JP2016070777A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品保持部での電子部品に対する位置決めを容易に行なうことができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供すること。【解決手段】電子部品検査装置は、ICデバイス9を把持する把持部と、ICデバイス9を保持する保持部51とを備えている。保持部51には、空気Gが流れる流路が形成されている。そして、この電子部品検査装置では、前記把持部がICデバイス9を解放することでICデバイス9が落下しているときに、ICデバイス9が落下する方向とは異なる方向に空気Gが流れている。【選択図】図6

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関する。
従来から、例えばICデバイス等の電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置が知られており、この電子部品検査装置には、検査部の保持部までICデバイスを搬送するための電子部品搬送装置が組み込まれている。ICデバイスの検査の際は、ICデバイスが保持部に配置され、保持部に対してICデバイスを位置決めし、保持部に設けられた複数のプローブピン(電極)とICデバイスの各端子とを接触させる。
このような位置決め可能な保持部として、特許文献1に記載の収納具を用いることが考えられる。この収納具は、ICデバイス(ワーク)が収納され、平面視で四角形状をなすキャビティーを有し、当該キャビティーの内側に向かって開口する吸引孔が形成されたものとなっている。吸引孔は、前記四角形の角部に配されており、この角部にICデバイスを突き当てるように吸引して位置決めを行なうことができる。また、位置決めを行なうタイミングとしては、ICデバイスがキャビティーの底面に到達してから行なわれる。
特開平11−198988号公報
しかしながら、特許文献1に記載の収納具では、吸引孔で得られる吸引力は、最大でも大気圧程度にしかならず、位置決め前の吸引孔とICデバイスとの距離の程度によっては、位置決めを行なうことができない場合が生じる。
本発明の目的は、電子部品保持部での電子部品に対する位置決めを容易に行なうことができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の電子部品搬送装置は、電子部品を把持する電子部品把持部と、
前記電子部品を保持する電子部品保持部と、を備え、
前記電子部品保持部には、流体が流れる流路が形成されており、
前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品が落下する方向とは異なる方向に前記流体が流れていることを特徴とする。
これにより、電子部品保持部での電子部品に対する位置決めを行なう際、当該電子部品の落下中に、流体が電子部品を位置決めされる位置にまで円滑に移動させることができる。この移動によって、電子部品の位置決めが容易に行なわれることとなる。
[適用例2]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品保持部には、
凹部と、
前記凹部に配置され、前記電子部品が当接して前記電子部品に対する位置決めがなされる位置決め部と、が設けられ、
前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品を前記位置決め部に移動させる方向に前記流体が流れていることが好ましい。
これにより、電子部品保持部での電子部品に対する位置決めを行なう際、当該電子部品の落下中に、流体が電子部品を位置決めされる位置にまで円滑に移動させることができる。この移動によって、電子部品の位置決めがより容易に行なわれることとなる。
[適用例3]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品保持部は、第1角部を構成する第1の壁面および第2の壁面を有し、
前記第1の壁面と前記第2の壁面とは、直交し、
前記電子部品保持部は、前記第1角部に配置され、前記流体が流れる第1の流路を有し、
前記第1の流路を流れる前記流体の流れを示す第1のベクトルは、前記第1の壁面および前記第2の壁面とそれぞれ直交しないのが好ましい。
これにより、電子部品の落下中に、当該電子部品を位置決めされる位置にまで移動させることができる。
[適用例4]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品保持部は、前記第1角部とは対角の位置に配置された第2角部を構成する第3の壁面および第4の壁面を有し、
前記電子部品保持部は、前記第2角部に配置され、前記流体が流れる第2の流路を有し、
前記第2の流路を流れる前記流体の流れを示す第2のベクトルは、前記第1の壁面および前記第2の壁面とそれぞれ直交しないのが好ましい。
これにより、電子部品の落下中に、当該電子部品を位置決めされる位置にまで移動させることができる。
[適用例5]
本発明の電子部品搬送装置では、前記第1の流路には前記流体を吸引する吸引部が接続され、
前記第2の流路には前記流体を噴射する噴射部が接続されるのが好ましい。
これにより、電子部品の位置決めをする場合、容易に電子部品を移動させることができる。
[適用例6]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品は、本体部と、前記本体部に設けられた複数の端子と、を備え、
前記第2の流路の開口部の少なくとも一部は、前記電子部品が前記電子部品保持部に保持された状態で、前記本体部の前記端子が配置された端子配置面よりも鉛直方向下方に配置されているのが好ましい。
これにより、電子部品の位置決めをする場合、電子部品を浮かせることができ、容易に電子部品を移動させることができる。
[適用例7]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品保持部は、前記電子部品を検査する場合に前記電子部品を保持するのが好ましい。
これにより、電子部品を安定して検査することができる。
[適用例8]
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品保持部は、前記電子部品を保持して所定の場所に移動するのが好ましい。
これにより、例えば、電子部品の総搬送時間をできる限り短縮することができる。
[適用例9]
本発明の電子部品検査装置は、電子部品を把持する電子部品把持部と、
前記電子部品を保持する電子部品保持部と、
前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
前記電子部品保持部には、流体が流れる流路が形成されており、
前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品が落下する方向とは異なる方向に前記流体が流れていることを特徴とする。
これにより、電子部品保持部での電子部品に対する位置決めを行なう際、当該電子部品の落下中に、流体が電子部品を位置決めされる位置にまで円滑に移動させることができる。この移動によって、電子部品の位置決めが容易に行なわれることとなる。
図1は、本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略図である。 図2は、図1に示す電子部品検査装置が備える各部の動作等を示す図である。 図3は、図1に示す電子部品検査装置が備える検査部の保持部を示す水平断面図である。 図4は、図1に示す電子部品検査装置が備える検査部の保持部に電子部品が位置決めされた状態を示す水平断面図である。 図5は、図1に示す電子部品検査装置において、電子部品を保持部に位置決めするまでの動作を説明するための垂直断面図である。 図6は、図1に示す電子部品検査装置において、電子部品を保持部に位置決めするまでの動作を説明するための垂直断面図である。 図7は、図1に示す電子部品検査装置において、電子部品を保持部に位置決めするまでの動作を説明するための垂直断面図である。 図8は、図1に示す電子部品検査装置において、電子部品を保持部に位置決めするまでの動作を説明するための垂直断面図である。 図9は、本発明の電子部品検査装置(第2実施形態)が備える搬送部の保持部を示す水平断面図である。 図10は、本発明の電子部品検査装置(第3実施形態)が備える検査部の保持部を示す水平断面図である。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の電子部品検査装置の第1実施形態を示す概略図である。図2は、図1に示す電子部品検査装置が備える各部の動作等を示す図である。図3は、図1に示す電子部品検査装置が備える検査部の保持部を示す水平断面図である。図4は、図1に示す電子部品検査装置が備える検査部の保持部に電子部品が位置決めされた状態を示す水平断面図である。図5〜図8は、それぞれ、図1に示す電子部品検査装置において、電子部品を保持部に位置決めするまでの動作を説明するための垂直断面図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向」とも言う。また、電子部品の搬送方向の上流側を単に「上流側」とも言い、下流側を単に「下流側」とも言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いていた状態も含む。また、図5〜図8中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言うことがある。
また、図3〜図8では、検査部としての4つの保持部(電子部品保持部)のうちの1つが図示され、また、搬送部の4つのハンドユニットのうちの1つが図示されている。また、図3〜図8では、保持部において、電子部品の端子と接触するプローブピン等の図示は省略されている。
図1に示す検査装置(電子部品検査装置)1は、例えば、BGA(Ball Grid Array)パッケージやLGA(Land Grid Array)パッケージ等のICデバイス、LCD(Liquid Crystal Display)、CIS(CMOS Image Sensor)等の電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)するための装置である。なお、以下では、説明の便宜上、検査を行う前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス9」とする。そして、以下では、そのICデバイス9として、BGAパッケージを例に挙げて説明する。
まず、ICデバイス9について説明する。
図5〜図8に示すように、ICデバイス9は、BGAパッケージであり、本体部91と、本体部91の外部に設けられた複数の端子(電極)92とを有している。本体部91の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、板状をなし、また、その厚さ方向(ICデバイス9が保持部51に保持された状態でZ方向)から見たとき、四角形をなしている(図4参照)。なお、その四角形は、本実施形態では、正方形(または長方形)である。
本体部91の図5中下側の面が端子配置面93であり、複数の端子92は、その端子配置面93に、格子状(行列状)に配置されている。また、各端子92は、半球状の半田ボールである。なお、各端子92の形状は、半球状に限定されないことは、言うまでもない。
次に、検査装置1について説明する。
図1に示すように、検査装置1は、搬送装置(電子部品搬送装置)10を備えている。この搬送装置10は、図4に示すようなICデバイス9に対する位置決めを行う位置決め機構100を有している。
すなわち、検査装置1は、供給部2と、供給側配列部3と、搬送部4と、検査部5と、回収側配列部6と、回収部7と、これら各部の制御を行う制御部8と、を有している。また、検査装置1は、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6および回収部7を配置するベース11と、供給側配列部3、搬送部4、検査部5および回収側配列部6を収容するようにベース11に被せられているカバー12と、を有している。なお、ベース11の上面であるベース面111は、ほぼ水平となっており、このベース面111に供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6の構成部材が配置されている。また、検査装置1は、この他、必要に応じて、ICデバイス9を加熱するためのヒーターやチャンバー等を有していてもよい。
このような検査装置1は、供給部2が供給側配列部3にICデバイス9を供給し、供給されたICデバイス9を供給側配列部3が配列し、配列したICデバイス9を搬送部4が検査部5に搬送し、搬送したICデバイス9を検査部5が検査し、検査を終えたICデバイス9を搬送部4が回収側配列部6に搬送/配列し、回収側配列部6に配列したICデバイス9を回収部7が回収するように構成されている。このような検査装置1によれば、ICデバイス9の供給・検査・回収を自動的に行うことができる。なお、検査装置1では、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、検査部5の一部、回収側配列部6、回収部7および制御部8等により、搬送装置10が構成されている。搬送装置10は、ICデバイス9の搬送、位置決め機構100によるICデバイス9の検査部5の保持部51への位置決め等を行う。
以下、搬送部4、検査部5および位置決め機構100の構成について説明する。
≪搬送部≫
搬送部4は、図2に示すように、供給側配列部3の載置ステージ341上に配置されているICデバイス9を検査部5まで搬送し、検査部5での検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6まで搬送するユニットである。このような搬送部4は、シャトル41と、供給ロボット42と、検査ロボット43と、回収ロボット44と、を有している。
−シャトル−
シャトル41は、載置ステージ341上のICデバイス9を検査部5の近傍まで搬送するため、さらには、検査部5で検査された検査済みのICデバイス9を回収側配列部6の近傍まで搬送するためのシャトルである。このようなシャトル41には、ICデバイス9を収容するための凹部で構成された4つのポケット(保持部)411がX方向に並んで形成されている。また、シャトル41は、直動ガイドによってガイドされており、リニアモーター等の駆動源によってX方向に往復移動可能となっている。
−供給ロボット−
供給ロボット42は、載置ステージ341上に配置されているICデバイス9をシャトル41に搬送するロボットである。このような供給ロボット42は、ベース11に支持された支持フレーム421と、支持フレーム421に支持され、支持フレーム421に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム422と、移動フレーム422に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)423と、を有している。各ハンドユニット423は、昇降機構および吸着ノズルを備え、ICデバイス9を吸着することで把持することができる。
−検査ロボット−
検査ロボット43は、シャトル41に収容されたICデバイス9を検査部5へ搬送するとともに(図5〜図7参照)、検査を終えたICデバイス9を検査部5からシャトル41へ搬送するロボットである。また、検査ロボット43は、検査の際に、ICデバイス9を検査部5に押し付け、ICデバイス9に所定の検査圧を印加することもできる(図8参照)。このような検査ロボット43は、ベース11に支持された支持フレーム431と、支持フレーム431に支持され、支持フレーム431に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム432と、移動フレーム432に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)(電子部品把持部)433と、を有している。
各ハンドユニット433は、昇降機構および吸着ノズル434(図5参照)を備え、ICデバイス9を吸着することで把持(保持)することができる。各ハンドユニット433は、同様であるので、以下では、その1つについて説明する。
ハンドユニット433は、Z方向(鉛直方向)から見たとき、後述する検査部5の保持部51の凹部55に対応した形状をなしている。具体的には、ハンドユニット433は、Z方向から見たとき、四角形をなしており、凹部55の内周部よりも少し小さい。なお、その四角形は、本実施形態では、正方形(または長方形)である。このハンドユニット433は、ICデバイス9を保持部51の凹部55に落とし込むときに、保持部51に対して所定の距離の位置に配置され、これにより、ハンドユニット433により、凹部55を覆うことができる(図5〜図8参照)。
また、吸着ノズル434には、図示しない吸引ポンプに接続された管体が接続されており、その吸引ポンプの作動により、ICデバイス9を吸着する。なお、吸引ポンプの駆動は、制御部8により制御される。
−回収ロボット−
回収ロボット44は、検査部5での検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6に搬送するロボットである。このような回収ロボット44は、ベース11に支持された支持フレーム441と、支持フレーム441に支持され、支持フレーム441に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム442と、移動フレーム442に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)443と、を有している。各ハンドユニット443は、昇降機構および吸着ノズルを備え、ICデバイス9を吸着することで把持することができる。
このような搬送部4は、次のようにしてICデバイス9を搬送する。まず、シャトル41が図中左側に移動し、供給ロボット42が載置ステージ341上のICデバイス9をシャトル41に搬送する(STEP1)。次に、シャトル41が中央へ移動し、検査ロボット43がシャトル41上のICデバイス9を検査部5へ搬送する(STEP2)。次に、検査ロボット43が検査部5での検査を終えたICデバイス9をシャトル41へ搬送する(STEP3)。次に、シャトル41が図中右側へ移動し、回収ロボット44がシャトル41上の検査済みのICデバイス9を回収側配列部6に搬送する。このようなSTEP1〜STEP3を繰り返すことで、ICデバイス9を検査部5を経由して回収側配列部6へ搬送することができる。
以上、搬送部4の構成について説明したが、搬送部4の構成としては、載置ステージ341上のICデバイス9を検査部5へ搬送し、検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6へ搬送することができれば、特に限定されない。例えば、シャトル41を省略し、供給ロボット42、検査ロボット43および回収ロボット44のいずれか1つのロボットで、載置ステージ341から検査部5への搬送、および、検査部5から回収側配列部6への搬送を行ってもよい。
≪検査部≫
検査部5は、ICデバイス9の電気的特性を検査・試験するユニットである。検査部5は、図2に示すように、ICデバイス9を配置する4つの保持部51を有している。これら保持部51には、それぞれ、ICデバイス9の端子と電気的に接続される複数のプローブピン(図示せず)が設けられている。各プローブピンは、制御部8に電気的に接続されている。ICデバイス9の検査の際は、1つのICデバイス9が1つの保持部51に配置(保持)される。保持部51に配置されたICデバイス9の各端子92は、それぞれ、検査ロボット43のハンドユニット433の押圧によって所定の検査圧で各プローブピンに押し付けられる。これにより、ICデバイス9の各端子92と各プローブピンとが電気的に接続され(接触し)、プローブピンを介してICデバイス9の検査が行われる。ICデバイス9の検査は、制御部8に記憶されているプログラムに基づいて行われる。なお、保持部51については、後で詳述する。
≪制御部≫
制御部8は、例えば、検査制御部と、駆動制御部と、を有している。検査制御部は、例えば、図示しないメモリー内に記憶されたプログラムに基づいて、検査部5に配置されたICデバイス9の電気的特性の検査等の制御を行う。また、駆動制御部は、例えば、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6および回収部7の各部の駆動を制御し、ICデバイス9の搬送、ICデバイス9の保持部51への位置決め等の制御を行う。
≪位置決め機構≫
次に、位置決め機構100について説明するが、検査部5の4つの保持部51についての各位置決め機構100は、同様であるので、以下では、その1つについて説明する。
図3〜図8に示すように、位置決め機構100は、保持部本体510を有する保持部51と、2本の管体135および136と、2つのバルブ145および146と、2つのポンプ155および156と、ハンドユニット433と、を有している。管体135および136の内腔は、空気G(流体)が流れる流路である。なお、管体135および136のうち、保持部本体510の後述する壁部53に挿入されている部位(一端部)は、保持部51の構成要素である。すなわち、保持部本体510と、管体135および136の壁部53に挿入されている部位(一端部)等により、ICデバイス9を保持する保持部51が構成される。
図5〜図8に示すように、保持部本体510は、ICデバイス9を保持する保持面(電子部品保持面)52を有する基板54と、基板上に保持面52を囲むように設けられた壁部53と、を備えている。なお、保持面52は、XY平面と平行である。
また、壁部53の形状は、特に限定されないが、本実施形態では、壁部53は、四角形の枠状をなし、基板54の外周部に形成されている。すなわち、壁部53の内面の形状おおよび外面の形状は、それぞれ、Z方向から見たとき、四角形である。なお、その四角形は、本実施形態では、正方形または長方形である。これにより、保持部本体510に、Z方向から見たとき四角形をなす凹部55が形成される。この凹部55の底面が保持面52である。
また、保持面52に対して立設した4つの面、すなわち、第1の壁面553、第2の壁面554、第3の壁面555および第4の壁面556が凹部55の内面を構成している。第1の壁面553〜第4の壁面556は、離接する壁面同士が互いに直交している。そして、第1の壁面553と第2の壁面554とが直角の第1角部551を構成し、第3の壁面555と第4の壁面556とが第1角部551とは対角の位置に配置され、直角の第2角部552を構成している。本実施形態では、図4に示すように、ICデバイス9は、4つの角部のうちの1つの角部94が、第1角部551に突き当てられて当接し、位置決めがなされる。このように保持部51では、第1角部551は、当該保持部51内でICデバイス9に対する位置決めがなされる基準点(位置決め部)として設定されている。
壁部53の内周部の上部には、内側が外側よりも低い傾斜面531が形成されている。これにより、ICデバイス9を保持部51に配置する際、ICデバイス9は、傾斜面531に沿って容易に凹部55内に挿入され、保持面52上に配置される。
また、保持部本体510の壁部53には、管体135、136の一端部が接続されている。この場合、管体135、136の一端部は、四角形の対角にそれぞれ配置されている。そして、管体135の一端部の開口(開口部)1351は、第1角部551に配置され、開放しており、管体136の一端部の開口(開口部)1361は、第2角部552に配置され、開放している。
本実施形態では、管体135の壁部53に挿入されている部位(一端部)により第1の流路が構成され、管体136の壁部53に挿入されている部位(一端部)により第2の流路が構成される。図3、図4に示すように、第1の流路を流れる空気Gの流れを示す第1のベクトルVは、第1の壁面553および第2の壁面554とそれぞれ直交しない。すなわち、第1のベクトルVと第1の壁面553とのなす角度は45度となっており、第1のベクトルVと第2の壁面554とのなす角度も45度となっている。また、第2の流路を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVも、第1の壁面553および第2の壁面554とそれぞれ直交しない。すなわち、第2のベクトルVと第1の壁面553とのなす角度は45度となっており、第2のベクトルVと第2の壁面554とのなす角度も45度となっている。第1のベクトルVと第2のベクトルVとがそれぞれこのように同じ方向に向かっていることにより、図6に示すように、ICデバイス9の落下中に、当該ICデバイス9を、位置決めの基準点である第1角部551側に容易に移動させることができる。
なお、ICデバイス9の平面視での形状が正方形の場合、第1のベクトルVと第1の壁面553とのなす角度は45度であるが、ICデバイス9の平面視での形状が正方形以外の四角形(例えば長方形)の場合、第1のベクトルVと第1の壁面553とのなす角度は45度とはならず、対角線方向となる。
図6に示すように、開口1351、1361は、ICデバイス9が保持部51に保持された状態で、端子配置面93よりもZ方向下方に配置されている。このような配置により、凹部55内での空気流によってICデバイス9を浮かせることができ、ICデバイス9の位置決めをする場合、ICデバイス9を第1角部551側に十分に移動させることができる。
なお、開口1351と開口1361とのZ方向の位置関係は、本実施形態では同じ位置となっているが、これに限定されず、異なっていてもよい。この場合、開口1361は、開口1351よりもZ方向上方向に位置しているのが好ましい。この構成は、ICデバイス9を凹部55の保持面52側に押し付けたい場合に有効な構成である。
また、開口1351と開口1361と大きさは、本実施形態では同じとなっているが、これに限定されず、異なっていてもよい。この場合、開口1351は、開口1361よりも小さいのが好ましい。
また、図3、図4に示すように、管体135、136の下流側は、内径が縮径していてもよい。
管体135の一端部とは異なる他端部には、ポンプ155が接続されている。また、管体135の途中には、バルブ145が設けられている。一方、管体136の一端部とは異なる他端部には、ポンプ156が接続されている。また、管体136の途中には、バルブ146設けられている。ポンプ156は、空気Gを噴射する噴射部であり、ポンプ155は、空気Gを吸引する吸引部である。ポンプ156の作動により、ポンプ156から空気Gを噴射すると、その空気Gは、管体136内を流れ、開口1361から凹部55内に噴射する。また、ポンプ155の作動により、ポンプ155が空気Gを吸引すると、凹部55内の空気Gは、開口1351から吸引(排出)され、その空気Gは、管体135内を流れ、外部に排出される。なお、空気Gを噴射するポンプは、コンプレッサーやガスボンベ等の圧縮空気発生源に代用可能である。
また、開口1351で得られる吸引力は、最大でも大気圧を上回り、凹部55の保持面52とICデバイス9と摩擦の大小に関わらず、当該ICデバイス9に対する位置決めを行なうことができる。
また、バルブ145の開閉により管体135の内腔を開閉することができ、バルブ146の開閉により管体136の内腔を開閉することができる。また、バルブ145、146として、その開度を調整し得るものを用いれば、前記開度の調整により、管体135、136内を流れる空気Gの流量を調整することができる。すなわち、バルブ146の開度の調整により、空気Gの噴射圧または噴射流量を調整することができる。また、バルブ145の開度の調整により、空気Gの吸引圧または吸引流量を調整することができる。したがって、バルブ146により、空気Gの噴射圧または噴射流量を調整する調整部が構成され、また、バルブ145により、空気Gの吸引圧または吸引流量を調整する調整部が構成される。
なお、空気Gの噴射圧と空気Gの吸引圧とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。空気Gの噴射圧と空気Gの吸引圧とが異なっている場合、空気Gの噴射圧は、空気Gの吸引圧よりも大きいのが好ましい。
また、ポンプ155、156の出力を調整することによっても管体135、136内を流れる空気Gの流量を調整することができる。なお、ポンプ155、156およびバルブ145、146の駆動は、制御部8により制御される。
次に、ICデバイス9を保持部51に位置決めをする場合の動作を説明する。
まず、図5に示すように、ハンドユニット433により、ICデバイス9を保持し、そのICデバイス9を保持部51の凹部55内の所定の位置まで挿入する。本実施形態では、ハンドユニット433の下端部を、凹部55内の上端部に配置させ、ハンドユニット433を停止させる。これにより、このハンドユニット433により、凹部55が覆われる。これによって、空気Gが凹部55内から漏れてしまうことを抑制することができ、また、空気流でICデバイス9が凹部55から飛ばされてしまうことを防止することができる。
次に、図6に示すように、ハンドユニット433からICデバイス9を解放する、すなわち、離脱させる。これにより、ICデバイス9が凹部55内で自由落下し始める。また、ハンドユニット433によるICデバイス9の解放動作に伴って、すなわち、解放動作に同期して、前述したように管体136から空気Gを噴出するとともに、管体135から空気Gを吸引する。これにより、ICデバイス9が落下しているときに、ICデバイス9が落下する方向とは異なる方向に、すなわち、ICデバイス9を第1角部551側に向かわせて押し付ける、すなわち、移動させる方向に、空気Gが流れることとなる。そして、ICデバイス9は、自由落下中に空気流(風圧)で第1角部551側に押圧されて、角部94が第1角部551に突き当てられ、そのまま保持面52に到達する。以上で、ICデバイス9の位置決めが終了する(図7参照)。
このように保持部51では、ICデバイス9に対する位置決めを行なう際、ICデバイス9の落下中に、空気Gが第1角部551を通過する方向への空気Gの流れを生じさせ、これにより、ICデバイス9を位置決めの基準点まで円滑に移動させることができる。よって、ICデバイス9の位置決めが容易に行なわれる。
なお、図7に示すように、このような空気Gの流れは、少なくともICデバイス9が保持面52上に配置されるまで維持されるのが好ましい。
また、前述したように、ICデバイス9は、凹部55内での空気流によって浮かせされる。これにより、ICデバイス9の滞空時間を稼ぐことができ、よって、ICデバイス9を第1角部551に十分に寄せることができ、ICデバイス9の位置決めに寄与することとなる。
次に、図7に示す状態から図8に示すように、ハンドユニット433を下降させ、そのハンドユニット433によりICデバイス9を下方に押圧する。このハンドユニット433の押圧により、ICデバイス9の各端子92と各プローブピンとが電気的に接続される。以降、ICデバイス9の検査が行われる。
<第2実施形態>
図9は、本発明の電子部品検査装置(第2実施形態)が備える搬送部の保持部を示す水平断面図である。
以下、この図を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、位置決め機構の配設箇所が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図9に示すように、本実施形態では、位置決め機構100は、未検査のICデバイス9を保持して検査部5の近傍まで移動させたり、検査済みのICデバイス9を保持して回収側配列部6の近傍まで移動させるシャトル41に配されている。シャトル41の各ポケット411における位置決め機構100は、同様であるので、以下では、その1つについて説明する。
位置決め機構100は、シャトル41に接続され、ポケット411に連通する2本の管体165および166と、2つのバルブ175および176と、2つのポンプ185および186とを有している。管体165の内腔は、空気Gが吸引される第1の流路であり、
管体166の内腔は、空気Gが噴出される第2の流路である。
ポケット411は、Z方向から見たとき正方形(または長方形)をなし、その内面である第1の壁面413と第2の壁面414とで構成される第1角部417に管体165の開口1651が配置されている。また、ポケット411の内面である第3の壁面415と第4の壁面416とで構成される第2角部418に管体166の開口1661が配置されている。なお、シャトル41では、第1角部417がポケット411内でICデバイス9に対する位置決めがなされる基準点(位置決め部)として設定されている。
そして、第1の流路を流れる空気Gの流れを示す第1のベクトルVと第1の壁面413とのなす角度は45度となっており、第1のベクトルVと第2の壁面414とのなす角度も45度となっている。また、第2の流路を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVと第1の壁面413とのなす角度が45度となっており、第2のベクトルVと第2の壁面414とのなす角度も45度となっている。
なお、ICデバイス9の平面視での形状が正方形の場合、第1のベクトルVと第1の壁面413とのなす角度は45度であるが、ICデバイス9の平面視での形状が正方形以外の四角形(例えば長方形)の場合、第1のベクトルVと第1の壁面413とのなす角度は45度とはならず、対角線方向となる。
以上のようにシャトル41に配された位置決め機構100によっても、第1実施形態とほぼ同様に、ポケット411内でのICデバイス9の落下中に、当該ICデバイス9を、位置決めの基準点である第1角部417側に容易に移動させることができる。これにより、ICデバイス9に対する位置決めを容易に行なうことができる。
<第3実施形態>
図10は、本発明の電子部品検査装置(第3実施形態)が備える検査部の保持部を示す水平断面図である。
以下、この図を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、位置決め機構の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図10に示すように、本実施形態では、位置決め機構100は、保持部51に接続された4本の管体131、132、133および134と、4つのバルブ141、142、143および144と、4つのポンプ151、152、153および154とを有している。管体131〜134の内腔は、空気(流体)が流れる流路である。また、管体131〜134の一端部の開口(開口部)1311、1321、1331、1341は、壁部53の内面に開放している。なお、管体131の壁部53に挿入されている部位(一端部)により第1の流路が構成され、管体132の壁部53に挿入されている部位(一端部)によりもう1本の第1の流路が構成されている。また、管体133の壁部53に挿入されている部位(一端部)により第2の流路が構成され、管体134の壁部53に挿入されている部位(一端部)によりもう1本の第2の流路が構成される。
本実施形態では、管体131および132の一端部は、凹部55の第1角部551の近傍に配置され、管体133および134の一端部は、凹部55の第2角部552の近傍に配置されている。さらに、管体131の一端部は、凹部55の内面を構成する第1の壁面553に対して直交し、管体132の一端部は、凹部55の内面を構成する第2の壁面554に対して直交し、管体133の一端部は、凹部55の内面を構成する第3の壁面555に対して直交し、管体134の一端部は、凹部55の内面を構成する第4の壁面556に対して直交している。
これにより、管体131の一端部を流れる流体の流れを示す第1のベクトルVと、管体132の一端部を流れる流体の流れを示す第1のベクトルVとのなす角度は、90度である。これにより、双方のベクトルを合わせたベクトルは、ICデバイス9を第1角部551に向かわせる方向のものとなる。また、管体133の一端部を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVと、管体134の一端部を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVとのなす角度は、90度である。これにより、双方のベクトルを合わせたベクトルも、ICデバイス9を第1角部551に向かわせる方向のものとなる。
このようなベクトルを生じさせる位置決め機構100により、第1実施形態と同様に、落下中のICデバイス9を位置決めの基準点である第1角部551側に移動させることができ、よって、ICデバイス9に対する位置決めを容易に行なうことができる。
なお、位置決め機構100では、管体131の一端部の流路方向と管体132の一端部の流路方向とは、交差していればよく、また、管体133の一端部の流路方向と管体134の一端部の流路方向とは、交差していればよい。すなわち、管体131の一端部を流れる流体の流れを示す第1のベクトルVと、管体132の一端部を流れる流体の流れを示す第1のベクトルVとのなす角度は、0度および180度でなければよく、管体133の一端部を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVと、管体134の一端部を流れる流体の流れを示す第2のベクトルVとのなす角度は、0度および180度でなければよい。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、電子部品搬送装置および電子部品検査装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、シャトルのポケットの配置数および配置態様と、供給ロボットのハンドユニットの配置数および配置態様と、検査ロボットのハンドユニットの配置数および配置態様と、回収ロボットのハンドユニットの配置数および配置態様と、検査部の保持部の配置数および配置態様とは、それぞれ、図2に示す構成に限定されないことは、言うまでもない。
また、前記各実施形態では、電子部品保持部は、第1の流路と第2の流路との双方を有する構成となっているが、これに限定されず、第2の流路を省略した構成となっていてもよい。
また、前記各実施形態では、流体として、空気を用いているが、本発明では、これに限定されず、例えば、窒素、アルゴン、二酸化炭素、フッ素系ガスや、これらを含む混合ガス等の各種の絶縁性ガス等の気体が適用可能である。
1……検査装置
10……搬送装置
100……位置決め機構
11……ベース
111……ベース面
12……カバー
2……供給部
3……供給側配列部
341……載置ステージ
4……搬送部
41……シャトル
411……ポケット
413……第1の壁面
414……第2の壁面
415……第3の壁面
416……第4の壁面
417……第1角部
418……第2角部
42……供給ロボット
421……支持フレーム
422……移動フレーム
423……ハンドユニット
43……検査ロボット
431……支持フレーム
432……移動フレーム
433……ハンドユニット
434……吸着ノズル
44……回収ロボット
441……支持フレーム
442……移動フレーム
443……ハンドユニット
5……検査部
51……保持部
510……保持部本体
52……保持面
53……壁部
531……傾斜面
54……基板
55……凹部
551……第1角部
552……第2角部
553……第1の壁面
554……第2の壁面
555……第3の壁面
556……第4の壁面
6……回収側配列部
7……回収部
8……制御部
9……ICデバイス
91……本体部
92……端子
93……端子配置面
94……角部
131、132、133、134、135、136、165、166……管体
1311、1321、1331、1341、1351、1361、1651、1661……開口
141、142、143、144、145、146、175、176……バルブ
151、152、153、154、155、156、185、186……ポンプ
G……空気
……第1のベクトル
……第2のベクトル

Claims (9)

  1. 電子部品を把持する電子部品把持部と、
    前記電子部品を保持する電子部品保持部と、を備え、
    前記電子部品保持部には、流体が流れる流路が形成されており、
    前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品が落下する方向とは異なる方向に前記流体が流れていることを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 前記電子部品保持部には、
    凹部と、
    前記凹部に配置され、前記電子部品が当接して前記電子部品に対する位置決めがなされる位置決め部と、が設けられ、
    前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品を前記位置決め部に移動させる方向に前記流体が流れている請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記電子部品保持部は、第1角部を構成する第1の壁面および第2の壁面を有し、
    前記第1の壁面と前記第2の壁面とは、直交し、
    前記電子部品保持部は、前記第1角部に配置され、前記流体が流れる第1の流路を有し、
    前記第1の流路を流れる前記流体の流れを示す第1のベクトルは、前記第1の壁面および前記第2の壁面とそれぞれ直交しない請求項1または2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記電子部品保持部は、前記第1角部とは対角の位置に配置された第2角部を構成する第3の壁面および第4の壁面を有し、
    前記電子部品保持部は、前記第2角部に配置され、前記流体が流れる第2の流路を有し、
    前記第2の流路を流れる前記流体の流れを示す第2のベクトルは、前記第1の壁面および前記第2の壁面とそれぞれ直交しない請求項3に記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記第1の流路には前記流体を吸引する吸引部が接続され、
    前記第2の流路には前記流体を噴射する噴射部が接続される請求項4に記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記電子部品は、本体部と、前記本体部に設けられた複数の端子と、を備え、
    前記第2の流路の開口部の少なくとも一部は、前記電子部品が前記電子部品保持部に保持された状態で、前記本体部の前記端子が配置された端子配置面よりも鉛直方向下方に配置されている請求項4または5に記載の電子部品搬送装置。
  7. 前記電子部品保持部は、前記電子部品を検査する場合に前記電子部品を保持する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  8. 前記電子部品保持部は、前記電子部品を保持して所定の場所に移動する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  9. 電子部品を把持する電子部品把持部と、
    前記電子部品を保持する電子部品保持部と、
    前記電子部品を検査する検査部と、を備え、
    前記電子部品保持部には、流体が流れる流路が形成されており、
    前記電子部品把持部が前記電子部品を解放することで前記電子部品が落下しているときに、前記電子部品が落下する方向とは異なる方向に前記流体が流れていることを特徴とする電子部品検査装置。
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