JP5155101B2 - 釣竿 - Google Patents

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本発明は、釣竿に関し、詳細には、穂先竿杆に特徴を有する釣竿に関する。
従来、釣竿の穂先竿杆として、例えば、特許文献1に開示されているように、中実状の繊維強化樹脂製ソリッド体に、繊維強化樹脂製プリプレグを巻回して成形したものが知られている。上記のように、繊維強化樹脂製ソリッド体に、繊維強化樹脂製プリプレグを巻回することで、折れにくい構造にすることが可能となり、更には、釣竿の穂先部分がしなやかに曲がって調子が良好となり、小さな魚信に対しても反応し易い構造となる。
そして、上記した公知技術では、図4に示すように、穂先竿杆30が大きく撓んだときに、巻回した繊維強化樹脂製プリプレグ40が剥離しないように、巻回端部に剥離を防止するための細幅の繊維強化樹脂製プリプレグ(補強プリプレグ)50を巻回している。
特開2005−218459号
上記したように構成される穂先竿杆は、巻回される繊維強化樹脂製プリプレグ40の先端側の端部に補強プリプレグ50を巻回するため、その巻回位置では肉厚となって外径が大きくなってしまい、滑らかな剛性変化を得ることが難しくなってしまう。
また、補強プリプレグ50を巻回することで竿杆外面が滑らかさを欠いてしまい、例えば、釣糸案内用の遊動ガイドを固定位置に移動させる際、スムーズな移動ができなくなってしまう。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、穂先竿杆を構成する中実体の外側に巻回される繊維強化樹脂製プリプレグの剥離を防止した釣竿を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係る釣竿は、中実状の芯材を備え、前記芯材の外面に繊維強化樹脂製プリプレグを巻回した穂先竿杆を有しており、前記中実状の芯材は、先端側に形成され、釣糸を導出させるトップガイドが取着されたストレート状部と、ストレート状部の基端側に形成されるテーパ部とを備え、前記ストレート状部とテーパ部の境界部分に屈曲ポイントを設けており、前記繊維強化樹脂製プリプレグは、その巻回の先端が前記屈曲ポイントよりも基端側となるように前記中実状の芯材に巻回され、かつ、前記繊維強化樹脂製プリプレグの先端位置は、前記テーパ部の後端から、そのテーパ部の長さの10%以下の範囲にあり、前記中実状の芯材は、前記テーパ部の基端側に、更に、前記テーパ部のテーパよりも緩いテーパとなる緩テーパ部を有しており、前記緩テーパ部に釣糸が挿通される2番目の釣糸ガイドを固定したことを特徴とする。
上記した構成の釣竿によれば、例えば、仕掛けを巻き込んで穂先竿杆が撓んだ際に、最も大きく撓む部分(屈曲ポイント)が、軸長方向に沿った表面状態が変化する変化部となっており、この変化部よりも基端側に繊維強化樹脂製プリプレグの巻回の先端を位置させているため、繊維強化樹脂プリプレグが剥離し難くなる。
本発明によれば、穂先竿杆を構成する中実体の外側に巻回される繊維強化樹脂製プリプレグが剥離し難い釣竿が得られるようになる。
図1から図3は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図であり、図1は全体構成を示す図、図2(a)は穂先竿杆の主要部の構成を示す図、図2(b)は穂先竿杆の主要部の縦断面図、そして、図3は穂先竿杆を成形する際に巻回される繊維強化樹脂プリプレグの配置態様、及びプリプレグが巻回された状態の穂先竿杆の断面図である。
本実施形態の釣竿1は、元竿3、複数の中竿5、及び穂先竿杆10を備えた構成となっており、各竿は、並継式又は振り出し式によって継合されている。この場合、中竿5は無い構成であっても良いし、図1に示すように、多数本継合されていても良い。
前記元竿3及び中竿5は、繊維強化樹脂製の管状体で構成されており、例えば、強化繊維(主に炭素繊維やガラス繊維等)に、エポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、加熱工程を経た後、脱芯する等、定法に従って所定の寸法に形成されている。
また、釣竿1は、元竿3に装着されるリールRからの釣糸を案内する外ガイドが装着されるタイプであっても良いし、そのような外ガイドが装着されず、穂先竿杆10の先端に釣糸を締結する釣糸締結具を取着した構成であっても良い。
前記穂先竿杆10は、先側(穂先側)に配置される中実状の芯材12と、この芯材12が嵌入される管状の中空体15によって構成されている。
前記芯材12は、中実で柱状に構成されたものであれば良く、例えば、ガラス繊維や炭素繊維等にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸して形成される強化繊維樹脂などの材料、或いは、Ni−Ti合金等の超弾性合金によって形成されている。また、その表面形状については、後述するように、所定の位置で屈曲ポイント(撓んだときに最も曲率が大きくなる位置)が生じるように、軸長方向に沿って変化するように形成されている。なお、芯材12については、小さな魚信でも、その反応が検知できるような素材によって構成されていれば良く、特定の材料に限定されることはない。
また、前記穂先竿杆10を構成する中空体15は、前記元竿3や中竿5と同様、繊維強化樹脂製の管状体であり、その先端開口に芯材12の基端部が嵌入され、両者は接着等によって固定される。このため、芯材12には、その後端側に、管状の中空体15の先端開口に嵌入される小径部(嵌入部)13が形成されており、本実施形態では、嵌入部13を中空体15の先端開口に嵌入して両者を固定すると、芯材12の表面(繊維強化樹脂層の表面)と中空体15の表面は、図2に示すように面一状となる。
この場合、小径部13は、後述するように巻回される繊維強化樹脂製のプリプレグ20の基端部を切削加工することで形成されているが、芯材12を小径化した構成であっても良い。また、もちろん、芯材12と中空体15の間には、多少の段部が生じるような嵌合関係であっても良い。
前記芯材12の先端部には、釣糸を導出させるトップガイド16が取着されている。また、芯材12には、その表面の所定範囲、詳細には、後述する変化部よりも後方側に繊維強化樹脂製のプリプレグ20が巻回されている。
以下、芯材12の構成、及び巻回される繊維強化樹脂製のプリプレグ20の構成について説明する。
芯材12は、先端側から所定の位置に屈曲ポイントが形成されるように、軸長方向に沿った表面状態が変化する変化部12Aを備えている。この変化部12Aは、芯材12が撓んだとき、最も曲率半径が小さくなる(最も曲率が大きくなる)部分であり、本実施形態では、芯材12の表面に、軸長方向基端側に移行するに連れて次第に拡径するテーパ部を設けることで変化部12Aを形成するようにしている。
具体的には、芯材12の先端側に、ストレート状部12aと、ストレート状部12aの基端側にテーパ部12bを形成しておき、ストレート状部12aとテーパ部12bの境界部分で変化部12Aが形成されるようにしている。
この場合、ストレート状部12aは、軸長方向に沿って外径が変化することのない厳密なストレート形状であっても良いし、基端側に移行するに連れて僅かに拡径して行くようなテーパ形状であっても良い。ただし、そのようなテーパ形状であっても、テーパ部12bのテーパよりも緩く形成されている。
前記テーパ部12bのテーパについては、特に限定されることはないが、穂先竿の調子等を考慮して、2.50/1000〜7.50/1000の範囲で形成されていれば良く、変化部12Aの外径は、0.40〜0.80mmの範囲で形成されていれば良い。
また、本実施形態では、芯材12には、テーパ部12bの基端側に、テーパ部12bのテーパよりも緩いテーパとなる緩テーパ部12cが形成されている。
このような緩テーパ部12cを形成しておくことにより、前記テーパ部12bがそのまま延長形成されることによる穂先竿杆10の先端領域が太径化することが防止され、軽量化が図れると共に、穂先竿杆10の調子の向上を図ることが可能となる。具体的には、緩テーパ部12cのテーパは、0.00/1000〜0.50/1000の範囲で形成されていれば良く、前記基端部12B(テーパ部12bと以下の緩テーパ部12cとの境界)の外径については、0.70〜1.20mmの範囲で形成されていれば良い。
また、前記ストレート状部12aは、短過ぎると、変化部12Aが先端から近過ぎて屈曲ポイントとなり難くなり、繊維強化樹脂層の剥離防止効果が低下すると共に、穂先調子も低下してしまう。また、前記ストレート状部12aは、長過ぎると、穂先の先端部分が柔らか過ぎてしまい、釣竿としてのバランスが低下してしまう。このため、ストレート状部12aの長さについては、先端から20〜50mmの範囲で形成しておくことが好ましい。
前記芯材12には、変化部12Aの後方側に、繊維強化樹脂製のプリプレグ(以下、プリプレグと称する)20が巻回される。
本実施形態では、巻回されるプリプレグ20は、4枚(内側から順に符号21〜24で示す)としてあり、最外層となるプリプレグ24は軸長方向で最も長く、それ以外のプリプレグの各先端縁21a,22a,23aは、芯材12に巻回されると、最外層となるプリプレグ24の先端縁24aよりも基端側に位置するようになる。また、巻回されるプリプレグ20としての前端位置、すなわち、プリプレグ24の先端縁24aは、前記テーパ部12bの後端(基端部12B)から、そのテーパ部12bの長さの10%以下の範囲となるように設定されている。
前記最内層となるプレプレグ21は、強化繊維である炭素繊維(弾性率が3〜10ton/mm2 )を軸長方向に引き揃えて構成されており(概ね軸長方向に引き揃えたものであれば良い)、樹脂含浸量が25〜40wt%で、肉厚が0.02〜0.100mmとされている。また、その基端縁21bでは2プライ、先端縁21aでは2プライされるように裁断され、先端縁21aは、前記緩テーパ部12cの前端側に位置するようにしている。
前記内側から2番目の層となるプレプレグ22は、強化繊維である炭素繊維(弾性率が
3〜10ton/mm2 )を軸長方向に引き揃えて構成されており(概ね軸長方向に引き揃えたものであれば良い)、樹脂含浸量が25〜40wt%で、肉厚が0.02〜0.100mmとされている。また、その基端縁22bでは1プライ、先端縁22aでは0プライとなるように裁断され、先端縁22aは、前記緩テーパ部12cの前端側で、プリプレグ21の先端縁21aよりも基端側に位置するようにしている。
前記内側から3番目の層となるプレプレグ23は、強化繊維である炭素繊維(弾性率が10〜30ton/mm2 )を軸長方向に引き揃えて構成されており(概ね軸長方向に引き揃えたものであれば良い)、樹脂含浸量が25〜40wt%で、肉厚が0.02〜0.100mmとされている。また、その基端縁23bでは1プライ、先端縁23aでは0プライとなるように裁断され、先端縁23aは、前記緩テーパ部12cの前端側で、プリプレグ22の先端縁22aよりも基端側に位置するようにしている。
そして、最外層となるプレプレグ24は、強化繊維である炭素繊維(弾性率が3〜10ton/mm2 )を軸長方向に引き揃えて構成されており(概ね軸長方向に引き揃えたものであれば良い)、樹脂含浸量が25〜40wt%で、肉厚が0.02〜0.100mmとされている。また、その基端縁24b、及び先端縁24aでは、それぞれ1プライされるように裁断され、上記したように先端縁24aは、前記テーパ部12bの後端(基端部12B)から、そのテーパ部12bの長さの10%以下の範囲で巻回されている。
前記穂先竿杆10に巻回されるプリプレグ20については、上記したように複数枚であっても良いし、単数枚であっても良い。この場合、巻回されるプリプレグ20の先端縁(本実施形態では、最外層となるプリプレグ24の先端縁24aとなる)は、少なくとも1プライ以上(より好ましくは整数プライ数)、巻回されるように裁断しておくことが好ましい。
また、穂先竿杆10には、図2に示すように、釣糸が挿通される釣糸ガイド30,31が装着されている。この場合、装着される釣糸ガイドについては、軸方向に移動できないような固定タイプであっても良いし、軸方向に移動して固定されるタイプ(遊動ガイド)であっても良い。
本実施形態では、釣糸ガイド30は、前記芯材12の領域で摺動し、かつ固定される遊動ガイドとして構成されており、その固定位置(固定ガイドの場合は、装着固定位置)については、芯材12に巻回されるプリプレグ20上となるように構成されている。
なお、釣糸ガイド30が固定される位置については、前記緩テーパ部12cとしておくことが好ましい。また、穂先竿杆10の先端位置から釣糸ガイド30が固定される位置(端部固定位置)までの距離については、調子のバランス、感度等を考慮して、100mm前後に設定しておくことが好ましい。
前記釣糸ガイド31については、前記芯材12及び中空体15の領域で摺動し、かつ固定される遊動ガイドとして構成されており、その固定位置については、中空体15上となるように構成されている。
なお、上記した穂先竿杆10に装着される釣糸ガイドについては、上記した釣糸ガイド30のみであっても良いし、釣糸ガイド31のみであっても良い。或いは、釣糸ガイド31の基端側に更に設置されていても良い。
次に、上記したように構成される穂先竿杆10を備えた釣竿の作用、効果について説明する。
上記したように、穂先竿杆10の芯材12は、先端側から所定位置に屈曲ポイント(変化部12A)を形成し、芯材12に巻回されるプリプレグ20は、その巻回の先端(プリプレグ24の先端縁24a)が変化部12Aよりも基端側となるように、芯材12に巻回されている。このため、芯材12が大きく撓んでも、最も曲率が大きくなる位置から先端縁24aが離れているため、プリプレグ20の剥離が効果的に防止されるようになる。
特に、巻回されるプリプレグ20の先端を1プライ以上となるように裁断しておくことで、その先端縁は円周状となり、より剥離し難くすることが可能となる。
また、例えば、実釣時において、仕掛けを巻き込んだとき等、通常の釣竿では、釣糸ガイド30が固定される付近において、曲率が最大となることもあるが、本発明では、釣糸ガイド30よりも先端側に屈曲ポイントとなる変化部12Aを設けているため、上記したようにプリプレグ20の剥離が防止される効果に加え、釣糸ガイド30の固定が緩んだり(固定ガイドの場合)、不用意に移動すること(遊動ガイドの場合)等も防止される。
この場合、釣糸ガイド30が固定される位置を、穂先竿杆に巻回されるプリプレグ20上としておくことで、より強い力で係止することが可能となる。特に、その固定される位置については、テーパ部12bよりも緩いテーパで構成される緩テーパ部12cとしたことで、圧入できる長さを確保できる構造となる。
そして、上記した構成では、屈曲ポイント(変化部12A)から離れてプリプレグ20を巻回するようにしたため、図4に示す従来技術のように、剥離を防止するための補強用のプリプレグ50を巻回する必要がなくなる。従って、部分的な肉厚領域が形成されることはなく、これにより穂先竿杆の剛性変化が滑らかとなって、調子が良好になると共に魚信感度の良い釣竿が得られるようになる。また、上記したように、部分的な肉厚領域が生じないため、釣糸ガイド30をスムーズに移動させることも可能となる。
また、撓みの屈曲ポイントとなる変化部12Aを、ストレート状部12aとテーパ部12bとの境界部分に設けており、ストレート状部12aを所定の長さ設けているため、ストレート状部を細径化することが可能となり、小さい魚信に対しても穂先先端部が反応し易い釣竿が得られるようになる。
また、芯材12に巻回されるプリプレグ20の先端位置を、テーパ部12bの長さの10%以下の範囲内に巻回しておくことで、剛性変化を滑らかにつなぐことができ、曲がりのきれいな一本ソリッドのような特性の穂先竿杆が得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、穂先竿杆10については、中空体15を設けることなく、全て中実状の芯材で構成されていても良い。また、芯材12に巻回されるプリプレグ20の構成(強化繊維の種類や配置方向、樹脂含浸量、巻回枚数、プライ数)については、適宜変形することが可能である。
さらに、屈曲ポイントとなる変化部については、上記した実施形態のように、異なるテーパの境界部分によって形成しても良いし、テーパを設けることなく、段部等の表面変化によって形成しても良い。
本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図であり、全体構成を示す図。 (a)は穂先竿杆の主要部の構成を示す図、(b)は穂先竿杆の主要部の縦断面図。 穂先竿杆を成形する際に巻回される繊維強化樹脂プリプレグの配置態様、及びプリプレグが巻回された状態の穂先竿杆の断面図。 従来の穂先竿杆に巻回される繊維強化樹脂プリプレグの配置態様を示す図。
符号の説明
1 釣竿
10 穂先竿杆
12 芯材
12a ストレート状部
12b テーパ部
12c 緩テーパ部
12A 変化部
15 中空体
16 トップガイド
20,21〜24 繊維強化樹脂製プリプレグ
30,31 釣糸ガイド

Claims (3)

  1. 中実状の芯材を備え、前記芯材の外面に繊維強化樹脂製プリプレグを巻回した穂先竿杆を有する釣竿において、
    前記中実状の芯材は、先端側に形成され、釣糸を導出させるトップガイドが取着されたストレート状部と、ストレート状部の基端側に形成されるテーパ部とを備え、前記ストレート状部とテーパ部の境界部分に屈曲ポイントを設けており、
    前記繊維強化樹脂製プリプレグは、その巻回の先端が前記屈曲ポイントよりも基端側となるように前記中実状の芯材に巻回され、かつ、前記繊維強化樹脂製プリプレグの先端位置は、前記テーパ部の後端から、そのテーパ部の長さの10%以下の範囲にあり、
    前記中実状の芯材は、前記テーパ部の基端側に、更に、前記テーパ部のテーパよりも緩いテーパとなる緩テーパ部を有しており、前記緩テーパ部に釣糸が挿通される2番目の釣糸ガイドを固定したことを特徴とする釣竿。
  2. 前記繊維強化樹脂製プリプレグは、その先端が、1プライ以上巻回されることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記ストレート状部は、20〜50mmの範囲で形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
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