JP5149298B2 - 良好な初期強度をもつポリウレタン組成物 - Google Patents
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Description
第一の側面において本発明は、
a)室温で液状であり且つイソシアネート基を有する少なくとも1種のポリウレタンポリマーP1、及び
b)室温で固体であり、アルジミン基を有し、下記式(Ia)又は(Ib)で表され、且つ40℃〜80℃の範囲に融点を有する少なくとも1種のポリウレタンポリマーA
を含む一成分形の湿気硬化性組成物を提供する。
Qは、室温で固体であり且つ40℃〜80℃の範囲に融点を有するポリウレタンポリマーP2からm+n個のイソシアネート基を除いた後の基であり;
nは1又は2又は3であり、
mは0又は1又は2であり、
但し、m+nが2又は3であることを条件とし、
Y1及びY2は、互いに独立して、それぞれ1〜12の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは一緒になって、5〜8、好ましくは6の炭素原子を有する非置換又は置換された炭素環状環(carbocyclic ring)の一部である4〜20の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
Y3は、少なくとも1つのヘテロ原子、さらに特に、エーテル、カルボニル、又はエステル基の形態の酸素を任意選択で含んでいてもよい一価の炭化水素基であり;
Y4は、5〜8、好ましくは6つの原子の環の大きさを有する置換又は非置換のアリール又はヘテロアリール基であるか、あるいは
であるか、
あるいは少なくとも6つの炭素原子を有する置換又は非置換のアルケニル又はアリールアルケニル基であり;
R1は、2〜12の炭素原子を有し、少なくとも1つのヘテロ原子、より特にエーテル酸素又は三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を任意選択で含んでいてもよい2価の炭化水素基であるか、あるいはXがN−R2’である場合にはR2’と一緒になって、少なくとも1つのヘテロ原子、より特に、エーテル酸素又は三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を任意選択により含んでいてもよい、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
XはOであるか、又はSであるか、又はN−R2であるか、又はN−R2’であり、
ここでR2は、1〜20の炭素原子を有し、任意選択により少なくとも1つのカルボキシルエステル基、ニトリル基、ニトロ基、リン酸エステル基、スルホニル基、又はスルホン酸エステル基を含んでいてもよい一価炭化水素基であるか、あるいは、
下記式(IIa)又は(IIb)の置換基であるかのいずれかである。
R2’はR1と一緒になって、任意選択によって少なくとも1つのヘテロ原子、より特にはエーテル酸素又は三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を含んでいてもよい4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基である。
− ポリオキシアルキレンポリオール類。これはポリエーテルポリオール類又はオリゴエーテロール類ともよばれ、これらは、エチレンオキシド、1,2-プロピレンオキシド、1,2-又は2,3-ブチレンオキシド、テトラヒドロフラン、又はこれらの混合物の重合生成物であり、2つ以上の活性水素原子を有する開始剤分子、例えば、水、アンモニア、又は2つ以上のOH又はNH基を有する化合物、例えば、1,2-エタンジオール、1,2-及び1,3-プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコールの異性体類及びトリプロピレングリコールの異性体類、ブタンジオールの異性体類、ペンタンジオールの異性体類、ヘキサンジオールの異性体類、ヘプタンジオールの異性体類、オクタンジオールの異性体類、ノナンジオールの異性体類、デカンジオールの異性体類、ウンデカンジオールの異性体類、1,3-及び1,4-シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノールA、水素化ビスフェノールA、1,1,1-トリメチロールエタン、1,1,1-トリメチロールプロパン、グリセロール、アニリン、及びこれらの化合物の混合物を用いて重合したものであってもよい。例えば、ダブル金属シアン化物錯体触媒(DMC触媒)として公知のものの助けを借りて調製した、低不飽和度(ASTM D−2849−69に準拠して測定し、ポリオール1g当たりの不飽和度のミリ当量(meq/g)で表される)を有するポリオキシアルキレンポリオールと、例えばアニオン触媒、例えば、NaOH、KOH、CsOH、又はアルカリ金属アルコキシドを用いて調製した、より高い不飽和度を有するポリオキシアルキレンポリオールの両方を用いることができる。
これは、例えば、純粋なポリオキシプロピレンポリオール、より特にポリオキシプロピレンジオール及びトリオールに、ポリプロポキシル化反応が終わった後で、エチレンオキシドを用いたさらなるアルコキシル化を行うことによって得られ、これは結果として一級ヒドロキシル基を有する。
1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、2-メチルペンタメチレン1,5-ジイソシアネート、2,2,4-及び2,4,4-トリメチル-1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)、1,10-デカメチレンジイソシアネート、1,12-ドデカメチレンジイソシアネート、リシンジイソシアネート、及びリシンエステルジイソシアネート、シクロヘキサン1,3-及び1,4-ジイソシアネート及びこれらの異性体の任意の所望する混合物、1-メチル-2,4-及び-2,6-ジイソシアナトシクロヘキサン及びこれらの異性体の任意の所望の混合物(HTDI又はH6TDI)、1-イソシアナト-3,3,5-トリメチル-5-イソシアナトメチルシクロヘキサン(すなわち、イソホロンジイソシアネート又はIPDI)、パーヒドロ-2,4’-及び-4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(HMDI又はH12MDI)、1,4-ジイソシアナト-2,2,6-トリメチルシクロヘキサン(TMCDI)、1,3-及び1,4-ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、m-及びp-キシリレンジイソシアネート(m-及びp-XDI)、m-及びp-テトラメチル-1,3-及び-1,4-キシリレンジイソシアネート(m-及びp-TMXDI)、ビス(1-イソシアナート-1-メチルエチル)ナフタレン、2,4-及び2,6-トリレンジイソシアネート及びこれらの異性体の任意の所望の混合物(TDI)、4,4’-, 2,4’-及び2,2’-ジフェニルメタンジイソシアネート及びこれらの異性体の任意の所望の混合物(MDI)、1,3-及び1,4-フェニレンジイソシアネート、2,3,5,6-テトラメチル-1,4-ジイソシアナトベンゼン、ナフタレン1,5-ジイソシアネート(NDI)、3,3’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトビフェニル(TODI)、ジアニシジンジイソシアネート(DADI)、前述したイソシアネート類のオリゴマー及びポリマー、並びに前述したイソシアネート類の任意の所望の混合物。
MDI、TDI、HDI、及びIPDIが好ましい。
m+nは2であることが好ましい。
Y1及びY2はそれぞれメチル基であることが好ましい。
Y3は下記式(VII’)又は(VIII’)の基である。
R4は、1〜30、さらに特に12〜30の炭素原子を有する炭化水素基であり、これは任意選択でヘテロ原子を含んでいてもよく;さらに、
R5は、水素原子であるか、
あるいは1〜30、より特に11〜30の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状アルキル基であり、任意選択で環状部分をもっていてもよく、任意選択により少なくとも1つのヘテロ原子をもっていてもよく、
あるいは、5〜30の炭素原子を有する1又は多不飽和の直鎖状又は分枝状炭化水素基であるか、
あるいは、任意選択によって置換基を有していてもよい芳香族又はヘテロ芳香族の5〜6員環であるか、のいずれかである。
n’は2又は3であり、より特に2であり;
X’はOであるか、N−R2であるか、N−R2’であり、
R2は、1〜4の炭素原子を有するアルキル基、より特にメチルであるか、あるいは-CHR7-CH2R8であり、R7は水素原子であるか又は-COOR9であり、R8は-COOR9、又は-CONHR9、又は-CONR9 2であり、R9は1〜4の炭素原子を有するアルキル基であり、
Q、R1、R2’、Y1、Y2、Y3、及びY4は既に記載した定義を有する。
N-メチル-1,2-エタンジアミン、N-エチル-1,2-エタンジアミン、N-ブチル-1,2-エタンジアミン、N-ヘキシル-1,2-エタンジアミン、N-(2-エチルヘキシル)-1,2-エタンジアミン、N-シクロヘキシル-1,2-エタンジアミン、4-アミノメチルピペリジン、3-(4-アミノブチル)ピペリジン、N-アミノエチルピペラジン、ジエチレントリアミン(DETA)、ビスヘキサメチレントリアミン(BHMT);一級モノアミン類及びジアミン類のシアノエチル化又はシアノブチル化によるジアミン類及びトリアミン類、例は、N-メチル-1,3-プロパンジアミン、N-エチル-1,3-プロパンジアミン、N-ブチル-1,3-プロパンジアミン、N-ヘキシル-1,3-プロパンジアミン、N-(2-エチルヘキシル)-1,3-プロパンジアミン、N-ドデシル-1,3-プロパンジアミン、N-シクロヘキシル-1,3-プロパンジアミン、3-メチルアミノ-1-ペンチルアミン、3-エチルアミノ-1-ペンチルアミン、3-ブチルアミノ-1-ペンチルアミン、3-ヘキシルアミノ-1-ペンチルアミン、3-(2-エチルヘキシル)アミノ-1-ペンチルアミン、3-ドデシルアミノ-1-ペンチルアミン、3-シクロヘキシルアミノ-1-ペンチルアミン、ジプロピレントリアミン(DPTA)、N3-(3-アミノペンチル)-1,3-ペンタンジアミン、N5-(3-アミノプロピル)-2-メチル-1,5-ペンタンジアミン、N5-(3-アミノ-1-エチルプロピル)-2-メチル-1,5-ペンタンジアミン、及び脂肪ジアミン、例えば、N-ココアルキル-1,3-プロパンジアミン、N-オレイル-1,3-プロパンジアミン、N-ソヤアルキル-1,3-プロパンジアミン、N-タロウアルキル-1,3-プロパンジアミン、又は例えば、Akzo Nobel社からの商品名Duomeen(登録商標)で入手可能な種類のN-(C16-22アルキル)-1,3-プロパンジアミン;脂肪族一級ジアミン又はトリアミンと、アクリロニトリル、マレイン酸ジエステル又はフマル酸ジエステル、シトラコン酸ジエステル、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステル、アクリルアミド類、及びメタクリルアミド類、及びイタコン酸ジエステルとを1:1のモル比で反応させた、マイケル型付加による生成物。
2-アミノエタノール、2-メチルアミノエタノール、1-アミノ-2-プロパノール、3-アミノ-1-プロパノール、4-アミノ-1-ブタノール、4-アミノ-2-ブタノール、2-アミノ-2-メチルプロパノール、5-アミノ-1-ペンタノール、6-アミノ-1-ヘキサノール、7-アミノ-1-ヘプタノール、8-アミノ-1-オクタノール、10-アミノ-1-デカノール、12-アミノ-1-ドデカノール、4-(2-アミノエチル)-2-ヒドロキシエチルベンゼン、3-アミノメチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキサノール;ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール、及びこれらのグリコール類の高次のオリゴマー及びポリマーなどのグリコールの、1つの一級アミノ基を有する誘導体、例は、2-(2-アミノエトキシ)エタノール、トリエチレングリコール-モノアミン、α-(2-ヒドロキシメチルエチル)-ω-(2-アミノ-メチルエトキシ)ポリ(オキシ(メチル-1,2-エタンジイル));ポリアルコキシル化された3価又はより多価のアルコール類の、1つのヒドロキシル基と一級アミノ基とを有する誘導体;グリコール類の単純なシアノエチル化とそれに続く水素化による生成物、例は、3-(2-ヒドロキシエトキシ)プロピルアミン、3-(2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ)プロピルアミン、及び3-(6-ヒドロキシヘキシルオキシ)プロピルアミンである。
R3は、水素原子、又はアルキル、又はアリールアルキル基であり、
R4は、1〜30の炭素原子を有し、任意選択によりヘテロ原子を有していてもよい炭化水素基であり、
Y1及びY2は、既に記載した定義を有する。
R3は、水素原子又はアルキル又はアリールアルキル基であり、
R5は、水素原子であるか、あるいは、1〜30の炭素原子を有し、任意選択により環状部分をもっていてもよく、かつ任意選択により少なくとも1つのヘテロ原子をもっていてもよい直鎖状又は分枝状のアルキル基であるか、あるいは5〜30の炭素原子を有する、1つ又は複数の不飽和の、直鎖状又は分枝状の炭化水素基であるか、あるいは任意選択で置換されていてもよい芳香族又はヘテロ芳香族の5又は6員環であり、
Y1及びY2は既に記載した定義を有する。
であるか、あるいは、
少なくとも6つの炭素原子を有する置換又は非置換のアルケニル又はアリールアルケニル基である。
− 可塑剤、例は、有機カルボン酸又はその無水物のエステル、例えば、フタレート、例えば、ジオクチルフタレート、ジイソノニルフタレート、又はジイソデシルフタレート、アジペート、例えば、ジオクチルアジペート、アゼレート類、及びセバケート類;有機リン酸及びスルホン酸のエステル、及びポリブテン類である;
− 溶媒;
− ファイバー類、例えばポリエチレンのファイバー;
− 顔料、例えば、酸化チタン又は酸化鉄;
− ポリウレタン化学で慣用されるさらなる触媒;
− レオロジー調整剤、例えば、増粘剤又はチキソ性付与剤、例は、尿素化合物、ポリアミドワックス、ベントナイト、又はヒュームドシリカである;
− 反応性希釈剤又は架橋剤、例は、ジイソシアネート(例えば、MDI、PMDI、TDI、HDI、1,12-ドデカメチレンジイソシアネート、シクロヘキサン1,3-又は1,4-ジイソシアネート、IPDI、パーヒドロ-2,4’-及び-4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート(H12MDI)、1,3-及び1,4-テトラメチルキシリレンジイソシアネート)のオリゴマー又はポリマー、より特に、記載したジイソシアネートのイソシアヌレート、カルボジイミド、ウレトンイミン、ビウレット、アロファネート、及びイミノオキサジアジンジオン、ジイソシアネートと短鎖ポリオールの付加体、アジピン酸ジヒドラジド、及びさらには、その他のジヒドラジド、ポリアルジミン、ポリケチミン、オキサゾリジン、又はポリオキサゾリジンの形態のブロックされた硬化剤である;
− 乾燥剤、例えば、モレキュラーシーブス、酸化カルシウム、高反応性イソシアネート類、例えば、p-トシルイソシアネート、オルトギ酸エステル、アルコキシシラン、例えば、テトラエトキシシラン、オルガノアルコキシシラン、例えば、ビニルトリメトキシシラン、及びシラン基のα位に官能基を有するオルガノアルコキシシラン;
− 接着促進剤、特に、オルガノアルコキシシラン(以下「シラン(類)」という)、例えば、エポキシシラン類、ビニルシラン類、(メタ)アクリロシラン類、イソシアナトシラン類、カルバメートシラン類、S-(アルキルカルボニル)メルカプトシラン類、及びアルジミノシラン類、及び、これらのシラン類のオリゴマー形態;
− 熱、光、及びUV照射に対する安定剤;
− 難燃剤;
− 界面活性剤、例えば、湿潤剤、流動性調節剤、脱気剤、又は脱泡剤;
− 殺生物剤、例えば、殺藻剤、防カビ剤すなわちカビ成長阻害剤;
並びに、一成分形ポリウレタン組成物で慣用されるさらなる物質。
i’) 上述した組成物を基材S1に適用する工程;
ii’) 上記の適用した組成物をオープンタイム内に基材S2と接触させる工程:
iii’) 湿気によって上記組成物を化学的に架橋させる工程
を含み、上記基材S2は基材S1と同じか又は異なる材料からなる。
i) 本組成物を、式(Ia)又は(Ib)のポリウレタンポリマーAの融点より高い温度に、より特に40℃〜100℃に加熱する工程;
ii) 上記の加熱した組成物を基材S1に適用する工程;
iii) 上記の適用した組成物をオープンタイム内に基材S2と接触させる工程
を含む。
n’は2又は3、より特に2であり;
Qは、室温で固体であり且つ40〜80℃の範囲に融点を有するポリウレタンポリマーP2から、n’個のイソシアネート基を除いた後の基であり;
Y1及びY2は、互いに独立して、それぞれ1〜12の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは一緒になって、5〜8、好ましくは6の炭素原子を有する非置換又は置換カルボシクリル環の一部である4〜20の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるいずれかであり;
Y3は、任意選択により少なくとも1つのヘテロ原子、より特にエーテル、カルボニル、又はエステル基の形態の酸素を含んでいてもよい一価の炭化水素基であり;
Y4は、5〜8、好ましくは6原子の環サイズを有する置換もしくは非置換のアリールもしくはヘテロアリール基であるか、又は、
少なくとも6つの炭素原子を有する、置換又は非置換のアルケニル又はアリールアルケニル基であり;
R1は、少なくとも1つのヘテロ原子、より特にエーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を任意選択で含んでいてもよい2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、あるいはX’がN−R2’である場合は、R1はR2’とともに、少なくとも1つのヘテロ原子、より特にエーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を任意選択で含んでいてもよい4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であり;
X’はOであるか、N−R2であるか、N−R2’であり;
R2は、1〜4の炭素原子を有するアルキル基、特にメチルであるか、あるいは、-CHR7-CH2R8であり、R7は水素原子であるか又は-COOR9であり、R8は-COOR9又は-CONHR9又は-CONR9 2であり、R9は1〜4の炭素原子を有するアルキル基であり;
R2’は、R1と一緒になって、少なくとも1つのヘテロ原子、より特にエーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態のヘテロ原子を任意選択で含んでいてもよい4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基である。
〔試験法の説明〕
〔アルジミノ基及びフリーのアミノ基の合計量(アミン含量)〕
調製した化合物中のアルジミノ基及びフリーのアミノ基の合計量(「アミン含量」)は、滴定(氷酢酸中の0.1N HClO4、クリスタルバイオレットに対して)によって測定し、常にmmol NH2/gで表す(一級アミノ基だけでない場合であっても)。
粘度は、温度調節したコーンプレート粘度形、Physica UM(コーン直径20mm、コーン角度1°、コーンチップ/プレート距離0.05mm、剪断速度10〜1000s−1)で測定した。
融点及び結晶化点はDSCを用いて測定し、各試料は最初に0℃から100℃まで、2℃/分の加熱速度で加熱し、次に100℃から0℃まで、2℃/分の冷却速度で冷却した。各場合に、読み取られた融点は、加熱曲線の吸熱極大であり、結晶化点は冷却曲線の発熱極大である。結晶化点を測定するためには、より速い冷却時の固化挙動を試験するために5℃又は10℃/分のより速い冷却速度で追加して測定を行った。
オープンタイムは以下のように測定した。
接着剤を60℃にて所定数のポリプロピレン板に塗布し、塗布は各場合に約1cmの幅をもつ三角形ビードの形態で行った。一定時間間隔で、各板を第二のポリプロピレン板で覆い、これを直ちに5mmの接着厚さまで圧縮し、ビード塗布と板の圧縮組み込みとの間に経過した時間をラベルにて貼った。圧縮するために必要だった力を記録した。オープンタイムは、この圧縮力が8N/cmのレベルを超えた時点とした。(工業生産操作、例えば、自動車への窓板の接着においては、約8N/cmのレベルは通常使用されるロボットにとって許容可能な圧縮力の限度を意味する。)
初期強度は以下のように測定した。
接着剤のビードを、三角形の断面で、100mmの長さ、10mmの幅、及び12mmの高さで、60℃にて、水平方向に、垂直面に塗布した。30秒の待ち時間の後、100×40×12mmの寸法のガラス板を、接着剤の層が5mmの厚さになるまで接着剤のビード上に押しつけ、そのガラス板はその表面が垂直になり且つその接着剤が上側の長辺に沿って配置するようにした。そのガラス板をその位置で30秒間保持し、次に保持を解除した。解除後2分に、そのガラス板がその自重で下方に動いた距離を測定した。そのガラス板の自重によって結合へ加えられた荷重は3g/cmだった。ガラス板の0.5mm以下の下方への移動は「非常に良好」と表し、0.5mmより大きく3mmまでの移動は「良好」と表した。
引張強度、破断伸び、及び弾性率は、DIN53504(引張速度:200mm/分)に準拠して、2mm厚さのフィルムで測定し、このフィルムは標準条件下(23±1℃、50±5%相対湿度)で14日間硬化させた。
接着剤の接着力は小さなガラス板で試験を行い、ガラス板は使用前にSika(登録商標)Activator(Sika Schweiz AGから入手できる)で前処理し、10分間空気にさらしておいた。各接着剤は、60℃の温度で、ビードの形状に、上のように処理したガラス表面に適用し、23℃及び50%相対湿度で2週間貯蔵後に試験した。試験の目的のために、接着剤のビードの一端に、ガラスの表面のちょうど上まで切れ目を入れる。切れ目を入れたビード端を手でつかみ、次に、そのビードの他端の方向へ引っ張る動作によってガラス表面から注意深く且つゆっくりと引っ張った。もし、この除去手順の間に、接着が非常に強く、引っ張ったときにビードの端がちぎれるおそれがある場合は、カッターを使用して、ビードを引っ張る方向に垂直な切れ目をガラスそのものの表面のところまで入れ、このようにして一定区域のビードを引きはがす。必要な場合は、連続した引っ張りの間、2〜3mmの間隔で、この種の切れ目を入れることを繰り返す。このようにして、ビード全体をガラス表面から引っ張り及び/又は切り離した。接着性は、ビードを除去した後のガラス表面に残った硬化接着剤に基づいて(凝集破壊)、特に接着面積のうちの凝集成分を見積もることで評価した。凝集成分が接着面積の95%より大きい場合は、その接着は「非常に良好」として表した。
耐垂れ性(sag resistance)を測定するために、三角形のノズルを備えたカートリッジガンを使用して、接着剤を、底辺径8mm及び高さ(底辺から三角形の頂点までの距離)20mmをもつ水平に伸びた三角形のビードとして、垂直なボール紙片に適用した。5分後に、その頂点(ピーク)が下がった量、すなわち、その頂点がその三角形のビードの中央の初期の位置から離れた量の測定を行った。評価:1=頂点が変わらない;2=頂点が、底辺の中央と端との間にある;3=頂点が底辺の端の位置にある;4=頂点が底辺の端よりも下にある;5=頂点が存在しない。
糸引き性は、カートリッジガンを使用して、壁に固定したボール紙片に少しの接着剤を塗布し、その塗布した接着剤から素早く離すことによって、塗布の最後にそのカートリッジガンを引き離し、この操作において引き離した部位に残った接着剤の糸の長さを測定することによって評価した。評価については以下の基準を適用した:糸引きが短い=1cm以下の糸引き長さ;糸引きが中くらい=2cmまでの糸引き長さ;糸引きが長い=2cmより長い糸引き長さ。
〔アルジミンD1〕
丸底フラスコに、窒素雰囲気下、28.06g(0.099モル)の2,2-ジメチル-3-ラウロイルオキシプロパナールを仕込んだ。激しく撹拌しながら、10.00g(0.095モル)の2-(2-アミノエトキシ)エタノール(ジグリコールアミン(登録商標)剤;Huntsman社)を、滴下ロートから3分間にわたって添加し、反応混合物の温度が40℃まで上昇した。その後、揮発成分を減圧下(10mbar、80℃)で除去した。これによって、36.3gの無色で透明で無臭の液体が得られ、これは室温で低粘度であり且つ2.58mmolNH2/gのアミン含量をもっていた。
丸底フラスコに、窒素雰囲気下、30.13g(0.106モル)の2,2-ジメチル-3-ラウロイルオキシプロパナールを仕込んだ。激しく撹拌しながら、15.00g(0.096モル)のN-シクロヘキシル-1,3-プロパンジアミンを、滴下ロートから5分間にわたって添加し、反応混合物の温度が36℃まで上昇した。その後、揮発成分を減圧下(10mbar、80℃)で除去した。これによって、43.2gの無色で透明で無臭の液体が得られ、これは室温で低粘度であり且つ4.39mmolNH2/gのアミン含量をもっていた。
丸底フラスコに、窒素雰囲気下、40.64g(0.143モル)の2,2-ジメチル-3-ラウロイルオキシプロパナールを仕込んだ。激しく撹拌しながら、11.68g(0.133モル)のN-メチル-1,3-プロパンジアミンを、滴下ロートから5分間にわたって添加し、反応混合物の温度が38℃まで上昇した。その後、揮発成分を減圧下(10mbar、80℃)で除去した。これによって、49.8gの無色で透明で無臭の液体が得られ、これは室温で低粘度であり且つ5.20mmolNH2/gのアミン含量をもっていた。
丸底フラスコに、窒素雰囲気下、34.15g(0.120モル)の2,2-ジメチル-3-ラウロイルオキシプロパナールを仕込んだ。激しく撹拌しながら、12.02g(0.056モル)のビスヘキサメチレントリアミン(BHMT−HP;Invista社)を、滴下ロートから5分間にわたって添加し、反応混合物の温度が35℃まで上昇した。その後、揮発成分を減圧下(10mbar、80℃)で除去した。これによって、43.6gの無色で透明で無臭の液体が得られ、これは室温で低粘度であり且つ3.68mmolNH2/gのアミン含量をもっていた。
丸底フラスコに、窒素雰囲気下、27.02g(0.254モル)の2-(2-アミノエトキシ)エタノール(ジグリコールアミン(登録商標)剤;Huntman社)を仕込んだ。激しく撹拌しながら、27.72g(0.262モル)のベンズアルデヒドを、滴下ロートから5分間にわたって添加し、反応混合物の温度が35℃まで上昇した。その後、揮発成分を減圧下(10mbar、80℃)で除去した。これによって、50.0gの黄色で透明な液体が得られ、これは室温で低粘度であり且つ5.13mmolNH2/gのアミン含量をもっていた。
〔ポリマーP2.1〕
1000gのポリオールDynacoll(登録商標)7360(ポリエステルジオール、OH価は30mgKOH/g、水分量0.05質量%、融点55℃、Degussa社)と、139.8gの4,4’-メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI;Desmodur(登録商標)44 MC L、バイエル社)とを公知の方法で80℃で反応させて、NCO末端ポリウレタンポリマーを得た。この反応生成物は滴定によって測定して1.9質量%のフリーイソシアネート基量をもっていた。
1000gのポリオールDynacoll(登録商標)7381(ポリエステルジオール、OH価は30mgKOH/g、水分量0.05質量%、融点65℃、Degussa社)と、139.8gの4,4’-メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI;Desmodur(登録商標)44 MC L、バイエル社)とを公知の方法で80℃で反応させて、NCO末端ポリウレタンポリマーを得た。この反応生成物は滴定によって測定して1.9質量%のフリーイソシアネート基量をもっていた。
〔ポリウレタンポリマーA1.1〕
60℃で、300gのポリマーP2.1を、52.6gのアルジミンD1と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表1に示す。
60℃で、300gのポリマーP2.1を、61.8gのアルジミンD2と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表1に示す。
60℃で、300gのポリマーP2.2を、52.6gのアルジミンD1と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表2に示す。
60℃で、300gのポリマーP2.2を、52.2gのアルジミンD3と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表2に示す。
60℃で、300gのポリマーP2.2を、110.6gのアルジミンD4と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表2に示す。
60℃で、300gのポリマーP2.2を、26.5gのアルジミンD5と均一に混合した。反応生成物を湿気の不存在下に貯蔵した。その特性を表2に示す。
〔例1〜8〕
ポリウレタンポリマーA1.1、A1.2、A1.3、A1.4、A1.5、及びA1.6の特性及び、ポリマーP2.1及びP2.2の特性を、溶融成分としてのそれらの適性について評価した。それらを表1及び2に示す。
〔ポリマーP1.1〕
1295gのポリオールAcclaim(登録商標)4200 N(低モノオールポリオキシプロピレンジオール、OH価28.5mgKOH/g;バイエル社)、2585gのポリオールCaradol(登録商標)MD 34-02(ポリオキシプロピレンポリオキシエチレントリオール、OH価35.0mgKOH/g;シェル社)、620gの4,4’-メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI;Desmodur(登録商標)44 MC L、バイエル社)、及び500gのジイソデシルフタレート(DIDP;Palatinol(登録商標)Z、BASF社)を、公知の方法で80℃にて反応させて、NCO末端ポリウレタンポリマーを得た。この反応生成物は滴定によって測定して2.03質量%のフリーイソシアネート基量をもっていた。
真空ミキサー中に、1000gのジイソデシルフタレート(Palatinol(登録商標)Z、BASF社)及び160gの4,4’-メチレンジフェニルジイソシアネート(MDI;Desmodur(登録商標)44 MC L、バイエル社)を導入し、わずかに温めた。次に、激しく撹拌しながら、90gのモノブチルアミンを滴下によりゆっくりと添加した。得られた白いペーストを減圧下且つ冷却下でさらなる時間撹拌し、次に冷却し、続いてさらなる使用に供した。
〔接着剤基剤1〕
真空ミキサー中で、3650gのポリマーP1.1、20gのp-トリルスルホニルイソシアネート(additive TI(登録商標)、バイエル社)、1330gのジイソデシルフタレート(DIDP;Palatinol(登録商標)Z、BASF社)、1000gの尿素増粘剤ペースト、2000gのカーボンブラック、1700gの焼成カオリン、及び1.3gのジブチルスズジラウレートを、湿気の不存在下で、塊のない均一なペーストへと加工し、これを湿気の不存在下で貯蔵した。
真空ミキサー中で、2000gのポリマーP1.1、20gのp-トリルスルホニルイソシアネート(additive TI(登録商標)、バイエル社)、1000gのジイソデシルフタレート(DIDP;Palatinol(登録商標)Z、BASF社)、900gのカーボンブラック、900gの焼成カオリン、8gの2,2’-ジモルホリノジエチルエーテル、及び0.4gのジブチルスズジラウレートを、湿気の不存在下で、塊のない均一なペーストへと加工し、これを湿気の不存在下で貯蔵した。
〔例9〜15〕
表3に示した量の数値にしたがって、例9、10、12、13、及び14の本発明の接着剤に対してはポリウレタンポリマーAの形態の、あるいは比較例11及び15の接着剤に対してはポリウレタンポリマーP2の形態のそれぞれの溶融成分を、湿気の不存在下で、接着剤基剤1中に、液体状態で均一に組み込んだ。得られた接着剤は、カートリッジ中で、室温にて、湿気の不存在下で貯蔵した。
表5の量の数値にしたがって、液体状態の各増粘剤を、湿気の不存在下で、接着剤基剤2に均一に組み込んだ。得られた接着剤は、カートリッジ中で室温において湿気の不存在下で貯蔵した。
Claims (46)
- a)室温で液状であり且つイソシアネート基を有する少なくとも1種のポリウレタンポリマーP1、及び
b)室温で固体であり、アルジミン基を有し、下記式(Ia)又は(Ib)で表され、且つ40℃〜80℃の範囲に融点を有する少なくとも1種のポリウレタンポリマーAを含む一成分形湿気硬化性組成物。
Qは、室温で固体であり且つ40℃〜80℃の範囲に融点を有するポリウレタンポリマーP2からm+n個のイソシアネート基を除いた後の基であり;
Y1及びY2は、互いに独立して、それぞれ1〜12の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは一緒になって、5〜8の炭素原子を有する非置換又は置換された炭素環状環の一部である、4〜20の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
Y3は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない一価の炭化水素基であり;
Y4は、5〜8の原子の環の大きさを有する置換又は非置換のアリール又はヘテロアリール基であるか、あるいは
であるか、
あるいは少なくとも6つの炭素原子を有する置換又は非置換のアルケニル又はアリールアルケニル基であり;
R1は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない、2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、あるいはXがN−R2’である場合にはR2’と一緒になって、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
XはOであるか、又はSであるか、又はN−R2であるか、又はN−R2’であり、
ここでR2は、少なくとも1つのカルボキシルエステル基、ニトリル基、ニトロ基、リン酸エステル基、スルホニル基、又はスルホン酸エステル基を含む、または含まない、1〜20の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは、
下記式(IIa)又は(IIb)
R2’はR1と一緒になって、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であり;
nは1又は2又は3であり、
mは0又は1又は2であり、
但し、m+nが2又は3であることを条件とする。 - Y3が、エーテル、カルボニル、又はエステル基の形態の酸素である、少なくとも1つのヘテロ原子を含む一価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項1に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- R1が、エーテル酸素又は三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、
あるいはXがN−R2’である場合には、R2’と一緒になって、エーテル酸素又は三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の一成分形湿気硬化性組成物。 - R2’はR1と一緒になって、エーテル酸素又は三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーP1が、湿気硬化性組成物の質量を基準にして10質量%〜80質量%の量で存在することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- mが0であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- m+nが2であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- Xが、Oであるか、又はN−R2であるか、又はN−R2’であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- XがN−R2であり、R2は1〜4つの炭素原子を有する一価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーP2が、少なくとも1種のポリオールと、少なくとも1種のポリイソシアネートとから調製されることを特徴とする、請求項10に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーP2が、室温で液状の、非晶質、部分結晶性、又は結晶性のポリエステルジオールである、少なくとも1種のポリオールから調製され、前記の室温で液状のポリエステルジオールが0℃〜25℃の間のある温度で固体であり、且つ、少なくとも1種の非晶質、部分結晶性、又は結晶性のポリエステルポリオールと常に組み合わせて用いられることを特徴とする請求項11に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーP2が、少なくとも1種の室温で液状の、非晶質、部分結晶性、又は結晶性のポリカーボネートジオールと、少なくとも1種のポリイソシアネートから調製され、前記の室温で液状のポリカーボネートジオールが、0℃〜25℃の間のある温度で固体であり、且つ、少なくとも1種の非晶質、部分結晶性、又は結晶性のポリカーボネートポリオールと常に組み合わせて用いられることを特徴とする、請求項10に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーP1及び/又はポリウレタンポリマーP2が、少なくとも1種のジイソシアネートを用いて調製されることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 式(V)のアミンが、N-メチル-1,2-エタンジアミン、N-エチル-1,2-エタンジアミン、N-シクロヘキシル-1,2-エタンジアミン、N-メチル-1,3-プロパンジアミン、N-エチル-1,3-プロパンジアミン、N-ブチル-1,3-プロパンジアミン、N-シクロヘキシル-1,3-プロパンジアミン、4-アミノメチルピペリジン、3-(4-アミノブチル)ピペリジン、ジエチレントリアミン(DETA)、ジプロピレントリアミン(DPTA)、ビスヘキサメチレントリアミン(BHMT)、脂肪ジアミン類;脂肪族一級ジアミンを、マレイン酸ジエステル及びフマル酸ジエステル、アクリル及びメタクリル酸エステル、アクリルアミド類及びメタクリルアミド類と、及びアクリル酸エステルと、1:1のモル比で反応させたマイケル型付加反応による生成物;一級アミノ基が、ヒドロキシル又はメルカプト基から、少なくとも5つの原子によって、あるいは環によって隔てられている脂肪族ヒドロキシ-又はメルカプトアミン類からなる群から選択されることを特徴とする、請求項15に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 前記ポリウレタンポリマーAが、式(Ia)を有することを特徴とする、請求項1から16のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- Y3が下記式(VII’)又は(VIII’)の基であることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
R4は、ヘテロ原子を含む、または含まない1〜30の炭素原子を有する炭化水素基であり;さらに、
R5は、水素原子であるか、
あるいは、環状部分を有するまたは有さない、かつ、少なくとも1つのヘテロ原子を有するまたは有さない1〜30の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状アルキル基であり、
あるいは、5〜30の炭素原子を有する1不飽和又は多不飽和の直鎖状又は分枝状炭化水素基であるか、
あるいは、置換基を有する、または有さない芳香族又はヘテロ芳香族の5〜6員環である。 - R4が12〜30の炭素原子を有する炭化水素基であることを特徴とする、請求項18に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- R5が、11〜30の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状アルキル基であることを特徴とする、請求項18または19に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 0.3質量%〜15質量%の量で式(Ia)又は(Ib)の室温で固体のポリウレタンポリマーAを含むことを特徴とする、請求項1から20のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 1質量%〜10質量%の量で式(Ia)又は(Ib)の室温で固体のポリウレタンポリマーAを含むことを特徴とする、請求項21に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 水分で架橋することを特徴とする、請求項1から22のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物。
- 以下の工程:
i) 請求項1から22のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物を、式(Ia)又は(Ib)のポリウレタンポリマーAの融点より高い温度に加熱する工程;
ii) 前記の加熱した湿気硬化性組成物を基材S1に適用する工程;
iii) 前記の適用した湿気硬化性組成物をオープンタイム内に基材S2と接触させる工程を含み、前記基材S2が前記基材S1と同じか又は異なる物質からなる、基材S1を基材S2に接着結合させる方法。 - 工程iii)に続いて、基材S2に対して基材S1を移動させる工程iv)を行うことを特徴とする、請求項24に記載の方法。
- 工程iii)又は工程iv)に続いて、前記湿気硬化性組成物を湿気で化学的に硬化させる工程v)を行うことを特徴とする、請求項24又は25に記載の方法。
- 以下の工程:
i’) 請求項1から22のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物を基材S1に適用する工程;
ii’) 前記の適用した組成物をオープンタイム内に基材S2と接触させる工程:
iii’) 湿気によって前記組成物を化学的に架橋させる工程
を含み、前記基材S2が前記基材S1と同じか又は異なる材料からなる、基材S1を基材S2に接着結合させる方法。 - 少なくとも前記基材S1又はS2が、無機基材;金属又は合金;有機基材;コーティングを施された基材;又は、塗料及び仕上げ面であることを特徴とする、請求項24から27のいずれか一項に記載の方法。
- 少なくとも基材の1つ、S1又はS2が、ガラス又はガラスセラミックであることを特徴とする、請求項24から28のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項24から29のいずれか一項に記載の接着結合方法によって接着結合された物品。
- 前記物品が、構築構造物、あるいは工業製品又は消費者製品、又は輸送手段、又は輸送手段の上もしくは中に取り付けるための部品であることを特徴とする、請求項30に記載の物品。
- 窓板を乗り物に接着するための請求項1から22のいずれか一項に記載の一成分形湿気硬化性組成物の使用。
- イソシアネート基を有し且つ下記式(III)で示されるポリウレタンポリマーP2から構成される溶融成分を用いて、ポリウレタン組成物のオープンタイム及び初期強度に影響を与える方法であって、
イソシアネート基を有する式(III)のポリウレタンポリマーP2が、下記式(IVa)又は(IVb)のアルジミンDと部分的又は完全に反応させられたことを特徴とする方法。
Qは、室温で固体であり且つ40〜80℃の範囲に融点を有するポリウレタンポリマーP2から、m+nのイソシアネート基を除いた後の基であり;
Y1及びY2は、互いに独立して、それぞれ1〜12の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは一緒になって、5〜8の炭素原子を有する非置換又は置換炭素環状環の一部である4〜20の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
Y3は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない一価の炭化水素基であり;
Y4は、5〜8原子の環サイズを有する置換もしくは非置換のアリールもしくはヘテロアリール基であるか、又は、
R1は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない、2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、あるいはXがN−R2’である場合は、R1はR2’とともに、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であり;
XはOであるか、又はSであるか、又はN−R2であるか、又はN−R2’であり、
ここでR2は、1〜20の炭素原子を有し、少なくとも1つのカルボキシルエステル基、ニトリル基、ニトロ基、リン酸エステル基、スルホニル基、又はスルホン酸エステル基を含む、または含まない一価炭化水素基であるか、あるいは、下記式(IIa)又は(IIb)の置換基であるかのいずれかであり、
nは1又は2又は3であり、mは0又は1又は2であり、但しm+nが2又は3であることを条件とする。 - Y3が、エーテル、カルボニル、又はエステル基の形態の酸素である、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、一価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項33に記載の方法。
- R1が、エーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、
あるいはXがN−R2’である場合は、R1はR2’とともに、エーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項33又は34に記載の方法。 - R2’がR1と一緒になって、エーテル酸素又は三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項33から35のいずれか一項に記載の方法。
- アルジミン基を有し、下記式(Ia’)又は(Ib’)で表され、室温で固体であり、40℃〜80℃の範囲に融点を有する、ポリウレタンポリマーA2。
Y1及びY2は、互いに独立して、それぞれ1〜12の炭素原子を有する一価の炭化水素基であるか、あるいは一緒になって、5〜8の炭素原子を有する非置換又は置換基を有する炭素環状環の一部である4〜20の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるかのいずれかであり;
Y3は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない一価の炭化水素基であり;
Y4は、5〜8原子の環サイズを有する置換もしくは非置換のアリールもしくはヘテロアリール基であるか、又は、
R1は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、あるいはX’がN−R2’である場合は、R1はR2’とともに、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であり;
X’はOであるか、N−R2であるか、N−R2’であり;
R2は、1〜4の炭素原子を有するアルキル基であるか、あるいは、-CHR7-CH 2 R8であり、R7は水素原子であるか又は-COOR9であり、R8は水素原子であるか又は-COOR9又は-CONHR9又は-CONR9 2であり、R9は1〜4の炭素原子を有するアルキル基であり;
R2’は、R1とともに、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、または含まない4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であり;
n’は2又は3である。 - Y3が、エーテル、カルボニル、又はエステル基の形態の酸素である、少なくとも1つのヘテロ原子を含む一価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項37に記載のポリウレタンポリマーA2。
- R1が、エーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む2〜12の炭素原子を有する2価の炭化水素基であるか、
あるいはX’がN−R2’である場合は、R1はR2’とともに、エーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む、4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項37または38に記載のポリウレタンポリマーA2。 - R2がメチル基であることを特徴とする、請求項37から39のいずれか一項に記載のポリウレタンポリマーA2。
- R2’が、R1とともに、エーテル酸素又は第三級アミン窒素の形態の、少なくとも1つのヘテロ原子を含む4〜12の炭素原子を有する3価の炭化水素基であることを特徴とする、請求項37から40のいずれか一項に記載のポリウレタンポリマーA2。
- ポリウレタンポリマーP2が、少なくとも1種の室温で液状の、非晶質、部分的に結晶性、もしくは結晶性のポリエステルジオール又はポリカーボネートジオールと、ポリイソシアネートとから調製され、前記の室温で液状のポリエステルジオール又はポリカーボネートジオールが0℃〜25℃の間のある温度で固体であり、且つ少なくとも1種の非晶質、部分的に結晶性、もしくは結晶性のポリエステルポリオール及び/又はポリカーボネートポリオールと常に組み合わせて用いられることを特徴とする、請求項37から41のいずれか一項に記載の、アルジミン基を有するポリウレタンポリマーA2。
- 式(V’)のアミンが、N-メチル-1,2-エタンジアミン、N-エチル-1,2-エタンジアミン、N-メチル-1,3-プロパンジアミン、N-エチル-1,3-プロパンジアミン、N-ブチル-1,3-プロパンジアミン、N-シクロヘキシル-1,3-プロパンジアミン、4-アミノメチルピペリジン、3-(4-アミノブチル)ピペリジン、並びにまた、脂肪族一級ジアミンと、マレイン及びフマル酸ジエステル類、アクリル及びメタクリル酸エステル類、アクリルアミド類及びメタクリルアミド類との、そしてアクリル酸エステルとの、1:1のモル比で反応されたマイケル型付加の生成物;一級アミノ基がヒドロキシル基から少なくとも5つの原子の鎖によって又は環によって隔てられている脂肪族ヒドロキシルアミン類からなる群から選択されることを特徴とする、請求項43に記載の、アルジミン基を有するポリウレタンポリマー。
- 請求項37から44のいずれか一項に記載のアルジミン基を有するポリウレタンポリマーを含む接着剤、シーラント、被覆剤、又はコーティング剤のための溶融成分。
- アルジミン基を有するポリウレタンポリマーA2の融点より低い温度で適用される、請求項37から44のいずれか一項に記載のアルジミン基を有するポリウレタンポリマーを含む、接着剤、シーラント、被覆剤、又はコーティング剤のための増粘剤又はチキソ性付与剤。
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