JP5153345B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
前記座部は、後縁部が、座部の後部に配設される後部バネ部材に連結され、前縁部が、前記座部の前部に幅方向に沿って配置された前部バネ部材としてのトーションバーに取り付けられたアーム部材に連結される支持フレームに連結された面状支持部材を有して構成されており、
前記座部における人体の一対の座骨結節間の略中央部に対応する位置に中心を有する第1人体支持部と、該第1人体支持部から座部の縦方向中心線に沿った水平距離で100mm前方の位置に中心を有する第2人体支持部とを、それぞれ前記複数のバネ部材の働きにより作られるバネ要素としてみなした場合、
直径98mm、質量6.7kgの円形の重りの中心を、前記各人体支持部の中心に合わせ、該重りが自重で安定した状態を原点として振動周波数4〜10Hzで加振させて求められる前記第1人体支持部の動的バネ定数kd1と前記第2人体支持部の動的バネ定数kd2とが、kd1<kd2の関係を有すると共に、入力振動の励振力が変化して前記複数のバネ部材の中で支配的に機能するバネ部材が替わった場合の前記各動的バネ定数kd1及びkd2の変化範囲が、1≦kd2/kd1≦6を満たす範囲であり、かつ、
直径200mmの加圧盤の中心を前記各人体支持部の中心に合わせて1000Nまで加圧した際の荷重−変位特性から得られる45kg、60kg及び75kgの各位置を平行位置として求めた静的バネ定数が、第1人体支持部の静的バネ定数をks1、第2人体支持部の静的バネ定数をks2としたときに、ks1>ks2となるように設定されていることを特徴とする乗物用シートを提供する。
請求項2記載の本発明では、前記第1人体支持部から座部の縦方向中心線に沿った水平距離で200mm前方の位置を中心とした人体支持部を第3人体支持部とし、その動的バネ定数をkd3としたときに、前記各動的バネ定数が、
kd1<kd2<kd3の関係を満たすと共に、
前記各動的バネ定数kd1、kd2及びkd3の入力振動の励振力の変化による変化範囲が、次の条件式;
1≦kd2/kd1≦6、
1≦kd3/kd2≦3、及び
1≦kd3/kd1≦7を満たす範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の乗物用シートを提供する。
請求項3記載の本発明では、前記第1人体支持部の中心は、座部の縦方向中心線に沿って背部と座部との境界から前方へ水平距離で50〜150mmの範囲内に設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の乗物用シートを提供する。
請求項4記載の本発明では、前記第1人体支持部の中心は、座部の縦方向中心線に沿って背部と座部との境界から前方へ水平距離で100mmの位置に設定されていることを特徴とする請求項3記載の乗物用シートを提供する。
請求項5記載の本発明では、前記後部バネ部材は、座部に幅方向に沿って配置されたトーションバーであり、該トーションバーに取り付けたアーム部材に連結される支持フレームに、該面状支持部材の後縁部が連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
請求項6記載の本発明では、前記後部バネ部材は、座部の後端に配置される後端フレームに係合されるコイルスプリングであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
請求項7記載の本発明では、前記面状支持部材は、左右方向にも弾性的に張設される構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
請求項8記載の本発明では、前記面状支持部材に積層され、前記第1人体支持部の中心から、座部の縦方向中心線に沿って50mm以上100mm未満の位置に、後端縁略中央部が位置するように左右方向に張設されて設けられる補助面状支持部材とを有して構成され、
前記第1人体支持部の中心が前記面状支持部材上に位置し、前記第2人体支持部の中心が、前記面状支持部材と補助面状支持部材とが積層された範囲内に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
請求項9記載の本発明では、前記面状支持部材の各側縁部に、座部の各サイドフレームとの間に掛け渡された側部バネ部材がそれぞれ配設されており、該側部バネ部材の全ての合成バネ定数が、前記後部バネ部材の合成バネ定数よりも高いことを特徴とする請求項7記載の乗物用シートを提供する。
請求項10記載の本発明では、前記補助面状支持部材の各側縁部に、座部の各サイドフレームとの間に掛け渡された側部バネ部材がそれぞれ配設されており、該側部バネ部材の全ての合成バネ定数が、前記後部バネ部材の合成バネ定数よりも高いことを特徴とする請求項8記載の乗物用シートを提供する。
請求項11記載の本発明では、前記側部バネ部材のうち、少なくとも最も座部の後端寄りに配設される側部バネ部材は、前記第1人体支持部の中心と第2人体支持部の中心との間の領域に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項9又は10記載の乗物用シートを提供する。
請求項12記載の本発明では、座部の前縁部において前記面状支持部材の上部に配設されるウレタン材を有し、該ウレタン材が配設された範囲に、前記第3人体支持部の中心が位置する構造であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
請求項13記載の本発明では、前記ウレタン材が、前方に回転可能に設けられていることを特徴とする請求項12記載の乗物用シートを提供する。
請求項14記載の本発明では、前記面状支持部材及び座部の前縁部に配設されるウレタン材を被覆する三次元立体編物が、着座時の平衡状態において伸び率5%以下で、座部を構成するクッションフレームに支持されていることを特徴とする請求項12又は13記載の乗物用シートを提供する。
請求項15記載の本発明では、前記座部の座角が、20度〜28度の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1に記載の乗物用シートを提供する。
具体的には、複数のバネ部材は、人体と接する際に厚み方向に押圧されて働き、極めて柔らかな静的バネ定数、すなわち、あるたわみ範囲において荷重の増加がほとんどない、その範囲において実質的に静的バネ定数が変化しない特性、いわゆる「バネゼロ特性」を有する表皮材、面状支持部材などのバネ部材(以下、「浅層のバネ部材」)と、線形性が高く、主として第2人体支持部の動的バネ定数を作り出す際に機能するバネ部材(以下、「中層のバネ部材」)、並びに、バネ力と共に、重力方向及び抗重力方向で位相差による減衰力を発揮させ、主として第1人体支持部の動的バネ定数を作り出す際に機能するバネ部材(以下、「深層のバネ部材」)を有して構成される。
また、座骨結節下に対応する第1人体支持部を直径200mmの加圧盤で加圧した際の静的バネ定数が、第2人体支持部よりも大きくなるように設定する。加圧盤の大きさが直径200mmであるということは、座骨結節下に相当する第1人体支持部のバネ特性を決定するバネ部材の作用のほかに、大腿部の付け根付近に相当する位置では、第2人体支持部のバネ部材も作用し、第1人体支持部におけるバネ特性と第2人体支持部におけるバネ特性とが並列で作用する。これにより、ks1がks2よりも高くなり、座骨結節下を十分支持できる。従って、本発明は、静的な着座状態でも、安定した着座姿勢を実現できる。
10 座部
11 第1人体支持部
12 第2人体支持部
13 第3人体支持部
20 面状支持部材
25 ウレタン材
30 コイルスプリング(後部バネ部材)
31 コイルスプリング(側部バネ部材)
300 側部バネ部材
40 補助面状支持部材
50 面状バネ部材
60 ウレタン材
60a,60b スリット
61 後部パッド
62 中央部パッド
63 前部パッド
1≦kd2/kd1≦6、
1≦kd3/kd2≦3、及び
1≦kd3/kd1≦7を満たす値に設定されていることがより好ましい。
実施例1は、図3に示したように、座部10として、前後方向に張設される面状支持部材20を備えてなる。面状支持部材20は、座部10を構成するクッション材において最下層に配設されるものであり、三次元立体編物、二次元の布帛等を用いることができるが、本実施形態では三次元立体編物を用いている。面状支持部材20の後縁部21は、座部10の後端フレーム10aに係合される後部バネ部材としての複数本のコイルスプリング30によって支持される。各コイルスプリング30は、略等間隔で互いにほぼ平行となるように配置されている。本実施例では、バネ定数(静的バネ定数0.4kg/mmの引張りコイルスプリング4本使用している。なお、三次元立体編物(三次元ネット材)とは、所定間隔をおいて位置する一対のグランド編地間に連結糸を往復させて編成したもので、ダブルラッセル機等を用いて所定の形状に形成され、例えば、旭化成(株)製、製品番号:T24004A、あるいは住江織物(株)製、製品番号:49076D、49013Dなどを用いることができる。本実施例では、旭化成(株)製の製品番号:T24004Aを用いている。
実施例1の乗物用シートによれば、上記した各種部材を備えることにより、第1人体支持部11、第2人体支持部12及び第3人体支持部13の静的バネ定数ks1,ks2、動的バネ定数kd1,kd2,kd3が所定の関係を有する構造になる。図4は、直径200mmの加圧盤により、50mm/minで1000Nまで加圧していった際に、45kg、60kg、75kgの各位置を、それぞれ変位量0mmの平衡位置として求めた静的バネ定数値を示すグラフである。C000は第1人体支持部11に中心を合わせて測定した値を意味し、C100は第2人体支持部12に中心を合わせて測定した値を意味し、C200は第3人体支持部に中心を合わせて測定した値を意味する。なお、比較のため、臀部下75mm厚のコールドキュアのウレタンフォームで構成されたフルフォーム構造のシートについて、同様に静的バネ定数を測定し、同じく図4に示した。
図5は、4〜10Hzの振動周波数において、直径98mm、質量6.7kgの重りを用いて測定した動的バネ定数を示す。図5から、本実施例のシートは、第1人体支持部11の動的バネ定数kd1が最も低く、第2人体支持部12の動的バネ定数kd2、第3人体支持部13の動的バネ定数kd3の順に高くなっていた。すなわち、本実施例の動的バネ定数kd1,kd2,kd3は、kd1<kd2<kd3の条件を満たした構造であった。また、kd2/kd1、kd3/kd2、kd3/kd1の比を求めたところ、図6に示したように、いずれの振動周波数においても、上記条件式の範囲に収まっていた。これに対し、比較例1は、第1人体支持部11の動的バネ定数kd1が最も高く、kd2,kd3というように前方に向かうほど値が小さくなっており、kd1に対するkd2又はkd3の比がいずれも1未満となっている。また、振動周波数が変化しても、各比はあまり大きくは変化していない。
実施例2は、図7及び図8に示すように、実施例1と同様に、面状支持部材20の下層であって、第2人体支持部12及び第3人体支持部13に相当する範囲において、補助面状支持部材40を有する構造である。また、座部10の後部には、座部の幅方向に沿って配置されたトーションバー10fが配設されており、このトーションバー10fに対してアーム部材10gが連結され、このアーム部材10gに後縁支持フレーム10hが連結されている。これにより、後縁支持フレーム10hは、トーションバー10fの弾性により前後方向に揺動し得るように支持される。従って、本実施例においては、このトーションバー10fが後部バネ部材として機能し、バネ力と減衰力を付与する深層のバネ部材を構成する。
図10は、実施例2の座部10について、直径200mmの加圧盤により、50mm/minで1000Nまで加圧していった際に、45kg、60kg、75kgの各位置を、それぞれ変位量0mmの平衡位置として求めた静的バネ定数値を示すグラフである。なお、座部10には、表皮材として厚さ1.6mmの皮革を着座時の平衡状態において伸び率5%以下で設けている。厚さ1.6mmの皮革は、面剛性が高いため、上記したトーションバーやコイルスプリングなどの各種のバネを有機的に連動して作動させるという特徴を備える。図10においても、第1人体支持部11であるC000の静的バネ定数ks1が、第2人体支持部12であるC100の静的バネ定数ks2、さらには、第3人体支持部13であるC200の静的バネ定数ks3のいずれよりも大きな値であった。この点は、比較例2のシートでも同様であり、両者とも臀部下の静的着座時の支持性は優れているが、後述のように動的な特性が異なる。なお、比較例2は、臀部下60mm厚のコールドキュアのウレタンフォームで構成されたフルフォーム構造のシートである。
図11は、試験例2−1で用いたシートと同じシートに対し、4〜10Hzの振動周波数において、直径98mm、質量6.7kgの重りを用いて測定した動的バネ定数を示す。図11から、本実施例のシートも、実施例1と同様に、第1人体支持部11の動的バネ定数kd1が最も低く、第2人体支持部12の動的バネ定数、第3人体支持部13の動的バネ定数の順に高くなっていた。すなわち、本実施例の動的バネ定数kd1,kd2,kd3は、kd1<kd2<kd3の条件を満たした構造であった。また、kd2/kd1、kd3/kd2、kd3/kd1の比を求めたところ、図12に示したように、いずれの振動周波数においても、上記条件式の範囲に収まっていた。但し、本実施例の場合は、図11から、上記実施例1と異なり、kd1,kd2,kd3というように、前方の人体支持部の動的バネ定数ほど、非線形性が強くなっている。これは、トーションバーを前部だけでなく、後部にも配設したことにより、面状支持部材20の上下方向の減衰比が実施例1よりも高くなり、周波数に依存してその直列バネ定数が変化することが影響している。
次に、上記試験例1−1及び1−2で用いた実施例1のシート、試験例2−1〜試験れ2−3で用いた実施例2のシート及び比較例2のシートに関して振動伝達率を測定した。振動伝達率は、加振機のプラットフォーム上に上記した乗物用シートを取り付けると共に、座部10の座骨結節下に相当する付近、すなわち、第1人体支持部11に加速度センサを取り付け、体重58kgの日本人男性を各乗物用シートに着座させ、片側振幅1mm(上下のピーク間振幅2mm)の正弦波で、振動周波数を180秒間で0.5Hzから15Hzまで変化させて加振して測定した。その結果を図15に示す。
図16は、試験例2−1〜2−3のシートと構造的には同じであるが、表皮材として用いた皮革の厚みが、試験例2−1〜2−3の1.6mmに対し、本試験例2−4では、0.8mmと薄いものを用いたシートの動的バネ定数を示すデータである。本試験例2−4では、上記した剛性の高い1.6mmの皮革を用いた場合と比較し、表層の皮革の張力が小さく、ソフトな座り心地を提供する。これにより、トーションバー、コイルスプリング、面状支持部材などの各種のバネ部材が作用する際の独立性が、試験例2−1〜2−3の厚さ1.6mmの剛性の高い皮革を用いたものと比べると高くなる。すなわち、本試験例2−4では、厚さ1.6mmの皮革を用いた場合と比較すると、各種のバネ部材の働きが励振力の大きさに対応して異なるという性質が現れやすくなる。例えば、励振力が小さい場合には、面状支持部材が主として機能し、励振力が大きい場合に、中層のバネ部材である側部のコイルスプリングが前下方に移動し、引っ張り方向では大きく作用せず、伸縮しながら回転運動(以下、「弾性振り子運動」という)する弾性振り子として機能し、また、大腿部を支点にした臀部の前下前への移動により、深層に配置されたトーションバー(深層のバネ部材)の作用が大きくなり、振動を吸収できる。従って、表皮材としては、このように薄いものを用いることがより好ましく、それにより、抜け感のない安定した座り心地を達成できると共に、微小振動から衝撃性振動まで対応できる高い除振性能により、快適な乗り心地を達成できる。
次に、実施例2のシート(試験例2−4で用いた表皮材として厚さ0.8mmの薄い皮革を用いたもの)と比較例2のシートについて、体重58kgの被験者が着座した状態において、表皮材と筋肉との境界面がどの程度動いているかの指標となる振動周波数に対する圧力振幅差を求めた。その結果を図18に示す。
ここで、上記した説明では、動的バネ定数を、上記条件式を満足するように設定することで、振動周波数に応じて、支配的に作用する人体支持部が変化すると述べているが、この裏付けとして、第1人体支持部11に、直径98mm、質量6.7kgの重りをセットし、片側振幅2.5mm(上下のピーク間振幅5mm)の正弦波で、振動周波数1Hzから10Hzまでの10段階で加振し、重りの相対変位量と重りに働く荷重との関係をリサージュ図形に表した。結果を図19〜図28に示す。リサージュ図形からは、バネ性のみを考慮した静的バネ定数も読み取ることができ、重りが下方向に変位する重力方向の静的バネ定数をs−1として、重りが上方向に変位する抜重方向の静的バネ定数s−2として示した。なお、試験例2−6では、試験例2−4及び2−5と同様のシート、すなわち、実施例2の構造のシートであるが、厚さ0.8mmの薄手の皮革を表皮材として用いたシートを用いている。
次に、図29〜図38に、第2人体支持部12に、直径98mm、質量6.7kgの重りをセットし、片側振幅1mm(上下のピーク間振幅2mm)の正弦波で、振動周波数1Hzから10Hzまでの10段階で加振し、重りの相対変位量と重りに働く荷重との関係をリサージュ図形で表した。
上記したように、本発明のシートは、動的バネ定数をkd1<kd2とし、大腿部を支持する第2人体支持部12が運動の支点となることを特徴としている。そして、試験例2−7で説明したように、直径98mm、質量6.7kgの重りを用いて検証したところ、通常の振動入力時では、第2人体支持部12が線形で比較的高い静的バネ特性を備え、人体を大腿部で支持できることが分かっている。その一方、大腿部が支点となることから、快適な乗り心地を実現するために、大腿部筋肉及び皮膚表面へのびびり振動の影響を小さくする必要がある。そこで、びびり振動が入力された際の影響を検証した。びびり振動は、支点となる大腿部への直接の影響であるから、大腿部の体圧分布に相当する負荷質量により検証する。これは、実施例2のシート(試験例2−4等で用いたシート)の場合、図51の体圧分布から明らかなように、直径98mmの重りの場合で質量2kgに相当する。この2kgの重りを第2人体支持部12にセットし、片側振幅2.5mm(上下のピーク間振幅5mm)で加振して描いたリサージュ図形が、図52〜図61である。この図に示したように、加振振幅が大きいにも拘わらず静的バネ定数が小さく、びびり振動による反力はこれらの図に示したような小さなバネ定数で吸収されるため、びびり振動に対する振動吸収性も高い。このバネ特性が浅層のバネ部材の特性、すなわち、バネゼロ特性である。従って、支点となる大腿部からの高周波振動の入力の影響は極めて小さい。なお、この加振条件では、トーションバーの作用はほとんどなく、このような小さなバネ定数が実現できているとのは、表皮材として用いている柔らかな皮革と面状バネ部材20として用いている三次元立体編物のバネ特性によるところが大きい。
実施例3は、実施例1や実施例2のように、三次元立体編物などを張って設ける構造と異なり、面状バネ部材上にウレタン材を載置して用いる構造において、本発明の動的バネ定数を有する構造を実現した実施例である。
実施例4は、実施例3とほぼ同じ構造であるが、図64に示したように、実施例3のトーションバー10kに代え、後部バネ部材として、コイルスプリング32を用いた構成である。本実施例においても、実施例3と同様に、第1人体支持部11がウレタン材60及び面状バネ部材50の弾性に加え、該コイルスプリング32の弾性が直列的に機能するため、動的バネ定数kd1が小さくなる。なお、コイルスプリング32は、トーションバー10kを有する構造より、前方に回動し易いため、トーションバー構造より、さらに敏感に作用し始める。図63及び図64に示した実施例3及び4のウレタン材60は、いずれも、第2人体支持部12と第3人体支持部13との境界において、表面から裏面まで、斜めに貫通する分離スリット60bが設けられており、該分離スリット60bを挟んで2つのブロックに分断されている。これは、円滑なペダル操作を実現するための工夫であるが、詳細については、後述の実施例5(図65)において説明する。
図65〜図68に示したように、実施例5から実施例7は、いずれも、面状バネ部材50の上部にウレタン材60を配置した構成である点で、上記実施例3及び実施例4と同様であるが、面状バネ部材50の後端が、トーションバー10kやコイルスプリング32のような後部バネ部材の弾性により支持されているのではなく、座部10の後端に配置された固定フレーム10pに係合されている。このため、この構造は、実施例2のように、負荷質量や入力に対応して深層に位置するバネの特性が出現してくるというようなことはないが、ウレタンの硬度差により、動的バネ定数kd1,kd2,kd3の比やペダル操作性の点は緩やかではあるが同様の傾向を示す。
実施例8は、実施例3とほぼ同じ構造であるが、面状バネ部材50’の構造が異なる。実施例3で用いた面状バネ部材50は、図62及び図63に示したように、座部の前後方向に配置された複数本のS字バネ50aと、このS字バネ50aの下側に積層され、複数本のS字バネ50a同士を連結する略コ字状に形成されたバネ(コ字状バネ)50bとの組み合わせからなる。コ字状バネ50bは、図63に示したように、側面から見ると、第1人体支持部11と第2人体支持部12との境界付近において両者にまたがるようにS字バネ50aに固定されている。これに対し、実施例8においては、図71及び図72に示したように、コ字状バネ50’bの後縁付近を、S字バネ50’aに接触させずに、S字バネ50’aから離間する形状に形成している。このため、コ字状バネ50’bの後縁付近においては、隙間が生じるため、これに対応する位置に相当する座骨結節付近の第1人体支持部11のバネ感が第2人体支持部12よりもより柔らかくなる。
Claims (15)
- 複数のバネ部材を備え、各バネ部材を作用させて人体を支持する座部を備えた乗物用シートであって、
前記座部は、後縁部が、座部の後部に配設される後部バネ部材に連結され、前縁部が、前記座部の前部に幅方向に沿って配置された前部バネ部材としてのトーションバーに取り付けられたアーム部材に連結される支持フレームに連結された面状支持部材を有して構成されており、
前記座部における人体の一対の座骨結節間の略中央部に対応する位置に中心を有する第1人体支持部と、該第1人体支持部から座部の縦方向中心線に沿った水平距離で100mm前方の位置に中心を有する第2人体支持部とを、それぞれ前記複数のバネ部材の働きにより作られるバネ要素としてみなした場合、
直径98mm、質量6.7kgの円形の重りの中心を、前記各人体支持部の中心に合わせ、該重りが自重で安定した状態を原点として振動周波数4〜10Hzで加振させて求められる前記第1人体支持部の動的バネ定数kd1と前記第2人体支持部の動的バネ定数kd2とが、kd1<kd2の関係を有すると共に、入力振動の励振力が変化して前記複数のバネ部材の中で支配的に機能するバネ部材が替わった場合の前記各動的バネ定数kd1及びkd2の変化範囲が、1≦kd2/kd1≦6を満たす範囲であり、かつ、
直径200mmの加圧盤の中心を前記各人体支持部の中心に合わせて1000Nまで加圧した際の荷重−変位特性から得られる45kg、60kg及び75kgの各位置を平行位置として求めた静的バネ定数が、第1人体支持部の静的バネ定数をks1、第2人体支持部の静的バネ定数をks2としたときに、ks1>ks2となるように設定されていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記第1人体支持部から座部の縦方向中心線に沿った水平距離で200mm前方の位置を中心とした人体支持部を第3人体支持部とし、その動的バネ定数をkd3としたときに、前記各動的バネ定数が、
kd1<kd2<kd3の関係を満たすと共に、
前記各動的バネ定数kd1、kd2及びkd3の入力振動の励振力の変化による変化範囲が、次の条件式;
1≦kd2/kd1≦6、
1≦kd3/kd2≦3、及び
1≦kd3/kd1≦7を満たす範囲となるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の乗物用シート。 - 前記第1人体支持部の中心は、座部の縦方向中心線に沿って背部と座部との境界から前方へ水平距離で50〜150mmの範囲内に設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の乗物用シート。
- 前記第1人体支持部の中心は、座部の縦方向中心線に沿って背部と座部との境界から前方へ水平距離で100mmの位置に設定されていることを特徴とする請求項3記載の乗物用シート。
- 前記後部バネ部材は、座部に幅方向に沿って配置されたトーションバーであり、該トーションバーに取り付けたアーム部材に連結される支持フレームに、該面状支持部材の後縁部が連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の乗物用シート。
- 前記後部バネ部材は、座部の後端に配置される後端フレームに係合されるコイルスプリングであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の乗物用シート。
- 前記面状支持部材は、左右方向にも弾性的に張設される構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の乗物用シート。
- 前記面状支持部材に積層され、前記第1人体支持部の中心から、座部の縦方向中心線に沿って50mm以上100mm未満の位置に、後端縁略中央部が位置するように左右方向に張設されて設けられる補助面状支持部材とを有して構成され、
前記第1人体支持部の中心が前記面状支持部材上に位置し、前記第2人体支持部の中心が、前記面状支持部材と補助面状支持部材とが積層された範囲内に位置することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の乗物用シート。 - 前記面状支持部材の各側縁部に、座部の各サイドフレームとの間に掛け渡された側部バネ部材がそれぞれ配設されており、該側部バネ部材の全ての合成バネ定数が、前記後部バネ部材の合成バネ定数よりも高いことを特徴とする請求項7記載の乗物用シート。
- 前記補助面状支持部材の各側縁部に、座部の各サイドフレームとの間に掛け渡された側部バネ部材がそれぞれ配設されており、該側部バネ部材の全ての合成バネ定数が、前記後部バネ部材の合成バネ定数よりも高いことを特徴とする請求項8記載の乗物用シート。
- 前記側部バネ部材のうち、少なくとも最も座部の後端寄りに配設される側部バネ部材は、前記第1人体支持部の中心と第2人体支持部の中心との間の領域に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項9又は10記載の乗物用シート。
- 座部の前縁部において前記面状支持部材の上部に配設されるウレタン材を有し、該ウレタン材が配設された範囲に、前記第3人体支持部の中心が位置する構造であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1に記載の乗物用シート。
- 前記ウレタン材が、前方に回転可能に設けられていることを特徴とする請求項12記載の乗物用シート。
- 前記面状支持部材及び座部の前縁部に配設されるウレタン材を被覆する三次元立体編物が、着座時の平衡状態において伸び率5%以下で、座部を構成するクッションフレームに支持されていることを特徴とする請求項12又は13記載の乗物用シート。
- 前記座部の座角が、20度〜28度の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1に記載の乗物用シート。
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