JP5147375B2 - 反応膜、水素製造装置および燃料電池 - Google Patents

反応膜、水素製造装置および燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜に係り、とりわけ、安価で耐久性を有する反応膜に関する。また、本発明は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって、安価で耐久性を有する反応膜を備えた水素製造装置に関する。さらに、本発明は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって、安価で耐久性を有する反応膜を備えた燃料電池に関する。
今日、燃料電池が、現存する発電システムに置き換わり得る発電器として、注目されている。一般的に、燃料電池は、燃料としての水素を酸素と反応させ、電力と水とを発生させるようになっている。このような燃料電池に対し、発電効率の面や環境への影響の面だけでなく、コスト面においても、現存する発電システムや動力システム等よりも優位にたつことが強く要望されている。
燃料電池に燃料として用いられる水素は、炭化水素を改質することによって得られる。炭化水素の改質方法としては、一般的に、炭化水素を水蒸気と反応させる水蒸気改質法と、炭化水素を部分酸化させる部分酸化法と、が用いられている。このうち、今日においては、水蒸気改質法が炭化水素を改質する方法として主流となっている(例えば、非特許文献1)。
「図解燃料電池のすべて」(監修:本間琢也氏、発行:株式会社工業調査会)
ところが、水蒸気改質法および部分酸化法のいずれについても、今日において、コスト的な要望は十分に満足されているとはいえない。また、水蒸気改質法においては、以下の式(1)のような吸熱反応が行われる。すなわち、エネルギ生成のための燃料となる水素を得るために、エネルギを供給していることになる。
CH4 + H2O(g) → CO + 3H2 ・・・式(1)
本発明は、このような状況の下でなされたものであり、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって、安価で耐久性を有する反応膜を提供することを目的とする。また、本発明は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって安価で耐久性を有する反応膜を備えた水素製造装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって安価で耐久性を有する反応膜を備えた燃料電池を提供することを目的とする。
なお、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられ、安価で耐久性を有する反応膜は、燃料電池の分野だけでなく、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に広く利用され得る。同様に、このような反応膜を有した水素製造装置は、燃料電池の分野だけでなく、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に広く利用され得る。
本発明による反応膜は、炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって、孔を形成された金属シートと、前記金属シートに保持された多孔質担体であって、少なくとも前記孔内に配置された多孔質担体と、部分酸化反応を促進させるための触媒であって、前記多孔質担体に保持された粒子状の触媒と、を備えることを特徴とする。
本発明による反応膜において、前記金属シートの一方の面から他方の面に向け、前記金属シートのシート面に沿った孔の断面積はしだいに小さくなっていくようにしてもよい。
また、本発明による反応膜において、前記金属シートの開孔率は40%以上であり、前記金属シートの孔の平均孔径は60μm以下であるようにしてもよい。
さらに、本発明による反応膜において、前記多孔質担体は互いに接合された複数の担体粒子を含み、前記粒子状の触媒は前記担体粒子に担持されているようにしてもよい。
さらに、本発明による反応膜において、前記多孔質担体は、前記金属シートの少なくとも一つの面上にも配置されているようにしてもよい。
さらに、本発明による反応膜において、前記多孔質担体は、酸素分子をイオン化させる又は酸素分子を原子状にする触媒を含むようにしてもよい。
さらに、本発明による反応膜において、前記多孔質担体は、CeO2−ZrO2の粒子を含むようにしてもよい。
さらに、本発明による反応膜において、前記粒子状の触媒は、ロジウムの粒子を含むようにしてもよい。
本発明による水素製造装置は、上述したいずれかの反応膜を備えることを特徴とする。
本発明による燃料電池は、上述したいずれかの反応膜を備えることを特徴とする。
本発明によれば、安価で耐久性の高い反応膜、並びに、安価で耐久性の高い反応膜を備えた水素製造装置および水素製造装置が得られる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1乃至図13は本発明による反応膜、水素製造装置および燃料電池の一実施の形態を説明するための図である。このうち図1は反応膜の断面図であり、図2は反応膜が組み込まれた燃料電池の概略構成を示す模式図であり、図3は水素製造装置の概略構成を示す図であり、図4は燃料電池本体(スタック)を示す斜視図であり、図5は燃料電池本体を構成する燃料電池セルを示す分解斜視図である。なお、図1に示された断面は、図3における点線で囲まれた部分における断面に相当する。
図2に示すように、燃料電池5は、水素を生成する水素製造装置50と、水素製造装置50によって製造された水素を燃料として発電を行う燃料電池本体30と、を備えている。このうち、まず、水素製造装置50について説明する。燃料電池(燃料電池装置)5に組み込まれる水素製造装置50は、水素改質器または燃料改質器とも呼ばれる。水素製造装置50は、天然ガス、都市ガス、アルコール類、石油等の炭化水素を部分酸化させて水素を製造するようになる。
図3に示すように、本実施の形態における水素製造装置50は、水素を製造するための原料が供給される原料供給管51と、原料を酸化するための酸化剤が供給される酸化剤供給管52と、を有している。原料供給管51は、所定の区間にわたって酸化剤供給管52内を延びている。そして、図1および図3に示すように、原料供給管51のうちの酸化剤供給管52内を延びている部分の管壁は、原料の部分酸化を促進する触媒12を担持した反応膜10によって形成されている。つまり、水素製造装置50は管状の反応器として構成されており、原料供給管51内を流れる原料は反応膜10を透過してきた酸素によって部分酸化されるようになる。また、必要に応じて、水素を選択的に透過させる水素透過膜が水素製造装置50に設けられ、生成されたガスから水素が精製されるようにしてもよい。
ここで、原料とは、天然ガス、都市ガス、アルコール類、石油等の炭化水素であり、具体的には、メタンやメタノール等が挙げられる。そして、本実施の形態においては、炭化水素系原料としてメタン(CH4)を用いた例を説明する。また、「部分酸化」とは、燃料電池の技術分野において一般的に用いられている用語における意味として解釈され、例えば、以下の式(2)のような反応であって、式(3)のような水素が生成されることのない完全な酸化とは区別される。
CH4 + 1/2O2 → CO + 2H2 ・・・式(2)
CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O ・・・式(3)
次に、反応膜10について、さらに詳述する。図1に示すように、反応膜10は、多数の孔22を形成された金属シート20と、金属シート20に保持された多孔質担体15と、多孔質担体15に担持された粒子状の触媒12と、を有している。粒子状触媒12は、部分酸化反応を促進させる作用を有している。なお、ここでいう粒子とは、球状、多角形状、繊維状等の種々の形状を有した微小片を含む概念である。
このうちまず、主に図6乃至図10を参照して、金属シート20について詳述する。ここで、図6は金属シート20を示す部分平面図であり、図7は図6のVII−VII線に沿った断面図である。
金属シート20は、多数の孔22を形成された金属製のシートである。金属シート20は、例えば、ステンレスやアルミニウムから形成することができる。ところで、反応膜10が水素改質器50に組み込まれる場合(図3参照)も、省スペース化等の種々の利点があるため、使用時の強度(耐久性)を確保することができる限りにおいて、金属シート20の厚みは薄い方が好ましい。このことから、金属シート20の厚みを、例えば20μm以上50μm以下、さらには、20μm以上30μm以下とすることができる。
図6に示すように、本実施の形態において、各孔22は、金属シート20の平面視において(金属シート20のシート面に直交する方向から見た場合において)、略円形状の輪郭を有している。また、多数の孔22は、略同一形状(±5μm以下)に形成されている。
図6に示すように、本実施の形態において、金属シート20の孔22は、その配置中心が、周囲に配置された隣り合う孔22の配置中心から等距離Pだけ離間するよう、それぞれ配設されている。このため、孔22の径が同一であれば、隣り合う孔22との離間間隔(図7のW1,W2に相当)も同一となる。また、図7に示すように、金属シート20のシート面に平行な面における孔22の孔径(内径)は、金属シート20の一方の面20a上において最も大きく、他方の面20b上において最も小さくなっている。さらに厳密には、金属シート20のシート面と平行な面における孔22の孔径(内径)は、一方の面20aから他方の面20bに向けて徐々に小さくなっていっている。言い換えると、金属シート20の一方の面20aから他方の面20bに向け、金属シート20のシート面に沿った孔22の断面積はしだいに小さくなっていっている。
次に、このような金属シート20の製造方法の一例について、主に図8乃至図10を用いて説明する。このうち図8は、金属シートの製造方法を説明するための図である。
図8に例示された金属シートの製造方法は、金属シート20をなすようになる金属製フィルム(金属製シート)64と、金属製フィルム64上に積層された樹脂製フィルム(樹脂製シート)62と、を有する積層体60を供給する工程と、フォトリソグラフィー技術を用いたエッチングを積層体60の金属製フィルム64に施して、金属製フィルム64に多数の孔22を形成する工程と、エッチング工程の後に、積層体60から樹脂製フィルム62を除去する工程と、を含んでいる。
図8に示す例においては、積層体60を供給コア61に巻き取った積層体の巻体59が準備される。そして、この供給コア61が回転して巻体59が巻き戻されることにより、図8に示すように帯状に延びる積層体60が供給される。ここで、積層体60は、金属製フィルム64が下方に位置するとともに樹脂製フィルム62が上方に位置するようにして、供給される。
なお、積層体60の金属製フィルム64は、以下に説明するように孔22を形成されて金属シート20をなすようになる。したがって、上述したように、金属製フィルム64は、例えばステンレスやアルミニウムからなる。
一方、樹脂製フィルム62としては、例えば、50μm〜150μm程度の厚さを有するポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンからなるシートを用いることができる。本実施の形態においては、UV光を照射されると金属製フィルム64に対する接合力が低下するようになされた樹脂製フィルム62が用いられている。具体的には、樹脂製フィルム62が、ポリエチレンテレフタレートからなる基材フィルム(基材シート)62aと、基材フィルム62a上に積層された層であって金属製フィルム64と対面するUV剥離層62bと、を有するようにすることができる(図8および図9参照)。UV剥離層62bは、UV光を照射されると金属製フィルム64に対する接合力が低下するようになされた樹脂層である。
供給された積層体60はエッチング装置(エッチング手段)70によってエッチング処理を施される。具体的には、まず、積層体60の金属製フィルム64の面上に感光性レジスト材料を塗布し、金属製フィルム64上にレジスト膜を形成する。次に、レジスト膜のうちの除去したい領域のみに、光を透過させるようにした、あるいは、に光を透過させないようにしたガラス乾板を準備し、ガラス乾板をレジスト膜上に配置する。その後、レジスト膜をガラス乾板越しに露光し、さらにレジスト膜を現像する。以上のようにして、積層体60の金属製フィルム64上にレジストパターン66(図9参照)が形成される。
次に、図9に示すように、金属製フィルム64上に形成されたレジストパターン66をマスクとして、積層体60をエッチング液(例えば塩化第二鉄溶液)68でエッチングする。本実施の形態において、エッチング液68は、搬送されてきた積層体60の下方に位置するように配置されたエッチング装置70のノズル71から、レジストパターン66越しに金属製フィルム64の一方の面64aに向けて噴射される。このとき、図9に点線で示すように、金属製フィルム64のうちのレジストパターン66によって覆われていない領域で、エッチング液による浸食が始まる。その後、浸食は、金属製フィルム64の厚み方向だけでなく、金属製フィルム64のフィルム面(シート面)に沿った方向にも進んでいく。以上のようにして、エッチング液による浸食が金属製フィルム64の一方の面64aから他方の面64bまで進み、金属製フィルム64を貫通する孔22が形成される。
その後、積層体60上のレジストパターン66が除去され、さらに積層体60が水洗いされる。このようにエッチングよって孔22が形成された積層体60は、次に、除去装置(除去手段)74内に搬送される。
図10に示すように、本実施の形態における除去装置74は、積層体60の搬送経路に沿って配置されたUV光照射手段75を有している。UV光照射手段75は、積層体60の移動経路に沿って設けられ、積層体60を樹脂製フィルム62側から覆うシェード75aと、シェード75a内に配置されたUV光源75bと、を有している。そして、搬送されてきた積層体60は樹脂製フィルム62側からUV光を照射され、樹脂製フィルム62の基材フィルム62aを透過するUV光によって、基材フィルム62aと金属シート20(金属製フィルム64)とを接着するUV剥離層64bの接着力が大幅に弱められる。この結果、積層体60をなす樹脂製フィルム62と金属製フィルム64(金属シート20)とが分離可能となり、図10に示すように、樹脂製フィルム62が、金属製フィルム64から剥がされ、巻取コア58に巻き取られていく。
このようにして、多数の孔22が形成された金属製フィルム64が得られ、図8に示すように、切断装置(切断手段)79を用いて所定の長さに切断していくことにより、枚葉状の金属シート20が得られる。
ところで、このような製造方法の例とは異なり樹脂製フィルム62が設けられていなかったとすると、金属製フィルム64が貫通されて孔22が形成されると同時に、当該孔22を介して金属製フィルム64の一方の面64a側から他方の面64b側へ向けてエッチング液68が流れ込み始める。このような方法においては、最後にフレッシュなエッチング液68が孔22を内方から浸食してしまうことと、エッチング液が流れ込み始めることによって孔22に大きな圧力がかかってしまうことと、エッチング液が金属製フィルム64の他方の面64b上に滞留してしまうことと、により、エッチング工程の最終段階において、孔22の径が急激に大きくなってしまう。とりわけ、他方の面64b側において、孔22をなす壁面がだれてしまい、局所的に孔22の孔径が大きくなってしまう。このため、孔22の形状や大きさを所望の形状や大きさに制御することが、非常に困難となる。また、孔22の断面積は、金属製フィルム64の他方の面64b上で最も小さくなるのではなく、金属製フィルム64の一方の面64aと他方の面64bとの中間の厚さ方向位置において最も小さくなる。
加えて、金属製フィルム64をエッチングする場合、金属製フィルム64は間欠的に移動するようにして搬送される。上述した例とは異なり樹脂製フィルム62が設けられていなかったとすると、間欠的な搬送にともなって発生する間欠的なテンションが金属製フィルム64のみに加えられるようになる。そして、この間欠的なテンションにより、金属製フィルム64が孔22と孔22との間において切断されてしまう虞がある。
これらのことから、従来のエッチングを用いた金属シートの製造方法(樹脂製フィルム62を用いない製造方法)によれば、小さな孔を高い開孔率で形成することができず、孔の平均孔径は大きくなり、金属シート20の開孔率が小さくなっていた。一方、上述した金属シートの製造方法(樹脂製フィルム62を用いる製造方法)によれば、従来の不具合を解消して、微細な孔22を高い開孔率で金属製フィルム64に形成することができる。
なお、ここでいう開孔率とは、金属シート20の任意領域についての孔22が形成されていなかったとした場合での表面面積に対する、当該任意領域中に存在する各孔22が金属シート20のシート面に沿った面において占める最小面積の和の比を意味する。したがって、図示する例においては、金属シート20の任意領域についての孔が形成されていなかったとした場合での表面面積に対する、金属シート20の他方の面20bにおいて孔22が占める領域の表面面積の比が、当該金属シート20の開孔率となる。また、ここでいう平均孔径とは、金属シート20のシート面に沿った面における孔22の最小孔径の平均値を意味する。したがって、図7に示す金属シート20の開孔率は、図示された金属シート20の任意領域についての孔22が形成されていなかったとした場合での表面面積に対する、金属シート20の他方の面20bにおいて孔22が占める領域の面積の比となる。
また、図7に示す金属シート20の平均孔径は、金属シート20の他方の面20bにおける孔22の径の平均値となる。
ここで、表1乃至3および図11乃至図13に、上述した方法で製造した金属シート20の寸法測定結果および測定された寸法から算出された開孔率を示す。なお、金属製フィルムとして、耐熱SUSを採用した。そして、表1および図11は金属製フィルムの厚みが20μmであった場合の結果を示し、表2および図12は金属製フィルムの厚みが25μmであった場合の結果を示し、表3および図13は金属製フィルムの厚みが30μmであった場合の結果を示している。また、図11中には、樹脂製フィルム62を用いない従来の製造方法で製造可能な金属シートの範囲を斜線で示している。
Figure 0005147375
Figure 0005147375
Figure 0005147375
なお、表1乃至表3中における記号は、図6および図7における記号に対応している。ここで、図6および図7において、Pは孔22の配置ピッチであり、D1は金属シート20の一方の面20aにおける孔22の平均孔径であり、D2は金属シート20の他方の面20bにおける孔22の平均孔径であり、W1は金属シート20の一方の面20aにおける隣り合う二つの孔22の平均離間距離であり、W2は金属シート20の他方の面20bにおける隣り合う二つの孔22の平均離間距離である。
これらの結果から、金属シートの厚みが20μm以上30μm以下である場合に、少なくとも、孔の平均孔径が50μm以上60μm以下の範囲内であり、開孔率が40%以上44%以下の範囲内である金属シート20を作製することが可能である、ことが確認された。
次に、多孔質担体15について詳述する。図1に示すように、本実施の形態において、多孔質担体15は、金属シート20の孔22内、金属シート20の一方の面20a上、および、金属シート20の他方の面20b上に配置されている。また、多孔質担体15は、多数の担体粒子(担体粉体)16を互いに接合することによって形成されている。担体粒子16としては、アルミナ粒子等を用いることができるが、部分酸化反応を促進させる機能を有した触媒の粒子であることが好ましい。本実施の形態において、担体粒子16は、酸素分子をイオン化させる又は酸素分子を原子状にする触媒の粒子を含んでいる。このような担体粒子16として、酸素吸着分離機能を有する粒子、例えば、CeO2−ZrO2粒子が挙げられる。
担体粒子16の粒径(長径)は、比表面積(単位重量あたりの表面積)の値を大きくするため、小さい方が好ましく、例えば数十nmとすることができる。なお、ここでいう粒子とは、球状、多角形状、繊維状等の種々の形状を有した微小片を含む概念である。
多孔質担体15は、既知の種々の形成方法により、金属シート20に保持させることができる。例えば、以下のようにして、金属シート20上に金属シート20に保持された多孔質担体15を形成することができる。まず、金属シート20の孔22内に担体粒子16を充填するとともに、さらに、金属シート20の一方の面20a上、および、金属シート20の他方の面20b上、にも担体粒子16を配置する。次に、焼成により、担体粒子16を焼結するとともに、金属シート20に対して担体粒子16を固定する。これにより、多数の担体粒子16からなる多孔質担体15が金属シート20上に形成される。
なお、上述したように、本実施の形態において、多孔質担体15を保持する金属シート20の孔22の断面積は、金属シート20の一方の面20aから他方の面20bに向け、しだいに小さくなっていく。したがって、金属シート20の孔22内に多孔質担体15を安定して保持することができる。これにより、反応膜10が、優れた耐久性を有するようになる。
次に、粒子状(粉状)の触媒12について詳述する。上述したように、触媒12は、部分酸化反応を促進させる機能を有している。このような粒子状触媒12として、ロジウム粒子(Rh粒子)等を用いることができる。
高価な触媒を効果的に利用することを目的として、粒子状触媒12の粒径を小さくして、粒子状触媒12の比表面積(単位重量あたりの表面積)の値を大きくすることが有効である。とりわけ、粒子状触媒12の粒径(長径)を例えば数nmとした場合には、量子サイズ効果を期待することができる点において非常に好ましい。また、上述したように、本実施の形態においては、多孔質担体15が互いに接続された多数の担体粒子16を含み、粒子状触媒12は担体粒子16上に担持される。すなわち、多孔質担体15の比表面積を非常に大きくすることができ、これにより、多孔質担体15によって、粒子状触媒12をむらなく分散させた状態で担持することができる。したがって、粒子状触媒12を大幅に小径化して、触媒12を効率的に用いることが可能となる。
なお、粒子状触媒12を多孔質担体15に担持させる方法としては、種々の既知な方法、例えば含浸法を用いることができる。
次に、以上のような構成からなる水素製造装置50によって水素を生成する際の作用について説明する。
まず、原料供給管51へ炭化水素系原料を供給するとともに、酸化剤供給管52へ酸化剤を供給する。このとき、酸化剤供給管52内の圧力が原料供給管51内の圧力よりも高圧となるように、炭化水素系原料および酸化剤が供給される。上述したように、炭化水素系原料として、種々の炭化水素を選択することができるが、以下においては、メタン(CH4)を炭化水素原料として供給する例について説明する。また、酸化剤としては、酸素や酸素を含む空気等を選択することができるが、以下においては、酸素を酸化剤として供給する例について説明する。
酸化剤供給管52内を流れる酸素は、図1に示すように、原料供給管51と酸化剤供給管52との隔壁となる反応膜10の担体粒子16(多孔質担体15)が有する酸素吸蔵能により、担体粒子16中に取り込まれて吸蔵される。その一方で、担体粒子16は、その拡散能により、取り込んだ酸素を再び分離(解放)する。そして、担体粒子16がCeO2−ZrO2粒子からなる場合、酸素は、酸素イオンあるいは原子状酸素として担体粒子16から放出される。このとき、反応膜10を挟んだ圧力差によって、放出された水素は、酸化剤供給管52側(高圧側)から原料供給管51側(低圧側)へ移動する。
そして、この酸素イオンあるいは原子状酸素は、反応膜10の触媒粒子12の触媒作用によって、原料供給管51を流れてきたメタン(炭化水素)と反応するようになる。このときの反応は、上述した式(2)の部分酸化反応であって、この反応によって水素が生成されるようになる。
なお、図1に示すように、金属シート20の一方の面20aが高圧となる酸化剤供給管52側に位置し、金属シート20の他方の面20bが低圧となる原料供給管51側に位置するよう、反応膜10が配置されていることが好ましい。上述したように、金属シート20の孔22は、一方の面20a側から他方の面20b側に向け、しだいに先細りするようになっている。したがって、粒子状触媒12を担持する多孔質担体15が、酸素の透過経路に沿った上流側から下流側へ向け、ガス圧によって押圧されたとしても、多孔質担体15が金属シート20の孔22から抜け落ちてしまうことがない。このようにして、反応膜10が優れた耐久性を発揮するようになる。
また、金属シート20の孔22内に充填されているのは、微細な粒子状触媒12を担持した多孔質担体15であることから、厳密には、孔22を通過して反応膜10の両側を連通させる微細孔が存在している。したがって、反応膜10の両側における圧力差を大きくする必要がなく、これにより、反応膜10は破損され辛くなっている。
さらに、上述したように、金属シート20には、微細な孔22が高い開孔率で形成されている。したがって、金属シート20のシート面上に、粒子状触媒12をむらなく分散させることが可能となる。この結果、酸素が安定して迅速に反応膜10を透過することが可能となり、これにより、水素を安定して生成することができる。なお、このように酸素が迅速かつ十分に分散された状態で反応膜10を透過することを可能にするためには、金属シート20に形成される孔22の平均孔径は60μm以下であることが好ましく、金属シート20の開孔率は40%以上であることが好ましい。
さらに、上述したように、粒子状触媒12を担持した多孔質担体15が、金属シート20の両方の面上に配置されている。したがって、より安定して、炭化水素を部分酸化させることができる。
以上のようにして、反応膜10を有した水素製造装置50によって、炭化水素系原料から水素ガスを安定して効率良く生成することができる。
次に、得られた水素を燃料として発電を行う燃料電池本体(スタックとも呼ばれる)について説明する。
図4に示すように、燃料電池本体(スタック)30は、多数の燃料電池セル31を含んでいる。図5に示すように、燃料電池本体30の各燃料電池セル31は、電解質膜33と、電解質膜33の両側に配置された一対の触媒担持電極35,37と、電解質膜33および触媒担持電極35,37を挟むようにして配置された一対のセパレータ39,41と、を有している。触媒担持電極は、電解質膜33の一方の側に配置された水素極(燃料極)37と、電解質膜33の他方の側に配置された酸素極(空気極)35と、を含んでいる。各セパレータ39,41には、四隅のそれぞれの近傍に一つずつ貫通孔42が形成されている。また、各セパレータ39,41の触媒担持電極35,37に対面する側の面に、サーペンタイン状(曲がりくねって蛇行した形状、serpentine)の溝43が形成されている。溝43の両端は、それぞれ一つの貫通孔42に通じている。
次に、このような燃料電池本体30の発電方法について説明する。まず、各燃料電池セル31の水素極37側のセパレータ41に形成された溝43の一端に通じる貫通孔42のうちの一つへ、水素製造装置50で製造された水素が送り込まれる。また、各燃料電池セル31の酸素極35側のセパレータ39に形成された溝43の一端に通じる貫通孔42のうちの一つへ、酸素または空気が送り込まれる。各燃料電池セル31において、セパレータ39,41に形成された溝43は、ガス流路として機能する。そして、図4および図5に示すように、以下に説明する反応に用いられなかったガスは、溝43の他端に通ずる貫通孔42を介して回収されるようになる。
水素極37側において、セパレータ41の溝43内に送り込まれた水素は、水素極37に到達する。水素極37において、水素分子H2は、電子e-を放出してプロトン化(イオン化)H+する。その後、プロトンH+は、電解質膜33を透過して、酸素極35へ到達する。
一方、酸素極35においては、セパレータ39の溝43内を流れるガス中の酸素O2が、電子e-と、電解質膜33を透過してきたプロトンH+と、を取り込み、水H2Oが生成される。このような水の生成にともない、水素極37および酸素極35の間で電子の移動が生じることによって電力が生成される。
図4に示すように、燃料電池本体30は、多数の燃料電池セル31を重ね合わせることによって、構成されている。この燃料電池本体30において、例えば導電性のセパレータ39,41を介し、隣り合う燃料電池セル31の触媒担持電極35,37が直列に接続されている。これにより、燃料電池本体30は所望の起電力を有するようになる。また、各燃料電池セル31のセパレータ39,41に形成された貫通孔42は、互いに接続されている。これにより、各燃料電池セル31へ水素および酸素を供給することができ、また使用されなかった水素および酸素、並びに、生成された水を回収することができる。
以上のように本実施の形態によれば、金属シート20の孔22内に配置された粒子状触媒12によって部分酸化反応が促進され、炭化水素系原料から水素が生成されるようになっている。そして、粒子状触媒12は、金属シート20の孔22内に保持された多孔質担体15に担持されている。したがって、粒子状触媒12の粒径を小さくして粒子状触媒12の比表面積を大きくすることができ、これによって、高価な触媒12を有効利用することができる。また、粒子状触媒12の粒径を例えば数nm程度まで小さくした場合、いわゆる量子サイズ効果によって、粒子状触媒12の水素吸蔵機能および水素拡散機能を大幅に向上させることができる。その一方で、粒子状の触媒12を用いることにより、触媒12の体積を低減することができる。逆に言えば、同じ体積の触媒12を用いる際に、触媒12の表面積を大きくすることができる。これにより、高性能な反応膜10を安価とすることができる。
また、本実施の形態によれば、多孔質担体15は金属シート20によって保持されており、反応膜10は全体として高い剛性を有する。すなわち、反応膜10は、優れた耐久性を有し、さらに、厚みを薄くして水素製造装置50および燃料電池5を小型化することさえ可能である。
さらに、本実施の形態によれば、多孔質担体15は酸素分子をイオン化させる又は酸素分子を原子状にする触媒を含む触媒を含んでいる。したがって、部分酸化反応を安定して引き起こすことができ、これにより、水素を安定して生成することができる。
なお、上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施の形態において、粒子状触媒12を担持する多孔質担体15が、金属シート20の孔22内、金属シート20の一方の面20a上、および、金属シート20の他方の面20b上に配置されている例を示したが、これに限られない。例えば、粒子状触媒12を担持する多孔質担体15を金属シート20の孔22内だけに配置するようにしてもよい。あるいは、粒子状触媒12を担持する多孔質担体15を、金属シート20の孔22内と、金属シート20の一方の面20a上および金属シート20の他方の面20b上のいずれか一方と、に配置するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、反応膜10を有する水素製造装置50が燃料電池5に組み込まれている例を示したが、これに限られず、反応膜10を有する水素製造装置50が燃料電池以外の用途に用いられてもよい。
さらに、上述した水素製造装置50の構成は単なる例示に過ぎず、水素製造装置の構成を種々変更することができる。例えば、図14に示すように、反応膜10の一方の側へ炭化水素系原料と酸化剤とが供給されるように、水素製造装置50aを構成してもよい。図14に示された水素製造装置50においては、酸素が反応膜10を透過する際にイオン化又は原子状にするとともに、炭化水素系原料が反応膜10を透過する際にイオン化した酸素又は原子状の酸素とともに部分酸化反応を行うようになる。このような変形例においても、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、上述した燃料電池30の構成も単なる例示に過ぎず、燃料電池の構成を種々変更することができる。例えば、各燃料電池セル31の水素極をなす触媒担持電極37と水素極側のセパレータ41との間に、水素を選択的に透過させる水素透過膜、さらに好ましくは水素のみを透過させる水素透過膜を配置するようにしてもよい。また、各燃料電池セルの水素極をなす触媒担持電極37と水素極側のセパレータ41との間に、反応膜10が配置され、燃料電池本体へ燃料として炭化水素系原料が供給されるようにしてもよい。
図1は、本発明による一実施の形態を示す図であって、反応膜を示す断面図である。 図2は、本発明による一実施の形態を示す図であって、図1に示された反応膜が組み込まれた燃料電池の構成を示す模式図である。 図3は、図2に示された燃料電池に組み込まれた水素製造装置の作用を説明するための図である。 図4は、図2に示された燃料電池に組み込まれた燃料電池本体(スタック)を示す斜視図である。 図5は、図4に示された燃料電池本体(スタック)を構成する燃料電池セルを示す分解斜視図である。 図6は、図1の反応膜に含まれた金属シートを示す部分平面図である。 図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、図6に示された金属シートの製造方法の一例を説明するための図である。 図9は、図8に示された製造方法における金属製フィルムをエッチングする方法を説明するための図である。 図10は、図8に示された製造方法における樹脂製フィルムを除去する方法を説明するための図である。 図11は、図8に示された製造方法によって製造された厚さ20μmの金属シートの平均孔径と開孔率とを示すグラフである。 図12は、図8に示された製造方法によって製造された厚さ25μmの金属シートの平均孔径と開孔率とを示すグラフである。 図13は、図8に示された製造方法によって製造された厚さ30μmの金属シートの平均孔径と開孔率とを示すグラフである。 図14は、図1に対応する図であって、反応膜の使用方法の一変形例を示す断面図である。
符号の説明
5 燃料電池
10 反応膜
12 触媒(粒子状触媒)
15 多孔質担体
16 担体粒子
20 金属シート
20a 一方の面
20b 他方の面
22 孔
30 燃料電池本体
31 燃料電池セル
50 水素製造装置

Claims (9)

  1. 炭化水素を部分酸化させて水素を製造する際に用いられる反応膜であって、
    孔を形成された金属シートと、
    前記金属シートに保持された多孔質担体であって、少なくとも前記孔内に配置された多孔質担体と、
    部分酸化反応を促進させるための触媒であって、前記多孔質担体に保持された粒子状の触媒と、を備え
    前記金属シートの一方の面から他方の面に向け、前記金属シートのシート面に沿った孔の断面積はしだいに小さくなっていく
    ことを特徴とする反応膜。
  2. 前記金属シートの開孔率は40%以上であり、
    前記金属シートの孔の平均孔径は60μm以下である
    ことを特徴とする請求項に記載の反応膜。
  3. 前記多孔質担体は互いに接合された複数の担体粒子を含み、
    前記粒子状の触媒は前記担体粒子に担持されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の反応膜。
  4. 前記多孔質担体は、前記金属シートの少なくとも一つの面上にも配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の反応膜。
  5. 前記多孔質担体は、酸素分子をイオン化させる又は酸素分子を原子状にする触媒を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の反応膜。
  6. 前記多孔質担体は、CeO2−ZrO2の粒子を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の反応膜。
  7. 前記粒子状の触媒は、ロジウムの粒子を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の反応膜。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載された反応膜を備える
    ことを特徴とする水素製造装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載された反応膜を備える
    ことを特徴とする燃料電池。
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