JP5168476B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置に関する。
近年、プロジェクタやディスプレイなどの表示装置の光源用の発光装置として、高輝度で色再現性に優れたレーザ装置が期待されている。しかしながら、スクリーン面での乱反射光が相互に干渉して発生するスペックルノイズが問題となることがある。この問題に対しては、例えば下記特許文献1では、スクリーンを揺動させてスペックルパターンを変化させることでスペックルノイズを低減させる方法が提案されている。
特開平11−64789号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された方法では、スクリーンが限定されてしまう、スクリーンを動かすためのモーター等の部材が必要になってしまう、モーター等から雑音が発生してしまう、などの新たな問題が発生する場合がある。
本発明の目的の1つは、スペックルノイズを低減できる新規な発光装置を提供することにある。
本発明に係る発光装置は、
第1クラッド層と、
前記第1クラッド層の上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2クラッド層と、
を含み、
前記活性層のうちの少なくとも一部は、複数の利得領域を構成し、
前記複数の利得領域の各々は、平面的に見て、前記活性層の第1側面から該第1側面に平行な前記活性層の第2側面まで、前記第1側面の垂線に対して傾いた方向に向かって設けられ、
前記複数の利得領域は、1つ以上の第1利得領域と、前記第1利得領域と面積が異なる1つ以上の第2利得領域と、によって構成されている。
本発明に係る発光装置は、後述するように、前記利得領域に生じる光のレーザ発振を抑制または防止することができる。従って、スペックルノイズを低減できる新規な発光装置を提供することができる。
なお、本発明に係る記載では、「上方」という文言を、例えば、「特定のもの(以下「A」という)の「上方」に他の特定のもの(以下「B」という)を形成する」などと用いている。本発明に係る記載では、この例のような場合に、A上に直接Bを形成するような場合と、A上に他のものを介してBを形成するような場合とが含まれるものとして、「上方」という文言を用いている。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域の各々では、前記第1側面側から平面的に見て、前記第1側面側の端面と、前記第2側面側の端面とは、重なっていないことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記第1クラッド層に電気的に接続された第1電極と、
前記第2クラッド層に電気的に接続された第2電極と、
を含むことができる。
なお、本発明に係る記載では、「電気的に接続」という文言を、例えば、「特定の部材(以下「C部材」という)に「電気的に接続」された他の特定の部材(以下「D部材」という)」などと用いている。本発明に係る記載では、この例のような場合に、C部材とD部材とが、直接接して電気的に接続されているような場合と、C部材とD部材とが、他の部材を介して電気的に接続されているような場合とが含まれるものとして、「電気的に接続」という文言を用いている。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域の各々は、平面的に見て、互いに平行に配置されていることができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域からなり、
前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が小さいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、5つ以上の前記利得領域からなり、
複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が小さいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域からなり、
前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が大きいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、5つ以上の前記利得領域からなり、
複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が大きいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記第1側面の反射率は、前記複数の利得領域に生じる光の波長帯において、前記第2側面の反射率よりも高く、
前記複数の利得領域は、1つ以上の前記利得領域の対をなし、
前記利得領域の対の一方の第3利得領域は、一の方向に向かって設けられ、
前記利得領域の対の他方の第4利得領域は、前記一の方向とは異なる他の方向に向かって設けられ、
前記第3利得領域の前記第1側面側の端面のうちの少なくとも一部と、前記第4利得領域の前記第1側面側の端面のうちの少なくとも一部とは、重なっている、ことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、2つ以上の前記利得領域の対からなり、
前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が小さいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域の対からなり、
複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が小さいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、2つ以上の前記利得領域の対からなり、
前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が大きいことができる。
本発明に係る発光装置において、
前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域の対からなり、
複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が大きいことができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
1. 第1の実施形態
1.1. 第1の実施形態に係る発光装置
まず、第1の実施形態に係る発光装置100について説明する。図1は、発光装置100を概略的に示す斜視図であり、図2は、発光装置100を概略的に示す平面図であり、図3は、発光装置100を概略的に示す断面図であり、図2のIII−III線断面図である。なお、図1では、活性層108以外の部材については、便宜上、その図示を省略している。また、ここでは、発光装置100がInGaAlP系(赤色)の半導体発光装置である場合について説明する。
発光装置100は、図1〜図3に示すように、第1クラッド層106と、活性層108と、第2クラッド層110と、第1電極120と、第2電極122と、を含む。発光装置100は、さらに、例えば、基板102と、バッファ層104と、コンタクト層112と、を含むことができる。
基板102としては、例えば、第1導電型(例えばn型)のGaAs基板などを用いることができる。基板102は、第1電極120とオーミックコンタクトする層であることができる。
バッファ層104は、例えば図3に示すように、基板102上に形成されていることができる。バッファ層104としては、例えば、第1導電型のGaAs層、InGaP層などを用いることができる。バッファ層104は、例えば、第1クラッド層106の結晶性を向上させることができる。
第1クラッド層106は、バッファ層104上に形成されている。第1クラッド層106は、例えば、第1導電型の半導体からなる。第1クラッド層106としては、例えばn型AlGaP層などを用いることができる。
活性層108は、第1クラッド層106上に形成されている。活性層108は、例えば、InGaPウェル層とInGaAlPバリア層とから構成される量子井戸構造を3つ重ねた多重量子井戸(MQW)構造を有する。
活性層108の一部は、複数の利得領域を構成している。図示の例では、5つの利得領域180を示したが、その数は特に限定されない。活性層108の形状は、例えば直方体(立方体である場合を含む)などであることができる。活性層108は、図1および図2に示すように、第1側面107と、第1側面107に対向する第2側面109と、を有する。すなわち、第1側面107と第2側面109とは、平行である。利得領域180は、第1側面107に設けられた第1端面170と、第2側面109に設けられた第2端面172と、を有する。利得領域180は、図2に示すように平面的に見て、互いに平行に配置されていることができる。利得領域180は、図2に示すように平面的に見て、第1側面107から第2側面109まで、第1側面107の垂線Pに対して傾いた方向に向かって設けられている。これにより、利得領域180に生じる光のレーザ発振を抑制または防止することができる。
図4は、図1〜図3の例における活性層108を第1側面107側から平面的に見た図の一部である。図4では、一の利得領域180が有する第1端面170と第2端面172とを図示している。複数の利得領域180の各々は、図4に示すように第1側面107側から平面的に見て、第1端面170と第2端面172とが重なっていない。これにより、利得領域180に生じる光を、第1端面170と第2端面172との間で直接的に多重反射させないことができる。その結果、直接的な共振器を構成させないことができるため、利得領域180に生じる光のレーザ発振をより確実に抑制または防止することができる。したがって、発光装置100は、レーザ光ではない光を発することができる。なお、一の利得領域180が有する第1端面170と第2端面172とが重なっていないのであって、図示はしないが例えば、一の利得領域180が有する第1端面170は、他の利得領域180が有する第2端面172と重なっていてもよい。
利得領域180は、図1および図2に示すように、第1利得領域181と、第1利得領域181と面積が異なる第2利得領域182と、によって構成されている。図示の例では、第1利得領域181と第2利得領域182とは、平面的に見たときの幅(第1端面170から第2端面172へ向かう方向と直交する方向の幅)が異なる。第1利得領域181は、第2利得領域182に比べ面積が小さいことができる。第1利得領域181は、最外に配置されていることができる。すなわち、第1利得領域181は、複数の利得領域180のうち、端に位置する2つの利得領域を構成する。一方、第2利得領域182は、複数の利得領域180のうち、第1利得領域181以外の利得領域を構成する。図示の例では、3つの第2利得領域182を示したが、その数は特に限定されない。複数の第2利得領域182は、第1利得領域181に近いほど面積が小さいことができる。すなわち、図2に示すように、第1利得領域181に近い第2利得領域182aは、第1利得領域181から遠い第2利得領域182bに比べ、面積が小さい。つまり、内側に位置する利得領域180ほど面積が大きい。
第2クラッド層110は、図3に示すように、活性層108上に形成されている。第2クラッド層110は、例えば、第2導電型(例えばp型)の半導体からなる。第2クラッド層110は、例えばp型AlGaP層などを用いることができる。
例えば、p型の第2クラッド層110、不純物がドーピングされていない活性層108、およびn型の第1クラッド層106により、pinダイオードが構成される。第1クラッド層106および第2クラッド層110の各々は、活性層108よりも禁制帯幅が大きく、屈折率が小さい層である。活性層108は、光を増幅する機能を有する。第1クラッド層106および第2クラッド層110は、活性層108を挟んで、注入キャリア(電子および正孔)並びに光を閉じ込める機能を有する。
発光装置100では、第1電極120と第2電極122との間に、pinダイオードの順バイアス電圧を印加すると、活性層108の利得領域180において電子と正孔との再結合が起こる。この再結合により発光が生じる。この生じた光を起点として、連鎖的に誘導放出が起こり、利得領域180内で光の強度が増幅される。例えば、利得領域180に生じる光の一部10は、図1に示すように、第1端面170および第2端面172に到達するまで強度が増幅される。そして、第1端面170および第2端面172から出射光130として出射される。なお、利得領域180に生じる光の波長帯において、例えば、第1側面107の反射率を、第2側面109の反射率より高くすることができる。これにより、第1端面170からの光の出射を抑制することもできる。
利得領域180内に生じる光は、利得領域180の面積が大きいほど、強度が増幅し、第1端面170および第2端面172からより強い光となって出射される。上述のように、発光装置100では、複数の利得領域180のうち、内側に位置する利得領域180ほど面積が大きい。したがって、発光装置100では、複数の利得領域180のうち、内側に位置する利得領域180ほど、第1端面170および第2端面172から強い光が出射される。
コンタクト層112は、例えば図3に示すように、第2クラッド層110上に形成されていることができる。コンタクト層112としては、第2電極122とオーミックコンタクトする層を用いることができる。コンタクト層112は、例えば、第2導電型の半導体からなる。コンタクト層112としては、例えば、p型GaAs層などを用いることができる。
第1電極120は、例えば、基板102の下の全面に形成されている。第1電極120は、基板102およびバッファ層104を介して、第1クラッド層106と電気的に接続されている。第1電極120は、発光装置100を駆動するための一方の電極である。第1電極120としては、例えば、基板102側からCr層、AuGe層、Ni層、Au層の順番で積層したものなどを用いることができる。なお、第1クラッド層106とバッファ層104との間に、第2コンタクト層(図示せず)を設け、ドライエッチングなどにより第2コンタクト層を露出させ、第1電極120を第2コンタクト層上に設けることもできる。これにより、片面電極構造を得ることができる。この形態は、基板102が絶縁性である場合に特に有効である。この形態では、基板102としては、例えば、半絶縁性GaAs基板などを用いることができる。第2コンタクト層としては、例えばn型GaAs層などを用いることができる。また、図示しないが、例えば、エピタキシャルリフトオフ(ELO)法、レーザリフトオフ法などを用いて、基板102とその上に設けられた部材とを切り離すことができる。すなわち、発光装置100は、基板102を有しないこともできる。この場合には、例えば、バッファ層104の直接下に第1電極120を形成することができる。この形態も、基板102が絶縁性である場合に特に有効である。
第2電極122は、コンタクト層112上に形成されている。第2電極122は、コンタクト層112を介して、第2クラッド層110と電気的に接続されている。第2電極122は、発光装置100を駆動するための他方の電極である。第2電極122としては、例えば、コンタクト層112側からCr層、AuZn層、Au層の順番で積層したものなどを用いることができる。第2電極122の下面は、図2に示すように、利得領域180と同様の平面形状を有している。言い換えるならば、図示の例では、第2電極122の下面の平面形状によって、電極120、122間の電流経路が決定され、その結果、活性層108の利得領域180の平面形状が決定されるのである。あるいは、コンタクト層112上に絶縁層(図示せず)を形成した後に、利得領域180と同様の平面形状となるように該絶縁層を除去してコンタクト層112を露出させ、第2電極122を少なくとも露出したコンタクト層112と接触している形状となるように形成されていてもよい。また、図示しないが、例えば、第1電極120の上面が、利得領域180と同じ平面形状を有していてもよい。
本実施形態に係る発光装置は、例えば、プロジェクタ、ディスプレイ、照明装置、計測装置などの光源に適用されることができる。このことは、後述する実施形態についても同様である。
発光装置100の例では、InGaAlP系の場合について説明したが、本発明では、発光利得領域が形成可能なあらゆる材料系を用いることができる。例えば半導体材料であれば、AlGaN系、InGaN系、GaAs系、InGaAs系、GaInNAs系、ZnCdSe系などの半導体材料も用いることができる。基板102としては、例えばGaN基板なども用いることができる。このことは、後述の変形例および実施形態についても同様である。
発光装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
発光装置100では、上述したように、利得領域180,182に生じる光のレーザ発振を抑制または防止することができる。したがって、スペックルノイズを低減させることができる。
発光装置100では、複数の利得領域180が、第1利得領域181と、第1利得領域181と面積が異なる第2利得領域182と、によって構成される。そのため、第1利得領域181の第1端面170および第2端面172から出射される光と、第2利得領域182の第1端面170および第2端面172から出射される光とは、光の強度が異なる。これにより、発光装置100は、利得領域180ごとに、出射される光の強度を制御することができる。すなわち、発光装置100は、出射される光の強度分布をコントロールすることができる。
発光装置100では、複数の利得領域180のうち、第1利得領域181が最外に配置され、第1利得領域181は、第2利得領域182に比べて面積が小さいことができる。また、複数の第2利得領域182は、第1利得領域181に近いほど面積が小さいことができる。そのため、発光装置100では、複数の利得領域180のうち、内側に位置する利得領域180ほど、第1端面170および第2端面172から強度の強い光が出射されることができる。また、一般的に発光装置では、例えば、内側に位置する利得領域ほど熱がこもり易く、そのため内側の利得領域の端面から出射される光の強度が弱くなる、という現象が生じる場合がある。このような場合、発光装置100では、内側に位置する利得領域180ほど面積が大きいため、出射される光の強度を一定にすることができる。
1.2. 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法
次に、第1の実施形態に係る発光装置100の製造方法の一例について、図面を参照しながら説明する。
図5は、図1〜図3に示す発光装置100の製造工程を概略的に示す断面図であり、図3に示す断面図に対応している。
図5に示すように、例えば、基板102上に、バッファ層104、第1クラッド層106、活性層108、第2クラッド層110およびコンタクト層112を、この順でエピタキシャル成長させる。エピタキシャル成長させる方法としては、例えば、MOCVD(Metal-Organic Chemical Vapor Deposition)法、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法などを用いることができる。
図3に示すように、例えば、コンタクト層112上に第2電極122を形成する。第2電極122は、例えば、真空蒸着法により全面に導電層を形成した後、該導電層をフォトリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いてパターニングすることにより形成される。また、第2電極122は、例えば、真空蒸着法およびリフトオフ法の組み合わせなどにより、所望の形状に形成されることもできる。
次に、基板102の下面下に第1電極120を形成する。第1電極120は、例えば、上述した第2電極122の製法と同じ製法で形成される。
以上の工程により、発光装置100が得られる。
発光装置100の製造方法によれば、スペックルノイズを低減でき、かつ出射される光の強度分布をコントロールすることができる発光装置100を得ることができる。
1.3. 第1の実施形態の変形例に係る発光装置
次に、第1の実施形態の変形例に係る発光装置150について説明する。図6は、発光装置150を概略的に示す斜視図であり、図7は、発光装置150を概略的に示す平面図である。以下、第1の実施形態の変形例に係る発光装置150において、第1の実施形態に係る発光装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、図6では、活性層108以外の部材については、便宜上、その図示を省略している。
発光装置150では、図6および図7に示すように、第1利得領域183が、第2利得領域184に比べ面積が大きいことができる。また、複数の第2利得領域184は、第1利得領域183に近いほど面積が大きいことができる。すなわち、図7に示すように、第1利得領域183に近い第2利得領域184aは、第1利得領域183から遠い第2利得領域184bに比べ面積が大きい。つまり、発光装置150は、発光装置100とは逆に、外側に位置する利得領域180ほど面積が大きい。
なお、上述した面積の大きさ以外の第1利得領域183および第2利得領域184の形状および機能は、基本的に、発光装置100における第1利得領域181および第2利得領域182と、同じである。
発光装置150は、例えば、以下の特徴を有する。
発光装置150では、第1利得領域183が、第2利得領域184に比べて面積が大きいことができる。また、複数の第2利得領域184は、第1利得領域183に近いほど面積が大きいことができる。そのため、発光装置150では、複数の利得領域180のうち、外側に位置する利得領域180ほど、第1端面170および第2端面172から強い光が出射されることができる。また、例えば、出射される光の強度が外側ほど弱い場合に、発光装置150では、外側に位置する利得領域180ほど面積が大きいため、出射される光の強度を一定にすることができる。
2. 第2の実施形態
2.1. 第2の実施形態に係る発光装置
次に、第2の実施形態に係る発光装置200について説明する。図8は、発光装置200を概略的に示す斜視図であり、図9は、発光装置200を概略的に示す平面図である。以下、第2の実施形態に係る発光装置200において、第1の実施形態に係る発光装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、図8では、活性層108および反射部227以外の部材については、便宜上、その図示を省略している。
発光装置200では、例えば、活性層108の第1側面207が反射部227によって覆われる。これにより、第1側面207は、第1側面207と対向する第2側面209に比べて、高い反射率を得ることができる。反射部227は、例えば誘電体多層膜ミラーなどである。より具体的には、反射部227としては、例えば、第1側面107側からAl層、TiO層の順序で4ペア積層したミラーなどを用いることができる。この場合の第1側面107の反射率は、例えば90%である。第1側面107の反射率は、100%、あるいはそれに近いことが望ましい。これに対し、第2側面109の反射率は、0%、あるいはそれに近いことが望ましい。例えば、第2側面109を反射防止部(図示せず)によって覆うことにより、低い反射率を得ることができる。反射防止部としては、例えばAl単層などを用いることができる。反射部227および反射防止部は、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、スパッタ法、イオンアシスト蒸着(Ion Assisted Deposition)法などにより形成される。なお、反射部227および反射防止部の形成順序は、特に限定されない。また、反射部および反射防止部の材質も特に限定されず、例えば、SiO、SiN、Taなどを用いることができる。
発光装置200では、複数の利得領域180の各々が、利得領域対285をなしている。図示の例では、3つの利得領域対285を示したが、その数は特に限定されない。利得領域対285は、第3利得領域286と、第4利得領域287とからなる。第3利得領域286および第4利得領域287は、図9に示すように平面的に見て、第1側面207から第2側面209まで、第1側面207の垂線Pに対して傾いた方向に向かって設けられている。第3利得領域286と第4利得領域287とは、異なる方向に向かって設けられている。図9の例では、第3利得領域286は、垂線Pに対して一方に傾いており、角度θの傾きを有する第1方向Aに向かって設けられている。また、第4利得領域287は、垂線Pに対して他方に傾いており、角度θの傾きを有する第2方向Bに向かって設けられている。なお、第3利得領域286が一の方向に向かって設けられている場合とは、当該一の方向が、平面的に見て、第3利得領域286の第1側面207側の第1端面270の中心と、第2側面209側の第2端面272の中心とを、結ぶ方向に一致する場合をいう。
第3利得領域286の第1側面207側の第1端面270の少なくとも一部と、第4利得領域287の第1側面107側の第1端面274の少なくとも一部とは、重なり面278において重なっている。なお、第3利得領域286の第2側面209側の第2端面272と、第4利得領域287の第2側面207側の第2端面276とは、図示のように重なっていてもよいし、重なっていなくてもよい。
第3利得領域286に生じる光の一部20は、図8に示すように、重なり面278において反射して、第4利得領域287の第2端面276から出射光230として出射されることができるが、その間に光強度が増幅される。同様に、第4利得領域287に生じる光の一部は、重なり面278において反射して、第3利得領域286の第2端面272から出射光230として出射されることができるが、その間に光強度が増幅される。なお、第3利得領域286に生じる光には、直接、第2端面272から出射光230として出射されるものもある。同様に、第4利得領域287に生じる光には、直接、第2端面276から出射光230として出射されるものもある。また、図示の例では、図9に示すように、例えば利得領域対285aの第4利得領域287の第2端面276は、利得領域対285bの第3利得領域286の第2端面272と、重なり面で重なっている。そのため、該重なり面からは、利得領域対285aの第3利得領域286および第4利得領域287で生じた光と、利得領域対285bの第3利得領域286および第4利得領域287で生じた光とが、出射光230として出射されることができる。
第3利得領域286は、第1利得領域181であってもよいし、第2利得領域182であってもよい。同様に、第4利得領域287は、第1利得領域181であってもよいし、第2利得領域182であってもよい。すなわち、第3利得領域286は、第4利得領域287に比べて、面積が大きくても小さくてもよいし、同じでもよい。図示の例では、図9に示すように、利得領域対285aの第3利得領域286と、利得領域対285cの第4利得領域287とが、第1利得領域181となる。また、複数の第2利得領域182は、第1利得領域181に近いほど面積が小さいことができる。すなわち、発光装置200は、内側に位置する利得領域180ほど面積が大きい。
なお、図示はしないが、発光装置200は、発光装置150のように、第1利得領域181が、第2利得領域182に比べて面積が大きくてもよい。同様に、発光装置200は、複数の第2利得領域182が、第1利得領域181に近いほど面積が大きくてもよい。
発光装置200は、例えば、以下の特徴を有する。
発光装置200では、第3利得領域286に生じる光の一部20は、重なり面278において反射して、第4利得領域287の第2端面276から出射光230として出射されることができる。同様に、第4利得領域287に生じる光の一部は、重なり面278において反射して、第3利得領域286の第2端面272から出射光230として出射されることができる。そのため、例えば第3利得領域286に生じる光の一部20は、発光装置100のように利得領域180内に生じた光が1つの利得領域180内しか進行しない場合に比べて、第3利得領域286および第4利得領域287内の長い距離を進行することができる。よって、例えば第3利得領域286に生じる光の一部20は、端面276から出射されるまでの利得領域180による光強度の増幅が大きい。したがって、発光装置200は、より強度の強い光を出射することができる。
2.2. 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法
第2の実施形態に係る発光装置200の製造方法は、基本的に、第1の実施形態に係る発光装置100の製造方法と同じである。よって、その説明を省略する。
3. 第3の実施形態
3.1. 第3の実施形態に係る発光装置
次に、第3の実施形態に係る発光装置300について説明する。図10は、発光装置300を概略的に示す平面図であり、図11は、発光装置300を概略的に示す断面図であり、図10のXI−XI線断面図である。以下、第3の実施形態に係る発光装置300において、第1の実施形態に係る発光装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
発光装置300は、図10および図11に示すように、第1クラッド層106と、活性層108と、第2クラッド層110と、第1電極120と、第2電極122と、絶縁部302と、を含む。発光装置300は、さらに、例えば、基板102と、バッファ層104と、コンタクト層112と、を含むことができる。
少なくとも活性層108は、図10および図11に示すように、利得領域180と同じ平面形状を有している。例えば、第1クラッド層106、活性層108、第2クラッド層110、コンタクト層112および第2電極122は、利得領域180と同じ平面形状を有している。例えば、第1クラッド層106、活性層108、第2クラッド層110およびコンタクト層112は、柱状の半導体堆積体(以下「柱状部」という)310を構成することができる。
絶縁部302は、例えばバッファ層104上に形成されている。絶縁部302は、活性層108の側面のうち、第1端面170および第2端面172以外の側面を覆っている。すなわち、絶縁部302は、活性層108の第1側面107と第2側面109との間において、少なくとも活性層108の側面を覆っている。例えば、柱状部310の側面のうち、第1側面107側および第2側面109側以外の側面は、絶縁部302により覆われている。電極120、122間の電流は、この絶縁部302を避けて、該絶縁部302に挟まれた柱状部310を流れることができる。
絶縁部302は、例えば、活性層108の屈折率よりも低い屈折率を有することができる。これにより、活性層108内に効率良く光を閉じ込めることができる。本実施形態に係る発光装置300では、利得領域180において発生した光は、屈折率差によって形成された、利得領域180の軸方向(方向C)に伝搬する伝搬モードに結合する。そのため、利得領域180の軸方向と異なる方向へ伝搬するような光はほとんど存在しない。例えば、利得領域180において対向する第1端面170と第2端面172とが、第1側面107側から平面的に見て重なっている場合に、その重なり部分において第1端面170と第2端面172とを垂直に結ぶ方向は、利得領域180の軸方向とは異なる。そのため、この第1端面170と第2端面172とを垂直に結ぶ方向へ伝搬するような光はほとんど存在しない。したがって、利得領域180を第1側面107の垂線Pに対して傾いた方向に向かって設け、光の多重反射を抑制または防止することにより、レーザ光ではない光を発する発光装置300を得ることができる。絶縁部302としては、例えば、SiN層、SiO層、ポリイミド層などを用いることができる。
発光装置300は、発光装置100と同様に、スペックルノイズを低減でき、かつ出射される光の強度分布をコントロールすることができる。
3.2. 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法
次に、第3の実施形態に係る発光装置300の製造方法の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、上述した第1の実施形態に係る発光装置100の製造方法と異なる点について説明し、同様の点については詳細な説明を省略する。
図12は、図10および図11に示す発光装置300の製造工程を概略的に示す断面図であり、図11に示す断面図に対応している。
図12に示すように、基板102上に、バッファ層104、第1クラッド層106、活性層108、第2クラッド層110およびコンタクト層112を形成する。
次に、例えば、第1クラッド層106、活性層108、第2クラッド層110およびコンタクト層112をパターニングすることができる。パターニングによる開口は、例えば、少なくとも第1クラッド層106の上面に達する深さまで行われることができる。パターニングは、例えば、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術などを用いて行われる。本工程により、柱状部310を形成することができる。
図11に示すように、柱状部310の側面を覆うように絶縁部302を形成することができる。具体的には、まず、例えば、CVD法、塗布法などにより、バッファ層104の上方(コンタクト層112上を含む)の全面に絶縁層(図示せず)を成膜する。次に、例えば、エッチング技術などを用いて、コンタクト層112の上面を露出させる。以上の工程により、絶縁部302を得ることができる。
次に、第1電極120および第2電極122を形成する。なお、図示はしないが、第2電極122は、コンタクト層112上の他、絶縁部302上に形成されていてもよい。
以上の工程により、発光装置300が得られる。
発光装置300の製造方法によれば、発光装置100と同様に、スペックルノイズを低減でき、かつ出射される光の強度分布をコントロールすることができる発光装置300を得ることができる。
3.3. 第3の実施形態の変形例に係る発光装置
次に、第3の実施形態の変形例に係る発光装置350について説明する。なお、上述した図10および図11に示す発光装置300の例と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
発光装置300の例では、図12に示すように、柱状部310を形成した後、絶縁層(図示せず)を成膜し、その後コンタクト層112を露出させることにより、絶縁部302を形成する場合について説明した。
これに対し、本変形例では、まず、例えば、図13に示すように、コンタクト層112上であって、利得領域180の上方の領域を、フォトレジスト等のマスク層354で覆う。次に、例えばプロトン等のイオン356を、マスク層354をマスクとして、少なくとも第1クラッド層106の上面に達する深さまで注入する。
以上の工程により、例えば図14に示すように、本変形例に係る発光装置350の絶縁部302を形成することができる。なお、図示の例では、絶縁層302の下面の位置は、第1クラッド層106の上面の位置よりも下であって、バッファ層104の下面の位置よりも上である。また、図示の例では、第2電極122は、コンタクト層112上および絶縁部302上に形成されているが、コンタクト層112上のみに形成されていてもよい。
発光装置350は、発光装置100と同様に、スペックルノイズを低減でき、かつ出射される光の強度分布をコントロールすることができる。
なお、上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
第1の実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図。 第1の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第1の実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る発光装置の一部を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る発光装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第1の実施形態の変形例に係る発光装置を模式的に示す斜視図。 第1の実施形態の変形例に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第2の実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図。 第2の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図。 第3の実施形態に係る発光装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第3の実施形態の変形例に係る発光装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第3の実施形態の変形例に係る発光装置を模式的に示す断面図。
符号の説明
10 光の一部、20 光の一部、100 発光装置、102 基板、104 バッファ層、106 第1クラッド層、107 第1側面、108 活性層、109 第2側面、110 第2クラッド層、112 コンタクト層、120 第1電極、122 第2電極、130 出射光、150 発光装置、170 第1端面、172 第2端面、180 利得領域、181 第1利得領域、182 第2利得領域、183 第1利得領域、184 第2利得領域、200 発光装置、207 第1側面、209 第2側面、227 反射部、230 出射光、270 第1端面、272 第2端面、274 第1端面、276 第2端面、278 重なり面、285 利得領域対、286 第3利得領域、287 第4利得領域、300 発光装置、302 絶縁部、310 柱状部、350 発光装置、354 マスク層、356 イオン

Claims (11)

  1. 第1クラッド層と、
    前記第1クラッド層の上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2クラッド層と、
    を含み、
    前記活性層のうちの少なくとも一部は、3つ以上の利得領域を構成し、
    前記3つ以上の利得領域の各々は、平面的に見て、前記活性層の第1側面から該第1側面に平行な前記活性層の第2側面まで、前記第1側面の垂線に対して傾いた方向に向かって互いに平行に配列され
    前記3つ以上の利得領域は、つ以上の第1利得領域と、前記第1利得領域に比べて面積が大きい第2利得領域と、によって構成され
    前記第1利得領域は、前記3つ以上の利得領域の配列において、両端に配置されている、発光装置。
  2. 請求項において、
    前記3つ以上の利得領域は、5つ以上の前記利得領域からなり、
    複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が小さい、発光装置。
  3. 第1クラッド層と、
    前記第1クラッド層の上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2クラッド層と、
    を含み、
    前記活性層のうちの少なくとも一部は、3つ以上の利得領域を構成し、
    前記3つ以上の利得領域の各々は、平面的に見て、前記活性層の第1側面から該第1側面に平行な前記活性層の第2側面まで、前記第1側面の垂線に対して傾いた方向に向かって互いに平行に配列され
    前記3つ以上の利得領域は、つ以上の第1利得領域と、前記第1利得領域に比べて面積が小さい第2利得領域と、によって構成され
    前記第1利得領域は、前記3つ以上の利得領域の配列において、両端に配置されている
    、発光装置。
  4. 請求項において、
    前記3つ以上の利得領域は、5つ以上の前記利得領域からなり、
    複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が大きい、発光装置。
  5. 第1クラッド層と、
    前記第1クラッド層の上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2クラッド層と、
    を含み、
    前記活性層のうちの少なくとも一部は、複数の利得領域を構成し、
    前記複数の利得領域の各々は、平面的に見て、前記活性層の第1側面から該第1側面に平行な前記活性層の第2側面まで、前記第1側面の垂線に対して傾いた方向に向かって設けられ、
    前記複数の利得領域は、1つ以上の第1利得領域と、前記第1利得領域と面積が異なる1つ以上の第2利得領域と、によって構成され、
    前記第1側面の反射率は、前記複数の利得領域に生じる光の波長帯において、前記第2側面の反射率よりも高く、
    前記複数の利得領域は、1つ以上の前記利得領域の対をなし、
    前記利得領域の対の一方の第3利得領域は、一の方向に向かって設けられ、
    前記利得領域の対の他方の第4利得領域は、前記一の方向とは異なる他の方向に向かって設けられ、
    前記第3利得領域の前記第1側面側の端面のうちの少なくとも一部と、前記第4利得領域の前記第1側面側の端面のうちの少なくとも一部とは、重なっている、発光装置。
  6. 請求項において、
    前記複数の利得領域は、2つ以上の前記利得領域の対からなり、
    前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
    前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が小さい、発光装置。
  7. 請求項において、
    前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域の対からなり、
    複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が小さい、発光装置。
  8. 請求項において、
    前記複数の利得領域は、2つ以上の前記利得領域の対からなり、
    前記第1利得領域は、前記複数の利得領域のうち、最外に配置された前記利得領域であり、
    前記第1利得領域は、前記第2利得領域に比べて面積が大きい、発光装置。
  9. 請求項において、
    前記複数の利得領域は、3つ以上の前記利得領域の対からなり、
    複数の前記第2利得領域は、前記第1利得領域に近いほど面積が大きい、発光装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかにおいて、
    記利得領域では、前記第1側面側から平面的に見て、前記第1側面側の端面と、前記第2側面側の端面とは、重なっていない、発光装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれかにおいて、
    前記第1クラッド層に電気的に接続された第1電極と、
    前記第2クラッド層に電気的に接続された第2電極と、
    を含む、発光装置。
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