JP5166313B2 - 樹脂組成物及びそれを用いた成型体 - Google Patents
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Description
(A)透明性を有する結合材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン型エポキシ樹脂、β−メチルエピクロ型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ポリグリコールエーテル型エポキシ樹脂、グリコールエーテル型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂から選ばれる1種または2種以上のエポキシ樹脂であり、
固形分重量比率で(A)結合材100重量部に対して、(B)アミノ基含有シラン化合物を0.01重量部以上6重量部以下、含むことを特徴とする植物材料被覆用樹脂組成物。
2.(A)被膜が透明性を有する結合材、(B)アミノ基含有シラン化合物、を含み、
(A)透明性を有する結合材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン型エポキシ樹脂、β−メチルエピクロ型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ポリグリコールエーテル型エポキシ樹脂、グリコールエーテル型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂から選ばれるエポキシ樹脂であり、
固形分重量比率で(A)透明性を有する結合材100重量部に対して、(B)アミノ基含有シラン化合物を0.01重量部以上6重量部以下、含む樹脂組成物によって、葉、茎、花から選ばれる植物材料を被覆した成型体。
2.板状の基材や、容器等に樹脂組成物を流し込み、植物材料を配置し、さらに樹脂組成物を、植物材料が被覆するように流し込み、硬化させる方法、
3.型枠内に樹脂組成物を流し込み、その上に植物材料を配置し、さらに前記樹脂組成物を植物材料が被覆するように流し込み、硬化後に脱型する方法
4.樹脂組成物に植物材料を混合し型枠内に流し込み、硬化後に脱型する方法
・樹脂組成物A〜樹脂組成物K
表1に示す配合に基づき、常法で混合したものを樹脂組成物A〜樹脂組成物Kとした。
なお、このとき使用した原料を以下に示す。
・結合材1:エポキシ樹脂(ビスフェノールA型、固形分100%)
・結合材2:ポリエーテルポリオール(固形分100%)
・硬化剤1:イソホロンジアミン
・硬化剤2:イソシアネート系硬化剤
・触媒:スズ系触媒
・添加剤:消泡剤
・シラン化合物1:トリメチルメトキシシラン
・シラン化合物2:3−アミノプロピルトリメトキシシラン
・シラン化合物3:3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン
植物材料は、バラを花弁(赤)と葉に分け、それぞれを洗浄、平滑化及び乾燥処理をしたものを使用した。
アルミ板に樹脂組成物Aを塗付し、次いで、葉と花弁をそれぞれ、任意に配置した。さらに、樹脂組成物Aを被覆厚が概ね0.8mmとなるように成型し、4日間硬化、23℃下で養生させ試験体を作製した。このときの試験体の厚みは1.0mm(基材は除く)であった。以下の評価を実施した。結果を表2に示す。
屋内の窓辺に試験体1を設置し、この試験体の14日後の色相変化を、目視で評価した。評価基準は、評価開始時と比較し、色相変化がないものを◎、著しく変化したものを×とし、4段階(◎>○>△>×)で評価した。
・評価2(浸水屋内露光)
25℃の水に試験体を浸漬させたものを、屋内の窓辺に設置し、14日間浸漬後、試験体を水から引き上げ、乾燥させた後、色相変化を、評価1と同様の方法で評価した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Bを使用した以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Cを使用した以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Bを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Eを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Fを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Gを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Hを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Iを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Jを使用し、養生温度を23℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Dを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
樹脂組成物Aに代えて樹脂組成物Kを使用し、養生温度を50℃とした以外は、参考例1と同様の方法で、試験体を作製し、参考例1と同様の評価を行った。結果を表2に示した。
Claims (2)
- 葉、茎、花から選ばれる植物材料を被覆するための樹脂組成物であって、(A)被膜が透明性を有する結合材、(B)アミノ基含有シラン化合物、を含み、
(A)透明性を有する結合材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン型エポキシ樹脂、β−メチルエピクロ型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ポリグリコールエーテル型エポキシ樹脂、グリコールエーテル型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂から選ばれる1種または2種以上のエポキシ樹脂であり、
固形分重量比率で(A)結合材100重量部に対して、(B)アミノ基含有シラン化合物を0.01重量部以上6重量部以下、含むことを特徴とする植物材料被覆用樹脂組成物。
- (A)被膜が透明性を有する結合材、(B)アミノ基含有シラン化合物、を含み、
(A)透明性を有する結合材が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAD型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン型エポキシ樹脂、β−メチルエピクロ型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、ポリグリコールエーテル型エポキシ樹脂、グリコールエーテル型エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂から選ばれるエポキシ樹脂であり、
固形分重量比率で(A)透明性を有する結合材100重量部に対して、(B)アミノ基含有シラン化合物を0.01重量部以上6重量部以下、含む樹脂組成物によって、葉、茎、花から選ばれる植物材料を被覆した成型体。
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