JP5164685B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

本発明は、容器の識別、容器に収納されている物品の行き先、物品名、種類、数量等の種々の情報が蓄積されたIDタグが取り付け可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
従来、IDタグを、折り畳みコンテナーの収納空間に対向しない側壁領域に取り付けるようにした折り畳みコンテナーが、一例として、特許文献1に開示されている。
特開2007−168890号公報
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、IDタグが、折り畳みコンテナーの外側に剥き出し状態に配設されているために、IDタグが損傷するという問題があった。
また、上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、箱型に組み立てられた状態から先に倒される側壁の垂直端面と対向する、後から倒される側壁の両端部付近に、IDタグが取り付けられるように構成されているために、IDタグの取付領域が、縦長で、且つ、幅狭であり、従って、取り付けられるIDタグの大きさや形状に、大きな制限が加えられるという問題がある。また、近年、折り畳みコンテナーの軽量化や折り畳み時の高さを低く抑えるために、側壁の厚さを、可能な限り薄くする傾向にあるが、このように、側壁の厚さを薄くすると、更に、IDタグの取り付け領域が狭められという問題があった。
本発明は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することになる。
本発明は、上述した目的を達成するために、底部と底部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と底部にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、一方の側壁を、底部に重なるように倒し、次いで、もう一方の側壁を、先に倒された一方の側壁に重なるように倒すことにより、折り畳み可能な折り畳みコンテナーにおいて、箱型に組み立てられた状態から、最初に、底部に重なるように倒される前記一方の側壁には、該一方の側壁の上端水平フランジ部と該上端水平フランジ部の直下に形成された第1水平リブとに挟まれたロック解除部材収納領域が形成されているとともに、該ロック解除部材収納領域内には、前記一方の側壁の板状部を、該板状部の内面(折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際に、折り畳みコンテナーの内側に位置する面)側に膨出させることによりIDタグ収容凹部が形成されており、また、前記ロック解除部材収納領域内には、箱型に組み立てられた状態における前記一方の側壁と前記もう一方の側壁とのロック状態を解除するためのロック解除部材が収納されるように構成されており、前記IDタグ収容凹部に、IDタグを取り付けた後に、前記ロック解除部材収納領域内に、ロック解除部材を配設するようにしたものである。
IDタグを、上端水平フランジ部に近接して配設されたロック解除部材収納領域内に形成されたIDタグ収容凹部に配設したので、IDタグは、ロック解除部材により覆われており、従って、IDタグが損傷するようなことを防止することができる。
IDタグが収容されるIDタグ収容凹部を、物品が収容されることのない上端水平フランジ部に近接して配設したので、折り畳みコンテナーに収容される物品により、IDタグに蓄積された情報の読み取りやIDタグTへの情報の書き込みが阻害されるようなことを防止することができる。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
先ず最初に、図1〜図3を用いて、IDタグが取り付け可能な一例としての折り畳みコンテナーについて説明する。
本発明の全体構成は、底部1と、底部1にヒンジ連結された相対する長側壁2と、同じく、底部1にヒンジ連結された相対する短側壁3とから構成されており、図1に示されている箱型に組み立てられた状態から、先ず最初に、短側壁3を、図2に示されているように、底部1に重なるように倒し、次いで、長側壁2を、底部1に重ねられた短側壁3に重なるように倒すことにより、図3に示されているように、折り畳みコンテナーをコンパクトに折り畳むことができるように構成されている。また、図3に示されている状態から、長側壁2を、略垂直に立て、次いで、短側壁3を略垂直に立てることにより、図1に示されているように、折り畳まれていた折り畳みコンテナーを、箱型に組み立てることができる。
長側壁2には、その両垂直端に、板状部2aに略垂直に、且つ、長側壁2の内壁面方向に延在する、縦長の係合枠2bが形成されており、係合枠2bには、上下方向に所定の間隔を置いて、板状部2aに略平行な適当数の嵌合孔2b1が形成されている。また、長側壁2の板状部2aの上部両端角部付近には、それぞれ、コの字状のスリット2cを形成することにより、スリット2cで囲まれた部分が、片持ち状の係止弾性片2dに形成されており、係止弾性片2dの内壁面側の先端には、係止突部2d1が突設されている。
次に、図4〜図6を用いて、短側壁3について説明する。
短側壁3は、横長の略長方形状の板状部3aを有しており、板状部3aには、板状部3aの上下端辺及び左右端辺に沿って、板状部3aの面に対して垂直に延在する周辺リブ3bが延設されている。周辺リブ3bを構成する垂直側部3b1の外側には、板状部3aを延長することにより形成された縦長の張出枠3cが形成されており、張出枠3cには、上述した長側壁2の係合枠2bに形成された嵌合孔2b1に対応して、嵌合突部3c1が形成されている。
短側壁3には、周辺リブ3bを構成する上端水平フランジ部3b2と、周辺リブ3bを形成する相対する垂直側部3b1と、垂直側部3b1までは達していない、上端水平フランジ部3b2の直下に形成された第1水平リブ3d1と、第1水平リブ3d1より幅が狭く、且つ、第1水平リブ3d1の上方に位置する第2水平リブ3d2と、第2水平リブ3d2の両端から、第1水平リブ3d1まで延在する内側垂直リブ3d3と、第1水平リブ3d1の両端から下方に延在する外側垂直リブ3d4と、外側垂直リブ3d4の下端と垂直側部3b1を連結する第3水平リブ3d5とにより囲まれたロック解除部材収納領域3eが形成されている。このように、ロック解除部材収納領域3eは、短側壁3の上端水平フランジ部3b2と上端水平フランジ部3b2の直下に形成された第1水平リブ3d1と挟まれた、短側壁3の上端部領域に形成されている。
3f1、3f2は、上端水平フランジ部3b2と第3水平リブ3d5とから、互いに、対向して接近する方向に延在する上部垂直分枝リブ及び下部垂直分枝リブであり、上部垂直分枝リブ3f1の先端からは、垂直側部3b1方向に延在するとともに、垂直側部3b1に連結された、垂直側部3b1に向かって下方に傾斜した上部傾斜リブ3f3が延在しており、また、下部垂直分枝リブ3f2の先端からは、垂直側部3b1方向に延在するとともに、垂直側部3b1に連結された、垂直側部3b1に向かって上方に傾斜した下部傾斜リブ3f4が延在している。
3gは、上部傾斜リブ3f1付近に位置する上端水平フランジ部3b2に垂設された一対の略U字状のリブであり、略U字状のリブ3gの水平部下面には、第1上部係止突起3h1がそれぞれ垂下されており、また、第1水平リブ3d1の両端部付近の上面には、第1上部係止突起3h1と対向するように、第1下部係止突起3h2がそれぞれ立設されている。また、第2水平リブ3d2の両端部付近の上面には、第2下部係止突起3h3がそれぞれ立設されており、上端水平フランジ部3b2の下面には、第2下部係止突起3h3と対向するように第2上部係止突起3h4がそれぞれ垂下されている。更に、第2水平リブ3d2の中程の上面には、第3下部係止突起3h5が立設されており、上端水平フランジ部3b2の中程の下面には、第3下部係止突起3h5と若干ずれて、第3上部係止突起3h6が垂下されている。上記の第1上部係止突起3h1、第1下部係止突起3h2、第2下部係止突起3h3、第2上部係止突起3h4、第3下部係止突起3h5及び第3上部係止突起3h6と、短側壁3の板状部3aとの間には、それぞれ、所定の間隙が形成されている。3i1は、第2上部係止突起3h4と第3上部係止突起3h6との間に位置する上部水平部3b2の下面に垂下された上部規制リブであり、3i2は、第2下部係止突起3h3と第3下部係止突起3h5との間に位置する第2水平リブ3g2の上面に立設された下部規制リブである。
次に、図5を用いて、長側壁2の板状部2aに形成された係止弾性片2dを、係止弾性片2dの弾性に抗して回動させるためのロック解除部材Rについて説明する。
4は、ロック解除本体であり、ロック解除本体4は、上下に、互いに平行なレール部4a1が形成された略方形状の基部4aを有しており、基部4aの中央部には、作業者が、指を挿入可能な引っ掛け凹部4a2が形成されている。基部4aには、正面形状が三角形状の土手部4a3が形成されており、三角形状の土手部4a3の先端部には、横長の略長方形板状の押圧部4bが延在されている。また、三角形状の土手部4a3の先端部からは、押圧部4bに連結された支持リブ4cが延設されており、更に、支持リブ4cの先端部には、上下方向に、且つ、三角形状の土手部4a3方向に傾斜した一対の弾性条片4d1からなる矢印状の弾性翼部4dが形成されている。
上述したロック解除本体4は、ロック解除本体4のレール部4a1を、短側壁3の板状部3aと、上述した短側壁3に形成された第1上部係止突起3h1と第1下部係止突起3h2との間隙に挿入するとともに、ロック解除本体4の押圧部4bを、短側壁3に形成された上部傾斜リブ3f3と下部傾斜リブ3f4と間に位置する垂直側部3b1に形成されたスリット3jに挿入し、更には、ロック解除本体4の一対の弾性条片4d1を、上部垂直分枝リブ3f1と略U字状のリブ3gとにより形成される上部凹部3k1及び下部垂直分枝リブ3f2と外側垂直リブ3d4とにより形成される下部凹部3k2に、それぞれ、挿入することにより、短側壁3に配設されるように構成されている。ロック解除本体4に外力が作用していない状態においては、上部凹部3k1及び下部凹部3k2に挿入された一対の弾性条片3d1の弾性力により、スリット3jに挿入されているロック解除本体4の押圧部4bは、短側壁3の張出枠3cの端部垂直リブ3c2を越えて、外側に延在しないように構成されている。
5は、ロック解除操作体であり、ロック解除操作体5は、細長い水平基部5aと、水平基部5aの一方の先端部に形成された、平面形状が略L字状の押出枠5bと、水平基部5aのもう一方の先端に形成された板状の摘み部5cとを有しており、板状の摘み部5cの一方の先端には、押出枠5b方向に延在する水平部5c1が形成されている。また、押出枠5bの水平基部5aに沿った板部5b1には、上下の互いに平行なレール部5b2を残して、コの字状の補強枠5dが形成されている。5eは、コの字状の補強枠5dの垂直部5d1と水平基部5aとにより形成された隅部に形成された略方形状の案内板である。
上述したロック解除操作体5は、ロック解除操作体5のレール部5b2を、短側壁3の板状部3aと、上述した短側壁3に形成された第2下部係止突起3h3と第2上部係止突起3h4との間隙に挿入するとともに、水平基部5aの下部を、短側壁3の板状部3aと第3下部係止突起3h5との間隙に挿入することにより、短側壁3に配設されるように構成されている。そして、ロック解除操作体5の押出枠5bの水平基部5aに垂直な押出部5b3は、ロック解除本体4の基部4aに当接或いは接近して配置されるように構成されている。ロック解除部材収納領域3eの左領域に配置されるロック解除操作体5は、摘み部5cの水平部5c1や案内板5eが、水平基部5aの上方に位置するように配設される。また、ロック解除操作体5の案内板5eは、第2上部係止突起3h4と第3上部係止突起3h6との間に位置する上端水平フランジ部の下面に垂下された上部規制リブ3i1の下端と当接しており、ロック解除操作体5の上下方向の過度の動きを規制するように構成されている。
また、ロック解除部材収納領域3eの右領域に配置されるロック解除操作体5は、上述したロック解除部材収納領域3eの左領域に配置されるロック解除操作体5とは反対に、摘み部5cの水平部5c1や案内板5eが、水平基部5aの下方に位置するように配設される。そして、ロック解除部材収納領域3eの右領域に配置されるロック解除操作体5は、ロック解除操作体5のレール部5b2を、短側壁3の板状部3aと、上述した短側壁3に形成された第2下部係止突起3h3と第2上部係止突起3h4との間隙に挿入するとともに、水平基部5aの上部を、短側壁3の板状部3aと第3上部係止突起3h6との間隙に挿入することにより、短側壁3に配設されるように構成されている。そして、同様に、ロック解除操作体5の押出枠5bの水平基部5aに垂直な押出部5b3が、ロック解除本体4の基部4aに当接或いは接近して配置されるように構成されている。また、ロック解除操作体5の案内板5eは、第2下部係止突起3h3と第3下部係止突起3h5との間に位置する第2水平リブ3g2の上面に立設された下部規制リブ3i2の上端と当接しており、ロック解除操作体5の上下方向の過度の動きを規制するように構成されている。
更に、ロック解除部材収納領域3eの左右領域に配置された一対のロック解除操作体5は、平面的に見て、摘み部5c側に位置する水平基部5aが、上下方向に部分的に重なるように配置されるとともに、摘み部5cを構成する垂直部5c2が相対するように配置され、垂直部5c2の端部から水平方向に延在する水平部5c1が、互いに、接近する方向に位置するように配置されている。そして、後述するロック解除非作動時においては、一対のロック解除操作体5の摘み部5cを構成する水平部5c1の先端間には、所定の間隙が形成されている。
図3に示されているように折り畳まれた状態から、図1に示されているように、箱型に折り畳みコンテナーを組み立てるには、先ず最初に、図2に示されているように、長側壁2を略垂直に立てる。次いで、底部1に重なるようにして折り畳まれている短側壁3を、略水平状態から垂直方向に回動させると、短側壁3の張出枠3cが、長側壁2に形成された係合枠2bに対向するように接近し、更に、短側壁3を、垂直方向に回動させると、短側壁3の張出枠3cの端部垂直リブ3c2が、長側壁2の内壁面から突出している係止弾性片2dの係止突部2d1を押して、係止弾性片2dを、外側面方向に、係止弾性片2dの弾性に抗して、回動させる。更に、短側壁3を、垂直方向に回動させると、短側壁3の張出部3cに突設された嵌合突部3c1が、長側壁2の係合枠2bに形成された嵌合孔2b1に挿入される。この短側壁3の張出枠3cに突設された嵌合突部3c1が、長側壁2の係合枠2bに形成された嵌合孔2b1に挿入される過程において、短側壁3の張出部3cの端部垂直リブ3c2から、長側壁2に形成された係止弾性片2dの係止突部2d1が外れて、係止弾性片2dが、その弾性により、元の位置に戻り、係止弾性片2dが、短側壁3の張出部3cに当接し、従って、短側壁3が、底部1方向に回動しようとしても、短側壁3の張出部3cが、長側壁2に形成された係止弾性片2dの係止突部2d1に当接し、底部1方向への回動が阻止されることになり、短側壁3に外側から負荷が掛かっても、底部1方向に倒れるようなことがない。同様にして、もう一方の短側壁3を、略水平状態から垂直方向に回動させて、折り畳みコンテナーを箱型に組み立てる。
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳む際には、短側壁3に配設されたロック解除部材収納領域3eの左右領域に配置された一対のロック解除操作体5の操作部としての摘み部5cを構成する相対する垂直部5c2に、一方の手の親指と人指し指等を当てがい、その後、親指と人指し指等を、接近する方向に移動させて、一対のロック解除操作体5の摘み部5cを接近させると、ロック解除本体4の基部4aに当接或いは接近して配置されているロック解除操作体5の押出枠5bが、ロック解除本体4を、上部凹部3k1及び下部凹部3k2に挿入された一対の弾性条片4d1の弾性力に抗して、長側壁2方向に移動させる。すると、長側壁2の板状部2aの上部両端角部付近に形成されている係止弾性片2dの係止突部2d1と対峙した位置にあるロック解除本体4の押圧部4bが、短側壁3の張出枠3cの端部垂直リブ3c2を越えて外側に突出し、長側壁2に形成された係止弾性片2dの係止突部2d1を、係止突部2d1が、短側壁3の張出枠3cから外れる方向、即ち、外側方向に押して、長側壁2の係止弾性片2dを、その弾性に抗して湾曲させる。長側壁2に形成された長側壁2の係止弾性片2dの係止突部2d1が、短側壁3の張出枠3cから外れた時点で、短側壁3を、底部1方向に回動させて、一対の相対する短側壁3を、底部1上に重ねる。次いで、一対の相対する長側壁2を、底部1上に重ねられた一対の相対する短側壁3の上に重ねることにより、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳むことができる。
次に、図4及び図7〜図9を用いて、ロック解除部材収納領域3e内に形成されたIDタグ収容凹部Cについて説明する。
IDタグ収容凹部Cは、ロック解除部材収納領域3e内に位置する短側壁3の板状部3aを、板状部3aの内面(折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際に、折り畳みコンテナーの内側に位置する面)側に膨出させることにより形成されている。
IDタグ収容凹部Cは、奥壁c1と、天板c2と、該天板c2と対向する底板c3と、相対する側板c4とにより構成されている。
IDタグ収容凹部Cを構成する天板c2には、短側壁3の板状部3aと略面一となるように、適当数の上部係止片c5が垂設されている。なお、実施例には、2個の上部係止片c5が垂設されている例が示されている。
また、IDタグ収容凹部Cを構成する底板c3にも、短側壁3の板状部3aと略面一となるように、適当数の下部係止片c6が立設されている。なお、実施例には、2個の下部係止片c6が垂設されている例が示されている。
更に、IDタグ収容凹部Cを構成する相対する側板c4のうち、一方の側板c4には、短側壁3の板状部3aと略面一となるように、適当数の側部係止片c7が延設されている。なお、実施例には、1個の側部係止片c7が延設されている例が示されている。
ロック解除部材収納領域3eに、上述したロック解除本体4とロック解除操作体5とからなるロック解除部材Rを配設する前に、弾性変形可能な横長のIDタグTを、IDタグ収容凹部Cに配設する。
IDタグTを、IDタグ収容凹部Cへ収容するには、IDタグTの一方の垂直端部t1を、IDタグ収容凹部Cを構成する相対する側板c4のうち、側部係止片c7が形成されていない側板c4から、IDタグ収容凹部Cに配置し、IDタグTの上部水平縁部t2を、IDタグ収容凹部Cを構成する天板c2に垂設された上部係止片c5と奥壁c1との間に形成された間隙に挿入するとともに、IDタグTの下部水平縁部t3を、IDタグ収容凹部Cを構成する底板c3に立設された下部係止片c6と奥壁c1との間に形成された間隙に挿入し、更に、IDタグTの一方の垂直端部t1を、IDタグ収容凹部Cを構成する相対する側板c4のうち、一方の側板c4に延設された側部係止片c7と奥壁c1との間に形成された間隙に挿入することにより、IDタグ収容凹部Cに形成された上部係止片c5と下部係止片c6と側部係止片c7とにより、IDタグTを係止し、IDタグTを、IDタグ収容凹部Cへ取り付ける。このようにして、IDタグTが、IDタグ収容凹部Cに取り付けられた際には、IDタグTのもう一方の垂直端部t1も、IDタグ収容凹部Cに収容されることになる。
上述したようにして、IDタグTを、ロック解除部材収納領域3e内に形成されたIDタグ収容凹部Cに取り付けた後、上述したロック解除本体4とロック解除操作体5とからなるロック解除部材Rを、ロック解除部材収納領域3eに配設する。
上述したように、ロック解除部材収納領域3e内に形成されたIDタグ収容凹部Cに取り付けられたIDタグTは、ロック解除部材Rにより、覆われているので、IDタグTの損傷を防止することができる。
また、IDタグTは、上端水平フランジ部3b2に近接して配設されたロック解除部材収納領域3e内に形成されたIDタグ収容凹部Cに取り付けられており、折り畳みコンテナーに収容される物品が、ロック解除部材収納領域3eまで収容されることがないので、折り畳みコンテナーに収容される物品により、IDタグTに蓄積された情報の読み取りやIDタグTへの情報の書き込みが阻害されるようなことを防止することができる。
なお、上述した実施例においては、ロック解除部材収納領域3eに、ロック解除部材Rを配設した例が示されているが、ロック解除部材Rに代えて、ロック解除部材収納領域3eを覆うような盲蓋を配設することもできる。
図1は、本発明の折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態の斜視図である。 図2は、本発明の折り畳みコンテナーの折り畳み途中或いは組み立て途中の斜視図である。 図3は、本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。 図4は、本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の外壁面側から見たロック解除部材等が省略された状態の正面図である。 図5は、本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の外壁面側から見た部分分解斜視図である。 図6は、本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の外壁面側から見た斜視図である。 図7は、本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の部分拡大斜視図である。 図8は、図7と同様の本発明の折り畳みコンテナーの短側壁の部分拡大斜視図である。 図9は、図7の更なる部分拡大斜視図である。
符号の説明
C・・・・・・・・・・・・IDタグ収容凹部
R・・・・・・・・・・・・ロック解除部材
T・・・・・・・・・・・・IDタグ
1・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・・短側壁
3e・・・・・・・・・・・ロック解除部材収納領域
4・・・・・・・・・・・・ロック解除本体
5・・・・・・・・・・・・ロック解除操作体

Claims (1)

  1. 底部と底部にヒンジ連結された一方の相対する側壁と底部にヒンジ連結されたもう一方の相対する側壁とを有し、箱型に組み立てられた状態から、一方の側壁を、底部に重なるように倒し、次いで、もう一方の側壁を、先に倒された一方の側壁に重なるように倒すことにより、折り畳み可能な折り畳みコンテナーにおいて、箱型に組み立てられた状態から、最初に、底部に重なるように倒される前記一方の側壁には、該一方の側壁の上端水平フランジ部と該上端水平フランジ部の直下に形成された第1水平リブとに挟まれたロック解除部材収納領域が形成されているとともに、該ロック解除部材収納領域内には、前記一方の側壁の板状部を、該板状部の内面(折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際に、折り畳みコンテナーの内側に位置する面)側に膨出させることによりIDタグ収容凹部が形成されており、また、前記ロック解除部材収納領域内には、箱型に組み立てられた状態における前記一方の側壁と前記もう一方の側壁とのロック状態を解除するためのロック解除部材が収納されるように構成されており、前記IDタグ収容凹部に、IDタグを取り付けた後に、前記ロック解除部材収納領域内に、ロック解除部材が配設されるように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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