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離といった運動条件に基づいて、正確に歩行ルートの検索を行うことが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、指定された歩行ルートをユーザが歩行した場合の歩速毎の消費カロリーを該ユーザに対して通知することが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、運動条件に基づいて歩行ルートを検索し、該歩行ルートをユーザが歩行中に、上記歩行ルートの検索に用いられた運動条件どおりに運動ができているかを該ユーザに通知することが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザに対してガイダンス情報を通知することが可能となる。従って、例えば、ユーザの脈拍数が高い場合等、該ユーザの身体に過度な負担がかかっているときに、該ユーザに歩速を下げるよう促すことが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて運動条件を変更し、該変更された運動条件に基づいて歩行ルートを再検索することが可能となる。従って、例えば、該ユーザの身体に過度な負担がかかっているときに、該ユーザの身体にかかる負担が少ないルートを再検索して、該再検索した結果得られる新たな歩行ルートを該ユーザに通知することができる。
本発明の第1の実施の形態の装置構成例を示す図である。 運動強度算出表の一例を示す図である。 検索条件データテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る歩行ルートの決定処理フローの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る歩行ルートの決定処理フローの一例を示す図である。 上り勾配と運動強度増加係数との対応情報の一例を示す図である。 検索条件データテーブルの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る歩行ルート検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る歩行ルート検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る歩行ルート検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の装置構成例を示す図である。 ルート情報データテーブルの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る消費カロリー通知処理フローの一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の装置構成例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るガイダンス情報通知処理及び歩行ルート再検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るガイダンス情報通知処理及び歩行ルート再検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るガイダンス情報通知処理及び歩行ルート再検索処理フローの一例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態に係るガイダンス情報通知処理及び歩行ルート再検索処理フローの一例を示す図である。
符号の説明
1、3、4 歩行運動支援装置
11 運動条件取得部
12 歩行開始/終了地点取得部
13、32 データ格納部
14、41 ルート検索処理部
15 通知部
31 ルート情報取得部
33 運動効果算出部
34、42 通知部
43 位置情報取得部
44 歩行状態取得部
45 消費カロリー算出部
46 身体状態取得部
47 運動状態判断部
48 ガイダンス情報生成部
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の装置構成例を示す図である。歩行運動支援装置1は、ユーザの歩行運動を支援する処理装置である。歩行運動支援装置1は、例えばユーザが携帯する携帯電話等の端末装置である。
歩行運動支援装置1は、運動条件取得部11、歩行開始/終了地点取得部12、データ格納部13、ルート検索処理部14、通知部15を備える。
運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離の情報を運動条件として入力し(取得し)、データ格納部13に記憶する。また、運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、該ユーザの体重と歩幅の情報とを入力して(取得して)、所定のバッファ内に記憶する。
すなわち、運動条件取得部11は、少なくとも歩行時間、消費カロリー、歩速、距離の情報を運動条件として入力して記憶手段(データ格納部13)に記憶する運動条件入力手段である。歩行時間はユーザが歩行する時間、消費カロリーはユーザの消費カロリー、歩数はユーザの歩数、歩速はユーザの歩速、距離はユーザの歩行距離を示す。本発明の一実施形態によれば、運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、各運動条件(歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離の情報)の優先度の情報を入力する(取得する)。優先度は、後述するルート検索処理部14が運動条件に整合する歩行ルートを検索する際の、検索基準とする運動条件の優先順位を示す情報である。また、優先度は、各運動条件同士の関係において矛盾が生じた場合に、ルート検索処理部14による歩行ルートの検索範囲の決定処理に用いられる運動条件の優先順位を示す情報である。
また、運動条件取得部11は、運動条件をデータ格納部13に記憶した後に、歩行開始/終了地点取得部12に通知する。
歩行開始/終了地点取得部12は、ユーザの指定入力に従って、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報を入力し(取得し)、データ格納部13に記憶する。歩行開始地点は、ユーザが歩行を開始する地点であり、歩行終了地点は、ユーザが歩行を終了する地点である。すなわち、歩行開始/終了地点取得部12は、歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報を入力して記憶手段(データ格納部13)に記憶する歩行開始/終了地点入力手段である。
また、歩行開始/終了地点取得部12は、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報をデータ格納部13に記憶した後、ルート検索処理部14に通知する。
データ格納部13には、運動条件取得部11が取得した運動条件の情報と、歩行開始/終了地点取得部12が取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とが記憶される。具体的には、上記運動条件の情報は、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶される。本発明の一実施形態によれば、データ格納部13内の検索条件データテーブルに、更に、各運動条件の優先度の情報が記憶される。また、データ格納部13には、緯度及び経度の情報を含む地図情報が予め記憶される。また、データ格納部13には、例えば図2に示すような運動強度算出表が予め記憶される。運動強度算出表には、歩速と運動強度(METs)との対応情報が設定されている。
ルート検索処理部14は、データ格納部13に記憶された運動条件、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報と、地図情報とに基づいて、歩行ルートを検索し、検索結果を通知部15に通知する。
具体的には、ルート検索処理部14は、データ格納部13から距離、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報を抽出し、抽出した距離、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報と、データ格納部13に予め記憶されている地図情報とに基づいて、歩行ルートの検索範囲を決定する。
そして、ルート検索処理部14は、上記決定された歩行ルートの検索範囲にある歩行ルートのうち、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶されている運動条件と整合する歩行ルートを検索して決定し、決定した歩行ルートを検索結果とする。すなわち、ルート検索処理部14は、データ格納部13に記憶された運動条件と、歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報と、データ格納部13に予め記憶された地図情報とに基づいて、ユーザに通知する歩行ルートを検索して決定する歩行ルート検索手段である。
本発明の一実施形態によれば、ルート検索処理部14は、上記運動条件と整合する歩行ルートを検索する際に、検索条件データテーブルに記憶された各運動条件の優先度を参照して、優先度が高い運動条件の順に検索基準として用いて、該歩行ルートを検索するようにしてもよい。
通知部15は、ルート検索処理部14が決定した歩行ルートを例えば画面表示等してユーザに通知する。すなわち、通知部15は、歩行ルート検索手段(ルート検索処理部14)によって決定された歩行ルートをユーザに通知する通知手段である。
図3は、検索条件データテーブルの一例を示す図である。検索条件データテーブルには、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離といった運動条件と、開始位置(歩行開始地点の位置)、終了位置(歩行終了地点の位置)が格納される。なお、開始位置及び終了位置の項目に設定されたdは度、mは分、sは秒、Nは北緯、Eは東経を示す。図3に示す例では、各運動条件に対して優先度が設定されている。
図4及び図5は、本発明の第1の実施の形態に係る歩行ルートの決定処理フローの一例を示す図である。まず、図4のステップS1において、運動条件取得部11が、運動条件及び優先度の情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS1)。ステップS1においては、更に、運動条件取得部11が、ユーザの体重の情報と歩幅の情報とを入力して所定のバッファに記憶する。
次に、歩行開始/終了地点取得部12が、歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS2)。
次に、ルート検索処理部14が、データ格納部13から距離、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報を取得し、取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とデータ格納部13に格納された地図情報とに基づいて、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートの距離を算出する(ステップS3)。
ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じかを判断する(ステップS4)。ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じであると判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点(又は歩行終了地点)を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS5)。上記データ格納部13に記憶されている距離は、上記ステップS1において取得された運動条件に含まれる距離である。なお、上記ステップS5において、データ格納部13に記憶されている距離の優先度より歩数の優先度の方が高い場合には、上記データ格納部13に記憶されている距離に代えて、所定のバッファに記憶されたユーザの歩幅に上記歩数を乗じて得られる値を用いるようにしてもよい(下記のステップS6、ステップS8、ステップS9において同じ)。
ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じでないと判断した場合、ルート検索処理部14は、上記ステップS3において算出された最短ルートの距離が、データ格納部13に記憶されている距離より大きいかを判断する(ステップS6)。
ルート検索処理部14が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きくないと判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点と歩行終了地点との中点を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS8)。
ルート検索処理部14が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きいと判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートを歩行ルートの検索範囲とする(ステップS7)。
次に、図5のステップS9において、ルート検索処理部14が、データ格納部13に記憶されている歩速(m/min)と、データ格納部13に記憶されている距離(m)÷データ格納部13に記憶されている歩行時間(min)という算出式から算出される速度vとが一致しているかを判断する(ステップS9)。
ルート検索処理部14が、データ格納部13に記憶されている歩速と、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度vとが一致していないと判断した場合、ルート検索処理部14は、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶された歩速の優先度を最下位の優先度に設定する(ステップS10)。
次に、ルート検索処理部14が、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度v(歩速)と、データ格納部13に予め記憶されている運動強度算出表とに基づいて、平坦な道を歩行する時の運動強度を算出する(ステップS11)。例えば、ルート検索処理部14は、図2に示す運動強度算出表を参照して、上記速度vに対応するMETsを、平坦な道を歩行する時の運動強度として算出する。
次に、ルート検索処理部14が、歩行ルートの検索範囲にある歩行ルートにおける基準地点の緯度及び経度の情報を地図情報から抽出する(ステップS12)。上記基準地点は、上記歩行ルートにおけるルート分岐点及び該歩行ルートの所定の距離間隔毎の地点である。なお、本発明の実施の形態において、ある基準地点と該基準地点の直近の基準地点との間の区間を基準区間という。
次に、ルート検索処理部14が、基準地点の緯度及び経度の情報に基づいて、ある基準区間の距離d(m)を算出する(ステップS13)。また、ルート検索処理部14が、距離dを上記速度vで除算して、基準区間を歩行した場合の歩行時間T(min)を算出する(ステップS14)。次に、ルート検索処理部14が、上記基準区間についての消費カロリーを算出する(ステップS15)。基準区間についての消費カロリーは、ユーザが該基準区間を歩行した場合の該ユーザの消費カロリーである。
消費カロリーは、以下の算出式によって算出される。
消費カロリー(kcal)=METs×O×W×C×T・・・式1
METsは運動強度である。Oは安静時の酸素消費量(例えば、3.5(ml/kg・min))である。Wはユーザの体重(kg)である。Cは酸素1(ml)消費時の熱量(例えば、0.005(kcal/ml))である。Tは歩行時間(min)である。
具体的には、上記ステップS15において、ルート検索処理部14は、上記ステップS11において算出された運動強度と、予め設定された安静時の酸素消費量及び酸素1(ml)消費時の熱量と、所定のバッファに記憶されたユーザの体重と、上記ステップS14において算出された歩行時間Tとに基づいて、上記式1に従って、基準区間についての消費カロリーを算出する。
次に、ルート検索処理部14が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したかを判断する(ステップS16)。
ルート検索処理部14が、消費カロリーが算出されていない歩行ルート又は基準区間があると判断した場合は、上記ステップS13に戻る。
ルート検索処理部14が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したと判断した場合、ルート検索処理部14は、検索範囲内の歩行ルートのうち、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶されている運動条件と整合する歩行ルートを決定し、決定した歩行ルートを画面表示して、ユーザに通知する(ステップS17)。
具体的には、ルート検索処理部14は、以下のようにして歩行ルートを決定する。例えば、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての消費カロリーを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する消費カロリーPとする。また、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての距離dを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する距離Qとする。また、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての歩行時間Tを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する歩行時間Rとする。
そして、ルート検索処理部14が、全ての歩行ルートのうち、検索条件データテーブルに記憶されている歩行時間、消費カロリー、距離とそれぞれ整合する歩行時間R、消費カロリーP、距離Qに対応する歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。例えば、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに記憶されている歩行時間との差が所定の閾値の範囲内である歩行時間R、検索条件データテーブルに記憶されている消費カロリーとの差が所定の閾値の範囲内である消費カロリーP、検索条件データテーブルに記憶されている距離との差が所定の閾値の範囲内である距離Qに対応する歩行ルートを該ユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
本発明の一実施形態によれば、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに設定されている各運動条件の優先度に基づいて、データ格納部13に記憶された歩行時間、消費カロリー、距離の中から検索基準を選択し、該選択された検索基準と整合する歩行時間R、消費カロリーP、又は距離Qに対応する歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定するようにしてもよい。
例えば、図3に示す検索条件データテーブルには、運動条件としての歩行時間に優先度1、消費カロリーに優先度2、距離に優先度3、歩数に優先度4、歩速に優先度5が設定されている。ルート検索処理部14は、優先度が高い運動条件の順にルート検索の検索基準として、該検索基準と整合する歩行ルートを決定する。例えば、ルート検索処理部14は、まず第1に、全ての歩行ルートの中から、検索条件データテーブルに記憶されている歩行時間(図3に示す例では60min)と整合する(例えば、最も近い)歩行時間Rに対応する歩行ルートを抽出する。該抽出された歩行ルートが一つである場合は、ルート検索処理部14は、該抽出された歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
上記抽出された歩行ルートが複数ある場合は、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに記憶されている消費カロリー(図3に示す例では300kcal)と整合する(例えば、最も近い)消費カロリーPに対応する歩行ルートを抽出する。該抽出された歩行ルートが一つである場合は、ルート検索処理部14は、該抽出された歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
ルート検索処理部14は、上記の歩行ルートの決定手法に従って、最終的にユーザに通知する一つの歩行ルートを決定する。なお、本発明の一実施形態によれば、ルート検索処理部14は、最終的にユーザに通知する歩行ルートとして、1以上の所定の数の歩行ルートを決定するようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態に係る装置構成と同様の装置構成(図1に示す装置構成)を有する。本発明の第2の実施の形態においては、図1に示す歩行運動支援装置1が備える運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離と、歩行ルートの最大勾配の大きさの情報とを運動条件として入力して(取得して)、データ格納部13に記憶する。また、運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、該ユーザの体重と歩幅の情報とを入力して(取得して)、所定のバッファ内に記憶す 運動条件取得部11は、ユーザの指定入力に従って、各運動条件(歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離、歩行ルートの最大勾配の大きさの情報)の優先度の情報を入力する(取得する)ようにしてもよい。
また、運動条件取得部11は、運動条件をデータ格納部13に記憶した後に、歩行開始/終了地点取得部12に通知する。
歩行開始/終了地点取得部12は、ユーザの指定入力に従って、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報を入力し(取得し)、データ格納部13に記憶する。
また、歩行開始/終了地点取得部12は、歩行開始地点及び歩行終了地点の情報をデータ格納部13に記憶した後、ルート検索処理部14に通知する。
データ格納部13には、運動条件取得部11が取得した運動条件の情報と、歩行開始/終了地点取得部12が取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とが記憶される。具体的には、上記運動条件の情報は、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶される。本発明の一実施形態によれば、データ格納部13内の検索条件データテーブルに、更に、各運動条件の優先度の情報が記憶される。また、本発明の第2の実施の形態において、データ格納部13には、更に、緯度及び経度の情報、標高等の情報を含む地図情報と、図6に示すような、上り勾配と運動強度増加係数との対応情報とが予め記憶される。運動強度増加係数は、対応する勾配を持つ歩行ルートを歩行した場合に運動強度が増加する度合いを示す係数である。
ルート検索処理部14は、データ格納部13に記憶された運動条件、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報と、地図情報とに基づいて、歩行ルートを検索し、検索結果を通知部15に通知する。
具体的には、ルート検索処理部14は、データ格納部13から距離、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報を抽出し、抽出した距離、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報と、データ格納部13に予め記憶されている地図情報とに基づいて、歩行ルートの検索範囲を決定する。
そして、ルート検索処理部14は、上記決定された歩行ルートの検索範囲にある歩行ルートのうち、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶されている運動条件と整合する歩行ルートを検索して決定し、決定した歩行ルートを検索結果とする。本発明の一実施形態によれば、ルート検索処理部14は、上記運動条件と整合する歩行ルートを検索する際に、検索条件データテーブルに記憶された各運動条件の優先度を参照して、優先度が高い運動条件の順に検索基準として用いて、該歩行ルートを検索するようにしてもよい。
通知部15は、ルート検索処理部が決定した歩行ルートを例えば画面表示等してユーザに通知する。
図7は、検索条件データテーブルの一例を示す図である。検索条件データテーブルには、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離、勾配(歩行ルートの最大勾配の大きさ)といった運動条件と、開始位置(歩行開始地点の位置)、終了位置(歩行終了地点の位置)が格納される。図7に示す例では、各運動条件に対して優先度が設定されている。
図8乃至10は、本発明の第2の実施の形態に係る歩行ルート検索処理フローの一例を示す図である。まず、図8のステップS21において、運動条件取得部11が、運動条件及び優先度の情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS21)。ステップS21においては、更に、運動条件取得部11が、ユーザの体重の情報と歩幅の情報とを入力して所定のバッファに記憶する。
次に、歩行開始/終了地点取得部12が、歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS22)。
次に、ルート検索処理部14が、データ格納部13から距離、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報を取得し、取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とデータ格納部13に格納された地図情報とに基づいて、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートの距離を算出する(ステップS23)。
ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じかを判断する(ステップS24)。ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じであると判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点(又は歩行終了地点)を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS25)。上記データ格納部13に記憶されている距離は、上記ステップS21において取得された運動条件に含まれる距離である。なお、上記ステップS25において、データ格納部13に記憶されている距離の優先度より歩数の優先度の方が高い場合には、上記データ格納部13に記憶されている距離に代えて、所定のバッファに記憶されたユーザの歩幅に上記歩数を乗じて得られる値を用いるようにしてもよい(下記のステップS26、ステップS28、ステップS29において同じ)。
ルート検索処理部14が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じでないと判断した場合、ルート検索処理部14は、上記ステップS23において算出された最短ルートの距離が、データ格納部13に記憶されている距離より大きいかを判断する(ステップS26)。
ルート検索処理部14が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きくないと判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点と歩行終了地点との中点を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS28)。
ルート検索処理部14が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きいと判断した場合、ルート検索処理部14は、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートを歩行ルートの検索範囲とする(ステップS27)。
次に、図9のステップS29において、ルート検索処理部14が、データ格納部13に記憶されている歩速(m/min)と、データ格納部13に記憶されている距離(m)÷データ格納部13に記憶されている歩行時間(min)という算出式から算出される速度vとが一致しているかを判断する(ステップS29)。
ルート検索処理部14が、データ格納部13に記憶されている歩速と、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度vとが一致していないと判断した場合、ルート検索処理部14は、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶された歩速の優先度を最下位の優先度に設定する(ステップS30)。
次に、ルート検索処理部14が、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度v(歩速)と、図2を参照して前述した運動強度算出表とに基づいて、平坦な道を歩行する時の運動強度を算出する(ステップS31)。
次に、ルート検索処理部14が、歩行ルートの検索範囲にある歩行ルートにおける基準地点の緯度、経度、及び高度(標高)の情報を地図情報から抽出する(ステップS32)。
次に、ルート検索処理部14が、基準地点の緯度及び経度の情報に基づいて、ある基準区間の距離d(m)を算出し、基準地点の高度の情報に基づいて、該基準区間の高度差h(m)を算出する(ステップS33)。
ルート検索処理部14が、勾配(%)=h÷d×100という算出式に従って、該基準区間の勾配(%)を算出し、該算出された勾配と、前述した図6に示すような、上り勾配と運動強度増加係数との対応情報とに基づいて、該算出された勾配に対応する運動強度増加係数を決定する(ステップS34)。
次に、ルート検索処理部14が、上記ステップS31において算出された平坦な道を歩行する時の運動強度に上記ステップS34において決定された運動強度増加係数を乗じて、上記基準区間における運動強度を算出する(ステップS35)。また、ルート検索処理部14が、距離dを上記速度vで除算して、基準区間を歩行した場合の歩行時間Tを算出する(ステップS36)。
次に、図10のステップS37において、ルート検索処理部14が、上記基準区間についての消費カロリーを算出する(ステップS37)。具体的には、ルート検索処理部14は、上記ステップS35において算出された運動強度と、予め設定された安静時の酸素消費量及び酸素1(ml)消費時の熱量と、所定のバッファに記憶されたユーザの体重と、上記ステップS36において算出された歩行時間Tとに基づいて、前述した式1に従って、基準区間についての消費カロリーを算出する。
次に、ルート検索処理部14が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したかを判断する(ステップS38)。
ルート検索処理部14が、消費カロリーが算出されていない歩行ルート又は基準区間があると判断した場合は、図9のステップS33に戻る。
ルート検索処理部14が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したと判断した場合、ルート検索処理部14は、検索範囲内の歩行ルートのうち、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶されている運動条件と整合する歩行ルートを決定し、決定した歩行ルートを画面表示して、ユーザに通知する(ステップS39)。
具体的には、ルート検索処理部14は、以下のようにして歩行ルートを決定する。例えば、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての消費カロリーを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する消費カロリーPとする。また、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間の勾配のうちの最大の勾配を決定し、該決定された勾配を歩行ルートに対応する最大勾配Sとする。
また、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての距離dを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する距離Qとする。また、ルート検索処理部14が、歩行ルート毎に、歩行ルートの全ての基準区間についての歩行時間Tを集計して、該集計値を歩行ルートに対応する歩行時間Rとする。
そして、ルート検索処理部14が、全ての歩行ルートのうち、検索条件データテーブルに記憶されている歩行時間、消費カロリー、距離、勾配とそれぞれ整合する歩行時間R、消費カロリーP、距離Q、最大勾配Sに対応する歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
本発明の一実施形態によれば、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに設定されている各運動条件の優先度に基づいて、歩行時間、消費カロリー、距離、最大勾配の中から検索基準を選択し、該選択された検索基準と整合する歩行時間R、消費カロリーP、距離Q、又は最大勾配Sに対応する歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定するようにしてもよい。
例えば、図7に示す検索条件データテーブルには、運動条件としての歩行時間に優先度1、消費カロリーに優先度2、勾配に優先度3、距離に優先度4、歩速に優先度5、歩数に優先度6が設定されている。ルート検索処理部14は、優先度が高い運動条件の順にルート検索の検索基準として、該検索基準と整合する歩行ルートを決定する。例えば、ルート検索処理部14は、まず第1に、全ての歩行ルートの中から、検索条件データテーブルに記憶されている歩行時間(図7に示す例では60min)と整合する(例えば、最も近い)歩行時間Rに対応する歩行ルートを抽出する。該抽出された歩行ルートが一つである場合は、ルート検索処理部14は、該抽出された歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
上記抽出された歩行ルートが複数ある場合は、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに記憶されている消費カロリー(図7に示す例では300kcal)と整合する(例えば、最も近い)消費カロリーPに対応する歩行ルートを抽出する。該抽出された歩行ルートが一つである場合は、ルート検索処理部14は、該抽出された歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。該抽出された歩行ルートが複数ある場合は、ルート検索処理部14は、検索条件データテーブルに記憶されている勾配(図7に示す例では10%)と整合する(例えば、最も近い)最大勾配Sに対応する歩行ルートを抽出する。該抽出された歩行ルートが一つである場合は、ルート検索処理部14は、該抽出された歩行ルートをユーザに通知する歩行ルートとして決定する。
ルート検索処理部14は、上記の歩行ルートの決定手法に従って、最終的にユーザに通知する一つの歩行ルートを決定する。なお、ルート検索処理部14は、最終的にユーザに通知する歩行ルートとして、1以上の所定の数の歩行ルートを決定するようにしてもよい。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態の装置構成例を示す図である。歩行運動支援装置3は、ユーザの歩行運動を支援する処理装置である。歩行運動支援装置3は、例えば携帯電話等の端末装置である。歩行運動支援装置3は、運動条件取得部11、歩行開始/終了地点取得部12、ルート検索処理部14、ルート情報取得部31、データ格納部32、運動効果算出部33、通知部34を備える。図11に示す歩行運動支援装置3が備える構成要素のうち、図1に示す歩行運動支援装置1(すなわち、本発明の第1の実施の形態又は本発明の第2の実施の形態に係る歩行運動支援装置)が備える構成要素と同一の符号が付されたものは、該歩行運動支援装置1が備える構成要素と同様の機能を有するため、ここでの詳細な説明は省略する。
ルート情報取得部31は、ユーザの指定入力に従って、歩行開始地点から歩行終了地点までの歩行ルートの情報を入力する(取得する)。また、ルート情報取得部31は、データ格納部32に予め記憶された地図情報から、上記入力された歩行ルートにおける前述した基準地点の緯度、経度、及び高度の情報を抽出して、該抽出された情報(基準地点についての経路情報)を位置IDと対応付けてデータ格納部32内の後述するルート情報データテーブルに記憶する。位置IDは、基準地点及び上記ルート情報データテーブルのレコード(1行分のデータ)を一意に特定する識別情報である。
また、ルート情報取得部31は、各位置ID間の高度差と距離を算出し、各位置IDに対応付けてルート情報データテーブルに記憶する。各位置ID間の高度差は、ある基準地点の高度と該基準地点の直前の基準地点の高度との差である。各位置ID間の距離は、ある基準地点の緯度及び経度の情報から決まる位置と該基準地点の直前の基準地点の緯度及び経度の情報から決まる位置との間の距離である。
また、ルート情報取得部31は、各位置ID間の高度差と距離とに基づいて、各位置IDについての勾配を算出し、ルート情報データテーブルに記憶する。位置IDについての勾配とは、該位置IDに対応する基準地点と該基準地点の直前の基準地点との間の区間(基準区間)の勾配である。
すなわち、ルート情報取得部31は、歩行開始地点から歩行終了地点までの歩行ルートの情報を入力し、データ格納部32に予め記憶された地図情報から、上記入力された歩行ルートにおける各々の基準地点の緯度、経度、及び高度の情報を抽出してデータ格納部32に記憶するルート情報入力手段である。
データ格納部32は、データ格納部13(図1を参照)に記憶される情報(例えば、運動条件の情報、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報、各運動条件の優先度の情報、地図情報、上り勾配と運動強度増加係数との対応情報、運動強度算出表)に加えて、例えば図12に示すようなルート情報データテーブルを記憶する。なお、上記地図情報は、例えば緯度及び経度の情報、標高等の情報を含む。
図12に示すルート情報データテーブルは、位置ID、緯度経度、高度(m)、距離(m)、高度差(m)、勾配(%)といったデータ項目からなる。位置IDは、前述したように、基準地点及び上記ルート情報データテーブルのレコード(1行分のデータ)を一意に特定する識別情報である。緯度経度は、当該位置IDに対応する基準地点の緯度及び経度の情報である。高度(m)は、当該位置IDに対応する基準地点の高度の情報である。距離(m)は、当該位置IDに対応する基準地点の位置と該基準地点の直前の基準地点の位置との間の距離(すなわち、当該位置IDに対応する基準地点と該基準地点の直前の基準地点との間の基準区間の距離)である。高度差(m)は、当該位置IDに対応する基準地点の高度と該基準地点の直前の基準地点の高度との差である。勾配(%)は、前述したように、当該位置IDに対応する基準地点と該基準地点の直前の基準地点との間の基準区間の勾配である。当該勾配(%)は、上記高度差(m)を上記距離(m)で除算して100を乗じることによって算出される。
運動効果算出部33は、ルート情報取得部31が入力した(取得した)歩行ルートについて、ユーザの消費カロリーを歩速毎に算出する。
具体的には、運動効果算出部33は、ルート情報データテーブルを参照して、各位置IDに対応する勾配の情報と、予めデータ格納部32に記憶された上り勾配と運動強度増加係数との対応情報とに基づいて、各位置IDに対応する運動強度増加係数を決定する。位置IDに対応する運動強度増加係数は、該位置IDに対応する基準地点と該基準地点の直前の基準地点との間の基準区間についての運動強度増加係数である。
そして、運動効果算出部33は、歩速v’(m/min)を所定の間隔で変化させ、平坦な道を歩行する時の運動強度を歩速毎に算出する。例えば、運動効果算出部33は、まず、デフォルト歩速の値と図2を参照して前述した運動強度算出表とに基づいて、該歩速で平坦な道を歩行する時の運動強度を算出する。そして、運動効果算出部33は、上記デフォルトの歩速の値を例えば10(m/min)刻みに変化させて得られる複数の歩速の各々について、平坦な道を歩行する時の運動強度を算出する。
次に、運動効果算出部33は、算出された平坦な道を歩行する時の歩速毎の運動強度に、上記算出された各基準区間についての運動強度増加係数を乗じて、各基準区間についての運動強度を歩速v’毎に算出する。
また、運動効果算出部33は、各基準区間の距離(m)を歩速v’で除して、各基準区間を歩行した場合の歩行時間T(min)を歩速v’毎に算出する。
そして、運動効果算出部33は、上記算出された各基準区間についての運動強度と、予め設定された、安静時の酸素消費量、ユーザの体重、酸素1(ml)消費時の熱量と、上記算出された歩行時間Tとに基づいて、上記式1に従って、各基準区間についての消費カロリーを歩速v’毎に算出する。
そして、運動効果算出部33は、全ての基準区間についての消費カロリーを集計して、上記歩行ルートについての消費カロリーを歩速v’毎に算出する。
すなわち、運動効果算出部33は、データ格納部32に記憶された各々の基準地点の緯度、経度、及び高度の情報に基づいて、各々の基準地点間の勾配を算出し、該算出された各々の基準地点間の勾配と、予め定められた歩速の値を変化させて得られる各々の歩速とに基づいて、ルート情報入力手段(ルート情報取得部31)によって入力された歩行ルートをユーザが歩行した時の消費カロリーを上記各々の歩速毎に算出する消費カロリー算出手段である。
本発明の一実施形態によれば、運動効果算出部33は、上記歩行ルートの歩行開始地点から歩行終了地点まで歩行する場合の所要歩行時間毎の消費カロリーを、所要歩行時間毎に算出するようにしてもよい。具体的には、運動効果算出部33は、上記算出された各基準区間を歩行した場合の歩行時間Tを集計して、歩行ルートを歩行した場合のトータル歩行時間T’を算出し、該算出されたトータル歩行時間T’毎に、ユーザの消費カロリーを算出するようにしてもよい。
通知部34は、図1を参照して前述した通知部15と同様の機能を有する他、運動効果算出部33が算出した、歩行ルートについての歩速v’毎の消費カロリーをユーザに通知する。本発明の一実施形態によれば、通知部34は、運動効果算出部33が算出した、歩行ルートについてのトータル歩行時間T’毎の消費カロリーをユーザに通知するようにしてもよい。
図13は、本発明の第3の実施の形態に係る消費カロリー通知処理フローの一例を示す図である。まず、ルート情報取得部31が、歩行ルートの情報を入力し、該歩行ルートにおける基準地点についての緯度、経度、及び高度の情報を抽出してルート情報データテーブルに記憶する(ステップS41)。
また、ルート情報取得部31が、各基準区間の高度差と距離を算出してルート情報データテーブルに記憶する(ステップS42)。
また、ルート情報取得部31が、各基準区間の勾配を算出してルート情報データテーブルに記憶する(ステップS43)。
次に、運動効果算出部33が、各基準区間の勾配の情報と、予めデータ格納部32に記憶された上り勾配と運動強度増加係数との対応情報とに基づいて、各基準区間の運動強度増加係数を決定する(ステップS44)。
そして、運動効果算出部33が、歩速v’(m/min)を所定の間隔で変化させ、平坦な道を歩行する時の運動強度を歩速v’毎に算出する(ステップS45)。
そして、運動効果算出部33が、上記算出された平坦な道を歩行する時の歩速v’毎の運動強度に、各基準区間の運動強度増加係数を乗じて、各基準区間についての運動強度を歩速v’毎に算出する(ステップS46)。また、運動効果算出部33が、各基準区間の距離(m)を歩速v’で除して、各基準区間を歩行した場合の歩行時間T(min)を歩速v’毎に算出する(ステップS47)。
そして、運動効果算出部33が、上記算出された各基準区間についての運動強度と、予め設定された安静時の酸素消費量及び酸素1(ml)消費時の熱量と、運動条件取得部11によって入力されて所定のバッファに記憶されたユーザの体重と、上記算出された歩行時間Tとに基づいて、前述した式1に従って、各基準区間についての消費カロリーを歩速v’毎に算出する(ステップS48)。
そして、運動効果算出部33が、全ての基準区間についての消費カロリーを集計して、上記歩行ルートについての消費カロリーを歩速v’毎に算出する(ステップS49)。
通知部34が、算出された歩行ルートについての歩速v’毎の消費カロリーをユーザに通知する(ステップS50)。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図14は、本発明の第4の実施の形態の装置構成例を示す図である。歩行運動支援装置4は、ユーザの歩行運動を支援する処理装置である。なお、この例では、歩行運動支援装置4は、ユーザが歩行時に携帯する、例えば携帯電話等の端末装置である。歩行運動支援装置4は、運動条件取得部11、歩行開始/終了地点取得部12、データ格納部13、ルート検索処理部41、通知部42、位置情報取得部43、歩行状態取得部44、消費カロリー算出部45、身体状態取得部46、運動状態判断部47、ガイダンス情報生成部48を備える。図14に示す歩行運動支援装置4が備える構成要素のうち、図1に示す歩行運動支援装置1(すなわち、本発明の第1の実施の形態又は本発明の第2の実施の形態に係る歩行運動支援装置)が備える構成要素と同一の符号が付されたものは、歩行運動支援装置1が備える構成要素と同様の機能を有するため、ここでの詳細な説明は省略する。
データ格納部13には、例えば本発明の第1の実施の形態の説明において前述したように、運動条件取得部11が取得した運動条件の情報と、歩行開始/終了地点取得部12が取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とが記憶される。具体的には、上記運動条件の情報は、データ格納部13内の前述した図3に示すような検索条件データテーブルに記憶される。本発明の一実施形態によれば、該検索条件データテーブルに、更に、各運動条件の優先度の情報が記憶される。また、データ格納部13には、更に、例えば緯度及び経度の情報、標高等の情報を含む地図情報が予め記憶される。また、データ格納部13には、例えば図2に示すような運動強度算出表が予め記憶される。なお、本発明の第2の実施の形態の説明において前述したように、データ格納部13が、更に、図6に示すような、上り勾配と運動強度増加係数との対応情報を予め記憶するようにしてもよい。
ルート検索処理部41は、図1を参照して前述したルート検索処理部14と同様の機能を有する。すなわち、ルート検索処理部41は、データ格納部13に記憶された運動条件、歩行開始地点の位置情報、歩行終了地点の位置情報と、地図情報とに基づいて、歩行ルートを検索し、検索結果を通知部42に通知する。また、ルート検索処理部41は、後述する運動状態判断部47から、更新されたユーザの運動条件を受信して、該更新されたユーザの運動条件に基づいて、歩行ルートを再検索する。
通知部42は、ルート検索処理部41が決定した歩行ルートをユーザに通知する。また、通知部42は、ガイダンス情報生成部48から受信したガイダンス情報をユーザに通知する。また、通知部42は、運動状態判断部47から受信したユーザの運動状態の判断結果をユーザに通知する。
位置情報取得部43は、通知部42によって通知された歩行ルートを歩行しているユーザの位置情報Xを、例えばGPS等から所定の時間間隔毎に取得する。また、位置情報取得部43は、上記所定の時間間隔と位置情報Xとに基づいて、歩行中のユーザの第1の歩速Yを算出し、上記位置情報Xと第1の歩速Yの情報とを運動状態判断部47に送信する。すなわち、位置情報取得部43は、歩行中のユーザの位置情報を所定の時間間隔毎に取得するとともに、該取得された所定の時間間隔毎のユーザの位置情報に基づいて、上記歩行中のユーザの歩速を算出する位置情報取得手段である。
歩行状態取得部44は、歩行運動支援装置4が内蔵する歩数計(図示を省略)が計測するユーザの歩数Iの情報を所定の時間間隔毎に取得する。また、歩行状態取得部44は、該ユーザの歩数Iの情報が取得される時間間隔の情報に基づいて、該ユーザの歩行時間Jを算出する。また、歩行状態取得部44は、運動条件取得部11によって入力されて所定のバッファに記憶されたユーザの歩幅の情報と上記算出されたユーザの歩数Iの情報と歩行時間Jの情報とに基づいて、該ユーザの第2の歩速Y’を算出する。そして、歩行状態取得部44は、第2の歩速Y’の情報を運動状態判断部47に送信する。また、歩行状態取得部44は、歩行時間Jと第2の歩速Y’の情報を消費カロリー算出部45に送信する。
消費カロリー算出部45は、歩行状態取得部44から受信した歩行時間J及び第2の歩速Y’とに基づいて、ユーザの実消費カロリーDを算出する。具体的には、消費カロリー算出部45は、図2に示すような運動強度算出表に基づいて、第2の歩速Y’に対応する運動強度を算出する。そして、消費カロリー算出部45は、歩行時間Jと、上記算出された運動強度と、予め設定された安静時の酸素消費量及び酸素1(ml)消費時の熱量と、運動条件取得部11によって入力されて所定のバッファに記憶されたユーザの体重とに基づいて、前述した式1に従って、実消費カロリーDを算出する。消費カロリー算出部45は、算出された実消費カロリーDの情報を運動状態判断部47に送信する。
身体状態取得部46は、歩行中のユーザの身体状態(例えば脈拍数)を測定する例えば脈拍計等の装置(図14では図示を省略)によって測定された、該ユーザの身体状態の情報を取得する。すなわち、身体状態取得部46は、歩行中のユーザの身体状態の情報を取得する身体状態取得手段である。身体状態取得部46は、該取得されたユーザの身体状態の情報を運動状態判断部47に送信する。
運動状態判断部47は、ユーザの運動状態を判断して、該判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。ユーザの運動状態は、例えば、ユーザの歩速、消費カロリー、ユーザの位置、身体状態等である。
具体的には、運動状態判断部47は、位置情報取得部43から受信した位置情報Xが、ルート検索処理部41によって決定された歩行ルートと整合するか(ユーザの位置が歩行ルートとずれていないか)を判断する。運動状態判断部47は、該判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。また、運動状態判断部47は、位置情報取得部43から受信した第1の歩速Yが、検索条件データテーブルに記憶されている歩速と整合するかを判断し、該判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。例えば、運動状態判断部は、第1の歩速Yと検索条件データテーブルに記憶されている歩速との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する。すなわち、運動状態判断部47は、歩行中のユーザの位置情報が、歩行ルート検索手段(ルート検索処理部41)によって決定された歩行ルートと整合するかを判断するとともに、歩行中のユーザの歩速が、運動条件入力手段(運動条件取得部11)によってデータ格納部13に記憶された歩速と整合するかを判断する判断手段である。
また、運動状態判断部47は、歩行状態取得部44から受信した第2の歩速Y’が、検索条件データテーブルに記憶されている歩速と整合しているかを判断し、該判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。例えば、運動状態判断部47は、第2の歩速Y’と検索条件データテーブルに記憶されている歩速との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する。また、運動状態判断部47は、ルート検索処理部41によってユーザが現在歩行している歩行ルートが検索された際に算出された、該歩行ルートの各基準区間についての消費カロリーと、上記ユーザの位置情報Xとに基づいて、参照消費カロリーD’を算出する。参照消費カロリーD’は、歩行開始地点から該ユーザの現在の位置に対応する基準区間までの全ての基準区間についての消費カロリーの集計値である。そして、運動状態判断部47は、消費カロリー算出部45から受信した実消費カロリーDが、上記参照消費カロリーD’と整合するかを判断し、該判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。例えば、運動状態判断部47は、実消費カロリーDと参照消費カロリーD’との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する。
また、運動状態判断部47は、身体状態取得部46から受信したユーザの身体状態の情報と所定の閾値とを比較し、該比較結果に基づいて該ユーザの身体状態を判断する。例えば、運動状態判断部47は、ユーザの身体状態の情報が上記所定の閾値を超えている場合に、該ユーザの身体に過度な負担がかかっていると判断する。すなわち、運動状態判断部47は、歩行中のユーザの身体状態の情報と所定の閾値とを比較し、該比較結果に基づいて、上記歩行中のユーザの身体状態を判断する身体状態判断手段である。
また、運動状態判断部47は、上記ユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザの運動条件を更新する。例えば、運動状態判断部47は、該ユーザの身体状態が所定の閾値を超える程度に応じて、運動条件を変更するための変更係数を決定し、該決定された変更係数を運動条件(例えば歩速、消費カロリー等)に乗じて、該運動条件を変更する。そして、運動状態判断部47は、該更新されたユーザの運動条件をルート検索処理部41に送信する。また、運動状態判断部47は、上記ユーザの身体状態の判断結果をガイダンス情報生成部48と通知部42とに送信する。
ガイダンス情報生成部48は、運動状態判断部47によるユーザの運動状態の判断結果に応じたガイダンス情報を生成し、生成したガイダンス情報を通知部42に送信する。ガイダンス情報生成部48は、例えば、予め所定の記憶手段内に記憶された、ユーザの運動状態についての各々の判断結果に対応付けられたガイダンス文等の情報を用いて、上記ガイダンス情報を生成する。
ガイダンス情報生成部48は、例えば、運動状態判断部47から受信した、ユーザの位置が歩行ルートからずれているというユーザの運動状態の判断結果に基づいて、歩行ルートに従って歩行するように促すことを内容とするガイダンス情報を生成する。また、例えば、ガイダンス情報生成部48は、運動状態判断部47から受信した、ユーザの歩速と検索条件データテーブルに記憶されている歩速との差が所定の閾値の範囲を超えているというユーザの運動状態の判断結果に基づいて、ユーザの歩速が速すぎるので歩速を下げるように促すことを内容とするガイダンス情報や、ユーザの歩速が遅すぎるので歩速を上げるように促すことを内容とするガイダンス情報を生成する。
また、例えば、ガイダンス情報生成部48は、運動状態判断部47から受信した、実消費カロリーDと参照消費カロリーD’との差が所定の閾値の範囲を超えているというユーザの運動状態の判断結果に基づいて、ユーザの消費カロリーが小さい(又は大きい)ので歩速を上げる(又は下げる)ように促すことを内容とするガイダンス情報を生成する。
また、例えば、ガイダンス情報生成部48は、運動状態判断部47から受信した、ユーザの身体に過度な負担がかかっているというユーザの運動状態(身体状態)の判断結果に基づいて、例えば、歩速を下げるよう促すことを内容とするガイダンス情報を生成する。すなわち、ガイダンス情報生成部48は、歩行中のユーザの身体状態の判断結果に応じたガイダンス情報を生成するガイダンス情報生成手段である。
なお、本発明の一実施形態によれば、歩行運動支援装置4が、図14中に示す構成要素の他に、更に、図11を参照して前述した歩行運動支援装置3の機能を実現するための構成要素(例えばルート情報取得部31及び運動効果算出部33)を備えるようにしてもよい。
図15乃至18は、本発明の第4の実施の形態に係るガイダンス情報通知処理及び歩行ルート再検索処理フローの一例を示す図である。図15及び図16に示すステップS61乃至ステップS77の処理は、歩行ルートを決定する処理である。まず、図15のステップS61において、運動条件取得部11が、運動条件及び優先度の情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS61)。ステップS61においては、更に、運動条件取得部11が、ユーザの体重の情報と歩幅の情報とを入力して所定のバッファに記憶する。
次に、歩行開始/終了地点取得部12が、歩行開始地点と歩行終了地点の位置情報を取得して、データ格納部13に記憶する(ステップS62)。
次に、ルート検索処理部41が、データ格納部13から距離、歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報を取得し、取得した歩行開始地点及び歩行終了地点の位置情報とデータ格納部13に格納された地図情報とに基づいて、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートの距離を算出する(ステップS63)。
ルート検索処理部41が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じかを判断する(ステップS64)。ルート検索処理部41が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じであると判断した場合、ルート検索処理部41は、歩行開始地点(又は歩行終了地点)を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS65)。なお、上記ステップS65において、データ格納部13に記憶されている距離の優先度より歩数の優先度の方が高い場合には、上記データ格納部13に記憶されている距離に代えて、所定のバッファに記憶されたユーザの歩幅に上記歩数を乗じて得られる値を用いるようにしてもよい(下記のステップS66、ステップS68、ステップS69において同じ)。
ルート検索処理部41が、歩行開始地点と歩行終了地点とが同じでないと判断した場合、ルート検索処理部41は、上記ステップS63において算出された最短ルートの距離が、データ格納部13に記憶されている距離より大きいかを判断する(ステップS66)。
ルート検索処理部41が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きくないと判断した場合、ルート検索処理部41は、歩行開始地点と歩行終了地点との中点を中心とした、データ格納部13に記憶されている距離の1/2の半径の円を歩行ルートの検索範囲とする(ステップS68)。
ルート検索処理部41が、上記最短ルートの距離がデータ格納部13に記憶されている距離より大きいと判断した場合、ルート検索処理部41は、歩行開始地点と歩行終了地点とを結ぶ最短ルートを歩行ルートの検索範囲とする(ステップS67)。
次に、図16のステップS69において、ルート検索処理部41が、データ格納部13に記憶されている歩速(m/min)と、データ格納部13に記憶されている距離(m)÷データ格納部13に記憶されている歩行時間(min)という算出式から算出される速度vとが一致しているかを判断する(ステップS69)。
ルート検索処理部41が、データ格納部13に記憶されている歩速と、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度vとが一致していないと判断した場合、ルート検索処理部41は、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶された歩速の優先度を最下位の優先度に設定する(ステップS70)。
次に、ルート検索処理部41が、上記距離÷歩行時間という算出式から算出される速度v(歩速)と、データ格納部13に予め記憶されている運動強度算出表とに基づいて、平坦な道を歩行する時の運動強度を算出する(ステップS71)。
次に、ルート検索処理部41が、歩行ルートの検索範囲にある歩行ルートにおける基準地点の緯度及び経度の情報を地図情報から抽出する(ステップS72)。
次に、ルート検索処理部41が、基準地点の緯度及び経度の情報に基づいて、ある基準区間の距離d(m)を算出する(ステップS73)。また、ルート検索処理部41が、距離dを上記速度vで除算して、基準区間を歩行した場合の歩行時間T(min)を算出する(ステップS74)。次に、ルート検索処理部41が、上記基準区間についての消費カロリーを算出する(ステップS75)。
次に、ルート検索処理部41が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したかを判断する(ステップS76)。
ルート検索処理部41が、消費カロリーが算出されていない歩行ルート又は基準区間があると判断した場合は、上記ステップS73に戻る。
ルート検索処理部41が、検索範囲内の全ての歩行ルートの全ての基準区間について、消費カロリーを算出したと判断した場合、ルート検索処理部41は、検索範囲内の歩行ルートのうち、データ格納部13内の検索条件データテーブルに記憶されている運動条件と整合する歩行ルートを決定し、決定した歩行ルートを画面表示して、ユーザに通知する(ステップS77)。
なお、上記ステップS61乃至ステップS77の処理に代えて、前述した図8乃至10のステップS21乃至ステップS39を参照して説明した歩行ルート決定処理と同様の歩行ルート決定処理を行うようにしてもよい。
図17のステップS78において、位置情報取得部43が、歩行中のユーザの位置情報Xを取得するとともに、該ユーザの第1の歩速Yを算出する(ステップS78)。次に身体状態取得部46が、ユーザの身体状態(例えば脈拍数)を取得する(ステップS79)。歩行状態取得部44が、ユーザの歩数Iの情報を取得するとともに、前述した歩行時間J、第2の歩速Y’を算出する(ステップS80)。
消費カロリー算出部45が、歩行時間Jと第2の歩速Y’とに基づいて、ユーザの実消費カロリーDを算出する(ステップS81)。
次に、運動状態判断部47が、位置情報Xが歩行ルートと整合するかを判断する(ステップS82)。
また、運動状態判断部47が、第1の歩速Yと検索条件データテーブルに記憶されている歩速との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する(ステップS83)。運動状態判断部47が、第2の歩速Y’と検索条件データテーブルに記憶されている歩速との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する(ステップS84)。
図18のステップS85において、運動状態判断部47が、歩行開始地点から該ユーザの現在の位置に対応する基準区間までの全ての基準区間についての消費カロリーの集計値を参照消費カロリーD’として算出する(ステップS85)。そして、運動状態判断部47が、実消費カロリーDと参照消費カロリーD’との差が所定の閾値の範囲を超えているかを判断する(ステップS86)。
次に、運動状態判断部47が、身体状態取得部46から受信したユーザの身体状態の情報と所定の閾値とを比較し、該比較結果に基づいて、該ユーザの運動条件を更新するかを判断する(ステップS87)。運動状態判断部47が、該ユーザの運動条件を更新しないと判断した場合は、ステップS89の処理に進む。運動状態判断部47が、該ユーザの運動条件を更新すると判断した場合、ルート検索処理部41が、上記更新されたユーザの運動条件に基づいて、歩行ルートを再検索する(ステップS88)。
そして、ガイダンス情報生成部48が、運動状態判断部47によるユーザの運動状態の判断結果に応じたガイダンス情報を生成して(ステップS89)、通知部42に送信する。そして、通知部42が、ガイダンス情報生成部48から受信したガイダンス情報をユーザに通知する(ステップS90)。
なお、本発明の歩行運動支援装置1、3、4及びそれらの各部の機能は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。当該本発明を実現するプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インタフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行時間、消費カロリー、歩数、歩速、距離といった運動条件に基づいて、正確に歩行ルートの検索を行うことが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、指定された歩行ルートをユーザが歩行した場合の歩速毎の消費カロリーを該ユーザに対して通知することが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、運動条件に基づいて歩行ルートを検索し、該歩行ルートをユーザが歩行中に、上記歩行ルートの検索に用いられた運動条件どおりに運動ができているかを該ユーザに通知することが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて、該ユーザに対してガイダンス情報を通知することが可能となる。従って、例えば、ユーザの脈拍が高い場合等、該ユーザの身体に過度な負担がかかっているときに、該ユーザに歩速を下げるよう促すことが可能となる。
また、本発明の歩行運動支援装置によれば、歩行中のユーザの身体状態を判断して、該ユーザの身体状態の判断結果に基づいて運動条件を変更し、該変更された運動条件に基づいて歩行ルートを再検索することが可能となる。従って、例えば、該ユーザの身体に過度な負担がかかっているときに、該ユーザの身体にかかる負担が少ないルートを再検索して、該再検索した結果得られる新たな歩行ルートを該ユーザに通知することができる。

Claims (3)

  1. ユーザの歩行運動を支援する装置であって、
    少なくとも歩行時間、消費カロリー、歩速、距離の情報を運動条件として取得する運動条件入力手段と、
    歩行開始地点と歩行終了地点とを示す位置情報を取得する歩行開始/終了地点入力手段と、
    前記取得された位置情報の歩行開始地点と歩行終了地点とが同じ地点であるか否かを判定し、同じ地点であると判定された場合に、前記取得された位置情報の歩行開始地点又は歩行終了地点と前記取得された運動条件の距離の半分の距離とにより特定される範囲を検索範囲として決定する検索範囲決定手段と、
    前記記憶手段に予め記憶された地図情報が有するデータのうち前記決定された検索範囲に該当するデータから、前記運動条件を満たす歩行ルートを検索して決定する歩行ルート検索手段と、
    前記歩行ルート検索手段によって決定された歩行ルートを前記ユーザに通知する通知手段とを備える
    ことを特徴とする歩行運動支援装置。
  2. ユーザの歩行運動を支援する装置であって、
    歩行を伴う運動に関する条件である運動条件を取得する運動条件入力手段と、
    歩行開始地点と歩行終了地点とを示す位置情報を取得する歩行開始/終了地点入力手段と、
    前記取得された位置情報の歩行開始地点と歩行終了地点とが同じ地点であるか否かを判定し、同じ地点であると判定された場合に、前記取得された位置情報の歩行開始地点又は歩行終了地点と前記取得された運動条件を満たす運動距離の半分の距離とにより特定される範囲を検索範囲として決定する検索範囲決定手段と、
    前記記憶手段に予め記憶された地図情報が有するデータのうち前記決定された検索範囲に該当するデータから、前記運動条件を満たす歩行ルートを検索して決定する歩行ルート検索手段と、
    前記歩行ルート検索手段によって決定された歩行ルートを前記ユーザに通知する通知手段とを備える
    ことを特徴とする歩行運動支援装置。
  3. 前記運動条件入力手段により取得される運動条件は、前記歩行を伴う運動に関する条件の一部として歩数及び歩幅を含み、
    前記検索範囲決定手段は、前記取得された運動条件の歩数及び歩幅に基づいて、前記運動距離を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の歩行運動支援装置。
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