JP5151877B2 - 導電性ペーストおよび電子部品の製造方法 - Google Patents
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Description
導電性粉末と、環状構造を有する金属有機化合物と、共材粒子と、有機溶剤と、樹脂と、を有することを特徴とする。
電極層と誘電体層とを有する電子部品を製造する方法であって、
上記のいずれかに記載の導電性ペーストを用いて、焼成後に前記電極層となる電極ペースト膜を形成する工程と、
前記電極ペースト膜を、焼成後に誘電体層となるグリーンシートと積層させる工程と、
前記グリーンシートと前記電極ペースト膜との積層体を焼成する工程とを有する。
図1は、本発明の一実施形態に係る積層セラミックコンデンサの概略断面図、
図2(A)、図2(B)および図3(A)、図3(B)は、図1に示す積層セラミックコンデンサの製造過程を示す要部断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る積層セラミックコンデンサ2は、コンデンサ素子4と、第1端子電極6と第2端子電極8とを有する。コンデンサ素子4は、誘電体層10と、内部電極層12とを有し、誘電体層10の間に、これらの内部電極層12が交互に積層してある。交互に積層される一方の内部電極層12は、コンデンサ素子4の第1端部4aの外側に形成してある第1端子電極6の内側に対して電気的に接続してある。また、交互に積層される他方の内部電極層12は、コンデンサ素子4の第2端部4bの外側に形成してある第2端子電極8の内側に対して電気的に接続してある。
これらの溶剤以外であっても、選択された溶剤に応じて、たとえば、OH基量を調整するなどして、上述した金属有機化合物の誘導体を作製することで、良好に溶解することができる。また、有機ビヒクルは、上述の誘電体層用ペーストに含まれる有機ビヒクルと同様にすればよい。また、グリーンシートとの接着性を改善する目的で可塑剤または粘着剤をさらに含んでいてもよいし、導電性粒子および共材の分散性の向上とペーストの安定性を改善する目的で分散剤をさらに含んでいてもよい。
導電性ペーストの作製
まず、平均粒子径200nmのNi粉末100重量部に対して、共材粒子としての平均粒径100nmのBaTiO3 粉末を20重量部加え、さらに、分散剤、有機溶剤としてのエタノール、メタノールおよびα−テルピネオール、バインダとしてのエチルセルロースを加えた。この混合物をホモジナイザーで撹拌した後、3本ロールにより混練し、ペースト状にした。これに表2に示す金属のアビエチン酸塩(金属有機化合物)を、共材粒子としてのBaTiO3 粉末に対し、表2に示す量を加え、さらに3本ロールにより混練し、導電性ペーストを調製した。なお、ペースト全重量に対する導電性粉末としてのNi粉末は、50重量%含有されている。アビエチン酸塩の分解温度は400〜480℃であった。
BaTiO3 粉末(主成分)と、MgO、Y2O3 およびその他の副成分の原料とを、ボールミルにより16時間湿式混合し、乾燥させることにより誘電体材料を得た。なお、MgOは、BaTiO3に対して2.00モル、Y2O3は、BaTiO3に対して1.00モル含有させた。すなわち、MgおよびYは、添加材として誘電体層に含まれることとなる。
まず、上記の誘電体層用ペーストを用いて、PETフィルム上に、ワイヤーバーコーターを用いて、厚み1.4μmのグリーンシートを形成した。
上記で作製した導電性ペーストを用いて、スクリーン印刷により、グリーンシートの表面に、所定パターンの内部電極ペースト膜12aを形成した。
次に、内部電極ペースト膜12aおよびグリーンシート10aを次々に積層し、最終的に、50層の内部電極ペースト膜12aが積層された最終積層体を得た。
次いで、最終積層体を所定サイズに切断し、脱バインダ処理、焼成およびアニール(熱処理)を行って、チップ形状の焼結体を作製した。
静電容量C(単位はμF)は、サンプルに対し、基準温度25℃でデジタルLCRメータ(YHP社製4284A)にて、周波数1kHz,入力信号レベル(測定電圧)1Vrmsの条件下で測定した。また、この静電容量の測定は、20個のコンデンサ試料について行い、その平均値を静電容量とした。結果を表1に示す。
コンデンサ試料に対し、温度25℃において、直流電圧を10V/secの条件で印加し、10mAの電流が流れた時の誘電体層厚みに対する電圧値(単位:V/μm)を破壊電圧とした。破壊電圧を測定することにより、コンデンサ試料の耐圧を評価した。また、この破壊電圧の測定は、20個のコンデンサ試料について行い、その平均値を破壊電圧とした。結果を表1に示す。
コンデンサ試料に対し、160℃にて、8V/μmの電界下で直流電圧の印加状態に保持し、寿命時間を測定することにより、高温加速寿命(HALT)を評価した。本実施例においては、印加開始から絶縁抵抗が一桁落ちるまでの時間を寿命と定義した。また、この高温加速寿命の測定は、20個のコンデンサ試料について行い、その平均値を高温加速寿命とした。結果を表1に示す。
アビエチン酸塩の金属および共材粒子(BaTiO3)に対する含有量を、表1に示すように変化させた以外は、実施例1と同様にして導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表1に示す。
比較例1においては、環状構造を有する金属有機化合物を添加させなかった以外は、実施例1と同様にして導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表1に示す。
比較例2および5においては、環状構造を有する金属有機化合物の代わりに、表1に示す金属(すなわち、MgおよびY)の酸化物ナノ粒子(粒子径:50〜100nm)を導電性ペーストに添加して、実施例3と同様にして、コンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表1に示す。
比較例3および6においては、環状構造を有する金属有機化合物を、導電性ペーストには添加せず、誘電体層用ペーストに添加した以外は、実施例3と同様にして、コンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表1に示す。
比較例4および7においては、環状構造を有する金属有機化合物の代わりに、表1に示す金属(すなわち、MgおよびY)のステアリン酸塩を導電性ペーストに添加して、実施例3と同様にして、コンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表1に示す。
実施例30〜58においては、誘電体層を構成する誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、共材粒子BaTiO3 100モルに対して、1.70モル、Y2O3の含有量を、共材粒子BaTiO3 100モルに対して、0.80モルとした以外は、それぞれ、実施例1〜29と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表2に示す。
比較例8〜14においては、誘電体層を構成する誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、BaTiO3 100モルに対して、1.70モル、Y2O3の含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.80モルとした以外は、それぞれ、比較例1〜7と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表2に示す。
実施例59〜87においては、環状構造を有するカルボン酸塩として、アビエチン酸塩の代わりにコール酸塩を用い、誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、共材粒子BaTiO3 100モルに対して、0.50モル、Y2O3の含有量を、共材粒子BaTiO3 100モルに対して、4.00モルとした以外は、それぞれ、実施例1〜29と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。なお、コール酸塩の分解温度は350〜420℃であった。結果を表3に示す。
比較例15〜21においては、環状構造を有する金属有機化合物として、カルボン酸塩であるアビエチン酸塩の代わりにコール酸塩を用い、誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.50モル、Y2O3の含有量を、BaTiO3 100モルに対して、4.00モルとした以外は、それぞれ、比較例1〜7と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表3に示す。
実施例88〜116においては、環状構造を有する金属有機化合物として、カルボン酸塩であるアビエチン酸塩の代わりにコール酸塩を用いた以外は、それぞれ、実施例1〜29と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表4に示す。
実施例117〜125においては、環状構造を有する金属有機化合物として、Mgのアビエチン酸塩およびYのコール酸塩を用いて、表5に示す含有量とした以外は、実施例3〜11と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表5に示す。
実施例126〜134においては、環状構造を有する金属有機化合物として、Mgのコール酸塩およびYのアビエチン酸塩を用いて、表6に示す含有量とした以外は、実施例3〜11と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表6に示す。
実施例135〜157においては、導電性粉末として、Niの代わりに、平均粒径200nmのCu粉末を用い、誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.50モル、Y2O3の含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.80モルとした以外は、それぞれ、実施例3〜15、20〜29と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表7に示す。
比較例22〜25においては、導電性粉末として、Niの代わりに、平均粒径200nmのCu粉末を用い、誘電体材料の組成として、MgOの含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.50モル、Y2O3の含有量を、BaTiO3 100モルに対して、0.80モルとした以外は、それぞれ、比較例1〜4と同様にして、導電性ペーストを調製し、これを用いてコンデンサ試料を作製し、特性評価を行った。結果を表7に示す。
4… コンデンサ素体
4a… 第1端部
4b… 第2端部
6,8… 端子電極
10… 誘電体層
10a… グリーンシート
12… 内部電極層
12a… 内部電極パターン膜
20… キャリアシート
Claims (3)
- 導電性粉末と、環状構造を有する金属有機化合物と、共材粒子と、有機溶剤と、樹脂と、を有し、
前記金属有機化合物に含まれる金属元素は、Mg、Y、Gd、Dy、Ho、Tbから選ばれる少なくとも1つである導電性ペースト。 - 前記金属有機化合物の分解温度が350℃以上である請求項1に記載の導電性ペースト。
- 電極層と誘電体層とを有する電子部品を製造する方法であって、
請求項1または2に記載の導電性ペーストを用いて、焼成後に前記電極層となる電極ペースト膜を形成する工程と、
前記電極ペースト膜を、焼成後に誘電体層となるグリーンシートと積層させる工程と、
前記グリーンシートと前記電極ペースト膜との積層体を焼成する工程とを有する電子部品の製造方法。
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