JP5152890B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5152890B2 JP5152890B2 JP2006353525A JP2006353525A JP5152890B2 JP 5152890 B2 JP5152890 B2 JP 5152890B2 JP 2006353525 A JP2006353525 A JP 2006353525A JP 2006353525 A JP2006353525 A JP 2006353525A JP 5152890 B2 JP5152890 B2 JP 5152890B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blank
- symbol
- symbols
- stop
- displayed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
一般的な遊技者は多くの賞球を獲得するために大入賞口を開放させる、すなわち、特別遊技に遊技状態を移行させることを目的として遊技を行う(たとえば、特許文献1参照)。
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示すための複数の図柄が変動表示される図柄表示装置と、図柄表示装置の表示領域を分割して形成される複数の図柄領域のそれぞれに、当否抽選の結果を示すための停止図柄組合せの一部となる複数種類の停止図柄候補と、停止図柄組合せの一部とはならない複数種類のブランク図柄とを変動表示させるパターンであって、変動表示における変動開始から停止までの変動過程が定められた複数の変動パターンを保持し、変動パターンとして、停止図柄候補とブランク図柄を一体として変動表示させたあとに同じライン上に複数の同種のブランク図柄を揃えて停止表示させ、更に、所定時間が経過した後に当否抽選の結果を示す停止図柄組合せを確定的に停止表示させるブランク停止パターンを保持するパターン記憶手段と、当否抽選が実行されるときに、複数の変動パターンからいずれかを選択する演出決定手段と、選択された変動パターンにしたがって図柄表示装置に複数種類の停止図柄候補および複数種類のブランク図柄を変動表示させる表示制御手段と、当否抽選の結果が当たりとなったことを示す当たり図柄組合せにて停止図柄組合せが表示されたときに、遊技者にとって通常遊技より有利な遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、遊技者による操作入力を受け付ける操作ボタンと、ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動させるときに同じライン上に揃えて停止表示させるブランク図柄の種類を選択するブランク図柄選択手段と、を備える。
ブランク図柄選択手段は、当否抽選の結果が当たりとなるときと外れとなるときのそれぞれの場合について複数種類のブランク図柄それぞれに選択確率を割り当てることにより当否抽選の当たりに対する期待度とブランク図柄の種類とを関連づけるブランク選択テーブルを参照して、当否抽選の結果に応じた選択確率にていずれかの種類のブランク図柄を選択する。
演出決定手段は、ブランク停止パターンを選択するときには、選択された種類のブランク図柄よりもブランク選択テーブルにおいて当否抽選の当たりに対する期待度が低く設定されている種類のブランク図柄を同じライン上に揃えて停止表示させるブランク停止パターンを選択する。
表示制御手段は、ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動表示させる場合において、ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に操作ボタンによる操作入力が検出されたときには、ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄を新たに停止表示させる。
以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
特別図柄192は、通常当たり時は0、確変当たり時は1、外れ時は2〜9のいずれか、が停止図柄として停止表示される。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの当否抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
図柄決定手段114は、当否抽選の結果、変動パターンを示すデータ、停止図柄をメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
本実施例のぱちんこ遊技機10では、特別図柄192に比べて演出画像190の方が格段に目立つように表示される。そのため、遊技者は同じ数字の演出図柄が並ぶか否かにより当否を認識し、並んだ数字が奇数か否かにより確変移行の成否を認識することになる。演出決定手段132は、演出図柄の停止図柄と変動パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。
本実施例における演出図柄は、「停止図柄候補」と「ブランク図柄」の2種類に大別される。具体的には、停止図柄候補とは、「1」から「7」のいずれかの数字画像を含む演出図柄である。当否抽選の結果は、停止図柄候補の並び方によって示される。
(A)大当たり
演出決定手段132は、演出図柄の変動表示過程としていずれかの変動パターンを選択する。演出表示制御手段134は、変動停止時に同じ数字の停止図柄候補が3つ並ぶように停止表示させる。確変当たりであれば奇数、通常当たりであれば偶数の停止図柄候補を並べて停止表示させる。
(B)外れ
演出決定手段132は、演出図柄の変動表示過程としていずれかの変動パターンを選択する。演出表示制御手段134は、変動停止時に同じ数字の停止図柄候補が並ばないように停止表示させる。
停止図柄候補とは当否抽選の結果を遊技者に示す情報の一部となり得る図柄である。一方、ブランク図柄は、「ハート」、「ダイヤ」、「クラブ」、「スペード」のいずれかのトランプ記号を含む演出図柄である。最終的にどのようなブランク図柄がどのような位置に停止表示されるかは当否抽選の結果を示すものではない。
主図柄列208は、停止図柄候補とブランク図柄を交互に連結したかたちの図柄列である。同図の上下は連結され、主図柄列208はリング状の図柄列となる。特別図柄192の変動表示が開始されるタイミングで、演出表示制御手段134は主図柄列208の回転態様にて左変動列202に演出図柄を変動表示させる。中央変動列204や右変動列206についても同様である。
(1)単一変動パターン
所定時間の通常変動後に、当否抽選の結果を停止図柄候補の停止態様にて確定的に示す。単一変動パターンが選択される場合、当否抽選1回につき1回分の図柄変動演出を経て当否抽選の結果が示されることになる。
(2)連続変動パターン
所定時間の通常変動後に、停止図柄候補を外れ態様にて暫定的に停止させると共に同じ種類のブランク図柄を3つ並べて停止表示させたあと、再度停止図柄候補を変動表示させる。このような通常変動後の再度の変動表示のことを「擬似連続変動」とよぶことにする。連続変動パターンが選択される場合、通常変動後に更に擬似連続変動を経た上で、停止図柄候補を確定的に停止させることにより当否抽選の結果が示されることになる。すなわち、当否抽選1回につき複数回分の図柄変動演出を経て当否抽選の結果が示されることになる。なお、擬似連続変動においても主図柄列208の回転態様として停止図柄候補とブランク図柄が一体として変動してもよいが、本実施例においては第1副図柄列210の回転態様として停止図柄候補だけを変動表示させる。
(A)大当たりの時:
単一変動パターン(20%)、連続変動パターン(80%)
(B)外れの時:
単一変動パターン(80%)、連続変動パターン(20%)
という確率にて変動パターンを選択するように設定されている。
このような確率設定によれば、単一変動パターンによる演出が実行されるとき、遊技者は大当たりに対する期待感をそれほど喚起されない。しかし、通常変動から擬似連続変動に移行すると、すなわち、連続変動パターンによる演出が実行されると、遊技者の大当たりに対する期待感は俄然高められる。
演出決定手段132がいずれの変動パターンを選択したとしても、演出表示制御手段134は、左変動列202において主図柄列208の回転態様にて演出図柄を変動表示させる。中央変動列204および右変動列206についても同様である。第1過程は通常変動過程の一部である。3つの主図柄列208の変動速度は同じであってもよいし異なってもよい。また、変動速度は第1過程の間で可変であってもよい。遊技者からみると、各変動列において停止図柄候補とブランク図柄が交互に連結されたリールが回転しているように見える。第1過程においては、有効ライン226a〜eという5つの有効ライン226が設定される。この5つの有効ライン226上のいずれかにおいて同じ数字の停止図柄候補が並んで停止表示されると大当たりとなる。
第2過程も通常変動過程の一部である。演出表示制御手段134は、左変動列202において主図柄列208を停止させる。ここでは、左上領域214および左下領域216において2つの停止図柄候補を停止させる。停止対象となる停止図柄候補は、主図柄列208の並び順にしたがって選択される。主図柄列208においては第1演出図柄は「・・・7・7・6・5・4・3・2・1・7・7・・・・」という順序で並んでいる。したがって、「7・7」や「6・5」、「1・7」は左上領域214と左下領域216にて選択されうる組合せであるが、「7・5」や「5・2」は選択され得ない組合せである。同図においては、左上領域214および左下領域216のそれぞれにおいて「7・7」が停止表示されている。実際、どの組み合わせを選択するかはランダムに決定してもよい。
第3過程も通常変動過程の一部である。演出表示制御手段134は、中央変動列204の主図柄列208の変動表示を停止させる。演出表示制御手段134は、主図柄列208の変動停止により、中央変動列204の3つの領域すべての図柄を停止表示させる。同図の場合、中央上領域230と中央下領域232にそれぞれ停止図柄候補「6」と「5」が停止表示されている。主図柄列208においては「6」と「5」の間のブランク図柄は「ダイヤ」であるため、中央・中央領域228にダイヤのブランク図柄が停止する。このため、図5(b)の第2過程で成立していたダブルリーチは、図5(c)においていずれも大当たり表示とはなっていない。
演出表示制御手段134は、左中央領域218と右中央領域222にそれぞれ同じ態様のブランク図柄を停止表示させている。図6(a)ではダイヤのブランク図柄が3つ並んでいる。以下、左中央領域218、中央・中央領域228、右中央領域222のように同じライン上に同種のブランク図柄が揃って停止表示されることを「ブランク並列表示」とよぶ。ブランク並列表示は、(1)擬似連続変動の開始、(2)検出期間の開始という2つの事象の契機となる。
ブランク並列表示となると、外れ態様にて停止していた6つの停止図柄候補が再び変動を開始する。これが擬似連続変動である。演出表示制御手段134は、擬似連続変動に移行するときに中央に揃っている3つのブランク図柄を明滅させる。これにより、遊技者は通常変動とは異なる特別な変動に移行したことを認識しやすくなっている。
(2)検出期間
ブランク並列表示となってから所定時間が経過するまでの期間が「検出期間」となる。この検出期間中に遊技者が操作ボタン82を押下すると、ブランク並列表示を構成するブランク図柄の全部または一部が変化する。ブランク並列表示を構成するブランク図柄は、大当たりの可能性を信頼度として示す。本実施例においては、スペード<クラブ<ダイヤ<ハートの順に信頼度が高くなる。図6(a)においては、ダイヤのブランク並列表示となっているため、クラブやスペードのブランク図柄よりも信頼度は高いが、ハートほどは信頼度が高くないという状況である。
ブランク並列表示により開始する検出期間中に、遊技者が操作ボタン82を押下すると、ダイヤのブランク並列表示がハートのブランク並列表示に変化する。操作ボタン82の押下により、大当たりの可能性を自力で高めることができたかのような遊技者心理を喚起する点が本発明の重要なポイントである。ブランク並列表示を構成していた3つのダイヤのブランク図柄をすべてハートのブランク図柄に変更する必要はない。一例として、左中央領域218と右中央領域222のブランク図柄だけをハートのブランク図柄に変更してもよい。検出期間中に操作ボタン82が押下されると、演出表示制御手段134は、図5(c)の第3過程において変動させていた左中央領域218の第2副図柄列212を再度変動させて、ダイヤのブランク図柄からハートのブランク図柄に変更してもよい。右中央領域222についても同様である。このような変更方法によれば、図5(c)の第2副図柄列212による変動表示から見た目上の連続性を有したかたちでブランク図柄を変更できる。また、変形例として、遊技者が操作ボタン82を1回押すと左中央領域218、2回押すと更に右中央領域222という具合に、操作ボタン82の押下回数と変化するブランク図柄の数に相関関係をもたせてもよい。
ブランク並列表示となると擬似連続変動が開始する。このとき、すでに外れ態様にて停止されていた停止図柄候補が再び動き出す。これにより、遊技者は、図5(c)や図6(a)、図6(b)の「外れ表示」がリセットされて、再びチャンスが与えられたかの印象を受けることになる。演出表示制御手段134は、第1副図柄列210を各変動列にて回転態様にて変動させ、その上にブランク図柄を停止態様にて重ねあわせる。実際は1回分の当否抽選に対応した変動表示でありながら、遊技者からみると複数回の変動表示が実行されているように見える。そのため、「ブランク並列表示」という表示態様は、大当たりに対する期待度だけでなく「再チャレンジ」という遊技者利益を示唆する演出となる。
(A)大当たり時に通常変動パターンが選択されたときの演出過程
図5(b)の第2過程においてリーチが成立し、図5(c)の第3過程においていずれかの有効ライン226上に同一の停止図柄候補が3つ並ぶ。
(B)外れ時に通常変動パターンが選択されたときの演出過程
図5(c)の第3過程においていずれの有効ライン226上にも同じ停止図柄候補が並ばずにそのまま停止する。あるいは、図5(c)の第3過程から図6(a)の第4過程に移行するが、ブランク並列表示とはならずにそのまま外れ確定となる。
(A)大当たり時に連続変動パターンが選択されたときの演出過程
図6(a)の第4過程においてブランク並列表示となって擬似連続変動に移行し、いずれかの有効ライン226上に同種の停止図柄候補が並ぶ。
(B)外れ時に連続変動パターンが選択されたときの演出過程
図6(a)の第4過程においてブランク並列表示となって擬似連続変動に移行するが、同種の停止図柄候補がいずれの有効ライン226にも並ぶことなくそのまま外れ確定となる。
連続変動パターンによる演出過程において、ブランク並列表示させるブランク図柄の種類は、ブランク選択手段140による選択結果に依存する。ブランク選択手段140は、同図に示すブランク選択テーブルと当否抽選の結果に応じてブランク図柄を選択する。ブランク選択手段140は、演出図柄の変動開始時においてブランク図柄を選択する。
大当たり時:
スペード(10%)、クラブ(20%)、ダイヤ(60%)、ハート(10%)
外れ時:
スペード(50%)、クラブ(30%)、ダイヤ(20%)、ハート(0%)
のように当否抽選の結果に応じて別々に設定されている。
このような確率設定により、1.ハート、2.ダイヤ、3.クラブ、4.スペードの順に大当たりに対する信頼度が設定される。
演出表示制御手段134は、通常変動後、クラブのブランク図柄によりブランク並列表示させる。遊技者は、クラブのブランク並列表示であるためそれほど大当たりを期待できないと認識する。ここで遊技者が操作ボタン82を押下すると、クラブのブランク図柄がダイヤのブランク図柄に変化するので、遊技者の大当たりに対する期待度が高くなる。
演出表示制御手段134は、通常変動後、スペードのブランク図柄によりブランク並列表示させる。遊技者は、スペードのブランク並列表示をみたときにほとんど大当たりを期待できないと認識する。ここで遊技者が操作ボタン82を押下すると、スペードのブランク図柄がクラブのブランク図柄に変化し、遊技者の大当たりに対する期待度が若干高くなる。検出期間が経過する前に遊技者が操作ボタン82を再度押下すると、クラブのブランク図柄が今度はダイヤのブランク図柄に変化し、遊技者の大当たりに対する期待度はいっそう高くなる。ただし、遊技者が操作ボタン82をそれ以上押下しても、ダイヤのブランク図柄はハートのブランク図柄に変化することはない。
演出表示制御手段134は、通常変動後、ダイヤのブランク図柄によりブランク並列表示させる。遊技者は、ダイヤのブランク並列表示をみたときに大当たりを期待する。ここで遊技者が操作ボタン82を押下しても、もともと選択されていたブランク図柄もダイヤであるため、ブランク図柄は変化しない。
時刻t0〜時刻t1まで通常変動したあと、停止図柄候補を外れ態様にて時刻t2まで停止表示させる。このとき、図6(a)に示したようにブランク並列表示として同種のブランク図柄が並んで停止表示される。時刻t2〜時刻t4まで擬似連続変動したあと、当否抽選の結果を示す態様にて停止図柄候補を時刻t5まで停止表示させる。時刻t2〜時刻t4までの表示態様は、図6(c)として例示した通りである。
同図に示す処理はループ処理として繰り返し実行される処理である。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の入賞処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、特別図柄抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。当否判定処理の詳細については、次の図11に関連して説明する。S34の当否判定処理は、図8でいえばt0のタイミングで実行される。メイン表示制御手段118が特別図柄192の変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドをサブ基板104へ送信する。これを受信したブランク選択手段140はS34の当否抽選の結果に応じた確率にてブランク図柄を選択する。演出決定手段132は演出図柄の変動パターンを選択し、演出表示制御手段134は演出画像190の変動表示を開始する(S36)。
まず、当否抽選手段112は、保留制御手段116から読み出した抽選値の当否判定を行う(S50)。確率変動遊技中であれば確変当否テーブル、確率変動遊技中でなければ非確変当否テーブルにより当否判定がなされる。大当たりであれば(S52のY)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオンする(S54)。特別遊技フラグがオンのときには、当該変動の終了後に特別遊技が実行される。
なお、当否抽選が外れであれば(S52のN)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオフする(S56)。
特別遊技は、当否抽選が大当たりとなって特別遊技フラグがオンとなったとき、図柄変動後に実行される遊技である。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S72)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
なお、ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
更に、スペードからクラブ、クラブからダイヤ、ダイヤからハートのようにブランク図柄の信頼度をステップアップさせることにより、操作ボタン82の押下にともなう遊技興趣をいっそう深めている。特に、当たり確定のハートのブランク図柄が出てくるまでは、遊技者の押下意欲を喚起し続けることができる。
(1)単一変動パターンの場合:
左中央領域218にブランク図柄Aが停止、中央・中央領域228にて第2副図柄列212が変動、右中央領域222にブランク図柄Aが停止という状況にあるとする。
(1−a)操作ボタン82が押下された場合:
左中央領域218と右中央領域222のブランク図柄Aは共にブランク図柄Bに変化する。しかし、中央・中央領域228にはブランク図柄Aが停止するため、同種のブランク図柄についてブランク並列表示とはならず擬似連続変動に移行しない。
(1−b)操作ボタン82が押下されなかった場合
左中央領域218と右中央領域222のブランク図柄Aはどちらも変化しない。中央・中央領域228にはブランク図柄Bが停止するため、同種のブランク図柄についてブランク並列表示とはならず擬似連続変動に移行しない。
(2)連続変動パターンの場合:
左中央領域218にブランク図柄Aが停止、中央・中央領域228にて第2副図柄列212が変動、右中央領域222にブランク図柄Aが停止という状況にあるとする。
(1−a)操作ボタン82が押下された場合:
左中央領域218と右中央領域222のブランク図柄Aは共にブランク図柄Bに変化する。中央・中央領域228にはブランク図柄Bが停止し、同種のブランク図柄についてブランク並列表示となって擬似連続変動に移行する。このケースでは、遊技者は操作ボタン82を押下することによって自力でブランク並列表示を成立させた感覚を抱きやすい。
(1−b)操作ボタン82が押下されなかった場合
左中央領域218と右中央領域222のブランク図柄Aはどちらも変化しない。中央・中央領域228にはブランク図柄Aが停止して、同種のブランク図柄についてブランク並列表示となり擬似連続変動に移行する。
このような処理方法によれば、遊技者が操作ボタン82を押下するか否かによって同種のブランク図柄についてブランク並列表示となり、擬似連続変動に移行するか否かが決定されるかのような演出を実現することができる。
このほかにも、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、本実施例において示された各機能ブロックの単体もしくはそれらの連係によって実現されることも当業者には理解されるところである。
Claims (5)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、
前記始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
前記当否抽選の結果を示すための複数の図柄が変動表示される図柄表示装置と、
前記図柄表示装置の表示領域を分割して形成される複数の図柄領域のそれぞれに、前記当否抽選の結果を示すための停止図柄組合せの一部となる複数種類の停止図柄候補と、前記停止図柄組合せの一部とはならず前記当否抽選の結果が当たりとなる可能性である信頼度を示唆する複数種類のブランク図柄とを変動表示させるパターンであって、前記変動表示における変動開始から停止までの変動過程が定められた複数の変動パターンを保持し、前記変動パターンとして、前記停止図柄候補と前記ブランク図柄を一体として変動表示させたあとに同じライン上に複数の同種のブランク図柄を揃えて停止表示させ、更に、所定時間が経過した後に前記当否抽選の結果を示す停止図柄組合せを確定的に停止表示させるブランク停止パターンを保持するパターン記憶手段と、
前記当否抽選が実行されるときに、前記複数の変動パターンからいずれかを選択する演出決定手段と、
前記選択された変動パターンにしたがって前記図柄表示装置に前記複数種類の停止図柄候補および前記複数種類のブランク図柄を変動表示させる表示制御手段と、
前記当否抽選の結果が当たりとなったことを示す当たり図柄組合せにて前記停止図柄組合せが表示されたときに、遊技者にとって通常遊技より有利な遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
遊技者による操作入力を受け付ける操作ボタンと、
前記ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動させるときに同じライン上に揃えて停止表示させるブランク図柄の種類を選択するブランク図柄選択手段と、を備え、
前記複数種類のブランク図柄は、前記信頼度が他のブランク図柄よりも相対的に低い低信頼度ブランク図柄と、前記低信頼度ブランク図柄よりも前記信頼度が相対的に高い中信頼度ブランク図柄と、前記中信頼度ブランク図柄よりも前記信頼度が相対的に高い高信頼度ブランク図柄と、の少なくとも3種類であり、
前記ブランク図柄選択手段は、前記当否抽選の結果が当たりとなるときと外れとなるときのそれぞれの場合について前記複数種類のブランク図柄それぞれに選択確率を割り当てることにより前記信頼度とブランク図柄の種類とを関連づけるブランク選択テーブルを参照して、前記当否抽選の結果に応じた選択確率にていずれかの種類のブランク図柄を選択し、
前記演出決定手段は、前記ブランク停止パターンを選択するときには、前記ブランク選択テーブルにおいて選択された種類のブランク図柄の信頼度以下に設定されている種類のブランク図柄を同じライン上に揃えて停止表示させるブランク停止パターンを選択し、
前記表示制御手段は、前記ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動表示させる場合において、前記ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に前記操作ボタンによる操作入力が検出されたときには、前記ブランク図柄選択手段が前記中信頼度ブランク図柄または前記高信頼度ブランク図柄を選択した条件下にて前記低信頼度ブランク図柄が表示されている場合の方が、前記ブランク図柄選択手段が前記高信頼度ブランク図柄を選択した条件下にて前記中信頼度ブランク図柄が表示されている場合よりも相対的に高確率にて、前記演出決定手段により選択された前記ブランク停止パターンに含まれるブランク図柄にかえて、表示中のブランク図柄よりも信頼度の高い前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄を停止表示させることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記表示制御手段は、前記ブランク停止パターンが選択された場合、前記複数の図柄領域のうち第1の図柄領域において、前記複数種類のブランク図柄が前記複数種類の停止図柄候補の間に表示されるよう前記複数種類の停止図柄候補と前記複数種類のブランク図柄とを個別に変動表示させ、前記複数の図柄領域のうち第2の図柄領域において、前記複数種類のブランク図柄を前記複数種類の停止図柄候補の間に混在させて一体的に変動表示させたあとに同じライン上に複数の同種のブランク図柄を揃えて停止表示させ、前記ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に前記操作ボタンによる操作入力が検出されたときには、前記第1の図柄領域における前記複数種類のブランク図柄を更に変動させて前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄を新たに停止表示させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
- 前記表示制御手段は、前記ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動表示させる場合において、前記ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に前記操作ボタンによる操作入力が所定の操作条件に合致したときに、前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄を新たに停止表示させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
- 前記表示制御手段は、前記所定の検出期間内に所定回数以上の前記操作ボタンの操作入力が検出されたことを条件として、前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄を新たに停止表示させることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
- 前記表示制御手段は、前記ブランク停止パターンにしたがって図柄を変動表示させる場合において、前記ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に前記操作ボタンによる操作入力が検出されたときには、前記停止表示されているブランク図柄よりも前記信頼度が高く設定され、かつ、前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄の信頼度以下に設定されている種類のブランク図柄を新たに停止表示させ、前記ブランク図柄が停止表示されてから所定の検出期間内に前記操作ボタンによる操作入力が検出されるごとに前記ブランク図柄選択手段により選択されたブランク図柄が停止表示対象となるまでブランク図柄の停止表示態様を変化させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006353525A JP5152890B2 (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006353525A JP5152890B2 (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008161392A JP2008161392A (ja) | 2008-07-17 |
JP5152890B2 true JP5152890B2 (ja) | 2013-02-27 |
Family
ID=39691636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006353525A Expired - Fee Related JP5152890B2 (ja) | 2006-12-27 | 2006-12-27 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5152890B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021137617A (ja) * | 2014-04-30 | 2021-09-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4886824B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2012-02-29 | 京楽産業.株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP5726487B2 (ja) * | 2010-11-18 | 2015-06-03 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6031337B2 (ja) * | 2012-11-20 | 2016-11-24 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5952339B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2016-07-13 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP5952338B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2016-07-13 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP6756119B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2020-09-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016010693A (ja) * | 2015-08-04 | 2016-01-21 | 豊丸産業株式会社 | 遊技機 |
JP6531676B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2019-06-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6531677B2 (ja) * | 2016-02-29 | 2019-06-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2017140530A (ja) * | 2017-05-30 | 2017-08-17 | 豊丸産業株式会社 | 遊技機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3520236B2 (ja) * | 1993-02-25 | 2004-04-19 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2006000362A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Samii Kk | 弾球遊技機 |
JP4283235B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2009-06-24 | 京楽産業.株式会社 | パチンコ遊技機 |
JP4611099B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-01-12 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
2006
- 2006-12-27 JP JP2006353525A patent/JP5152890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021137617A (ja) * | 2014-04-30 | 2021-09-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP7156450B2 (ja) | 2014-04-30 | 2022-10-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008161392A (ja) | 2008-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5152890B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4553393B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5354770B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4963606B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4641542B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4888902B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5116084B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5537060B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4873418B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2009240376A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2008161388A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6016232B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4888903B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4919224B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5051859B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5019560B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4878325B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2008245929A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5489263B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2008073258A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5398063B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5354782B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5271093B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2010213750A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4671269B2 (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121130 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |