JP5169298B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェハに熱処理を行うための半導体製造装置に関する。
従来より、半導体基板処理装置が、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、頂部ドームと、底部ドームと、頂部ドームや底部ドームの端部をそれぞれ保持する側壁とを有し、頂部ドーム、底部ドーム、および側壁で区画された処理領域が設けられた半導体製造装置が提案されている。頂部ドームおよび底部ドームは石英材料により形成された石英ドームである。また、半導体ウェハは、処理領域に配置されたサセプタの上に配置される。
側部は、上側のクランプリングとベースリングとで構成されている。また、石英ドームは中央窓部と周縁のフランジ部とで構成されている。フランジ部は、Oリングを介してクランプリングとベースリングとで挟み込まれている。そして、この装置では、ランプの光で石英ドームを介して処理領域が加熱されるようになっている。
特開2001−60558号公報
しかしながら、上記従来の技術では、ランプの直接光、ウェハを乗せているサセプタ等からの輻射熱、中央窓部からフランジ部への伝熱などにより、フランジ部に熱が蓄積されてしまう。これに伴って、フランジ部を締め付けているOリングも加熱され、Oリングが耐熱温度を超えてしまうという問題がある。
Oリングの温度が耐熱温度を超えてしまうと、処理領域の真空がリークしてしまい、処理領域を真空に保てなくなったり、プロセスが停止してしまったりする。また、耐熱温度を超えたOリングが軟化すると石英ドームが動いてしまい、これにより石英ドームが側部に当たって石英ドームに亀裂や破壊が生じてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、Oリングが加熱されても、該Oリングの温度が耐熱温度以下となるようにすることができる半導体製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1、3、5、8、9、12、14に記載の発明では、大気圧から減圧された処理ガス内で半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、複数のOリング(60)を介して石英ドーム(11、12)のフランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、複数のOリング(60)は、フランジ部(11b、12b)のうち石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されてフランジ部(11b、12b)を挟んでおり、同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)とフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えていることを特徴とする。
これにより、不活性ガスを介してフランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達することができる。このように、不活性ガスが熱の伝達経路の一部をなすことにより、冷却チャンバ(21、22)がフランジ部(11b、12b)を冷却する冷却効率を向上させることができる。したがって、フランジ部(11b、12b)が冷却されることで、フランジ部(11b、12b)に接触しているOリング(60)の温度を耐熱温度以下にすることができる。
請求項に記載の発明では、冷却チャンバ(21、22)のうちガス用通路(26)を構成する壁面(21a、22a)が粗くなっていることを特徴とする。
これにより、不活性ガスが冷却チャンバ(21、22)に接触する面積を大きくすることができる。したがって、冷却チャンバ(21、22)の冷却効率をさらに向上させることができる。
請求項2、3に記載の発明では、隣り合うOリング(60)とフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、同心円状に配置された複数のガス用通路(26)のうち内側の通路に流れる不活性ガスの流量が外側の通路に流れる不活性ガスの流量よりも大きくなっていることを特徴とする。
これにより、フランジ部(11b、12b)においてもっとも温度が高くなる該内側において不活性ガスが伝達できる熱の量を増加させることができるので、該内側の冷却効率を高めることができる。したがって、該内側に配置されるもっとも温度が高くなるOリング(60)を耐熱温度以下にすることができる。
請求項4、5に記載の発明では、隣り合うOリング(60)とフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、同心円状に配置された複数のガス用通路(26)のうち内側のガス用通路(26)を構成する冷却チャンバ(21、22)の壁面(21b、22b)の面積が外側のガス用通路(26)を構成する冷却チャンバ(21、22)の壁面(21c、22c)の面積よりも大きくなっていることを特徴とする。
これにより、フランジ部(11b、12b)においてもっとも温度が高くなる該内側における不活性ガスと冷却チャンバ(21、22)との接触面積を増加させることができる。したがって、該内側に配置されるもっとも温度が高くなるOリング(60)を耐熱温度以下にすることができる。
請求項6、8に記載の発明では、ガス用通路(26)には、一方がフランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が冷却チャンバ(21、22)に接触し、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達する熱伝導性材料(80)が配置されていることを特徴とする。
これにより、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達することができ、フランジ部(11b、12b)の温度を下げることができるので、フランジ部(11b、12b)に接触するOリング(60)の温度を該Oリング(60)の耐熱温度以下にすることができる。
請求項7、9に記載の発明では、ガス用通路(26)には、一方がフランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が冷却チャンバ(21、22)に接触し、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達する金属部材(90)が配置されていることを特徴とする。
これにより、請求項6、8に記載の発明と同様に、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達して、フランジ部(11b、12b)に接触するOリング(60)の温度を該Oリング(60)の耐熱温度以下にすることができる。
請求項10に記載の発明では、金属部材(90)はスプリングもしくは板バネであることを特徴とする。
これにより、一対の石英ドーム(11、12)が互いに近づくように移動したり、離れるように移動したとしても、スプリングもしくは板バネをフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とに接触し続けることができる。例えば、処理室(13)を真空にする際に、一対の石英ドーム(11、12)が近づく。このように一対の石英ドーム(11、12)の距離が変化する場合でも、スプリングもしくは板バネがフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とに接触した状態を維持することができる。
請求項11、12に記載の発明では、複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも処理室(13)側に位置するOリング(60)には、フッ素が67%以上含有されていることを特徴とする。
このように、Oリング(60)自体の耐熱温度を上げることで、Oリング(60)が受ける熱を耐熱温度以下にすることができる。
請求項13、14に記載の発明では、複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも処理室(13)側に位置するOリング(60)には、アルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きいことを特徴とする。
これにより、Oリング(60)が受けた熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達させやすくすることができ、Oリング(60)の温度を耐熱温度以下にすることができる。
請求項15に記載の発明では、同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)とフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)には、一方がフランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が冷却チャンバ(21、22)に接触し、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達する熱伝導性材料(80)が配置されていることを特徴とする。
これにより、熱伝導性材料(80)を介してフランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達することができる。このため、フランジ部(11b、12b)の冷却効率を向上できるので、フランジ部(11b、12b)に接触しているOリング(60)の温度を耐熱温度以下にすることができる。
請求項16に記載の発明では、同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)とフランジ部(11b、12b)と冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)には、一方がフランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が冷却チャンバ(21、22)に接触し、フランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達する金属部材(90)が配置されていることを特徴とする。
これにより、金属部材(90)を介してフランジ部(11b、12b)の熱を冷却チャンバ(21、22)に伝達することができる。このため、フランジ部(11b、12b)の冷却効率を向上できるので、フランジ部(11b、12b)に接触しているOリング(60)の温度を耐熱温度以下にすることができる。
請求項17に記載の発明のように、金属部材(90)をスプリングもしくは板バネすることができる。これにより、請求項7に記載の発明と同様に、石英ドーム(11、12)の移動に関わらず、金属部材(90)がフランジ部(11b、12b)および冷却チャンバ(21、22)に触れ続けることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される半導体製造装置は、処理室を減圧にするものおよびその制御であって、特に、半導体ウェハにエピタキシャル膜等を成膜する装置に好適である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置の概略断面図である。この図に示されるように、半導体製造装置は、石英ドーム11、12と、冷却チャンバ21、22と、不活性ガス流入装置30と、側面加圧ポンプ40と、サセプタ50と、シャフト51と、回転機構52と、ランプモジュール53とを備えている。
石英ドーム11、12は、石英窓11a、12aとフランジ部11b、12bとで構成されている。石英窓11a、12aは凸状の容器である。また、フランジ部11b、12bは石英窓11a、12aの開口端部に設けられたものである。
そして、冷却チャンバ21、22は、複数のOリング60を介して石英ドーム11、12のフランジ部11b、12bを拘束するものであり、内部に冷却水が流れる構造を有している。冷却チャンバ21、22は、フランジ部11b、12bを石英窓11a、12aの凸側のものと凹側のものとで挟み込んだ構造になっており、凸側のものと凹側のものとがネジ23、24によりねじ止めされ、フランジ部11b、12bが冷却チャンバ21、22に強固に拘束されている。
具体的に、フランジ部11b、12bの拘束について、図2を参照して説明する。図2は、図1のA部拡大断面図であり、Oリング60を介して冷却チャンバ21、22がフランジ部11b、12bを拘束する様子を示したものである。なお、図2では側面加圧ポンプ40やネジ23、24を省略してある。また、フランジ部11b、12b、Oリング60、冷却チャンバ21、22の関係はすべて図2に示されるものと同じであり、図1に示されるA部のみに限定されるものではない。
図2に示されるように、冷却チャンバ21、22内には、冷却水が流れる冷却水用通路25が設けられており、この冷却水用通路25内に冷却水が流れるようになっている。冷却水は、各冷却チャンバ21、22に設けられた図示しない導入口から導入され、冷却水用通路25を介して冷却チャンバ21、22内を通過し、図示しない排出口から排出される。
また、図1に示されるように、石英ドーム11、12のフランジ部11b、12bにOリング60を介して冷却チャンバ21、22が固定された一対のものが用意され、各石英ドーム11、12の各石英窓11a、12aの凹部がそれぞれ向かい合わされて、各冷却チャンバ21、22が接合されている。このように、石英ドーム11、12、Oリング60、および冷却チャンバ21、22にて閉じられた空間が処理室13となる。処理室13は半導体ウェハ70を加熱処理する部屋であり、大気圧から減圧されて処理ガス(成膜ガス)が注入される。
冷却チャンバ21、22には、成膜ガスを処理室13に導入するための導入通路28と、処理室13から成膜ガスを排出するための排出通路29とが設けられている。排出通路29は、配管を介して図示しない成膜ガス排出機構に接続されている。そして、処理室13から排出された成膜ガスは、該成膜ガス排出機構にて無害化され、成膜ガス中のダストや有害ガス等が薬液等により除去されるようになっている。
フランジ部11b、12bを拘束するOリング60は、当該Oリング60がフランジ部11b、12bのうち石英窓11a、12aの凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されてフランジ部11b、12bを挟んでいる。本実施形態では、図2に示されるように、Oリング60のペアが一定間隔で同心円状に配置されている。
Oリング60は、例えば樹脂により形成されたものである。さらに、複数のOリング60のうち、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するOリング60には、フッ素が67%以上含有されている。これにより、Oリング60自体の耐熱温度が上がり、Oリング60が受ける熱が耐熱温度以下になっている。耐熱温度は、例えば230℃以上になっている。
不活性ガス流入装置30は、同心円状に配置された複数のOリング60のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング60とフランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22とで構成されたガス用通路26に不活性ガスを流すものである。
フランジ部11b、12bには、ガス用通路26と不活性ガス流入装置30とを接続する孔27がそれぞれ設けられており、該孔27に不活性ガス流入装置30が取り付けられている。そして、不活性ガスが不活性ガス流入装置30から孔27を介してガス用通路26に導入される。不活性ガスは、ガス用通路26を一方向に流れ、図示しない排出口から冷却チャンバ21、22の外部に排出される。
図2に示されるように、4つのOリング60がフランジ部11b、12bを拘束しているが、Oリング60のペアの間の隙間がガス用通路26として構成されている。本実施形態ではガス用通路26は1つであり、該ガス用通路26が処理室13にもっとも近い通路に該当する。不活性ガスとして、例えば窒素やアルゴンが採用される。
側面加圧ポンプ40は、処理室13が大気圧から減圧されることで石英窓11a、12aにおいて処理室13の中心部側に発生する圧縮力に石英窓11a、12aが対抗できるように、フランジ部11b、12bを処理室13側に押し込んで石英窓11a、12aの湾曲の度合いを維持もしくは高めるものである。この側面加圧ポンプ40は、図1に示されるように冷却チャンバ21、22の側面に接続されており、例えばNやエアーによる加圧によりフランジ部11b、12bを処理室13側に押し込むようになっている。
サセプタ50は、一面50aおよび他面50bを有する円板状のテーブルであり、一面50aに複数の半導体ウェハ70が配置されるものである。
シャフト51は、サセプタ50の他面50b側に位置すると共に、サセプタ50の他面50bに対し垂直方向に延びる棒状の部材であり、サセプタ50を支持して処理室13内に配置させるものである。シャフト51のうちサセプタ50側の上端部51a側にサセプタ50が接続され、上端部51aとは反対側の下端部51bが回転機構52に備え付けられている。
図1に示されるように、シャフト51は、石英窓12aに設けられたシャフト貫通部12cに差し込まれた形態になっている。これにより、シャフト51の上端部51aは処理室13内に配置され、下端部51bは処理室13の外部に配置される。
回転機構52は、シャフト51の下端部51bを支持し、シャフト51の中心軸を中心にシャフト51を回転させるものであり、モータ等を備えた周知のものである。この回転機構52によってシャフト51が回転すると、これに連動してサセプタ50も回転するようになっている。この回転機構52にはOリング54を介してシャフト貫通部12cが取り付けられ、これにより処理室13がシールされる。
また、図1に示されるランプモジュール53は、輻射熱を発する加熱源であり、処理室13の外部に複数配置されている。具体的には、ランプモジュール53は、各石英窓11a、12aの凸側に配置され、サセプタ50の一面50aおよび他面50bを照らし、処理室13内を加熱するようになっている。ランプモジュール53として、例えばハロゲンランプが採用される。
以上が、本実施形態に係る半導体製造装置の全体構成である。この半導体製造装置において、ランプモジュール53の照度、回転機構52の回転速度、側面加圧ポンプ40の制御、処理室13への成膜ガスの注入、冷却チャンバ21、22の冷却水の制御、流入ガスの流量制御等は、図示しない制御装置により行われる。
次に、上記装置を用いて半導体ウェハ70に熱処理を行う工程について説明する。まず、装置のメンテが終わった後、Oリング60を介して石英ドーム11、12のフランジ部11b、12bに冷却チャンバ21、22をはめ込み、ネジ23、24を介して冷却チャンバ21、22を締め付ける。そして、一方の冷却チャンバ21を他方の冷却チャンバ22に固定して処理室13を形成する。
続いて、側面加圧ポンプ40により、石英ドーム11、12に側面加圧を行う。また、図示しない真空ポンプにより、処理室13を真空にする。その後、Hにより所定の圧力(減圧)とする。この状態で、図示しないトランスファーチャンバ(準備室)から半導体ウェハ70を搬送し、サセプタ50の一面50aに半導体ウェハ70を配置する。半導体ウェハ70に膜を成長させるための成膜ガスを冷却チャンバ21、22の導入通路28を介して処理室13に導入し、ランプモジュール53によって処理室13を加熱する。これにより、半導体ウェハ70に膜を形成する。
その後、成膜ガスを止め、半導体ウェハ70をトランスファーチャンバ(準備室)に戻し、新しい半導体ウェハ70を搬送し半導体ウェハ70に膜を成長する作業を繰り返す。所定枚半導体ウェハ70に膜を成長させた後、メンテのため処理室13を大気圧まで不活性ガスで満たす。このようにして、半導体ウェハ70に熱処理を行う。
このように熱処理を行うに際し、フランジ部11b、12bを拘束するOリング60は、ランプモジュール53で直接加熱されたり、サセプタ50の輻射熱を受けたりして加熱される。また、フランジ部11b、12bもランプモジュール53の熱やサセプタ50の輻射熱を受けて加熱されているため、フランジ部11b、12bからOリング60に熱が伝達される。こうして、Oリング60は加熱される。
しかしながら、Oリング60にはフッ素が含有されることで耐熱温度が上げられている。このため、Oリング60が高温にさらされても、Oリング60の耐熱温度を超えることはない。特に、複数のOリング60のうちもっとも高温となる処理室13側にフッ素が含有されたOリング60を配置しているので、該Oリング60が軟化して石英ドーム11、12が動いてしまうことはなく、石英ドーム11、12が冷却チャンバ21、22に当たって石英ドーム11、12に亀裂や破壊が生じてしまうということもない。
また、フランジ部11b、12bとOリング60と冷却チャンバ21、22とで囲まれたガス用通路26に不活性ガス流入装置30によって不活性ガスが流れている。これにより、フランジ部11b、12bの熱が不活性ガスを介して冷却チャンバ21、22に伝達され、フランジ部11b、12bの温度が下がる。つまり、不活性ガスは、フランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に逃がす経路の一部分を構成していると言える。Oリング60はフランジ部11b、12bからも熱を受けており、フランジ部11b、12bの熱が不活性ガスを介して冷却チャンバ21、22に伝達されれば、フランジ部11b、12bの温度が下がる。このため、フランジ部11b、12bに接触しているOリング60の温度も下がり、ひいてはOリング60が耐熱温度以下になる。
本実施形態では、フッ素含有による効果と不活性ガスによる効果との相乗効果によって、Oリング60の冷却効率をさらに向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態では、Oリング60の耐熱温度を下げるべく、Oリング60にフッ素を67%以上含有したことを特徴としている。これにより、Oリング60自体の耐熱温度を上げることができ、Oリング60が受ける熱を耐熱温度以下にすることができる。
また、本実施形態では、フランジ部11b、12bとOリング60と冷却チャンバ21、22とで囲まれたガス用通路26に不活性ガスを流すことが特徴となっている。これによると、不活性ガスを介してOリング60の熱およびフランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に伝達することが可能となる。したがって、フランジ部11b、12bの冷却効率を高めることができ、フランジ部11b、12bに接触しているOリング60の温度を耐熱温度以下にすることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図3は、本実施形態に係るガス用通路26の拡大断面図である。この図に示されるように、冷却チャンバ21、22のうちガス用通路26を構成する壁面21a、22aが粗くなっている。これにより、冷却チャンバ21、22に接触する不活性ガスの面積が大きくなる。このため、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率をさらに向上させることができる。
なお、ガス用通路26が複数形成されている場合、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するガス用通路26を構成する壁面21a、22aが粗くなっていることが好ましい。これは、フランジ部11b、12bのうち処理室13側がもっとも熱くなるため、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を高めるためである。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、隣り合うOリング60とフランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22とで複数のガス用通路26が同心円状に複数設けられ、各ガス用通路26にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっている。すなわち、図1に示される孔27がガス用通路26ごとに冷却チャンバ21、22に設けられており、各ガス用通路26に不活性ガスが流れるようになっている。そして、同心円状に配置された複数のガス用通路26のうち内側の通路に流れる不活性ガスの流量が外側の通路に流れる不活性ガスの流量よりも大きくなっている。
このように、不活性ガスの流量が大きくなると、フランジ部11b、12bから冷却チャンバ21、22に伝達される熱の量も大きくなるため、冷却効率が上がる。また、フランジ部11b、12bのうち処理室13側がもっとも熱くなるため、複数のガス用通路26が設けられている構成では、もっとも処理室13側に位置するガス用通路26の流量がもっとも大きくなるようにすることが好ましい。例えば、ガス用通路26が3つ設けられている場合、もっとも処理室13側のガス用通路26の流量がもっとも大きく、処理室13側からもっとも離れたガス用通路26の流量がもっとも小さい。これらに挟まれるガス用通路26の流量は、処理室13側からもっとも離れたガス用通路26の流量よりも大きく、もっとも処理室13側のガス用通路26の流量よりも小さい。このように、隣のガス用通路26との関係で処理室13側の流量が大きくなるようにする。
これにより、フランジ部11b、12bにおいて処理室13側における熱の伝達量を大きくすることができるため、フランジ部11b、12bの冷却効率を高めることができ、ひいてはもっとも処理室13側に位置するOリング60を耐熱温度以下にすることができる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図4は、本実施形態に係るガス用通路26の拡大断面図である。この図に示されるように、同心円状に配置された複数のガス用通路26のうち内側のガス用通路26を構成する冷却チャンバ21、22の壁面21b、22bの面積が外側のガス用通路26を構成する冷却チャンバ21、22の壁面21c、22cの面積よりも大きくなっている。
これによると、外側のガス用通路26の壁面21c、22cと不活性ガスとの接触面積よりも、内側のガス用通路26の壁面21b、22bと不活性ガスとの接触面積を大きくすることができる。したがって、フランジ部11b、12bにおいて処理室13側の冷却効率を高めることができる。
なお、ガス用通路26が3つ以上設けられている場合であっても、隣のガス用通路26との関係で処理室13側の壁面の面積が大きくなるようにすれば良い。
(第5実施形態)
本実施形態では、第1〜第4実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図5は、本実施形態に係るガス用通路26の拡大断面図である。この図に示されるように、ガス用通路26には熱伝導性材料80が配置されている。この熱伝導性材料80の一方はフランジ部11b、12bに接触すると共に、他方は冷却チャンバ21、22に接触している。そして、熱伝導性材料80は、フランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に伝達する役割を果たす。熱伝導性材料80として、例えばシリコンラバーシートが採用される。
これにより、ガス用通路26に不活性ガスを流すと共に、熱伝導性材料80を介してフランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に伝達することが可能となり、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を向上させることができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1〜5実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、複数のOリング60として、アルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きいものが採用される。これにより、Oリング60が受けた熱を冷却チャンバ21、22に伝達して、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を向上させることができる。
なお、複数のOリング60のうち、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するOリング60にのみアルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きくなっていても良い。上述のように、フランジ部11b、12bのうち処理室13側がもっとも高温になるため、少なくともOリング60のうちもっとも処理室13側に位置するものの熱伝導性を高めることで、フランジ部11b、12bの温度を下げ、ひいてはOリングが耐熱温度以下になるようにすることができる。
(第7実施形態)
本実施形態では、第1〜第6実施形態と異なる部分についてのみ説明する。第5実施形態では、ガス用通路26に熱伝導性材料80を配置していたが、本実施形態では金属部材を配置することが特徴となっている。
図6は、本実施形態に係るガス用通路26の拡大断面図である。この図に示されるように、金属部材90が配置されている。この金属部材90の一方はフランジ部11b、12bに接触すると共に、他方は冷却チャンバ21、22に接触している。そして、該金属部材90を介して、フランジ部11b、12bの熱が冷却チャンバ21、22に伝達されるようになっている。
このように、金属部材90を用いることによっても、フランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に伝達して、フランジ部11b、12bの温度を下げ、フランジ部11b、12bに接触するOリング60の温度を耐熱温度以下にすることができる。
(第8実施形態)
本実施形態では、第7実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、金属部材90としては、弾性変形によって元の形に戻ろうとする復元力を備えたもの、すなわちスプリングもしくは板バネを用いる。
図示しない真空ポンプで処理室13内を減圧して真空にする場合では、一対の石英ドーム11、12が互いに近づいていく。これにより、Oリング60が変形して潰れていくことで、フランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22との距離も短くなる。すなわち、ガス用通路26の空間高さが小さくなっていく。しかしながら、金属部材90がスプリングや板バネであると、フランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22との距離が変化したとしても、スプリングや板バネが弾性変形して常にフランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22とに接触し続ける。このため、金属部材90を介したフランジ部11b、12bから冷却チャンバ21、22への熱伝達の経路が常に確保される。
金属部材90としてスプリングを用いる場合、ガス用通路26に複数のスプリングを配置することで熱伝達の経路を多数確保することができる。
一方、金属部材90として板バネを用いる場合、板状であって、輪状のものに山折り・谷折りが繰り返し加工されたものを用いることができる。これにより、板バネのうち山折りおよび谷折りされて形成された頂点がフランジ部11b、12bまたは冷却チャンバ21、22に当接する。そして、板バネの復元力を利用すると、上述のように、フランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22との距離が変化しても、板バネが弾性変形して常にフランジ部11b、12bおよび冷却チャンバ21、22に接触し続ける。
なお、金属部材90として、電線等に用いられるものであり、複数の金属線が編み込まれたシールド線を用いても良い。該シールド線は中空筒状であるので、フランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22との距離が変化しても、該中空部分の断面形状が例えば円形から楕円形に変化するだけであり、板バネと同様に復元力が働いて常にフランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22とに接触し続ける。
(第9実施形態)
本実施形態では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、 少なくとも、もっとも処理室13側に位置するOリング60に、フッ素を67%以上含有することのみ行う。これだけであっても、Oリング60の耐熱温度を上げることができ、Oリング60の温度を耐熱温度以下にすることができる。
(第10実施形態)
本実施形態では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するOリング60に、アルミニウム粉もしくは銅粉を含ませ、かつ、熱伝導率を0.19W/m・Kよりも大きくすることのみ行う。これだけであっても、Oリング60の温度を耐熱温度以下にすることができる。
(第11実施形態)
本実施形態では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するOリング60には、フッ素が67%以上含有されていると共に、もっとも処理室13側に位置するOリング60よりも外側のOリング60には、アルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きくなるようにすることのみを行う。これにより、処理室13側のOリング60については耐熱温度を上げることができ、外側に位置するOリング60については、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を高めることができる。
(第12実施形態)
本実施形態では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、ガス用通路26に熱伝導性材料80を配置することのみ行う。これだけであっても、フランジ部11b、12bの熱を冷却チャンバ21、22に逃がすことができ、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を高めることができる。
(第13実施形態)
本実施形態では、上記実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、ガス用通路26に金属部材90を配置することのみ行う。これだけであっても、フランジ部11b、12bを冷却する冷却効率を高めることができる。この場合、金属部材90として、スプリングや板バネを用いることができる。
(他の実施形態)
第1実施形態では、Oリング60にフッ素を含有すると共に、ガス用通路26に不活性ガス流入を流していたが、Oリング60にフッ素を含有させずに不活性ガスのみでフランジ部11b、12bを冷却させるようにしても良い。
第1実施形態では、図2に示されるように、ガス用通路26は一つしか設けられていないため、該ガス用通路26に不活性ガスを流していたが、複数のOリング60によって複数のガス用通路26が形成されている場合、不活性ガス流入装置30によって、同心円状に配置された複数のOリング60のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング60とフランジ部11b、12bと冷却チャンバ21、22とで構成された複数のガス用通路26のうち、少なくとも、もっとも処理室13側に位置するガス用通路26に不活性ガスを流すことが好ましい。これは、フランジ部11b、12bのうちもっとも処理室13側が高温になるためである。
上記各実施形態では、各々を組み合わせて実施しても良い。例えば、もっとも処理室13側のOリング60にフッ素を含有させ、複数のガス用通路26のうちもっとも処理室13側の通路の面積をもっとも大きくすると共に壁面を粗くして流量をもっとも大きくし、さらにガス用通路26に熱伝導性材料80もしくは金属部材90を配置する。このような組み合わせにより、冷却効率を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置の概略断面図である。 図1のA部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係るガス用通路の拡大断面図である。 本発明の第4実施形態に係るガス用通路の拡大断面図である。 本発明の第5実施形態に係るガス用通路の拡大断面図である。 本発明の第7実施形態に係るガス用通路の拡大断面図である。
符号の説明
11、12 石英ドーム
11a、12a 石英窓
11b、12b フランジ部
13 処理室
21、22 冷却チャンバ
26 ガス用通路
30 不活性ガス流入装置
60 Oリング
70 半導体ウェハ

Claims (17)

  1. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記冷却チャンバ(21、22)のうち前記ガス用通路(26)を構成する壁面(21a、22a)が粗くなっていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、前記各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、
    前記同心円状に配置された前記複数のガス用通路(26)のうち内側の通路に流れる不活性ガスの流量が外側の通路に流れる不活性ガスの流量よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、前記各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、
    前記同心円状に配置された前記複数のガス用通路(26)のうち内側の通路に流れる不活性ガスの流量が外側の通路に流れる不活性ガスの流量よりも大きくなっていることを特徴とする半導体製造装置。
  4. 前記隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、前記各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、
    前記同心円状に配置された前記複数のガス用通路(26)のうち内側のガス用通路(26)を構成する前記冷却チャンバ(21、22)の壁面(21b、22b)の面積が外側のガス用通路(26)を構成する前記冷却チャンバ(21、22)の壁面(21c、22c)の面積よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  5. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)が同心円状に複数設けられ、前記各ガス用通路(26)にそれぞれ不活性ガスが流れるようになっており、
    前記同心円状に配置された前記複数のガス用通路(26)のうち内側のガス用通路(26)を構成する前記冷却チャンバ(21、22)の壁面(21b、22b)の面積が外側のガス用通路(26)を構成する前記冷却チャンバ(21、22)の壁面(21c、22c)の面積よりも大きくなっていることを特徴とする半導体製造装置。
  6. 前記ガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する熱伝導性材料(80)が配置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  7. 前記ガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する金属部材(90)が配置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  8. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記ガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する熱伝導性材料(80)が配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  9. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記ガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する金属部材(90)が配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  10. 前記金属部材(90)はスプリングもしくは板バネであることを特徴とする請求項1ないし7、9のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  11. 前記複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するOリング(60)には、フッ素が67%以上含有されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  12. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するOリング(60)には、フッ素が67%以上含有されていることを特徴とする半導体製造装置。
  13. 前記複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するOリング(60)には、アルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きいことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  14. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ同心円状に配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成された複数のガス用通路(26)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するガス用通路(26)に不活性ガスを流す不活性ガス流入装置(30)を備えており、
    前記複数のOリング(60)のうち、少なくとも、もっとも前記処理室(13)側に位置するOリング(60)には、アルミニウム粉もしくは銅粉が含まれており、かつ、熱伝導率が0.19W/m・Kよりも大きいことを特徴とする半導体製造装置。
  15. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する熱伝導性材料(80)が配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  16. 半導体ウェハ(70)を加熱処理するための処理室(13)と、
    前記処理室(13)の境界の一部を形成するように配置され、前記処理室(13)より外側に向けて凸状の石英窓(11a、12a)と、前記石英窓(11a、12a)の開口端部に設けられたフランジ部(11b、12b)とで構成される一対の石英ドーム(11、12)と、
    複数のOリング(60)を介して前記石英ドーム(11、12)の前記フランジ部(11b、12b)を拘束する冷却チャンバ(21、22)とを備えた半導体製造装置であって、
    前記複数のOリング(60)は、前記フランジ部(11b、12b)のうち前記石英窓(11a、12a)の凸側と該凸側とは反対側とにそれぞれ配置されて前記フランジ部(11b、12b)を挟んでおり、
    前記同心円状に配置された複数のOリング(60)のうち内側のものと外側のものとで隣り合うOリング(60)と前記フランジ部(11b、12b)と前記冷却チャンバ(21、22)とで構成されたガス用通路(26)には、一方が前記フランジ部(11b、12b)に接触すると共に、他方が前記冷却チャンバ(21、22)に接触し、前記フランジ部(11b、12b)の熱を前記冷却チャンバ(21、22)に伝達する金属部材(90)が配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  17. 前記金属部材(90)はスプリングもしくは板バネであることを特徴とする請求項16に記載の半導体製造装置。
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