JP5161951B2 - スピントルク発振子および磁気記録装置 - Google Patents

スピントルク発振子および磁気記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5161951B2
JP5161951B2 JP2010263981A JP2010263981A JP5161951B2 JP 5161951 B2 JP5161951 B2 JP 5161951B2 JP 2010263981 A JP2010263981 A JP 2010263981A JP 2010263981 A JP2010263981 A JP 2010263981A JP 5161951 B2 JP5161951 B2 JP 5161951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
torque oscillator
spin
spin torque
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010263981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012114364A (ja
Inventor
昭彦 竹尾
倫仁 藤田
真理子 北崎
克彦 鴻井
仁志 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010263981A priority Critical patent/JP5161951B2/ja
Priority to US13/218,297 priority patent/US8467149B2/en
Publication of JP2012114364A publication Critical patent/JP2012114364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5161951B2 publication Critical patent/JP5161951B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/313Disposition of layers
    • G11B5/3143Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding
    • G11B5/3146Disposition of layers including additional layers for improving the electromagnetic transducing properties of the basic structure, e.g. for flux coupling, guiding or shielding magnetic layers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/313Disposition of layers
    • G11B5/3133Disposition of layers including layers not usually being a part of the electromagnetic transducer structure and providing additional features, e.g. for improving heat radiation, reduction of power dissipation, adaptations for measurement or indication of gap depth or other properties of the structure
    • G11B5/314Disposition of layers including layers not usually being a part of the electromagnetic transducer structure and providing additional features, e.g. for improving heat radiation, reduction of power dissipation, adaptations for measurement or indication of gap depth or other properties of the structure where the layers are extra layers normally not provided in the transducing structure, e.g. optical layers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B2005/0002Special dispositions or recording techniques
    • G11B2005/0005Arrangements, methods or circuits
    • G11B2005/0024Microwave assisted recording
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/11Magnetic recording head
    • Y10T428/1171Magnetic recording head with defined laminate structural detail

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

本発明の実施形態は、スピントルク発振子およびそれを用いた磁気記録装置に関する。
従来のスピントルク発振子として、発振層、中間層およびスピン注入層を含むスピントルク発振子が存在する。このようなスピントルク発振子において、スピントルク発振を開始するための駆動電流密度、すなわち臨界電流密度を下げることが重要である。
特開2010−80650号公報
Nature Materials 6 (6), pp.447-453
本発明の目的は、発振のための臨界電流密度が低下したスピントルク発振子を提供することである。
実施形態によれば、発振層と、スピン注入層と、それらの間に設けられたCu、AuまたはAgから成る中間層とを含むスピントルク発振子であって、前記スピン注入層は前記中間層に接して設けられた第1層と前記第1層に接して設けられた第2層とを含み、前記第1層は(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体を含むスピントルク発振子が提供される。
第1の実施形態に係るスピントルク発振子を示す図。 第2の実施形態に係るスピントルク発振子を示す図。 実施形態に係る磁気記録装置を示す分解斜視図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(スピントルク発振子)
図1は、第1の実施形態に係るスピントルク発振子を含む磁気記録ヘッドを媒体対向面から見た図である。図1によれば、主磁極10とトレーリングシールド17との間に、第1の実施形態に係るスピントルク発振子100が設けられている。スピントルク発振子100は、主磁極10側から、下地層11、バッファ層12、スピン注入層13、中間層14、発振層15およびキャップ層16がこの順に積層された構造となっている。さらに、スピン注入層13は、中間層14との界面側に第1層2を含み、第1層2とバッファ層12との間に第2層1を含む。
図1に示される第1の実施形態に係るスピントルク発振子100では、具体的には、主磁極10の側から、厚さ15nmのTaから成る下地層11、厚さ5nmの(001)面配向したAl−Ni合金から成るバッファ層12、厚さ10nmの(001)面配向したFe−Pt合金から成るスピン注入層13の第2層1、厚さ3nmの(001)面配向したCoMnSi合金から成るスピン注入層13の第1層2、厚さ2nmのCuから成る中間層、厚さ15nmのFe−Co合金から成る発振層15および厚さ2nmのTaから成るキャップ層16が積層されている。図1によるスピントルク発振子100では、スピン注入層13の第1層2としてホイスラー磁性合金が使用されている。
図2は、第2の実施形態に係るスピントルク発振子100を含む磁気記録ヘッドを媒体対向面から見た図である。図1と同様に、主磁極10とトレーリングシールド17との間に、第2の実施形態に係るスピントルク発振子100が設けられている。第2の実施形態に係るスピントルク発振子100では、主磁極10の側から、厚さ15nmのNi−Ta合金から成る下地層11、厚さ5nmの(001)面配向したCrから成るバッファ層12、厚さ10nmの(001)面配向したFe−Pt合金から成るスピン注入層13の第2層1、厚さ3nmの(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有するFe−Co合金から成るスピン注入層13の第1層3、厚さ2nmのCuから成る中間層、厚さ15nmのFe−Co合金から成る発振層15および厚さ2nmのTaから成るキャップ層16が積層されている。図2によるスピントルク発振子100ではスピン注入層13の第1層3が体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体であるFe−Co合金から成っている。
図1および図2には、スピン注入層13においてスピンが膜面垂直方向に固定されている様子、および発振層15においてスピンが歳差運動する様子が模式的に示される。主磁極10およびトレーリングシールド17は、スピントルク発振子100に対してギャップ磁界を印加すると同時に、スピントルク発振子100に対して電流を流す。この電流により、スピン注入層13から発振層15にスピンが注入され、これによってスピンが歳差運動し、高周波磁界が生じる。この高周波磁界を磁気記録媒体に印加することで、当該部位の保磁力が低下し、書き込みのために必要となる記録磁界の強度が低下する。
さらに、第1の実施形態または第2の実施形態に係るスピントルクの場合、スピン注入層13の第1層が、それぞれ(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体を含むため、スピン注入層13の磁化が安定化し、偏極率が向上する。その結果、スピントルク発振の臨界電流密度を下げることができる。なお、本願における「(001)面配向」という表現は、積層方向に垂直な面に対して結晶の(001)面を向けていることを意味する。
スピン注入層13の第1層は、(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体である。ホイスラー磁性合金を用いる場合、CoMnSi、CoMnAl、CoMnGe、CoCrFeAl等を使用できる。bcc構造を有する磁性体を用いる場合、Fe、CoおよびNiの少なくともどれか1つを含むbcc構造を有する磁性合金を使用でき、例えばFe−Co合金を使用できる。また、bcc構造を有する磁性合金として、組成比でFeが25at.%以上で含まれる合金を使用することが好ましい。良好に(001)面配向した膜を形成するために、第1層の層厚は3nm以上であることが好ましい。
スピン注入層13の第2層1は、垂直磁気異方性を有する磁性体で形成され、特に(001)面配向した垂直磁気異方性を有する磁性体であることが好ましい。また、第2層1はL1規則化構造を有する磁性体であることが好ましい。第2層1を(001)面配向した磁性体とすることで、その上に第1層を形成する際に、(001)面配向させることが容易となる。第2層1として、Fe−Pt合金、Fe−Pd合金、Co−Pt合金、Co−Pd合金等を使用することができる。これらは50:50の合金であることが好ましい。第2層1は、安定した磁気特性を得るために5nm以上とすることが好ましい。
バッファ層12として、金属から成る層を設けることができる。バッファ層12は、下地層11と第2層1との間に設けられる。バッファ層12はbcc構造を有することが好ましい。また、バッファ層12は、(001)面配向したCrまたは(001)面配向したAl−Ni合金とすることが好ましい。(001)面配向した材料から成るバッファ層12を設けることで、その上に第2層1を形成する際に、(001)面配向させることが容易となる。バッファ層12の厚さは5〜30nmとすることが好ましい。
下地層11として金属から成る層を設けることができる。下地層11は主磁極10とバッファ層12の間に設けられる。下地層11はアモルファス構造を有することが好ましい。また、下地層11は、Taとするか、またはTa、NbもしくはZrとNiとを含む合金とすることが好ましい。下地層11としてこのような材料を使用することで、その上に(001)面配向したbcc構造を有するバッファ層12を形成することが容易となる。下地層11の厚さは10〜30nmとすることが好ましい。
発振層15は、磁性金属により形成され、好ましくは高Bs軟磁性材料により形成される。例えば、Fe、CoおよびNiの少なくとも1つを含む金属磁性体を使用することができる。典型的な、発振層15の例はFe−Co合金である。発振層15では磁化が歳差運動を行い、その磁化のもたらす双極子磁場によって高周波磁界が発生する。発振層15の厚さは5〜20nmとすることが好ましい。
中間層14は、主としてスピン透過率の高い非磁性材料によって形成され、例えばCu、AuまたはAg等によって形成される。中間層14の厚さは2〜3nmとすることが好ましい。
キャップ層16として、金属材料から成る層を設けることができる。キャップ層16は発振層15とトレーリングシールド17との間に設けられ、それらを電気的に接続する役割を担う。例えば、キャップ層16として厚さ2〜20nmのTaを用いることができる。
主磁極10は磁性金属材料から成る。主磁極10は、高透磁率金属材料とすることが好ましく、例えば、Fe、CoおよびNiから成る群から選択される金属の合金から成る。主磁極10は、磁気記録媒体に対して記録磁界を印加するとともに、スピントルク発振子100に対して駆動電流を流すための電極となる。
トレーリングシールド17は磁性金属材料から成る。トレーリングシールドは、主磁極10を出て、磁気記録媒体を通った磁界を戻す役割を担う。同時に、主磁極10とともにスピントルク発振子100に対して駆動電流を流すための電極となる。
実施形態に係るスピントルク発振子100は、少なくともスピン注入層13、中間層14および発振層15を含み、任意に下地層11、バッファ層12およびキャップ層16を含む。また、これら以外の層を適宜設けることができる。
(磁気記録装置)
図3は、実施形態に係るスピントルク発振子を含む磁気記録ヘッドを搭載した磁気記録装置150を示す斜視図である。
図3に示すように、磁気記録装置150は、ロータリーアクチュエータを用いた形式の装置である。磁気記録媒体200は、スピンドルモータ140に装着され、図示しない駆動装置制御部からの制御信号に応答する図示しないモータにより矢印Aの方向に回転する。磁気記録装置150は、複数の磁気記録媒体200を備えたものでもよい。
磁気記録媒体200に対して情報の記録再生を行うヘッドスライダー130は、薄膜状のサスペンション154の先端に取り付けられている。ヘッドスライダー130の先端付近には実施形態に係る磁気記録ヘッド100が設けられている。磁気記録媒体200が回転すると、サスペンション154による押付け圧力とヘッドスライダー130の媒体対向面(ABS)で発生する浮力とがつりあい、ヘッドスライダー130の媒体対向面は、磁気記録媒体200の表面から所定の浮上量をもって保持される。
サスペンション154は、図示しない駆動コイルを保持するボビン部などを有するアクチュエータアーム155の一端に接続されている。アクチュエータアーム155の他端には、リニアモータの一種であるボイスコイルモータ156が設けられている。ボイスコイルモータ156は、アクチュエータアーム155のボビン部に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、このコイルを挟み込むように対向して配置された永久磁石及び対向ヨークからなる磁気回路とから構成することができる。アクチュエータアーム155は、ピボット157の上下2箇所に設けられた図示しないボールベアリングによって保持され、ボイスコイルモータ156により回転摺動が自在にできるようになっている。その結果、磁気ヘッドを磁気記録媒体200の任意の位置にアクセスできる。
(実施例)
実施例として、図2に示すスピントルク発振子100を作製し、スピントルク発振のための臨界電流密度を調べた。
主磁極10に対して、厚さ15nmのNi−Ta合金から成る下地層11、厚さ5nmの(001)面配向したCrから成るバッファ層12、厚さ10nmの(001)面配向したFe−Pt合金から成るスピン注入層13の第2層1、厚さ3nmのFe−Co合金から成るスピン注入層13の第1層3、厚さ2nmのCuから成る中間層、厚さ15nmのFe−Co合金から成る発振層15および厚さ2nmのTaから成るキャップ層16を積層し、最後にトレーリングシールド17を形成した。
製造したスピントルク発振子100についてX線回折測定を行った結果、Fe−Co合金から成る第1層3は(001)面配向したbcc構造を有することが確認された。
さらに、製造したスピントルク発振子100について、発振層を発振させる際の臨界電流密度を測定した。その結果、10A/cmオーダーの値が得られた。
(比較例)
比較例として、図2と同様な構造のスピントルク発振子を作製した。このスピントルク発振子では、スピン注入層13の第2層1としてCo80Pt20合金を用いた。
すなわち、主磁極10に対して、厚さ15nmのNi−Ta合金から成る下地層11、厚さ5nmの(001)面配向したCrから成るバッファ層12、厚さ10nmのCo80Pt20合金から成るスピン注入層13の第2層1、厚さ3nmのFe−Co合金から成るスピン注入層13の第1層3、厚さ2nmのCuから成る中間層、厚さ15nmのFe−Co合金から成る発振層15および厚さ2nmのTaから成るキャップ層16を積層し、最後にトレーリングシールド17を形成した。
製造したスピントルク発振子100についてX線回折測定を行った結果、Fe−Co合金から成る第1層3は(110)面配向したbcc構造を有することが確認された。
さらに、製造したスピントルク発振子について発振層を発振させる際の臨界電流密度を測定した。その結果、10A/cmオーダーの値が必要となることがわかった。すなわち、実施例と比較して高い値となった。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]
発振層と、スピン注入層と、それらの間に設けられた中間層とを含むスピントルク発振子であって、前記スピン注入層は前記中間層に接して設けられた第1層と前記第1層に接して設けられた第2層とを含み、前記第1層は(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体を含むスピントルク発振子。
[2]
前記スピン注入層の第2層は(001)面配向した垂直磁気異方性を有する磁性体を含む[1]に記載のスピントルク発振子。
[3]
前記スピン注入層の第2層に接して設けられたバッファ層をさらに含み、前記バッファ層は(001)面配向したCrまたは(001)面配向したAl−Ni合金を含む[2]に記載のスピントルク発振子。
[4]
前記バッファ層に接して設けられた下地層をさらに含み、前記下地層はアモルファス構造を有し、且つTaを含むか、またはTa、NbもしくはZrとNiとを含む合金を含む[3]に記載のスピントルク発振子。
[5]
[1]に記載のスピントルク発振子を含む磁気記録ヘッドを含む磁気記録装置。
1…第2層、2、3…第1層、10…主磁極、11…下地層、12…バッファ層、13…スピン注入層、14…中間層、15…発振層、16…キャップ層、17…トレーリングシールド、100…スピントルク発振子、200…磁気記録媒体、130…ヘッドスライダー、140…スピンドルモータ、150…磁気記録装置、154…サスペンション、155…アクチュエータアーム、156…ボイスコイルモータ、157…ピボット。

Claims (5)

  1. 発振層と、スピン注入層と、それらの間に設けられたCu、AuまたはAgから成る中間層とを含むスピントルク発振子であって、前記スピン注入層は前記中間層に接して設けられた第1層と前記第1層に接して設けられた第2層とを含み、前記第1層は(001)面配向したホイスラー磁性合金または(001)面配向した体心立方格子(bcc)構造を有する磁性体を含むスピントルク発振子。
  2. 前記スピン注入層の第2層は(001)面配向した垂直磁気異方性を有する磁性体を含む請求項1に記載のスピントルク発振子。
  3. 前記スピン注入層の第2層に接して設けられたバッファ層をさらに含み、前記バッファ層は(001)面配向したCrまたは(001)面配向したAl−Ni合金を含む請求項2に記載のスピントルク発振子。
  4. 前記バッファ層に接して設けられた下地層をさらに含み、前記下地層はアモルファス構造を有し、且つTaを含むか、またはTa、NbもしくはZrとNiとを含む合金を含む請求項3に記載のスピントルク発振子。
  5. 請求項1に記載のスピントルク発振子を含む磁気記録ヘッドを含む磁気記録装置。
JP2010263981A 2010-11-26 2010-11-26 スピントルク発振子および磁気記録装置 Expired - Fee Related JP5161951B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010263981A JP5161951B2 (ja) 2010-11-26 2010-11-26 スピントルク発振子および磁気記録装置
US13/218,297 US8467149B2 (en) 2010-11-26 2011-08-25 Spin torque oscillator and magnetic recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010263981A JP5161951B2 (ja) 2010-11-26 2010-11-26 スピントルク発振子および磁気記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012114364A JP2012114364A (ja) 2012-06-14
JP5161951B2 true JP5161951B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=46126501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010263981A Expired - Fee Related JP5161951B2 (ja) 2010-11-26 2010-11-26 スピントルク発振子および磁気記録装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8467149B2 (ja)
JP (1) JP5161951B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9934797B2 (en) 2016-04-26 2018-04-03 Tdk Corporation Multilayer element including base multilayer body, magnetic sensor and microwave assisted magnetic head

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8547661B2 (en) * 2009-10-21 2013-10-01 Headway Technologies, Inc. MAMR head with self-aligned write element and microwave field generator
JP5795288B2 (ja) * 2012-08-02 2015-10-14 株式会社日立製作所 スピントルク発振器を有するマイクロ波アシスト磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
JP2014123413A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Toshiba Corp 磁気ヘッド、及び磁気記録再生装置
US9412398B2 (en) * 2013-08-21 2016-08-09 HGST Netherlands B.V. Shield with uniform magnetic properties for a perpendicular magnetic recording head
US9230597B2 (en) * 2013-11-01 2016-01-05 HGST Netherlands B.V. Magnetic head having a spin torque oscillator (STO) with a hybrid heusler field generation layer (FGL)
US9728210B2 (en) 2015-11-25 2017-08-08 Western Digital Technologies, Inc. Texture-control layer for spin torque oscillator
US10366714B1 (en) 2016-04-28 2019-07-30 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic write head for providing spin-torque-assisted write field enhancement
US10566015B2 (en) * 2016-12-12 2020-02-18 Western Digital Technologies, Inc. Spin transfer torque (STT) device with template layer for heusler alloy magnetic layers
US10388305B1 (en) 2016-12-30 2019-08-20 Western Digital Technologies, Inc. Apparatus and method for writing to magnetic media using an AC bias current to enhance the write field
US10424323B1 (en) 2016-12-30 2019-09-24 Western Digital Technologies, Inc. High-bandwidth STO bias architecture with integrated slider voltage potential control
US10446175B2 (en) 2017-05-16 2019-10-15 Western Digital Technologies, Inc. Spin transfer torque device with oxide layer beneath the seed layer
US10410658B1 (en) 2017-05-29 2019-09-10 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording write head with spin-torque oscillator (STO) and extended seed layer
US11170803B1 (en) 2019-04-05 2021-11-09 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording write head with spin-torque oscillator (STO) and extended seed layer
US10839833B1 (en) 2019-04-08 2020-11-17 Western Digital Technologies, Inc Spin transfer torque device with oxide layer beneath the seed layer
US11011190B2 (en) 2019-04-24 2021-05-18 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic write head with write-field enhancement structure including a magnetic notch
US10957346B2 (en) 2019-05-03 2021-03-23 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording devices and methods using a write-field-enhancement structure and bias current with offset pulses
US11087784B2 (en) 2019-05-03 2021-08-10 Western Digital Technologies, Inc. Data storage devices with integrated slider voltage potential control
CN110344052A (zh) * 2019-07-30 2019-10-18 重庆理工大学 一种在高纯钛表面制备超硬Ti10CoCrNiFeNbx高熵合金涂层的方法
JP7319604B2 (ja) * 2019-10-03 2023-08-02 株式会社東芝 磁気ヘッド及び磁気記録装置
US10950258B1 (en) * 2020-05-26 2021-03-16 Western Digital Technologies, Inc. Spin torque oscillator having one or more chromium insertion layers for magnetic recording drives

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4444241B2 (ja) 2005-10-19 2010-03-31 株式会社東芝 磁気抵抗効果素子、磁気ランダムアクセスメモリ、電子カード及び電子装置
JP2008028362A (ja) 2006-06-22 2008-02-07 Toshiba Corp 磁気抵抗素子及び磁気メモリ
US20080112087A1 (en) 2006-11-14 2008-05-15 Seagate Technology Llc WAMR writer with an integrated spin momentum transfer driven oscillator for generating a microwave assist field
JP2008252018A (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Toshiba Corp 磁気抵抗効果素子およびそれを用いた磁気ランダムアクセスメモリ
KR20080108016A (ko) * 2007-06-07 2008-12-11 가부시끼가이샤 도시바 자기 기록 헤드 및 자기 기록 장치
JP4358279B2 (ja) * 2007-08-22 2009-11-04 株式会社東芝 磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
JP4580966B2 (ja) 2007-08-24 2010-11-17 株式会社東芝 ホイスラー合金を有する積層体、この積層体を用いたスピンmos電界効果トランジスタ及びトンネル磁気抵抗効果素子
JP4919901B2 (ja) * 2007-09-04 2012-04-18 株式会社東芝 磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
JP2009080878A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Toshiba Corp 磁気記録ヘッドおよび磁気記録装置
JP5036585B2 (ja) * 2008-02-13 2012-09-26 株式会社東芝 磁性発振素子、この磁性発振素子を有する磁気ヘッド、および磁気記録再生装置
JP2009239121A (ja) 2008-03-27 2009-10-15 Toshiba Corp 磁気抵抗効果素子及び磁気ランダムアクセスメモリ
WO2009133786A1 (ja) * 2008-04-28 2009-11-05 株式会社日立製作所 マイクロ波アシスト記録用磁気ヘッド及びマイクロ波アシスト記録装置
US20090310244A1 (en) 2008-06-17 2009-12-17 Tdk Corporation Thin-film magnetic head for microwave assist and microwave-assisted magnetic recording method
JP4960319B2 (ja) * 2008-07-31 2012-06-27 株式会社東芝 磁気記録装置
JP4764466B2 (ja) 2008-09-25 2011-09-07 株式会社東芝 ホイスラー合金を有する積層体、この積層体を用いた磁気抵抗素子、及びスピントランジスタ
JP5320009B2 (ja) * 2008-10-06 2013-10-23 株式会社東芝 スピントルク発振子、磁気記録ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ及び磁気記録装置
KR101178767B1 (ko) 2008-10-30 2012-09-07 한국과학기술연구원 이중 자기 이방성 자유층을 갖는 자기 터널 접합 구조
JP5173750B2 (ja) 2008-11-06 2013-04-03 株式会社東芝 スピントルク発振子、磁気記録ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ及び磁気記録装置
JP2010238345A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Akita Univ 磁気ヘッド及び磁気記録再生装置
KR101096517B1 (ko) 2009-10-19 2011-12-20 한국과학기술연구원 수직 자화 자성층을 갖는 자기 터널 접합 구조
US7982996B2 (en) * 2009-12-07 2011-07-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Perpendicular magnetic recording write head and system with improved spin torque oscillator for microwave-assisted magnetic recording
US8164861B2 (en) * 2009-12-11 2012-04-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Spin torque oscillator sensor employing antiparallel coupled oscilation layers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9934797B2 (en) 2016-04-26 2018-04-03 Tdk Corporation Multilayer element including base multilayer body, magnetic sensor and microwave assisted magnetic head

Also Published As

Publication number Publication date
US8467149B2 (en) 2013-06-18
JP2012114364A (ja) 2012-06-14
US20120134048A1 (en) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161951B2 (ja) スピントルク発振子および磁気記録装置
US8824104B1 (en) Magnetic head and magnetic recording/reproducing device
US9087532B2 (en) Magnetic head, magnetic head assembly, and magnetic recording/reproduction apparatus
US8325442B2 (en) Spin torque oscillator, magnetic recording head, magnetic head assembly and magnetic recording apparatus
JP4951095B2 (ja) 磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
JP5902037B2 (ja) 磁気記録ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ、及び磁気記録再生装置
US20120262821A1 (en) Magnetic recording head, head gimbal assembly with the same, and disk drive
US20130148242A1 (en) Magnetic recording head and disk drive with the same
US8755147B2 (en) Magnetic head pole including laminated structure having magnetic and nonmagnetic layers
JP2014130672A (ja) 磁気ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ、及び磁気記録再生装置
JP5306431B2 (ja) 磁気ヘッド及び磁気記録再生装置
JP5695697B2 (ja) 磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、磁気記録再生装置、および磁気抵抗効果素子の製造方法
US20120002331A1 (en) Magnetic recording head and magnetic recording apparatus
JP2016081550A (ja) 高周波アシスト磁気ヘッド及び磁気記録再生装置
JP2012119027A (ja) 磁気記録ヘッド、磁気ヘッドアセンブリおよび磁気記録装置
US9792930B1 (en) Microwave-assisted magnetic recording head and magnetic recording and reproducing device
US20140177101A1 (en) Magnetic head and magnetic recording/reproduction apparatus
JP2014123412A (ja) 磁気ヘッド、及び磁気記録再生装置
JP2018133119A (ja) 磁気ヘッド、磁気ヘッドアセンブリ、及び磁気記録再生装置
US20060083950A1 (en) Magnetic film for a magnetic device, magnetic head for a hard disk drive, and solid-state device
JP2012014783A (ja) 磁気記録ヘッド及び磁気記録装置
JP2013254554A (ja) 磁気記録ヘッドおよびこれを備えた磁気記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120606

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120606

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees