JP2001015440A - 半導体製造方法及び装置 - Google Patents

半導体製造方法及び装置

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JP2001015440A
JP2001015440A JP11182266A JP18226699A JP2001015440A JP 2001015440 A JP2001015440 A JP 2001015440A JP 11182266 A JP11182266 A JP 11182266A JP 18226699 A JP18226699 A JP 18226699A JP 2001015440 A JP2001015440 A JP 2001015440A
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ring
inert gas
vacuum
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Fumihide Ikeda
文秀 池田
Yasuo Kunii
泰夫 国井
Yasuhiro Inokuchi
泰啓 井ノ口
Junichi Murota
淳一 室田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空容器内への大気成分混入を抑制する二重
Oリング方式において、Oリング間を真空引きすること
なく、高品質の薄膜形成または熱処理を可能とし、経済
性を高める。 【解決手段】 半導体製造方法は、減圧下において、シ
リコンウェハなどの基板上に、薄膜形成や熱処理を行
う。真空容器21は半導体製造装置を構成するウェハカ
セット室、搬送ロボット室、あるいは反応室などであ
り、二重Oリング26、27によりシールされる。不活
性ガスを導入する導入路28を二重Oリング26、27
間に連通する一方、真空ポンプなどの排気装置に連通せ
ず、単位大気開放された排出路29を設ける。真空引き
しないで、単にN2ガスなどの不活性ガスで二重Oリン
グ26、27間をパージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、減圧下の真空容器
内で基板上に薄膜を形成あるいは基板を熱処理する半導
体製造方法及び装置に係り、特に真空容器のシール方法
を改善したものに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置は基板を処理する真空容
器を備える。その真空容器は基板を搬入及び搬出するた
めの開口部を有し、その開口部の大気との遮断を行うシ
ール部材(封止手段)には通常Oリングやエラストマー
ガスケットなどが使用される。横置きタイプの真空容
器、例えば図8に示すものでは、左右が開口した円筒形
の真空容器1の左側開口部に配管2を接続し、右側開口
部を蓋体3で塞いでいる。左右とも接合フランジ面にO
リング4を使用している。また縦置きの真空容器の場合
でも、図9に示すように、上が閉じ下が開口した円筒形
の真空容器5の下側開口部に炉口フランジ6を接続し、
その接合フランジ面にOリング7を使用している。な
お、符号8は真空容器内部、9は大気側を示す。
【0003】ところがシール部材、特にOリングは完全
にリークタイトなものではなく、若干量のガスを透過す
る性質がある。また、熱劣化、反応ガスによる劣化、お
よび経時的な変形(圧縮永久ひずみ)が発生するとシー
ル性能が著しく衰える。このため、真空容器5のフラン
ジのシール面から微小なリーク(漏れ)が発生して、真
空容器5内に大気成分が混入して、基板の膜生成に悪影
響を与えて品質を悪化させたり、大気中の水分や酸素に
より基板上に自然酸化膜が形成されるという問題があっ
た。特に水分が混入すると真空容器内の構成部材を腐食
させるという問題が突発的に起こる場合もあった。さら
に使用条件にもよるが、Oリングを頻繁に交換する場合
もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記対策とし
て、図10に示すように真空容器11の下部接合部を二
重Oリング構造として、内外Oリング13、14の間に
真空ポンプに通じる排出路15を形成し、その排出路1
5を介して内外Oリング13、14間を真空ポンプによ
り真空排気することにより、真空容器11内への大気成
分の混入を抑制するものが提案されている(例えば、実
開平1−123336号参照)。しかし上記提案のもの
は、中間引き用の高価な真空ポンプが必要となるため経
済性に問題があった。
【0005】本発明の課題は、上述した従来技術の問題
点を解決して、良好で安定したシール性能を確保しなが
ら経済性に優れる半導体製造方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、減圧下の
真空容器内で基板に処理を施す半導体製造方法におい
て、前記真空容器の開口部の接続部分を、前記開口部を
囲む第1の封止手段と、該第1の封止手段の外周を囲む
第2の封止手段とで二重にシールし、前記第1封止手段
と第2封止手段との間を真空引きすることなく不活性ガ
スでパージするようにした半導体製造方法である。
【0007】半導体製造方法は、Siウェハなどの基板
上に薄膜形成や熱処理を行うものである。ウェハカセッ
ト室や搬送ロボット室や反応室などを構成する真空容器
を備え、真空容器は大気圧よりも減圧される。第1の封
止手段は例えばOリングがよい。第2の封止手段は例え
ばOリングでも、テフロンリングでも、エラストマーガ
スケットでもよい。第1の封止手段と第2の封止手段と
の間を真空引きすることなく単に不活性ガスによりパー
ジするだけでも、不活性ガスの導入量を適量に設定すれ
ば、真空容器内に大気中のガス成分が混入しない。した
がって真空容器内への外気の流入を安価かつ確実に抑え
ることができる。上記適量は、真空容器に応じて異な
り、一義的には定められないが、真空容器内に大気中の
ガス成分が混入しないような十分な量である。
【0008】本発明装置は、減圧下の真空容器内で基板
に処理を施す半導体製造装置において、前記真空容器の
開口部の接続部分を二重にシールする封止手段であっ
て、前記開口部を囲む第1の封止手段、及び該第1の封
止手段の外周を囲む第2の封止手段と、前記第1封止手
段と第2封止手段との間を真空引きすることなく不活性
ガスでパージするパージ手段とを備えた半導体製造装置
である。
【0009】本半導体製造装置は、二重にシールした第
1及び第2の封止手段の間にパージ手段をつなぎ、第1
及び第2の封止手段の間を不活性ガスでパージするよう
にしだけの簡単な構造で、第1及び第2の封止手段の間
を真空引きしなくても、不活性ガスの導入量を適量に設
定すれば、真空容器内に大気中のガス成分が混入しない
ようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0011】図1は第1の実施の形態を示し、半導体製
造方法を実施する縦型の真空容器21、例えばウェハカ
セット室を示す。シリコンウェハを収納したカセットを
保存する真空容器21は、例えばステンレスでできてお
り、上部が閉じ、下部が開口して偏平な円筒形をしてい
る。開口部22は円板状の蓋体23によって閉じられて
いる。
【0012】この開口部22の開口端面には、真空容器
21の開口部22を囲む第1の環状溝24と、第1の環
状溝24の外周を同心状に囲む第2の環状溝25とが設
けられる。これら第1の環状溝24と第2の環状溝25
とに、それぞれ第1の封止手段としての第1のOリング
26と、第1のOリング26の外側に第2の封止手段と
しての第2のOリング27が嵌合され、蓋体23を開口
端面に圧接することにより、真空容器21の開口部22
を蓋体23で密封するようになっている。
【0013】また、開口部22の第1の環状溝24と第
2の環状溝25との間の少なくとも一箇所に、N2ガス
やArガスなどの不活性ガスを供給する導入路28が設
けられ、前記箇所と対向する第1の環状溝24と第2の
環状溝25との間に不活性ガスを排出する排出路29が
少なくとも一箇所設けられ、第1のOリング26と第2
のOリング27との間を不活性ガスによりパージするよ
うになっている。前記導入路28は図示しない不活性ガ
ス供給源に連通しているが、排出路29の方は真空ポン
プなどの排気装置には接続されておらず、単に図示しな
い排気管に接続されているだけである。
【0014】開口部22の開口端面の径方向に前記第1
の環状溝24、第2の環状溝25、および導入路28ま
たは排出路29を設けるために、真空容器21の上部3
0よりも胴部31を肉厚としてある。なお、前記第1の
環状溝24、第2の環状溝25、導入路28および排出
路29を、真空容器21側ではなく、蓋体23側に設け
るようにしてもよい。このように蓋体23側に設けれ
ば、特に真空容器21の胴部31を肉厚にする必要はな
い。さらに、これら第1の環状溝24、第2の環状溝2
5、および導入路28または排出路29を真空容器21
と蓋体23との両方に振り分けてもよい。
【0015】上記構成における導入路28、該導入路2
8に接続された図示しない不活性ガス供給源、及び排出
路29は第1封止手段と第2封止手段との間を真空引き
することなく不活性ガスでパージするパージ手段を構成
している。
【0016】上述したようにOリング26、27を二重
にしてOリング26、27間に一箇所以上設けた導入路
28からN2ガスやArガスなどの不活性ガスを供給
し、同じく一箇所以上設けた排出路29から真空引きす
ることなく排出して、内外の二重Oリング26、27間
をパージする。これにより内側のOリング26から真空
容器21内へリークするガスを、大気ガスではなく不活
性ガスとすることができるので、大気中の成分ガスが真
空容器21内に混入しなくなる。また真空引きしないで
単に不活性ガスでパージしているだけなので、高価な真
空引きポンプを必要とせず、非常に経済的である。
【0017】上述した実施の形態では第2の封止手段も
Oリング27としたが、これを他の気密性のある封止手
段としてもよい。図2に示す第2の実施形態は、第2の
封止手段を高分子材リングやエラストマーガスケット3
2で構成したものである。高分子材としてはテフロン
(商標)などがある。なお、以下に示す実施の形態につ
いても、第2のOリングは上述した他の封止手段とする
ことができる。
【0018】上述した実施の形態はいずれも縦型真空容
器について説明したが、横型真空容器にも適用できる。
図3は、そのような第3の実施の形態を示すものであ
る。左右が開口した円筒形の真空容器33、例えば搬送
ロボット室の左右開口部34にそれぞれ接続配管36、
36が接続される。開口部34と配管端部35の双方の
接合面にフランジ38、39が径方向外方に突出するよ
うに設けられる。配管端部35のフランジ39に真空容
器33の開口部34を囲む第1の環状溝40と、第1の
環状溝40の外周を同心状に囲む第2の環状溝41とが
設けられる。
【0019】これら第1の環状溝40と第2の環状溝4
1とに、それぞれ第1の封止手段としての第1のOリン
グ42と、第1のOリング42の外側に第2の封止手段
としての第2のOリング43が嵌合され、接続配管36
を真空容器33のフランジ38に圧接することにより、
真空容器33の左右開口部34を接続配管36でそれぞ
れ密閉接続する。図示例では、配管端部35のフランジ
39に二重環状溝40、41を設けるようにしたので配
管端部35を肉厚にしてあるが、反対に真空容器33の
方に設けるようにした場合には、真空容器33のフラン
ジ38を厚くする必要がある。
【0020】また、接続配管36のフランジ39の第1
の環状溝40と第2の環状溝41との間の少なくとも一
箇所に、N2ガスやArガスなどの不活性ガスを供給す
る導入路44が設けられ、前記箇所と対向する第1の環
状溝40と第2の環状溝41との間に不活性ガスを排出
する排出路45が少なくとも一箇所設けられ、第1のO
リング42と第2のOリング43との間を不活性ガスに
よりパージするようになっている。
【0021】上述したようにOリング42、43を二重
にしてOリング42、43間に一箇所以上設けた導入路
44からN2ガスやArガスなどの不活性ガスを供給
し、同じく一箇所以上設けた排出路45から真空引きす
ることなく排出して、内外の二重Oリング42、43間
をパージする。したがって、内側のOリング42から真
空容器33内へリークするガスを、大気ガスではなく不
活性ガスとすることができるので、横型の真空容器であ
っても大気中の成分ガスが真空容器内に混入しなくな
る。
【0022】図4は第4の実施の形態による縦型CVD
装置を示す。図示しないヒータの内部に外部反応管51
が設けられ、石英製の外部反応管51の内部には上端が
開放された石英製の内部反応管52が同心状に配設され
る。外部反応管51および内部反応管52が反応室を構
成する真空容器になる。外部反応管51、内部反応管5
2は炉口フランジ53上に立設される。炉口開閉用のシ
ールキャップ55にボート50が立設される。ボート5
0には処理されるウェハ54が水平姿勢で多段に装填さ
れる。炉口フランジ53の内部反応管52下方の位置に
ガス導入ノズル46が連通され、また外部反応管51と
内部反応管52との間に形成される円筒状の空間下端に
連通する様に、排気管47が炉口フランジ53に接続さ
れている。
【0023】前述した外部反応管51と炉口フランジ5
3の上端の接触部分は二重Oリング56、57によりシ
ールされている。そして各Oリング56、57間に導入
路61、排出路62を設ける。また炉口フランジ53の
下端はシールキャップ55により閉塞されるが、炉口フ
ランジ53の下端とシールキャップ55の接触部分は二
重Oリング58、59により気密に封止されている。そ
して各Oリング58、59間に導入路63、排出路64
を設ける。図5に外部反応管51と炉口フランジ53の
上端の接触部分に導入路61を設けたシール構造部分を
詳細に示す。肉厚にした炉口フランジ53にOリング5
6、57間に通じる導入路61を設け、これより不活性
ガスを導入できるようにしてある。
【0024】上述したように外部反応管51と炉口フラ
ンジ53の接触部分、炉口フランジ53とシールキャッ
プ55の接触部分に、それぞれ内、外側のOリング5
6、57、および58、59を設け、内、外側Oリング
56、57間、および58、59間に不活性ガスを供給
して、二重の内、外側Oリング間を単にパージする。こ
れにより反応管51、52内への大気成分の混入を有効
に防止し、内外部反応管51、52内の大気成分圧力を
低くできる。その結果ウェハ54の表面のCVD膜を高
清浄で高品質な膜質にでき、かつ自然酸化膜ができにく
くなり、結晶欠陥の低減を図ることができる。また、大
気中の酸素や水分が混入しないので安全性も向上する。
【0025】なお、上述したいずれの実施の形態でも、
不活性ガスを導入路を介してダイレクトに二重Oリング
間に供給するようにしているが、不活性ガスをパージボ
ックスで溜めてから二重Oリング間に供給することもで
きる。図6はそのようにした第5の実施の形態を示す。
二重Oリング56、57の間に反応管51側から環状の
パージボックス60を設置して、このパージボックス6
0に不活性ガス導入路61を一箇所以上接続する。また
排出路62をパージボックス60の他の部分に一箇所以
上接続する。
【0026】不活性ガスは一箇所以上設けた導入路61
から導入して、同じく一箇所以上設けた排出路62から
排出する。したがって、反応管51に接している内側O
リング56の外側はパージボックス60内の不活性ガス
で充満しているため、反応管51内部への大気成分の混
入量を極端に低減させることができる。また、Oリング
56、57のシール能力が低下した場合でも、大気が反
応管51内部へ混入することを防ぐことができ、安定し
たプロセス性能を得ることができる。
【0027】なお、上記実施の形態では、パージボック
ス60を反応管51側に設けたが、炉口フランジ53側
に設けるようにしてもよい。またパージボックス60を
別体に設けたが、反応管51または炉口フランジ53に
一体に設けるようにしてもよい。
【0028】また、図6に示すように、不活性ガスパー
ジラインとなる排出路62の下流にガス検知器65を設
置すると、反応ガスの漏洩を即座に検知することが可能
となり安全性が向上する。また、図6ではOリング5
6、57を二重にしたが、このパージボックス方式で
は、気密性が優れているため、外側のOリング57を省
略してもよい。図7はその様にした第6の実施の形態を
示す。その場合、気密性はやや劣るが実使用には十分耐
えられる。
【0029】本実施の形態による効果をまとめると以下
の通りである。
【0030】(1)二重Oリング中間真空引き方式に比
べて、真空引きポンプを必要としないので大幅にコスト
低減できる。
【0031】(2)真空容器の接合部で大気との遮断を
行うシール部材(Oリング、エラストマーガスケットな
ど)の外側を不活性ガスでパージすることにより、大気
成分の反応室内部への混入量を従来の1/1000程度
に抑え、到達酸素分圧を1×10-6Pa程度に改善する
ことができる。これにより良質で安定した膜の生成が可
能な半導体製造方法を実現することができる。
【0032】(3)真空容器内への大気成分混入を防止
することにより、高品質の薄膜形成または熱処理が可能
となり、また薄膜形成温度の低温化が可能となる。
【0033】(4)熱劣化、反応ガスによる劣化、およ
び経時的な変形(圧縮永久ひずみ)に伴いOリングなど
のシール部材のシール能力が低下した場合でも、大気が
反応室内部へ混入することを防ぐことができるため、安
定したプロセス性能を得ることができる。
【0034】(5)不活性ガスパージラインにガス検知
器を設置することにより、反応ガスの漏洩を即座に検知
することが可能となり安全性が向上する。
【0035】
【発明の効果】本発明方法によれば、二重にした封止手
段の間を真空引きしないで単にパージだけにしたので、
真空引きする方式に比べて、大幅にコストを低減でき
る。また真空容器内への大気成分混入が抑制できるの
で、良好で安定したシール性能を確保できる。また本発
明装置によるときは、上記効果を簡単な構造によって適
切に得ることができ、経済的である。なお、外側となる
第2の封止手段は簡便なものでよく、この場合、さらな
るコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態による半導体製造方法を実施す
る真空容器のシール構造を示す断面図である。
【図2】第2の実施形態による半導体製造方法を実施す
る真空容器のシール構造を示す断面図である。
【図3】第3の実施形態による半導体製造方法を実施す
る真空容器のシール構造を示す断面図である。
【図4】第4の実施形態による縦型CVD装置の反応室
を示す断面図である。
【図5】図4の要部の詳細図である。
【図6】第5の実施の形態による縦型CVD装置の反応
室の要部構造を示す断面図である。
【図7】図6において外側のOリングを省略した第6の
実施の形態による縦型CVD装置の反応室の要部構造を
示す断面図である。
【図8】従来例による真空容器の一重シール構造の断面
図である。
【図9】従来例による真空容器の一重シール構造の断面
図である。
【図10】従来例による二重Oリング中間真空引き方式
を説明する断面図である。
【符号の説明】
21 真空容器 22 開口部 23 蓋体 26 第1のOリング(第1の封止手段) 27 第2のOリング(第2の封止手段) 28 導入路 29 排出路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井ノ口 泰啓 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 室田 淳一 宮城県仙台市青葉区土樋1−6−23−403 Fターム(参考) 5F045 EB10 EE14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減圧下の真空容器内で基板に処理を施す半
    導体製造方法において、 前記真空容器の開口部の接続部分を、前記開口部を囲む
    第1の封止手段と、該第1の封止手段の外周を囲む第2
    の封止手段とで二重にシールし、 前記第1封止手段と第2封止手段との間を真空引きする
    ことなく不活性ガスでパージするようにした半導体製造
    方法。
  2. 【請求項2】減圧下の真空容器内で基板に処理を施す半
    導体製造装置において、 前記真空容器の開口部の接続部分を二重にシールする封
    止手段であって、前記開口部を囲む第1の封止手段、及
    び該第1の封止手段の外周を囲む第2の封止手段と、 前記第1封止手段と第2封止手段との間を真空引きする
    ことなく不活性ガスでパージするパージ手段とを備えた
    半導体製造装置。
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