JP5163885B2 - 伝達比可変操舵装置 - Google Patents

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本発明は、ハンドルの操舵角に対する転舵輪の転舵角の比率を変更可能とした伝達比可変操舵装置に関する。
図9には、この種の従来の伝達比可変操舵装置9が示されている。同図に示すように、ハンドルと一体回転する第1の操舵系回転部材1は、波動歯車減速機構7を収容したハウジング2と一体回転するように連結されている。ハウジング2の内側には、モータ3のステータ3Sが固定され、モータ3のロータ3Rは、波動歯車減速機構7のウェーブジェネレータ4に固定されている。ウェーブジェネレータ4の外側にはフレクスプライン5が嵌合され、そのフレクスプライン5の外側にはハウジング2に固定されたサーキュラスプライン6が配置されている。フレクスプライン5は、第1の操舵系回転部材1側に開放しかつ、転舵輪の転舵に連動回転する第2の操舵系回転部材8側が閉じたカップ形をなしており、その底壁が第2の操舵系回転部材8に固定されると共に、開口端側の外周面に備えた外歯が、サーキュラスプライン6の内歯と部分的に噛合している。これにより、ハンドル操作に伴う第1の操舵系回転部材1の回転は、ハウジング2、サーキュラスプライン6、フレクスプライン5を介して第2の操舵系回転部材8に伝達される。また、サーキュラスプライン6とフレクスプライン5が差動回転することにより、モータ3の回転が減速されて第2の操舵系回転部材8に伝達される(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−59192号公報(段落[0006]〜[0009]、第2図)
しかしながら、上記した従来の伝達比可変操舵装置9では、カップ形のフレクスプライン5のうち、第2の操舵系回転部材8に固定された底壁と、サーキュラスプライン6に噛合する開口端との中間部(特に、カップの底角部)に回転トルクや変形に伴う応力が集中し易い。そして、その応力が集中する部位でサーキュラスプラインが断裂した場合には、第1の操舵系回転部材1と第2の操舵系回転部材8とが互いに自由回転する非連結状態になる虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、可撓性外歯歯車が断裂した場合に、第1と第2の操舵系回転部材とを一体回転するように連結することが可能な伝達比可変操舵装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る伝達比可変操舵装置(30)は、ハンドル(28)と一体回転する第1の操舵系回転部材(23)と、その第1の操舵系回転部材(23)の同軸上に配置されて転舵輪(11,11)の転舵に連動して回転する第2の操舵系回転部材(24)との間に波動歯車減速機構(40)を設け、波動歯車減速機構(40)には、剛性内歯歯車(67)と、その内側に配置されかつ剛性内歯歯車(67)と歯数が異なる可撓性外歯歯車(50)と、さらにその内側に嵌合して可撓性外歯歯車(50)を楕円形に変形して可撓性外歯歯車(50)を剛性内歯歯車(67)に対して部分的に噛合させるウェーブジェネレータ(41)とが備えられると共に、第1と第2の一方の操舵系回転部材(23)が可撓性外歯歯車(50)に連結される一方、他方の操舵系回転部材(24)が剛性内歯歯車(67)に連結され、モータ(34)にてウェーブジェネレータ(41)を回転駆動することで、可撓性外歯歯車(50)と剛性内歯歯車(67)とを差動回転させて、ハンドル(28)の操舵角に対する転舵輪(11,11)の転舵角の比率を変更可能とした伝達比可変操舵装置(30)において、剛性内歯歯車(67)のうち可撓性外歯歯車(50)との噛合部分と一体回転し、その噛合部分から軸方向の一方側に延びた外側筒部(60)と、可撓性外歯歯車(50)のうち剛性内歯歯車(67)との噛合部分と一体回転し、その噛合部分から外側筒部(60)の内側に向かって延びた内側筒部(52,53)とを備えると共に、モータ(34)を両端開放の筒構造にして、その中心部に一方の操舵系回転部材(23)を挿通して内側筒部(52,53)の内側に嵌合し、内側筒部(52,53)と一方の操舵系回転部材(23)との間には、可撓性外歯歯車(50)が軸方向の中間で断裂した場合に、内側筒部(52,53)を噛合部分から離れた分離移動位置に移動させる付勢手段(45)と、内側筒部(52,53)が分離移動位置に移動したか否かに拘わらず、内側筒部(52,53)と一方の操舵系回転部材(23)とを一体回転可能に連結する直動許容連結部(23A,53A)とが備えられ、外側筒部(60)と内側筒部(52,53)との間には、内側筒部(52,53)が分離移動位置に移動した場合に、外側筒部(60)と内側筒部(52,53)とを一体回転するように連結する非常時連結部(54,64)が備えられたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の伝達比可変操舵装置(30)において、内側筒部(52,53)には、一方の操舵系回転部材(23)の端面に対向する底壁(50B)が備えられ、付勢手段(45)は、内側筒部(52,53)の底壁(50B)と一方の操舵系回転部材(23)の端面との間に挟まれた圧縮コイルバネ(45)であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の伝達比可変操舵装置(30)において、非常時連結部(54,64)は、外側筒部(60)の内周面と内側筒部(52,53)の外周面とに形成されて、内側筒部(52,53)が分離移動位置に移動した場合に互いに噛合する非常時連結歯(54,64)で構成されたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の伝達比可変操舵装置(30)において、非常時連結歯(54,64)は、内側筒部(52,53)が付勢手段(45)によって付勢される側の先方に向かうにしたがって縮径しているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1又は2に記載の伝達比可変操舵装置(30)において、外側筒部(60)と内側筒部(52,53)とには、軸方向で互いに対向した軸方向対向壁(50B,60B)が備えられ、非常時連結部(54,64)は、それら外側筒部(60)及び内側筒部(52,53)の互いの軸方向対向壁(50B,60B)にそれぞれ形成されて、内側筒部(52,53)が分離移動位置に移動した場合に互いに凹凸嵌合する嵌合凸部(90B,91B)及び嵌合凹部(90A,91A)で構成されたところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1又は2に記載の伝達比可変操舵装置(30)において、非常時連結部(54,64)は、外側筒部(60)の内面(92A)と内側筒部(52,53)の外面(92B)との間で摩擦係合するように構成されたところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の伝達比可変操舵装置(30)において、直動許容連結部(23A,53A)は、一方の操舵系回転部材(23)の外周面と内側筒部(52,53)の内周面とに形成されて、一方の操舵系回転部材(23)に対する内側筒部(52,53)の直動を許容しかつ、内側筒部(52,53)材が分離移動位置に移動したと否とに拘わらず、互いに噛合した常時連結歯(23A,53A)で構成されたところに特徴を有する。
[請求項1及び7の発明]
請求項1の発明によれば、ハンドル操作に伴う第1の操舵系回転部材の回転は、可撓性外歯歯車及び剛性内歯歯車を介して第2の操舵系回転部材に伝達される。また、可撓性外歯歯車と剛性内歯歯車とが差動回転することにより、モータの回転が減速されて第2の操舵系回転部材に伝達される。つまり、ハンドル操作による第1の操舵系回転部材の回転に、可撓性外歯歯車と剛性内歯歯車との差動回転が加えられることで、ハンドルの操舵角と転舵輪の転舵角との比率が変更される。
ここで、万が一、可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合には、可撓性外歯歯車のうち剛性内歯歯車との噛合部分から軸方向の一方側に延びた内側筒部が、付勢手段によって前記噛合部分から離れた分離移動位置に移動する。すると、この内側筒部と、剛性内歯歯車のうち可撓性外歯歯車との噛合部分から軸方向の一方側に延びた外側筒部との間に備えられた非常時連結部が連結して、それら外側筒部と内側筒部とが一体回転するように連結される。このとき、内側筒部と一方の操舵系回転部材とは、直動許容連結部によって連結状態が維持されている。
これらにより、可撓性外歯歯車が断裂した場合、第1の操舵系回転部材と第2の操舵系回転部材とが、外側筒部及び内側筒部を介して一体回転可能に連結される。即ち、可撓性外歯歯車が断裂した場合でもハンドル操作によって転舵輪を転舵させることができる。
ここで、直動許容連結部は、内側筒部のうち、一方の操舵系伝達部材の端面に対向する底壁から一方の操舵系伝達部材に向かって延びた断面非円形のガイド軸と、一方の操舵系伝達部材に形成されて前記端面側に開放しかつ、ガイド軸が軸方向にスライド可能に挿入された断面非円形のガイド孔とで構成してもよいし、請求項7の発明のように、直動許容連結部は、一方の操舵系回転部材の外周面と内側筒部の内周面とに形成されて、一方の操舵系回転部材に対する内側筒部の直動を許容しかつ、内側筒部材が分離移動位置に移動したと否とに拘わらず、互いに噛合した常時連結歯で構成すればよい。
[請求項2の発明]
請求項2の発明によれば、可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合には、内側筒部の底壁と一方の操舵系回転部材の端面との間に挟まれていた圧縮コイルバネの弾発力により、内側筒部が分離移動位置に向かって移動する。
[請求項3の発明]
請求項3の発明によれば、可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合に、外側筒部の内周面と内側筒部の外周面とに形成された非常時連結歯が互いに噛合することで、外側筒部と内側筒部とが一体回転するように連結される。
[請求項4の発明]
請求項4の発明によれば、非常時連結歯が噛合したときのガタを抑えることができる。
[請求項5の発明]
請求項5の発明によれば、外側筒部と内側筒部の軸方向で互いに対向した軸方向対向壁には、嵌合凸部と嵌合凹部とが形成されており、可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合には、嵌合凸部と嵌合凹部とが凹凸嵌合することで、外側筒部と内側筒部とが一体回転するように連結される。
[請求項6の発明]
請求項6の発明によれば、可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合には、内側筒部の外面と外側筒部の内面との間で摩擦係合することで、外側筒部と内側筒部とが一体回転するように連結される。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、車両10のうち1対の前輪11,11(本発明に係る「転舵輪」に相当する)の間には転舵輪間シャフト12が差し渡されている。その転舵輪間シャフト12は、車両10のボディ(図示せず)に固定された筒形ハウジング13の内部に挿通され、転舵輪間シャフト12の両端は、傾動可能なタイロッド14,14を介して各前輪11,11に連結されている。また、筒形ハウジング13の軸方向の中間部分には大径部13Dが備えられ、その大径部13Dに転舵モータ15が内蔵されている。転舵モータ15は筒状のロータ15Rを備え、そのロータ15Rの内側を転舵輪間シャフト12が貫通している。
ロータ15Rと転舵輪間シャフト12との間にはボールネジ機構16が備えられており、ロータ15Rが回転すると筒形ハウジング13に対して転舵輪間シャフト12が直動して、これにより前輪11,11が転舵する。
転舵輪間シャフト12の一端寄り位置には図示しないラックが形成され、筒形ハウジング13の一端寄り位置から分岐したピニオン保持筒部13Pの下端部には、ピニオン19が備えられている。そして、これらラックとピニオン19とが噛合してラックアンドピニオン機構20が構成されている。
ピニオン19の上端部にはピニオンシャフト21が連結され、そのピニオンシャフト21とハンドル28との間がステアリングシャフト22によって連結されている。ステアリングシャフト22は、ハンドル28側の第1のステアリングシャフト23(本発明の「第1の操舵系回転部材」に相当する)と、ピニオン19側の第2のステアリングシャフト24(本発明の「第2の操舵系回転部材」に相当する)とからなる。そして、図2に示すように、第1と第2のステアリングシャフト23,24の端部同士を車両10のボディ(図示せず)に固定されたシャフトハウジング25内で突き合わせて同軸上に配置した状態にして、それらの間に本発明に係る伝達比可変操舵装置30が備えられている。
なお、図1に示すように、第1のステアリングシャフト23と第2のステアリングシャフト24の中間部分には、それぞれユニバーサルジョイント23J,24Jが備えられている。
図2に示すように、シャフトハウジング25は、上下方向に延びた筒形状をなし、アッパーハウジング26とロアーハウジング27とから構成されている。ロアーハウジング27には、第2のステアリングシャフト24が挿通されている。第2のステアリングシャフト24は、その上端部と下端部とを除いた全体がロアーハウジング27に収容されており、ロアーハウジング27の上下両端に備えられたベアリング27B,27Bにより回転可能に軸支されている。
第2のステアリングシャフト24のうち、第1のステアリングシャフト23の下端部と突き合わされた上端部には、上方(第1のステアリングシャフト23側)に開放しかつ下方(第2のステアリングシャフト24側)が閉じた下端有底の外側筒部60が形成されており、第1のステアリングシャフト23の下端部が、外側筒部60の内側に遊嵌状態で挿入されている(図3参照)。
詳細には、図4に示すように、外側筒部60は、開口端60A側に大径部62を備え、底壁60B側に小径部63を備え、大径部62の下端と小径部63の上端との間が段差壁65によって接続されている。大径部62は、ロアーハウジング27の上端から突出してアッパーハウジング26の内側に遊嵌されている。そして、外側筒部60の開口端60Aの内周面には、後述するサーキュラスプライン67が締まり嵌め固定されている。
アッパーハウジング26にはモータ34が収容され、そのモータ34を第1のステアリングシャフト23が貫通している。第1のステアリングシャフト23は、その下側半分がアッパーハウジング26に収容され、上側半分がアッパーハウジング26から上方に露出して延びている。また、第1のステアリングシャフト23は、その中間部分がアッパーハウジング26の上端部に設けられたベアリング26Bにより回転可能に軸支されている。
アッパーハウジング26のうち、モータ34とベアリング26Bとの間には、スパイラルケーブル装置35が収容されている。このスパイラルケーブル装置35を介してモータ34とECU70(図1参照)とが電気的に接続されている。
図3に示すように、モータ34のステータ34Sは、アッパーハウジング26の内周面に固定され、そのステータ34Sの下端面から下方にロータ34Rが突出している。ロータ34Rは、両端開放の筒形構造をなしており、そのロータ34Rの内側に第1のステアリングシャフト23が遊嵌状態で挿通されている。そして、ロータ34Rの下端部及び第1のステアリングシャフト23の下端部が、それぞれ波動歯車減速機構40に連結されている。
波動歯車減速機構40は、本発明の「剛性内歯歯車」に相当するサーキュラスプライン67と、本発明の「可撓性外歯歯車」に相当するフレクスプライン50と、ウェーブジェネレータ41とを備えている。
ウェーブジェネレータ41は、円形に近い楕円形の剛性カム42の外側に可撓性ベアリング43を嵌合してなる。剛性カム42の中心部には貫通孔42Aが形成され、その貫通孔42Aをロータ34Rの下端部が貫通している。貫通孔42Aの内周面には一般的な回り止め用のスプライン(又はセレーション)が形成されており、ロータ34Rの下端部外周面にもスプライン(又はセレーション)が形成されている。これにより、ロータ34Rと剛性カム42とが一体回転可能に連結されている。なお、ロータ34Rの下端部に装着された1対のリング部材44,44によって、剛性カム42の抜け止めと軸方向における位置決めとが行われている(図4参照)。
ウェーブジェネレータ41の外側には、フレクスプライン50が嵌合されている。フレクスプライン50は、サーキュラスプライン67に比べて可撓性が高い材料で形成されている。フレクスプライン50は、上方(第1のステアリングシャフト23側)に開放しかつ下方(第2のステアリングシャフト24側)が閉じた下端有底の筒状をなしており、全体が第2のステアリングシャフト24に形成された外側筒部60の内側に収容されている。
フレクスプライン50のうち、開口端50Aの内周面にはウェーブジェネレータ41が嵌合され、開口端50Aの外周面には外歯51が形成されている。また、フレクスプライン50は、開口端50A側に大径筒部52を備え、底壁50B側に小径筒部53を備え、大径筒部52の下端と小径筒部53の上端との間が段差壁55によって接続されている。これら段差壁55により接続された大径筒部52と小径筒部53とが、本発明の「内側筒部」に相当する。
小径筒部53には、第1のステアリングシャフト23の下端部が挿入され、これによりフレクスプライン50が一体回転可能に連結されている。詳細には、図4に示すように、小径筒部53のうち大径筒部52に近い部分の内周面と、第1のステアリングシャフト23の下端部外周面とには、それぞれ回り止め用のスプライン53A,23A(又はセレーション)が形成されて、それらが噛合している。これにより、第1のステアリングシャフト23に対するフレクスプライン50の回り止めが行われる一方で、第1のステアリングシャフト23に対するフレクスプライン50の軸方向への移動が許容されている。なお、スプライン53A,23Aは、本発明の「直動許容連結部」及び「常時連結歯」に相当する。
フレクスプライン50の外側には、サーキュラスプライン67が配置されている。上記したように、サーキュラスプライン67は第2のステアリングシャフト24の上端部(開口端60A)に一体に設けられている。サーキュラスプライン67の内周面には、フレクスプライン50の外歯51と部分的に噛合する内歯68が備えられている。フレクスプライン50の外歯51の歯数はサーキュラスプライン67の内歯68の歯数よりも少なくなっている。
ところで、フレクスプライン50の小径筒部53のうち下端部(底壁50B側)の外周面には、非常用外歯54が形成されている。これに対し、第2のステアリングシャフト24に形成された外側筒部60のうち、小径部63の下端内周面には、非常用内歯64が形成されている。詳細には、小径部63の内周面と底壁60Bの内面とが交差した下端角部に環状段差壁66が形成され、その環状段差壁66の内周面に非常用内歯64が形成されている。これら非常用内歯64と非常用外歯54は、例えばスプラインであり、歯数は同数となっている。また、非常用内歯64の歯先径は、底壁60Bに向かって僅かに縮径している。なお、非常用外歯54と非常用内歯64は、本発明の「非常時連結部」及び「非常時連結歯」に相当する。
フレクスプライン50の小径筒部53には、圧縮コイルバネ45(本発明の「付勢手段」に相当する)が収容されている。図4に示した通常時では、圧縮コイルバネ45は、第1のステアリングシャフト23の下端面と底壁50Bとの間で圧縮されている。そして、フレクスプライン50は、圧縮コイルバネ45の弾発力によって外側筒部60の底壁60Bに向かって付勢されている。
この付勢力に抗して、非常用内歯64と非常用外歯54とを軸方向でずらした非噛合状態に保持しかつ、サーキュラスプライン67の内歯68とフレクスプライン50の外歯51とを噛合状態(図4の状態)に保持するために、サーキュラスプライン67とフレクスプライン50との間には、フレクスプライン50が外側筒部60の底壁60Bに向かって移動することを禁止する移動禁止手段が備えられている。
具体的には、図4に示すように、外側筒部60の内周面には、サーキュラスプライン67に隣接して環状溝69が形成されており、その環状溝69に止め輪46が嵌め込まれている。止め輪46は、サーキュラスプライン67の内歯68と同様に外側筒部60の内側に突出しており、その内縁部が外歯51の歯幅方向における底壁50B側の端面(図4における下端面)に係止している。
これにより、図4に示した通常時は、フレクスプライン50の全体が、外側筒部60の内側で上方(第1のステアリングシャフト23側)に浮かされた状態に保持されている。即ち、フレクスプライン50の非常用外歯54が、外側筒部60の非常用内歯64の上方(第1のステアリングシャフト23側)にずらされて、非噛合状態になっている。また、フレクスプライン50の外歯51がサーキュラスプライン67の内歯68と周方向の一部で噛合している。さらに、フレクスプライン50の段差壁55が、外側筒部60の段差壁65の上方(第1のステアリングシャフト23側)に引き離されている。
以上が、本発明の伝達比可変操舵装置30に関する説明である。この伝達比可変操舵装置30では、ハンドル28の操作に伴う第1のステアリングシャフト23の回転が、フレクスプライン50、サーキュラスプライン67を介して第2のステアリングシャフト24に伝達される。また、サーキュラスプライン67とフレクスプライン50とが差動回転することにより、モータ34の回転が減速されて第2のステアリングシャフト24に伝達される。
詳細には、楕円形の剛性カム42がモータ34によって回転駆動されると、可撓性ベアリング43及びフレクスプライン50において楕円形の長軸が周方向で移動し、これに伴ってフレクスプライン50とサーキュラスプライン67との噛合位置が周方向で移動していく。これにより、剛性カム42が1回転したときに、サーキュラスプライン67がフレクスプライン50に対して歯数の相違分だけ差動し、第2のステアリングシャフト24が第1のステアリングシャフト23に対して相対回転する。
その相対回転角度は、モータ34の回転角によって変更され、そのモータ34は、ECU70(図1参照)によって駆動制御されている。具体的には、ECU70は、図1に示すように、操舵角センサ71にて検出したハンドル28の操舵角と、車速センサ72にて検出した車速とを取り込み、伝達比可変操舵装置30が第1のステアリングシャフト23から第2のステアリングシャフト24に伝達する伝達比を決定する。そして、決定された伝達比と第1のステアリングシャフト23から伝達比可変操舵装置30に入力される入力操舵角とに基づいて、伝達比可変操舵装置30が第2のステアリングシャフト24に出力する出力操舵角を演算して、その出力操舵角に応じてECU70がモータ34を駆動制御する。つまり、ハンドル28操作による第1のステアリングシャフト23の回転に、サーキュラスプライン67とフレクスプライン50の差動回転が加えられることでハンドル28からラックアンドピニオン機構20のピニオン19への操舵角の伝達比(ハンドル28の操舵角に対する前輪11,11の転舵角の比率)を車速に応じて変更する。
ところで、上記した構成の波動歯車減速機構40では、フレクスプライン50のうち、サーキュラスプライン67と噛合した外歯51と、第1のステアリングシャフト23と連結した小径筒部53との中間部に、回転トルクやフレクスプライン50の変形による応力が集中し易い。
これに対し、本実施形態の伝達比可変操舵装置30では、この応力集中が起きる部位で万が一、フレクスプライン50が断裂したとしても、第1のステアリングシャフト23と第2のステアリングシャフト24とが互いに自由回転する非連結状態になるという事態に陥らないように構成されている。
具体的には、図5に示すように、フレクスプライン50が、外歯51と小径筒部53との中間部で断裂した場合、その断裂部位より底壁50B側の小径筒部53が、圧縮コイルバネ45の弾発力により、外側筒部60の底壁60Bに向かって移動し、段差壁55が外側筒部60の段差壁65に当接した位置(以下、「分離移動位置」という)で停止する。
すると、小径筒部53の下端部外周面に備えた非常用外歯54と、外側筒部60における小径部63の内周面に備えた非常用内歯64とが噛合し、小径筒部53と外側筒部60とが一体回転するように連結される。
また、小径筒部53が分離移動位置に移動しても、小径筒部53が第1のステアリングシャフト23から抜けることはない。即ち、第1のステアリングシャフト23と小径筒部53との間は、スプライン53A,23Aによって回り止めされた状態で連結されている。これらにより、小径筒部53と外側筒部60とを介して、第1及び第2のステアリングシャフト23,24が一体回転するように連結される。つまり、フレクスプライン50が断裂した状態でも、ハンドル28の操作による第1のステアリングシャフト23の回転を、第2のステアリングシャフト24へと伝達して前輪11,11を転舵させることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、ステアリングシャフト22のうち、第1のステアリングシャフト23をハンドル28側とし、第2のステアリングシャフト24をピニオン19側としたが、第1のステアリングシャフト23をピニオン19側とし、第2のステアリングシャフト24をハンドル28側としてもよい。
即ち、ハンドル28の操作による第2のステアリングシャフト24の回転は、サーキュラスプライン67及びフレクスプライン50を介して第1のステアリングシャフト23に伝達される。また、モータ34の回転は、サーキュラスプライン67とフレクスプライン50とが差動回転することにより減速され、サーキュラスプライン67を介して第1のステアリングシャフト23に伝達される。
(2)前記実施形態では、本発明に係る「非常時連結部」を、外側筒部60における小径部63の内周面に設けた非常用内歯64と、フレクスプライン50における小径筒部53の外周面に設けられて非常用内歯64と噛合する非常用外歯54とで構成していたが、図6に示すように、外側筒部60とフレクスプライン50とのうち、何れか一方の底壁(例えば、底壁60B)中央に陥没形成された非円形(例えば、多角形)の嵌合凹部90Aと、他方の底壁(例えば、底壁50B)中央から突出形成されて嵌合凹部90Aと軸方向で凹凸嵌合する非円形(例えば、多角柱状)の嵌合凸部90Bとで構成してもよい。なお、両底壁50B,60Bは、本発明の「軸方向対向壁」に相当する。
(3)又は、図7に示すように、外側筒部60とフレクスプライン50のうち、何れか一方の底壁(例えば、底壁60B)の中心から偏在した位置に陥没形成された嵌合凹部91Aと、他方の底壁(例えば、底壁50B)の中心から偏在した位置に突出形成されて前記凹部91Aと軸方向で凹凸嵌合する嵌合凸部91Bとで構成してもよい。
(4)さらに、外側筒部60の底部内面とフレクスプライン50の底部外面とが摩擦係合するようにしてもよい。具体的には、例えば、図8に示すように、外側筒部60の底部内面をすり鉢状の円錐内面92Aにすると共に、フレクスプライン50の底部外面を下端部に向かって縮径した円錐外面92Bとし、断裂時には、圧縮コイルバネ45の弾発力により円錐内面92Aに円錐外面92Bが押し付けられて、それらが摩擦係合するようにしてもよい。
(5)前記実施形態では、第1のステアリングシャフト23の下端面とフレクスプライン50の底壁50Bとの間で圧縮コイルバネ45を挟んでいたが、フレクスプライン50の大径筒部52内で第1のステアリングシャフト23から側方に張り出しかつ、段差壁55と軸方向で間隔を空けて対向した鍔壁を設けて、その鍔壁と段差壁55との間で圧縮コイルバネ45を挟んでもよい。
(6)モータ34の負荷電流を電流検出手段により常時検出し、検出された負荷電流と、通常時(フレクスプライン50の正常時)の負荷電流又は予め設定された負荷電流の設定値とを比較して、フレクスプライン50が断裂しているか否かを判別し、断裂していると判別した場合に、運転者に向けて警報を出力するようにしてもよい。このようにすれば、フレクスプライン50の断裂時に、迅速な対応をとることができる。
(7)外側筒部60の内周面に設けた非常用内歯64と、小径筒部53の外周面に設けた非常用外歯54の位置は、通常時は非噛合状態でありかつ、フレクスプライン50が断裂して小径筒部53が分離移動位置に位置したときに、互いに噛合するような配置であれば、前記実施形態の位置に限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る伝達比可変操舵装置を備えた車両の概念図 伝達比可変操舵装置の断面図 伝達比可変操舵装置の断面図 通常時における波動歯車減速機の断面図 フレクスプラインが断裂したときの波動歯車減速機の断面図 変形例に係る伝達比可変操舵装置の断面図 変形例に係る伝達比可変操舵装置の断面図 変形例に係る伝達比可変操舵装置の断面図 従来の伝達比可変操舵装置の断面図
符号の説明
10 車両
11,11 前輪(転舵輪)
23 第1のステアリングシャフト(第1の操舵系回転部材)
23A,53A スプライン(直動許容連結部、常時連結歯)
24 第2のステアリングシャフト(第2の操舵系回転部材)
28 ハンドル
30 伝達比可変操舵装置
34 モータ
40 波動歯車減速機構
41 ウェーブジェネレータ
45 圧縮コイルバネ(付勢手段)
50 フレクスプライン(可撓性外歯歯車)
50B 底壁(軸方向対向壁)
52 大径筒部(内側筒部)
53 小径筒部(内側筒部)
54 非常用外歯(非常時連結部、非常時連結歯)
60 外側筒部
60B 底壁(軸方向対向壁)
64 非常用内歯(非常時連結部、非常時連結歯)
67 サーキュラスプライン(剛性内歯歯車)
90A,91A 嵌合凹部
90B,91B 嵌合凸部
92A 円錐内面(剛性内歯歯車の内面)
92B 円錐外面(可撓性外歯歯車の外面)

Claims (7)

  1. ハンドルと一体回転する第1の操舵系回転部材と、その第1の操舵系回転部材の同軸上に配置されて転舵輪の転舵に連動して回転する第2の操舵系回転部材との間に波動歯車減速機構を設け、
    前記波動歯車減速機構には、剛性内歯歯車と、その内側に配置されかつ前記剛性内歯歯車と歯数が異なる可撓性外歯歯車と、さらにその内側に嵌合して前記可撓性外歯歯車を楕円形に変形して前記可撓性外歯歯車を前記剛性内歯歯車に対して部分的に噛合させるウェーブジェネレータとが備えられると共に、前記第1と第2の一方の操舵系回転部材が前記可撓性外歯歯車に連結される一方、他方の操舵系回転部材が前記剛性内歯歯車に連結され、
    モータにて前記ウェーブジェネレータを回転駆動することで、前記可撓性外歯歯車と前記剛性内歯歯車とを差動回転させて、前記ハンドルの操舵角に対する前記転舵輪の転舵角の比率を変更可能とした伝達比可変操舵装置において、
    前記剛性内歯歯車のうち前記可撓性外歯歯車との噛合部分と一体回転し、その噛合部分から軸方向の一方側に延びた外側筒部と、
    前記可撓性外歯歯車のうち前記剛性内歯歯車との噛合部分と一体回転し、その噛合部分から前記外側筒部の内側に向かって延びた内側筒部とを備えると共に、
    前記モータを両端開放の筒構造にして、その中心部に前記一方の操舵系回転部材を挿通して前記内側筒部の内側に嵌合し、
    前記内側筒部と前記一方の操舵系回転部材との間には、前記可撓性外歯歯車が軸方向の中間で断裂した場合に、前記内側筒部を前記噛合部分から離れた分離移動位置に移動させる付勢手段と、前記内側筒部が前記分離移動位置に移動したか否かに拘わらず、前記内側筒部と前記一方の操舵系回転部材とを一体回転可能に連結する直動許容連結部とが備えられ、
    前記外側筒部と前記内側筒部との間には、前記内側筒部が前記分離移動位置に移動した場合に、前記外側筒部と前記内側筒部とを一体回転するように連結する非常時連結部が備えられたことを特徴とする伝達比可変操舵装置。
  2. 前記内側筒部には、前記一方の操舵系回転部材の端面に対向する底壁が備えられ、
    前記付勢手段は、前記内側筒部の前記底壁と前記一方の操舵系回転部材の端面との間に挟まれた圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項1に記載の伝達比可変操舵装置。
  3. 前記非常時連結部は、前記外側筒部の内周面と前記内側筒部の外周面とに形成されて、前記内側筒部が前記分離移動位置に移動した場合に互いに噛合する非常時連結歯で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の伝達比可変操舵装置。
  4. 前記非常時連結歯は、前記内側筒部が前記付勢手段によって付勢される側の先方に向かうにしたがって縮径していることを特徴とする請求項3に記載の伝達比可変操舵装置。
  5. 前記外側筒部と前記内側筒部とには、軸方向で互いに対向した軸方向対向壁が備えられ、前記非常時連結部は、それら外側筒部及び内側筒部の互いの軸方向対向壁にそれぞれ形成されて、前記内側筒部が前記分離移動位置に移動した場合に互いに凹凸嵌合する嵌合凸部及び嵌合凹部で構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の伝達比可変操舵装置。
  6. 前記非常時連結部は、前記外側筒部の内面と前記内側筒部の外面との間で摩擦係合するように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の伝達比可変操舵装置。
  7. 前記直動許容連結部は、前記一方の操舵系回転部材の外周面と前記内側筒部の内周面とに形成されて、前記一方の操舵系回転部材に対する前記内側筒部の直動を許容しかつ、前記内側筒部材が前記分離移動位置に移動したと否とに拘わらず、互いに噛合した常時連結歯で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の伝達比可変操舵装置。
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