JP4350069B2 - 燃料電池システム、これに使用される燃料電池用改質装置及びその製造方法 - Google Patents

燃料電池システム、これに使用される燃料電池用改質装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は燃料電池システム、特に、これに使用されるプレートタイプの燃料電池用改質装置及びその製造方法に関するものである。
燃料電池は、メタノール、エタノール、天然ガスのような炭化水素系の物質内に含まれている水素と酸素の電気化学反応を通じて電気エネルギーを発生させる発電システムである。
このような燃料電池において、近年に開発されている高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell、PEMFC)は、出力特性が優れており、作動温度が低く、同時に速い始動及び応答特性を有するので、自動車のような移動用電源はもちろん、住宅、公共建物のような分散用電源及び電子機器用のような小型電源など、その応用範囲が広いという長所を有する。
このようなPEMFC方式の燃料電池システムは、スタック、改質装置、燃料タンク、及び燃料ポンプなどを備える。スタックは、複数の単位セルからなる電気発生集合体を形成し、燃料ポンプは、燃料タンク内の燃料を改質装置に供給する。そして、改質装置は燃料を改質して水素を発生させ、その水素をスタックに供給する。
したがって、このPEMFCは、燃料ポンプの作動により燃料タンク内の燃料を改質装置に供給し、この改質装置で燃料を改質して水素を発生させ、スタックでこの水素と酸素を電気化学的に反応させて電気エネルギーを発生させる。
前述の改質装置は、熱エネルギーによる化学触媒反応により、水素を含有した燃料より水素を発生させる装置である。通常、前記改質装置は、前記熱エネルギーを発生させる熱源部と、前記熱エネルギーを利用して前記燃料より水素ガスを発生させる改質反応部と、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる一酸化炭素除去部とを含む。
しかし、従来の燃料電池システムの改質装置は、前記熱源部、改質反応部、一酸化炭素除去部が所定の内部空間を有する反応容器で形成され、これらの各々がパイプタイプの配管によって連結されて分散配置される。そのため、全体的なシステムをコンパクトに実現できず、熱源部から発生する熱エネルギーを改質反応部に迅速に伝達できなくなって、全体的な反応効率及び熱効率が低下する問題点があった。
本発明は前述の問題点を勘案したものであって、その目的は、改質装置を単純に構成して小型化が可能であり、性能を向上させることができる改質装置、及びこれを採用した燃料電池システムを提供することにある。
このような目的を達成するための本発明による燃料電池システムに使用される改質装置は、燃料又はガスが流れる通路を形成しながら積層される複数の基板と、前記各通路を構成する面にワッシュコーティング(wash-coating)され、一方向性を有しながら形成される触媒層とを備えていることを特徴とする。
また、前記通路の開始端に燃料又はガスが流入する流入口が形成され、終了端に燃料又はガスが流出する流出口が形成され、前記触媒層が、前記流入口から流出口に向かう方向性を有しながら形成されることを特徴とする。
また、前記触媒層が、前記各通路を構成する全体面に形成されることを特徴とする。
また、前記複数の基板及び前記触媒層が複数の反応部を構成し、前記複数の反応部の各々が、一面にチャンネルが形成される一基板と、前記一基板の前記一面に密着固定されて通路を構成する蓋基板と、前記通路を構成する面に形成される触媒層とを備えていることを特徴とする。
このとき、前記各反応部が、熱エネルギーを発生させる熱源部、前記燃料より水素ガスを発生させる改質反応部、又は前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる少なくとも一つの一酸化炭素低減部のうちの何れか一つであることを特徴とする。
一方、前記複数の基板及び前記触媒層が複数の反応部を構成し、前記複数の反応部が、一面にチャンネルが形成される少なくとも二つの基板と一つの蓋基板とが積層されて通路が形成され、前記各通路を構成する面に前記各反応部に必要な前記触媒層が形成されて構成されることを特徴とする。
また、前記反応部が、熱エネルギーを発生させる熱源部と、前記燃料より水素ガスを発生させる改質反応部とを備えていることを特徴とする。
このとき、前記複数の基板が、第1チャンネルが一面に形成される第1基板と、第2チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の一面に密着する第2基板と、前記第2基板の一面に密着する蓋基板とを備え、前記触媒層が、前記第1チャンネルと前記第2基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される酸化触媒層と、前記第2チャンネルと前記蓋基板によって形成された通路を構成する全体面に形成される改質触媒層とを備えていることを特徴とする。
そして、前記反応部が、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる少なくとも一つの一酸化炭素低減部をさらに備えていることを特徴とする。
このとき、前記複数の基板が、第1チャンネルが一面に形成される第1基板と、第2チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の一面に密着する第2基板と、第3チャンネルが一面に形成されて前記第2基板の一面に密着する第3基板と、第4チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の他の一面に密着する第4基板と、前記第3基板の一面に密着する蓋基板とを備え、前記触媒層が、前記第1チャンネルと前記第2基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される酸化触媒層と、前記第2チャンネルと前記第3基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される改質触媒層と、前記第3チャンネルと前記蓋基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される水性ガス転換触媒層と、前記第4チャンネルと前記第1基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される選択的酸化触媒層とを備えていることを特徴とする。
一方、本発明による燃料電池用改質装置の製造方法は、(a)一面にチャンネルが形成される少なくとも一つの基板、及び蓋基板を用意する段階と、(b)前記少なくとも一つの基板と蓋基板とを結合して、通路を形成する段階と、(c)前記通路を構成する面に触媒物質をワッシュコーティングして触媒層を形成する段階とを備えていることを特徴とする。
そして、前記基板が、ステンレス鋼、銅、ニッケル、鉄の中から選択される何れか一つからなることを特徴とする。
また、前記(b)段階と前記(c)段階との間に、前記通路に前記触媒層を支持するための担体で支持層を形成する段階をさらに備えていることを特徴とする。
また、前記支持層は、アルミナ、シリカ又はチタニアの中で選択されるいずれか一つからなることを特徴とする。
そして、前記(c)段階が、前記触媒物質を予め設定された空気圧で前記通路内に噴射させて、流入口から流出口に向かう方向性を有する触媒層を形成することを特徴とする。
一方、本発明による燃料電池システムは、前記本発明による改質装置と、水素と酸素の電気化学的な反応によって電気エネルギーを発生させる少なくとも一つの電気生成部と、前記改質装置に燃料を供給する燃料供給源と、前記改質装置及び電気生成部に酸素を供給する酸素供給源とを備えていることを特徴とする。
本実施例による燃料電池用改質装置、燃料電池用改質装置の製造方法、又は燃料電池システムは、反応基板による積層構造からなる単純な構造を有するので、全体的なシステムをコンパクトに実現することができる。したがって、製造工程を単純化して生産性をさらに向上させることができる。
そして、本発明による燃料電池用改質装置、燃料電池用改質装置の製造方法、又は燃料電池システムによれば、燃料の各種の反応に必要な熱エネルギーを迅速に伝達することができる。したがって、全体的な改質装置の反応効率及び熱効率を向上させることができる。
また、本発明による燃料電池用改質装置、燃料電池用改質装置の製造方法、又は燃料電池システムによれば、改質反応に必要な触媒層をワッシュコーティング法によって一方向性を有するように形成して、触媒層の接着安定性及び衝撃耐久性を向上させることができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施例について本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本発明は多様な相違した形態で実現でき、ここで説明する実施例に限定されない。
図1は、本発明の一実施例による燃料電池システムの全体的な構成を示した概略図である。
本発明による燃料電池システム100において電気を生成するための燃料とは、メタノール、エタノール又は天然ガスのように水素を含有した燃料を意味する。以下で説明する燃料は液状の燃料を意味する。
このような燃料電池システム100は、前記燃料に含まれている水素と反応する酸素として、別途の保存手段に保存された酸素、又は酸素を含有した空気を用いることができる。しかし、以下では、前記酸素として、空気を使用する後者の例を説明する。
図1を参照すれば、本実施例による燃料電池システム100は、前記燃料より水素を発生させる改質装置30と、前記水素と空気中に含まれている酸素との電気化学的な反応により電気エネルギーを発生させるスタック10と、前記燃料を改質装置30に供給する燃料供給源50と、酸素を改質装置30とスタック10とに各々供給する酸素供給源70とを含んで構成される。
つまり、本実施例における燃料電池システム100は、改質装置30を通じて前記水素を生成し、この水素をスタック10に供給して水素と酸素の電気化学的な反応により電気エネルギーを発生させる高分子電解質型燃料電池方式を採用する。
前記燃料供給源50は、燃料を保存する第1タンク51と、水を保存する第2タンク53と、各々の第1及び第2タンク51、53に連結設置される燃料ポンプ55とを含んでいる。そして、酸素供給源70は、所定のポンピング力で空気を吸入することができる空気ポンプ71を含んでいる。
前記水素を含有した燃料より水素を発生させる改質装置30の構造を、図1、図2、及び図3を参照して説明し、前記水素と酸素の電気化学的な反応により電気エネルギーを発生させるスタック10の構造を図1及び図4を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施例による改質装置の構造を示した分解斜視図であり、図3は、図2の結合断面構成図である。
本発明に適用される改質装置30は、熱エネルギーによる化学触媒反応、例えば、水蒸気改質、部分酸化又は自熱反応などを通じて燃料を改質して水素ガスを発生させ、水性ガス転換方法、選択的酸化方法などのような触媒反応、又は分離膜を利用した水素の精製などのような方法により、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる。
このような改質装置30は、前記熱エネルギーを発生させる熱源部31と、前記熱エネルギーの提供を受け、水蒸気改質(Steam Reforming)触媒反応により前記蒸気化された燃料より水素ガスを発生させる改質反応部32と、前記水素ガスの水性ガス転換(Water-Gas Shift Reaction)触媒反応により、この水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を1次的に低減させる第1一酸化炭素低減部33と、前記水素ガスと空気の選択的酸化(Preferential CO Oxidation)触媒反応により、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を2次的に低減させる第2一酸化炭素低減部34とを含んで構成される。
また、改質装置30には、熱源部31から発生する熱エネルギーを利用して前記混合燃料を気化させるための気化部(図示せず)が、熱源部31と改質反応部32との間に配置されていてもよく、これも本発明の範囲に属する。
本実施例によれば、前記改質装置30は、前記熱源部31、改質反応部32、第1一酸化炭素低減部33、第2一酸化炭素低減部34、及び蓋部35が、プレートタイプの複数の基板31a、32a、33a、34a、35が積層されながら形成する通路31d、32d、33d、34dに各反応を促進させる触媒層31e、32e、33e、34eが形成されて構成される。このような反応部31、32、33、34については、複数の基板31a、32a、33a、34a、35の構造を説明した後でこれに形成される触媒層31e、32e、33e、34eを挙げて詳細に説明する。
前記第1反応基板31aの一面に、前記燃料と空気との流れを可能にする第1チャンネル31cが形成される。前記第1チャンネル31cの開始端には、前記液状の燃料と空気とが流入する流入口31fが形成され、終了端には、前記液状の燃料と空気との燃焼ガスが流出する流出口31gが形成される。このとき、前記流入口31fと第1タンク51とが、管路形態の第1供給ライン81によって連結され、前記流入口31fと空気ポンプ71とが、管路形態の第2供給ライン82によって連結される。
第2反応基板32aの上面には、燃料の流れを可能にする第2チャンネル32cが形成される。前記第2チャンネル32cの開始端には、前記混合燃料が流入する流入口32fが形成され、終了端には、前記混合燃料から発生した水素ガスが流出する流出口32gが形成される。このとき、前記流入口32fと第1及び第2タンク51、53とが、管路形態の第3供給ライン83によって連結される。そして、前記流入口32fは、別途の管路(図示せず)によって、第1反応基板31aの流出口31gに連結される。
前記第3反応基板33aの上面には、前記改質反応部32から発生した水素ガスの流れを可能にする第3チャンネル33cが形成される。前記第3チャンネル33cの開始端には、前記水素ガスが流入する流入口33fが形成され、終了端には、一酸化炭素の濃度が1次的に低減された水素ガスが流出する流出口33gが形成される。このとき、前記流入口33fが、別途の連結手段(図示せず)、例えば、管路又は孔によって、前記第2反応基板32aの流出口32gに連結される。
前記第4反応基板34aの上面には、前記水素ガスの流れを可能にする第4チャンネル34cが形成される。前記第4チャンネル34cの開始端には、前記水素ガスが流入する流入口34fが形成され、終了端には、前記一酸化炭素の濃度が2次的に低減された水素ガスの流出を可能にする流出口34gが形成される。このとき、前記流入口34fと空気ポンプ71とが、管路形態の第4供給ライン84によって連結され、前記流入口34fと第3反応基板33aの流出口33gとが、別途の連結手段(図示せず)、例えば、管路又は孔によって連結される。そして、前記流出口34gと次に説明するスタック10とは、第5供給ライン85によって連結設置される。
前記各反応基板31a、32a、33a、34aに形成された各々のチャンネル31c、32c、33c、34cは、各基板31a、32a、33a、34aの上面で互いに任意の間隔をおいて直線状態に配置され、その両端が交互に連結されて形成される。もちろん、前記チャンネル31c、32c、33c、34cの構造がこれに限られるわけではない。
本実施例の改質装置30は、前記第1反応基板31aの上側に、第2反応基板32aと第3反応基板33aとが順に積層され、前記第1反応基板31aの下側に、第4反応基板34aが積層されて構成される。そして、改質装置30の上側に位置する第3反応基板33aの上面の蓋部35に、蓋基板36が結合される。ここで、蓋基板36とは、チャンネルが形成されない基板を便宜上称するものであって、本発明がこのような名称に限られるわけではない。
このとき、前記各基板31a、32a、33a、34aと蓋基板36とは、ステンレス鋼、銅、ニッケル、鉄のようなメタル素材で形成されることができ、ほぼ四角形のプレート形状に形成される。
前記第1基板31aと第2基板32aとの間には、第1基板31aの第1チャンネル31cと第2基板32aの下面とによって、液状の燃料と空気とが通過できる第1通路31dが形成される。
このような第1通路31dの内表面には、酸化触媒層31eを支持するための支持層31sが形成される。前記支持層31sは、酸化触媒層31eを支持する担体であって、通常のアルミナ(Al)、シリカ(SiO)、又はチタニア(TiO)などからなるのが好ましい。また、前記支持層31s上には、燃料と空気の酸化反応を促進させる酸化触媒層31eが形成される。
このとき、前記支持層31sは、第1基板31aと第2基板32aとが結合した後で形成させることができ、前記第1基板31aの第1チャンネル31cの内表面に形成させた後、第2基板32aを第1基板31aに結合させることができる。
本実施例では、酸化触媒層31eが、第1通路31dの内表面、つまり、支持層31s上にワッシュコーティング(wash-coating)されて一方向性を有するように形成される。
ここで、前記ワッシュコーティング法とは、触媒層31eを成す触媒物質を、予め設定された空気圧で前記流入口31fを通して噴射させて、流出口31gを通して排出しながら、第1通路31dの内表面全体に所定の厚さの触媒層31eを形成させるコーティング方法を意味する。つまり、このような触媒層31eは、第1基板31aと第2基板32aとが結合された状態で前記支持層31s上に形成される。
このように、ワッシュコーティングによって形成される前記触媒層31eは、第1通路31d全体に対し、第1チャンネル31cの流入口31fから流出口31gに向かう方向性を有する。したがって、図示したように、触媒層31eの表面が概して偏平でなく、凸と凹が形成されたデコボコな形態に形成される。
そして、前記第2基板32aと第3基板33aとの間には、第2基板32aの第2チャンネル32cと第3基板33aの下面とによって、燃料が通過できる第2通路32dが形成される。
このような第2通路32dを構成する面には、支持層32sが形成され、このような支持層32s上には、燃料の水蒸気改質反応を促進させる改質触媒層32eが形成される。本実施例では、支持層32sは、第1通路31dを構成する面に形成された支持層31sと実質的に同一であるので、詳細な説明は省略する。
前記改質触媒層32eは支持層32s上にワッシュコーティングされて一方向性、つまり、第2通路32d全体に対し、流入口32fから流出口32gに向かう方向性を有するように形成される。
また、前記第3基板33aと蓋基板36との間には、第3基板33aの第3チャンネル33cと蓋基板36の蓋面とによって、第2通路32dから排出される水素ガスが通過される第3通路33dが形成される。
前記第3通路33dの内表面には、第1実施例のような支持層33sが形成され、この支持層33s上には、前記水素ガスの水性ガス転換反応を促進させる水性ガス転換触媒層33eが形成される。前記水性ガス転換触媒層33eは、支持層33s上にワッシュコーティングされて、第3通路33d全体に対し、第3チャンネル33cの流入口33fから流出口33gに向かう方向性を有するように形成される。
そして、前記第4基板34aと第1基板31aとの間には、第4基板34aの第4チャンネル34cと第1基板31aの下面とによって、第3通路33dから排出される水素ガスを通過させる第4通路34dが形成される。
そして、前記第4通路34dの内表面には支持層34sが形成され、この支持層34s上には、前記水素ガスと空気との選択的酸化反応を促進させる選択的酸化触媒層34eが形成される。このような選択的酸化触媒層34eは、一方向性、つまり、第4通路34d全体に対し、第4チャンネル34cの流入口34fから流出口34gに向かう方向性を有するように、支持層34s上にワッシュコーティングされて形成される。
つまり、本実施例では、前記触媒層31e、32e、33e、34eが、各通路31d、32d、33d、34dの内表面にワッシュコーティングされることにより、この触媒層31e、32e、33e、34eを成す触媒粒子が、支持層31s、32s、33s、34sの表面に堅固に付着されて、比較的強い機械的衝撃又は熱的衝撃にもその触媒粒子が支持層31s、32s、33s、34sから落ちないようになる。
図4は、図1に示したスタックの構造を示した分解斜視図である。
図1及び図4を参照すれば、本システム100に適用されるスタック10は、改質装置30によって生成された水素と空気中とに含まれている酸素の酸化/還元反応により、電気エネルギーを発生させる少なくとも一つの電気生成部11が積層されて成る。
前記電気生成部11には、膜−電極アセンブリー(Membrane-Electrode Assembly、MEA)12が中心に配置され、その両面にセパレータ16が配置されて、電気を発生させる最小単位の燃料電池が形成される。
膜−電極アセンブリー12は、水素と酸素との電気化学反応を起こす所定の面積の活性領域を有しながら形成され、一面にアノード電極、他の一面にカソード電極を備え、二つの電極の間に電解質膜を備える構造からなる。
前記アノード電極は、水素を酸化反応させて水素イオン(proton)と電子とに変換させる機能をする。前記カソード電極は、前記水素イオンと酸素とを還元反応させて、所定の温度の熱と水分とを発生させる。そして、電解質膜は、アノード電極で生成された水素イオンをカソード電極に移動させるイオン交換の機能をする。
セパレータ16は、膜−電極アセンブリー12の酸化/還元反応に必要な水素ガスと空気とをアノード電極とカソード電極に供給する通路としての機能を有し、アノード電極とカソード電極とを直列に接続させる伝導体としての機能も有する。
より具体的には、膜−電極アセンブリー12のアノード電極に密着するセパレータ16の面には、アノード電極に水素ガスを供給するための水素通路17が形成され、カソード電極に密着する面には、カソード電極に空気を供給するための空気通路17が形成される。
そして、スタック10の最外郭には、前記複数の電気生成部11を密着させる別途の加圧プレート13を設置することもできる。しかし、本発明によるスタック10は、前記加圧プレート13を排除し、電気生成部11の最外郭に位置するセパレータ16が前記加圧プレートの役割に代わるように構成させてもよい。また、加圧プレート13が、複数の電気生成部11を密着させる機能の他、次に説明するセパレータ16の固有な機能を有していてもよい。
前記加圧プレート13のうちの一つには、水素ガスをセパレータ16の水素通路に供給するための第1注入部13aと、空気をセパレータ16の空気通路に供給するための第2注入部13bとが形成され、他の一つには、膜−電極アセンブリー12のアノード電極で反応して残った水素ガスを排出させるための第1排出部13cと、膜−電極アセンブリー12のカソード電極で水素と酸素の結合反応によって生成された水分、及び水素と反応して残った空気を排出させるための第2排出部13dとが形成される。
このとき、前記第2注入部13bと空気ポンプ71とは、管路形態の第6供給ライン86によって連結設置される。そして、前記第1排出部13cは、別途の管路(図示せず)を通して第1反応基板31aの流入口31fに連結される。
前記のように構成された本発明の実施例による燃料電池システムの動作を詳細に説明する。
まず、燃料ポンプ55を稼動して、第1タンク51に保存された燃料を第1供給ライン81を通して改質装置30の第1通路31dに供給する。これと同時に、空気ポンプ71を稼動して、第2供給ライン82を通して空気を前記第1通路31dに供給する。そうすれば、前記液状の燃料と空気とが、第1通路31dに沿って流動しながら酸化触媒層31eによって酸化触媒反応を起こす。したがって、熱源部31では、このような燃料と空気との酸化触媒反応によって所定の温度の反応熱を発生させる。これで、熱源部31から発生する熱エネルギーが、改質反応部32、一酸化炭素低減部33、34に伝導されて、改質装置30全体を予熱する。
このように改質装置30の予熱が完了した後、燃料ポンプ55を稼動して、第1タンク51に保存された燃料と第2タンク53に保存された水とを、第3供給ライン83を通して改質装置30の第2通路32dに供給する。そうすれば、前記燃料と水は第2通路32dに沿って流れながら、前記熱源部31から提供される熱エネルギーによって気化される。
このとき、改質反応部32では、改質触媒層32eによる水蒸気改質反応が起こって、前記気化された燃料より水素ガスが発生する。そして、改質反応部32では水蒸気改質触媒反応を完全に行うのが困難であるため、副生成物として、一酸化炭素が含まれている水素ガスを生成する。
次に、前記一酸化炭素が含まれている水素ガスを、改質装置30の第3通路33dに沿って流れるようにする。これによって、第1一酸化炭素低減部33では、水性ガス転換触媒層33eによる水性ガス転換触媒反応が起こって追加の水素ガスが発生し、水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度が1次的に低減する。
次いで、前記第3通路33dを通過した前記水素ガスを改質装置30の第4通路34dに沿って流れるようにする。これと同時に空気ポンプ71を稼動して、第4供給ライン84を通して空気を前記第4通路34dに供給する。これによって、第2一酸化炭素低減部34では、選択的酸化触媒層34eによる選択的酸化触媒反応が起こって前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度が2次的に低減し、前記水素ガスが排出する。
次に、前記水素ガスを第5供給ライン85を通してスタック10の第1注入部13aに供給する。これと同時に空気ポンプ71を稼動して、第6供給ライン86を通して空気をスタック10の第2注入部13bに供給する。
これによって、前記水素ガスが、セパレータ16の水素通路を通して膜−電極アセンブリー12のアノード電極に供給される。そして、空気は、セパレータ16の空気通路を通して膜−電極アセンブリー12のカソード電極に供給される。
したがって、アノード電極では、酸化反応により水素ガスが電子とプロトン(水素イオン)とに分解される。そして、プロトンは電解質膜を通してカソード電極に移動する一方、電子は電解質膜を通して移動できず、セパレータ16を通して隣接する膜−電極アセンブリー12のカソード電極に移動する。この電子の流れによって電流が発生し、付随的に熱と水とが発生する。
前記のように構成される本実施例による改質装置の製造方法を、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の一実施例による改質装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。
まず、前述のチャンネル31c、32c、33c、34cが形成されるプレートタイプの基板31a、32a、33a、34aと蓋基板36を含む基板とを用意する(S10)。このとき、前記基板31a、32a、33a、34a、36は、ステンレス鋼、銅、ニッケル、鉄などからなることができる。前記基板31a、32a、33a、34aにチャンネル31c、32c、33c、34cを形成するためには、異方性エッチングなどの多様な方法が適用できる。
次に、第1基板31aを中心に、その上側に第2基板32a、第3基板33a、及び蓋基板36を順に積層し、第1基板31aの下側に第4基板34aを積層した後、これらを結合手段で結合させる(S20)。
次に、前記各々の通路31d、32d、33d、34dを構成する面全体に、アルミナ(Al)、シリカ(SiO)、又はチタニア(TiO)などからなる支持層31s、32s、33s、34sを形成する(S30)。
そして、ワッシュコーティング方法を利用し、前記支持層31s、32s、33s、34s上に触媒層31e、32e、33e、34eを形成する(S40)。
このように本発明では、前記複数の基板31a、32a、33a、34a、36を結合した後で、触媒層31e、32e、33e、34eを形成することにより、通路31d、32d、33d、34dを構成する全体面に、触媒層31e、32e、33e、34eを形成することができる。したがって、燃料又はガスと触媒層31e、32e、33e、34eとの接触面積を広めて全体的な反応効率を向上させることができる。また、ワッシュコーティング方法を利用して触媒層31e、32e、33e、34eを形成することによって、一方向性を有する触媒層31e、32e、33e、34eを形成することができる。
以下では、本発明の一実施例の変形例についてより詳細に説明する。本変形例において、前記一実施例と実質的に同一な構成は詳細な説明を省略する。
図6は、本発明の第1変形例に対する改質装置の構造を示した分解斜視図である。
図6を参照すれば、本変形例による改質装置は、熱源部41の上側に改質反応部42と蓋部45とが順に積層されて成る。具体的に、前記改質装置は、第1基板41aの上側に第2基板42aが積層され、前記第1基板41aの上面に蓋基板46が積層された構造を有する。
前記第1基板41aと第2基板42aとの間には、第1基板41aの第1チャンネル41cと第2基板42aの下面とによって、第1通路41dが形成される。この時、第1通路41dを構成する面に支持層41sが形成され、前記支持層41s上に酸化触媒層41eが形成される。前記酸化触媒層41eは、支持層41s上にワッシュコーティングされて、一方向性、つまり、第1通路41d全体に対し、流入口(図示せず)から流出口(図示せず)に向かう方向性を有するように形成されることができる。
そして、前記第2基板42aと蓋基板46との間には、第2基板42aの第2チャンネル42cと蓋基板46の蓋面とによって、第2通路42dが形成される。このとき、第1通路42dを構成する面に支持層42sが形成され、前記支持層42s上に改質触媒層42eが形成される。前記改質触媒層42eは、支持層42s上にワッシュコーティングされて、一方向性、つまり、第2通路42d全体に対して流入口(図示せず)から流出口(図示せず)に向かう方向性を有するように形成されることができる。
つまり、この実施例では、熱源部と改質反応部とを含んで、改質反応に必要な構成要素を全て含みながらこのような構成要素を最小とすることにより、改質装置の構造的な長所を一層強化させることができる。
図7は、本発明の第2変形例に対する改質装置の構造を示した分解斜視図である。図8は、図7の結合断面構成図である。
本実施例で、改質装置は、熱源部131、改質反応部132、第1一酸化炭素低減部133、及び第2一酸化炭素低減部134を含む。このような各反応部131、132、133、134は形成される触媒層131e、132e、133e、134eのみが異なり、他の構造は実質的に同一であるので、図面において一つに示した。
このとき、各反応部131、132、133、134は、一面にチャンネルが形成される基板131a、132a、133a、134aとこれに積層される蓋基板136とによって形成された通路131d、132d、133d、134dを構成する面に、支持層131s、132s、133s、134s及び触媒層131e、132e、133e、134eが形成されて構成される。つまり、チャンネルが形成された基板が、連続的に積層される第1実施例とは異なり、本実施例では、各反応部131、132、133、134が、基板131a、132a、133a、134aと蓋基板136とを有する独立的な構造を有する。
このような第1変形例及び第2変形例によって改質装置を製造する方法は、前記一実施例による改質装置を製造する方法と実質的に同一である。したがって、これに対する詳細な説明は省略する。
本発明の改質装置は、前記反応部のうちの一酸化炭素低減部を含まないのも可能であり、別途の反応部をさらに含むこともできる。そして、改質装置が、前記プレートタイプの反応部と共に他の構造の反応部を全て備えることも可能であり、これもまた本発明の範囲に属する。
つまり、前記で本発明の実施例及び変形例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施するのが可能であり、これもまた本発明の範囲に属する。
本発明の一実施例による燃料電池システムの全体的な構成を示した概略図である。 本発明の一実施例による改質装置の構造を示した分解斜視図である。 図2の結合断面構成図である。 図1に示したスタックの構造を示した分解斜視図である。 本発明の一実施例による改質装置の製造方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1変形例に対する改質装置の構造を示した分解斜視図である。 本発明の第2変形例に対する改質装置の構造を示した分解斜視図である。 図7の結合断面構成図である。
符号の説明
10 スタック
11 電気生成部
12 膜−電極アセンブリー
13 加圧プレート
13a 第1注入部
13b 第2注入部
13c 第1排出部
13d 第2排出部
16 セパレータ
30 改質装置
31、41、131 熱源部
31a、41a 第1反応基板
31c、41c 第1チャンネル
31d、41d 第1通路
31e、41e 酸化触媒層
31f、32f、33f、34f、131f、132f、133f、134f 流入口
31g、32g、33g、34g、131g、132g、133g、134g 流出口
31s、32s、33s、34s、41s、42s、131s、132s、133s、134s 支持層
32、42、132 改質反応部
32a、42a 第2反応基板
32c、42c 第2チャンネル
32d、42d 第2通路
32e、42e 改質触媒層
33、133 第1一酸化炭素低減部
33a 第3反応基板
33c 第3チャンネル
33d 第3通路
33e 水生ガス転換触媒層
34、134 第2一酸化炭素低減部
34a 第4反応基板
34c 第4チャンネル
34d 第4通路
34e 選択的酸化触媒層
35、45 蓋部
36、46、136 蓋基板
50 燃料供給源
51 第1タンク
53 第2タンク
55 燃料ポンプ
70 酸素供給源
71 空気ポンプ
81 第1供給ライン
82 第2供給ライン
83 第3供給ライン
84 第4供給ライン
85 第5供給ライン
86 第6供給ライン
100 燃料電池システム
131a、132a、133a、134a 基板
131d、132d、133d、134d 通路
131e、132e、133e、134e 触媒層

Claims (6)

  1. 燃料又はガスが流れる通路を形成しながら積層される複数の基板と、
    前記各通路を構成する面にワッシュコーティングされ形成される触媒層と、
    を備え
    前記複数の基板及び前記触媒層が複数の反応部を構成し、
    前記複数の反応部が、一面にチャンネルが形成される少なくとも二つの基板と一つの蓋基板とが積層されて通路が形成され、前記各通路を構成する面に前記各反応部に必要な前記触媒層が形成されて構成され、
    前記複数の反応部がそれぞれ、熱エネルギーを発生させる熱源部と、前記燃料より水素ガスを発生させる改質反応部と、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる第1及び第2一酸化炭素低減部であり、
    前記複数の基板が、
    第1チャンネルが一面に形成される第1基板と、
    第2チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の一面に密着する第2基板と、
    第3チャンネルが一面に形成されて前記第2基板の一面に密着する第3基板と、
    第4チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の他の一面に密着する第4基板と、
    前記第3基板の一面に密着する蓋基板とを備え、
    前記触媒層が、
    前記第1チャンネルと前記第2基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される酸化触媒層と、
    前記第2チャンネルと前記第3基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される改質触媒層と、
    前記第3チャンネルと前記蓋基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される水性ガス転換触媒層と、
    前記第4チャンネルと前記第1基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される選択的酸化触媒層とを備えていることを特徴とする燃料電池用改質装置。
  2. 前記通路の開始端に燃料又はガスが流入する流入口が形成され、終了端に燃料又はガスが流出する流出口が形成され、
    前記触媒層が、前記流入口から流出口に向かう方向性を有しながら形成されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用改質装置。
  3. 前記触媒層が、前記各通路を構成する全体面に形成されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池用改質装置。
  4. 水素を含有した燃料より水素を発生させる改質装置と、
    前記水素と酸素の電気化学的な反応によって電気エネルギーを発生させる少なくとも一つの電気生成部と、
    前記改質装置に燃料を供給する燃料供給源と、
    前記改質装置及び電気生成部に酸素を供給する酸素供給源とを備え、
    前記改質装置が、燃料又はガスが流れる通路を形成しながら積層される複数の基板と、
    前記各通路を構成する面にワッシュコーティングされ形成される触媒層とを備え
    前記複数の基板及び前記触媒層が複数の反応部を構成し、
    前記複数の反応部が、一面にチャンネルが形成される少なくとも二つの基板と一つの蓋基板とが積層されて通路が形成され、前記各通路を構成する面に前記各反応部に必要な前記触媒層が形成されて構成され、
    前記複数の反応部がそれぞれ、熱エネルギーを発生させる熱源部と、前記燃料より水素ガスを発生させる改質反応部と、前記水素ガスに含まれている一酸化炭素の濃度を低減させる第1及び第2一酸化炭素低減部であり、
    前記複数の基板が、
    第1チャンネルが一面に形成される第1基板と、
    第2チャンネルが一面に形成されて前記第1基板の一面に密着する第2基板と、
    第3チャンネルが一面に形成されて前記第2基板の一面に密着する第3基板と、
    第4チャンネルが形成されて前記第1基板の他の一面に密着する第4基板と、
    前記第3基板の一面に密着する蓋基板とを備え、
    前記触媒層が、
    前記第1チャンネルと前記第2基板によって形成された通路を構成する全体面に形成される酸化触媒層と、
    前記第2チャンネルと前記第3基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される改質触媒層と、
    前記第3チャンネルと前記蓋基板とによって形成された通路を構成する全体面に形成される水性ガス転換触媒層と、
    前記第4チャンネルと前記第1基板によって形成された通路を構成する全体面に形成される選択的酸化触媒層とを備えていることを特徴とする燃料電池システム。
  5. 前記通路の開始端に燃料又はガスが流入する流入口が形成され、終了端に燃料又はガスが流出する流出口が形成され、
    前記触媒層が、前記流入口から流出口に向かう方向性を有しながら形成されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記触媒層が、前記各通路を構成する全体面に形成されることを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
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