JP5161870B2 - ソケットガイド、ソケットユニット、電子部品試験装置およびソケットの温度制御方法 - Google Patents

ソケットガイド、ソケットユニット、電子部品試験装置およびソケットの温度制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品試験装置のテストヘッド上に設けられるソケットガイド、ソケットユニット、それらを備えた電子部品試験装置およびソケットの温度制御方法に関するものである。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、最終的に製造された電子部品の性能や機能を試験するために電子部品試験装置が用いられている。
電子部品試験装置は、一般的に、テスタ本体と、ハンドラと、テストヘッドとを備えており、テストヘッド上には、被試験ICデバイスが装着されるソケットが設けられている。かかる電子部品試験装置では、ソケットにICデバイスが装着された状態で、テスタ本体からテストヘッドにテスト信号を供給し、そのテスト信号をソケットからICデバイスに印加し、ICデバイスから読み出される応答信号をテストヘッドからテスタ本体に送ることにより、ICデバイスの電気的特性を測定する。
上記ICデバイスの試験においては、ICデバイスに高温や低温の熱ストレスを与えて試験を行うことが多い。ICデバイスに熱ストレスを与える方法としては、例えば、ICデバイスをテストヘッドに搬送する前に予め加熱または冷却しておく方法等がある。
この場合、被試験ICデバイスを予め加熱または冷却するとともに、被試験ICデバイスを装着するソケットも加熱または冷却することが好ましい。被試験ICデバイスとソケットとの間に温度差があると、被試験ICデバイスをソケットに装着したときに被試験ICデバイスとソケットとの間で熱移動が生じ、被試験ICデバイスに与えられた熱ストレスが緩和されてしまう可能性があるからである。
ICソケットを加熱する方法としては、特許文献1に示すように、ソケットに接しているソケットガイドをヒータによって加熱する方法と、特許文献2に示すように、加熱気体をソケットの中に流入させる方法とがある。
特開平11−271389 特開平2002−236140
ここで、ソケット本体の材質は、通常、熱伝導性の低いプラスチック樹脂であるため、特許文献1のようにソケットガイドをヒータによって加熱するだけではソケットを効率的に加熱することができず、ソケットを所望の温度にすることは困難であった。
一方、特許文献2の方法では、加熱気体を供給するために、外部に別途エアヒータが必要になる。通常、外部のエアヒータとソケットとの間の距離は長いため、エア流路の途中で加熱気体の温度が降下してしまい、ソケットにて所望の温度が得られないという問題があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、ソケットを所望の温度に効率良く制御することのできるソケットガイド、ソケットユニット、電子部品試験装置および温度制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットに隣接して設けられ、被試験電子部品が前記ソケットの所定の位置に装着されるように、前記被試験電子部品を保持する部材をガイドするソケットガイドであって、前記ソケットガイドを加熱または冷却することのできる熱源を備えるとともに、前記ソケットに流体を供給することのできる流路が形成されていることを特徴とするソケットガイドを提供する(発明1)。流体としては、例えば空気等の気体の他、水等の液体であってもよい。
上記発明(発明1)によれば、第1に、ソケットガイドは熱源によって所望の温度に加熱または冷却される。ソケットガイドはソケットに隣接しているため、加熱または冷却されたソケットガイドからの熱伝導によって、ソケットも加熱または冷却される。第2に、熱源によって加熱または冷却されたソケットガイドの流路を流体が通ることにより、流体も加熱または冷却され、その流体がソケットに供給される。ソケットガイドはソケットに隣接しているため、加熱または冷却された流体は、そのままの温度でソケットに供給され、それによりソケットは所望の温度に加熱または冷却される。このように、上記発明(発明1)によれば、ソケットを所望の温度に効率良く制御することができる。また、流体はソケットガイドで加熱または冷却されるため、ソケットガイドに供給する前の流体をあらかじめ温度調節しておく必要がなく、ソケットガイドの熱源とは別の熱源は不要である。ただし、当該別の熱源を設けることも本発明の範囲には含まれる。
上記発明(発明1)において、前記流路の一端は流体入口となっており、前記流路の他端は前記ソケットに対して開口している流体出口となっていることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明1)においては、前記流路として、前記流体を外部から前記ソケットに導入する導入路と、前記流体を前記ソケットから外部に排出する排出路とが形成されていてもよい(発明3)。
上記発明(発明1,2)において、前記流路は、前記流路を通る流体が前記熱源によって所望の温度になるように、蛇行していることが好ましい(発明4)。
第2に本発明は、被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットと、前記ソケットガイド(発明1〜4)とを備えたことを特徴とするソケットユニットを提供する(発明5)。
上記発明(発明5)において、前記ソケットは、接続端子と、前記接続端子を保持するソケット本体とを備えており、前記ソケット本体には、前記ソケットガイドの流路に連通し、前記流体を前記接続端子に対して供給することのできる流路が形成されていてもよい(発明6)。
上記発明(発明6)において、前記ソケットは、被試験電子部品を位置決めして支持し、前記接続端子が摺動可能に貫通するフローティング部材を前記ソケット本体上に備えており、前記ソケット本体に形成された流路の一端は、前記ソケット本体と前記フローティング部材との間の空隙に向かって開口していてもよい(発明7)。
第3に本発明は、テストヘッド上に設けられた前記ソケットガイド(発明1〜4)と、前記ソケットガイドの流路に流体を供給することのできる流体供給装置とを備えたことを特徴とする電子部品試験装置を提供する(発明8)。
第4に本発明は、テストヘッド上に設けられた前記ソケットユニット(発明5〜7)と、前記ソケットユニットにおける前記ソケットガイドの流路に流体を供給することのできる流体供給装置とを備えたことを特徴とする電子部品試験装置を提供する(発明9)。
上記発明(発明8,9)において、前記流体供給装置は、熱源を備えていなくてもよい(発明10)。
第5に本発明は、被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットの温度制御方法であって、前記ソケットガイド(発明1〜4)を使用し、前記ソケットガイドの流路に流体を供給することを特徴とするソケットの温度制御方法を提供する(発明11)。
第6に本発明は、被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットの温度制御方法であって、前記ソケットユニット(発明5〜7)を使用し、前記ソケットユニットにおける前記ソケットガイドの流路に流体を供給することを特徴とするソケットの温度制御方法を提供する(発明12)。
上記発明(発明11,12)において、前記ソケットガイドの流路に供給する前の流体には、熱を印加しなくてもよい(発明13)。
本発明によれば、ソケットを所望の温度に効率良く制御することができる。また、ソケットガイドに流体を供給する流体供給装置は、ソケットガイドの熱源とは別の熱源を備える必要がない。
本発明の一実施形態に係る電子部品試験装置の平面図である。 同実施形態に係る電子部品試験装置の側面部分断面図(図1におけるI−I断面図)である。 同電子部品試験装置におけるソケットユニットの平面断面図である。 同電子部品試験装置におけるソケットユニットの側面断面図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
2…ICデバイス(電子部品)
10…電子部品ハンドリング装置(ハンドラ)
70…ソケットユニット
80…ソケット
81…ソケット本体
82…コンタクトピン(接続端子)
83…フローティングプレート(フローティング部材)
84…エア流路
90…ソケットガイド
91…ソケットガイド本体
92a…エア導入路(流路)
921…エア入口(流体入口)
922…エア出口(流体出口)
92b…エア排出路(流路)
93…熱源部
315…コンタクトアーム(被試験電子部品を保持する部材)
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るハンドラの平面図、図2は同実施形態に係るハンドラの側面部分断面図(図1におけるI−I断面図)、図3は同電子部品試験装置におけるソケットユニットの平面断面図、図4は同電子部品試験装置におけるソケットユニットの側面断面図である。
なお、図4に示す被試験ICデバイスの形態は、一例として、外部端子として半田ボールを備えるBGAパッケージやCSP(Chip Size Package)パッケージ等であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、外部端子としてリードピンを備えるQFP(Quad Flat Package)パッケージやSOP(Small Outline Package)パッケージ等であってもよい。
図1及び図2に示すように、本実施形態における電子部品試験装置1は、ハンドラ10と、テストヘッド300と、テスタ20とを備え、テストヘッド300とテスタ20とはケーブル21を介して接続されている。そして、ハンドラ10の供給トレイ用ストッカ401に格納された供給トレイ上の試験前のICデバイスを搬送してテストヘッド300のコンタクト部301のソケット80に押し当て、このテストヘッド300及びケーブル21を介してICデバイスの試験を実行した後、試験が終了したICデバイスを試験結果に従って分類トレイ用ストッカ402に格納された分類トレイ上に搭載する。
ハンドラ10は、主にテスト部30と、ICデバイス格納部40と、ローダ部50と、アンローダ部60とから構成される。
ICデバイス格納部40は、試験前及び試験後のICデバイスを格納する部分であり、主に供給トレイ用ストッカ401と、分類トレイ用ストッカ402と、空トレイ用ストッカ403と、トレイ搬送装置404とから構成される。
供給トレイ用ストッカ401には、試験前の複数のICデバイスが搭載された複数の供給トレイが積載されて収納されており、本実施形態においては、図1に示すように、2つの供給トレイ用ストッカ401が具備されている。
分類トレイ用ストッカ402は、試験後の複数のICデバイスが搭載された複数の分類トレイが積載されて収納されており、本実施形態においては、図1に示すように4つの分類トレイ用ストッカ402が具備されている。これら4つの分類トレイ用ストッカ402を設けることにより、試験結果に応じて、最大4つの分類にICデバイスを仕分けして格納できるように構成されている。
空トレイ用ストッカ403は、供給トレイ用ストッカ401に搭載されていた全ての試験前のICデバイス20がテスト部30に供給された後の空トレイを格納する。なお、各ストッカ401〜403の数は、必要に応じて適宜設定することが可能である。
トレイ搬送装置404は、図1においてX軸、Z軸方向に移動可能な搬送装置であり、主にX軸方向レール404aと、可動ヘッド部404bと、4つの吸着パッド404cとから構成されており、供給トレイ用ストッカ401と、一部の分類トレイ用ストッカ402と、空トレイ用ストッカ403とを包含する範囲を動作範囲とする。
トレイ搬送装置404においては、ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向レール404aがX軸方向に移動可能に可動ヘッド部404bを片持ち支持しており、可動ヘッド部404bには図示しないZ軸方向アクチュエータと、先端部に4つの吸着パッド404cが具備されている。
トレイ搬送装置404は、供給トレイ用ストッカ401にて空になった空トレイを吸着パッド404cにより吸着し保持し、Z軸方向アクチュエータにより上昇させ、X軸方向レール404a上で可動ヘッド部404bを摺動させることにより空トレイ用ストッカ401に移送する。同様に、分類トレイ用ストッカ402において分類トレイ上に試験後のICデバイスが満載された場合に、空トレイ用ストッカ403から空トレイを吸着し保持し、Z軸方向アクチュエータにより上昇させ、X軸方向レール404a上にて可動ヘッド部404bを摺動させることにより、分類トレイ用ストッカ402に移送する。
ローダ部50は、試験前のICデバイスをICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401からテスト部30に供給する部分であり、主にローダ部搬送装置501と、2つのローダ用バッファ部502(図1においてX軸負方向の2つ)と、ヒートプレート503とから構成される。
ローダ部搬送装置501は、ICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401の供給トレイ上のICデバイスをヒートプレート503上に移動させるとともに、ヒートプレート503上のICデバイスをローダ用バッファ部502上に移動させる装置であり、主にY軸方向レール501aと、X軸方向レール501bと、可動ヘッド部501cと、吸着部501dとから構成されている。このローダ部搬送装置501は、供給トレイ用ストッカ401と、ヒートプレート503と、2つのローダ用バッファ部502とを包含する範囲を動作範囲としている。
図1に示すように、ローダ部搬送装置501の2つのY軸方向レール501aは、ハンドラ10の基台12上に固定されており、それらの間にX軸方向レール502bがY軸方向に摺動可能に支持されている。X軸方向レール502bは、Z軸方向アクチュエータ(図示せず)を有する可動ヘッド部501cをX軸方向に摺動可能に支持している。
図2に示すように、可動ヘッド部501cは、下端部に吸着パッド501eを有する吸着部501dを4つ備えており、上記Z軸方向アクチュエータを駆動させることにより、4つの吸着部501dをそれぞれ独立してZ軸方向に昇降させることができる。
各吸着部501dは、負圧源(図示せず)に接続されており、吸着パッド501eからエアを吸引して負圧を発生させることにより、ICデバイスを吸着保持することができ、また、吸着パッド501eからのエアの吸引を停止することにより、ICデバイスを解放することができる。
ヒートプレート503は、ICデバイスに所定の熱ストレスを印加するための加熱源であり、例えば下部に発熱源(図示せず)を有する金属製の伝熱プレートである。ヒートプレート503の上面側には、ICデバイスを落とし込むための凹部503aが複数形成されている。なお、かかる加熱源の替わりに、冷却源が設けられてもよい。
ローダ用バッファ部502は、ICデバイスをローダ部搬送装置501の動作範囲と、テスト部搬送装置310の動作範囲との間を往復移動させる装置であり、主にバッファステージ502aと、X軸方向アクチュエータ502bとから構成されている。
ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向アクチュエータ502bの片側端部にバッファステージ502aが支持されており、図1に示すように、バッファステージ502aの上面側には、ICデバイスを落とし込むための平面視矩形の凹部502cが4つ形成されている。
試験前のICデバイスは、ローダ部搬送装置501により供給トレイ用ストッカ401からヒートプレート503に移動され、ヒートプレート503にて所定の温度に加熱された後、再度ローダ部搬送装置501によりローダ用バッファ部502に移動され、そしてローダ用バッファ部502によって、テスト部30に導入される。
テスト部30は、被試験ICデバイス2の外部端子(半田ボール)をコンタクト部301のソケット80のコンタクトピン82に電気的に接触させることにより試験を行う部分である。このテスト部30は、主にテスト部搬送装置310を備えて構成されている。
テスト部搬送装置310は、ローダ用バッファ部502及びアンローダ用バッファ部602と、テストヘッド300との間のICデバイスの移動を行う装置である。
テスト部搬送装置310は、ハンドラ10の基台12上に固定された2つのY軸方向レール311に、Y軸方向に摺動可能に2つのX軸方向支持部材311aを支持している。各X軸方向支持部材311aの中央部には、可動ヘッド部312が支持されており、可動ヘッド部312は、ローダ用バッファ部502及びアンローダ用バッファ部602と、テストヘッド300とを包含する範囲を動作範囲とする。なお、一組のY軸方向レール311上で同時に動作する2つのX軸方向支持部材311aのそれぞれに支持される可動ヘッド部312は、互いの動作が干渉することがないよう制御されている。
各可動ヘッド部312は、その下部に4つのコンタクトアーム315を具備している。4つのコンタクトアーム315は、ソケット80の配列に対応して設けられており、図2に示すように、各コンタクトアーム315の下端部には、吸着部317が設けられている。
各吸着部317は、負圧源(図示せず)に接続されており、吸着部317からエアを吸引して負圧を発生させることにより、ICデバイスを吸着保持することができ、また、吸着部317からのエアの吸引を停止することにより、ICデバイスを解放することができる。
上記可動ヘッド部312によれば、コンタクトアーム315が保持した4つのICデバイス2をY軸方向及びZ軸方向に移動させ、テストヘッド300のコンタクト部301に押し付けることが可能となっている。
テストヘッド300のコンタクト部301は、本実施形態においては、4つのソケット80を備えており、4つのソケット80は、テスト部搬送装置310の可動ヘッド部312のコンタクトアーム315の配列に実質的に一致するような配列で配置されている。なお、ソケット80を含むソケットユニット70の詳細については、後述する。
図2に示すように、テスト部30においては、ハンドラ10の基台12に開口部11が形成されており、その開口部11からテストヘッド300のコンタクト部301が臨出し、ICデバイスが押し当てられるようになっている。
ローダ用バッファ部502に載置された4個の試験前のICデバイスは、テスト部搬送装置310によりテストヘッド300のコンタクト部301まで移動されて4個同時に試験に付され、その後、再度テスト部搬送装置310によりアンローダ用バッファ部602に移動され、そしてアンローダ用バッファ部602によって、アンローダ部60に排出される。
アンローダ部60は、試験後のICデバイスをテスト部30からICデバイス格納部40に排出する部分であり、主にアンローダ部搬送装置601と、2つのアンローダ用バッファ部602(図1においてX軸正方向の2つ)とから構成される。
アンローダ用バッファ部602は、テスト部搬送装置310の動作範囲とICデバイスをアンローダ部搬送装置601の動作範囲との間を往復移動する装置であり、主にバッファステージ602aと、X軸方向アクチュエータ602bとから構成されている。
ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向アクチュエータ602bの片側端部にバッファステージ602aが支持されており、バッファステージ602aの上面側には、ICデバイスを落とし込むための凹部602cが4つ形成されている。
アンローダ部搬送装置601は、アンローダ用バッファ部602上のICデバイスを分類トレイ用ストッカ402の分類トレイに移動させ搭載する装置であり、主に、Y軸方向レール601aと、X軸方向レール601bと、可動ヘッド部601cと、吸着部601dとから構成されている。このアンローダ部搬送装置601は、2つのアンローダ用バッファ602と、分類トレイ用ストッカ402とを包含する範囲を動作範囲としている。
図1に示すように、アンローダ部搬送装置601の2つのY軸方向レール601aは、ハンドラ10の基台12上に固定されており、それらの間にX軸方向レール602bがY軸方向に摺動可能に支持されている。X軸方向レール602bは、Z軸方向アクチュエータ(図示せず)を具備した可動ヘッド部601cをX軸方向に摺動可能に支持している。
可動ヘッド部601cは、下端部に吸着パッドを有する吸着部601dを4つ備えており、上記Z軸方向アクチュエータを駆動させることにより、4つの吸着部601dをそれぞれ独立してZ軸方向に昇降させることができる。
アンローダ用バッファ部602に載置された試験後のICデバイスは、テスト部30からアンローダ部60に排出され、そして、アンローダ部搬送装置601によりアンローダ用バッファ部602から分類トレイ用ストッカ402の分類トレイに搭載される。
ここで、本実施形態におけるソケットユニット70について詳述する。図3及び図4に示すソケットユニット70は、図2に示すテストヘッド300のコンタクト部301に設けられており、ソケット80と、ソケット80に接触するソケットガイド90とを備えている。
図4に示すように、ソケット80は、複数のコンタクトピン82と、それらコンタクトピン82を支持するソケット本体81と、ソケット本体81上に設けられたフローティングプレート83とを備えている。
ソケット本体81は、中央部が凹部、その周りが凸部となっており、複数のコンタクトピン82は、ICデバイス2の半田ボールの配列に実質的に一致するような配列にてソケット本体81の凹部に設けられている。
フローティングプレート83は、図示しない弾性部材によってソケット本体81の凹部にフローティング状態で位置しており、フローティングプレート83には、コンタクトピン82が摺動可能に貫通する孔が複数設けられている。かかるフローティングプレート83は、ICデバイス2を所定の位置に位置決めして支持するとともに、コンタクトピン82が倒れることを防止する。なお、図4に示すように、ソケット本体81の凹部上面とフローティングプレート83の底面との間には空隙が存在し、その空隙にはコンタクトピン82の基部が存在する。
ソケット本体81には、流体であるエアの流路(エア流路)84が形成されている。図4に示すように、エア流路84の一端はソケット本体81の凸部上面にて開口しており、この一端がエア入口841となっている。また、エア流路84の他端は、ソケット本体81の凹部上面とフローティングプレート83の底面との間の空隙に向かって開口しており、この他端がエア出口842となっている。
ソケットガイド90は、被試験ICデバイス2がソケット80の所定の位置に装着されるように、被試験ICデバイス2を保持するコンタクトアーム315をガイドするものであり、図3及び図4に示すように、ソケット80を囲繞するように設けられたソケットガイド本体91と、ソケットガイド本体91に接触し、ソケットガイド本体91を加熱または冷却することのできる熱源部93とを備えている。
ソケットガイド本体91の中央部分は矩形の開口部になっており、ソケット80のコンタクトピン82は、この開口部に露出している。ソケットガイド本体91は、熱伝導性の良好な材料、例えば、アルミニウム合金等の金属からなることが好ましい。図4に示すように、ソケットガイド90は、ソケットガイド本体91の開口部近傍の下面にてソケット本体81の凸部上面に接触している。
ソケットガイド本体91には、流体であるエアの流路として、エアを外部からソケット80に導入するエア導入路92aと、エアをソケット80から外部に排出するエア排出路92bとが形成されている。
エア導入路92aの一端はソケットガイド本体91の外周縁にて開口しており、この一端がエア入口921となっている。このエア入口921には、図示しないエア供給装置につながっている配管が接続される。エア導入路92aの他端はソケットガイド本体91の開口部近傍の下面にて開口しており、この他端がエア出口922となっている。ソケットガイド本体91に形成されたエア導入路92aのエア出口922は、上記ソケット本体81に形成されたエア流路84のエア入口841に対応する位置に形成されており、これにより、ソケットガイド本体91のエア導入路92aとソケット本体81のエア流路84とは連通している。なお、本実施形態におけるエア導入路92aは、ソケットガイド本体91の開口部を挟んで2本形成されており、それぞれ図3に示すように蛇行している。エア導入路92aをこのように蛇行させることにより、エア導入路92aを一直線状にする場合よりも、エア導入路92aの長さを2〜10倍程度長くすることができる。
エア排出路92bの一端はソケットガイド本体91の内周縁にて開口しており、この一端がエア入口923となっている。また、エア排出路92bの他端はソケットガイド本体91の外周縁にて開口しており、この他端がエア出口924となっている。なお、本実施形態におけるエア排出路92bは、ソケットガイド本体91の開口部を挟んで2本形成されており、それぞれ図3に示すように直線状になっている。
本実施形態では、エア排出路92bのエア入口923と、エア導入路92aのエア出口922は、それぞれソケットガイド本体91の開口部の隣接する辺またはその近傍に位置している。
エア導入路92aのエア入口921には、図示しないエア供給装置から配管を通じてエアが供給される。本実施形態におけるエア供給装置は、エアを加熱または冷却する熱源は備えておらず、常温のエアを供給する。
熱源部93は、例えば、ヒータやペルチェ素子等を備えており、所望によりさらに温度センサを備えていてもよい。本実施形態における熱源部93は、図4に示すようにソケットガイド本体91の上面側部に取り付けられているが、これに限定されるものではない。
上記ソケットユニット70におけるソケット80の温度制御方法について説明する。ここでは一例として、ソケット80を高温に温度制御するものとする。
第1に、熱源部93(例えばヒータを内蔵した熱源部)は、ソケットガイド本体91を所望の温度に加熱する。ソケットガイド本体91とソケット本体81とは接触しているため、ソケットガイド本体91が加熱されることにより、ソケットガイド本体91からの熱伝導でソケット本体81、そしてソケット本体81に設けられているコンタクトピン82も加熱される。ただし、ソケット本体81は、通常、熱伝導性の低いプラスチック樹脂からなるため、これだけでは所望の温度まで加熱されない場合がある。
第2に、エア供給装置から供給されたエアは、ソケットガイド本体91のエア導入路92aのエア入口921に流入し、蛇行しているエア導入路92aを通ってエア出口922に至る。ソケットガイド本体91は、熱源部93により加熱されているため、エア導入路92aを通過するエアも加熱される。特に、エア導入路92aは蛇行しており、エアのソケットガイド本体91での滞在時間が長くなるため、エアは十分に加熱される。
ソケットガイド本体91で加熱されたエアは、ソケットガイド本体91のエア導入路92aのエア出口922から、ソケット本体81のエア流路84のエア入口841に流入し、エア流路84を通ってエア出口842から流出する。ここで、ソケットガイド本体91で加熱されたエア(加熱エア)がソケット本体81のエア流路84のエア出口842から流出するまでの流路は非常に短いため、その流路途中で加熱エアの温度が降下するおそれは殆どない。
ソケット本体81のエア流路84のエア出口842から流出した加熱エアは、ソケット本体81の凹部上面とフローティングプレート83の底面との間の空隙に流れ込み、ソケット本体81およびフローティングプレート83を加熱するとともに、当該空隙に存在するコンタクトピン82の基部を加熱する。そして加熱エアは、コンタクトピン82とフローティングプレート83の穴との間の間隙を通って、フローティングプレート83の上側に抜ける。このとき、加熱エアはコンタクトピン82全体を加熱することとなる。このようにして、ソケット80は、所望の温度(ICデバイス2と同じ温度)まで加熱される。
この状態で、高温の熱ストレスが与えられたICデバイス2がソケット80に装着されて、ICデバイス2の外部端子がコンタクトピン82に接触したときに、当該コンタクトピン82も、ICデバイス2のパッケージに接触するフローティングプレート83も、加熱エアによって所望の温度まで加熱されているため、ICデバイス2の温度が低下するおそれはない。
ICデバイス2がソケット80に装着された状態においては、フローティングプレート83の上側に抜けた加熱エアは、ICデバイス2に噴き当ってから、ソケットガイド本体91の内周縁に開口しているエア排出路92bのエア入口923に流入し、エア排出路92bを通ってエア出口924から外部に排出される。なお、エア出口924から排出されたエアは、配管を介してエア供給装置に戻し、循環させてもよい。
本実施形態に係るソケットユニット70によれば、以上のようにして、ソケット80を所望の温度に効率良く制御することができる。また、ソケット80に供給されるエアは、ソケット80に隣接するソケットガイド90にて十分加熱され、ソケット80に至るまでに降温しないため、エア供給装置は、エアヒータ等の熱源を備える必要がない。
次に、上述したハンドラ10の搬送・試験の動作フローについて説明する。
最初に、ローダ部搬送装置501が、4つの吸着部501dの吸着パッド501eにより、ICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401の最上段に位置する供給トレイ上の4つのICデバイスを吸着し、保持する。
ローダ部搬送装置501は、4つのICデバイスを保持したまま可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータにより4つのICデバイスを上昇させ、Y軸方向レール501a上でX軸方向レール501bを摺動させ、X軸方向レール501b上で可動ヘッド部501cを摺動させてローダ部50に移動させる。
そして、ローダ部搬送装置501は、ヒートプレート503の凹部503aの上方で位置決めを行い、可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、吸着パッド501eを解放してICデバイスをヒートプレート503の凹部503aに落とし込む。ヒートプレート503によってICデバイスが所定の温度まで加熱されたら、再度、ローダ部搬送装置501が加熱された4つのICデバイスを保持して、待機している一方のローダ用バッファ部502の上方に移動する。
ローダ部搬送装置501は、待機している一方のローダ用バッファ部502のバッファステージ502aの上方で位置決めを行い、可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、吸着部501dの吸着パッド501eが吸着保持しているICデバイスを解放し、ICデバイス2をバッファステージ502aの凹部502cに載置する。
ローダ用バッファ部502は、4つのICデバイスをバッファステージ502aの凹部502cに搭載したまま、X軸方向アクチュエータ502bを伸長させ、ローダ部50のローダ部搬送装置501の動作範囲からテスト部30のテスト部搬送装置310の動作範囲へ4つのICデバイスを移動させる。
上記のようにICデバイスが載置されたバッファステージ502aがテスト部搬送装置310の動作範囲内に移動してきたら、テスト部搬送装置310の可動ヘッド部312は、バッファステージ502aの凹部502cに載置されたICデバイス上に移動する。そして、可動ヘッド部312のZ軸方向アクチュエータが伸長し、可動ヘッド部312の4つのコンタクトアーム315の吸着部317により、ローダ用バッファ部502のバッファステージ502aの凹部502cに位置する4つのICデバイスを吸着し、保持する。
4つのICデバイスを保持した可動ヘッド部312は、可動ヘッド部312のZ軸方向アクチュエータにより上昇する。
次に、テスト部搬送装置310は、可動ヘッド部312を支持するX軸方向支持部材311aをY軸方向レール311上で摺動させ、可動ヘッド部312のコンタクトアーム315の吸着部317で保持している4つのICデバイスを、テストヘッド300のコンタクト部301における4つのソケット80の上方に搬送する。
そして、可動ヘッド部312は、Z軸方向アクチュエータを伸長させる。これにより、ICデバイス2を保持しているコンタクトアーム315は、ソケットガイド90にガイドされつつICデバイス2をソケット80に装着し、ICデバイス2の外部端子をコンタクトピン82に接触させる(図4参照)。この接触の間に、コンタクトピン82を介して電気的な信号の送受信を行い、ICデバイス2の試験を遂行する。
ここで、前述したように、ソケット80は所望の温度まで加熱されているため、ソケット80への装着によりICデバイス2の温度が低下するおそれはなく、したがって、ICデバイス2に所望の温度の熱ストレスを与えた状態で試験を行うことができる。
ICデバイス2の試験が完了したら、テスト部搬送装置310は、可動ヘッド部312のZ軸方向アクチュエータの収縮により、試験後のICデバイスを上昇させ、可動ヘッド部312を支持するX軸方向支持部材311aをY軸方向レール311上で摺動させて、可動ヘッド部312のコンタクトアーム315で保持している4つのICデバイスを当該テスト部搬送装置310の動作範囲内で待機している一方のアンローダ用バッファ部602のバッファステージ602aの上方に搬送する。
可動ヘッド部312は、Z軸方向アクチュエータを伸長させ、吸着パッド317cを解放することによりバッファステージ602aの凹部602cに4つのICデバイスを落とし込む。
アンローダ用バッファ部602は、試験後の4つのICデバイスを搭載したまま、X軸アクチュエータ602bを駆動させ、テスト部30のテスト部搬送装置310の動作範囲から、アンローダ部60のアンローダ部搬送装置601の動作範囲へICデバイスを移動させる。
次に、アンローダ用バッファ部602の上方に位置するアンローダ部搬送装置601の可動ヘッド部601cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、可動ヘッド部601cの4つの吸着部601dにより、アンローダ用バッファ部602のバッファステージ602aの凹部602cに位置する試験後の4つのICデバイスを吸着し、保持する。
アンローダ部搬送装置601は、試験後の4つのICデバイスを保持したまま可動ヘッド部601cのZ軸方向アクチュエータにより4つのICデバイスを上昇させ、Y軸方向レール601a上でX軸方向レール601bを摺動させ、X軸方向レール601b上で可動ヘッド部601cを摺動させてICデバイス格納部40の分類トレイ用ストッカ402上に移動させる。そして、各ICデバイスの試験結果に従って、各分類トレイ用ストッカ402の最上段に位置する分類トレイ上に各ICデバイスを搭載する。
以上のようにして、ICデバイスの試験が1回行われる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、ソケットガイド本体91のエア排出路92bは省略されてもよい。また、ソケット本体81のエア流路84は省略され、ソケットガイド本体91のエア導入路92aから流出した加熱エアを直接ソケット80のコンタクトピン82に噴き付けるようにしてもよい。さらに、ソケット80は、フローティングプレート83を具備しないものであってもよい。
本発明は、電子部品に高温または低温の熱ストレスを与えて試験を行う電子部品試験装置に有用である。

Claims (12)

  1. 被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットに隣接して設けられ、被試験電子部品が前記ソケットの所定の位置に装着されるように、前記被試験電子部品を保持する部材をガイドするソケットガイドであって、
    前記ソケットガイドを加熱または冷却することのできる熱源を備えるとともに、
    前記ソケットに流体を供給することのできる流路が形成されており、
    前記流路は、前記流路を通る流体が前記熱源によって所望の温度になるように、蛇行している
    ことを特徴とするソケットガイド。
  2. 前記流路の一端は流体入口となっており、前記流路の他端は前記ソケットに対して開口している流体出口となっていることを特徴とする請求項1に記載のソケットガイド。
  3. 前記流路として、前記流体を外部から前記ソケットに導入する導入路と、前記流体を前記ソケットから外部に排出する排出路とが形成されていることを請求項1に記載のソケットガイド。
  4. 被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットと、
    請求項1〜のいずれかに記載のソケットガイドと
    を備えたことを特徴とするソケットユニット。
  5. 前記ソケットは、接続端子と、前記接続端子を保持するソケット本体とを備えており、
    前記ソケット本体には、前記ソケットガイドの流路に連通し、前記流体を前記接続端子に対して供給することのできる流路が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のソケットユニット。
  6. 前記ソケットは、被試験電子部品を位置決めして支持し、前記接続端子が摺動可能に貫通するフローティング部材を前記ソケット本体上に備えており、
    前記ソケット本体に形成された流路の一端は、前記ソケット本体と前記フローティング部材との間の空隙に向かって開口している
    ことを特徴とする請求項に記載のソケットユニット。
  7. テストヘッド上に設けられた請求項1〜のいずれかに記載のソケットガイドと、
    前記ソケットガイドの流路に流体を供給することのできる流体供給装置と
    を備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
  8. テストヘッド上に設けられた請求項4〜6のいずれかに記載のソケットユニットと、
    前記ソケットユニットにおける前記ソケットガイドの流路に流体を供給することのできる流体供給装置と
    を備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
  9. 前記流体供給装置は、熱源を備えていないことを特徴とする請求項7または8に記載の電子部品試験装置。
  10. 被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットの温度制御方法であって、
    請求項1〜のいずれかに記載のソケットガイドを使用し、前記ソケットガイドの流路に流体を供給することを特徴とするソケットの温度制御方法。
  11. 被試験電子部品の外部端子と接触し得る接続端子を備えたソケットの温度制御方法であって、
    請求項4〜6のいずれかに記載のソケットユニットを使用し、前記ソケットユニットにおける前記ソケットガイドの流路に流体を供給することを特徴とするソケットの温度制御方法。
  12. 前記ソケットガイドの流路に供給する前の流体には、熱を印加しないことを特徴とする請求項10または11に記載のソケットの温度制御方法。
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