JP5157147B2 - カーボンナノチューブ製造装置及びその製造方法 - Google Patents

カーボンナノチューブ製造装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、カーボンナノチューブ製造装置及びカーボンナノチューブの製造方法に関し、特に化学気相成長法を使用して、基板上に垂直配向したカーボンナノチューブを製造する装置、及びその製造方法に関するものである。
従来より、基板上に垂直配向したカーボンナノチューブの製造を行うために、管状炉に設置した反応管中に触媒つきの基板を設置し、加熱した触媒へ炭素源となる原料ガスを流しながら、カーボンナノチューブの合成を行う方法が提案されている(特許文献1、非特許文献1参照)。
これらの方法を実現するためには、例えば図4のような装置が使用されるが、同図におおて、P1が触媒付き基板、P2が炭素源、P3が反応管、P4が管状炉である。この装置では、反応管の上流から炭素源となる原料ガスをキャリアガス(Ar)とともに連続的に供給することで、基板上の触媒に炭素が供給され、基板上に垂直配向したカーボンナノチューブが合成される。
特開2002−180252号公報 Chem.Phys.Lett.,(2004),vol.385,pp.298-303
しかしながら、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を厚く(即ちカーボンナノチューブの長さを長く)する目的で、反応時間を長くとっても、反応時間と膜厚の関係は、図5に示す様に、ある時間で頭打ちになってしまう。これは、長時間の反応によって、反応後のガスや余剰原料ガスの影響により、触媒が失活してしまうからと考えられる。
また、連続的に炭素源を供給した場合、炭素はそのほとんどはカーボンナノチューブの合成に使われず、そのまま排出されてしまうため、原料の利用効率が悪くコストアップにつながるという問題もあった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、カーボンナノチューブを合成する触媒の失活を防ぎ、膜厚の厚い垂直配向したカーボンナノチューブを、効率よく製造することができるカーボンナノチューブ製造装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
(1)請求項1の発明は、化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造する装置において、室内に触媒を配置してカーボンナノチューブを成長させる反応室と、前記反応室を加熱する加熱手段と、前記反応室に炭素源となる原料ガスであるアルコールを供給する供給経路を開閉する供給側開閉手段と、前記反応室からガスを排出する排出経路を開閉する排出側開閉手段と、前記排気経路を介して前記反応室からガスを排出する排出作動手段と、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段の動作を制御する動作制御手段と、を備え、前記動作制御手段によって、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段を制御して、前記反応室内に炭素源となるアルコールを封入する封入動作と、前記反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に該反応室内のガスを排出する排出動作とを、交互に2回以上繰り返すカーボンナノチューブ製造装置であって、前記カーボンナノチューブが合成されたことを検出する検出手段として、前記反応室内の圧力を検出する検出手段を備え、該検出手段による検出結果に基づいて、前記排出動作を行うことを特徴とする。
本発明では、動作制御手段によって、供給側開閉手段、排出側開閉手段、及び排出作動手段を制御して、反応室内に炭素源となる原料ガスであるアルコール封入(充填して密閉)する封入動作と、反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に、反応室内のガスを排出する排出動作とを行うので、充填動作の際には、必要なアルコールが供給され、一方、排出動作の際には、基板の近傍にあったカーボンナノチューブ合成の際にできた副生成ガス等が排気され、触媒が失活することを防止できる。
また、本発明では、原料ガスとしてアルコール(蒸気)を使うことで、欠陥が少ないシングルウォールカーボンナノチューブ(SWNT)の垂直配向膜を容易に作成できる。
更に、本発明では、この様に充填動作と排気動作を繰り返すことにより、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を容易に厚くすることができる。
に、連続的に炭素源を供給した場合に比べて、原料の利用効率が高く、大きくコストを低減することができる。
また、本発明では、前記検出手段によって、カーボンナノチューブが合成されたことを検出するので、その検出結果に基づいて(例えばカーボンナノチューブが所定量合成されたと判断された場合には)、反応後の副生成ガス等を排出できる。よって、再度アルコールを封入してカーボンナノチューブの合成を行うことができる。
カーボンナノチューブの合成が進んだ場合には、副生成ガス等によって内部圧力が増加するので、前記検出手段によって、反応室内の圧力を検出することにより、カーボンナノチューブが合成されたことを検出することができる。つまり、圧力を検出することで、反応生成ガスの有無を推定し、簡易に合成状態を検出することができる。よって、適切なタイミングで、排気動作への切り換えが可能となる。
なお、加熱手段としてはヒータを使用でき、供給側開閉手段及び供給側開閉手段としては(電磁バルブ等の)バルブを使用でき、排出作動手段としては真空ポンプを使用でき、動作制御手段としては、マイクロコンピュータ等の電子制御装置を使用できる。
(2)請求項2の発明は、化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造する装置において、室内に触媒を配置してカーボンナノチューブを成長させる反応室と、前記反応室を加熱する加熱手段と、前記反応室に炭素源となる原料ガスであるアルコールを供給する供給経路を開閉する供給側開閉手段と、前記反応室からガスを排出する排出経路を開閉する排出側開閉手段と、前記排気経路を介して前記反応室からガスを排出する排出作動手段と、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段の動作を制御する動作制御手段と、を備え、前記動作制御手段によって、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段を制御して、前記反応室内に炭素源となるアルコールを封入する封入動作と、前記反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に該反応室内のガスを排出する排出動作とを、交互に2回以上繰り返すカーボンナノチューブ製造装置であって、前記カーボンナノチューブが合成されたことを検出する検出手段として、前記反応室内のガス成分を検出する検出手段を備え、該検出手段による検出結果に基づいて、前記排出動作を行うことを特徴とする。
本発明では、動作制御手段によって、供給側開閉手段、排出側開閉手段、及び排出作動手段を制御して、反応室内に炭素源となる原料ガスであるアルコール封入(充填して密閉)する封入動作と、反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に、反応室内のガスを排出する排出動作とを行うので、充填動作の際には、必要なアルコールが供給され、一方、排出動作の際には、基板の近傍にあったカーボンナノチューブ合成の際にできた副生成ガス等が排気され、触媒が失活することを防止できる。
また、本発明では、原料ガスとしてアルコール(蒸気)を使うことで、欠陥が少ないシングルウォールカーボンナノチューブ(SWNT)の垂直配向膜を容易に作成できる。
更に、本発明では、この様に充填動作と排気動作を繰り返すことにより、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を容易に厚くすることができる。
特に、連続的に炭素源を供給した場合に比べて、原料の利用効率が高く、大きくコストを低減することができる。
また、本発明では、前記検出手段によって、カーボンナノチューブが合成されたことを検出するので、その検出結果に基づいて(例えばカーボンナノチューブが所定量合成されたと判断された場合には)、反応後の副生成ガス等を排出できる。よって、再度アルコールを封入してカーボンナノチューブの合成を行うことができる。
カーボンナノチューブの合成が進んだ場合には、その合成反応によるガスが発生するので、そのガス成分(例えばCO 2 )を検出することにより、カーボンナノチューブが合成されたことを検出することができる。つまり、合成反応後の生成ガスの濃度を検出することで、反応がどれだけ進んだか推定することができ、より正確な反応進行状況が把握できる。よって、適切なタイミングで、排気動作への切り換えが可能となる。
なお、加熱手段としてはヒータを使用でき、供給側開閉手段及び供給側開閉手段としては(電磁バルブ等の)バルブを使用でき、排出作動手段としては真空ポンプを使用でき、動作制御手段としては、マイクロコンピュータ等の電子制御装置を使用できる。
)請求項の発明は、前記触媒は基板上に固定された状態で前記反応室内に設置されることを特徴とする。
この触媒の作用により、基板上に垂直配向したカーボンナノチューブを形成することができる。また、触媒を基板上に固定し反応室内に設置することで、反応生成物であるカーボンナノチューブの回収における取り扱いが容易となる
)請求項の発明は、水素を含む不活性ガスを前記反応室内に導入して前記触媒を加熱することを特徴とする。
ここでは、水素により触媒を還元でき、このガスが供給された状態で触媒を加熱することにより、触媒を効果的に活性化することができる。
)請求項の発明は、前記排出側開閉手段により前記排出経路を閉じるとともに、前記供給側開閉手段により前記供給経路を開いた状態で、前記反応室内に炭素源となるアルコールを充填することを特徴とする。
本発明では、この動作により、アルコールを反応室内に充填することができる。
)請求項の発明は、前記供給側開閉手段により前記供給経路を閉じるとともに、前記排出側開閉手段により前記排出経路を開いた状態で、前記排出作動手段により前記反
応室内のガスを排出することを特徴とする。
本発明では、この動作により、反応室内のガス(例えば副生成ガスや未反応のアルコール)を外部に排出することができる。
)請求項の発明は、水素を含む不活性ガスを前記反応室内に供給して(例えば供給しながら)前記触媒を加熱し、次に、所定の温度に到達した後、前記反応室を一旦真空にし、次に、前記反応室内に炭素源のアルコールを充填して密閉し、次に、前記反応室内でカーボンナノチューブが合成されたことを検出した場合には、前記排出経路を開いて排出作動手段により排気を行い、次に、前記供給経路を開くとともに前記排気経路を閉じた状態で、再び前記炭素源のアルコールを前記反応室内に充填し密閉することを特徴とする。
本発明では、上述した内容により、膜厚の大きなカーボンナノチューブを効率良く製造することができる。
)請求項の発明は、前記アルコールの温度を一定に保つ機構を備えたことを特徴とする。
例えばヒータを制御することにより、アルコールの温度を一定に保つことにより、安定して必要量のアルコール蒸気を発生させることができる。よって、キャリアガスに添加される原料ガスの割合を一定に保つことができる。
)請求項の発明は、前記触媒が、Co、Moの元素から成ることを特徴とする。
本発明は、触媒を例示したものである。なお、Co、Moは、アルコールを原料とする場合にもっとも合成効率が良い触媒である。
10)請求項10の発明は、前記反応室内にガスを攪拌する機構を備えたことを特徴とする。
これにより、基板上に原料となる成分が効果的に供給されるので、効率よくカーボンナノチューブを製造することができる。
11)請求項11の発明は、化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造するカーボンナノチューブ製造方法において、触媒が配置された反応室内に炭素源となる原料ガスであるアルコールを封入する第1工程と、前記反応室内を加熱してカーボンナノチューブを合成し、その後、前記反応室内のガスを排出する第2工程と、を順に行い、その後は、前記第2工程の後に前記第1工程に戻る作業を繰り返すことを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
本発明では、上述した工程を採用することにより、触媒が失活することを防止でき、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を容易に厚くすることができる。また、連続的に炭素源を供給した場合に比べて、原料の利用効率が高く、大きくコストを低減することができる。
12)請求項12の発明は、前記第2工程では、原料ガスを含まないキャリアガスを供給することにより、前記反応後の副生成ガスを排出することを特徴とする。
本発明では、上述した工程を採用することにより、触媒が失活することを防止でき、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を容易に厚くすることができる。また、連続的に炭素源を供給した場合に比べて、原料の利用効率が高く、大きくコストを低減することができる。
特に、本発明では、原料ガス(炭素原)を含まないキャリアガス(例えばAr、He、N2などの不活性ガス)を流すことで、触媒近傍をクリーニングできる。そのため、反応室の上下流でバルブ等の開閉を行う動作を省略可能であり、供給するガスの流路を切り替えるだけで副生成ガスを排出する効果が得られる。
なお、ここで用いるキャリアガスは、カーボンナノチューブが合成されてできた垂直配向膜により、空隙が少なくなった触媒近傍まで到達しなければならないため、分子が小さいHeが最も望ましい。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1の実施形態]
a)まず、本実施形態のカーボンナノチューブ製造装置について説明する。
図1に示す様に、本実施形態のカーボンナノチューブ製造装置は、化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造する反応室1と、反応室1内を加熱するヒータ3と、反応室1に炭素源である原料ガス等を供給する供給経路(配管)5と、反応室1から反応後のガス等を排出する排出経路(配管)7を備えている。なお、反応室1内には、表面に触媒が付された基板9が配置される。
前記供給配管5には、キャリアガスであるアルゴン(Ar)を供給する第1供給配管11と、炭素源であるエタノールを供給する第2供給配管13とが接続され、第2供給配管13には、エタノールを収容する容器15が接続されている。なお、容器15には、エタノールの温度を一定に保つためにヒータ(図示せず)が設けられている。
第1供給配管11には、第1供給配管11を開閉する第1バルブ17が配置され、第2供給配管11には、第2供給配管11を開閉する第2バルブ19が接続されている。また、供給配管5のうち、第2供給配管13の接続箇所より下流側には、供給配管5を開閉する第3バルブ21が設けられている。
一方、排出配管7には、排出配管7を開閉する第4バルブ23が設けられ、その下流側には、反応室1内を真空引きすることができる真空ポンプ25が設けられている。なお、前記第1〜第4バルブ17〜23は、電子制御装置27からの指令により開閉する電磁弁である。
更に、前記反応室1には、室内の温度を検出するために、温度センサ29が取り付けられるとともに、室内の圧力を検出するために、圧力センサ31が取り付けられている。
前記電子制御装置27は、周知のマイクロコンピュータにより、カーボンナノチューブ製造装置の動作を制御する装置であり、この電子制御装置27の入力部(図示せず)には、温度センサ29と、圧力センサ31とが接続され、出力部(図示せず)には、ヒータ3と、第1〜第4バルブ17〜23と、真空ポンプ25とが接続されている。
そして、電子制御装置27では、後述する様に、反応室1の中の状態を検出し、その信号等に基づいて判断を行って、第1〜第4バルブ17〜23及び真空ポンプ25の動作を制御する。
b)次に、カーボンナノチューブの製造方法について説明する。
(1.準備工程)
まず、反応室1内に、石英板上にCo触媒をつけた基板9をセットする。そして、第1〜第3バルブ17〜21を閉とし、第4バルブ23を開いて、真空ポンプ25を作動させ、反応室1内を真空引きする。
次に、圧力センサ31によって、反応室1が所定の真空度(A1:例えば0.1Pa以下)に達したと判断されると、第1及び第3バルブ17、21を開いて、キャリアガスであるアルゴンに水素を加えたガスを反応室1内へ流入させる。この水素は(加熱によって)触媒を還元して活性化するためのものである。
次に、触媒を加熱して活性化させるために、ヒータ3により、反応室1内を所定の温度(B1:例えば600℃〜900℃の設定した値)まで上昇させる。なお、所定の温度を保つようにヒータ3に印加する電流を制御する。
そして、温度センサ29によって、温度が所定の温度に達したと判断されると、第1〜第3バルブ17〜21を閉とし、第4バルブ23を開いて、再度真空ポンプ25を作動させて真空引きする。
なお、触媒を加熱する際には、水素及びキャリアガスを流し続けてもよい。また、この加熱の際には、真空ポンプ25は、作動させても停止してもよい。
(2.合成工程)
圧力センサ31によって、反応室1が(前記準備工程と同様に)所定の真空度A1に達したと判断されると、第4バルブ23を閉じて、真空ポンプ25を停止する。
次に、第1〜第3バルブ17〜21を開き、反応室1内にアルゴンガスと炭素源であるエタノール蒸気を取り入れる。
次に、圧力センサ31によって、反応室1内が所定の圧力(A2:例えば5〜100Torrの設定した値)に達したと判断されると、第3バルブ21を閉じる。この工程で、エタノール蒸気は分解され、カーボンナノチューブが合成されることで、反応室1内の圧力が変化する。なお、合成中は、反応室1内の温度が所定温度(例えば600℃〜900℃の設定した値)に保たれるように、ヒータ3によって制御する。
次に、圧力センサ31によって、反応室1内が所定の圧力(A3:例えばA2で設定した値+5Torr)に増加したことが検出された場合には、合成が進んだ(今回の予定量の合成が完了した)と判断し、次の排気工程に移行する。
(3.排気工程)
この工程では、第4バルブ23を開き、真空ポンプ25を作動させ、反応室1内を排気する。この工程で、基板9の近傍にあったカーボンナノチューブ合成の際にできた副生成ガス等が排気され、触媒が失活するのを防ぐ。
次に、圧力センサ31で検出された圧力により(例えばA1に達したと判定されたこと)により、排気完了と判断されると、再び合成工程に進み、第4バルブ23を閉じ、真空ポンプ25を停止し、第3バルブ21を開く。
それ以降は、合成工程と排気工程を繰り返すことで、膜厚の厚いカーボンナノチューブの垂直配向膜を合成する。
c)次に、前記カーボンナノチューブの製造方法の際における電子制御装置27の処理について説明する。
図2のフローチャートに示す様に、反応室1内に基板9がセットされた後に、カーボンナノチューブ製造装置がON(作動が開始)されると、ステップ(S)100にて、まず、第1〜第3バルブ17〜21を閉とし、第4バルブ23を開いて、真空ポンプ25を作動させる。
続くステップ110では、反応室1内の圧力が判定値A1以下か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ120に進み、一方否定判断されると待機する。
ステップ120では、真空引きが完了したので、第1及び第3バルブ17、21を開き、真空ポンプ25を停止する。
続くステップ130では、ヒータ3に通電して加熱する。
続くステップ140では、反応室1内の温度が判定値B1以上かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ150に進み、一方否定判断されると前記ステップ130に戻る。
ステップ150では、触媒が活性化したとみなして、第1〜第3バルブ17〜21を閉とし、第4バルブ23を開いて、再度真空ポンプ25を作動させる。
続くステップ160では、反応室1内の圧力が判定値A1以下か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ170に進み、一方否定判断されると待機する。
続くステップ170では、真空引きが完了したので、第4バルブ23を閉じて、真空ポンプ25を停止する。
続くステップ180では、第1〜第3バルブ17〜21を開いて、原料ガスを導入する。
続くステップ190では、反応室1内の圧力が判定値A2(但しA1<A2)以上か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ200に進み、一方否定判断されると待機する。
ステップ200では、原料ガスが充填されたので、第3バルブ21を閉じる。
続くステップ210では、反応室1内の圧力が判定値A3(但しA2<A3)以上か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ220に進み、一方否定判断されると待機する。
ステップ220では、カーボンナノチューブが生成されたので、第4バルブ23を開き、真空ポンプ25を作動させる。
続くステップ230では、反応室1内の圧力が判定値A1以下か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ230に進み、一方否定判断されると待機する。
ステップ230では、所定回数上述した処理(合成、排気の処理)を行ったか否かを判定し、ここで肯定判断されると一旦本処理を終了し、一方否定判断されると前記ステップ170に戻り、同様な合成、排気の処理を繰り返す。
d)この様に、本実施形態では、上述した構造のカーボンナノチューブ製造装置によって、上述した準備工程、合成工程、排気行程の処理を行うとともに、その合成工程及び排気工程を所定回数繰り返す。
これにより、基板9の近傍にあるカーボンナノチューブ合成の際にできた副生成ガス等を効率よく排気して、触媒が失活することを防止するとともに、垂直配向したカーボンナノチューブの膜厚を厚く(即ちカーボンナノチューブの長さを長く)することができる。また、連続的に炭素源を供給した場合に比べて、原料の利用効率が高く、大きくコストを低減することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明するが、前記第1の実施形態と同様の内容の説明は省略する。
本実施形態のカーボンナノチューブ製造装置では、図3に示す様に、従来のような管状炉を用いる。
具体的には、カーボンナノチューブ製造装置は、管状の反応室31と、ヒータ33と、供給経路(配管)35と、排出経路(配管)37を備えている。なお、反応室31内には、表面に触媒が付された基板39が配置される。
前記供給配管35には、第1供給配管41と第2供給配管43とが接続され、第2供給配管43には、エタノールを収容する容器45が接続されている。第1供給配管41には第1バルブ47が配置され、第2供給配管43には第2バルブ49が配置され、第2供給配管43の接続箇所より下流側には第3バルブ51が配置されている。
一方、排出配管37には第4バルブ53が配置され、その下流側には真空ポンプ55が配置されている。
更に、前記反応室31には温度センサ57が取り付けられ、第3バルブ51の下流側の供給配管35には圧力センサ59が取り付けられている。
そして、電子制御装置61の入力部(図示せず)には、温度センサ57と、圧力センサ59とが接続され、出力部(図示せず)には、ヒータ33と、第1〜第4バルブ47〜53と、真空ポンプ55とが接続されている。
本実施形態では、前記第1の実施形態と同様な制御を行うことにより、同様な効果を奏する。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態について説明するが、前記第1、2の実施形態と同様の内容の説明は省略する。
前記1、2の実施形態では、検出手段として反応室の圧力を検出する圧力センサを用いることにより、カーボンナノチューブの合成が進んだことを判定するが、本実施形態では、反応室内のガス成分をガスセンサでモニタすることにより、合成の進行を判断する。
具体的には、カーボンナノチューブの合成反応に伴って、反応副生成物(例えばCO2)の濃度が増加するので、このガス濃度をモニタすることにより、合成の進行の程度を判定する。
本実施形態によっても、前記第1、第2の実施形態と同様な効果を奏する。
[第4の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明するが、前記第1〜3の実施形態と同様の内容の説明は省略する。
本実施形態では、検出手段として、基板の表面に形成されているカーボンナノチューブの膜厚を光学的に検出することで、合成の進行を直接判断する。
具体的には、基板の板厚方向の一方から光を照射し、その透過光の状態から、カーボンナノチューブの生成状態を判断できる。つまり、カーボンナノチューブの膜厚が厚いほど透過光が減少するので、透過光が減少するほどカーボンナノチューブの膜厚が厚いと判断することができる。
[第5の実施形態]
次に、第4の実施形態について説明するが、前記第1〜4の実施形態と同様の内容の説明は省略する。
本実施形態では、前記第1の実施形態と同様なカーボンナノチューブ製造装置を用いるので、図1に基づいて、その製造方法について説明する。
前記第1の実施形態では、(1)準備工程、(2)合成工程、(3)排気工程からなり、それを繰り返すことで膜厚の厚いカーボンナノチューブの垂直配向膜を合成したが、本実施形態では、(3)の排気工程の代わりに、炭素源を含まないキャリアガスのみを流すことで、触媒近傍の副生成物を含むガスがキャリアガスによって置換され、排気と同様の効果を得ることができる。
次に、具体的動作を説明する。
(1)準備工程は、第1の実施形態と同様である。
(2)合成工程は、第1の実施形態と同様に行っても良いし、以下のようにすることもできる。つまり、第4バルブ23を開とし、真空ポンプ25を作動させたままで、第1〜第3バルブ17、19、21を開とし、反応室1内に、アルゴンガスと炭素源であるエタノール蒸気を導入する。
そして、圧力センサ31により、反応室1内の圧力が所定の圧力(例えば5〜100Torr)になるように第3、第4バルブ21、23の開度を調節し、連続的に炭素源を供給する。
次に、カーボンナノチューブが合成されていることを、例えば第3又は第4の実施形態に示す方法で検出することにより判断し、合成が進んだ場合には、次の工程に移行する。
次の工程では、前記(3)排気工程に代えて、クリーニング工程を行う。すなわち、第2バルブ19を閉じて炭素源の供給を遮断し、第1、第3、第4バルブ17、21、23を開状態にして、キャリアガス(Ar)のみを所定の時間流し続ける。
その結果、触媒近傍の反応副生成物がキャリアガスによって取り除かれる。なお、クリーニング工程の終了は時間で設定してもよいし、供給配管7の出口において反応副生成物が検出されなくなったことで判定しても良い。その後、再び(2)合成工程に移り、同様な操作を繰り返す。
本実施形態でも、前記第1の実施形態と同様な効果を奏する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
第1の実施形態のカーボンナノチューブ製造装置を示すブロック図である。 第1の実施形態の電子制御装置による処理内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態のカーボンナノチューブ製造装置を示すブロック図である。 従来のカーボンナノチューブ製造装置のブロック図である。 従来のカーボンナノチューブ製造装置で、垂直配向カーボンナノチューブ膜を合成した場合の反応時間と膜厚の関係の一例を示すグラフである。
符号の説明
1、31…反応室
3、33…ヒータ
9、39…触媒付き基板
25、55…真空ポンプ
5、35…供給経路(配管)
7、37…排出経路(配管)
17、47…第1バルブ
19、49…第2バルブ
21、51…第3バルブ
23、53…第4バルブ
29、57…温度センサ
31、35…圧力センサ

Claims (12)

  1. 化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造する装置において、
    室内に触媒を配置してカーボンナノチューブを成長させる反応室と、
    前記反応室を加熱する加熱手段と、
    前記反応室に炭素源となる原料ガスであるアルコールを供給する供給経路を開閉する供給側開閉手段と、
    前記反応室からガスを排出する排出経路を開閉する排出側開閉手段と、
    前記排気経路を介して前記反応室からガスを排出する排出作動手段と、
    前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段の動作を制御する動作制御手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段によって、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段を制御して、前記反応室内に炭素源となるアルコールを封入する封入動作と、前記反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に該反応室内のガスを排出する排出動作とを、交互に2回以上繰り返すカーボンナノチューブ製造装置であって、
    前記カーボンナノチューブが合成されたことを検出する検出手段として、前記反応室内の圧力を検出する検出手段を備え、該検出手段による検出結果に基づいて、前記排出動作を行うことを特徴とするカーボンナノチューブ製造装置。
  2. 化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造する装置において、
    室内に触媒を配置してカーボンナノチューブを成長させる反応室と、
    前記反応室を加熱する加熱手段と、
    前記反応室に炭素源となる原料ガスであるアルコールを供給する供給経路を開閉する供給側開閉手段と、
    前記反応室からガスを排出する排出経路を開閉する排出側開閉手段と、
    前記排気経路を介して前記反応室からガスを排出する排出作動手段と、
    前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段の動作を制御する動作制御手段と、
    を備え、
    前記動作制御手段によって、前記供給側開閉手段、前記排出側開閉手段、及び前記排出作動手段を制御して、前記反応室内に炭素源となるアルコールを封入する封入動作と、前記反応室内にてカーボンナノチューブを合成した後に該反応室内のガスを排出する排出動作とを、交互に2回以上繰り返すカーボンナノチューブ製造装置であって、
    前記カーボンナノチューブが合成されたことを検出する検出手段として、前記反応室内のガス成分を検出する検出手段を備え、該検出手段による検出結果に基づいて、前記排出動作を行うことを特徴とするカーボンナノチューブ製造装置。
  3. 前記触媒は基板上に固定された状態で前記反応室内に設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  4. 水素を含む不活性ガスを前記反応室内に導入して前記触媒を加熱することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  5. 前記排出側開閉手段により前記排出経路を閉じるとともに、前記供給側開閉手段により前記供給経路を開いた状態で、前記反応室内に炭素源となるアルコールを充填することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  6. 前記供給側開閉手段により前記供給経路を閉じるとともに、前記排出側開閉手段により前記排出経路を開いた状態で、前記排出作動手段により前記反応室内のガスを排出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  7. 水素を含む不活性ガスを前記反応室内に供給して前記触媒を加熱し、次に、所定の温度に到達した後、前記反応室を一旦真空にし、次に、前記反応室内に炭素源のアルコールを充填して密閉し、次に、前記反応室内でカーボンナノチューブが合成されたことを検出した場合には、前記排出経路を開いて排出作動手段により排気を行い、次に、前記供給経路を開くとともに前記排気経路を閉じた状態で、再び前記炭素源のアルコールを前記反応室内に充填し密閉することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  8. 前記アルコールの温度を一定に保つ機構を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  9. 前記触媒が、Co、Moの元素から成ることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  10. 前記反応室内にガスを攪拌する機構を備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のカーボンナノチューブ製造装置。
  11. 化学気相成長法を用いて垂直配向カーボンナノチューブを製造するカーボンナノチューブ製造方法において、
    触媒が配置された反応室内に炭素源となる原料ガスであるアルコールを封入する第1工程と、
    前記反応室内を加熱してカーボンナノチューブを合成し、その後、前記反応室内のガスを排出する第2工程と、
    を順に行い、その後は、前記第2工程の後に前記第1工程に戻る作業を繰り返すことを特徴とするカーボンナノチューブの製造方法。
  12. 前記第2工程では、原料ガスを含まないキャリアガスを供給することにより、前記反応後の副生成ガスを排出することを特徴とする請求項11に記載のカーボンナノチューブの製造方法。
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