JP2001296137A - 携帯型地図表示装置 - Google Patents

携帯型地図表示装置

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JP2001296137A
JP2001296137A JP2000115025A JP2000115025A JP2001296137A JP 2001296137 A JP2001296137 A JP 2001296137A JP 2000115025 A JP2000115025 A JP 2000115025A JP 2000115025 A JP2000115025 A JP 2000115025A JP 2001296137 A JP2001296137 A JP 2001296137A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 始点位置から目的地までの経路を探索する場
合に、より多様な条件を付与することができる携帯型地
図表示装置を提供する。 【解決手段】 情報端末のCPUは、ユーザが現在地か
ら目的地までの希望移動距離Lを指定すると(ステップ
S5,「YES」)、地図上の現在地から目的地までの
経路の距離が希望移動距離Lに近付くように経路探索を
行い(ステップS9)、探索した経路とその距離とをL
CDの地図画面上に表示する(ステップS10,S1
1)。また、希望移動距離Lが最短経路距離Lmin に達
しない場合は、音声の出力及びLCDパネルの表示また
は筐体の振動などにより警告動作を行う(ステップS1
3〜S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図を表示させる
と共に、その地図画面中に地図上の開始位置から目的地
までの経路を表示するようにした携帯型地図表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、登山やハイキング或いは街歩
きなどでも使用できる携帯型ナビゲーション装置(地図
表示装置)の一例として、地図の表示に必要な地図デー
タを、携帯電話機(PHSを含む概念である)を通じて
外部のデータベース(例えばインターネットに接続され
た情報サーバ)からダウンロードして表示する構成とす
ることにより、大型にならざるを得ない記憶装置(CD
−ROMドライブユニットなど)を不要とし、もって全
体の小型化を図ったものが提供されている。このような
携帯型ナビゲーション装置にあっては、自己の現在地を
示す位置情報を得るためのGPS受信機を内蔵し、この
GPS受信機により得た現在地から使用者により入力さ
れた目的地までの経路を着色表示する(モノクロ表示の
場合は所定階調の表示或いは所定パターンの表示を行
う)という案内機能を備えた構成とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の携帯型ナビゲ
ーション装置では、現在地から目的地までの経路を探索
する場合には、通常は最短経路を探索するようになって
いる。しかしながら、ユーザは、現在地から目的地まで
常に最短経路で移動することを希望するとは限らない。
例えば、移動に要する時間に比較的余裕がある場合や、
歩行して運動することを目的とする場合なども想定され
るが、従来のナビゲーション装置では、このような事情
に応じた経路探索を行うことができなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、始点位置から目的地までの経路を探
索する場合に、より多様な条件を付与することができる
携帯型地図表示装置を提供することにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】請求項1記載の携帯型
地図表示装置によれば、制御手段を、ユーザが始点位置
から目的地までの希望移動距離を指定すると、地図上の
始点位置から目的地までの経路の距離が前記希望移動距
離に近付くように経路探索することを可能に構成する。
例えば、ユーザが現在地から目的地まで移動する場合の
最短経路が1500mであったとしても、ユーザが目的
地まで例えば2000m歩いて移動することを希望して
その希望移動距離2000mを入力すると、制御手段
は、現在地から目的地までの移動経路が2000mに極
力近付くように冗長な経路を加味して探索を行う。
【0006】即ち、ユーザが必ずしも目的地まで最短経
路で移動することを希望せず、例えば、ある程度の長い
距離を時間をかけて歩行し運動することを目的としてい
るような場合には、制御手段はユーザが入力した希望移
動距離に基づいた経路を探索するので、ユーザは、その
探索された経路に沿って目的地まで歩行することで所期
の目的を達成することができる。従って、従来に比較し
て、ユーザの要求に広く対応することが可能となる。
【0007】請求項2記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、ユーザが始点位置から目的地までの希
望移動歩数を指定すると、地図上の始点位置から目的地
までの経路の距離が希望移動歩数に相当する距離に近付
くように経路探索を実施する。例えば、ユーザが現在地
から目的地まで移動する場合に、最短経路では約300
0歩で到達可能であったとしても、ユーザが目的地まで
例えば5000歩歩いて移動することを希望しその歩数
を入力すると、制御手段は、現在地から目的地までの移
動経路が5000歩に相当する距離に極力近付くように
冗長な経路を加味して探索を行う。
【0008】即ち、ユーザが、請求項1と同様にある程
度の長い距離を時間をかけて歩行し運動することを目的
としており、その運動量を歩数によって目安としたい場
合には、希望移動歩数を入力すれば制御手段がその希望
移動歩数に基づいた経路を探索するので、ユーザは、そ
の探索された経路に沿って目的地まで歩行することで所
期の目的を達成することができる。
【0009】請求項3記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、ユーザが始点位置から目的地まで移動
するための希望移動時間を指定した場合は、地図上の始
点位置から目的地までの経路の距離が希望移動時間に相
当する距離に近付くように経路探索を実施する。例え
ば、ユーザが現在地から目的地まで移動する場合に、最
短経路では歩いて約45分で到達可能であったとして
も、ユーザが目的地まで例えば1時間歩いて移動するこ
とを希望しその希望時間を入力すると、制御手段は、現
在地から目的地までの移動経路が歩いて1時間に相当す
る距離に極力近付くように冗長な経路を加味して探索を
行う。
【0010】即ち、ユーザが、請求項1または2と同様
にある程度の長い距離を時間をかけて歩行し運動するこ
とを目的としており、その運動量を歩行時間によって目
安としたい場合には、希望移動時間を入力すれば制御手
段がその希望移動時間に基づいた経路を探索するので、
ユーザは、その探索された経路に沿って目的地まで歩行
することで所期の目的を達成することができる。
【0011】請求項4記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、ユーザが始点位置から目的地まで移動
する間に消費したいカロリーを指定した場合は、地図上
の始点位置から目的地までの経路の距離が消費カロリー
に相当する移動距離に近付くように経路探索を実施す
る。
【0012】例えば、一般に、1時間歩行した場合に消
費されるカロリーは約200kcalであるといわれて
いる。そして、ユーザが現在地から目的地まで移動する
場合に、最短経路では歩いて1時間30分程度で到達可
能であったとしても、ユーザが例えば歩いて400kc
al消費することを希望してその希望消費カロリーを入
力したとする。すると、制御手段は、現在地から目的地
までの移動経路が歩いて400kcalを消費すると想
定される、移動に2時間程度を要する距離に極力近付く
ように冗長な経路を加味して探索を行う。
【0013】即ち、ユーザが、やはりある程度の長い距
離を時間をかけて歩行し運動することを目的としてお
り、その運動量を消費カロリーによって目安としたい場
合には、希望消費カロリーを入力すれば制御手段がその
希望消費カロリーに基づいた経路を探索するので、ユー
ザは、その探索された経路に沿って目的地まで歩行する
ことで所期の目的を達成することができる。
【0014】請求項5記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、請求項1のようにユーザが希望移動距
離を入力する場合に加えて、請求項2と同様にユーザが
目的地までの希望移動歩数を指定した場合は、目的地ま
での経路の距離が希望移動歩数に相当する距離に近付く
ように経路探索を実施する。従って、ユーザは、希望移
動距離,希望移動歩数を選択的に入力指定することがで
きるようになり、従来に比較して、ユーザの要求により
広く対応することが可能となる。
【0015】請求項6記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、ユーザが歩幅を設定可能に構成する。即ち、歩幅
は、各ユーザ毎に異なる場合が多く、デフォルトで設定
されている平均値的な歩幅を用いて対応すると希望移動
歩数に相当する距離に含まれる誤差が大きくなる場合が
ある。そこで、ユーザが夫々歩幅を設定可能に構成する
ことで、希望移動歩数に相当する距離の探索を各ユーザ
に適合して行うことができるようになり、誤差を縮小す
ることが可能となる。
【0016】請求項7記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、ユーザが前記始点位置から目的地まで
移動するための希望移動時間を指定した場合は、経路の
距離が希望移動時間に相当する距離に近付くように経路
探索を実施する。従って、ユーザは、請求項1,5また
は6において設定可能な条件に加えて、請求項3と同様
に希望移動時間を指定することもできるようになり、ユ
ーザの要求に一層広く対応することが可能となる。
【0017】請求項8記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、ユーザが自身の移動速度を設定可能に構成する。例
えば歩いて移動する速度は各ユーザ毎に異なる場合が多
いため、請求項3または7のようにユーザが希望移動時
間を指定する場合、デフォルトで設定されている平均値
的な移動速度を用いて対応すると希望移動時間に相当す
る距離の探索に含まれる誤差が大きくなる場合がある。
そこで、ユーザが夫々移動速度を設定可能に構成するこ
とで、希望移動時間に相当する距離の探索を各ユーザに
適合して行うことができるようになり、誤差を縮小する
ことが可能となる。
【0018】請求項9記載の携帯型地図表示装置によれ
ば、制御手段は、ユーザが始点位置から前記目的地まで
移動する間に消費したいカロリーを指定した場合は、経
路の距離が消費カロリーに相当する移動距離に近付くよ
うに経路探索を実施する。従って、ユーザは、請求項1
乃至3または5乃至8において設定可能な条件に加え
て、請求項4と同様に希望消費カロリーを指定すること
もできるようになり、ユーザの要求により一層広く対応
することが可能となる。
【0019】請求項10記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、探索した経路を地図画面上に表示す
るので、ユーザは、自分が指定した条件に基づいて探索
された経路が実際にどのような経路になったのかを地図
画面上で確認することができる。
【0020】請求項11記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、ユーザの指定に基づく距離が始点位
置から目的地までの最短経路に相当する距離に達しない
場合は、警告動作を行う。具体的には、請求項12記載
の携帯型地図表示装置のように、警告動作を、表示器に
よる表示,振動発生手段による振動,音声出力手段によ
る音声の内、これらの何れか1つまたは複数の組み合わ
せによって行う。
【0021】例えば、ユーザが現在地から目的地まで移
動する場合の最短経路が5000mであったとしても、
ユーザが目的地まで例えば3000m歩いて移動するこ
とを希望して入力すると、制御手段は、3000mでは
目的地まで達し得ないことを警告する。従って、ユーザ
は、設定に無理があることを事前に知ることができ、目
的地または希望移動距離等を変更することができるよう
になり利便性が向上する。
【0022】請求項13記載の携帯型地図表示装置によ
れば、警告動作を、どのような態様によって実施させる
かをユーザが設定可能に構成するので、ユーザの好みに
応じて警告動作の態様を設定することができる。
【0023】請求項14記載の携帯型地図表示装置によ
れば、警告動作の実行の可否を設定可能に構成するの
で、ユーザが不要と考える場合には警告動作を停止させ
ることができる。
【0024】請求項15記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、警告動作を行う場合、始点位置から
目的地までの最短経路を地図画面上に表示するので、ユ
ーザは、最短経路を地図画面上で確認して条件を指定す
る場合の参考とすることができるので、利便性が向上す
る。
【0025】請求項16記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、位置情報取得装置が取得する位置情
報に基づいて予め定めた出発地点から現在地までの経路
を地図画面上に表示させると共に、該経路の距離を演算
して表示器に表示させる。
【0026】即ち、例えばGPS(Grobal Positioning
System) などによる位置情報取得装置を利用すること
で、携帯型地図表示装置を所持したユーザが移動した場
合に、予め定めた出発地点からユーザが位置する現在地
までの経路を地図画面上に表示させることができる。従
って、ユーザは、表示器の地図画面を参照して自分がど
のような経路に沿って移動したのかを把握することがで
きる。そして、該経路の距離を演算して表示器に表示さ
せることで、ユーザは、どのくらいの距離を移動したの
かも把握することができるので、例えば、経路を移動し
たことによる運動量がどれ位になったか等の参考に供す
ることが可能となる。
【0027】請求項17記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、出発地点から現在地までの経路を、
予め探索した目的地までの経路に重ね合わせて表示する
ので、ユーザは、現在自分が所定の条件を与えて探索さ
せた経路中のどの辺りに位置しているのかを知ることが
できる。
【0028】請求項18記載の携帯型地図表示装置によ
れば、制御手段は、経路の距離に相当する歩数も演算し
て表示器に表示させるので、ユーザが徒歩で移動した場
合にその移動に何歩を要したかを知ることができる。請
求項16と同様に、例えば経路を移動したことによる運
動量の参考に供することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の第
1実施例について図1ないし図4を参照しながら説明す
る。全体の正面外観を示す図2において、携帯型の情報
端末1(携帯型地図表示装置に相当)は、矩形状の本体
ケース1aを備えたもので、本体ケース1aの前面側に
は、比較的大きな表示面積を有したLCDパネル2(表
示器に相当)が設けられている。尚、このLCDパネル
2としては、例えば16階調表示のモノクロタイプのも
のが使用される。LCDパネル2の表面の全域には、マ
トリクス型のパネル状タッチスイッチ(図示せず)が形
成されており、特に、図中下縁部には、スイッチ機能を
表した複数個(本実施例では例えば7個)のアイコン3
a〜3gが印刷によって形成されている。これらアイコ
ン3a〜3gのうち、例えば左端のアイコン3a、並び
にこれに隣接するアイコン3bは、それぞれメニュース
イッチ、キャンセルスイッチとして機能し、右端のアイ
コン3gは、後述する内蔵マイコンシステムをシャット
ダウンした後に電源を遮断するための「切」スイッチと
して機能する構成となっている。
【0030】本体ケース1の上縁部には、電源をハード
的に入切するための電源スイッチ4が設けられ、下縁部
には、携帯電話機(図1に符号15を付して示す)に接
続されるデータ通信ケーブル(図1に符号14を付して
示す)用のターミナルボックス1bが設けられている。
また、本体ケース1の側縁部には、それぞれ押しボタン
スイッチより成るポインタスイッチ5、6及び確定用ス
イッチ7が設けられている。尚、ポインタスイッチ5、
6は、LCDパネル2に表示されたアイコンやリストの
中から任意のものを選択するために、選択状態にあるア
イコン或いはリストやカーソルなどを上下方向へ移動さ
せるためのスイッチであり、確定用スイッチ7は、選択
されたアイコン或いはリストを確定するときに操作する
スイッチである。
【0031】図1には、情報端末1の概略的な内部構成
とこれに関連した周辺構成が機能ブロックの組み合わせ
により示されている。この図1において、情報端末1
は、CPU8(制御手段に相当)を中心としたマイコン
システムとして構成されており、CPU8と接続された
内部バス9には、制御プログラムなどを格納したROM
10、ワーキング用記憶エリアとなるRAM11、前記
LCDパネル2が接続されていると共に、前記図示しな
いタッチスイッチ、ポインタスイッチ5、6及び確定用
スイッチ7などを含む入力装置12が接続されている。
尚、入力装置12に、入力音声を解析して所定のコマン
ドデータに変換する音声入力手段を加えることもでき
る。
【0032】また、内部バス9には、携帯電話インター
フェースとなるデータ通信装置13が接続されており、
前記ターミナルボックス1bにデータ通信ケーブル14
を介して接続された携帯電話機15及び携帯電話回線を
介してインターネット16にダイヤルアップ接続できる
構成となっている。
【0033】さらに、内部バス9には、GPS受信ユニ
ット17(位置情報取得装置に相当)が接続されてい
る。このGPS受信ユニット17は、GPS用の人工衛
星からの電波を受信するGPSアンテナ17aを有し、
受信したデータを解析して得た座標位置や時刻情報に基
づいた演算により現在地の位置情報(経度及び緯度情
報)を取得する構成となっている。また、内部バス9に
は、音声出力用のIC及びスピーカなどから構成される
音声出力装置(音声出力手段)30が接続されており、
CPU8によって制御されるようになっている。
【0034】基地局18には、インターネット16に接
続された情報サーバ19と、地図データや施設データな
どの各種のデータを蓄積したデータベース20とが設け
られており、その情報サーバ19は、情報端末1側から
の要求に応じてデータベース20中の各種データをアン
サバックする構成となっている。そして、情報端末1に
おいては、携帯電話機15及びインターネット16を通
じて情報サーバ19にアクセスすることにより、上記デ
ータベース20から携帯電話機15を通じて所望の地図
データをダウンロードするものであり、このようにダウ
ンロードした地図データをRAM11に記憶すると共
に、その記憶地図データをLCDパネル2に表示するよ
うになっている。
【0035】図3のフローチャートには、上記情報端末
1内のCPU8による制御内容のうち、本発明の要旨に
関係した部分が示されており、以下これについて関連し
た作用と共に説明する。また、図4は、図3のフローチ
ャートを実行した場合に伴うLCDパネル2の画面の変
化を示す。
【0036】図3は、例えばLCDパネル2に表示され
たメニュー画面を利用した選択操作に応じて開始される
経路案内制御ルーチン、具体的には、自己の現在地から
目的地までの経路を演算すると共に、その経路をLCD
パネル2に表示された地図(自己の現在地を含む地図)
上に表示するための経路案内制御ルーチンの内容を概略
的に示すものである。LCDパネル2の初期状態では、
図4(a)に示すようにその時点での現在地を地図上に
表示している。
【0037】この経路案内制御ルーチンでは、目的地を
設定するための目的地設定用メニュー画面において目的
地が設定されるまで若しくはキャンセルスイッチに対応
したアイコン3bの何れかが操作されるまで待機する
(ステップS1、S2)。尚、目的地の設定は、例え
ば、表示された地図画面中の任意ポイントを指定する操
作、或いは地名、施設名、ランドマーク名、駅名、予め
判明している住所などを指定する操作などにより行うこ
とができる。
【0038】そして、アイコン3bが操作されたとき
(ステップS2で「YES」)には、経路案内制御ルー
チンを中途終了してリターンする。一方、目的地が設定
されたとき(ステップS1で「YES」,図4(b)参
照)には、GPS受信ユニット17から現在地の位置情
報を取得し(ステップS3)、経路演算処理ルーチンS
4を実行する。尚、図4では、目的地の方向を矢印で表
現した指標マークBで表示し、現在地(始点位置)を三
角形状のアイコンNで示している。
【0039】この経路演算処理ルーチンS4では、現在
地の位置情報及び前述のように設定された目的地を示す
情報に基づいて、当該現在地(始点位置)から目的地ま
での最短経路並びにその距離を演算し、その演算により
得た経路データ及び距離データをRAM11に記憶す
る。尚、上記経路データは、現在地から目的地までの屈
曲した軌跡を例えば複数のベクトルデータで表現した形
式のものである。また、ここでは目的地までの最短経路
を演算する構成としたが、経路演算処理の内容に、別途
に入力された立ち寄り先の情報を反映させる構成とする
こともできる。
【0040】上記経路演算処理ルーチンS4の実行後に
は、ユーザに希望移動距離Lを入力させる(ステップS
5)。この場合、図4(c)に示すように、LCDパネ
ル2の画面上に前記距離Lを入力させるためのウインド
ウを開き、例えば0mから100m単位の距離を表示さ
せ、ユーザがポインタスイッチ5または6を操作するこ
とにより画面上のカーソルを移動させ、ウインドウの表
示をスクロールさせる。そして、ユーザが希望移動距離
Lとして選択した距離表示にカーソルを合わせて確定用
スイッチ7をオン操作すると(ステップS5で「YE
S」)、希望移動距離Lが確定してステップS7に移行
する。
【0041】また、ステップS5において、ユーザが確
定用スイッチ7をオン操作せずにアイコン3bを操作し
た場合は(ステップS6で「YES」)には、経路案内
制御ルーチンを中途終了してリターンする。
【0042】ステップS7では、ステップS5でユーザ
が選択した希望移動距離Lが0mか否かを判断し、0m
であった場合には(「YES」)ステップS4で演算し
た目的地までの最短経路をLCDパネル2の画面上に表
示し(ステップS14)、また、その最短経路の距離L
min も同画面上に表示させる(ステップS15,図4
(d)参照)。それからステップS12に移行し、ユー
ザが希望移動距離Lを変更して異なる経路を求めるため
再試行するか否かを判断する。ここでは、例えば、ユー
ザが確定用スイッチ7をオン操作すると「NO」と判断
してステップS1に戻る。また、ユーザがアイコン3b
を操作した場合は「YES」と判断してステップS5に
戻る。
【0043】一方、ステップS7において、ステップS
5でユーザが選択した希望移動距離Lが0mでなけれ
ば、その希望移動距離Lが、現在地から目的地までの最
短経路の距離Lmin 未満であるか否かを判断する(ステ
ップS8)。即ち、例えば最短経路距離Lmin が300
mである場合に、ユーザが希望移動距離Lを200mに
設定すると(ステップS8で「YES」)警告処理を行
う(ステップS13)。警告処理は、音声出力装置30
によって、例えば「指定した距離が最短経路距離を下回
っています」などのように音声を出力させることで行
う。それから、ステップS14,S15に移行してステ
ップS4で演算した目的地までの最短経路及びその距離
Lmin をLCDパネル2の画面上に表示させる(図4
(d)参照)。この場合、ステップS14,S15にお
ける処理もユーザの視覚に訴える警告動作の一環となっ
ている。
【0044】また、ステップS8において、ユーザが選
択した希望移動距離Lが最短経路距離Lmin 未満でなけ
れば(「NO」)、現在地から目的地までの移動経路を
希望移動距離Lに応じて演算することにより求める(ス
テップS9)。例えば、ユーザが希望移動距離Lを15
00mに設定すると、移動経路の距離が1500mに極
力近付くように経路を探索する。
【0045】そして、経路の演算が終了すると、その経
路をLCDパネル2の画面上に表示し(ステップS1
0)、また、その経路の距離(例えば、1480mな
ど)も同画面上に表示させる(ステップS11,図4
(e)参照)。それからステップS12に移行する。
【0046】以上のように本実施例によれば、CPU8
は、ユーザが現在地から目的地までの希望移動距離Lを
指定すると、地図上の現在地から目的地までの経路の距
離が希望移動距離Lに近付くように経路探索を行うよう
にした。即ち、ユーザが必ずしも目的地まで最短経路で
移動することを希望せず、例えば、ある程度の長い距離
を時間をかけて歩行し運動することを目的としているよ
うな場合に、希望移動距離Lを入力すればCPU8はそ
の希望移動距離Lに基づいた経路を探索するので、ユー
ザは、その探索された経路に沿って目的地まで歩行する
ことで所期の目的を達成することができる。従って、従
来に比較して、ユーザの要求に広く対応することが可能
となる。
【0047】また、本実施例によれば、CPU8は、探
索した経路をLCD2の地図画面上に表示するので、ユ
ーザは、自分が指定した条件に基づいて探索された経路
が実際にどのような経路になったのかを地図画面上で確
認することができる。加えて、CPU8は、探索した経
路の距離も地図画面上に表示するので、ユーザは、指定
した条件に基づいて探索された経路が実際にどの程度の
距離になったのかを確認することができる。
【0048】そして、CPU8は、ユーザの指定に基づ
く希望移動距離Lが最短経路距離Lmin に達しない場合
は、音声出力装置30による音声の出力及びLCDパネ
ル2による表示によって警告動作を行うようにしたの
で、ユーザは、希望移動距離Lの設定に無理があること
を事前に知ることができ、目的地または希望移動距離L
等を変更することができるようになり利便性が向上す
る。また、この時CPU8は、現在地から目的地までの
最短経路を地図画面上に表示するので、ユーザは、最短
経路を地図画面上で確認して、次回に条件を指定する場
合の参考とすることができる。
【0049】(第2実施例)図5は本発明の第2実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第2実施例の構成は基本的に第1実施例と同様
であり、CPU8による処理内容が若干異なっている。
【0050】即ち、図5のフローチャートでは、ステッ
プS5に代わるステップS16において、ユーザは、希
望移動距離Lを入力する代わりに希望移動歩数SNを入
力する。例えば、図4(c)においてLCDパネル2の
画面上に移動距離を表示したものに代えて、例えば0歩
から200歩単位の歩数を表示させユーザに選択させ
る。それから、ユーザに自身の歩幅SWを、例えば0.
5m〜1.5m程度の範囲で0.1m単位で選択設定さ
せる(ステップS17)。
【0051】続いて、ユーザが設定した希望移動歩数S
Nと歩幅SWに基づいて移動距離Laを(1)式により
演算する(ステップS18)。 La=SW×SN …(1) 例えば、希望移動歩数SN=5000歩,歩幅SW=
1.0mであれば、移動距離Laは5000mとなる。
以降は、第1実施例と同様にして移動距離Laに基づく
処理を行う。
【0052】また、ステップS11,S15で探索した
経路の距離を表示すると、その後のステップS19,S
20では、ユーザが当該経路を歩行するのに要すると想
定される歩数をLCDパネル2の画面上に表示する。例
えば、探索した経路距離をLs (=4980m)とすれ
ば、当該経路を歩行するのに要すると想定される歩数S
N1は、Ls /SW(=4980歩)で求められ、最小
経路を歩行するのに要すると想定される歩数SN2は、
Lmin /SWで求められる。例えば、Lmin =3000
mであれば、SN2=3000歩,となる。
【0053】従って、例えば、ステップS19では、ス
テップS11により表示した距離Ls と共に「歩数49
80歩」のように画面上に表示する。また、ステップS
20では、ステップS15により表示した距離Lmin と
共に「歩数3000歩」のように画面上に表示する。
【0054】以上のように第2実施例によれば、CPU
8は、ユーザが現在地から目的地までの希望移動歩数S
Nを指定すると、地図上の現在地から目的地までの経路
距離が希望移動歩数SNに相当する距離Laに近付くよ
うに経路探索を実施するので、ユーザが、第1実施例と
同様にある程度の長い距離を時間をかけて歩行し運動す
ることを目的としており、その運動量を歩数によって目
安としたい場合には、CPU8が希望移動歩数SNに基
づいて探索した経路に沿って目的地まで歩行することで
所期の目的を達成することができる。
【0055】また、第2実施例によれば、ユーザが歩幅
SWを設定可能とした。即ち、歩幅は、各ユーザ毎に異
なる場合が多く、例えば平均値的な歩幅を用いて対応す
ると希望移動歩数SNに相当する距離Laに含まれる誤
差が大きくなる場合がある。そこで、ユーザが夫々歩幅
SWを設定可能に構成することで、希望移動歩数SNに
相当する距離Laの探索を各ユーザに適合して行うこと
ができるようになり、誤差を縮小することが可能とな
る。
【0056】更に、第2実施例によれば、CPU8は、
探索した経路の距離Laに相当する歩数SN1も地図画
面上に表示するので、ユーザは、指定した条件に基づい
て探索された経路が実際にどの程度の歩数に相当する距
離になったのかを確認することができる。
【0057】(第3実施例)図6は本発明の第3実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第3実施例の構成は基本的に第1実施例と同様
であり、CPU8による処理内容が若干異なっている。
【0058】即ち、図6のフローチャートでは、ステッ
プS5に代わるステップS21において、ユーザは、希
望移動距離Lを入力する代わりに希望移動時間Tを入力
する。例えば、図4(c)においてLCDパネル2の画
面上に移動距離を表示したものに代えて、例えば0分か
ら10分単位の時間を表示させてユーザに選択させる。
それから、ユーザに自身の移動速度Vを、例えば50m
/分〜150m/分程度の範囲で10m/分単位で選択
設定させる(ステップS22)。
【0059】続いて、ユーザが設定した希望移動時間T
と移動速度Vとに基づいて移動距離Lbを(2)式によ
り演算する(ステップS23)。 Lb=V×T …(2) 例えば、希望移動時間T=60分,移動速度V=80m
/分であれば、移動距離Lbは4800mとなる。以降
は、第1実施例と同様にして移動距離Lbに基づく処理
を行う。
【0060】また、ステップS11,S15で探索した
経路の距離を表示すると、その後のステップS24,S
25では、ユーザが当該経路を歩行するのに要すると想
定される時間をLCDパネル2の画面上に表示する。例
えば、探索した経路距離をLs (=4820m)とすれ
ば、当該経路を歩行するのに要すると想定される時間T
1は、Ls /V(=60.25分),で求められ、最小
経路を歩行するのに要すると想定される時間T2は、L
min /V,で求められる。例えば、Lmin =3000m
であれば、T2=37.5分,となる。
【0061】従って、例えば、ステップS24では、ス
テップS11により表示した距離Ls と共に「移動時間
60.25分」のように画面上に表示する。また、ステ
ップS25では、ステップS15により表示した距離L
min と共に「移動時間37.5分」のように画面上に表
示する。
【0062】以上のように第3実施例によれば、CPU
8は、ユーザが現在地から目的地までの希望移動時間T
を指定すると、地図上の現在地から目的地までの経路距
離が希望移動時間Tに相当する距離Lbに近付くように
経路探索を実施するので、ユーザが、第1,第2実施例
と同様にある程度の長い距離を時間をかけて歩行し運動
することを目的としており、その運動量を移動時間によ
って目安としたい場合には、CPU8が希望移動時間T
に基づいて探索した経路に沿って目的地まで歩行するこ
とで所期の目的を達成することができる。
【0063】また、第3実施例によれば、ユーザが歩行
する場合の移動速度Vを設定可能とした。即ち、移動速
度は各ユーザ毎に異なる場合が多く、例えば平均値的な
移動速度を用いて対応すると希望移動時間Tに相当する
距離Lbに含まれる誤差が大きくなる場合がある。そこ
で、ユーザが夫々自身の移動速度Vを設定可能に構成す
ることで、希望移動時間Tに相当する距離Lbの探索を
各ユーザに適合して行うことができるようになり、誤差
を縮小することが可能となる。
【0064】更に、第3実施例によれば、CPU8は、
探索した経路の距離Lbをユーザが移動するのに要する
と想定される時間T1も地図画面上に表示するので、ユ
ーザは、指定した条件に基づいて探索された経路が実際
にどの程度の移動時間を要すると想定されるかを確認す
ることができる。
【0065】(第4実施例)図7は本発明の第4実施例
を示すものであり、第1または第3実施例と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分につ
いてのみ説明する。第2実施例の構成は基本的に第1実
施例と同様であり、CPU8による処理内容が若干異な
っている。
【0066】即ち、図7のフローチャートでは、ステッ
プS5に代わるステップS26において、ユーザは、希
望消費カロリーCを入力する。例えば、図4(c)にお
いてLCDパネル2の画面上に移動距離を表示したもの
に代えて、例えば0kcalから100kcal単位で
表示させてユーザに選択させる。それから、第3実施例
と同様にユーザに自身の移動速度Vを選択設定させる
(ステップS22)。
【0067】続いて、ユーザが設定した希望消費カロリ
ーCと移動速度Vとに基づいて移動距離Lcを(3)式
により演算する(ステップS27)。 Lc=60×V×C/200 …(3) 即ち、1時間歩行した場合の平均的な消費カロリーは2
00kcal程度であるから、(3)式によって消費カ
ロリーCに応じた移動距離Lcが概算で求められる。例
えば、希望消費カロリーC=300kcal,移動速度
V=80m/分であれば、移動距離Lcは7200mと
なる。以降は、第1実施例等と同様にして移動距離Lc
に基づく処理を行う。
【0068】また、ステップS11,S15で探索した
経路の距離を表示すると、その後のステップS28,S
29では、ユーザが当該経路を歩行した場合に消費する
と想定される時間をLCDパネル2の画面上に表示す
る。例えば、探索した経路距離をLs (=7.21k
m)とすれば、当該経路を歩行するのに消費すると想定
されるカロリーC1は、(200×Ls )/(60×
V)(=300kcal),で求められ、最小経路を歩
行するのに消費すると想定されるカロリーC2は、(2
00×Lmin )/(60×V),で求められる。例え
ば、Lmin =6400mであればC2=266.7kc
al,となる。
【0069】従って、例えば、ステップS28では、ス
テップS11により表示した距離Ls と共に「消費カロ
リー300kcal」のように画面上に表示する。ま
た、ステップS29では、ステップS15により表示し
た距離Lmin と共に「消費カロリー266.7kca
l」のように画面上に表示する。
【0070】以上のように第4実施例によれば、CPU
8は、ユーザが現在地から目的地までの希望消費カロリ
ーCを指定すると、地図上の現在地から目的地までの経
路距離が希望消費カロリーCに相当する距離Lcに近付
くように経路探索を実施するので、ユーザが歩行による
運動量を消費カロリーによって目安としたい場合には、
CPU8が希望消費カロリーCに基づいて探索した経路
に沿って目的地まで歩行することで所期の目的を達成す
ることができる。
【0071】また、第4実施例においても、第3実施例
と同様にユーザが歩行する場合の移動速度Vを設定可能
としたので、希望消費カロリーCに相当する距離Lcの
探索を各ユーザに適合して行うことができるようにな
り、誤差を縮小することが可能となる。
【0072】更に、第4実施例によれば、CPU8は、
探索した経路の距離Lcをユーザが移動するのに消費す
ると想定されるカロリーC1も地図画面上に表示するの
で、ユーザは、指定した条件に基づいて探索された経路
を移動すると実際にどの程度のカロリーを消費すると想
定されるかを確認することができる。
【0073】(第5実施例)図8及び図9は本発明の第
5実施例を示すものである。第5実施例の構成は基本的
に第1乃至第4実施例等と同様であり、情報端末1を携
帯したユーザが、第1乃至第4実施例により探索した経
路に沿って実際に徒歩により移動する場合における処理
(移動経路表示制御)の一例を示す。
【0074】即ち、図8において、情報端末1のCPU
8は、GPS受信ユニット17より現在位置の情報を取
得すると(ステップA1)、その位置情報に基づいて出
発地点から現在地までの移動距離LT 及び移動歩数SN
T を演算する(ステップA2,A3)。例えば、移動距
離LT =350mであり、ユーザの歩幅設定値(デフォ
ルト)を0.7mとすると、移動歩数SNT は、350
/0.7=500歩のように計算される。尚、第2実施
例のようにユーザに歩幅SWを設定させても良い。
【0075】続いて、CPU8は、移動経路を地図画面
上に表示する(ステップA4)。この場合、図9に示す
ように、例えば予め探索した経路を黒塗りで表示してい
る場合には、現在地まで移動した経路をドットによって
表示する。それから、ステップA2,A3で演算した移
動距離LT 及び移動歩数SNT をLCDパネル2の画面
上に表示する(ステップA5)。そして、ユーザが探索
経路に沿った移動を終了するためにキャンセルスイッチ
たるアイコン3bを操作しなければ(ステップA6で
「NO」)ステップA1に戻り、アイコン3bを操作し
た場合は(ステップA6で「YES」)リターンする。
【0076】以上のように第5実施例によれば、情報端
末1のCPU8は、GPS受信ユニット17が取得する
位置情報に基づいて、予め定めた出発地点から現在地ま
での経路を、探索した目的地までの経路に重ね合わせて
LCDパネル2の地図画面上に表示させると共に、移動
経路の距離LT とその距離LT に相当する歩数SNTも
演算してLCDパネル2に表示させるようにした。
【0077】従って、ユーザは、地図画面を参照して現
在自分が探索させた経路中のどの辺りに位置しているの
かを知ることができる。そして、どのくらいの距離を移
動したのか、また、その移動に何歩を要したかも把握す
ることができるので、例えば、経路を移動したことによ
る運動量がどれ位になったか等の参考に供することが可
能となる。
【0078】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。最短経路の演算をステップS4で行
うものに代えて、ステップS5,S16,S21,S2
6で「NO」と判断した場合に行っても良い。第2実施
例において、ユーザに歩幅SWを必ずしも入力させる必
要はなく、平均的な歩幅の値(例えば、0.7m)を予
め設定しておき、その値に基づいて歩数SNに応じた距
離Laを1つの目安(参考値)として求めても良い。ま
た、自分の歩行速度を正確に把握していないユーザでも
感覚的に凡その値を設定できるように、「遅い(例えば
50m/分)」,「普通(例えば70m/分)」,「速
い(例えば100m/分)」のような三段階程度の設定
から選択できるように構成しても良い。第3,第4実施
例において、ユーザに移動速度Vを必ずしも入力させる
必要はなく、平均的な移動速度,(例えば、70m/分
や4km/時など)を予め設定しておき、その値に基づ
いて希望移動時間T,希望消費カロリーCに応じた距離
Lb,Lcを求めても良い。
【0079】第1,第3実施例,第4実施例において
も、第2実施例のステップS19,S20のように最短
経路や探索した経路を移動するのに要すると想定される
歩数をLCDパネル2に表示するようにしても良い。第
1〜第4実施例を適宜組み合わせて実施しても良い。そ
の場合、移動距離,移動歩数,移動時間,消費カロリー
の何れに基づいて経路を探索するかをメニュー画面など
でユーザが適宜選択できるようにすれば良い。第5実施
例において、移動距離または移動歩数の何れか一方のみ
を表示させても良い。また、現在地までの移動経路で消
費したと想定されるカロリーをLCDパネル2に表示し
ても良い。更に、移動経路や移動距離等を表示するの
は、第1〜第4実施例などによって探索された経路に沿
って行うものに限ることなく、任意の出発地点から現在
地までの移動経路に関する表示を行っても良い(即ち、
目的地が無い場合でも良い)。ユーザが歩行で移動する
ものに限らず、例えば競歩やジョギングなどをする場
合、或いは自転車に乗って移動する場合を想定して同様
の処理を行っても良い。その場合、例えば、第4実施例
では、それらの運動形態に応じた1時間当たりの消費カ
ロリーをユーザが設定できるように構成しても良い。警
告動作は、例えば、警告用のブザーを設け、そのブザー
を鳴動させることで行っても良い。また、LCDパネル
2の画面上に「指定した距離が最短経路距離を下回って
います」などのように文字を表示させて行っても良い。
また、バイブレータ(振動発生手段)を搭載して筐体1
aを振動させるようにしても良い。更に、これらの何れ
かを組合わせて実施しても良い。或いは、最短経路をL
CDパネル2に表示するだけでも良い。
【0080】また、警告動作を行わせるか否かを、ユー
ザが設定できるように構成しても良い。斯様に構成すれ
ば、ユーザは、自身が感じた警告の要否に応じて設定を
行うことができる。更に、警告動作を行うものに代え
て、例えば、第1実施例の場合、ユーザが希望移動距離
Lを入力する段階で最短経路距離Lmin 以上の距離を表
示して選択させるようにしても良い。また、警告動作
は、最短経路距離Lmin を下回った場合に行うものに限
らず、例えば、Ls <0.9×Lmin ,となった場合に
警告を行っても良い。即ち、最短経路距離Lmin を下回
ったとしても、ある程度距離Lmin に近い場合には警告
を行わないようにしても良い。例えば、第1実施例にお
いて、ステップS7で「YES」と判断した場合は、ス
テップS14,S15を実行せずにステップS1に戻っ
たり或いはリターンしても良い。また、このようにL=
0となるような選択肢は必ずしも設けずとも良い。その
場合、必要に応じてデフォルトで最短経路を地図画面上
に表示するようにしても良い。地図上の始点位置は、必
ずしもある時点における現在位置とは限らず、現在位置
と異なる地点を始点位置として同様の処理を行っても良
い。条件を代えて探索した複数の経路を、地図画面上に
同時に表示させても良い。地図データは必ずしもデータ
ベース20より得る必要はない。例えば、地図データを
記憶するのに容量が十分で且つ小型の媒体(例えば、メ
モリカードや光ディスク等)が使用できる場合には、情
報端末にそれらを内蔵或いは接続可能として地図データ
を得るように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す情報端末の及び関連
部分の機能ブロック図
【図2】情報端末の平面図
【図3】情報端末のCPUによる経路案内制御の処理内
容を示すフローチャート
【図4】図3に示す処理内容の実行に伴うLCDパネル
の画面表示の一例を示す図
【図5】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図3相当図
【図8】本発明の第5実施例であり、情報端末のCPU
による移動経路表示制御の処理内容を示すフローチャー
【図9】図4相当図
【符号の説明】
1は情報端末(携帯型地図表示装置)、2はLCDパネ
ル(表示器)、8はCPU(制御手段)、17はGPS
受信ユニット(位置情報取得装置)、30は音声出力装
置(音声出力手段)を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC11 HC13 HC22 HC27 HC31 HD03 HD04 HD16 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 AC18 AC20 5H180 AA21 BB04 BB05 CC12 EE02 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33 9A001 BB02 BB03 CC05 DD13 FF03 GG01 HH18 JJ11 JJ25 JJ78 KK62

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図を表示可能な表示器と、 前記表示器に地図を表示させると共に、表示させた地図
    上の始点位置から目的地までの経路を演算して地図画面
    上に表示させる制御手段とを備え、 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置から前記目的地
    までの希望移動距離を指定した場合は、前記経路の距離
    が前記希望移動距離に近付くように経路探索することが
    可能に構成されていることを特徴とする携帯型地図表示
    装置。
  2. 【請求項2】 地図を表示可能な表示器と、 前記表示器に地図を表示させると共に、表示させた地図
    上の始点位置から目的地までの経路を演算して地図画面
    上に表示する制御手段とを備え、 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置から前記目的地
    までの希望移動歩数を指定した場合は、前記経路の距離
    が前記希望移動歩数に相当する距離に近付くように経路
    探索することが可能に構成されていることを特徴とする
    携帯型地図表示装置。
  3. 【請求項3】 地図を表示可能な表示器と、 前記表示器に地図を表示させると共に、表示させた地図
    上の始点位置から目的地までの経路を演算して地図画面
    上に表示する制御手段とを備え、 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置から前記目的地
    まで移動するための希望移動時間を指定した場合は、前
    記経路の距離が前記希望移動時間に相当する距離に近付
    くように経路探索することが可能に構成されていること
    を特徴とする携帯型地図表示装置。
  4. 【請求項4】 地図を表示可能な表示器と、 前記表示器に地図を表示させると共に、表示させた地図
    上の始点位置から目的地までの経路を演算して地図画面
    上に表示する制御手段とを備え、 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置から前記目的地
    まで移動する間に消費したいカロリーを指定した場合
    は、前記経路の距離が前記消費カロリーに相当する移動
    距離に近付くように経路探索することが可能に構成され
    ていることを特徴とする携帯型地図表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置
    から前記目的地までの希望移動歩数を指定した場合は、
    前記経路の距離が前記希望移動歩数に相当する距離に近
    付くように経路探索することが可能に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯型地図表示装置。
  6. 【請求項6】 ユーザが歩幅を設定可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項2または5記載の携帯型地図
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置
    から前記目的地まで移動するための希望移動時間を指定
    した場合は、前記経路の距離が前記希望移動時間に相当
    する距離に近付くように経路探索することが可能に構成
    されていることを特徴とする請求項1,5または6の何
    れかに記載の携帯型地図表示装置。
  8. 【請求項8】 ユーザが自身の移動速度を設定可能に構
    成されていることを特徴とする請求項3または7記載の
    携帯型地図表示装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、ユーザが前記始点位置
    から前記目的地まで移動する間に消費したいカロリーを
    指定した場合は、前記経路の距離が前記消費カロリーに
    相当する移動距離に近付くように経路探索することが可
    能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3ま
    たは5乃至8の何れかに記載の携帯型地図表示装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、探索した経路を地図
    画面上に表示するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至9の何れかに記載の携帯型地図表示装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、ユーザの指定に基づ
    く距離が前記始点位置から前記目的地までの最短経路に
    相当する距離に達しない場合は、警告動作を行うことを
    特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の携帯型地
    図表示装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記警告動作を、前
    記表示器による表示,振動発生手段による振動,音声出
    力手段による音声の内、これらの何れか1つまたは複数
    の組み合わせによって行うことを特徴とする請求項11
    記載の携帯型地図表示装置。
  13. 【請求項13】 前記警告動作を、どのような態様によ
    って実施させるかをユーザが設定可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項12記載の携帯型地図表示装
    置。
  14. 【請求項14】 前記警告動作の実行の可否を設定可能
    に構成されていることを特徴とする請求項11乃至13
    の何れかに記載の携帯型地図表示装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記警告動作を行う
    場合、前記始点位置から前記目的地までの最短経路を前
    記地図画面上に表示することを特徴とする請求項11乃
    至14の何れかに記載の携帯型地図表示装置。
  16. 【請求項16】 現在地の位置情報を取得可能な位置情
    報取得装置を備え、前記制御手段は、前記位置情報取得
    装置が取得する位置情報に基づいて予め定めた出発地点
    から現在地までの経路を前記地図画面上に表示させると
    共に、前記経路の距離を演算して前記表示器に表示させ
    ることを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の
    携帯型地図表示装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記出発地点から現
    在地までの経路を、予め探索した目的地までの経路に重
    ね合わせて表示可能に構成されていることを特徴とする
    請求項16記載の携帯型地図表示装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記経路の距離に相
    当する歩数も演算して前記表示器に表示させることを特
    徴とする請求項16または17記載の携帯型地図表示装
    置。
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