JP5423627B2 - 半導体装置の試験装置及び試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置の試験装置及び試験方法に係り、特に半導体装置に電気的導通をとりながら半導体装置の特性試験を行なうための試験装置及び試験方法に関する。
近年、ハイエンドサーバ用のMPU(Micro Processing Unit)、パーソナルコンピュータ用のCPU(Central Processing Unit)等の半導体集積回路装置(以下、半導体装置と称する)の大電流化、及び消費電力の増大に伴い、半導体装置の特性試験においても半導体装置を冷却あるいは加熱して温度制御を行なう必要が生じている。
一つの外装パッケージ(収容容器)内に、複数個の半導体装置を収容してシステムを構成するSiP(System in Package)において、一つの半導体装置の背面に他の半導体装置を実装して一つの外装パッケージを構成するPoP(Package on Package)がある。
PoP構造を有する半導体装置にあっては、第1の半導体装置の背面に搭載された第2の半導体装置にあっても外部への電気的接続のための外部端子が設けられ、第1の半導体装置の外部接続端子を用いた特性試験と共に、背面の第2の半導体装置に対してもその外部接続端子を用いて特性試験が行なわれる。
また、近年、携帯電話、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン、或いはPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯用電子機器を実現するために、半導体装置の更なる小型化が要求されている。
このため、FBGA(Fine−pitch Ball Grid Array)、FLGA(Fine−pitch Land Grid Array)、QFN(Quad Flat Non−lead Package)のようなCSP(Chip Size Package)においても、より小型化、より狭ピッチ化が進められている。
このように半導体装置の外装パッケージの形態が多様化しつつあることから、その製造工程や特性試験工程において、より多種類の治工具、設備を用意する必要が生じている。
整列したフラットパッケージを、ステージ機構によりプローブボードに位置決めして接触させ、トレイを順送りして所定の位置で測定試験を行なう方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この方法では、「位置合わせ機構が設けられたIC収納開口を持つICトレイと、ICトレイを高精度に移動制御を行なうステージ機構と、ステージ機構によるIC収納開口の移動制御範囲内の所定の位置に取り付けられたプローブボードと、所定の位置に設けられ、トレイの収納開口下方からICを吸引固定したICを持ち上げてそのピンをプローブ針に接触させるICプッシュソケットとを具備したICテストハンドラ」が用いられる。
また、フラットパッケージを搭載可能なボード(トレイのような整列板)に一旦パッケージを搭載した状態で、上述の特許文献2と同様にこれを順送りして所定の位置で測定試験する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
この方法で用いられるボードは、同種外形のパッケージについては同一ボードを使用可能とすることを主眼としている。この方法では、「上下方向に移動するIC支持用の支持部を有する押上装置と、この押上装置の上方に設けられICリードに接触可能な接触子およびICのパッケージを押圧可能な接触子を有するIC試験器と、このIC試験器と前述押上装置との間に進退自在に設けられ前記支持部が挿通可能な挿通孔およびこの挿通孔内にICのパッケージを支承する受台を有し、かつ同種IC用のもの、異種ICのものそれぞれで幅寸法が同一とされたボードと、このボードの寸法に対応した所定の幅に配設された支持ガイドと、支持ガイドに沿ってボードを送る送り手段とを備えた半導体装置のテストハンドラ」が用いられる。
従来の半導体装置の特性試験においては、半導体装置を特性試験用ボードに電気的に接続する処理方法として、以下のA或いはBのような方法が執られている。
A.被試験半導体装置を、その外部接続端子を下面に向けた状態で特性試験用ボードに
搭載したコンタクタの位置まで搬送し、コンタクタへ位置決めした状態で半導体装
置を装着し、押圧ヘッドで押圧する方法。
B.被試験半導体装置を、その外部接続端子を上面に向けた状態で整列板に収納、ある
いは仮付けテープに貼り付けた状態でステージ上に配置し、このステージをX,Y
方向に位置移動させることでコンタクタへ位置決めし、しかる後ステージを上昇さ
せることによってコンタクタへ押圧する方法。
ここで、前記Aの試験方法においては、搬送/押圧ヘッドが広範囲に移動するため、冷却或いは加熱による温度制御が困難である。また、PoPのような半導体装置の背面端子への特性試験の実施が非常に困難である。更に、半導体装置の外装パッケージ形態が多種類に渡るため、個々の半導体装置に応じた位置決め機能を有するコンタクタを準備する必要がある。
また、Bの方法にあっては、半導体装置を反転して外部接続端子を上向きとして整列板に収納した状態でステージ上に固定するか、あるいは仮付けテープに貼り付けた状態でステージ上に固定するため、半導体装置の背面が塞がれてしまい、前記Aの方法と同様に、温度制御及び背面端子の特性試験を行なうことが困難である。
特に、温度制御に関しては、各々の半導体装置の温度特性が異なるため、ステージの一部分の温度を検出し、その結果をフィードバックしてステージ全面を冷却又は加熱することによって温度制御を行うという方法(例えば、特許文献3参照)では、各々の半導体装置を所望の温度に制御することができない。
上記試験方法A及びBについて、図面を用いて詳細に説明する。
上記Aの方法による特性試験の実施工程を図1に示す。
本試験方法にあっては、まず、搬送用トレイ1に整列して収納された半導体装置2を、吸着ヘッド3によって取り出し(図1(A)、位置決めステージ4上まで搬送して当該位置決めステージ4上に載置する。(図1(B)。
次いで当該半導体装置2を、押圧ヘッド兼吸着器5に吸着保持し、試験用回路基板6に搭載されたコンタクタ7まで搬送し、押圧ヘッド兼吸着器5によってコンタクタ7へ押圧して電気的接続を行い、特性試験を実施する(図1(C))。
その後、押圧ヘッド兼吸着器5によってコンタクタ7から半導体装置2を取り出し、位置決めステージ4上へ搬送し載置する。
しかる後、吸着ヘッド3を用いて半導体装置2を位置決めステージ4から取り出し(図1(D)、搬送用トレイ8に収容する(図1(E)。
上記Bの方法による特性試験の実施方法を図2に示す。
かかる試験処理方法にあっては、整列板として機能する送用トレイ11に外部接続端子が上側として収容された半導体装置12を、水平方向に移動可能なステージ13の上に吸着孔13aからの吸引により固定する。そして、ステージ13を上方に移動することにより、半導体装置12を上方に設置された試験回路基板14のコンタクタ15に押圧して電気的接続をとり、試験測定を行なう。
尚、半導体装置12を整列板として機能する搬送トレイ11に収容する方法に代えて、図3に示すように、半導体装置12を片面にUV硬化型接着剤16aが塗布されたUVテープ16に貼り付け、このUV硬化型接着剤16aをUV照射で硬化して半導体装置12を剥がすという方法が執られることもある。
かかる方法によれば、半導体装置12をUVテープ16に貼り付け、このUVテープの周辺部をリング形状の固定枠17に固定することによって搬送する。
特開平1−147382号公報 特開昭63−114233号公報 特開2003−66109号公報
上述の特許文献1及び特許文献2に記載された方法では、以下のような問題がある。
1)半導体装置を整列して収容したトレイを順送りに移動させるため、半導体装置を
任意に選択しての測定試験ができない。
2)上述の理由により、任意の半導体装置を複数個同時に選択しての測定試験ができな
い。
3)フラットパッケージの試験を目的として、半導体装置の測定試験時の加熱又は冷却
を行なうため、パッケージの下面からの温度制御となり、内部に搭載されているチ
ップのトップ側の面を温度制御できない。
4)任意の半導体装置を複数個同時に選択しての測定試験ができないことから,複数の
半導体装置の温度制御ができない。
一方、前記図1に示す特性試験方法にあっては、押圧ヘッド兼吸着器5が広範囲に移動するため、試験中の半導体装置2の冷却・加熱等の温度制御が困難である。例えば、押圧ヘッド兼吸着器5に、冷却のための液冷ユニットや空冷用の放熱フィン及び送風機、或いは加熱用ヒータ及び温度センサなどを配設することは困難である。
また、このように押圧ヘッド兼吸着器5が広範囲に移動する特性試験方法にあっては、前記PoPのように背面に外部接続端子を備えた半導体装置のその端子への電気的接触を行って特性試験を実施することが非常に困難である。例えば、上記押圧ヘッド兼吸着器5に、コンタクタとしての接触子及びその電気配線のための部品・線材等を配設することは困難である。
更に、押圧ヘッド兼吸着器5によってコンタクタ7に位置合わせする際には、コンタクタ7に半導体装置を落とし込んだ際に、半導体装置の自重によりコンタクタに設けた位置決めガイドに倣って正規の位置に位置合わせされるが、半導体装置の外装パッケージ形態に対応して位置決め部位を用意する必要がある。上記コンタクタ7においては、半導体装置の外装パッケージの外形寸法・端子配置が異なる毎に専用のコンタクタを準備する必要がある。
一方、図2に示す特性試験方法においては、半導体装置12の背面がステージ13により覆われてしまうため、冷却或いは加熱等の温度制御が困難である。
上記搬送用トレイ11においては、水平方向に移動可能なステージ13内に冷却のための液冷ユニット、及び加熱のためのヒータ・温度センサとその配線等を配設することが従来から行われている。しかし、ステージ13の上面に載置され、固定されている搬送用トレイ11を通じて半導体装置12へ熱を伝えなければならず、間接的な熱伝導経路となるため熱抵抗が大きく、温度制御が困難である。
更に、図2に示す特性試験方法にあっては、搬送用トレイ11を載置するステージ13上の特定箇所に温度センサを取り付け、温度センサの検出結果に対応して温度コントローラにフィードバックして冷却ユニットやヒータの作動、停止を行うことで所望の温度範囲内に制御される。従って、温度特性が異なる半導体装置の特性試験を行う場合、特定箇所の温度制御はできるが、全ての半導体装置を所望の温度範囲内に温度制御しながら特性試験を行なうことは難しい。
また、図2に示す特性試験方法にあっては、搬送用トレイ11上にトレイの1区画内に整列・収納された半導体装置12は、収納性を向上させるためにその1区画内である範囲での遊びを有している。このため、半導体装置12とコンタクタ15との正確な位置合わせをステージ13のみで行うことは困難である。また、PoPのように背面に外部接続端子を持つ半導体装置の当該外部接続端子へ電気的接触を行って特性試験を実施することは、搬送用トレイ11により半導体装置12の背面が覆われているため非常に困難である。
また、図3に示す如くUVテープ16を用いた場合にあっても、上述の搬送用トレイ11の場合と同じく半導体装置12の背面がUVテープ16で覆われてしまうため、冷却や加熱等で温度制御を行なうことはできない、また、背面端子への背面からの電気的接続を図ることもできない。
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、複数の半導体装置のうち任意の一つを、コンタクタに対して当該半導体装置の背面側から押圧して試験を施すことができる半導体装置の試験装置及び試験方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、一方の面に複数の電極を有する被試験半導体装置の該電極に対応する接触子を備えたコンタクタを具備する試験用回路基板と、 被試験半導体装置を収容する凹部を有する支持基板と、前記支持基板を支持するステージと、前記支持基板に搭載された前記被試験半導体装置の他方の面を押圧し、当該被試験半導体装置の前記一方の面の電極を前記コンタクタの接触子に接触せしめる押圧ヘッドとを備え、前記ステージは、前記支持基板に搭載された前記被試験半導体装置の少なくとも一つが前記コンタクタに対応する位置へ移動可能とされおり、前記押圧ヘッドは、前記押圧ヘッドの中央部に設けられ、前記被試験半導体装置を押圧する押圧面と、前記押圧ヘッドの周辺部に設けられ、前記被試験半導体装置を前記凹部内の所定位置に配置する位置決めガイドとを有することを特徴とする半導体装置の試験装置が提供される。
また、本発明によれば、一方の面に電極が配設された半導体装置複数個を、前記電極を表出させつつ支持基板に整列状態をもって搭載する段階と、前記支持基板を、試験装置のコンタクタに対応せしめる段階と、前記被試験半導体装置を押圧する押圧面と、前記被試験半導体装置を前記凹部内の所定位置に配置する位置決めガイドとを有する押圧ヘッドを用いて、第一の半導体装置をその他方の面から押圧し、当該半導体装置の前記一方の面の電極と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、前記コンタクタを介して前記第一の半導体装置の試験を行なう段階と、前記第一の半導体装置を前記支持基板に回収する段階と、前記支持基板を移動する段階と、第二の半導体装置をその他方の面から押圧し、当該半導体装置の電極と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、前記コンタクタを介して前記第二の半導体装置の試験を行なう段階とを具備し、前記押圧面は、前記押圧ヘッドの中央部に設けられ、前記位置決めガイドは、前記押圧ヘッドの周辺部に設けられることを特徴とする半導体装置の試験方法が提供される。
本発明によれば、半導体装置の電極とは反対の背面を下に向けて支持基板に搭載され、背面が押圧ヘッドにより支持された状態でコンタクタに押圧される。コンタクタに押圧される半導体装置は、ステージを水平移動して支持基板に保持された半導体装置のうちの一つを押圧ヘッドの上に配置することで選定される。このため、押圧ヘッドは単に垂直方向に移動する機構を設けるだけでよく、押圧ヘッドを単純な構成とすることができる。このため、押圧ヘッドに温度制御用のヒータや冷却機構を設けて、半導体装置内の放熱板に近い背面を押圧ヘッドにより支持することにより、半導体装置を効率的に温度制御することができる。
また、押圧ヘッドに支持された試験を行なう半導体装置のみを選択的に温度制御することができるので、効率的に半導体装置の温度制御を行なうことができる。
さらに、押圧ヘッドを複数設けて、複数の半導体装置を同時に試験する場合でも、複数の半導体装置の各々を個別に温度制御することができる。
従来の半導体装置の特性試験における処理工程の第1の例を説明するための図である。 従来の半導体装置の特性試験における処理工程の第2の例を説明するための図である。 従来の半導体装置の特性試験における処理工程の第3の例を説明するための図である。 本発明の第1実施例による試験方法を説明するための図である。 本発明の第1実施例による試験方法を説明するための図である。 本発明の第1実施例による試験方法を説明するための図である。 本発明の第1実施例による試験方法に用いられる試験装置の一部を示す斜視図である。 XY移動機構を有するXYステージを示す斜視図である。 片寄せ機構が設けられた凹部を有する支持基板の斜視図である。 片寄せ機構が設けられた凹部の拡大図である。 片寄せ機構が設けられた凹部の拡大図である。 片寄せ機構が設けられた凹部の拡大図である。 片寄せ機構が設けられた凹部の拡大図である。 押圧ヘッドによる位置決め機構の概要を示す図である。 押圧面の周囲の位置決めガイドに傾斜面を有する押圧ヘッドが設けられた試験装置を示す図である。 押圧面の四角部に位置決めガイドが設けられた押圧ヘッドの斜視図である。 図16に示す押圧ヘッドが設けられた試験装置を示す図である。 位置決めガイドの先端に位置決めピンが設けられた押圧ヘッドの斜視図である。 図18に示す押圧ヘッドが設けられた試験装置を示す図である。 押圧ヘッドにより半導体装置を微小移動させる構成の試験装置を示す図である。 半導体装置のボール電極とコンタクタの接触子が接触した状態を示す拡大図である。 押圧ヘッドにより半導体装置を微小振動させる構成の試験装置を示す図である。 半導体装置のボール電極とコンタクタの接触子が接触した状態を示す拡大図である。 押圧ヘッドの押圧面を有する先端部分を揺動可能にした構成の試験装置を示す図である。 押圧ヘッドにより半導体装置を冷却しながら特性試験を行なう本発明の第2実施例よる試験装置を示す図である。 押圧ヘッドにより半導体装置を加熱しながら特性試験を行なう本発明の第2実施例よる試験装置を示す図である。 押圧ヘッドにより半導体装置を加熱及び冷却しながら特性試験を行なう本発明の第2実施例よる試験装置を示す図である。 背面にも実装端子が設けられた半導体装置の特性試験を行なう本発明の第3実施例よる試験装置を示す図である。 押圧ヘッドの接触子を試験回路基板のコンタクタに電気的に接続する構成を有する試験装置を示す図である。 複数のコンタクタと複数の押圧ヘッドを有する本発明の第4実施例による試験装置を示す図である。 図30に示す試験装置の動作を示す図である。 複数の半導体装置を同時に試験しながら個別に温度制御を行う試験装置を示す図である。
次に、本発明の実施の形態による試験方法について図面を参照しながら説明する。
本発明の第1実施例による試験装置及び試験方法を図4乃至図6に示す。尚、図7は図4乃至図6に示す試験方法に用いられる試験装置の主要部分を示す。
本発明の第1実施例による試験方法は、図7に示すように、複数個の被試験半導体装置20を整列状態で搭載可能な支持基板21と、当該支持基板21の外周部分を支持するように環状に形成されたステージ22とを有する試験装置を用いて行なわれる。
支持基板21は、例えばアルミニウム、ステンレス等の金属材料、或いはプラスチック等の樹脂材料からなる。
支持基板21には、半導体装置20を収容する凹部21aが、X方向、Y方向に整列した状態で配設されている。
各凹部21aは、一個の半導体装置20を収容するように、半導体装置20の外形とほぼ同じ形状を有して支持基板を貫通して形成されるが、その内側面に段差部を配設して半導体装置20の落下(抜け落ち)を防止している(例えば図4参照)。
また、支持基板21には、位置決め孔21bが適宜配設されている。
被試験半導体装置20は、その一方の主面に配設された例えばボール電極からなる外部接続端子20aが表出した状態で凹部21aに収容される。したがって、当該半導体装置20の他方の主面は、支持基板21の凹部21a下に露出した状態とされる。
一方、ステージ22は円筒状を有し、前記支持基板21が搭載される上端面22aには吸着孔22b、位置決めピン22cが配設されている。
当該ステージ22の上端面22bに支持基板21を載置する際には、支持基板21に設けられた位置決め孔21bを位置決めピン22cに嵌合することによって支持基板21の位置決めを行ない、且つ前記吸着孔22bを介して真空吸引することにより支持基板をステージ22に固定する。
吸着孔22aは、真空ポンプ等の吸引装置に接続されている。(図示せず)
ステージ22の上方、即ち前記被試験半導体装置の20の外部接続端子20aに対向する側には、試験用回路基板23が配置される。
当該試験用回路基板23の下面には、被試験半導体装置20の外部接続端子20aに接触して、当該半導体装置20を試験用回路基板23に電気的に接続するための接触子24aを具備するコンタクタ24が配設されている。
一方、前記ステージ22の内側空間には、上下移動機構(図示せず)により上下移動可能に支持された押圧ヘッド25が配置される。
当該押圧ヘッド25は、支持基板21に支持された半導体装置20の他方の主面20bを支持・押圧する押圧面25aを有する。
試験用回路基板23及び押圧ヘッド25は、水平(横)方向に移動せず所定の位置を保つが、押圧ヘッド25はコンタクタ24の真下に、当該コンタクタに対応して配置され、コンタクタ24に対して上下に移動可能とされる。
ここで、支持基板21をステージ22上に載置・固定した状態で、押圧ヘッド25とコンタクタ24との間には、配列板21に保持された半導体装置20が配置される。
ステージ22は、図8に示すように、X方向のリニアガイド26AとY方向のリニアガイド26BとよりなるXY移動機構26を有するXYステージであり、XY方向(水平方向)に移動可能である。
したがって、ステージ22を水平(横)方向に移動して、支持基板21に保持された複数の半導体装置20の一つを、試験用回路基板23のコンタクタ24の真下に移動することができる。すなわち、選択された半導体装置20の電極20aが、コンタクタ24の接触子24aの直下に位置するように、ステージ22を水平移動することができる。
図4に示すように、この状態で押圧ヘッド25を上昇させると、押圧ヘッド25の押圧面25aは半導体装置20の他方の主面に接触する。
押圧ヘッド25の頂部は半導体装置20よりも小さな寸法であり、支持基板21の凹部21aの内部に入り込むことができる。したがって、半導体装置20は押圧ヘッド25の押圧面25aにより押し上げられて、半導体装置20の外部接続電極20aは、その上方に配置されているコンタクタ24の接触子24aに接触し、押圧される。
これにより、当該半導体装置20は、試験用回路基板23を介して試験装置(図示せず)に電気的に接続される。
半導体装置20が試験用回路基板23を介して試験装置に電気的に接続された状態で、当該半導体装置20の電気的な試験が行われる。
試験が終了すると、押圧ヘッド25は下方に移動し、半導体装置20は支持基板21の凹部21aに収容される。
その後、図5に示すように、ステージ22を水平方向へ移動させ、次成る被試験用半導体装置20を試験用回路基板23のコンタクタ24の直下に位置させる。
図5に示す例にあっては試験済み半導体装置20の隣に位置する半導体装置20がコンタクタ24の直下に位置するようにステージ22を移動しているが、被試験用半導体装置は、任意の位置にある半導体装置20の選択が可能である。
次なる被試験用半導体装置20をコンタクタ24の直下に位置せしめた状態で、押圧ヘッド50を再び上方へ移動せしめ、被試験用半導体装置20の外部接続端子をコンンタクタ24の接触子に接触させて所望の電気的試験を行なう。
かかる試験の後、押圧ヘッドを下方に移動せしめ被試験用半導体装置20を支持基板21の凹部21aに収容した後、ステージ22を水平移動し、図6に示すように、さらに次の半導体装置20をコンタクタ24の直下に位置させ、押圧ヘッド25を上方へ移動せしめて半導体装置20の外部接続端子をコンンタクタ24の接触子へ接触させながら電気的試験を行なう。
このように、本発明の第1実施例による試験装置及び試験方法にあっては、複数個の半導体装置が整列状態で搭載された支持基板21を水平(横)移動し、試験すべき半導体装置20を順次、コンタクタ24の直下に移動せしめ、次いで押圧ヘッド25を上昇させて半導体装置20を押し上げ、当該半導体装置20の外部接続端子をコンンタクタ24の接触子に接触させて電気的試験を行なう。
この時、コンタクタ24は移動せず一定の位置に維持されており、押圧ヘッド25のみが上下動する。
すなわち、上下動する部分にコンタクタ24等の複雑な構成の部品がないため、試験装置の構造を簡素化することができる。また、ステージ22を水平(横)移動するだけで、複数の半導体装置のうちの任意の一つを選択的に試験することができる。
また、試験用回路基板23及びコンタクタ24を移動する必要がなく、試験装置の構造を簡素化することができる。
更に、半導体装置20を保持する支持基板21自体をステージ22に装着可能とすることにより、当該支持基板21を収容・搬送用トレイとして用いることができ、半導体装置20をトレイから位置決めステージへと移しかえる必要がなく、試験工程の簡素化を図ることができる。
なお、本実施例にあっては、ステージ22は水平方向にのみ移動可能とする構成としたが、ステージ22を押圧ヘッド25を含めて上下方向(垂直方向)にも移動可能としてもよい。
例えば、支持基板21をステージ22に装着あるいはステージ22から取り外す際に、ステージ22を大きく下に移動させ、ステージ22とコンタクタ24との間に大きな空間を形成して、支持基板21の移動を制限しない構成とすることができる。
ここで、支持基板21の複数の凹部21aには、それぞれ1個の半導体装置20が収容されるが、当該凹部21aには収容される半導体装置20の位置決め及び固定機構を設けることが望ましい。
位置決め及び固定機構の一例として、片寄せ機構について、図9乃至図13を参照して説明する。片寄せ機構27が設けられた凹部21Aaを有する支持基板21Aを図9に示す。
図10乃至図13に示されるように、片寄せ機構27は、片寄せ板27Aとバネ27Bを具備する。
片寄せ板27Aは、バネ27Bにより付勢され、四辺形に形成された凹部21Aaの中に収容される半導体装置20の角部に当接し、当該半導体装置20を凹部21Aaの一つの隅側へ押し付ける。
図10に示すように、凹部21Aaは半導体装置20を収容可能な形状・面積を有する矩形であって、その一つの隅(コーナー)部に、対角線方向に移動可能に片寄せ板27Aが設けられる。
バネ27Bは、片寄せ板27Aを対角線方向に付勢する。
支持基板21Aにおける各凹部21Aaは、半導体装置20が片寄せ機構27により押し付けられる角部を形成する二辺が正確に位置決めされて形成されている。
したがって、図11示すように、片寄せ板27Aにより半導体装置20をこの二辺に当接するように押圧することにより、各半導体装置20は支持基板21Aの所定の位置に正確に位置決めされた状態となる。
前述の如く、支持基板21Aはステージ22の位置決めピン22cにより、当該ステージ22に対して正確に位置決めされる。従って、支持基板21Aに搭載された半導体装置20はステージ22に対して精度よく配置される。
なお、半導体装置20が収容される前の状態にあっては、片寄せ板27Aはバネ27Bに抗してその隅部に引き寄せられていなくてはならない。この為、片寄せ板27Aには開閉穴27Aaが設けられ、例えばピンを開閉孔27Aaに挿入し、ピンを移動することで片寄せ板27Aをバネ27Bに抗して移動し、保持しておくことができる。
このような片寄せ機構27を用いれば、同じ大きさの凹部21Aaに、異なるサイズの半導体装置を収容し位置決めすることができる。
例えば、図12に示すように、図11に示す半導体装置20より大きなサイズの半導体装置20Aであっても、凹部21Aaに入る大きさであれば、片寄せ板27Aを引き込んでおくことで対応することができ、図13に示すように、図11に示す半導体装置20より小さなサイズの半導体装置20Bであれば、バネ27Bのストロークを十分大きくとっておくことにより、片寄せ板27Aを大きく繰り出すことで対応することができる。
上述のように、支持基板上で半導体装置を位置決めしてコンタクタ24の接触子に精度よく接触することができるが、押圧ヘッド25の押圧面に位置決め機構を設けておき、押圧ヘッドにより半導体装置20が支持された際に、半導体装置の外部接続端子をコンタクタ24の接触子に対して精度よく位置決めすることもできる。
押圧ヘッド25による位置決め機構について説明する。
押圧ヘッドによる位置決め機構の概要を図14に示す。
押圧ヘッド25により半導体装置20を位置決めするには、押圧ヘッド25の押圧面25aを加工して、半導体装置20を支持する際に押圧面25a上で半導体装置20が位置決めされるような構造としておけばよい。
すなわち、同図に示されるように押圧ヘッド25の押圧面25aの周囲に位置決めガイド25bを突出して形成しておくことで、半導体装置20を位置決めガイド25bの内側に落とし込み、位置決めすることができる。押圧ヘッド25とコンタクタ24とは水平方向には移動しない構成であり、予め押圧ヘッドとコンタクタ24とを正確に位置合わせしておくことができる。
なお、位置決めガイド25bは、必ずしも押圧面25aの全周に設ける必要はなく、各辺の一部に設けられていればよい。
図15は、押圧面25aの周囲の位置決めガイド25bを傾斜面とすることで半導体装置20を押圧面250aに落とし込み易くした例を示す。
同図に於いて、位置決めガイド25bは、押圧面25aの各辺の中央部分に設けられており、支持基板21の凹部21aでは、半導体装置20の四隅部分が支持される。したがって、図には表れていないが、押圧ヘッド25の四隅部分も対応して切り取られた形状となる。
同図に示す例では、支持基板21に配置された半導体装置20の位置精度が十分に高くなくても、押圧ヘッド25が上昇して半導体装置20が支持されると、半導体装置20は位置決めガイド25bの傾斜面を滑って押圧面25a上に案内され、高精度の位置決めがなされる。
なお、図15に示す例では、ステージ22も上下移動可能とされており、押圧ヘッド25により半導体装置20を押圧する前に、ステージ22が上昇して半導体装置20とコンタクタ24が接近した状態で、押圧ヘッド25を上昇させることが可能である。
従って、半導体装置を僅かに持ち上げるだけで、その外部接続端子をコンタクタの接触子に接触させることができる。
押圧面25aの四角部に位置決めガイド25bを設けた押圧ヘッド25の一例を図16に示す。
同図において、押圧ヘッド25の上側に支持基板21の凹部21aと、凹部21aに配置される半導体装置20とが描かれている。
凹部21a内で、半導体装置20は各辺の中央部分に対応する位置で張り出した支持部21bにより支持される。傾斜面を有する位置決めガイド25bは押圧ヘッド25の押圧面25aの四隅の外側に配置される。
押圧面25aは、支持基板21の支持部21bに囲まれた領域より小さいため、支持基板の凹部21aを下から貫通して突出する。
したがって、図17に示すように押圧面25a上に支持された半導体装置20は、押圧ヘッド25がさらに上方に移動することにより支持基板21より上方に持ち上げられ、その外部接続電極はコンタクタ24の接触子に押圧される。
なお、図17に示す例では、ステージ22も上下移動可能となっており、押圧ヘッド25の押圧面25aにより半導体装置20を持ち上げる前に、ステージ22が上昇して半導体装置20とコンタクタ24が接近した状態で、押圧ヘッド25が上昇する。したがって、半導体装置を僅かに持ち上げるだけで、コンタクタに接触させることができる。
押圧面25aの四角部に位置決めガイド25bを設け、その先端に位置決めピン25cを設けた押圧ヘッド25を図18に示す。
位置決めガイド25bの先端に起立した位置決めピン25cは、押圧ヘッドが上昇すると、図19に示すように、コンタクタ24に設けられた位置決め穴24bに嵌合する。これにより、コンタクタ24と押圧ヘッド25とが精度よく位置合わせされ、半導体装置20もコンタクタ24に精度良く位置決めされる。
次に、上述の実施例において、半導体装置20のボール電極20aとコンタクタ24の接触子24aとの電気的接続を改善する構成について説明する。
押圧ヘッド25により半導体装置20を微小移動させる構成を図20に示す。
すなわち、押圧ヘッド25を上昇させて半導体装置20をコンタクタ24に接触させた後、押圧ヘッド25を水平方向に微小移動させる。
これにより、図21に示すように半導体装置20の外部接続端子(ボール電極)20aは、コンタクタ24の接触子24aに接触した状態で水平移動する。
すなわち、外部接続端子20aはコンタクタ24の表面を擦りながら微小移動するため、当該外部接続端子20a或いは接触子24aの表面に形成されている酸化皮膜或いは付着した異物が取り除かれて、外部接続端子20aと接触子24aとの間の電気的導通性が向上する。
押圧ヘッド25を微小移動させる手段の一例として、ピエゾ素子のような圧電アクチュエータを押圧ヘッド25に取り付けることが適用可能である。
押圧ヘッド25により半導体装置20を微小振動させる他の構成を図22に示す。
押圧ヘッド25を上昇させて半導体装置20をコンタクタ24に接触させた後、押圧ヘッド25を水平方向に微小振動させる。
これにより、図23に示すように半導体装置20の外部接続電極20aは、コンタクタ24の接触子24aに接触した状態で水平方向に振動する。
すなわち、外部接続端子20aはコンタクタ24の表面を擦りながら微小振動するため、当該外部接続端子20a或いは接触子24aの表面に形成されている酸化皮膜或いは付着した異物が取り除かれて、ボール電極20aと接触子24aとの間の電気的導通性が向上する。
押圧ヘッド25を微小振動させる機構の一例として、ピエゾ素子を用いた超音波振動子を押圧ヘッド25に取り付けることうが適用可能である。
ここで、押圧ヘッド25の押圧面25aとコンタクタ24の接触子24aの先端面が形成する面との平行度が保たれていないと、半導体装置20の外部接続端子(ボール電極)20aの一部には大きな押圧力が加わり、他の部分では十分な押圧力が加わらない恐れがある。このような場合には、半導体装置20の電気的接続が悪化し、所定の試験が実行できない。
このような問題を解消するためには、図24に示す構成とすることが効果的である。
同図24に示すように、押圧ヘッド25Aの先端部25Abが、本体部25Acとは分離され、当該先端部25Abと本体部分25Acとの間にはボールA25dが配置され、当該先端部25Abと本体部分25Acとはボール25Adの周囲においてバネ25Aeにより接続されている。
かかる押圧ヘッド25Aの構成によれば、押圧面25Aaを有する先端部25Abは、ボール25Adにより1点で支持され、全ての方向に傾斜することができる。
したがって、コンタクタ24の接触子24aの先端部が形成する平面と、押圧面25Aaとが平行状態でない場合であっても、押圧ヘッドを押圧する動作において押圧面25Aaは接触子24aの傾きに対応して移動し、押圧面25Aaと接触子24aの先端面が成する面とは平行となる(いわゆる、面倣い動作)。
これにより、半導体装置20の全ての外部接続端子20aを、対応する接触子24aに均等に押圧することができ、電気的導通性を向上させることができる。
次に、本発明の第2実施例について、図25乃至図27を参照しながら説明する。
図25乃至図27は、本発明の第2実施例による試験方法を行なうための押圧ヘッドの構成を示す。
図25は、押圧ヘッド25Bにより半導体装置20を冷却しながら特性試験を行なう試験装置を示す。
押圧ヘッド25Bには冷却用のフィン30が設けられ、押圧ヘッド25Bの近傍に送風機31が配置される。当該送風機31によりフィン30に向けて空気を流すことにより、押圧ヘッド25を冷却する。
すなわち、押圧ヘッド25Bによりコンタクタ24に押し付けられながら特性試験に供される半導体装置20が試験中に発熱すると、その熱は半導体装置20の背面20bから押圧ヘッド25に伝わり、フィン30から雰囲気に放出される。
これにより、半導体装置20の冷却が行なわれる。
押圧ヘッド25Bの押圧面25Baは、半導体装置20の背面20bのほぼ全体に接触するため、熱を伝達する面積が大きく、効率的に半導体装置20を冷却することができる。
押圧ヘッド25Bは一個の半導体装置20に接触するだけであるため、半導体装置20は効率的に冷却される。
図26は、押圧ヘッド25Cにより半導体装置20を加熱しながら特性試験を行なう試験装置を示す。
押圧ヘッド25Cには加熱用のヒータ32が設けられ、当該ヒータ32を加熱することにより、押圧ヘッド25Cを加熱する。
すなわち、押圧ヘッド25Cが加熱されると、その熱はコンタクタ24に押し付けられながら特性試験に供される半導体装置20に伝わり、当該半導体装置20が加熱される。
前述の如く、押圧ヘッド25Cの押圧面25Caは、半導体装置20の背面20bのほぼ全面に接触するため、熱を伝達する面積が大きく、効率的に半導体装置20を加熱することができる。
押圧ヘッド25Bは一個の半導体装置20に接触するだけであるため、半導体装置20は効率的に加熱される。
図27は、押圧ヘッド25Dにより半導体装置20を加熱及び/或いは冷却しながら特性試験を行なう試験装置及び試験方法を示す。
押圧ヘッド25Dには冷却用のフィン30及び加熱用のヒータ32が設けられ、押圧ヘッド25Dの近傍に送風機31が配置される。ヒータ32を加熱することにより押圧ヘッド25Dが加熱され、また送風機31によりフィン30に向けて空気を流すことにより、押圧ヘッド25Dが冷却される。
押圧ヘッド25Dには温度センサ33が埋め込まれている。
温度センサ33は、押圧面25Dの近傍の温度を検出して温度コントローラ34に送る。
押圧面25Dの近傍の温度は、半導体装置20の温度に近似している。したがって、温度センサ33が検出した温度を半導体装置20の温度とみなすことができる。
温度コントローラ34は、温度センサ33が検出した温度に基づいてヒータ32への供給電力或いは送風機31への供給電力を調整して、温度センサ33が検出した温度(すなわち、半導体装置20の温度)が所望の目標温度になるように制御する。
押圧ヘッド25Dの押圧面25Daは、半導体装置20の背面20bのほぼ全面に接触するため、熱を伝達する面積が大きく、効率的に半導体装置20を冷却或いは加熱することができる。
押圧ヘッド25Bは一個の半導体装置20に接触するだけであるため、半導体装置20は効率的に加熱或いは冷却される。
次に、本発明の第3実施例による半導体装置の試験装置及び試験方法について、図28及び図29を参照しながら説明する。
図28は、背面20bにも外部接続端子が設けられた半導体装置20の特性試験を行なう試験装置及び試験方法を示す。
図28に示されるように、押圧ヘッド25Eの押圧面25Eaには、接触子25Ebが設けられている。
当該接触子25Ebは、半導体装置20の背面20bに形成された外部接続端子20cに接触し、要すれば当該外部端子を受容する形状を有する。
すなわち、押圧ヘッド24Eの接触子25Ebが半導体装置20の外部接続端子20cに接触して押圧し、それにより半導体装置20の外部接続端子をコンタクタ24の接触子に対して押圧する。したがって、押圧ヘッド25Eは押圧ヘッド兼コンタクタとして機能する。
このように、本実施例によれば、半導体装置20がその表裏両面に外部接続端子を有している場合であっても、両面の実装端子に同時にコンタクトをとることができ、当該半導体装置に対し試験を行うことができる。
図29は、前記図28に示す実施例の変形例であり、押圧ヘッド25Eの接触子25Ebを、試験用回路基板23のコンタクタ24に電気的に接続する構成を有する例を示す。
押圧ヘッド25Eに設けられた接触子25Ebの周囲に、さらに接触子25Ecを配設し、接触子25Ebと接触子25Ecとを押圧ヘッド25E側で電気的に接続する。
この為、接触子25Ecに対応する位置に於いて、支持基板21を貫通する貫通電極21bを配設する。従って本実施例にあっては、当該支持基板21は、合成樹脂などの絶縁物から形成される。
また、コンタクタ24の接触子24aの周囲には、接触子24cを配設する。
更に、ステージ22を上下方向(垂直方向)に移動可能とする。
以上の構成において、ステージ22及び押圧ヘッド25Eを上昇せしめ、半導体装置20をコンタクタ24に対して押圧すると、半導体装置20の背面20bの外部接続端子20cは押圧ヘッド20Eの接触子25Ebに接触し、且つ押圧ヘッド25Eの接触子25Ecは支持基板21の貫通電極21bに接触する。
さらに、支持基板21の貫通電極21bは、コンタクタ24の接触子24cに接触する。
これにより、半導体装置の背面20bの外部接続端子20cは、接触子25Ebと接触子25Ecと貫通電極21bと接触子24cとを介して、試験用回路基板23に電気的に接続される。
かかる構成によれば、移動部分である押圧ヘッド25E側に電気回路を接続する必要がなく、半導体装置20に供給する信号や電力及び半導体装置20から出力される信号は全て試験用回路基板23から供給されるか、試験用回路基板23に出力される。
次に、本発明の第4実施例による半導体装置の試験装置及び試験方法について、図30及び図31を参照して説明する。
図30に示す本発明の第4実施例による半導体装置の試験装置は、試験用回路基板23には複数のコンタクタ24−1,24−2,24−3が設けられ、これに対応して複数の押圧ヘッド25−1,25−1,25−3が設けられる。
コンタクタ24−1,24−2,24−3の一つと、これに対応する押圧ヘッド25−1,25−2,25−3とにより、複数個の半導体装置に同時にコンタクトを取ることができる。
かかる構成を有する試験装置では、図31に示すように、複数の押圧ヘッドの上昇を外部からの信号により個別に制御して、複数の押圧ヘッドを選択的に上昇させ、半導体装置を選択的に試験することができる。
同図に示す例では、押圧ヘッド25−1及び25−3は上昇させ、押圧ヘッド25−2は上昇させない。
このような構成によれば、例えば押圧ヘッド25−2に対応する半導体装置20が予め不良品であると判定されている場合などにおいて、対応する押し圧ヘッドを上昇させず、当該半導体装置20の試験を行なわないことで試験の効率化を図ることができる。
図30に示す構成によれば、複数の半導体装置20を一度に試験することができる。
また、上述の各実施例の構成を適宜組み合わせることにより、様々な効果を得ることができる。
例えば、上述の第2実施例のように、半導体装置の温度を制御する構成を加えることで、複数の半導体装置20を試験する場合でも、各半導体装置に適した温度制御を個別に行なうことができる。
図32は、複数の半導体装置を同時に試験しながら個別に温度制御を行う例を示す。
同図に示す例では、押圧ヘッド25−1及び押圧ヘッド25−2が設けられて、二つの半導体装置20を同時に試験することができる。
押圧ヘッド25−1にはヒータ32−1、冷却水を適用した冷却ユニット35−1及び温度センサ33−14が設けられ、一方、押圧ヘッド25−2にはヒータ32−2、冷却水を適用した冷却ユニット35−2及び温度センサ33−2とが設けられる。
そして、ヒータ32−1と冷却ユニット35−1は温度コントローラ34−1により制御され、ヒータ32−2と冷却ユニット35−2は温度コントローラ34−2により制御される。
したがって、押圧ヘッド25−1により押圧される半導体装置20の温度は温度コントローラ34−1によって制御され、押圧ヘッド25−2により押圧される半導体装置20の温度は温度コントローラ34−2によって制御される。
すなわち、半導体装置20は個別に温度制御された状態で試験される。
以上の如く、本明細書は以下の発明を開示する。
(付記1)
被試験半導体装置の外部接続端子に対応する接触子を備えたコンタクタを具備する試験用回路基板と、
被試験半導体装置を整列状態に搭載可能な支持基板と、
前記支持基板を支持するステージと、
前記支持基板に搭載された被試験半導体装置を押圧し、当該被試験半導体装置の外部接続端子を前記コンタクタの接触子に接触せしめる押圧ヘッドと
を備え、
前記ステージは、前記支持基板に搭載された被試験半導体装置の少なくとも一つが前記コンタクタに対応する位置へ移動可能とされてなる
ことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記2)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記ステージに対して前記支持基板を位置決めする位置決め機構を更に有することを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記3)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記支持基板には被試験半導体装置を収容する凹部が設けられていることを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記4)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記押圧ヘッドの押圧面の周囲に、半導体装置を前記押圧面に案内するための位置決めガイドが突出して形成されていることを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記5)
付記4記載の半導体装置の試験装置であって、
前記位置決めガイドから突出して位置決めピンが設けられ、前記コンタクタの該位置決めピンに対応する位置に位置決め穴が設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記6)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記押圧ヘッドは水平方向に微小移動又は微小振動することを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記7)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記押圧ヘッドは、前記押圧面が水平方向に対して任意の方向に傾斜可能であることを特徴とする半導体装置の試験方法
(付記8)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記押圧ヘッドの前記押圧面の温度を制御する温度制御機構が設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記9)
付記8記載の半導体装置の試験装置であって、
前記温度制御機構は、前記押圧ヘッドに設けられた冷却フィンと、該冷却フィンに向けて送風する送風機とを含むことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記10)
付記8記載の半導体装置の試験装置であって、
前記温度制御機構は、前記押圧ヘッドに設けられた加熱器を含むことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記11)
付記8記載の半導体装置の試験装置であって、
前記温度制御機構は、前記押圧ヘッドに設けられ、冷媒が流れる流路を有する冷却ユニットを含むことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記12)
付記8記載の半導体装置の試験装置であって、
前記温度制御機構は、前記押圧ヘッドの前記押圧面の近傍の温度を検出する温度センサと、該温度センサでの検出温度に基づいて温度制御を行なう温度制御器とを含むことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記13)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
前記半導体装置は背面に実装端子を有し、該実装端子に接触する第1の接触子が前記押圧ヘッドの前記押圧面に設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記14)
付記13記載の半導体装置の試験装置であって、
前記押圧ヘッドの前記押圧面の第1の接触子の周囲に第2の接触子が設けられ、該第2の接触子に接触する貫通電極が前記支持基板を貫通して設けられ、該貫通電極に接触する第3の接触子が前記コンタクタに設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記15)
付記1記載の半導体装置の試験装置であって、
複数の前記コンタクタが前記試験回路基板に取り付けられ、該複数のコンタクタに対応して複数の前記押圧ヘッドが設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
(付記16)
一方の主面に外部接続端子が配設された半導体装置複数個を、前記外部接続端子を表出させつつ支持基板に整列状態をもって搭載する段階と、
前記支持基板を、試験装置のコンタクタに対応せしめる段階と、
第一の半導体装置をその他方の主面から押圧し、当該半導体装置の外部接続端子と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、
前記コンタクタを介して前記第一の半導体装置の試験を行なう段階と、
前記第一の半導体装置を前記支持基板に回収する段階と、
前記支持基板を移動する段階と、
第二の半導体装置をその他方の主面から押圧し、当該半導体装置の外部接続端子と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、
前記コンタクタを介して前記第二の半導体装置の試験を行なう段階と
を具備することを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記17)
付記16記載の半導体装置の試験方法であって、
前記半導体装置を前記コンタクタに対して押圧する際に、前記半導体装置を微小移動又は微小振動させることを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記18)
付記16記載の半導体装置の試験方法であって、
前記半導体装置に試験を施す際に、試験を施す前記半導体装置だけの背面を冷却又は加熱することを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記19)
付記18記載の半導体装置の試験方法であって、
試験を施す前記半導体送致の背面の近傍の温度を検出し、検出した温度に基づいて試験を施す前記半導体装置の温度を制御することを特徴とする半導体装置の試験方法。
(付記20)
付記16記載の半導体装置の試験方法であって、
前記第1の半導体装置は、前記半導体装置のうち複数の半導体装置からなる群から選択された一つ又は複数の半導体装置であることを特徴とする半導体装置の試験方法。
20 半導体装置
20a ボール電極
20b 背面
20c 実装端子
21 支持基板
21a 凹部
21b 貫通電極
22 ステージ
23 試験回路
24,24−1,24−2,24−3 コンタクタ
24a,24c 接触子
24b 位置決め穴
25,25A,25B,25C,25D,25E,25−1,25−2 押圧ヘッド
25a,25Aa,25Ba,25Ca,25Da,25Ea 押圧面
25b 位置決めガイド
25c 位置決めピン
26 XY移動機構
27 片寄せ機構
30 フィン
31 送風機
32,32−1,32−2 ヒータ
33,33−1,33−2 温度センサ
34,34−1,34−2 温度コントローラ
35−1,35−2 冷却ユニット

Claims (11)

  1. 一方の面に複数の電極を有する被試験半導体装置の該電極に対応する接触子を備えたコンタクタを具備する試験用回路基板と、
    被試験半導体装置を収容する凹部を有する支持基板と、
    前記支持基板を支持するステージと、
    前記支持基板に搭載された前記被試験半導体装置の他方の面を押圧し、当該被試験半導体装置の前記一方の面の電極を前記コンタクタの接触子に接触せしめる押圧ヘッドと
    を備え、
    前記ステージは、前記支持基板に搭載された前記被試験半導体装置の少なくとも一つが前記コンタクタに対応する位置へ移動可能とされおり、
    前記押圧ヘッドは、前記押圧ヘッドの中央部に設けられ、前記被試験半導体装置を押圧する押圧面と、前記押圧ヘッドの周辺部に設けられ、前記被試験半導体装置を前記凹部内の所定位置に配置する位置決めガイドとを有し、
    前記試験用回路基板は第1位置決め孔を有し、前記位置決めガイドは第1位置決めピンを有することを特徴とする半導体装置の試験装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置の試験装置であって、
    前記押圧ヘッドの押圧面の温度を制御する温度制御機構が設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置の試験装置であって、
    前記温度制御機構は、前記押圧ヘッドの前記押圧面の近傍の温度を検出する温度センサと、該温度センサでの検出温度に基づいて温度制御を行なう温度制御器とを含むことを特徴とする半導体装置の試験装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置の試験装置であって、
    被試験半導体装置の他方の面に設けられた実装端子に接触する第1の接触子が前記押圧ヘッドの押圧面に設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
  5. 請求項1記載の半導体装置の試験装置であって、
    複数の前記コンタクタが前記試験用回路基板に取り付けられ、該複数のコンタクタに対応して複数の前記押圧ヘッドが設けられたことを特徴とする半導体装置の試験装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の半導体装置の試験装置であって、
    前記位置決めガイドは、前記押圧面に対して傾斜する傾斜面を有することを特徴とする半導体装置の試験装置。
  7. 請求項1乃至のうちいずれか一項記載の半導体装置の試験装置であって、
    前記ステージは第2位置決めピンを有し、前記支持基板は、前記第2位置決めピンに対応する位置に第2位置決め孔を有することを特徴とする半導体装置の試験装置。
  8. 一方の面に電極が配設された半導体装置複数個を、前記電極を表出させつつ支持基板の凹部複数個に整列状態をもって搭載する段階と、
    前記支持基板を、試験用回路基板のコンタクタに対応せしめる段階と、
    試験半導体装置を押圧する押圧面と、前記被試験半導体装置を前記凹部内の所定位置に配置する位置決めガイドとを有する押圧ヘッドを用いて、第一の半導体装置をその他方の面から押圧し、当該半導体装置の前記一方の面の電極と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、
    前記コンタクタを介して前記第一の半導体装置の試験を行なう段階と、
    前記第一の半導体装置を前記支持基板に回収する段階と、
    前記支持基板を移動する段階と、
    第二の半導体装置をその他方の面から押圧し、当該半導体装置の電極と前記コンタクタの接触子とを接触せしめる段階と、
    前記コンタクタを介して前記第二の半導体装置の試験を行なう段階と
    を具備し、
    前記押圧面は、前記押圧ヘッドの中央部に設けられ、前記位置決めガイドは、前記押圧ヘッドの周辺部に設けられ
    前記試験用回路基板は第1位置決め孔を有し、
    前記位置決めガイドは第1位置決めピンを有し、
    前記第一の半導体装置を押圧する工程及び前記第二の半導体装置を押圧する工程において、前記第1位置決め孔に前記第1位置決めピンが挿入されることを特徴とする半導体装置の試験方法。
  9. 請求項記載の半導体装置の試験方法であって、
    前記半導体装置を前記コンタクタに対して押圧する際に、前記半導体装置を微小移動又は微小振動させることを特徴とする半導体装置の試験方法。
  10. 請求項記載の半導体装置の試験方法であって、
    前記半導体装置に試験を施す際に、試験を施す前記半導体装置だけの前記他方の面を冷却又は加熱することを特徴とする半導体装置の試験方法。
  11. 請求項記載の半導体装置の試験方法であって、
    試験を施す前記半導体装置の背面の近傍の温度を検出し、検出した温度に基づいて試験を施す前記半導体装置の温度を制御することを特徴とする半導体装置の試験方法。
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