JP2003014486A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003014486A
JP2003014486A JP2001204704A JP2001204704A JP2003014486A JP 2003014486 A JP2003014486 A JP 2003014486A JP 2001204704 A JP2001204704 A JP 2001204704A JP 2001204704 A JP2001204704 A JP 2001204704A JP 2003014486 A JP2003014486 A JP 2003014486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際に移動しているルート上の現在位置と仮
想ルート上における現在位置を同時に表示させることが
できるようにする。 【解決手段】 ユーザは、予め、所定の地点から目的地
への仮想ルートを設定するとともに移動手段を設定して
おく。PDA1は、拡張モジュール11から供給されるGPS
受信データに基づいて、PDA1を使用しているユーザの
実際の現在位置を示すマーク171を表示させる。PDA
1は、仮想ルートに設定された移動手段が「徒歩」であ
った場合、出発開始からの経過時間に応じて、移動距離
を算出し、その移動距離に基づいて、仮想ルート上での
現在位置を示すマーク172を表示させる。これによ
り、ユーザは、自分では効率が良いと思って選択したル
ートが、実際はどうであるかを検証することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、実際
に移動しているルート上の現在位置と仮想ルート上での
現在位置を同時に表示させるようにした情報処理装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カーナビゲーションシステムが普
及しつつある。このカーナビゲーションシステムによれ
ば、出発地と目的地を設定し、出発地から目的地までの
ルートを探索し、表示することができる。ユーザは、探
索(表示)されたルートに従って、例えば、自動車で目
的地まで移動することができる。
【0003】また、PDA(Personal Digital Assistan
t)などの携帯型情報端末装置に、GPS(Global Positio
ning System)などといった機能を有したデバイスを搭
載したメモリカードを装着し、携帯型ナビゲーションシ
ステムとして、ユーザが手軽に持ち運びできるようなも
のも登場している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーションシステムでは、ユーザが設定したルート
上の現在位置を表示させることはできても、他のルート
を選択していた場合における現在位置を表示させること
ができない課題があった。
【0005】すなわち、ユーザは、自分の設定したルー
トの状況(例えば、道路の混雑状況や電車の運行状況な
ど)を知ることはできるが、他のルートの状況を知るこ
とはできなかった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、自分が実際に移動しているルート上の現在
位置と、自分が選択していないルートを移動していると
仮定した場合の現在位置を同時に表示させるようにする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、地図データを取得する第1の取得手段と、第1の取
得手段により取得された地図データに対応する地図の表
示を制御する表示制御手段と、表示制御手段により表示
が制御されている地図上に、実際には通らない仮想ルー
ト、および仮想ルート上の移動方法を設定する設定手段
と、位置情報を取得する第2の取得手段と、第2の取得
手段により取得された位置情報、および設定手段により
設定された移動方法に基づいて、仮想ルート上における
仮想の現在位置を算出する算出手段とを備え、表示制御
手段は、第2の取得手段により取得された位置情報に基
づく実際の現在位置を示す第1のマーク、および算出手
段により算出された仮想の現在位置を示す第2のマーク
の表示を制御することを特徴とする。
【0008】移動方法は、電車、自動車、自転車、もし
くは徒歩であるものとすることができる。
【0009】設定手段により設定された移動方法が電車
である場合、算出手段には、電車の運行状況、および、
移動開始からの経過時間に基づいて、仮想の現在位置を
算出させることができる。
【0010】設定手段により設定された移動方法が自動
車である場合、算出手段には、道路の混雑状況、およ
び、移動開始からの経過時間に基づいて、仮想の現在位
置を算出させることができる。
【0011】設定手段により設定された移動方法が自転
車もしくは徒歩である場合、算出手段には、移動開始か
らの経過時間に基づいて、仮想の現在位置を算出させる
ことができる。
【0012】位置情報は、緯度、経度、高度、または時
刻を含む情報であるものとすることができる。
【0013】表示制御手段には、設定手段により設定さ
れた仮想ルートおよび移動方法を示す第3のマークの表
示を制御させることができる。
【0014】本発明の情報処理方法は、地図データの取
得を制御する第1の取得制御処理ステップと、第1の取
得制御処理ステップの処理により取得が制御された地図
データに対応する地図の表示を制御する表示制御処理ス
テップと、表示制御処理ステップの処理により表示が制
御されている地図上に、実際には通らない仮想ルート、
および仮想ルート上の移動方法を設定する設定処理ステ
ップと、位置情報の取得を制御する第2の取得制御処理
ステップと、第2の取得制御処理ステップの処理により
取得が制御された位置情報、および設定処理ステップの
処理により設定された移動方法に基づいて、仮想ルート
上における仮想の現在位置を算出する算出処理ステップ
とを含み、表示制御処理ステップは、第2の取得制御処
理ステップの処理により取得が制御された位置情報に基
づく実際の現在位置を示す第1のマーク、および算出処
理ステップの処理により算出された仮想の現在位置を示
す第2のマークの表示を制御することを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体に記録されているプログ
ラムは、地図データの取得を制御する第1の取得制御処
理ステップと、第1の取得制御処理ステップの処理によ
り取得が制御された地図データに対応する地図の表示を
制御する表示制御処理ステップと、表示制御処理ステッ
プの処理により表示が制御されている地図上に、実際に
は通らない仮想ルート、および仮想ルート上の移動方法
を設定する設定処理ステップと、位置情報の取得を制御
する第2の取得制御処理ステップと、第2の取得制御処
理ステップの処理により取得が制御された位置情報、お
よび設定処理ステップの処理により設定された移動方法
に基づいて、仮想ルート上における仮想の現在位置を算
出する算出処理ステップとを含み、表示制御処理ステッ
プは、第2の取得制御処理ステップの処理により取得が
制御された位置情報に基づく実際の現在位置を示す第1
のマーク、および算出処理ステップの処理により算出さ
れた仮想の現在位置を示す第2のマークの表示を制御す
ることを特徴とする。
【0016】本発明のプログラムは、地図データの取得
を制御する第1の取得制御処理ステップと、第1の取得
制御処理ステップの処理により取得が制御された地図デ
ータに対応する地図の表示を制御する表示制御処理ステ
ップと、表示制御処理ステップの処理により表示が制御
されている地図上に、実際には通らない仮想ルート、お
よび仮想ルート上の移動方法を設定する設定処理ステッ
プと、位置情報の取得を制御する第2の取得制御処理ス
テップと、第2の取得制御処理ステップの処理により取
得が制御された位置情報、および設定処理ステップの処
理により設定された移動方法に基づいて、仮想ルート上
における仮想の現在位置を算出する算出処理ステップと
をコンピュータに実行させ、表示制御処理ステップは、
第2の取得制御処理ステップの処理により取得が制御さ
れた位置情報に基づく実際の現在位置を示す第1のマー
ク、および算出処理ステップの処理により算出された仮
想の現在位置を示す第2のマークの表示を制御すること
を特徴とする。
【0017】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、地図データが取得され、取得さ
れた地図データに対応する地図が表示され、表示されて
いる地図上に、実際には通らない仮想ルートおよび仮想
ルート上の移動方法が設定され、位置情報が取得され、
取得された位置情報および設定された移動方法に基づい
て、仮想ルート上における仮想の現在位置が算出され、
取得された位置情報に基づく実際の現在位置を示す第1
のマーク、および算出された仮想の現在位置を示す第2
のマークが表示される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。
【0019】図1は、本発明を適用した携帯型ナビゲー
ションシステムの構成例を示している。同図に示される
ように、PDA(Personal Digital Assistant)1のメモ
リカードスロット(図示せず)に、メモリカードに代え
て、GPS(Global Positioning System)受信機能を備え
た拡張モジュール11が装着されている。
【0020】PDA1は、片手で把持および操作が可能な
大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上部に
は、メモリカードスロット、および赤外線通信を用いて
他の装置と情報を授受するための赤外線通信部60(図
4)が設けられている。この他、さらにBluetooth(商
標)による無線通信を行うための無線LAN(図示せず)
などを設けるようにしてもよい。
【0021】PDA1の下面には、公衆回線網と接続する
ための図示せぬモデムおよび各種データを授受するUSB
(Universal Serial Bus)ポートもしくはRS-232Cポー
ト(いずれも図示せず)等が設けられている。また、PD
A1には、表示部2、キー3、およびジョグダイヤル4
などが設けられている。
【0022】表示部2は、液晶表示装置などの薄型の表
示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテキ
ストなどの画像を表示する。表示部2の下側には、タッ
チパッド2aが設けられている。ユーザは、表示部2お
よびタッチパッド2aを指またはペンなどで押圧するこ
とにより、PDA1のCPU51(図4)に所定のデータまた
は動作指示を入力する。
【0023】キー3は、CPU51に所定のデータまたは
動作指示を入力するとき、ユーザにより操作される。
【0024】ジョグダイヤル4は、例えば、表示部2に
表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストなどが
ユーザによって選択されるとき、回転操作または本体側
への押圧操作を受ける。例えば、表示部2に複数のアイ
コンが表示されている状態で、ジョグダイヤル4が回転
操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、所望のア
イコンが選択され、ジョグダイヤル4が本体側に押圧さ
れたとき、選択されているアイコンが確定される。そし
て、確定されたアイコンがアプリケーションプログラム
に対応している場合、そのアプリケーションプログラム
が起動される。
【0025】また、ジョグダイヤル4を本体側に押圧操
作したまま回転させる操作を、通常の回転操作と異なる
命令に対応させるようにしても良く、ジョグダイヤル4
への操作と、その操作に対応する命令の内容は、この限
りではない。
【0026】図2は、拡張モジュール11の全体の構成
を表している。拡張モジュール11は装着部21と結合
部25とにより構成されている。装着部21は、メモリ
カード(メモリスティック)に、ほぼ対応する形状を有
している。この装着部21が、メモリカード(メモリス
ティック)に代えて、PDA1に装着される。
【0027】図3は、装着部21の表面(図3(A))
と裏面(図3(B))の構成を表している。装着部21
は、その外形が鉄、銅といった重金属や、アルミニウ
ム、マグネシウムといった軽金属等の導電体により構成
されている。図3(B)に示されるように、装着部21
には、10ピンの端子31が形成されており、この端子
31がPDA1に装着されたとき、その内部の電気回路と
電気的に接続される。これにより、拡張モジュール11
の内部の電子部品が、PDA1の本体の電子部品と電気的
に接続される。
【0028】装着部21の内部には、電気的に書き換え
や消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electric
ally Erasable Programmable Read-Only Memory)の一
種であるフラッシュメモリ素子が格納されており、端子
31を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込
みおよび読み出しが可能になされている。また、装着部
21には、誤消去防止スイッチ32が設けられ、そこに
記録されているデータの誤消去を防止するようになされ
ている。
【0029】端子31は、導電体により構成されるが、
端子31は、装着部21の外形を構成する導電体とは絶
縁される。
【0030】但し、端子31のうち、アース電極は、装
着部21の導電体と電気的に接続される。これにより、
接地電位を安定して確保することが可能となり、外来ノ
イズや電磁波による誤動作を抑制することが可能とな
る。さらに、信号対雑音比を向上させ、放射電磁波を低
減し、ノイズを低減することが可能となる。
【0031】結合部25は、図2に示されるように、装
着部21に対して、一体的に結合されている本体22
と、本体22に対して軸24を介して回動自在に結合さ
れる回動部23とにより構成される。回動部23には、
GPSアンテナ121(図5)が内蔵されている。本体2
2には、回動部23に内蔵されているGPSアンテナ12
1を介して、衛星からの電波を受信した信号を処理する
GPS信号処理部113(図5)が内蔵されている。本体
22は、その全体の外形が導電性部材により形成されて
いる。
【0032】回動部23の上方の面(拡張モジュール1
1をPDA1に装着したとき、上方(空)を指向する面)
23Aの外形は、プラスチックにより構成されるが、下
方の面(装着されたとき、地面を指向する面)23Bの
外形は、導電性部材により構成される。面23Aを、非
導電性のプラスチックにより構成することで、衛星から
の電波を容易に受信可能にしている。これに対して、下
方の面23Bを導電性部材により構成することで、地面
からの反射波がアンテナにより受信されるのを(マルチ
パスを)抑制することができる。
【0033】図4は、PDA1の電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【0034】CPU51は、発振器52から供給されるク
ロック信号に同期して、Flash ROM(Read-only Memor
y)53またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic R
andom-Access Memory)54に格納されているオペレー
ティングシステム、またはアプリケーションプログラム
などの各種のプログラムを実行する。
【0035】Flash ROM53は、EEPROMの一種であるフ
ラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU51が使
用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的
に固定のデータを格納する。EDO DRAM54は、CPU51
が実行するプログラムや、その実行において適宜変化す
るパラメータを格納する。
【0036】モジュールインターフェース(I/F)55
は、PDA1に装着されている拡張モジュール11から供
給されるデータ(例えば、GPS検出信号もしくは地図デ
ータなど)を取得するとともに、CPU51から供給され
る、各種データを拡張モジュール11に供給する。
【0037】USBインターフェース(I/F)56は、発振
器57から供給されるクロック信号に同期して、接続さ
れているUSB機器であるドライブ71からデータまたは
プログラムを入力するとともに、CPU51から供給され
たデータをドライブ71に供給する。
【0038】ドライブ71は、必要に応じて装着される
磁気ディスク81、光ディスク82、または光磁気ディ
スク83に記録されているデータまたはプログラムを読
み出して、そのデータまたはプログラムを、USBインタ
ーフェース56を介して、CPU51またはEDO DRAM54
に供給する。また、ドライブ71は、装着されている磁
気ディスク81、光ディスク82、または光磁気ディス
ク83に、データまたはプログラムを記録させる。
【0039】Flash ROM53,EDO DRAM54、モジュー
ルインターフェース55、およびUSBインターフェース
56は、アドレスバスおよびデータバスを介して、CPU
51に接続されている。
【0040】表示部2は、LCDバスを介して、CPU51か
らデータを受信し、受信したデータに対応する画像また
は文字などを表示する。タッチパッド制御部58は、表
示部2もしくはタッチパッド2aが操作されたとき、操
作に対応したデータ(例えば、タッチされた座標を示
す)を表示部2もしくはタッチパッド2aから受信し、
受信したデータに対応する信号を、シリアルバスを介し
てCPU51に供給する。
【0041】EL(Electro luminescence)ドライバ59
は、表示部2の液晶表示部の裏側に設けられている電界
発光素子を動作させ、表示部2の表示の明るさを制御す
る。
【0042】赤外線通信部60は、UART(Universal as
ynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU51
から受信したデータを赤外線信号として、図示せぬ他の
機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外
線信号を受信して、CPU51に供給する。PDA1はまた、
UARTを介して、他の機器と通信することができる。
【0043】音声再生部62は、スピーカ、および音声
のデータの復号回路などから構成され、予め記憶してい
る音声のデータ、または他の機器から受信した音声のデ
ータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例え
ば、音声再生部62は、バッファ61を介して、CPU5
1から供給された音声のデータを再生して、データに対
応する音声を出力する。
【0044】電源回路63は、装着されているバッテリ
72または接続されているAC(Alternating current)
アダプタ73から供給される電源の電圧を変換して、必
要な電力をCPU51乃至音声再生部62に、それぞれ供
給する。
【0045】通信部64は、例えば、RS-232Cなどのイ
ンターフェースで、通信モジュールなどと接続される。
通信部64は、通信モジュールを介してインターネット
などと接続し、CPU51から供給されたデータ(例え
ば、電子メールなど)を、所定の方式のパケットに格納
して、インターネットを介して、他の機器に送信する。
また、通信部64は、インターネットを介して、他の機
器から受信したパケットに格納されているデータまたは
プログラムをCPU51に出力する。
【0046】図5は、拡張モジュール11の内部の構成
例を示す図である。
【0047】拡張モジュール11の回動部23の内部に
設けられるGPSアンテナ121は、図示せぬGPS衛星から
送信されてくるGPS信号を受信する。
【0048】本体22の内部に設けられるGPS信号処理
部113は、GPSアンテナ121で受信されたGPS信号か
ら、PDA1が使用されている現在の場所の緯度、経度、
高度、時刻、スピード、およびヘディング方向などのGP
S受信データを算出し、記憶部102に記録(記憶)さ
せる。GPS信号処理部113はまた、算出されたGPS受信
データのうちの時刻データに基づいて、クロック112
の内部時計を正確な時刻に調整する。GPS信号処理部1
13はさらに、算出されたGPS受信データ(位置データ
および時刻データ)を過去の軌跡データとして記憶部1
02に記録させる。
【0049】この過去の軌跡データは、遮蔽物などによ
ってGPSアンテナ121がGPS信号を受信することができ
ないときに、利用されるデータである。
【0050】クロック112は、PDA1からインターフ
ェース(I/F)101を介して供給される電源電圧によ
り駆動し、GPS信号処理部113により調整された内部
時計を記憶する。クロック112はまた、拡張モジュー
ル1がPDA1に装着されていない場合(すなわち、電源
供給がない場合)、内部電池111より供給される電源
電圧により駆動し、GPS信号処理部113により調整さ
れた内部時計を維持する。
【0051】装着部21の内部に設けられる記憶部10
2には、GPS受信機能駆動用ドライバソフト、およびイ
ンターフェースプロトコルデータなどの、PDA1と拡張
モジュール11が相互通信するための通信データが記憶
されている。記憶部102はまた、GPS信号処理部11
3より供給されるGPS受信データおよび過去の軌跡デー
タを記録する。
【0052】さらに記憶部102には、PDA1が携帯型
ナビゲーションシステムを実現するための地図データが
所定のブロック(小さな領域)毎に分割されて記録され
る。地図データとは、PDA1が使用される地域周辺(例
えば、関東地方など)のデータである。
【0053】ここで、拡張モジュール11に地図データ
を記録させる処理について説明する。例えば、以下に示
すような方法により、地図データが拡張モジュール11
の記憶部102に記録される。
【0054】(1)パーソナルコンピュータのメモリカ
ードスロットに拡張モジュール11を装着するととも
に、パーソナルコンピュータのドライブに地図データが
記録されているCD-ROM(Compact Disc-Read Only Memor
y)を装着し、CD-ROMから拡張モジュール11に地図デ
ータをコピー(記録)する。
【0055】(2)パーソナルコンピュータもしくは携
帯電話機のメモリカードスロットに拡張モジュール11
を装着し、インターネットを介して所定のサイトより地
図データをダウンロードし、拡張モジュール11に記録
する。
【0056】(3)PDA1のメモリカードスロットに拡
張モジュール11を装着し、PDA1と携帯電話機を接続
し、携帯電話機を介してインターネットに接続し、所定
のサイトより地図データをダンロードし、拡張モジュー
ル11に記録する。
【0057】(4)PDA1のメモリカードスロットに拡
張モジュール11を装着し、店頭に設置されている端末
にPDA1を接続し、端末を介して所定のサーバより地図
データをダンロードし、拡張モジュール11に記録す
る。
【0058】このようにして、拡張モジュール11がPD
A1に装着されたとき、そのPDA1がナビゲーションシス
テムとして機能するように、拡張モジュール11には、
地図データが予め記録される。
【0059】記憶部102に記憶されているGPS受信デ
ータおよび過去の軌跡データ、並びに、クロック112
の時刻データは、インターフェース101を介して、PD
A1に送出される。
【0060】次に、図6のフローチャートを参照して、
PDA1のCPU51が実行する、仮想ルート設定処理につい
て説明する。この処理を開始するにあたって、PDA1のC
PU51には、既に、ナビゲーションプログラムが起動さ
れており、ユーザによりタッチパッド2a、キー3、も
しくはジョグダイヤル4などが操作され、所定の地点
(例えば、現在地)から目的地のルートが指示されるこ
とにより、そのルートが検索されている状態であるとす
る。
【0061】ステップS1において、ユーザによりタッ
チパッド2a、キー3、もしくはジョグダイヤル4など
が操作され、所定の地点から目的地への仮想ルート(実
際には通らないが試したいルート)の設定が指示される
と、CPU51は、その仮想ルートの設定を確定する。
【0062】ステップS2において、CPU51は、モジ
ュールインターフェース55を介して拡張モジュール1
1より、設定された仮想ルートの道路に対応する範囲、
すなわち、表示部2に地図画像が表示される地域の1つ
のブロック分の地図データを読み出す。
【0063】ステップS3において、CPU51は、ステ
ップS2の処理で読み出された地図データに対応する地
図画像をEDO DRAM54に描画させ、その画像をEDO DRAM
54から読み出して、表示部2に表示させる。
【0064】ステップS4において、CPU51は、ステ
ップS1の処理で設定されたルートの道路に対応する範
囲の全てのブロックが表示部2に描画されたか否かを判
定し、描画されていないブロックがまだあると判定した
場合、ステップS2に戻り、上述したそれ以降の処理が
繰り返し実行される。
【0065】このようにして、例えば、図7に示される
ように、表示部2に地図画像が表示される。図7の例の
場合、五反田駅および品川駅近傍の地図が表示されてい
る。
【0066】ステップS4において、描画されていない
ブロックがない、すなわち、ステップS1の処理で設定
された仮想ルートの道路に対応する範囲の全てのブロッ
クが表示部2に描画されたと判定された場合、ステップ
S5に進み、CPU51は、設定された仮想ルートを強調
表示させる。
【0067】これにより、例えば、図8に示されるよう
に、ユーザにより設定された仮想ルートが強調表示され
るとともに、現在地および目的地が表示される。
【0068】ユーザは、図8に示した画面において、タ
ッチパッド2a、キー3、もしくはジョグダイヤル4を
用いて、移動手段を設定するための操作を行う。CPU5
1は、ユーザによる操作入力を受け、例えば、図9に示
されるような、移動手段を選択するためのリストボック
ス151を表示させる。このリストボックス151に
は、予め、「電車」、「自動車」、「自転車」、および
「徒歩」の移動手段が既定されており、ユーザがそれら
の中から、好みの移動手段を設定(選択)することがで
きる。また、一度設定された移動手段を変更することも
勿論可能である。
【0069】ステップS6において、CPU51は、移動
手段が設定されたか否か、すなわち、図9に示したリス
トボックス151の中から、ユーザにより所定の移動手
段が選択されたか否かを判定し、移動手段が設定される
まで判定処理を繰り返し実行する。
【0070】ステップS6において、移動手段が設定さ
れたと判定された場合、ステップS7に進み、CPU51
は、設定された移動手段に対応するマークを表示する。
【0071】これにより、例えば、図10に示されるよ
うに、ユーザにより設定された移動手段を示すマーク1
61が表示され、ユーザは、仮想ルートに設定された移
動手段を容易に知ることができる。
【0072】次に、図11乃至図13のフローチャート
を参照して、PDA1のCPU51が実行する、ルート表示処
理について説明する。
【0073】ステップS21において、CPU51は、GPS
データが受信されたか否か、すなわち、モジュールイン
ターフェース55を介して、拡張モジュール11のGPS
信号処理部113を監視し、新しいGPS受信データを算
出したか否かを判定し、GPS信号処理部113が新しいG
PS受信データを算出したと判定するまで上述した処理を
繰り返し実行する。
【0074】ステップS21において、GPS信号処理部
113が新しいGPS受信データを算出したと判定された
場合、ステップS22に進み、CPU51は、GPS信号処理
部113で算出された緯度情報および経度情報などのGP
S受信データを取得し、Flash ROM53に記憶させる。ス
テップS23にいて、CPU51は、ステップS22の処
理で取得された緯度情報および経度情報に基づいて、例
えば、図14に示されるように、PDA1が使用されてい
る現在位置、すなわち、ユーザの実際の現在位置を示す
マーク171を表示させる。
【0075】ステップS24において、CPU51は、仮
想ルートに設定された移動手段が「徒歩」もしくは「自
転車」であるか否かを判定し、仮想ルートに設定された
移動手段が「徒歩」もしくは「自転車」であると判定し
た場合、ステップS25に進み、所定の地点(出発開始
地点)の出発開始からの経過時間に応じて、移動距離を
算出する。
【0076】例えば、仮想ルートの移動手段に「徒歩」
が設定され、その移動手段が設定されることにより既定
される移動速度が分速80mであり、出発開始からの経
過時間が15分であった場合、次式(1)に従って、移
動距離が算出される。 移動距離=80(m/分)×15(分)=1200m ・・・(1)
【0077】また例えば、仮想ルートの移動手段に「自
転車」が設定され、その移動手段が設定されることによ
り既定される移動速度が分速250mであり、出発開始
からの経過時間が10分であった場合、次式(2)に従
って、移動距離が算出される。 移動距離=250(m/分)×10(分)=2500m ・・・(2)
【0078】ステップS26において、CPU51は、ス
テップS25の処理で算出された移動距離に基づいて、
例えば、図14に示されるように、仮想ルート上での現
在位置を示すマーク172を表示させた後、ステップS
40に進む。
【0079】ステップS24において、仮想ルートに設
定された移動手段が「徒歩」もしくは「自転車」ではな
いと判定された場合、ステップS27に進み、CPU51
はさらに、仮想ルートに設定された移動手段が「自動
車」であるか否かを判定し、仮想ルートに設定された移
動手段が「自動車」であると判定した場合、ステップS
28に進み、仮想ルート上の道路の混雑状況に関するデ
ータを取得する。
【0080】道路の混雑状況に関するデータは、例え
ば、所定の交通管理サーバなどから、インターネットな
どのネットワーク、もしくは、衛星を介して、所定の時
間毎に配信されてくるようにしてもよく、その取得方法
は特に問わない。
【0081】ステップS29において、CPU51は、ス
テップS28の処理で取得された仮想ルート上の道路の
混雑状況に関するデータから、道路が渋滞しているか否
かを判定し、道路が渋滞していると判定した場合、ステ
ップS30に進み、仮想ルート上で実際に走行している
自動車の走行速度を取得する。
【0082】仮想ルート上で実際に走行している自動車
の走行速度は、道路の混雑状況に関するデータに含まれ
ていてもよいし、もしくは、上述した交通管理サーバな
どから、別途、配信されるようにしてもよい。
【0083】ステップS31において、CPU51は、所
定の地点の出発開始からの経過時間と、ステップS30
の処理で取得された、仮想ルート上で実際に走行してい
る自動車の走行速度に応じて、移動距離を算出する。
【0084】例えば、仮想ルート上で実際に走行してい
る自動車の走行速度が時速10kmであり、出発開始か
らの経過時間が15分であった場合、次式(3)に従っ
て、移動距離が算出される。 移動距離=10(km/時)×0.25(時間)=2.5km ・・・(3)
【0085】ステップS29において、ステップS28
の処理で取得された仮想ルート上の道路の混雑状況に関
するデータから、道路が渋滞していないと判定された場
合、ステップS32に進み、CPU51は、ステップS2
2の処理で取得されたGPS受信データから、出発開始地
点から移動した実際の移動距離を算出し、それを仮想ル
ート上の移動距離と確定する。
【0086】ステップS33において、CPU51は、ス
テップS31の処理で算出された移動距離、もしくはス
テップS32の処理で確定された移動距離に基づいて、
仮想ルート上での現在位置を示すマーク172(図1
4)を表示させた後、ステップS40に進む。
【0087】ステップS27において、仮想ルートに設
定された移動手段が「自動車」ではないと判定された場
合、ステップS34に進み、CPU51は、仮想ルートに
設定された移動手段は、「電車」であると確定し、ステ
ップS35において、仮想ルート上の電車の運行状況に
関するデータを取得する。
【0088】電車の運行状況に関するデータは、例え
ば、鉄道管理サーバなどから、インターネットなどのネ
ットワーク、もしくは、衛星を介して、所定の時間毎に
配信されてくるようにしてもよく、その取得方法は特に
問わない。
【0089】ステップS36において、CPU51は、ス
テップS35の処理で取得された仮想ルート上の電車の
運行状況に関するデータから、電車の運行状況に乱れが
あるか否かを判定し、電車の運行状況に乱れがあると判
定した場合、ステップS37に進み、運行状況の乱れに
よる遅延時間を差し引いた、所定の地点の出発開始から
の経過時間に応じて、仮想ルート上での現在位置を算出
する。
【0090】例えば、電車の運行状況の乱れによる遅延
時間が15分であり、出発開始からの経過時間が30分
であった場合、次式(4)に従って、移動時間が算出さ
れる。 移動時間=30(分)−15(分)=15分 ・・・(4)
【0091】そして、上記式(4)により算出された移
動時間に基づいて、現在位置が決定される。すなわち、
電車の走行速度は、路線毎にほぼ一定に既定されている
ため、移動時間がわかれば、所定駅からの移動距離が求
められる。
【0092】ステップS36において、電車の運行状況
に乱れがないと判定された場合、ステップS38に進
み、CPU51は、出発開始からの経過時間に応じて、仮
想ルート上での現在位置を算出する。
【0093】ステップS39において、CPU51は、ス
テップS37の処理で算出された現在の位置、もしくは
ステップS38の処理で算出された現在の位置に基づい
て、仮想ルート上での現在位置を示すマーク172(図
14)を表示させた後、ステップS40に進む。
【0094】ステップS40において、CPU51は、ナ
ビゲーションを終了するか否か、すなわち、ユーザによ
り、タッチパッド2a、キー3、もしくはジョグダイヤ
ル4が操作され、ナビゲーションを終了する入力がなさ
れたか否か、もしくは、目的地に到着したか否かを判定
し、ナビゲーションを未だ終了しないと判定した場合、
ステップS21に戻り、上述した処理を繰り返し実行す
る。
【0095】ステップS40において、ナビゲーション
を終了すると判定された場合、処理は終了される。
【0096】以上のように、ユーザが選択したルートを
移動中に、予め設定しておいた仮想ルート上の現在位置
も同時に表示させるようにしたので、他のルートにおけ
る現在位置と実際の現在位置とを比較することが可能に
なる。従って、他のルートの状況を知ることにより、自
分では効率が良いと思って選択したルートが、実際はど
うであるかを検証することができる。
【0097】例えば、品川駅と五反田駅の区間を1日に
何度も往復するような場合、予め、最短時間で到着でき
るようなルートおよび移動手段を時間毎に検証しておく
ことにより、ユーザは、時間帯によって変化する道路状
況に合わせたルートおよび移動手段を選択することがで
きる。
【0098】以上においては、本発明をPDA1に適用し
た例について説明したが、本発明はこれに限らず、拡張
モジュール11を装着することが可能なメモリカードス
ロットが設けられている、携帯電話機やノート型のパー
ソナルコンピュータ、またはPHS(Personal Handyphone
System)の端末装置など、ナビゲーションシステムの
機能を実現することが可能な装置全般に広く適用するこ
とができる。
【0099】また、PDA1に、GPS受信機能を備えた拡張
モジュール11を装着してナビゲーションシステムを実
現するようにしたが、勿論、拡張モジュール11を装着
しなくとも、GPS受信機能を内蔵し、ナビゲーションシ
ステムを実現することが可能な装置全般にも適用するこ
とができることは言うまでもない。
【0100】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0101】コンピュータにインストールされ、コンピ
ュータによって実行可能な状態とされるプログラムを記
録する記録媒体は、図4に示すように、磁気ディスク8
1(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク82
(CD-ROM(Compact Disc-ReadOnly Memory)、DVD(Digi
tal Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク83(M
D(Mini-Disc)(登録商標)を含む)、もしくは拡張モジ
ュール11の装着部21(メモリカード)などよりなる
パッケージメディア、または、プログラムが一時的もし
くは永続的に記録されるFlash ROM53や、ハードディ
スクなどにより構成される。記録媒体へのプログラムの
記録は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフ
ェースを介して、公衆回線網、ローカルエリアネットワ
ーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有
線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0102】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0103】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0104】
【発明の効果】本発明の情報処理装置および方法、並び
にプログラムによれば、地図データを取得し、取得され
た地図データに対応する地図を表示し、表示されている
地図上に、実際には通らない仮想ルートおよび仮想ルー
ト上の移動方法を設定し、位置情報を取得し、取得され
た位置情報および設定された移動方法に基づいて、仮想
ルート上における仮想の現在位置を算出し、取得された
位置情報に基づく実際の現在位置を示す第1のマーク、
および算出された仮想の現在位置を示す第2のマークを
表示するようにしたので、自分が実際に移動しているル
ート上の現在位置と、自分が選択していないルートを移
動していると仮定した場合の現在位置を同時に表示させ
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型ナビゲーションシステ
ムの構成例を示す図である。
【図2】図1の拡張モジュールの全体の構成例を示す図
である。
【図3】図2の装着部の表面と裏面の構成例を示す図で
ある。
【図4】図1のPDAの電気的構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】図1の拡張モジュールの内部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】仮想ルート設定処理を説明するフローチャート
である。
【図7】地図画像の表示例を示す図である。
【図8】図7の地図画像に強調表示される仮想ルートの
表示例を示す図である。
【図9】図8の地図画像に表示されるリストボックスの
表示例を示す図である。
【図10】図8の地図画像に表示される移動手段のマー
クの表示例を示す図である。
【図11】ルート表示処理を説明するフローチャートで
ある。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】図11および図12に続くフローチャートで
ある。
【図14】地図画像の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 PDA, 2 表示部, 3 キー, 4 ジョグダ
イヤル, 11 拡張モジュール, 21 装着部,
22 本体, 23 回動部, 51 CPU,55 モ
ジュールインターフェース, 81 磁気ディスク,
82 光ディスク, 83 光磁気ディスク,102
記憶部, 113 GPS信号処理部,121 GPSアンテ
ナ, 171,172 マーク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを取得する第1の取得手段
    と、 前記第1の取得手段により取得された前記地図データに
    対応する地図の表示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御されている前記地図
    上に、実際には通らない仮想ルート、および前記仮想ル
    ート上の移動方法を設定する設定手段と、 位置情報を取得する第2の取得手段と、 前記設定手段により設定された前記移動方法に基づい
    て、前記仮想ルート上における仮想の現在位置を算出す
    る算出手段とを備え、 前記表示制御手段は、前記第2の取得手段により取得さ
    れた前記位置情報に基づく実際の現在位置を示す第1の
    マーク、および前記算出手段により算出された前記仮想
    の現在位置を示す第2のマークの表示を制御することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記移動方法は、電車、自動車、自転
    車、もしくは徒歩であることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段により設定された前記移動
    方法が前記電車である場合、前記算出手段は、前記電車
    の運行状況、および、移動開始からの経過時間に基づい
    て、前記仮想の現在位置を算出することを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段により設定された前記移動
    方法が前記自動車である場合、前記算出手段は、道路の
    混雑状況、および、移動開始からの経過時間に基づい
    て、前記仮想の現在位置を算出することを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段により設定された前記移動
    方法が前記自転車もしくは前記徒歩である場合、前記算
    出手段は、移動開始からの経過時間に基づいて、前記仮
    想の現在位置を算出することを特徴とする請求項2に記
    載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記位置情報は、緯度、経度、高度、ま
    たは時刻を含む情報であることを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記表示制御手段は、前記設定手段によ
    り設定された前記仮想ルートおよび前記移動方法を示す
    第3のマークの表示を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 地図データの取得を制御する第1の取得
    制御処理ステップと、 前記第1の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記地図データに対応する地図の表示を制御す
    る表示制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記地図上に、実際には通らない仮想ルート、お
    よび前記仮想ルート上の移動方法を設定する設定処理ス
    テップと、 位置情報の取得を制御する第2の取得制御処理ステップ
    と、 前記第2の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記位置情報、および前記設定処理ステップの
    処理により設定された前記移動方法に基づいて、前記仮
    想ルート上における仮想の現在位置を算出する算出処理
    ステップとを含み、 前記表示制御処理ステップは、前記第2の取得制御処理
    ステップの処理により取得が制御された前記位置情報に
    基づく実際の現在位置を示す第1のマーク、および前記
    算出処理ステップの処理により算出された前記仮想の現
    在位置を示す第2のマークの表示を制御することを特徴
    とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 地図データの取得を制御する第1の取得
    制御処理ステップと、 前記第1の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記地図データに対応する地図の表示を制御す
    る表示制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記地図上に、実際には通らない仮想ルート、お
    よび前記仮想ルート上の移動方法を設定する設定処理ス
    テップと、 位置情報の取得を制御する第2の取得制御処理ステップ
    と、 前記第2の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記位置情報、および前記設定処理ステップの
    処理により設定された前記移動方法に基づいて、前記仮
    想ルート上における仮想の現在位置を算出する算出処理
    ステップとを含み、 前記表示制御処理ステップは、前記第2の取得制御処理
    ステップの処理により取得が制御された前記位置情報に
    基づく実際の現在位置を示す第1のマーク、および前記
    算出処理ステップの処理により算出された前記仮想の現
    在位置を示す第2のマークの表示を制御することを特徴
    とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録
    されている記録媒体。
  10. 【請求項10】 地図データの取得を制御する第1の取
    得制御処理ステップと、 前記第1の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記地図データに対応する地図の表示を制御す
    る表示制御処理ステップと、 前記表示制御処理ステップの処理により表示が制御され
    ている前記地図上に、実際には通らない仮想ルート、お
    よび前記仮想ルート上の移動方法を設定する設定処理ス
    テップと、 位置情報の取得を制御する第2の取得制御処理ステップ
    と、 前記第2の取得制御処理ステップの処理により取得が制
    御された前記位置情報、および前記設定処理ステップの
    処理により設定された前記移動方法に基づいて、前記仮
    想ルート上における仮想の現在位置を算出する算出処理
    ステップとをコンピュータに実行させ、 前記表示制御処理ステップは、前記第2の取得制御処理
    ステップの処理により取得が制御された前記位置情報に
    基づく実際の現在位置を示す第1のマーク、および前記
    算出処理ステップの処理により算出された前記仮想の現
    在位置を示す第2のマークの表示を制御することを特徴
    とするプログラム。
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