JP5163116B2 - 半導体レーザ駆動装置及びその半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

半導体レーザ駆動装置及びその半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、レーザプリンタやデジタル複写機における光書込み装置に関し、特に、その光源として使用される複数のレーザ光ビームを出射することができる半導体レーザ素子(マルチビームレーザ)の駆動に用いて、レーザ出力の制御を高速でかつ安定して行うことができる半導体レーザ駆動装置及びその半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、半導体レーザのレーザ光を記録媒体上に画像信号に応じて露光走査して画像を記録するレーザ記録装置においては、該半導体レーザのレーザ出力を一定にするための制御を行う光量制御が行われていた。
半導体レーザが急激に発光し始めるときのしきい値電流Ithや、所望のレーザ出力に必要となるしきい値電流Ith以上の領域を対象とした発光電流Iηは、製造工程のばらつきによって半導体レーザごとにばらつく。ただし、発光電流Iηに対して半導体レーザの発光量は直線的に増加するため、半導体レーザにおける発光電流と発光量は常に比例関係にある。
通常、半導体レーザ駆動装置では、半導体レーザに対して定常的に供給するバイアス電流Ibiと、画像情報に応じて変調して供給するスイッチ電流Iswとからなる動作電流Iop(バイアス電流Ibi+スイッチ電流Isw)を、実際のレーザ出力状態を検知しながら適宜調整することにより、常に所望のレーザ出力が安定して得られるようになっていた。
このような半導体レーザ駆動装置による光量制御の場合、バイアス電流Ibiは、しきい値電流Ithよりも小さい値で、かつ該しきい値電流Ithに近い値であるほど、画像形成時における半導体レーザの入力パルス信号に対する応答特性が良くなることが知られていた。このため、通常、バイアス電流Ibiは、しきい値電流Ithよりも若干小さい値に設定されていた。
しきい値電流Ithを半導体レーザごとに検出し、該検出したしきい値電流Ithに基づいてバイアス電流Ibiを設定する技術として次のようなものがあった。
第1に、複数の基準電圧とサンプルホールド回路でしきい値電流Ithを検出してバイアス電流Ibiを設定するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。この場合、アナログ的に容量に電荷を保存するサンプルホールド回路を使用する方式では、ホールド期間のリーク電流によるバイアス電流Ibiの変動が懸念される。特に、ホールド期間が長くなった場合にリーク電流による誤差が大きくなるという問題があった。
第2に、A/Dコンバータで半導体レーザの発光量を検出し、D/Aコンバータでバイアス電流Ibiとスイッチ電流Iswを設定するものがあった(例えば、特許文献2参照。)。このようなD/Aコンバータで設定する場合、前記のようなサンプルホールド回路でのリークの問題はなくなる。しかし、光量の設定精度に依存するが、一般的に前記のようなD/Aコンバータには10ビット程度かそれ以上の分解能が必要になるため、回路規模が大きくなり、半導体集積回路に内蔵する場合、チップサイズが大きくなってコストアップになるという問題があった。
一方、半導体レーザを光源とするレーザプリンタやデジタル複写機の分野では、高解像度化と高速化の要求が強くなってきている。入力画像データに応じて半導体レーザの駆動をオン/オフ制御する速度である変調速度には限度があり、レーザ光のビーム数が1本である場合、解像度やプリント速度を上げるために変調速度を上げる必要があった。したがって、変調速度を上げずに解像度やプリント速度を上げるには、レーザ光のビーム数を増やすしかなかった。レーザ光のビーム数を例えば4本にした場合は、変調速度とプリント速度が1本の場合と同じであると仮定すると、主走査及び副走査方向(横縦方向)の解像度を2倍に向上させることができる。解像度が同じである場合は、プリント速度を4倍近くに上げられる可能性がある。
光源として使用される半導体レーザは、レーザ光が活性層と平行な方向に取り出される構造をなす端面発光型レーザ素子(以下、端面発光レーザと呼ぶ)と、レーザ光が活性層に垂直な方向に取り出される構造をなす面発光型レーザ素子(以下、面発光レーザと呼ぶ)とに大別される。端面発光レーザの場合、ビーム数が1、2又は4本のものがプリンタや複写機に使用されている。ビーム数が8本必要な場合は、1ビームのシングルレーザを8本、2ビームのマルチビームレーザを4本、又は4ビームのマルチビームレーザを2本使用するという選択肢がある。ビーム数が増えるほど、レーザ素子は高価になる。マルチビームレーザのレーザ間の光軸は安定しているため、複数のビームが必要な場合は、シングルレーザを機器上で個別に調整するよりも、マルチビームレーザを使用する方がレーザ間の光軸調整が容易になる。
また、高速化及び高解像度化を図るためにレーザ光のビーム数を増やすという観点からすると、端面発光レーザでは、これ以上ビーム数を増やすことは技術的に難しいとされており、構造上、端面発光レーザよりも面発光レーザの方がレーザ光のビーム数を増やすのに有利である。このような理由から、近年、レーザ素子を光源とするレーザプリンタやデジタル複写機の分野において、高解像度化及び高速化の要求に応えるために、レーザ光源として、多数のレーザ光ビームを出射することができる面発光レーザを使用した装置の開発が進められている。面発光レーザは、ビーム数を30〜40本にすることができる。
通常、端面発光レーザは、レーザ素子内部に受光素子を1つ有しているため、受光素子を1つ内蔵している4ビームのマルチビームレーザ2本を使用して8ビームを構成する場合でも、光量調整期間の各1/4を1ビームの光量調整に割り当てることができる。一方、面発光レーザの場合は、その構造上、レーザ素子内部に受光素子を有することができないため、レーザ素子の外部に受光素子を設ける必要があった。また、レーザの光軸が近接しているため、異なるビームを、同時に異なる受光素子で個別に検出するのは困難であった。これらのことから、面発光レーザでは、例えばビーム数が40ある場合、光量調整期間の各1/40しか1ビームの光量調整に割り当てることができなかった。
1走査(ライン)期間中、光量調整に割り当てられる期間は限られている。仮に1走査期間に4ビームの光量調整ができる光量制御装置で40ビームの面発光レーザの光量制御を行う場合、10走査に1回しかレーザビームの光量調整を行うことができなかった。特に、容量によるサンプルホールド回路を使用して電流を生成する場合、光量調整ができない期間は回路をホールドしておく必要があり、10走査に1回の光量調整では、1走査ごとに行う場合よりもホールド期間が10倍になり、この期間のリーク電流による設定電流の変動を無視することができなかった。
図13は、従来の半導体レーザ駆動装置の回路構成例を示した概略のブロック図であり、図13を使用して、発光電流を設定するためのD/Aコンバータに必要とされるビット数について説明する。
図13において、バイアス電流制御回路からしきい値電流以下のバイアス電流が設定され、スイッチ電流制御回路からスイッチ電流が設定されるものとし、スイッチ電流は発光量に比例する設定になっているものとする。設定発光量には幅があり、発光電流設定範囲は、1.25mA〜5mAであるとする。例えば、発光量の設定分解能が0.5%以下になるようにするためには、発光電流の設定分解能が0.5%以下である必要があった。
D/Aコンバータの最大出力電流を5mAとし、出力電流の最小値が1.25mAであっても、少なくとも200ステップ(0.5%、6.25μAの分解能)必要であり、1.25mAで250ステップ(0.4%、5μAの分解能)の設定にすると、5mAでは1000ステップ(5mA/5μA)必要である。すなわち、発光電流値を設定するD/Aコンバータは、10ビットの分解能が必要となる。
D/Aコンバータは、ビット数が大きくなるほど要求される出力精度が高くなる。概算で、1ビット増えると半導体集積回路(IC)上のデバイス面積は2倍になる。前記のような40ビームのマルチビームレーザを駆動する場合、10ビットのD/Aコンバータを同一IC上に40個必要になり、チップサイズやコストの増大要因になっていた。
特許第3687621号公報 特許第3365094号公報
このように、機器の高速化や高解像度化を図るために、レーザ光のビーム数を増加させる方向にある。ビーム数を増やすと光量調整ができない期間が長くなるため、アナログ方式のサンプルホールド回路で光量調整を行うとホールド期間のリーク電流によるバイアス電流の変動が懸念される。定電流とデジタルデータに基づいて所定の電流を生成するD/Aコンバータ方式ではこのような問題は発生しない。しかし、D/Aコンバータ方式では、回路規模が大きくなり、従来のシングルビームを駆動するための回路をマルチビームのビーム数と同じだけ用意すると、半導体集積回路に集積する場合、チップサイズが増大しコストアップになるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、回路規模を小さくすることができ、集積化を行った場合に発熱、実装及び製造歩留等の改善を図ることができる、複数の半導体レーザの発光量を制御する半導体レーザ駆動装置及びその半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置を得ることを目的とする。
この発明に係る半導体レーザ駆動装置は、半導体レーザのしきい値電流以下のバイアス電流とスイッチ電流を加算した駆動電流により各半導体レーザを駆動し、該各半導体レーザの発光量が所望の値になるように該各半導体レーザに供給する電流を制御する半導体レーザ駆動装置において、
入力された信号に応じた値の共通スイッチ電流を生成する共通スイッチ電流生成回路部と、
該共通スイッチ電流生成回路部で生成された共通スイッチ電流を基にして、入力された信号に応じた値の前記スイッチ電流を生成する、前記各半導体レーザに対応して設けられた各スイッチ電流生成回路部と、
入力された制御信号に応じて、対応する該スイッチ電流生成回路部で生成されたスイッチ電流の対応する前記半導体レーザへの出力制御を行う各スイッチ回路部と、
前記バイアス電流を生成して対応する前記半導体レーザに出力する各バイアス電流生成回路部と、
前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、該検出した各発光量が所望の値になるように前記共通スイッチ電流生成回路部、前記各スイッチ電流生成回路部及び前記各スイッチ回路部の動作制御を行う制御回路部と、
を備えるものである。
具体的には、前記制御回路部は、前記各半導体レーザの発光量を変える場合、前記共通スイッチ電流生成回路部に対して、前記共通スイッチ電流を該変化量に応じた値に変えさせるようにした。
また、前記制御回路部は、前記各スイッチ電流生成回路部に対して、対応して設定された比例定数を前記共通スイッチ電流に乗算した値の前記スイッチ電流を生成させるようにした。
この場合、前記制御回路部は、前記各半導体レーザの発光量を変える場合、前記各スイッチ電流生成回路部に対して、前記各比例定数を該変化量に応じた値に変えさせるようにした。
また、前記制御回路部は、前記各比例定数の設定範囲がそれぞれ同じである場合、該各比例定数の平均値が該設定範囲の中心値になるように、前記共通スイッチ電流の電流値の決定を行うようにした。
また、前記制御回路部は、前記各比例定数の設定範囲がそれぞれ同じである場合、該各比例定数の最大値と最小値の中心値が該設定範囲の中心値になるように、前記共通スイッチ電流の電流値の決定を行うようにしてもよい。
具体的には、前記共通スイッチ電流生成回路部は、D/Aコンバータで構成され、前記制御回路部から入力されたデジタルデータ信号に応じた値の前記共通スイッチ電流を生成するようにした。
また具体的には、前記各スイッチ電流生成回路部は、それぞれD/Aコンバータで構成され、前記共通スイッチ電流を基にして、前記制御回路部から入力されたデジタルデータ信号に応じた値の前記スイッチ電流をそれぞれ生成するようにした。
また、前記各バイアス電流生成回路部は、それぞれD/Aコンバータで構成されるようにしてもよい。
具体的には、前記制御回路部は、
前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、検出した光量に応じた電流を生成して出力する受光素子と、
該受光素子から出力された電流を電圧に変換して出力する電流‐電圧変換回路と、
該電流‐電圧変換回路からの出力電圧をA/D変換して出力するA/D変換回路と、
該A/D変換回路からの出力信号から前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、該検出した各発光量が所望の値になるように前記共通スイッチ電流生成回路部、前記各スイッチ電流生成回路部及び前記各スイッチ回路部の動作制御を行う制御回路と、
を備えるようにした。
また、前記共通スイッチ電流生成回路部、各スイッチ電流生成回路部、各スイッチ回路部、各バイアス電流生成回路部及び制御回路は、1つのICに集積されるようにしてもよい。
また、この発明に係る画像形成装置は、前記いずれかの半導体レーザ駆動装置を備えたものである。
本発明の半導体レーザ駆動装置及びその半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置によれば、制御回路部からの信号に応じて共通スイッチ電流生成回路部で生成された共通スイッチ電流を基にして、制御回路部からの信号に応じた各スイッチ電流を各スイッチ電流生成回路部でそれぞれ生成するようにした。このことから、共通スイッチ電流生成回路部及び各スイッチ電流生成回路部をそれぞれD/Aコンバータで構成した場合、回路規模を小さくすることができるため、集積化を行った際のチップサイズやチップコストを低減させることができると共に、実装及び製造歩留等の改善を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1に示すように、マルチビームレーザを使用した場合、所望の発光量を得るために必要となる駆動電流は、製造ばらつきによってシングルビームレーザの場合と同様にレーザ素子ごとに大きくばらつく。しかし、同じレーザ素子内の各半導体レーザは同じ工程で製造されているため、該半導体レーザ間のばらつきはレーザ素子ごとのばらつきよりも小さくなる。具体的には、駆動電流に対する発光量の比率である微分効率は、レーザ製造工程のばらつきによってレーザ素子ごとには0.5W/A〜1W/A程度ばらつく。これに対して、レーザ素子内の異なる半導体レーザ間の微分効率のばらつきは±10%程度である。
このようなことから、本発明の半導体レーザ駆動装置では、複数の半導体レーザを有するマルチビームレーザのレーザ素子の駆動制御を行う際、発光量の設定範囲に対応したスイッチ電流の設定とレーザ素子ごとの大きなばらつきは、高分解能であり、かつ出力電流範囲の広いD/Aコンバータから供給する共通スイッチ電流で設定及び補正を行い、レーザ素子内の半導体レーザ間でのばらつきは、半導体レーザごとにD/Aコンバータを設け、前記共通スイッチ電流の電流値に該D/Aコンバータのデジタルデータによって決まる値を乗算した個別のスイッチ電流によって補正を行うようにする。このようにすることにより、高分解能で出力電流範囲の広い1つのD/Aコンバータに加えて、レーザ素子内の半導体レーザ間のばらつきを補正できるだけの低分解能のD/Aコンバータを半導体レーザの数と同じだけ用意すればよく、高分解能のD/Aコンバータを半導体レーザの数と同じだけ用意する従来の方式よりも回路規模を小さくすることができる。
第1の実施の形態.
図2は、本発明の第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の構成例を示したブロック図である。
図2において、半導体レーザ駆動装置1は、複数のレーザ光ビームを出射することができるマルチビームレーザ等のようなレーザ素子を構成するレーザダイオードからなる各半導体レーザLD1〜LDn(nは、n>1の整数)に対して、それぞれ所望の光量が得られるように駆動制御を行うものである。
半導体レーザ駆動装置1は、前記共通スイッチ電流Iswcを生成する共通スイッチ電流生成回路2と、対応する半導体レーザLD1〜LDnに供給する、共通スイッチ電流Iswcに応じたスイッチ電流Isw1〜Iswnを生成して出力するスイッチ電流生成回路SI1〜SInと、対応する半導体レーザLD1〜LDnに供給するバイアス電流Ib1〜Ibnを生成して出力するバイアス電流生成回路BI1〜BInとを備えている。更に、半導体レーザ駆動装置1は、スイッチ電流生成回路SI1〜SInから出力されたスイッチ電流Isw1〜Iswnを、対応する半導体レーザLD1〜LDnに出力するスイッチSW1〜SWnと、フォトダイオードPDと、フォトダイオードPDから出力される電流を電圧に変換して出力する光量検出回路3と、共通スイッチ電流生成回路2、スイッチ電流生成回路SI1〜SIn、バイアス電流生成回路BI1〜BIn及びスイッチSW1〜SWnの動作制御を行う制御回路4とを備えている。
なお、共通スイッチ電流生成回路2は共通スイッチ電流生成回路部をなし、スイッチ電流生成回路SI1〜SInはそれぞれスイッチ電流生成回路部をなす。また、スイッチSW1〜SWnはそれぞれスイッチ回路部をなし、バイアス電流生成回路BI1〜BInはそれぞれバイアス電流生成回路部をなし、光量検出回路3、制御回路4及びフォトダイオードPDは制御回路部をなす。また、共通スイッチ電流生成回路2、スイッチ電流生成回路SI1〜SIn、バイアス電流生成回路BI1〜BIn、スイッチSW1〜SWn及び制御回路4は1つのICに集積するようにしてもよい。
共通スイッチ電流生成回路2は、10ビットのD/Aコンバータで構成され、制御回路4から入力されるデジタルデータ信号CODEcに応じた共通スイッチ電流Iswcを生成する。
スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、それぞれD/Aコンバータで構成され、制御回路4から対応して入力されるデジタルデータ信号CODE1〜CODEnに応じた、共通スイッチ電流Iswcに比例するスイッチ電流Isw1〜Iswnを生成して出力する。すなわち、スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、入力されたデジタルデータ信号CODE1〜CODEnに応じた比例定数α1〜αnを前記共通スイッチ電流Iswcに乗算してスイッチ電流Isw1〜Iswnを生成する。
バイアス電流生成回路BI1〜BInは、生成するバイアス電流Ib1〜Ibnが、対応する半導体レーザLD1〜LDnのしきい値電流付近か又はしきい値電流よりも少し小さい値になるように設定されており、D/Aコンバータで構成されるようにしてもよい。バイアス電流生成回路BI1〜BInは、生成したバイアス電流Ib1〜Ibnを対応する半導体レーザLD1〜LDnに供給する。
スイッチSW1〜SWnは、制御回路4から出力された制御信号SC1〜SCnに応じてスイッチングを行い、オンして導通状態になると対応するスイッチ電流生成回路SI1〜SInから出力されたスイッチ電流Isw1〜Iswnを対応する半導体レーザLD1〜LDnに出力する。
また、光量検出回路3は、電流‐電圧変換回路11とA/Dコンバータ12とで構成されており、電流‐電圧変換回路11は、フォトダイオードPDから出力された電流を電圧に変換して出力し、A/Dコンバータ12は、電流‐電圧変換回路11の出力電圧をA/D変換してデジタルデータ信号CODEaを生成して制御回路4に出力する。
制御回路4は、A/Dコンバータ12から入力されたデジタルデータ信号CODEaに基づいて、半導体レーザLD1〜LDnがそれぞれ所望の光量になるようにデジタルデータ信号CODEc,CODE1〜CODEn及び制御信号SC1〜SCnをそれぞれ生成して出力する。
このような構成において、制御回路4による共通スイッチ電流Iswcの設定動作について、図3のフローチャートを使用して説明する。
図3において、まず最初に、制御回路4は、ステップS1で、共通スイッチ電流Iswcが0になるようにデジタルデータ信号CODEcを生成して出力すると共に、スイッチSW1〜SWnをそれぞれオフさせて遮断状態にし、更にバイアス電流生成回路BI1〜BInに対してバイアス電流Ib1〜Ibnの出力を停止させる。次に、制御回路4は、ステップS2で、比例定数α1が設定範囲の中心値になるようにデジタルデータ信号CODE1を生成して出力し、ステップS3で、バイアス電流生成回路Bi1に対してバイアス電流Ib1を出力させた後、ステップS4で、スイッチSW1をオンさせて導通状態にする。
次に、制御回路4は、ステップS5で、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えるまで、共通スイッチ電流生成回路2に対して、デジタルデータ信号CODEcを使用して共通スイッチ電流Iswcを増加させる。制御回路4は、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えたときの共通スイッチ電流Iswcの電流値Iswc1を記憶する。
制御回路4は、ステップS6で、前記ステップS2〜S5と同様の動作を、スイッチ電流生成回路SI2〜SIn、バイアス電流生成回路BI2〜BIn及びスイッチSW2〜SWnに対してそれぞれ行い、このとき得られた共通スイッチ電流Iswcの各電流値Iswc2〜Iswcnをそれぞれ記憶する。次に、制御回路4は、ステップS7で、各電流値Iswc1〜Iswcnの平均値を算出して記憶する。制御回路4は、このようにして記憶した平均値に共通スイッチ電流Iswcがなるようにデジタルデータ信号CODEcを生成して共通スイッチ電流生成回路2に出力する。なお、制御回路4は、ステップS7で、各電流値Iswc1〜Iswcnの最大値と最小値の中心値に共通スイッチ電流Iswcがなるように、デジタルデータ信号CODEcを生成して共通スイッチ電流生成回路2に出力するようにしてもよい。
次に、制御回路4による各比例定数α1〜αnの算出方法について、図4のフローチャートを使用して説明する。
図4において、まず最初に、制御回路4は、ステップS11で、共通スイッチ電流Iswcが0になるようにデジタルデータ信号CODEcを生成して出力すると共に、スイッチSW1〜SWnをそれぞれオフさせて遮断状態にし、更にバイアス電流生成回路BI1〜BInに対してバイアス電流Ib1〜Ibnの出力を停止させる。次に、制御回路4は、ステップS12で、共通スイッチ電流Iswcが前記図3のようにして記憶した前記平均値になるように、デジタルデータ信号CODEcを生成して共通スイッチ電流生成回路2に出力する。
次に、制御回路4は、ステップS13で、各比例定数α1〜αnが設定範囲の下限値になるように各デジタルデータ信号CODE1〜CODEnを生成して出力する。この後、制御回路4は、ステップS14で、バイアス電流生成回路Bi1に対してバイアス電流Ib1を出力させた後、ステップS15で、スイッチSW1をオンさせて導通状態にする。次に、制御回路4は、ステップS16で、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えるまで、比例定数α1の値を大きくし、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えたときの比例定数α1の値を記憶する。
制御回路4は、ステップS17で、前記ステップS12〜S16と同様の動作を、スイッチ電流生成回路SI2〜SIn、バイアス電流生成回路BI2〜BIn及びスイッチSW2〜SWnに対してそれぞれ行い、得られた各比例定数α2〜αnの値をそれぞれ記憶する。制御回路4は、このようにして記憶した各比例定数α1〜αnになるように、デジタルデータ信号CODE1〜CODEnを生成して対応するスイッチ電流生成回路SI1〜SInに出力する。
次に、制御回路4は、定期的に各半導体レーザLD1〜LDnの発光量の補正を行うが、該補正動作について図5のフローチャートを使用して説明する。
図5において、まず最初に、制御回路4は、ステップS21で、スイッチSW1〜SWnをそれぞれオフさせて遮断状態にすると共に、バイアス電流生成回路BI1〜BInに対してバイアス電流Ib1〜Ibnの出力を停止させ、共通スイッチ電流Iswcが、前記図3のようにして記憶した前記平均値になるように、デジタルデータ信号CODEcを生成して共通スイッチ電流生成回路2に出力すると共に、前記図4のようにして記憶した各比例定数α1〜αnになるように、デジタルデータ信号CODE1〜CODEnを生成して対応するスイッチ電流生成回路SI1〜SInに出力する。
次に、制御回路4は、ステップS22で、バイアス電流生成回路Bi1に対してバイアス電流Ib1を出力させた後、ステップS23で、スイッチSW1をオンさせて導通状態にする。この後、制御回路4は、ステップS24で、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量に応じて比例定数α1の調整を行う。具体的には、制御回路4は、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えていると、比例定数α1が小さくなるようにデジタルデータ信号CODE1を生成して出力する。
また、制御回路4は、A/Dコンバータ12から入力されるデジタルデータ信号CODEaが示す光量が、外部から入力された基準デジタルデータ信号CODErが示す光量を超えていなければ、比例定数α1が大きくなるようにデジタルデータ信号CODE1を生成して出力する。制御回路4は、ステップS25で、前記ステップS22〜S24と同様の動作を、スイッチ電流生成回路SI2〜SIn、バイアス電流生成回路BI2〜BIn及びスイッチSW2〜SWnに対してそれぞれ行い、各半導体レーザLD1〜LDnの発光量の補正を行う。
このように、各半導体レーザLD1〜LDnは、図6で示すように、対応するバイアス電流Ib1〜Ibnが入力されると共に、対応するスイッチSW1〜SWnがオンすると、対応するスイッチ電流Isw1〜Iswnが加算されて入力されて所定の光量で発光し、対応するスイッチSW1〜SWnがオフすると、発光を停止する。
一方、前記説明では、バイアス電流生成回路BI1〜BInは、所定のバイアス電流Ib1〜Ibnを出力するようにしていたが、消灯時に常時、半導体レーザにしきい値電流付近の電流を流した場合、おおよそ500μW以下の半導体レーザのLED発光によって感光体が反応し、いわゆる地肌汚れが発生する可能性がある。更に、常時、半導体レーザにしきい値電流付近の電流を流すことにより、半導体レーザの寿命が短くなる可能性もある。
そこで消灯時にバイアス電流生成回路からバイアス電流を常時流すのではなく、制御信号SC1〜SCnに連動させてバイアス電流の出力制御を行うようにして、消灯時に半導体レーザに流れる電流を少なくし、点灯直前にしきい値電流付近のバイアス電流を生成し、点灯時にバイアス電流を半導体レーザに供給するようにしてもよい。また、制御回路4からの制御信号に応じて、複数の値のバイアス電流Ib1〜Ibnを生成して出力するようにしてもよく、例えば、3種類のバイアス電流Ib1〜Ibnを生成して出力する場合、図6は図7のようになる。
ここで、図8は、図2の半導体レーザ駆動装置1の具体的な回路例を示した図である。なお、図2では、スイッチSW1〜SWnは、スイッチ電流生成回路SI1〜SInの各出力端と半導体レーザLD1〜LDnのアノードとの間に対応して設けられていたが、図8では、スイッチSW1〜SWnは、制御回路4から出力された各デジタルデータ信号CODE1〜CODEnの、対応するスイッチ電流生成回路SI1〜SInへの入力制御を行うように設けられている場合を例にして示している。
図8において、共通スイッチ電流生成回路2は、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタMA0〜MA9,MB0〜MB10及び定電流源21で構成されている。また、スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、同じ回路構成をなしており、それぞれPMOSトランジスタMC0〜MC7,MD0〜MD7で構成されている。また、スイッチSW1〜SWnは、同じ回路構成をなしており、それぞれAND回路AN0〜AN6及びインバータIV0〜IV7で構成されている。
共通スイッチ電流生成回路2において、NMOSトランジスタMB0〜MB10はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタMB0〜MB10において、各ソースはそれぞれ接地電圧に接続され、各ゲートは接続されて該接続部はNMOSトランジスタMB10のドレインに接続されている。
電源電圧VccとNMOSトランジスタMB10のドレインとの間には定電流源21が接続されている。PMOSトランジスタM1において、ソースは電源電圧Vccに接続され、ゲートはドレインに接続されている。PMOSトランジスタM1のドレインとNMOSトランジスタMB0〜MB9の各ドレインとの間には、NMOSトランジスタMA0〜MA9が対応して接続されている。NMOSトランジスタMA0〜MA9の各ゲートには、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEcを構成するデータ信号D0〜D9が対応して入力されている。
次に、前記のように、スイッチ電流生成回路SI1〜SInは同じ回路構成であると共に、スイッチSW1〜SWnは同じ回路構成であることから、任意のスイッチ電流生成回路SIk(k=1〜n)とスイッチSWkを例にして説明する。
スイッチ電流生成回路SIkにおいて、PMOSトランジスタMC0〜MC7は、共通スイッチ電流生成回路2のPMOSトランジスタM1と共にカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタMC0〜MC7において、各ソースはそれぞれ電源電圧Vccに接続され、各ゲートは接続されて該接続部はPMOSトランジスタM1のゲートに接続されている。また、PMOSトランジスタMC0〜MC7の各ドレインは、対応するPMOSトランジスタMD0〜MD7のソースに接続され、PMOSトランジスタMD0〜MD7の各ドレインは接続され、該接続部は、スイッチ電流生成回路SIkの出力端をなし、半導体レーザLDkのアノードに接続されている。
次に、スイッチSWkにおいて、AND回路AN0〜AN6の各一方の入力端には、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEkを構成するデータ信号D0〜D6が対応して入力されており、AND回路AN0〜AN6の各他方の入力端には制御回路4からの制御信号SCkがそれぞれ入力されている。AND回路AN0〜AN6の各出力端は、対応するインバータIV0〜IV6の入力端にそれぞれ接続され、インバータIV0〜IV6の各出力端は、対応するPMOSトランジスタMD0〜MD6のゲートにそれぞれ接続されている。また、インバータIV7の入力端には制御信号SCkが入力されており、インバータIV7の出力端はPMOSトランジスタMD7のゲートに接続されている。
このような構成において、NMOSトランジスタMA0〜MA9が、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEcをなすデータ信号D0〜D9の信号レベルに応じてオン/オフし、該オン/オフ動作によって、NMOSトランジスタMB0〜MB9のドレインが、選択的にPMOSトランジスタM1のドレインに接続される。例えば、デジタルデータ信号CODEcをなすデータ信号D0〜D9の内、データ信号D0のみがハイレベルである場合、NMOSトランジスタMA0がオンして導通状態になり、NMOSトランジスタMA1〜MA9がそれぞれオフして遮断状態になる。このことにより、定電流源21から出力された定電流Icが、NMOSトランジスタMB10とNMOSトランジスタMB0のカレントミラー回路によって、定電流源21から出力された定電流Icに比例した電流、すなわちNMOSトランジスタMB10とNMOSトランジスタMB0とのトランジスタサイズ比で決まる比例定数を定電流Icに乗算した電流がPMOSトランジスタM1のドレインに供給される。
スイッチ電流生成回路SIkにおいて、制御回路4からの制御信号SCkがハイレベルである場合、PMOSトランジスタMD7がオンして導通状態になると共に、PMOSトランジスタMD0〜MD6が、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEkをなすデータ信号D0〜D6の信号レベルに応じてオン/オフし、該オン/オフ動作によって、PMOSトランジスタMC0〜MC6のドレインが、選択的に半導体レーザLDkのアノードに接続される。例えば、デジタルデータ信号CODEkをなすデータ信号D0〜D6の内、データ信号D0のみがハイレベルである場合、PMOSトランジスタMD0がオンして導通状態になり、NMOSトランジスタMD1〜MD6がそれぞれオフして遮断状態になる。
このことにより、PMOSトランジスタM1に流れる共通スイッチ電流Iswcが、PMOSトランジスタM1、MC0及びMC7のカレントミラー回路によって、共通スイッチ電流Iswcに比例した電流、すなわちPMOSトランジスタM1とPMOSトランジスタMC0とのトランジスタサイズ比で決まる比例定数を共通スイッチ電流Iswcに乗算した電流と、PMOSトランジスタM1とPMOSトランジスタMC7とのトランジスタサイズ比で決まる比例定数を共通スイッチ電流Iswcに乗算した電流を加算した電流が半導体レーザLDkに供給される。また、制御回路4からの制御信号SCkがローレベルである場合は、デジタルデータ信号CODEkに関係なくPMOSトランジスタMD0〜MD6はそれぞれオフして遮断状態になると共に、PMOSトランジスタMD7がオフして遮断状態になり、スイッチ電流Iswkの出力が停止する。
例えば、NMOSトランジスタMB0〜MB9の各トランジスタサイズは、NMOSトランジスタMB0を1とすると、任意のNMOSトランジスタMBh(h=0〜9)は、NMOSトランジスタMB0の2倍のトランジスタサイズを有している。同様に、PMOSトランジスタMC0〜MC6の各トランジスタサイズは、PMOSトランジスタMC0を1とすると、任意のPMOSトランジスタMCi(i=0〜6)は、PMOSトランジスタMC0の2倍のトランジスタサイズを有している。また、PMOSトランジスタMC7のトランジスタサイズはPMOSトランジスタMC0の336倍であり、PMOSトランジスタM1のトランジスタサイズはPMOSトランジスタMC0の400倍である。
ここで、半導体レーザLD1〜LDnに対する設定発光量には幅があり、例えばスイッチ電流の設定範囲が1.25mA〜5mAであるとする。仮に、半導体レーザLD1〜LDnの発光量の設定分解能が0.5%以下であるようにするためには、スイッチ電流の設定分解能が0.5%以下である必要がある。D/Aコンバータの最大出力電流を5mAとし、スイッチ電流の最小設定値である1.25mAを出力する場合でも、少なくとも200ステップ(0.5%、6.25μA分解能)必要である。また、スイッチ電流が1.25mAで250ステップ(0.4%、5μA分解能)の設定にすると、スイッチ電流が5mAのときでは1000ステップ(5mA/5μA)必要になる。すなわち、スイッチ電流値を設定するD/Aコンバータは、10ビットの分解能が必要になり、共通スイッチ電流生成回路2は、10ビットのD/Aコンバータをなしている。
共通スイッチ電流Iswcが0〜5mAで、共通スイッチ電流Iswcが1.25mAに設定されたときのDACコードは256であり、0.4%の分解能を有している。前記のように、共通スイッチ電流生成回路2と、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、カレントミラー回路で接続されている。トランジスタサイズ比は、共通スイッチ電流生成回路2のPMOSトランジスタM1が400であるのに対して、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInの各PMOSトランジスタMC7は336であり、制御回路4から出力される制御信号SC1〜SCnがハイレベルである間は、該各PMOSトランジスタMC7はそれぞれ常時オンしている。
このため、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInにおけるPMOSトランジスタMC0〜MC6から出力される電流が、対応するデジタルデータ信号CODE1〜CODEnの各データ信号D0〜D6によって選択されて対応する半導体レーザLD1〜LDnに出力される。このように、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、それぞれ7ビットのD/Aコンバータをなしており、共通スイッチ電流Iswcの−16%〜+16%範囲を0.25%の分解能で制御して各スイッチ電流Isw1〜Iswnを生成して出力する。
具体的には、デジタルデータ信号CODEkと比例定数αkとの関係例は、下記(表1)のようになる。デジタルデータ信号CODE1〜CODEnの各データ信号D0〜D6による分解能は、1/400=0.25%になる。
(表1)
Figure 0005163116
40ビームのマルチビームレーザにおいて、スイッチ電流の設定範囲が1.25mA〜5mAであり、スイッチ電流の設定分解能が0.5%以下になるようにするには、従来技術の場合、10ビットのD/Aコンバータが40個必要であったが、本発明では、前記のように、10ビットのD/Aコンバータが1個と、7ビットのD/Aコンバータが40個で実現することできるため、チップサイズやチップコストを低減させることができる。更に、各半導体レーザの発光量を同じ比率で変更する場合、スイッチ電流生成回路SI1〜SInへのデジタルデータ信号CODE1〜CODEnを変更せず、共通スイッチ電流生成回路2へのデジタルデータ信号CODEcのみを変更すればよく、デジタルデータを演算する演算回路は共通スイッチ電流生成回路2用に設けるだけでよく、更にチップサイズやチップコストを低減させることができる。
例えば、デジタルデータ信号CODEcが示すコードを512から256に変えると各半導体レーザの発光量も半分になるという動作について、n=3の場合を例にして説明する。
半導体レーザLD1〜LD3に供給されるバイアス電流Ib1〜Ib3がすべて1mAで等しく、デジタルデータ信号CODEcが示すコードが512でデジタルデータ信号CODE1〜CODE3が「1000000b」のときに各スイッチ電流Isw1〜Isw3はそれぞれ2mAになるとする。
微分効率は半導体レーザLD1〜LD3ごとに異なり、下記(表2)のように、スイッチ電流で補正して各半導体レーザの発光量が同じになるようにしている。また、図9及び図10は、半導体レーザの駆動電流と発光量との関係例を示した図であり、図9は比例定数αによるスイッチ電流の補正動作を示しており、図10は共通スイッチ電流を半分(Iswc→Iswc/2)に変更したときの場合を示している。
(表2)
Figure 0005163116
なお、図8では、共通スイッチ電流生成回路2から各スイッチ電流生成回路SI1〜SInにそれぞれPMOSトランジスタM1のゲート電圧Vcomを出力して共通スイッチ電流Iswcを出力する構成をなすようにした場合を例にして説明したが、共通スイッチ電流生成回路2から各スイッチ電流生成回路SI1〜SInにそれぞれ共通スイッチ電流Iswcを直接供給するようにしてもよく、このようにした場合、図8において、共通スイッチ電流生成回路2からPMOSトランジスタM1をなくし、PMOSトランジスタM1をスイッチ電流生成回路SI1〜SInにそれぞれ設けるようにすればよい。
また、図8の回路では、共通スイッチ電流生成回路2から共通スイッチ電流Iswcの情報を電圧Vcomで、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInにそれぞれ伝えている。このようにすると、共通スイッチ電流生成回路2と各スイッチ電流生成回路SI1〜SInを1つのICに集積した場合、これらの各回路は通常離れた位置に配置される。このため、共通スイッチ電流生成回路2の電源電圧Vccと各スイッチ電流生成回路SI1〜SInの各電源電圧Vccが変動した場合、前記電流情報が正しく各スイッチ電流生成回路SI1〜SInに伝わらない可能性があった。このような問題を解決するために、図8を図11のようにすればよい。なお、図11では、図8と同じもの又は同様のものは同じ符号で示し、ここではその説明を省略し、図8との相違点のみ説明する。
図11における図8との相違点は、共通スイッチ電流生成回路2において、NMOSトランジスタMA0〜MA9及びMB0〜MB10をそれぞれPMOSトランジスタに変えると共にNMOSトランジスタM2,ME1〜MEnを追加し、各スイッチ電流生成回路SI1〜SInに図8のPMOSトランジスタM1をそれぞれ追加したことにある。
図11において、共通スイッチ電流生成回路2は、PMOSトランジスタMA0〜MA9,MB0〜MB10、NMOSトランジスタM2,ME1〜MEn及び定電流源21で構成されている。また、スイッチ電流生成回路SI1〜SInは、それぞれPMOSトランジスタM1、MC0〜MC7及びMD0〜MD7で構成されている。
図11の共通スイッチ電流生成回路2において、PMOSトランジスタMB0〜MB10はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタMB0〜MB10において、各ソースはそれぞれ電源電圧Vccに接続され、各ゲートは接続されて該接続部はPMOSトランジスタMB10のドレインに接続されている。PMOSトランジスタMB10のドレインと接地電圧との間には定電流源21が接続されている。NMOSトランジスタM2において、ソースは接地電圧に接続され、ゲートはドレインに接続されている。NMOSトランジスタM2のドレインとPMOSトランジスタMB0〜MB9の各ドレインとの間には、PMOSトランジスタMA0〜MA9が対応して接続されている。PMOSトランジスタMA0〜MA9の各ゲートには、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEcのデータ信号D0〜D9が対応して入力されている。
NMOSトランジスタM2及びME1〜MEnはカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタME1〜MEnにおいて、各ソースはそれぞれ接地電圧に接続され、各ゲートは接続されて該接続部がNMOSトランジスタM2のゲートに接続されている。NMOSトランジスタME1〜MEnの各ドレインからの電流I1〜Inが、対応するスイッチ電流生成回路SI1〜SInの各PMOSトランジスタM1のドレインに供給される。このように、共通スイッチ電流Iswcの電流情報を電流I1〜Inで各スイッチ電流生成回路SI1〜SInに伝えるようにしたことから、電源電圧Vccが変動しても共通スイッチ電流Iswcの電流情報を各スイッチ電流生成回路SI1〜SInに正確に伝えることができる。なお、電源電圧Vccの変動が無視できる場合は、NMOSトランジスタME2〜MEnをなくし、NMOSトランジスタME1からの電流I1をスイッチ電流生成回路SI1〜SInの各PMOSトランジスタM1のドレインにそれぞれ供給するようにしてもよい。
次に、図12は、前記半導体レーザ駆動装置1を使用した画像形成装置の例を示した概略図である。
図12において、マルチビームレーザLDより照射されるレーザ光は、高速で定速回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)51で偏向され、結像レンズとしてのfθレンズ52を通り、感光体53の表面に集光結像する。偏向されたレーザ光は、感光体53が回転する方向と直交する方向(主走査方向)に露光走査され、画像信号のライン単位の記録を行う。感光体53の回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を繰り返すことによって、感光体53の表面上に画像(静電潜像)が形成される。
また、感光体53の一端近傍のレーザビームが照射される位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサ54が配置されている。該主走査同期信号をもとに主走査方向の画像記録タイミングの制御及び画像信号の入出力を行うための制御信号の生成が行われる。マルチビームレーザLDのしきい値電流及び発光電流の検出を一定の時間間隔で行い、しきい値電流は温度の変動を受けるため、印刷枚数や印刷ドット数をカウントして温度変化を予測して前記検出を行うようにしてもよい。パワー検出手段としては、レーザビームを光量測定のためのモニタビームと感光体上を走査するための走査ビームに分離する方法と、感光体53の一端近傍のレーザビームを照射される位置に、受光素子55を配置し実際の感光体53上のパワーを検出する方法がある。なお、CPU56からはリセット信号やしきい値電流発光電流検出開始信号が前記半導体レーザ駆動装置1に入力され、画像入力装置57からは、発光信号、光量制御実行信号が前記半導体レーザ駆動装置1にそれぞれ入力される。
このように、本第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置は、制御回路4からのデジタルデータ信号CODEcに応じてD/Aコンバータをなす共通スイッチ電流生成回路2で生成された共通スイッチ電流Iswcを基にして、制御回路4から出力されるデジタルデータ信号CODE1〜CODEnに応じた各スイッチ電流Isw1〜IswnをD/Aコンバータをなすスイッチ電流生成回路SI1〜SInでそれぞれ生成するようにした。このことから、スイッチ電流生成回路SI1〜SInをなすD/Aコンバータの回路規模を小さくすることができ、集積化を行った際のチップサイズやチップコストを低減させることができると共に、実装及び製造歩留等の改善を図ることができる。
マルチビームレーザにおける発光電流のばらつきを示した図である。 本発明の第1の実施の形態における半導体レーザ駆動装置の構成例を示したブロック図である。 制御回路4による共通スイッチ電流Iswcの設定動作例を示したフローチャートである。 制御回路4による各比例定数α1〜αnの算出動作例を示したフローチャートである。 制御回路4による半導体レーザLD1〜LDnの発光量補正動作例を示したフローチャートである。 スイッチ電流とバイアス電流の供給制御例を示したタイミングチャートである。 スイッチ電流とバイアス電流の他の供給制御例を示したタイミングチャートである。 図2の半導体レーザ駆動装置1の回路例を示した図である。 比例定数αによるスイッチ電流の補正動作例を示した図である。 共通スイッチ電流を半分に変更したときの動作例を示した図である。 図2の半導体レーザ駆動装置1の他の回路例を示した図である。 半導体レーザ駆動装置1を使用した画像形成装置の構成例を示した概略図である。 従来の半導体レーザ駆動装置の構成例を示したブロック図である。
符号の説明
1 半導体レーザ駆動装置
2 共通スイッチ電流生成回路
3 光量検出回路
4 制御回路
11 電流‐電圧変換回路
12 A/Dコンバータ
SI1〜SIn スイッチ電流生成回路
BI1〜BIn バイアス電流生成回路
SW1〜SWn スイッチ
PD フォトダイオード
LD1〜LDn 半導体レーザ

Claims (12)

  1. 半導体レーザのしきい値電流以下のバイアス電流とスイッチ電流を加算した駆動電流により各半導体レーザを駆動し、該各半導体レーザの発光量が所望の値になるように該各半導体レーザに供給する電流を制御する半導体レーザ駆動装置において、
    入力された信号に応じた値の共通スイッチ電流を生成する共通スイッチ電流生成回路部と、
    該共通スイッチ電流生成回路部で生成された共通スイッチ電流を基にして、入力された信号に応じた値の前記スイッチ電流を生成する、前記各半導体レーザに対応して設けられた各スイッチ電流生成回路部と、
    入力された制御信号に応じて、対応する該スイッチ電流生成回路部で生成されたスイッチ電流の対応する前記半導体レーザへの出力制御を行う各スイッチ回路部と、
    前記バイアス電流を生成して対応する前記半導体レーザに出力する各バイアス電流生成回路部と、
    前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、該検出した各発光量が所望の値になるように前記共通スイッチ電流生成回路部、前記各スイッチ電流生成回路部及び前記各スイッチ回路部の動作制御を行う制御回路部と、
    を備えることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  2. 前記制御回路部は、前記各半導体レーザの発光量を変える場合、前記共通スイッチ電流生成回路部に対して、前記共通スイッチ電流を該変化量に応じた値に変えさせることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。
  3. 前記制御回路部は、前記各スイッチ電流生成回路部に対して、対応して設定された比例定数を前記共通スイッチ電流に乗算した値の前記スイッチ電流を生成させることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ駆動装置。
  4. 前記制御回路部は、前記各半導体レーザの発光量を変える場合、前記各スイッチ電流生成回路部に対して、前記各比例定数を該変化量に応じた値に変えさせることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ駆動装置。
  5. 前記制御回路部は、前記各比例定数の設定範囲がそれぞれ同じである場合、該各比例定数の平均値が該設定範囲の中心値になるように、前記共通スイッチ電流の電流値の決定を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の半導体レーザ駆動装置。
  6. 前記制御回路部は、前記各比例定数の設定範囲がそれぞれ同じである場合、該各比例定数の最大値と最小値の中心値が該設定範囲の中心値になるように、前記共通スイッチ電流の電流値の決定を行うことを特徴とする請求項3又は4記載の半導体レーザ駆動装置。
  7. 前記共通スイッチ電流生成回路部は、D/Aコンバータで構成され、前記制御回路部から入力されたデジタルデータ信号に応じた値の前記共通スイッチ電流を生成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の半導体レーザ駆動装置。
  8. 前記各スイッチ電流生成回路部は、それぞれD/Aコンバータで構成され、前記共通スイッチ電流を基にして、前記制御回路部から入力されたデジタルデータ信号に応じた値の前記スイッチ電流をそれぞれ生成することを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の半導体レーザ駆動装置。
  9. 前記各バイアス電流生成回路部は、それぞれD/Aコンバータで構成されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の半導体レーザ駆動装置。
  10. 前記制御回路部は、
    前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、検出した光量に応じた電流を生成して出力する受光素子と、
    該受光素子から出力された電流を電圧に変換して出力する電流‐電圧変換回路と、
    該電流‐電圧変換回路からの出力電圧をA/D変換して出力するA/D変換回路と、
    該A/D変換回路からの出力信号から前記各半導体レーザの発光量の検出を行い、該検出した各発光量が所望の値になるように前記共通スイッチ電流生成回路部、前記各スイッチ電流生成回路部及び前記各スイッチ回路部の動作制御を行う制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の半導体レーザ駆動装置。
  11. 前記共通スイッチ電流生成回路部、各スイッチ電流生成回路部、各スイッチ回路部、各バイアス電流生成回路部及び制御回路は、1つのICに集積されることを特徴とする請求項10記載の半導体レーザ駆動装置。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置を備えた画像形成装置。
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