JP2016081550A - 高周波アシスト磁気ヘッド及び磁気記録再生装置 - Google Patents

高周波アシスト磁気ヘッド及び磁気記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】記録特性が良好な高周波アシスト磁気ヘッドを提供する。【解決手段】高周波アシスト磁気ヘッド20は、主磁極21上に直接形成されたW、Mo、Re、Os、及びIrから選択される元素を含有する非磁性のセパレーションシード層1/スピン注入層2/非磁性中間層3/発振層4を含むスピントルク発振素子10を有する。この非磁性のセパレーションシード層1を主磁極21とスピン注入層2との間に設ける。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、高周波アシスト磁気ヘッド及び磁気記録再生装置に関する。
高周波アシスト記録ヘッドでは、主磁極、または補助磁極上にSTOを形成し、パターニングを行う。STOは、磁性体と電気的に接続するように形成される。STOに通電を行うと、例えば、主磁極、下地層、SILの順に電流が通る。その際に、SILが主磁極にスピントルク作用をすることで、主磁極にスピン波が発生し、実効的な主磁極の透磁率が劣化することで記録特性が悪化する課題がある。
このことから、スピントルクに対する主磁極中のスピン波発生を抑制することが望まれている。
特開2004−146028号公報
本発明の課題は、良好な磁気記録特性を表す高周波アシスト磁気ヘッドを提供することにある。
実施形態によれば、磁気記録媒体に記録磁界を印加する主磁極と、
該主磁極と磁気回路を構成する補助磁極と、
該主磁極と該補助磁極との間に設けられたスピントルク発振素子とを具備し、
前記スピントルク発振素子は、前記主磁極上に直接形成され、タングステン、モリブデン、レニウム、オスミウム、及びイリジウムからなる群から選択される少なくとも1つの元素を含有する非磁性のセパレーションシード層、該非磁性セパレーションシード層または前記補助磁極のうち一方の上に形成されたスピン注入層、該スピン注入層上に形成された非磁性中間層、及び該非磁性中間層上に形成された発振層を含むことを特徴とする高周波アシスト磁気ヘッドが提供される。
実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドの概略的な構成を表す図である。 他の実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドの概略的な構成を表す図である。 図1の高周波アシスト磁気記録ヘッドを他の角度から見た構成を表す模式的な図である。 実施形態にかかる高周波アシスト磁気ヘッドを搭載可能な磁気記録再生装置の概略構成を例示する要部斜視図である。 実施形態にかかる磁気ヘッドアッセンブリの一例を表す概略図を示す図である。 発振開始電流密度とセパレーションシード層、下地層、及びSILの合計の厚さとの関係を表すグラフ図である。 記録電流周波数とSNRとの関係を表すグラフ図である。
実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドは、磁気記録媒体に記録磁界を印加する主磁極と、主磁極上に設けられたスピントルク発振素子と、スピントルク発振素子上に設けられ、主磁極と磁気回路を構成する補助磁極と、主磁極とスピントルク発振素子との間に、主磁極と接触して形成された非磁性のセパレーションシード層とを有する。
スピントルク発振素子(STO)は、セパレーションシード層上または補助磁極上に設けられたスピン注入層(SIL)、スピン注入層上に形成された非磁性中間層(IL)、及び非磁性中間層上に形成された発振層(FGL)を含む。
セパレーションシード層は、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、レニウム(Re)、オスミウム(Os)、及びイリジウム(Ir)からなる群から選択される少なくとも1つの元素を含有する。
セパレーションシード層に使用される元素は、隣接した磁性層とのスピン軌道相互作用によって、隣接した磁性層の磁気ダンピング定数を増大させるスピンポンピング効果を有し得る。また、これらの元素はスピン拡張長が短く、セパレーションシード層を、主磁極とSILとの間、あるいは主磁極とFGLとの間に、主磁極と接触させて設けると、主磁極の磁気ダンピングを増大せしめ、スピントルクに対する主磁極中のスピン波の発生を抑制し、結果として良好な記録特性が得られる。
また、主磁極中にスピン波が励起されると、FGLと磁気統合することで安定したFGLの発振を阻害する原因となるけれども、主磁極の磁化が安定することにより、スピントルク発振が容易になる効果がある。
セパレーションシード層は、Cu、Ag,Au,Ru,Pd,Cr,Pt,V,Nbからなる群から選択される少なくとも1つの元素からなる材料群1と、W,Mo,Re,Os,Irからなる群から選択される少なくとも1つの元素からなる材料群2との交互積層を含むことができる。これにより、スピン拡散長が短くなり、主磁極の磁気ダンピングを増大せしめる効果が得られる。
セパレーションシード層は、0.2nmより大きく、5nm以下の厚さを有することができる。セパレーションシード層の厚さが0.2nm以下であると、スピンポンピングの効果が小さくなり、記録の力の向上が得られない傾向がある。セパレーションシード層の厚さが5nmまでは記録能力が向上していくが、5nm以上の厚さでは、改善が飽和する傾向がある。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1に、実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドの概略的な構成を表す。
図1は、高周波アシスト磁気ヘッドをエアベアリング面から見た図である。
図示するように、この高周波アシスト磁気ヘッド20は、主磁極21と、主磁極21上に直接形成されたセパレーションシード層1、SIL2、IL3、及びFGL4を含むSTO10と、主磁極と磁気回路を構成する補助磁極22とを有する。
図2に、他の実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドの概略的な構成を表す。
図2は、図1と同様に高周波アシスト磁気ヘッドをエアベアリング面から見た図である。
図示するように、この高周波アシスト磁気ヘッド30は、STO10の代わりに、セパレーションシード層1とSIL2の間に下地層5、FGL4と補助磁極22との間にキャップ層6をさらに含むSTO10’を有すること以外は、図1と同様の構成を有する。
セパレーションシード層の膜厚は、連続した層を形成するために0.5nm以上が必要である。
下地層には、例えばTa、Ruなどの金属を用いることができる。
下地層の厚さは例えば0.5ないし10nmにすることができる。さらには約2nmにすることができる。
SILとしては、Fe/Co、Fe/Ni、Co/Ni、Co/Pt、Co/Pd、Fe/Pt、Fe/Pdからなる群から選択される少なくとも1種の人工格子材料、あるいはCoPt、FePtなどの合金を用いることができる。またSILは、ILとの界面に、FeCoと、Al,Ge,Si,Ga,B,C,Se,Sn,及びNiからなる群から選択される少なくとも1種の添加成分とを含む合金材料からなる層をさらに設けることができる。
SILの厚さは、例えば2ないし30nmにすることができる。
ILとしては、例えばCu、Al、Au、Ag、Pd、Os、及びIrからなる群から選択される少なくとも1種の非磁性金属を用いることができる。ILの厚さは、例えば0.5ないし10nmにすることができる。
FGLとしては、FeCoに、Al,Ge,Si,Ga,B,C,Se,Sn,及びNiのうち少なくとも1つが添加された合金材料、及びFe/Co、Fe/Ni、及びCo/Niからなる人工格子群から選択される少なくとも1種の材料などを使用することができる。
キャップ層としては、Cu、Ru、W、及びTaからなる群から選択される少なくとも1種の非磁性元素を用いることができる。
なお、図1及び図2では、STO10が、主磁極21上に、セパレーションシード層1、SIL2、IL3、及びFGL4の順に形成されているけれども、STO10を逆向きにすなわち主磁極21上に、セパレーションシード層1、FGL4、IL3、SIL2の順に形成することができる。
図3は、図1の高周波アシスト磁気記録ヘッドを他の角度から見た構成を表す模式的な図である。
図3は、実施形態にかかる磁気ヘッド20は、図示しない再生ヘッド部と、書込ヘッド部50とを備えている。再生ヘッド部は、図示しない磁気再生素子及びシールドを有する。また、書込ヘッド部50は、記録磁極としての主磁極21と、主磁極21に直接形成されたセパレーションシード層を含むSTO10と、主磁極21からの磁界を還流させるトレーリングシールド(補助磁極)22と、主磁極21とトレーリングシールド(補助磁極)22の間に設けられた励磁コイル23とを有する。
記録時及び再生時には、磁気ヘッド20を、図示するように、磁気記録媒体40に対向させて配置することができる。
この高周波磁界アシスト記録ヘッド20の書込ヘッド部50において、主磁極21とトレーリングシールド22のギャップ磁界により、膜面垂直の外部磁界を印加されることで、膜面にほぼ垂直な軸を回転軸にして、その発振層が歳差運動を行うことで、外部に高周波磁界を発生する。STO10から発生する高周波磁界を、主磁極21から印加される磁界と重畳することで、より高記録密度に対応した磁気記録媒体40に書き込み可能である。
この図において、STO10のエアベアリング面は、磁気記録媒体40に対向した面を指す。
実施形態においては、臨界電流密度が低いスピントルク発振素子を高周波磁界の発生源として用いることができる。これにより、大きな高周波磁界で磁気記録媒体の磁化を反転させることが可能である。
他の実施形態にかかる磁気記録再生装置は、実施形態に係る高周波アシスト磁気ヘッドを備えている。
図4は、実施形態にかかる高周波アシスト磁気ヘッドを搭載可能な磁気記録再生装置の概略構成を例示する要部斜視図である。
すなわち、磁気記録再生装置150は、ロータリーアクチュエータを用いた形式の装置である。同図において、記録用媒体ディスク180は、スピンドル157に装着され、図示しない駆動装置制御部からの制御信号に応答する図示しないモータにより矢印Aの方向に回転する。磁気記録再生装置150は、複数の媒体ディスク180を備えたものとしてもよい。
媒体ディスク180に格納する情報の記録再生を行うヘッドスライダー103は、図4に関して前述したような構成を有し、薄膜状のサスペンション154の先端に取り付けられている。ここで、ヘッドスライダー103は、例えば、実施の形態にかかる磁気ヘッドをその先端付近に搭載している。
媒体ディスク180が回転すると、ヘッドスライダー103のエアベアリング面(ABS)は媒体ディスク180の表面から所定の浮上量をもって保持される。あるいはスライダが媒体ディスク180と接触するいわゆる「接触走行型」であってもよい。
サスペンション154は、図示しない駆動コイルを保持するボビン部などを有するアクチュエータアーム155の一端に接続されている。アクチュエータアーム155の他端には、ボイスコイルモータ156が設けられている。ボイスコイルモータ156は、アクチュエータアーム155のボビン部に巻き上げられた図示しない駆動コイルと、このコイルを挟み込むように対向して配置された永久磁石および対向ヨークからなる磁気回路とから構成される。
アクチュエータアーム155は、スピンドル157の上下2箇所に設けられた図示しないボールベアリングによって保持され、ボイスコイルモータ156により回転摺動が自在にできるようになっている。
図5に、実施形態にかかる磁気ヘッドアッセンブリの一例を表す概略図を示す。
図5は、アクチュエータアーム155から先の磁気ヘッドアセンブリをディスク側から眺めた拡大斜視図である。すなわち、磁気ヘッドアッセンブリ160は、例えば駆動コイルを保持するボビン部などを有するアクチュエータアーム155を有し、アクチュエータアーム155の一端にはサスペンション154が接続されている。
サスペンション154の先端には、図4に示す磁気ヘッド20を具備するヘッドスライダー103が取り付けられている。サスペンション154は信号の書き込みおよび読み取り用のリード線164を有し、このリード線164とヘッドスライダー103に組み込まれた磁気ヘッドの各電極とが電気的に接続されている。図中、165は磁気ヘッドアッセンブリ160の電極パッドである。
高周波アシスト記録ヘッドでは、主磁極、またはトレーリングシールド上にSTOを成膜し、パターニングを行う。STOは、磁性体と接する形で形成され、電流を通電すると、例えば、主磁極、下地層、SILの順に電流が通電される。その際に、主磁極から下地層を通って、SILに流入するスピントルクが存在し、発振を不安定化させる。実施形態によれば、主磁極に直接形成されるセパレーションシード層としてスピン拡散長の短い材料を用いることにより、STO外部からSILに流入するスピントルクを軽減させることが可能となり、SILの磁化方向が安定化し、より効率よく発振に必要な反射スピントルクを生成できるようになる。特に、狭いライトギャップに対応するために、SILを薄く形成せざるを得ない場合がある。SIL膜厚が薄い(例えば、5nm程度以下)場合では、主磁極からのスピントルクの影響による磁化の不安定性が顕著となるため、スピントルクの流入を軽減することが好ましい。
以下、実施例を示し、実施形態をより具体的に説明する。
実施例1
実施例1として、以下の積層構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを作成した。
主磁極(FeCo)/セパレーションシード層W2/下地層Ta2/Cu2/SIL [Co0.2/Ni0.4]x10/Co0.4/中間層Cu2/FGL FeCo14/キャップ層Ru5
なお、実施例において、積層構成中の元素の横の数値はその層の厚さ(nm)を示し、例えば下地層Ta2は、2nmの厚さのTa下地層を示し、また、xは積層回数を示し、例えば[Co/Ni]x10は、Co/Niの積層を10回繰り返すことを示すものとする。
まず、主磁極をFeCoにより形成する。
主磁極上にSTOの各層をスパッタで成膜する。
STOの最初の層として、2nmの厚さのWからなる非磁性のセパレーションシード層を形成した。
次に、下地層として、Taを2nm、Cuを2nm積層した。
続いて、SILとして、Co層0.2nmとNi層0.4nmの積層を10回繰り返して人工格子膜を形成した。
さらに、非磁性中間層としてCuを2nm形成した。
その後、発振層として、FeCo層14nmを形成した。
続いて、キャップ層として、Ru層5nmを形成した。
なお、下地層は、その結晶性がスピン注入層の一軸結晶磁気異方性定数Kuなどの膜特性に影響があるため、材料を選択する必要があるが、例えばTaなどのアモルファス層を使えば、セパレーションシード層に関係なく、以下に示すようなSTOを形成可能である。
キャップ層まで積層することにより形成されたSTOの積層構造を次のようにして微細加工する。
キャップ層上にレジストマスクを形成し、物理エッチングによって、約50nm幅の細線を残す。この時、STO膜の下部にあたるFeCo層はSTOと合わせて100nm程度深く掘り込む(Deep milling)でも良いし、STO直下で止めるプロセス(Flat MP)でも良い。その部分を絶縁層で埋め込み、STOの最上部を露出するようにウェットエッチング等によって平坦化(頭出し)を行う。
次に、最初のレジストマスクと十字の方向に細線を形成し、再度STO膜をエッチングし、絶縁層で埋め込むことによって、角型のSTOを有する高周波アシスト磁気ヘッドを得る。
角型のSTO上部にFe、Co、およびNiの合金からなるトレーリングシールドを形成する。トレーリングシールドは、主に電界メッキで成膜されるがメッキのためのシード層はスパッタで形成することができる。
その後、媒体対向面方向から、ラッピング(CMP)を行うことで、小さいサイズのSTOを得ることが可能である。
Co/NiからなるSILの下地層として十分に垂直磁気異方性を得るための構成として、TaとCuを用いることが可能である。実施例では結晶性確保の観点から、合計4nm程度の膜厚を下地層として形成した。
セパレーションシード層として、スピン拡散長の短い材料を、主磁極とSILとの間に主磁極に接触させて設けることにより、SI主磁極を安定化させることが可能である。スピン拡散長の比較的短い材料として例えばPtやRu、Wなどがあげられる。これらの材料は、CPP−GMRスピンバルブのMR測定によりスピン拡散長が短いことがわかっている。
スピン拡散長は、非磁性体内部でスピンフリップの生じやすさを表す物性パラメータである。W、Re、Os、IrはCuと比べてスピン拡散長が短く、隣接した磁性層のスピン軌道相互作用によって、隣接した磁性層の磁気ダンピング定数を増大させる効果がある。現状、主磁極は高周波アシスト磁界によって、スピン波を励起させられるため、STOと主磁極界面部分の磁気モーメントが揺らぎやすく、安定したFGLの発振を阻害する原因となることがわかっている。
この観点から、主磁極W,Mo,Re,Os,Irから選択される材料のセパレーションシード層を直接積層して設けることにより、主磁極そのものの磁気モーメントの動的安定性も増強することができる。また、スピン拡散長が短いため、主磁極からSILへのスピントルク流入についても低減することが可能となる。このように、主磁極は、セパレーションシード層を用いることによって主磁極が安定化し、外部磁界の分散が抑えられ、より均一なスピントルク発振を励起することが可能となる。
実施例2
実施例2として、以下の積層構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを作成した。
主磁極(FeCo)/セパレーションシード層[W0.2/Cu0.2]x5/下地層Ta2/Cu2/SIL [Co0.2/Ni0.4]x10/Co0.4 /中間層Cu2/FGL FeCo14/キャップ層Ru
実施例2では、CuとWを積層することにより、セパレーションシード層内での非磁性体界面数を増大した構成となっている。このような構成でも、主磁極のダンピングをスピンポンピングにより増大させることができる。また、非磁性体界面数が多いほど、界面スピンフリップ確率が増大するため、W単層でスピン流入を阻止する構成に比べて、よりスピン流入防止の効果が期待できる。
実施例3
実施例3として、以下の積層構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを作成した。
主磁極(FeCo)/セパレーションシード層W5/下地層Cu1/発振層FeCo14/中間層Cu2/SIL [Co0.2/Ni0.4]x10 /キャップ層Ru 実施例3では、主磁極側にFGL、トレーリングシールド側にSILを配置した構成となっており、この場合は、実施例1,2および比較例とは積層順が異なる。どちらのケースにおいても、主磁極と接する層にセパレーションシード層を配置することにより、スピントルク流入防止と主磁極のスピン波励起抑制効果が期待できる。ただし、FGLとWが接してしまう場合は、FGLのダンピング定数が増大し、発振に必要なスピントルクが増大するため、好ましくない。したがって、実施例3ではFGL隣接する位置にCuを設けることによって、FGLのダンピング定数の増大を回避する構造としている。
また、比較として以下の比較例1の磁気ヘッドを作成した。
比較例1
主磁極(FeCo)/下地層Ta2/下地層Cu2/SIL [Co0.2/Ni0.4]x10/Co0.4/中間層Cu2/FGL FeCo14/キャップ層Ru
比較例1では、通常使用する下地層の膜構成として、Ta2/Cu2を用いる。比較例1では主磁極/Ta2/Cu2/SILという構造となり、上記に示すW等の材料が含まれないため、スピントルクは主磁極からSTOに流入する。
一方、実施例1では、W2/Ta2/Cu2を用いる。実施例1では主磁極/W2/Ta2/Cu2/SILという構造となるため、MPからSILへのスピントルク流入のみならず、MPそのものの磁気モーメントの動的安定性も増強することが可能となる。
実施例1、実施例2、及び比較例1について、セパレーションシード層、下地層の合計の厚さを、各々、Wの厚さを変更することにより変化させ、得られた磁気記録ヘッドについて発振開始電流密度を求め、発振開始電圧とセパレーションシード層厚さとの関係を表すグラフ図を図6に示す。
発振開始電流密度Jcは、コイルに定常記録電流を印可することでSTOに磁界を印可した状態で、STOに電圧を徐々に印可して、磁気抵抗効果に起因する抵抗変化成分を観察することで発振の開始を検知することにより測定した。
図中、グラフ301は実施例1、グラフ302は実施例2,グラフ303は比較例1を各々示す。
図示するように、セパレーションシード層Wと下地層Cuとを交互に積層した場合は、セパレーションシード層W、下地層Ta,Cuを1層ずつ形成した場合と比較して、膜厚が薄くなった場合により、発振電圧を低減できることがわかる。また、セパレーションシード層Wを形成しない場合には、発振に必要な電圧が高くなることがわかる。
実施例4
セパレーションシード層の厚さを変更する以外は、実施例1と同様にして以下の積層構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを作成した。
主磁極(FeCo)/セパレーションシード層W0.1/下地層Ta2/下地層Cu2/SIL[Co0.2/Ni0.4]x10/Co0.4 /中間層Cu2/FGL FeCo14/キャップ層Ru
比較例2
比較例2として、以下の積層構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを作成した。
主磁極(FeCo)/下地層Ta2/W2/SIL [Co0.2/Ni0.4]x10/Co0.4 /中間層Cu2/FGL FeCo14/キャップ層Ru
比較例2では、Ta2/W2という下地を用いる。この場合は、SILへ流入するスピントルクを抑制する効果はあるものの、主磁極とW層が隣接しないために、主磁極内のダンピングを増大する効果は無く、スピン波を抑制する効果は得られにくい。
実施例1,2,3,4、比較例1,及び2の構成を有する高周波アシスト磁気ヘッドを用いて、以下のように、記録媒体への記録再生実験を行った。
実施例1ないし4、比較例1ないし2の高周波アシスト磁気ヘッドを用い、記録媒体上に記録電流の周波数を変化させながら記録を行い、その信号を再生ヘッドを用いて読み取り、信号ノイズ比SNRを測定した。媒体はハードディスクドライブの円形垂直磁気記録媒体を用いた。STOには、発振駆動電圧として150mVの電圧を印可して、高周波アシスト磁気記録を行った。
記録電流周波数とSNRとの関係を表すグラフ図を図7に示す。
図中、202,203,204,207は、各々実施例3,1,2,4を示す。また、205,206は、各々比較例1,2を示す。
図7に示すように、実施例1,2,3,4に示すようにセパレーションシード層 Wを設けることにより、セパレーションシード層を設けていない比較例1,2と比較して記録特性が良好となることがわかる。また、実施例4はWを0.1nmの厚さに形成しているが、非常に薄いため、スピンポンピングの効果が小さく、主磁極を安定化する効果が小さいため、記録能力の改善も非常に小さくなる。
また、これにより、実施形態によれば、主磁極の磁力を改善することができることがわかる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…セパレーションシード層、2…SIL、3…、4…FGL、5…下地層、6…、10…STO、20,30…磁気ヘッド、21…主磁極、22…補助磁極、23…励磁コイル、40…磁気記録媒体、50…書込ヘッド部

Claims (5)

  1. 磁気記録媒体に記録磁界を印加する主磁極と、
    該主磁極と磁気回路を構成する補助磁極と、
    該主磁極と該補助磁極との間に設けられたスピントルク発振素子とを具備し、
    前記スピントルク発振素子は、前記主磁極上に直接形成され、タングステン、モリブデン、レニウム、オスミウム、及びイリジウムからなる群から選択される少なくとも1つの元素を含有する非磁性のセパレーションシード層、該セパレーションシード層または前記補助磁極のうち一方の上に形成されたスピン注入層、該スピン注入層上に形成された非磁性中間層、及び該非磁性中間層上に形成された発振層を含むことを特徴とする高周波アシスト磁気ヘッド。
  2. 前記セパレーションシード層は、銅、銀、金、ルテニウム、パラジウム、クロム、白金、バナジウム、及びニオブからなる群から選択される少なくとも1つの元素からなる材料群1と、タングステン、モリブデン、レニウム、及びオスミウムからなる群から選択される少なくとも1つの元素からなる材料群2との交互積層を含むことを特徴とする請求項1に記載の高周波アシスト磁気ヘッド。
  3. 前記セパレーションシード層は、0.2nmより大きく、5nm以下の厚さを有する請求項1または2に記載の高周波アシスト磁気ヘッド。
  4. 前記セパレーションシード層と前記スピン注入層との合計の膜厚は、3ないし10nmである請求項1ないし3のいずれかに記載の高周波アシスト磁気ヘッド。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の高周波アシスト磁気ヘッドを備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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