JP5163708B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関する。
一般的な電子カメラは、CCDセンサやCMOSセンサなどの固体撮像素子が搭載されている。例えばCMOSセンサの場合、受光面に行列状に配置された各画素で入射光に応じて蓄積された電荷は、画素アンプで電荷−電圧変換され、行毎に垂直信号線に読み出される。そして、各画素から読み出された信号は、カラムアンプ,CDS回路(相関二重サンプリング回路),水平出力回路および出力アンプを介してCMOSセンサの外部に読み出される。ところが、CMOSセンサから読み出される信号には、固定パターンノイズ成分やダークシェーディング成分などの行方向に固有のノイズ成分が含まれている。そこで、これらのノイズ成分を除去するために、露光前にCMOSセンサから読み出した補正データを用いて、露光後にCMOSセンサから読み出した画像データを補正する技術が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−222689号公報
ところが、補正データの取得時間を短くするために、1画面の一部の行からだけ補正データを取得する方法が用いられており、この場合、補正データを取得する行の画素アンプと、取得しない行の画素アンプとで動作点が異なるため、画素アンプの入出力特性が非線形な領域で用いる場合に行間の信号レベルに差が生じ、撮影画像の画質が損なわれるという問題がある。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、画素アンプの入出力特性が非線形な領域で用いる場合でも画質を損なうことなく水平方向のノイズ成分を除去することができる撮像装置を提供することにある。
本発明に係る撮像装置は、複数の画素が行列状に配置された撮像部と、露光前の補正データ取得期間に、行方向の画像データのばらつきを補正するための補正データを前記撮像部の一部の行から取得し、露光後の画像データ取得期間に、前記補正データを取得する行を含む画像撮影された行から取得した画像データを補正する補正部と、を備える撮像装置において、前記撮像部は、光量に応じた電荷を蓄積する光電変換部と、前記電荷を浮遊拡散領域に転送する転送トランジスタと、前記浮遊拡散領域に保持された電荷に応じた画素信号を出力する増幅トランジスタと、前記浮遊拡散領域に保持された電荷をリセットするリセットトランジスタと、を有する複数の画素が行列状に配置された画素アレイと、露光前の補正データ取得期間前記補正データを取得する行および前記補正データを取得しない行の前記リセットトランジスタをオフに制御して、前記画素アレイの前記補正データを取得する行から前記画素信号を前記補正データとして読み出す第1の読み出し制御と、露光後の画像データ取得期間に前記画素アレイの前記補正データを取得する行を含む画像撮影された行から前記画素信号を画像データとして読み出す第2の読み出し制御と、を切り替えて読み出す読み出し制御部とを有することを特徴とする。
さらに、前記第1の読み出し制御は、前記補正データ取得期間に、前記補正データを取得する行の前記転送トランジスタをオフに制御することを特徴とする。
特に、前記第1の読み出し制御は、前記補正データ取得期間に、前記画素アレイの中央部に位置する行の前記画素信号を前記補正データとして読み出すことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、画素アンプの入出力特性が非線形な場合でも画質を損なうことなく水平方向のノイズ成分を除去することができる。
電子カメラ100の構成例を示す図である。 撮影時の処理例を示すフローチャートである。 固体撮像素子103の構成例を示す図である。 画素pxの回路例を示す図である。 水平方向のノイズ成分を示す図である。 撮影時の補正データ取得期間と画像データ取得期間を示す図である。 補正データを取得する行のタイミング例を示す図である。 リセットトランジスタTrstのオン抵抗Ronの特性を示す図である。 補正データを取得しない行のタイミング例を示す図である。 増幅トランジスタTampの特性と画素出力の関係を示す図である。 本実施形態における補正データを取得する行のタイミング例を示す図である。 本実施形態における補正データを取得しない行のタイミング例を示す図である。
以下、本発明に係る撮像装置の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。図1は、本発明に係る撮像装置に対応する電子カメラ100の構成を示すブロック図である。
[電子カメラ100の構成]
図1において、電子カメラ100は、光学系101と、メカニカルシャッタ102と、固体撮像素子103と、AFE(アナログフロントエンド)104と、切換部105と、ラインメモリ106と、補正データ算出部107と、減算部108と、画像バッファ109と、画像処理部110と、制御部111と、メモリ112と、操作部113と、表示部114と、メモリカードI/F115とで構成される。
光学系101は、被写体から入力する光を固体撮像素子103の受光面に結像する。
メカニカルシャッタ102は、光学系101と固体撮像素子103との間にあって、露光時に制御部111から指示されたシャッタ速度で開閉される。
固体撮像素子103は、受光面に光を電気信号に変換する画素が行列状に配置されている。そして、制御部111の指令に応じて各画素から読み出した信号をAFE104に出力する。
AFE104は、制御部111の指令に応じて固体撮像素子103から読み出した信号のゲイン調整やA/D変換などを行う。
切換部105は、制御部111の指令に応じてAFE104を介して固体撮像素子103から読み出すデータの出力先を切り換える。例えば制御部111は、補正データを取得するために切換部105を切り換えて固体撮像素子103から読み出した遮光データをラインメモリ106に出力する。或いは、制御部111は、露光後に画像データを取得するために切換部105を切り換えて固体撮像素子103から読み出した露光データを減算部108に出力する。ここで、補正データは露光前の遮光データから作成され、露光後の画像データは露光データから補正データ減算して得られる。尚、補正データ取得期間や画像データ取得期間におけるデータ取得タイミングについては後で詳しく説明する。
ラインメモリ106は、固体撮像素子103から読み出された遮光データを1行分または複数行分保持可能なバッファメモリである。ここで、遮光データは、固体撮像素子103で撮像する画像の中央部の行から読み出すのが好ましい。これにより、偏りの少ない補正データを得ることができる。
補正データ算出部107は、ラインメモリ106に取り込まれた遮光データから補正データを作成する。例えば複数行の遮光データを取得する場合、補正データ算出部107はラインメモリ106に取り込まれた複数行の遮光データから列毎に平均値を算出して1行分の補正データを作成する。尚、1行分の補正データは各列毎の補正データを有する。
減算部108は、露光後に固体撮像素子103から読み出される露光データから先に補正データ算出部107が作成した補正データを減算して画像データを出力する。この時、減算部108は、露光データと同じ列に対する補正データを用いる。
画像バッファ109は、減算部108が出力する画像データを一時的に保持するバッファメモリである。また、画像バッファ109は、画像処理部110の処理バッファとしても用いられる。尚、先に説明したラインメモリ106と画像バッファ109は物理的に同じメモリを用いて記憶領域を分けても構わない。
画像処理部110は、画像バッファ109に記憶されている画像データに対して制御部111から指示された画像処理(色補間処理,ガンマ補正処理,エッジ強調処理など)を施す。
制御部111は、内部に予め記憶されたプログラムコードに従って動作するCPUで構成され、操作部113に設けられた各種の操作ボタンの操作内容に応じて電子カメラ100の各部の動作を制御する。例えば、制御部111は、メカニカルシャッタ102の開閉、固体撮像素子103から信号を読み出す行やタイミングの制御、AFE104のゲイン設定やA/D変換のタイミング制御、切換部105の切り換えを行って撮影画像を画像バッファ109に取り込み、画像処理部110に指令して画像処理を行った後、表示部114に撮影画像を表示したり、メモリカードI/F115に装着されているメモリカード115aに保存する。特に本実施形態では、制御部111は、水平方向の固有のノイズ成分を補正するための補正データを取得するための各部の制御を行う。例えば、制御部111は、補正データを作成するために、固体撮像素子103から遮光データを読み出す行を指定したり、切換部105をラインメモリ106側に切り替えたり、補正データ算出部107に補正データの作成を指令する。
メモリ112は、不揮発性の記憶媒体で、電子カメラ100の撮影モードや動作に必要なパラメータなどを記憶する。
操作部113は、電源ボタン,レリーズボタン,モード選択ダイヤルなどの操作ボタンを有し、ユーザーの操作に応じて制御部111に操作内容を出力する。
表示部114は、例えば液晶モニタで構成される。そして、制御部111が出力する設定メニュー画面や画像バッファ109に取り込まれた撮影画像、或いはメモリカードI/F115に装着されているメモリカード115aに保存された撮影済みの画像などが表示される。
メモリカードI/F115は、メモリカード115aを装着するためのインタフェースで、制御部111から出力される画像データをメモリカード115aに記憶する。或いは、制御部111の指令に応じてメモリカード115aに記憶されている撮影済みの画像データを読み出して制御部111に出力する。
ここで、制御部111が行う本実施形態における撮影処理の流れについて図2のフローチャートを用いて説明する。図2において、撮影モードが開始されると(ステップS101)、レリーズボタンが押下されるのを待つ(ステップS102)。レリーズボタンが押下されると補正データの取得し(ステップS103)、メカニカルシャッタ102を開閉して撮像(露光)が行われる(ステップS104)。そして、露光データを読み出してステップS103で取得した補正データで補正し画像データを取得する(ステップS105)。その後、色補間処理やガンマ補正などの画像処理を行って(ステップS106)、メモリカード115aに保存し(ステップS107)、撮影処理を終了する(ステップS108)。
このように、本実施形態に係る電子カメラ100は、水平方向のノイズ成分を除去する補正処理を行って画像を撮影することができる。
[固体撮像素子103の構成]
次に、固体撮像素子103の構成について説明する。図3は、固体撮像素子103の構成例を示すブロック図である。図3において、固体撮像素子103は、複数の画素Pxからなる画素アレイ151と、垂直駆動回路152と、垂直信号線VLINEと、画素電流源Pwと、カラムアンプCampと、CDS回路153と、水平出力回路154と、水平駆動回路155と、出力アンプAMPoutとで構成される。ここで、各符号に(n,m)や(n)および(m)を付加して記載する場合は特定の画素や行または列を示すものとする。尚、図3において、画素Px(n,m)は各画素の座標を示し、nは1から(N+4)の整数、mは1から4の整数である。例えばPx(2,1)は2行1列目の画素を示し、VLINE(3)は3列目の垂直信号線を示し、TX(N+2)は(N+2)行目の転送信号TXを示す。また、各符号に(_)を付さない場合、例えば画素Pxと表記した場合は全画素に共通であることを示し、垂直信号線VLINEと表記した場合は全ての垂直信号線に共通であることを示す。
図3の例では、縦方向が(N+4)画素で横方向が4画素を有する(N+4)行,4列の画素アレイ151を示している。そして、同じ行の各画素には、垂直駆動回路152から同じ制御信号が行毎に与えられる。例えば、(N+1)行の4つの画素(画素Px(N+1,1)からPx(N+1,4))には、垂直駆動回路152から3つの制御信号(転送信号TX(N+1),リセット信号FDRST(N+1)および選択信号SEL(N+1))が与えられる。尚、1行目,2行目,(N+2)行目,(N+3)行目および(N+4)行目についても同様である。
また、同じ列の各画素の出力は、列毎に配置された垂直信号線VLINEに接続され、各垂直信号線VLINEには各画素のトランジスタとソースホロワを形成する画素電流源Pwが配置され、各垂直信号線VLINEに読み出された信号は各列のカラムアンプCampに入力される。例えば、1列目の各画素(画素Px(N+4,1)からPx(1,1))の出力は垂直信号線VLINE(1)に接続され、画素電流源Pw(1)が配置されるカラムアンプCamp(1)に入力される。尚、2列目から4列目についても同様である。
ここで、各画素Pxの構成について図4を用いて説明する。図4は、画素Pxの回路図である。図4において、画素Pxは、フォトダイオードPDと、転送トランジスタTtxと、浮遊拡散領域FDと、リセットトランジスタTrstと、増幅トランジスタTampと、選択トランジスタTselとで構成される。
フォトダイオードPDは、被写体から入射する光量に応じた電荷を発生・蓄積する。
転送トランジスタTtxは、垂直駆動回路152から出力される転送信号TXによってオンオフされる。例えば転送信号TXがHighレベルの場合に転送トランジスタTtxはオンになり、フォトダイオードPDに蓄積された電荷は浮遊拡散領域FDに転送される。
浮遊拡散領域FDは、コンデンサCfdを形成し、転送トランジスタTtxを介してフォトダイオードPDから転送された電荷を保持する。
リセットトランジスタTrstは、垂直駆動回路152から出力されるリセット信号FDRSTによってオンオフされる。例えばリセット信号FDRSTがHighレベルの場合にリセットトランジスタTrstはオンになり、浮遊拡散領域FDに保持された電荷を電源電圧VDD側に放出して浮遊拡散領域FDの電位Vfdは電源電圧VDDに引き上げられる。
増幅トランジスタTampは、浮遊拡散領域FDに保持された電荷を電圧信号に変換する。
選択トランジスタTselは、垂直駆動回路152から出力される選択信号SELによってオンオフされる。例えば選択信号SELがHighレベルの場合に選択トランジスタTselはオンになり、増幅トランジスタTampが出力する信号を垂直信号線VLINEに読み出す。
このようにして、図3に示す画素アレイ151の各画素PxのフォトダイオードPDに蓄積された電荷は、一旦、浮遊拡散領域FDに転送された後、各列の垂直信号線VLINE(1)からVLINE(4)にそれぞれ読み出され、各列のカラムアンプCamp(1)からCamp(4)にぞれぞれ入力される。
図3において、カラムアンプCamp(1)からCamp(4)の出力はCDS回路153に入力される。CDS回路153は、相関二重サンプリング回路と呼ばれ、各画素PxからカラムアンプCampまでの各列のオフセットノイズを除去する回路である。
ここで、CDS回路153の動作について説明する。垂直駆動回路152は、画素PxのフォトダイオードPDに蓄積された電荷を浮遊拡散領域FDに転送する前に浮遊拡散領域FDの電位Vfdを読み出す(以降、ダーク信号と称す)。さらに、垂直駆動回路152は、ダーク信号を読み出す期間にダーク用サンプルホールド信号DARK_S/Hを制御し、読み出されたダーク信号をダーク用コンデンサCdに保持する。続いて、垂直駆動回路152は、画素PxのフォトダイオードPDに蓄積された電荷を浮遊拡散領域FDに転送後、浮遊拡散領域FDの電位Vfdを読み出す(以降、PD信号と称す)。さらに、垂直駆動回路152は、PD信号を読み出す期間にシグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/Hを制御し、読み出されたPD信号をシグナル用コンデンサCsに保持する。
水平出力回路154は、各列に配置されたシグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdに保持されたダーク信号およびPD信号を出力アンプAMPoutに出力するか否かを切り換えるシグナル用スイッチSsoとダーク用スイッチSdoとで構成される。そして、水平駆動回路155から与えられる制御信号(水平出力信号GH1からGH4)に応じて各コンデンサに保持された信号を読み出し、列順に出力アンプAMPoutに出力する。例えば水平出力信号GH1によってシグナル用スイッチSso(1)およびダーク用スイッチSdo(1)を制御し、シグナル用コンデンサCs(1)およびダーク用コンデンサCd(1)に保持されたダーク信号およびPD信号が出力アンプAMPoutに出力される。同様に、水平出力信号GH2は2列目の各信号が出力アンプAMPoutに出力され、水平出力信号GH3は3列目、水平出力信号GH4は4列目の各信号がそれぞれ出力アンプAMPoutに出力される。
水平駆動回路155は、制御部111から指令される制御信号に応じて、水平出力信号GH1からGH4を生成し、シグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoのオンオフを制御する。
出力アンプAMPoutは、例えば差動アンプで構成され、水平出力回路154から入力するPD信号からダーク信号を減算して、固体撮像素子103から出力する。これにより、各画素PxからカラムアンプCampまでの各列の同相ノイズを除去することができる。尚、CDS回路153は、出力アンプAMPoutで減算することによって各列のオフセットノイズの除去が終了するので、水平出力回路154や水平駆動回路155および出力アンプAMPoutを含めてCDS回路153としても構わない。或いは、出力アンプAMPoutでPD信号からダーク信号を減算せずに固体撮像素子103の外部(例えばAFE104)で減算処理を行っても構わない。
ここで、CDS回路153は各列のオフセットノイズを除去することはできるが、列間の水平方向のノイズ成分は除去できない。このため、従来の技術で記載したように、固体撮像素子103から読み出される信号に含まれている固定パターンノイズ成分やダークシェーディング成分などの水平方向(行方向)に固有のノイズ成分を除去する必要がある。
[補正データについて]
次に、固定パターンノイズ成分やダークシェーディング成分などの水平方向に固有のノイズ成分を除去するための補正データについて説明する。図5は、補正処理を説明するための図である。図5において、画像201は、水平方向のノイズ成分を除去しない(補正なし)場合の例を示している。補正前の画像201には、水平方向に白色や黒色の縦スジや画面中央付近から左右両端に向かって徐々に黒くなるダークシェーディングが現れている。このような水平方向のノイズ成分は、メカニカルシャッタ102が閉じている遮光時に固体撮像素子103から読み出す遮光データと露光後に固体撮像素子103から読み出す露光データの両方に同じように含まれている。そこで、露光前に予め設定した特定の行から読み出した遮光データを用いて、水平方向の固有のノイズ特性を示す補正データ250を作成する。そして、露光後に固体撮像素子103から読み出す露光データから補正データ250を減算する。これにより、露光データに含まれる補正データ250と同じ特性の水平方向のノイズ成分が除去され、高画質な補正後の画像202が得られる。尚、図5では、一様な明るさの光が固体撮像素子103の全面に入射しているものとする。
ところが、図6に示すように、遮光データを読み出す補正データ取得期間は、操作部113のレリーズボタンが押下されてから実際に露光するまでの間に行う必要があるため、全ての行の遮光データを読み出すと補正データ取得期間が長くなり、レリーズタイムラグが大きくなってしまうという問題がある。そこで、一般にレリーズタイムラグを小さくするために、固体撮像素子103の全ての行ではなく一部の行から遮光データを読み出して補正データを作成する方法が用いられる。この場合、図5の画像203に示すように、1画面内に遮光データを読み出す行203aと遮光データを読み出さない行203bとが存在する。特に、画素Pxの画素アンプ(増幅トランジスタTamp)の特性が非線形な領域を使用する場合、遮光データを読み出す行203aと遮光データを読み出さない行203bとの間で浮遊拡散領域FDの電位Vfdに電位差が生じるため、図5の画像203に示すように、例えば遮光データを取得する行203aが遮光データを取得しない行203bに比べて黒くなるという問題が生じる。
この原因について、図7を用いて説明する。ここで、遮光データを読み出して補正データを作成する行を図3の(N+1)行目、遮光データを読み出さない行(補正データの作成に用いない行)を(N+3)行目とする。図7は、補正データを取得する(N+1)行目の補正データ取得期間と画像データ取得期間の従来技術のタイミングチャートを示している。尚、補正データ取得期間においては固体撮像素子103から遮光データを読み出して補正データを作成し、画像データ取得期間においては露光データを読み出して先に作成した補正データを減算し、補正後の画像データを作成する。
図7において、図3および図4と同符号の制御信号は同じものを示す。また、タイミングT0以前に、全画素Pxの転送トランジスタTtxおよびリセットトランジスタTrstは、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTが共にオンされて、フォトダイオードPDおよび浮遊拡散領域FDの電荷は共に初期化されている。そして、タイミングT0時点の(N+1)行目の浮遊拡散領域FDの電圧Vfd(N+1)はVfd_init1になっている。ここで、(N+1)行目には複数の画素Pxがあるので、浮遊拡散領域FDの電圧Vfd(N+1)は、そのいずれかの画素Pxにおける浮遊拡散領域FDの電圧Vfdを示すものとする。
<補正データ取得期間>
タイミングT1において、選択信号SELがHighになって選択トランジスタTselがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdが増幅トランジスタTampおよび選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される。
タイミングT2において、リセット信号FDRSTがHighになってリセットトランジスタTrstがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdは電源VDDの電圧に近づいていく。ところが、リセットトランジスタTrstのオン抵抗Ronは図8(リセットトランジスタTrstのソース電圧Vsとオン抵抗Ronの特性を示す図)のように、リセットトランジスタTrstのソース電位Vsが電源電圧VDDに近づくにつれて大きくなっていく。このため、浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、図7に示すリセット信号FDRSTのパルス幅(タイミングT2とT3の間隔)に応じて変動する。ここで、リセット信号FDRSTをHighにする前の浮遊拡散領域FDの電位をVfd_init1、リセット信号FDRSTを所定時間(タイミングT2からT3まで)Highにした後の浮遊拡散領域FDの電位をVfd_after1とすると、リセット信号FDRSTによって画素Pxから読み出される信号に電位差ΔVfd_r_on1が生じる。
タイミングT4からT5において、ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/HがHighになると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷(信号電荷)が浮遊拡散領域FDに転送される前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after1がダーク用コンデンサCdに保持される。
タイミングT6からT7において、転送信号TXがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送される。
タイミングT8からT9において、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/HがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送された後の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after1に対応する電圧がシグナル用コンデンサCsに保持される。ここで、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送された後と転送される前の浮遊拡散領域FDの電位が実質的に同じ電位Vfd_after1になるのは、フォトダイオードPDの信号電荷が初期化されているからである。
タイミングT10からT13において、水平駆動回路155によって図7の水平出力信号GH1からGH4の短いパルスをそれぞれのシグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoに与え、シグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdにサンプルホールドされた各信号が順次、出力アンプAMPoutに読み出され、固体撮像素子103からAFE104に出力される。
ここで、(N+2)行目からも補正データ作成用の遮光データを読み出す場合は、図7で説明したタイミングチャートと同様の手順で補正データ取得期間において遮光データが読み出される。
このようにして、AFE104に出力された遮光データは、切換部105を介してラインメモリ106に保持され、補正データ算出部107によって補正データが作成される。例えば、(N+1)行目と(N+2)行目の2つの行から遮光データを読み出した場合は、ラインメモリ106に(N+1)行目と(N+2)行目の2つの行の遮光データが保持される。この場合、補正データ算出部107は、例えば(N+1)行目の遮光データと(N+2)行目の遮光データの同じ列の遮光データの平均値を求めて当該列の補正データを作成する。同様に、補正データ算出部107は、各列の補正データを求めて1行分の補正データを得ることができる。
<画像データ取得期間>
補正データ取得期間に続いて、図6に示したように固体撮像素子103の各画素のフォトダイオードPDに光が入射される光量に応じた電荷が蓄積される(露光)。そして、図7に示す画像データ取得期間が開始される。尚、ここでは特徴がわかりやすいように、入射光の明るさ画素アレイ151の全面に対して一様であるものとする。
図7において、補正データ取得期間が終了して画像データ取得期間が開始されるタイミングT20における浮遊拡散領域FDの電位VfdはVfd_after1である。
タイミングT21において、選択信号SELがHighになって選択トランジスタTselがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdが増幅トランジスタTampおよび選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される。
タイミングT22において、リセット信号FDRSTがHighになってリセットトランジスタTrstがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdは電源VDDの電圧に近づいていく。ところが、補正データ取得期間のタイミングT2と同様にリセットトランジスタTrstのオン抵抗Ronの特性によって、浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、リセット信号FDRSTのパルス幅(タイミングT22とT23の間隔)に応じて変動する。そして、補正データ取得期間と同様に、リセット信号FDRSTの前後で電位差ΔVfd_r_on1が生じ、画像データ取得期間の開始前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after1は、リセット信号FDRSTを所定時間(タイミングT22からT23まで)Highにした後の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after2になる。
タイミングT24からT25において、ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/HがHighになると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷(信号電荷)が浮遊拡散領域FDに転送される前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after2に対応する電圧がダーク用コンデンサCdに保持される。
タイミングT26からT27において、転送信号TXがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送される。この場合は、露光されているので光量に応じた電位差ΔVfd1だけ低くなり、浮遊拡散領域FDは電位Vfd_img1となる。
タイミングT28からT29において、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/HがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送された後の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_img1に対応する電圧がシグナル用コンデンサCsに保持される。
タイミングT30からT33において、水平駆動回路155によって図7の水平出力信号GH1からGH4の短いパルスをそれぞれのシグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoに与え、シグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdにサンプルホールドされた各信号が順次、出力アンプAMPoutに読み出される。そして、出力アンプAMPoutでPD信号(Vfd_img1)からダーク信号(Vfd_after2)が引き算された信号(ΔVfd1)が固体撮像素子103からAFE104に出力される。
タイミングT40で(N+1)行目の画像データ取得期間を終了し、タイミングT20からT40までの同様の処理を補正データを取得するために遮光データを読み出す全ての行について繰り返し行われる。
このようにして、AFE104に出力された露光データは、切換部105を介して減算部108に出力される。減算部108は、露光データから補正データ取得期間において補正データ算出部107によって生成された補正データを減算して水平方向のノイズ成分を除去した画像データを作成する。例えば図3において、画素Px(N+1,1)から読み出された露光データから先に作成された補正データの1列目の補正データを減算して画素Px(N+1,1)の画像データを求める。同様に、画素Px(N+1,2)から読み出された露光データから2列目の補正データを減算して画素Px(N+1,2)の画像データを求め、画素Px(N+1,3)および画素Px(N+1,3)から読み出された露光データから3列目の補正データおよび4列目の補正データをそれぞれ減算して画素Px(N+1,3)および画素Px(N+1,4)の画像データをそれぞれ求める。
次に、補正データを作成するための遮光データを読み出さない行(例えば(N+3)行)の場合について図9のタイミングチャートを用いて説明する。尚、図7のタイミングチャートと同じ符号のものは同じものを示す。例えば転送信号TX、リセット信号FDRST、選択信号SEL,ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/H、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/H、水平出力信号GH1からGH4は、画像データ取得期間のタイミングT20からT40において、図7と同じタイミングである。
一方、補正データを作成するための遮光データを読み出さない(N+3)行においても、タイミングT0以前に、全画素Pxの転送トランジスタTtxおよびリセットトランジスタTrstは、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTが共にオンされて、フォトダイオードPDおよび浮遊拡散領域FDの電荷は共に初期化されており、図7の場合と同様に、タイミングT0時点の(N+3)行目の浮遊拡散領域FDの電圧Vfd(N+1)はVfd_init1になっている。
図9の場合は、補正データ取得期間において、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTは出力されないので、浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、初期化された電圧Vfd_init1が維持されて画像データ取得期間が開始される。図7の場合と同様に、画像データ取得期間が開始される前に露光が行われ、各画素PxのフォトダイオードPDに光が入射される光量に応じた電荷が蓄積される。そして、タイミングT20から画像データ取得期間が開始される。
タイミングT21において、選択信号SELがHighになって選択トランジスタTselがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdが増幅トランジスタTampおよび選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される。
タイミングT22において、リセット信号FDRSTがHighになってリセットトランジスタTrstがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdは電源VDDの電圧に近づいていく。ところが、図7の場合と同様にリセットトランジスタTrstのオン抵抗Ronの特性によって、リセット信号FDRSTの前後で電位差ΔVfd_r_on3が生じ、画像データ取得期間の開始前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_init1は、リセット信号FDRSTが終了するタイミングT23で電位Vfd_after3になる。ここで、図7の場合は画像データ取得期間の開始前の浮遊拡散領域FDの電位VfdはVfd_after1であったのに対して、図9の場合はVfd_init1になっている。
タイミングT24からT25において、ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/HがHighになると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷(信号電荷)が浮遊拡散領域FDに転送される前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after3に対応する電圧がダーク用コンデンサCdに保持される。
タイミングT26からT27において、転送信号TXがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送される。この場合は、露光されているので光量に応じた電位差ΔVfd2だけ低くなり、浮遊拡散領域FDは電位Vfd_img2となる。
タイミングT28からT29において、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/HがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送された後の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_img2に対応する電圧がシグナル用コンデンサCsに保持される。
タイミングT30からT33において、水平駆動回路155によって図7の水平出力信号GH1からGH4の短いパルスをそれぞれのシグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoに与え、シグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdにサンプルホールドされた各信号が順次、出力アンプAMPoutに読み出される。そして、出力アンプAMPoutでPD信号(Vfd_img2)からダーク信号(Vfd_after3)が引き算された信号(ΔVfd2)が固体撮像素子103からAFE104に出力される。
タイミングT40で(N+1)行目の画像データ取得期間を終了し、タイミングT20からT40までの同様の処理を補正データを取得するために遮光データを読み出さない全ての行について繰り返し行われる。
このようにして、AFE104に出力された露光データは、切換部105を介して減算部108に出力される。減算部108は、露光データから補正データ取得期間において補正データ算出部107によって生成された補正データを減算して水平方向のノイズ成分を除去した画像データを作成する。ここで、補正データを取得するために遮光データを読み出さない行の露光データに対して用いられる補正データは、先に図7で説明したように、遮光データを読み出す行で取得した補正データが用いられる。尚、この場合も、露光データと同じ列の補正データが用いられる。
同様に、固体撮像素子103の画素アレイ151の全ての行の露光データに対して水平方向のノイズを補正した画像データを求め、画像バッファ109に1画面分の撮影画像を取り込むことができる。
ここで、図7と図9のタイミングチャートを比較して、補正データ取得期間において遮光データを読み出す行と遮光データを読み出さない行とで固体撮像素子103から出力される信号が異なる理由について説明する。
図7に示した補正データを作成するための遮光データを読み出す行の場合、浮遊拡散領域FDのダーク信号の電圧はVfd_after2およびPD信号の電圧はVfd_img1なので、フォトダイオードPDで蓄積された電荷に対応する電圧はΔVfd1である。
これに対して、図9に示した補正データを作成するための遮光データを読み出さない行の場合、浮遊拡散領域FDのダーク信号の電圧はVfd_after3およびPD信号の電圧はVfd_img2なので、フォトダイオードPDで蓄積された電荷に対応する電位差はΔVfd2である。
ここで、固体撮像素子103に入射される光は画素アレイ151全部に対して一様であるため、フォトダイオードPDに蓄積された電荷も各画素で同じである。このため、浮遊拡散領域FDのダーク信号の電位Vfd_after2とVfd_after3は異なるが、フォトダイオードPDに蓄積された電荷を浮遊拡散領域FDに転送後の電位Vfdが変化する電位差ΔVfd1と電位差ΔVfd2は等しくなる。
先ず、画素アンプ(増幅トランジスタTamp)の入出力特性が理想的な線形領域で使用する場合について図10(a)を用いて説明する。図10(a)は、浮遊拡散領域FDの電位Vfdと画素出力電圧(垂直信号線VLINEに出力される電圧)の関係を示すグラフである。尚、図10(a)において、図7および図9のタイミングチャートと同じ符号は同じものを示す。
図10(a)に示すように、増幅トランジスタTampの入出力特性351が線形である場合、補正データを作成するための遮光データを読み出す行の浮遊拡散領域FDの電位差ΔVfd1を入力する増幅トランジスタTampの出力電圧(選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される画素出力電圧)はΔVout1となる。同様に、補正データを作成するための遮光データを読み出さない行の浮遊拡散領域FDの電位差ΔVfd2を入力する増幅トランジスタTampの出力電圧はΔVout2となる。ここで、先に説明したように、増幅トランジスタTampの入出力特性351が線形で、入力される電位差はΔVfd1=ΔVfd2なので、画素出力電位差ΔVout1=ΔVout2となる。
このように、増幅トランジスタTampの入出力特性351が線形である場合は、補正データを作成するための遮光データを読み出す行と補正データを作成するための遮光データを読み出さない行との間で画素出力電圧は変わらないので、図5の画像203のような黒い帯が現れることはない。
ところが、図10(b)に示すように、増幅トランジスタTampの入出力特性352のように非線形である場合は、補正データを作成するための遮光データを読み出す行と補正データを作成するための遮光データを読み出さない行との間で画素出力電圧が異なるので、図5の画像203のような黒い帯が現れる。例えば、図10(b)において、増幅トランジスタTampに入力される電位差はΔVfd1=ΔVfd2で図10(a)の場合と同じであるが、増幅トランジスタTampの入出力特性352のように非線形なので、それぞれの出力電位差はΔVout3≠ΔVout4となる。ここで、ΔVout3はΔVfd1の入力電位差に対する出力電位差、ΔVout4はΔVfd2の入力電位差に対する出力電位差である。
このように、増幅トランジスタTampの入出力特性351が非線形な領域で使用する場合は、補正データを作成するための遮光データを読み出す行と補正データを作成するための遮光データを読み出さない行との間で画素出力電圧は異なるので、図5の画像203のような黒い帯が現れる。そして、本実施形態に係る電子カメラ100では、増幅トランジスタTampの入出力特性351が非線形な領域で使用する場合でも画像203のように画質を損なうことなく水平方向のノイズ成分を除去できるようになっている。
<本実施形態における補正データ取得期間>
図11は、図7と同様に補正データを作成するための遮光データを読み出す行((N+1)行)に対応する本実施形態における補正データ取得期間および画像データ取得期間のタイミングチャートである。尚、図11において、図7と同じ符号は同じものを示す。例えば転送信号TX、リセット信号FDRST、選択信号SEL,ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/H、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/H、水平出力信号GH1からGH4は、画像データ取得期間のタイミングT20からT40において、図7と同じタイミングである。同様に、補正データ取得期間における選択信号SEL,ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/H、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/H、水平出力信号GH1からGH4は、補正データ取得期間のタイミングT1,T4,T5およびT8からT13において、図7と同じタイミングである。図7と異なるのは、補正データ取得期間において、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTが出力されないことである。このため、補正データ取得期間において、転送トランジスタTtxおよびリセットトランジスタTrstはオフの状態が維持される。
タイミングT1において、選択信号SELがHighになって選択トランジスタTselがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdが増幅トランジスタTampおよび選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される。
タイミングT4からT5において、ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/HがHighになると、タイミングT0以前に初期化された浮遊拡散領域FDの電位Vfd_init5に対応する電圧が読み出されてダーク用コンデンサCdに保持される。
タイミングT8からT9において、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/HがHighになると、タイミングT0以前に初期化された浮遊拡散領域FDの電位Vfd_init5に対応する電圧が読み出されてシグナル用コンデンサCsに保持される。
タイミングT10からT13において、水平駆動回路155によって図7の水平出力信号GH1からGH4の短いパルスをそれぞれのシグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoに与え、シグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdにサンプルホールドされた各信号が順次、出力アンプAMPoutに読み出され、固体撮像素子103からAFE104に出力される。
ここで、(N+2)行目からも補正データ作成用の遮光データを読み出す場合は、上記の(N+1)行目で説明したタイミングチャートと同様の手順で補正データ取得期間において遮光データが読み出される。
このようにして、AFE104に出力された遮光データは、切換部105を介してラインメモリ106に保持され、補正データ算出部107によって補正データが作成される。尚、補正データの作成手順は図7で説明した手順と同様にして、補正データ算出部107は各列の補正データを求めて1行分の補正データを得ることができる。
続いて画像データ取得期間について説明する。図11の場合は、先に説明した図9の場合と同様に、補正データ取得期間において、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTは出力されないので、浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、初期化された電圧Vfd_init5が維持されて画像データ取得期間が開始される。そして、図7の場合と同様に、画像データ取得期間が開始される前に露光が行われ、各画素PxのフォトダイオードPDに光が入射される光量に応じた電荷が蓄積される。そして、タイミングT20から画像データ取得期間が開始される。
タイミングT22からT23において、リセット信号FDRSTがHighになってリセットトランジスタTrstがオンすると、浮遊拡散領域FDの電圧Vfdは電源VDDの電圧に近づいていく。ところが、図7の場合と同様にリセットトランジスタTrstのオン抵抗Ronの特性によって、リセット信号FDRSTの前後で電位差ΔVfd_r_on4が生じ、画像データ取得期間の開始前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_init5は、リセット信号FDRSTが終了するタイミングT23で電位Vfd_after4になる。
タイミングT24からT25において、ダーク用サンプルホールド信号DARK_S/HがHighになると、フォトダイオードPDに蓄積された電荷(信号電荷)が浮遊拡散領域FDに転送される前の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_after4に対応する電圧がダーク用コンデンサCdに保持される。
タイミングT26からT27において、転送信号TXがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送される。この場合は、露光された光量に応じた電位差ΔVfd3だけ低くなり、浮遊拡散領域FDは電位はVfd_after4からVfd_img3になる。
タイミングT28からT29において、シグナル用サンプルホールド信号SIGNAL_S/HがHighになると、フォトダイオードPDの信号電荷が浮遊拡散領域FDに転送された後の浮遊拡散領域FDの電位Vfd_img3に対応する電圧がシグナル用コンデンサCsに保持される。
タイミングT30からT33において、水平駆動回路155によって図7の水平出力信号GH1からGH4の短いパルスをそれぞれのシグナル用スイッチSsoおよびダーク用スイッチSdoに与え、シグナル用コンデンサCsおよびダーク用コンデンサCdにサンプルホールドされた各信号が順次、出力アンプAMPoutに読み出される。そして、出力アンプAMPoutでPD信号(Vfd_img3)からダーク信号(Vfd_after4)が引き算された信号(ΔVfd3)が固体撮像素子103からAFE104に出力される。
タイミングT40で(N+1)行目の画像データ取得期間を終了し、タイミングT20からT40までの同様の処理を補正データを取得するために遮光データを読み出す全ての行について繰り返し行われる。
このようにして、AFE104に出力された露光データは、切換部105を介して減算部108に出力される。減算部108は、露光データから補正データ取得期間において補正データ算出部107によって生成された補正データを減算して水平方向のノイズ成分を除去した画像データを作成する。
同様に、固体撮像素子103の画素アレイ151の全ての行の露光データに対して水平方向のノイズを補正した画像データを求め、画像バッファ109に1画面分の撮影画像を取り込む。
次に、図12は、補正データを作成するための遮光データを読み出さない行((N+3)行)に対応する本実施形態における補正データ取得期間および画像データ取得期間のタイミングチャートである。尚、図12は、従来技術の図9に対応するタイミングチャートである。また、図12において、図11と同符号のものは同じものを示す。そして、図12の場合も、タイミングT0以前に、全画素Pxの転送トランジスタTtxおよびリセットトランジスタTrstは、転送信号TXおよびリセット信号FDRSTが共にオンされて、フォトダイオードPDおよび浮遊拡散領域FDの電荷は共に初期化されており、図11の場合と同様に、タイミングT0時点の(N+3)行目の浮遊拡散領域FDの電圧Vfd(N+1)はVfd_init5になっている。
図12において、補正データ取得期間に転送信号TXおよびリセット信号FDRSTは出力されないので、画像データ取得期間開始時の浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、初期化された電圧Vfd_init5が維持された状態にある。そして、画像データ取得期間が開始される前に露光が行われて、画素PxのフォトダイオードPDに光が入射される光量に応じた電荷が蓄積された後、タイミングT20から画像データ取得期間が開始される。ここで、タイミングT21からT40までの動作は、図11の場合と同じで、タイミングT22からT23のリセット信号FDRSTの後の浮遊拡散領域FDの電位はリセットトランジスタTrstのオン抵抗RonによりΔVfd_r_on4だけ高くなり、Vfd_after4となる。また、タイミングT26からT27の転送信号TXによってフォトダイオードPDで蓄積された電荷に応じて浮遊拡散領域FDの電位Vfdは、図11の場合と同様にΔVfd3だけ低くなり、Vfd_img3となる。
このように、補正データを作成するための遮光データを読み出す行と遮光データを読み出さない行とにおいて、フォトダイオードPDに蓄積された電荷を浮遊拡散領域FDに転送前の電位Vfd_after4および転送後の電位Vfd_img3はそれぞれ同じである。このため、画素アンプ(増幅トランジスタTamp)の入出力特性が非線形領域で使用する場合であっても図10(c)に示すように増幅トランジスタTampの出力電圧(選択トランジスタTselを介して垂直信号線VLINEに読み出される画素出力電圧)は補正データを作成するための遮光データを読み出す行と読み出さない行とで同じ電位差ΔVout5となる。この理由は、補正データを取得するための遮光データを読み出す行の各画素Pxの浮遊拡散領域FDに対して電位変動を与えるような駆動を行わないため、画素Pxの増幅トランジスタTampの動作点が変化しないからである。
このように、本実施形態における電子カメラ100は、増幅トランジスタTampの入出力特性351が非線形である場合でも、補正データを作成するための遮光データを読み出す行と補正データを作成するための遮光データを読み出さない行との間で画素出力電圧は変わらないので、図5の画像203のような固定パターンノイズが現れない。
尚、本実施形態では、電子カメラ100を例に挙げて説明したが、電子カメラ100ではなく、例えば固体撮像素子103の内部に補正データ算出部107や減算部108と同様の動作を行う補正回路を設けても構わない。
このように、本実施形態に係る電子カメラ100は、増幅トランジスタTampの入出力特性351が非線形な領域で使用する場合でも図5の画像203のように画質を損なうことなく水平方向のノイズ成分を除去することができ、高品質な撮影画像を得ることができる。
以上、本発明に係る撮像装置について、実施形態で例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
100・・・電子カメラ;101・・・光学系;102・・・メカニカルシャッタ;103・・・固体撮像素子;104・・・AFE;105・・・切換部;106・・・ラインメモリ;107・・・補正データ算出部;108・・・減算部;109・・・画像バッファ;110・・・画像処理部;111・・・制御部;112・・・メモリ;113・・・操作部;114・・・表示部;115・・・メモリカードI/F;115a・・・メモリカード;151・・・画素アレイ;152・・・垂直駆動回路:153・・・CDS回路;154・・・水平出力回路;155・・・水平駆動回路;Px・・・画素;Pw・・・電流源;VLINE・・・垂直信号線;Camp・・・カラムアンプ;ダーク用スイッチ・・・Sdi,Sdo;シグナル用スイッチ・・・Ssi,Sso;ダーク用コンデンサ・・・Cd;シグナル用コンデンサ・・・Cs;AMPout・・・出力アンプ;PD・・・フォトダイオード;Ttx・・・転送用トランジスタ;Trst・・・リセット用トランジスタ;Tamp・・・増幅用トランジスタ;Tsel・・・選択用トランジスタ;FD・・・浮遊拡散領域;FDRST・・・リセット信号;TX・・・転送信号;SEL・・・選択信号;DARK_S/H・・・ダーク用サンプルホールド信号;SIGNAL_S/H・・・シグナル用サンプルホールド信号;GH1,GH2,GH3,GH4・・・水平出力信号

Claims (3)

  1. 複数の画素が行列状に配置された撮像部と、
    露光前の補正データ取得期間に、行方向の画像データのばらつきを補正するための補正データを前記撮像部の一部の行から取得し、露光後の画像データ取得期間に、前記補正データを取得する行を含む画像撮影された行から取得した画像データを補正する補正部と
    を備える撮像装置において、
    前記撮像部は、
    光量に応じた電荷を蓄積する光電変換部と、前記電荷を浮遊拡散領域に転送する転送トランジスタと、前記浮遊拡散領域に保持された電荷に応じた画素信号を出力する増幅トランジスタと、前記浮遊拡散領域に保持された電荷をリセットするリセットトランジスタと、を有する複数の画素が行列状に配置された画素アレイと、
    露光前の補正データ取得期間前記補正データを取得する行および前記補正データを取得しない行の前記リセットトランジスタをオフに制御して、前記画素アレイの前記補正データを取得する行から前記画素信号を前記補正データとして読み出す第1の読み出し制御と、露光後の画像データ取得期間に前記画素アレイの前記補正データを取得する行を含む画像撮影された行から前記画素信号を画像データとして読み出す第2の読み出し制御と、を切り替えて読み出す読み出し制御部と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1の読み出し制御は、前記補正データ取得期間に、前記補正データを取得する行の前記転送トランジスタをオフに制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置において、
    前記第1の読み出し制御は、前記補正データ取得期間に、前記画素アレイの中央部に位置する行の前記画素信号を前記補正データとして読み出すことを特徴とする撮像装置。
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