JP5146843B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機に関し、特にパチンコ遊技機における磁気センサの誤感知を防止する技術に関する。
従来、賞球を搾取するために、遊技者が磁石をパチンコ遊技機に対して用いることにより不正行為を行う場合がある。この不正行為を行う場合、遊技者は、遊技球が遊技盤の遊技領域内に発射されて転動している状態で、磁石をパチンコ遊技機のガラス窓に前方から押し付け、その磁石にガラス窓を介して遊技球を吸着させる。そして、遊技者は、磁石をガラス窓の前面に沿って動かし、例えば、磁石に吸着させた遊技球を始動口に入賞させる。その結果、大当たり抽選が開始されて大当たりが選択されると、遊技者は、より多くの賞球を不正に搾取することが可能となっていた。
そこで、このような不正行為を防止するために、パチンコ遊技機に対して磁気センサを用いる技術が、例えば、特許文献1に開示されている。この技術は、磁気センサを可変入賞装置に設けられた可変入賞口(始動口)の近傍に配置して、遊技者が前記可変入賞口(始動口)に磁石を近接させた場合に、前記磁気センサによって磁石の磁気を感知し、不正行為が行われたことを判別する。そして、その判別後に、警報を報知装置から発生させるなどして、その不正行為の防止を図っている。
ここで、前記可変入賞装置は、開閉可能に構成される前記可変入賞口(始動口)と、前記可変入賞口(始動口)を駆動する駆動手段と、前記駆動手段による駆動力を前記可変入賞口(始動口)に伝達する駆動伝達手段と、前記可変入賞口(始動口)の後方で前記駆動手段と前記駆動伝達手段とを支持する支持部と、により構成される。
前記磁気センサは、前記支持部の右側面に設けられた磁気センサ保持部により保持される。磁気センサとしては、例えばリードスイッチが用いられる。前記リードスイッチは、接触可能に離間している一対の磁性体リード片を備え、前記一対の磁性体リード片が磁気により磁化されると相互に接触して磁気を感知するように構成される。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術においては、前記磁気センサは、前記支持部の右側面、即ち、前記可変入賞口(始動口)の右側方のみに設けられているため、磁石が前記可変入賞口(始動口)の左側方から近接した場合にあっては、前記磁気センサの感知範囲に入らず、前記磁気センサが前記磁石の磁気を感知しない問題があった。
また、磁石の磁気を感知するために、複数個の磁気センサをパチンコ遊技機に対して用いる技術が、例えば、特許文献2に開示されている。この特許文献2に開示されている技術を、特許文献1に開示されている技術に適用することによって、前記支持部の右側面のみならず、前記支持部の左側面、即ち、前記可変入賞口(始動口)の左側方に前記磁気センサ保持部を設けて前記磁気センサを保持することが可能となる。その結果、磁石が前記可変入賞口(始動口)の左側方から近接した場合であっても、前記磁石の磁気を感知することが可能となり、前記問題を解消することが可能となっている。
特開2008−220875号公報 特開2005−137877号公報
前述のような技術、即ち、前記支持部の左右両側面に前記磁気センサ保持部を設けて、前記磁気センサを保持した可変入賞装置を有するパチンコ遊技機において、始動口が可変入賞口の上方に別途設けられる場合がある。
この場合、前記始動口に入賞した遊技球を裏樋に誘導する誘導樋が、前記支持部の上部に設けられている。この誘導樋は、平面視で略L字状に形成されて、前記始動口から後方へ向けて延出し、その延出端部から左右一側方へ向けて延出するように構成されている。
このような構成は、パチンコ遊技機において(前記支持部の後方を含めた)遊技盤の後面側には、数多くの部材が配置されているため、前記始動口に入賞した遊技球を前記支持部の後方に誘導することができないことから採用されたものである。即ち、前記誘導樋は、前記支持部の左右一側方へ向けて延出されるように配置する必要があり、その結果、当該誘導樋は、前記磁気センサ保持部の上方を通過するように構成されている。
そのため、遊技球が前記始動口から前記裏樋に向かって前記誘導樋を流れるとき、遊技球が前記誘導樋の壁部分に衝突して振動が発生すると、前記支持部及び前記磁気センサ保持部を介して前記磁気センサに、その振動が伝達される。
その結果、前記磁気センサに伝達された振動により前記磁気センサ(リードスイッチ)の前記一対の磁性体リード片が相互に接触して、前記磁気センサが磁気を感知したと誤感知する場合があった。
なお、前記誘導樋は、前述したように平面視で略L字状に形成されているので、当該誘導樋を流れる遊技球は、その流れる方向を平面視で略直角方向に変える必要がある。したがって、遊技球は、その流れる方向を変える際に前記誘導樋の壁部分に衝突することとなり、その衝突によって振動が発生し易い構成となっていた。
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされるものであり、その解決しようとする課題は、磁気センサの誤感知を防止することができるパチンコ遊技機を提供するものである。
即ち、請求項1においては、遊技球が転動することが可能な遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の遊技領域に前後方向へ開口される開口部を前方から被覆するように、当該遊技盤に取り付けられる取付基板と、前記取付基板の前面に支持されて、前記遊技球が入賞可能に開口される上入賞口と、前記上入賞口の下方で前記取付基板の前面に支持されて、左右一対の可動片を左右方向へ回動可能に備えて、前記遊技球が入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに変更可能な可変入賞口と、前記取付基板の後方に配置されて、前記左右一対の可動片を駆動する駆動手段と、前記取付基板の後方であって前記駆動手段の前方に配置されて、前記左右一対の可動片と前記駆動手段とを作動連結して、当該駆動手段の駆動力によって当該左右一対の可動片を相互に回動させる駆動伝達部と、前記取付基板の後方であって前記上入賞口よりも下方に配置されるリードタイプの磁気センサと、前記取付基板の後面に支持されて、前記磁気センサを保持する磁気センサ保持部と、前記駆動手段を支持する駆動手段支持部と、前記駆動伝達部を支持する駆動伝達支持部と、を有する支持部材と、前記支持部材の上部に形成されて、底部及び当該底部の両側壁部を有し、前記磁気センサ保持部の上方を通過して、前記上入賞口に入賞した前記遊技球を前記支持部材の左右一側方へ向けて誘導する誘導樋と、前記遊技盤の後面に取り付けられて、前記遊技球が前記誘導樋から流入する裏樋と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記磁気センサ保持部の上方における前記誘導樋の前記両側壁部は、前記遊技球の誘導方向における下流側へ向かって高さが低くなり、少なくとも当該誘導樋を流れる遊技球の半径高さ位置よりも低い部分を有する切欠部が形成され、前記裏樋及び/又は前記遊技盤に、前記切欠部によって低くなった前記両側壁部の高さを補助する補助壁が設けられるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、遊技球と補助壁とが衝突することによって発生した振動は、補助壁が設けられた裏樋及び/又は遊技盤に伝達される。つまり、その振動は、支持部材及び磁気センサ保持部には伝達され難くなり、ひいては磁気センサにも伝達され難い。したがって、遊技球が両側壁部に衝突した際に発生する振動による磁気センサの誤感知を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の全体的な構成を示した正面図。 同じく、遊技盤の構成を示した正面図。 同じく、可変入賞装置の構成を示した斜視図。 (a)同じく、可変入賞口の閉鎖状態における可変入賞装置の駆動構成を示した斜視図。(b)同じく、可変入賞口の開放状態における可変入賞装置の駆動構成を示した斜視図。 (a)同じく、可変入賞装置の構成を示した平面図。(b)同じく、可変入賞装置の構成を示した側面図。 (a)同じく、可変入賞装置の構成を示した背面図。(b)同じく、図5(b)のA−A矢視断面図。 同じく、可変入賞装置及び裏樋の上入賞樋の配置構成を示した平面図。 同じく、図5(b)のA−A矢視断面図及び裏樋の配置構成を示した正面図。 (a)同じく、通常時の磁気センサの状態を示した図。(b)同じく、磁気感知時の磁気センサの状態を示した図。 同じく、遊技盤及び裏樋の配置構成を示した背面図。 同じく、裏樋の構成を示した正面図。 (a)同じく、誘導樋を流れる遊技球の構成を示した側面図。(b)同じく、図12(a)のB−B矢視端面図。(c)同じく、図12(a)のC−C矢視端面図。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1の全体構成について、図1及び図2を用いて説明する。
なお、以下の説明において、パチンコ遊技機1を遊技中の遊技者から見て、手前側をパチンコ遊技機1の前側とし、奥側をパチンコ遊技機1の後側として、パチンコ遊技機1の前後方向を規定する。また、パチンコ遊技機1を遊技中の遊技者から見て、左手をパチンコ遊技機1の左側とし、右手をパチンコ遊技機1の右側として、パチンコ遊技機1の左右方向を規定する。
パチンコ遊技機1は、外枠2と、中枠3と、窓枠4と、遊技盤20とを備える。
外枠2は、前後面が開口される四角筒状の枠体である。外枠2は、パチンコホール等の遊技場に設けられる台島に設置される。
中枠3は、略四角形状の枠体である。中枠3は、外枠2の前側開口部の縁部に沿って配置される。中枠3は、外枠2の前端面の一側にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持され、外枠2に対して開閉可能とされる。
中枠3の後端面には、遊技領域29を有する遊技盤20が着脱可能に装着される。また、中枠3の前端面下部には、下皿ユニット6が固設される。
下皿ユニット6は、下皿10と、ハンドル台11とを備える。下皿10は、上面が開口するように、下皿ユニット6の略左右中央に配置される。下皿10は、遊技球を貯溜する部材である。ハンドル台11は、下皿10の右側方に配置される。ハンドル台11には、発射ハンドル12が回動可能に装着される。そして、発射ハンドル12は、図示せぬ遊技球発射装置に連結され、当該発射ハンドル12が回動操作されることによって、遊技球を遊技盤20の遊技領域29へ向けて発射可能に構成される。
窓枠4は、長手方向を上下方向とした略矩形板状の部材である。窓枠4は、中枠3の開口部を前方から覆うように配置される。窓枠4は、中枠3の前端面の一側にヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持され、中枠3に対して開閉可能とされる。
窓枠4の略中央には、窓部7としての正面視で略円形状の開口部が前後方向に形成される。窓部7は、ガラス窓8で覆われる。窓部7は、窓枠4が中枠3に対して閉じた状態で、遊技盤20の遊技領域29がガラス窓8を介して前方に臨むように(遊技者が遊技領域29を視認可能となるように)構成される。
窓枠4の前面下部には、上皿13が固設される。上皿13は、遊技球を貯溜する部材である。上皿13から溢れた遊技球は、前記下皿10に流入する。上皿13は、上面が開口するように、窓枠4の略左右中央であって、窓部7の下方に配置される。
窓枠4の前面上部には、スピーカ9が配設される。スピーカ9は、窓枠4の左右両端側であって、窓部7の左上方及び右上方に配置される。
次に、前記遊技盤20の構成について、図2を用いて詳細に説明する。
遊技盤20は、遊技球が転動可能な遊技領域29が形成される部材である。遊技盤20は、中枠3内に収容される。
遊技盤20は、基体21と、ガイドレール22と、図柄表示手段23と、一般入賞口24と、大入賞装置25と、可変入賞装置40と、アウト口26とを備える。
基体21は、遊技盤20の各構成部材を固定するための板状の部材である。基体21には、後述の可変入賞装置40を装着する可変入賞装置取付口28等の種々の開口部が、前後方向に形成される。
ガイドレール22は、外ガイドレール22aと、内ガイドレール22bとを備える。
外ガイドレール22a及び内ガイドレール22bは、金属製の帯状の部材であり、正面視で略円弧状に形成される。外ガイドレール22a及び内ガイドレール22bは、短手方向を前後方向として基体21の前面に、前方へ向けて立ち上がるように取り付けられる。
外ガイドレール22aは、基体21の左側及び上側の外周を周回するように配置される。内ガイドレール22bは、外ガイドレール22aよりも基体21の内側に位置して、基体21の左側及び下側の外周を周回するように配置される。
そして、外ガイドレール22a及び内ガイドレール22bにより基体21の前面に略円形状に区画形成される領域が、遊技領域29と規定される。また、基体21の左側に、外ガイドレール22aと内ガイドレール22bとの間に円弧状の発射通路30が区画形成される。前記遊技球発射装置によって発射された遊技球が、この発射通路30を通過して遊技領域29へ放出される。
図柄表示手段23は、パチンコ遊技機1における遊技の演出上の図柄や数字を変動表示する液晶画面を備える装置である。図柄表示手段23は、前記液晶画面を前方へ向けて、基体21に取り付けられる。前記液晶画面は、平面視で略矩形に形成されて、前後方向へ向けて開口される図柄表示開口部31を介して前方に臨むように(遊技者が前記液晶画面を視認可能となるように)、基体21の略中央に配置される。
一般入賞口24は、遊技球が入賞すると、図示せぬ賞球払出装置によって所定数の賞球を払い出させる部材である。一般入賞口24は、上面が開口するポケット状に形成されて、基体21の遊技領域29の下部に複数個(本実施形態においては3個)配置される。一般入賞口24の後端部は、基体21を前後方向へ開口して形成される図示せぬ入賞口樋の前端側と接続される。前記入賞口樋の後端側は、遊技盤20の後面に取り付けられた裏樋80と接続される。これによって、一般入賞口24は、裏樋80と前記入賞口樋を介して連通される。
大入賞装置25は、大当たり抽選により大当たりが選択されると大入賞口34を開放して、遊技球を入賞可能とし、遊技球が入賞すると、前記賞球払出装置によって所定数の賞球を払い出させる装置である。大入賞装置25は、大入賞口34や、図示せぬ駆動手段及び駆動伝達部等を備える。大入賞装置25は、基体21の遊技領域29の中央下部に配置されて、大入賞口34が開閉可能となるように構成される。
アウト口26は、発射通路30を通過して遊技領域29内へ放出された遊技球が、一般入賞口24や大入賞口34等の各入賞口に入賞しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口26は、基体21の遊技領域29の最下端に前後方向へ開口される。アウト口26に流入した遊技球は、パチンコホール等の遊技場側に回収される。
次に、可変入賞装置40の構成について、図2から図9を用いて詳細に説明する。
可変入賞装置40は、取付基板41と、上入賞口44と、可変入賞口45と、駆動手段50と、駆動伝達部54と、磁気センサ64と、支持部材68と、誘導樋90とを備える装置である。
取付基板41は、図2に示すように、正面視で左右方向に長い略菱形板状の部材である。取付基板41は、その前方及び後方に、可変入賞装置40を構成する各部材を取り付ける。取付基板41は、正面視で当該取付基板41と略同一形状であって若干小さく開口された遊技盤20の可変入賞装置取付口28を前方から被覆するように、当該遊技盤20の前面に取り付けられる。
取付基板41は、図3に示すように、上入賞切欠部42と可変入賞切欠部43とを備える。上入賞切欠部42は、取付基板41の上端部を上方向へ開放するように正面視で略U字状に切り欠くことにより形成される。上入賞切欠部42には、上入賞口44が取り付けられる。可変入賞切欠部43は、取付基板41の略中央に正面視で略矩形状に形成され、前後方向へ開口される。可変入賞切欠部43には、可変入賞口45が取り付けられる。
なお、本実施形態において、取付基板41は、アクリル板等の光を透過させることができる透光性部材により形成される。そして、取付基板41は、遮光性塗料及び透光性塗料の2種類の塗料により塗装される。具体的には、例えば、花柄が透光性塗料により塗装され、その他の部分(背景部分)が遮光性塗料により塗装される。この場合、取付基板41が後方から投光されると、前方から見ると花柄のみが光ることとなる。
上入賞口44は、遊技球が入賞すると、前記賞球払出装置によって所定数の賞球を払い出させるとともに、始動口として図示せぬ抽選装置によって大当たり抽選を開始させる部材である。上入賞口44は、上面が開口するポケット状に形成されて、取付基板41の前面に支持される。上入賞口44の後端部は、背面視で上方向へ開放する略U字状に形成されて、取付基板41の上入賞切欠部42の周縁部に一体的に固着される。
可変入賞口45は、左右一対の可動片46を有し、予め設定された作動条件を満たすと、当該左右一対の可動片46の動作に応じて、遊技球が入賞可能な開放状態又は入賞不能な閉鎖状態に変わり(作動し)、当該可変入賞口45に遊技球が入賞すると、前記賞球払出装置によって所定数の賞球を払い出させるとともに、始動口として図示せぬ抽選装置によって大当たり抽選を開始させる部材である。
左右一対の可動片46は、図3に示すように、可変入賞切欠部43を挟んでその左右両側に互いに対向して配置され、所謂チューリップ状に構成される。左右一対の可動片46は、当該左右一対の可動片46の後面下部からそれぞれ後方へ向けて突設される図示せぬ軸支ピンによって、取付基板41に左右方向へ回動可能に軸支される。
また、図4(b)に示すように、左右一対の可動片46の後面下部であって前記軸支ピンの内側には、係合ピン49が後方へ向けて突設される。係合ピン49の後端部は、可変入賞切欠部43を介して取付基板41の後方まで突出されている。
左右一対の可動片46の下方には、可変入賞口45の底部となる床板47が設けられる。床板47は、板状の部材が板面を上下方向へ向けた状態で、取付基板41の前面から前方へ向けて突出され、可変入賞切欠部43の下側辺縁部に一体的に固着される。床板47の前端面には、可変入賞口45の前側面となる前飾り48が固着される。
このような構成において、左右一対の可動片46は、係合ピン49を上下方向へ移動させることによって、前記軸支ピンを中心として左右方向へ回動する。
図4(a)に示すように、左右一対の可動片46(即ち、可変入賞口45)が閉鎖状態(左右一対の可動片46がそれぞれの内側面を略平行に対向させた状態)である場合、左右一対の可動片46のそれぞれの上端部と、上入賞口44の下端部との間隙の幅は、遊技球の直径よりも小さく設定される。この場合、遊技球は左右一対の可動片46及び上入賞口44と干渉するため、可変入賞口45に入賞することができない。
他方、図4(b)に示すように、左右一対の可動片46(即ち、可変入賞口45)が開放状態(左右一対の可動片がそれぞれの内側面を略扇状に広げた状態)である場合、左右一対の可動片46のそれぞれの上端部と、上入賞口44の下端部との間隙の幅は、遊技球の直径よりも大きく設定される。この場合、遊技球は左右一対の可動片46及び上入賞口44と干渉せず、可変入賞口45に入賞することができる。
駆動手段50は、左右一対の可動片46を駆動させるものである。駆動手段50は、前後方向へ往復動可能に設けられるプランジャ51と、プランジャ51を前方へ向けて付勢するスプリング52と、プランジャ51を後方へ向けて吸引可能なソレノイド53とを備える。駆動手段50は、取付基板41の後方に配置され、後述の支持部材68(さらに詳しくは、駆動手段支持部71)によって取付基板41に支持される。
駆動手段50は、ソレノイド53が非通電時には、プランジャ51がスプリング52の付勢力によって前方へ向けて移動し、ソレノイド53が通電時には、ソレノイド53の吸引力によりプランジャ51がスプリング52の付勢力に抗して後方へ向けて移動するように構成される。
駆動伝達部54は、図4に示すように、左右一対の可動片46と駆動手段50とを作動連結して、駆動手段50の駆動力を可変入賞口45の左右一対の可動片46に伝達するものである。駆動伝達部54は、取付基板41の後方に配置され、後述の支持部材68(さらに詳しくは、駆動伝達支持部72)によって、取付基板41に支持される。駆動伝達部54は、スライド部材55と、角変位部材56とを備える。
スライド部材55は、平面視で略U字状に形成されて、開口する側を前方へ向けて配置される。スライド部材55は、支持部材68の内部に、前後方向に往復動可能に設けられる。スライド部材55の後端部には、被係合部58が設けられる。被係合部58には、駆動手段50のプランジャ51の前端部が係合される。スライド部材55の前端部には、左右一対のスライド開口部57が、上下方向へ開口される。
角変位部材56は、左右一対の係合軸支部59と、左右一対のアーム部60とを備える。左右一対の係合軸支部59は、それぞれ上下方向に長い略直方体形状に形成される。左右一対の係合軸支部59の上端部には、突起部61が形成される。突起部61は、スライド部材55の左右一対のスライド開口部57と係合される。左右一対の係合軸支部59には、それぞれ外側方へ向けて変位軸62が突設される。左右一対の係合軸支部59は、支持部材68の内部で変位軸62を介して、前後方向へ回動可能に軸支される。
左右一対の係合軸支部59の前端部からは、アーム状に形成される左右一対のアーム部60が前下方へ向けて延設される。左右一対のアーム部60の前端部には、側面視で略C字状に形成される鉤部63が、開口する側を前方へ向けて設けられる。鉤部63には、左右一対の可動片46の係合ピン49が係合される。
このような構成の駆動伝達部54においては、図4(b)に示すように、駆動手段50が駆動してプランジャ51が吸引されて後方へ向けて移動すると、その移動に応じてスライド部材55が後方へ向けて移動する。そして、スライド部材55のスライド開口部57に係合された突起部61を介して、角変位部材56が左右一対のアーム部60とともに後方へ回動する。その結果、左右一対のアーム部60の鉤部63に係合された左右一対の可動片46の係合ピン49が上方へ向けて移動し、左右一対の可動片46が前記軸支ピンを中心として開放状態となるように相互に回動する。
他方、図4(a)に示すように、プランジャ51がスプリング52の付勢力によって前方へ向けて移動すると、その移動に応じてスライド部材55が前方へ向けて移動する。そして、スライド部材55のスライド開口部57に係合された突起部61を介して、角変位部材56が左右一対のアーム部60とともに前方へ回動する。その結果、左右一対のアーム部60が、鉤部63に係合された係合ピン49を下方へ向けて移動させ、左右一対の可動片46が前記軸支ピンを中心として閉鎖状態となるように相互に回動する。
磁気センサ64は、磁石を用いた不正行為が行われた場合に、磁石の磁気を感知する部材である。磁気センサ64は、取付基板41の後方に配置され、後述の支持部材68(さらに詳しくは、磁気センサ保持部73)によって保持される。磁気センサ64としては、リードスイッチが用いられる。リードスイッチは、図9に示すように、一対の磁性体リード片65と、その一対の磁性体リード片65を収納する磁気センサ筐体66とを備える。
このような構成の磁気センサ64において、磁石が磁気センサ64の感知範囲に入っていないとき(通常時)には、図9(a)に示すように、一対の磁性体リード片65が離間し、磁気センサ64はオフ状態となって、磁気を感知しない。また、磁石が磁気センサ64の感知範囲に入ったとき(磁気感知時)には、図9(b)に示すように、一対の磁性体リード片65が磁化されて相互に接触し、磁気センサ64はオン状態となって、磁気を感知する。
なお、磁気センサ64の数は、本実施形態においては2個であるが、これに限定されるものではなく、例えば、1個でも4個であってもよい。
支持部材68は、取付基板41の後方に配置され、駆動手段50や駆動伝達部54を支持するとともに、磁気センサ64を保持する部材である。支持部材68は、支持筐体69と、駆動手段支持部71と、駆動伝達支持部72と、磁気センサ保持部73と、電飾基板78とを備える。
支持筐体69は、支持部材68の主たる構造体となる部材である。支持筐体69は、前後面が開口される略四角筒状に形成される。図5(b)に示すように、支持筐体69の前端面には、開口された周縁部に沿って、環状のリブ70が前方へ向けて突設される。支持筐体69は、リブ70の前端部を取付基板41の後面に当接させて固定し、当該取付基板41の後面に支持される。
駆動手段支持部71は、駆動手段50を支持する部材である。駆動手段支持部71は、上面が開口された略箱状に形成される。駆動手段支持部71は、支持筐体69の後端面にネジ等の締結部材により締結固定されることによって、支持筐体69(即ち、支持部材68)の後端面に支持される。駆動手段支持部71の内部には、ソレノイド53が収納される。駆動手段支持部71の前面は前後方向へ開口されて、プランジャ51がソレノイド53から前方へ向けてその開口部を介して突出される。プランジャ51は、支持筐体69の内部へ挿入され、スプリング52に嵌挿される。
駆動伝達支持部72は、駆動伝達部54を支持する部材である。図6(b)に示すように、駆動伝達支持部72は、略四角筒状に形成される支持筐体69の内部により構成される。駆動伝達支持部72には、駆動伝達部54のスライド部材55が、前後方向へ往復動可能に支持される。また、駆動伝達支持部72には、角変位部材56が前後方向に回動可能に軸支される。
磁気センサ保持部73は、支持筐体69の外側方で着脱可能に磁気センサ64を保持する部材である。
なお、本実施形態において磁気センサ64は2個設けられ、磁気センサ保持部73は支持筐体69の左右両側方にそれぞれ設けられる。左右の磁気センサ保持部73は、略同一の構成であるので、以下においては、右側の磁気センサ保持部73のみについて説明する。左側の磁気センサ保持部73については、右側の磁気センサ保持部73と同一構成の部材に関して、同一の符号を付すことでその説明を省略する。
磁気センサ保持部73は、支持台74と、後方係止片75と、上方係止片76と、側方係止片77とを備える。
支持台74は、支持筐体69の右側面に連設されて、背面視で略L字状に形成される。具体的には、支持台74は、二つの略長板状の部材をそれぞれの長手方向を前後方向として配置したうえで、一方の略長板状の部材を支持筐体69の右側面から右側方へ向けて延出し、他方の略長板状の部材を一方の略長板状の部材の延出端部から上方へ向けて延出して形成される。支持台74の前端面は、支持筐体69の前端面と左右方向に連設され、後述の電飾基板78の後面と当接される。
後方係止片75は、支持台74の後端部に内側(左側方)へ向かって突出するように設けられる。後方係止片75は、磁気センサ64の後端部に着脱可能に係止される。
上方係止片76は、支持筐体69の上部から右側方へ向けて突設されている誘導樋90の下面に下方へ向けて突出するように設けられる。上方係止片76は、磁気センサ64の上面を下方へ向けて押圧することで、当該磁気センサ64を係止する。
側方係止片77は、前記誘導樋90の先端部(右端部)の下面に下方へ向かって突出するように設けられる。側方係止片77は、背面視で略L字状に形成される支持台74の開口側から磁気センサ64が脱落するのを防止するために、磁気センサ64を右側方から係止する。
このような構成により、磁気センサ保持部73は、磁気センサ64を、支持台74の上に長手方向を前後方向として載置して、後方係止片75と、上方係止片76と、側方係止片77とにより係止して、当該磁気センサ64を保持することができる。
また、磁気センサ保持部73は、支持台74、後方係止片75、上方係止片76及び側方係止片77のいずれか一つ又は全部と、磁気センサ64との間に、磁気センサ保持部73が磁気センサ64を保持するためには必要がない余分な間隙(即ち、その隙間がない状態であっても、磁気センサ保持部73は、磁気センサ64を保持することが可能である。)を設ける構成とすることができる。前記間隙は、磁気センサ保持部73から磁気センサ64が脱落しない範囲内で設けられる。
このような構成により、例えば、遊技球が上入賞口44から後述する裏樋80に向けて誘導樋90を流れるとき、遊技球が誘導樋90の壁部分(両側壁部94)に衝突して振動が発生し、支持部材68及び磁気センサ保持部73にその振動が伝達されたとしても、前記間隙によって、当該支持部材68及び当該磁気センサ保持部73の振動が磁気センサ64に直接伝達されない。換言すれば、前記間隙は、支持部材68及び磁気センサ保持部73の振動を吸収することができる。したがって、磁気センサ64が振動することを抑制して、磁気センサ64の前記一対の磁性体リード片65が相互に接触することを防止する。その結果、磁気センサ64の誤感知を防止することができる。
さらに、磁気センサ保持部73は、前記隙間に防振部材を設ける構成とすることができる。具体的には、磁気センサ保持部73に、支持台74、後方係止片75、上方係止片76及び側方係止片77のいずれか一つ又は全部と、磁気センサ64との間に防振部材、例えばゴム等の弾性部材により形成された防振シートが介装される。
このような構成により、支持部材68及び磁気センサ保持部73が振動したとしても、前記防振部材により、その振動を吸収することができる。したがって、磁気センサ64が振動することを抑制して、磁気センサ64の前記一対の磁性体リード片65が相互に接触することを防止する。その結果、磁気センサ64の誤感知を防止することができる。
電飾基板78は、取付基板41を後方から投光するための基板である。電飾基板78は、支持筐体69の前端面に当該電飾基板78の後面を当接させた状態で固定される。前述したように、取付基板41は、支持筐体69の前端面に、リブ70を介して配置される。即ち、電飾基板78は、取付基板41の後方に、リブ70の前後方向の長さを隔てて、当該取付基板41と略平行となるように並設される。電飾基板78の前面には、複数のLED等の光源67が前方へ向けて投光するように配設される。これによって、取付基板41が後方から投光される。
また、電飾基板78において、磁気センサ保持部73の前方に当たる部分には、電飾基板開口部79が前後方向へ開口される。磁気センサ64は、電飾基板開口部79に貫装された状態で、磁気センサ保持部73に保持される。磁気センサ64の前端部は、取付基板41の後面に略接するように構成される。
このような構成により、磁気センサ64の配置場所は、電飾基板78に電飾基板開口部79が設けられない場合と比べて前方に(ガラス窓8との距離を近くに)配置することが可能となる。したがって、不正行為が行われる場合、ガラス窓8の前方で使用される磁石と磁気センサ64との距離を短くすることができるので、磁気センサ64による磁石の磁気の感知をより確実とすることができる。その結果、磁石を用いた不正行為の防止を図ることができる。
誘導樋90は、支持筐体69の上部に配設される。誘導樋90は、上入賞口44に入賞した遊技球を裏樋へ向けて誘導する部材である。誘導樋90は、平面視で略L字状に形成される。即ち、誘導樋90は、上入賞口44に入賞した遊技球が、まず後方へ向けて流れ、その後、右側方へ向けて流れるように構成される。なお、誘導樋90についての詳細な説明は後述する。
次に、裏樋80の構成について、図10及び図11を用いて詳細に説明する。
裏樋80は、一般入賞口24や上入賞口44等の各入賞口に入賞した遊技球を遊技盤20の後側で、回収領域へ向けて案内する部材である。図10に示すように、裏樋80は、左右方向に長いケース状に形成されて、遊技盤20の後面下部に取り付けられる。裏樋80には、可変入賞装置40を挿入するために開口された可変入賞開口部84等の種々の開口部が、前後方向へ開口される。
図11に示すように、裏樋80には、一般入賞口24や上入賞口44等の各入賞口に入賞した遊技球を、回収領域へ向けて案内するための通路となる複数の樋部が設けられる。各樋部は、裏樋80の内部で、当該裏樋80の上部から下方へ向けて曲折しながら延設されて、当該樋部に流入した遊技球が自重によって下方へ向けて落下するよう構成される。
例えば、各樋部のうち、一般入賞口24に入賞した遊技球を回収領域へ向けて誘導する複数の樋部81の上端部は、裏樋80の前側面で前方へ向けて開口される。各樋部81の下端部は、裏樋80の下側面で下方(即ち、回収領域)へ向けて開口される。
このような構成において、各入賞口に入賞した遊技球は、対応する各樋部にその上端部から流入して下方へ向けて落下した後、下端部から回収領域へ向けて排出される。
次に、各樋部のうち、上入賞口44に入賞した遊技球を回収領域へ向けて案内するための樋部である、上入賞樋部82の構成について、さらに詳細に説明する。
上入賞樋部82は、上入賞口44に入賞した遊技球が流入可能に構成される。
上入賞口44は、前述したように可変入賞装置40に設けられている。図11に示すように、可変入賞装置40は、裏樋80の前側面に開口された可変入賞開口部84を介して、当該可変入賞装置40の後部、即ち、取付基板41の後方に支持される各部材を、裏樋80の内部に挿入する。上入賞口44に入賞した遊技球は、支持部材68の上部に配設された誘導樋90を流れて、裏樋80(さらに詳しくは、上入賞樋部82)へ向けて誘導される。
図5(a)に示すように、誘導樋90は、平面視で略L字状に、即ち、まず後方へ向けて延出し、その延出端部から右側方へ向けて延出するように形成される。誘導樋90は、先端部を右側方へ向けて配置される。したがって、図7及び図8に示すように、誘導樋90から遊技球が受け渡される上入賞樋部82は、先端部(遊技球が流入される側)を左側方へ向けて配置して、誘導樋90の先端部と上入賞樋部82の先端部とが互いに対向して近接するように構成される。
このような構成において、上入賞口44に入賞した遊技球は、誘導樋90を介して右側方へ向けて流れ、上入賞樋部82に流入する。上入賞樋部82に流入した遊技球は、この上入賞樋部82に案内されながら下方へ向けて落下した後、裏樋80の下側面側から回収領域へ向けて排出される。
また、上入賞樋部82には、補助壁100が設けられる。補助壁100は、上入賞樋部82の先端部から、後述する誘導樋90の後側壁部94bの上方へと延出される。なお、補助壁100についての詳細な説明は後述する。
次に、誘導樋90から上入賞樋部82への構成について、図3から図8、及び図12を用いて、さらに詳細に説明する。
まず、誘導樋90の構成について、さらに詳細に説明する。
誘導樋90は、第一誘導樋91と、第二誘導樋92とを備える。
第一誘導樋91は、上入賞口44に入賞した遊技球を後方へ向けて案内して第二誘導樋92に誘導する部材である(以下の説明において、誘導樋90によって裏樋80へ向けて誘導される遊技球を「遊技球α」と称する(図12参照)。)。図3に示すように、第一誘導樋91は、支持筐体69の前上部に設けられる。第一誘導樋91は、底部と、左右の両側壁部とを有し、前後方向に開口する略円筒状部材を上方向に開放して形成される。つまり、正面断面視では、第一誘導樋91は上方向に開放する略U字状に形成される。第一誘導樋91は、その前端部で上入賞口44の上入賞切欠部42の後端部と連結され、その連結部から後方へ向けて一直線状に延出されて、その後端部で第二誘導樋92と連結される。そして、第一誘導樋91の前端部が上入賞切欠部42と連通され、第一誘導樋91の後端部が第二誘導樋92と連通される。
第一誘導樋91において、前記底部は、その上面、即ち、遊技球αが流れる床面が正面視で下方向に凸状に湾曲する湾曲面となり、その後側の最下位置の高さがその前側の最下位置の高さよりも低くなるように形成される。こうして、第一誘導樋91は、上入賞口44の上入賞切欠部42からの遊技球αが、両側壁部で案内されながら、底部上を後方へ向けて流れ落ちるように構成される。
なお、図7に示すように、第一誘導樋91は、可変入賞装置40が遊技盤20に取り付けられた状態で、遊技盤20の基体21の内部に配置される。即ち、第一誘導樋91は、遊技盤20の前面(上入賞口44)に入賞した遊技球αを、遊技盤20の後面に誘導する部材となっている。
第二誘導樋92は、第一誘導樋91からの遊技球αを右方へ向けて案内して裏樋80に誘導する部材である。第二誘導樋92は、支持筐体69の右上部に設けられて、磁気センサ保持部73の上方を通過するように配置される。第二誘導樋92は、底部93と、前後の両側壁部94とを有し、右方向に開口する有底の略四角筒状部材を上方向に開放するとともに、左端部前側で前方向に開口して形成される。つまり、側面断面視では、第二誘導樋92は上方向に開放する略凹状に形成される。第二誘導樋92は、その左端部で第一誘導樋91の後端部と連結され、その連結部から右方へ向けて一直線状に延出されて、その右端部で右側方へ向けて開放される。そして、第二誘導樋92の左端部が第一誘導樋91と連通され、第二誘導樋92の右端部が上入賞樋部82と連通される。
第二誘導樋92において、底部93は、長手方向を左右方向とする平面視で略矩形板状の部分であり、その上面、即ち、遊技球αが流れる床面が平面となるように形成される。この底部93の床面においては、その右側の最下位置の高さがその左側の最下位置の高さよりも低く設定される。底部93は、支持筐体69の右側部に設けられる磁気センサ保持部73の上方を横断して通過するように配置され、支持筐体69の上側面に設けられる。
前後の両側壁部94(以下の説明においては、前側の両側壁部94を「前側壁部94a」、後側の両側壁部94を「後側壁部94b」と称する。)は、長手方向を左右方向として底部93と同一の左右幅を有する略矩板状の部分であり、第一誘導樋91の左右の両側壁部と連結する部分を除いて、互いに同一形状に形成される。両側壁部94のうち、一方の前側壁部94aが底部93の前縁部から上方へ向かって垂設され、他方の後側壁部94bが底部93の後縁部から上方へ向かって垂設されて、所定の前後幅を隔てて前後に対向して配置される。
ここで、前側壁部94aと後側壁部94bとの内周面間の前後幅は、遊技球αが第二誘導樋92内を流れるように、遊技球αの直径D1よりも若干長く設定される。また、前後の各側壁部94a・94bの高さ、即ち、底部93の床面からの高さは、第二誘導樋92を流れる遊技球αが両側壁部94を乗り越えて脱落しないように、遊技球αの半径よりも高くなるように設定される。ただし、後述の切欠部95の少なくとも一部の高さは、遊技球αの半径よりも低くなるように設定される。
そして、前側壁部94aの左側に、上方向に開放する切欠部96が第一誘導樋91の内周面の略U字形状に沿って形成される。この切欠部96が第一誘導樋91の後端部と連結されて、第二誘導樋92内が第一誘導樋91内と連通される。
また、前後の各側壁部94a・94bの右上の角部が切り欠かれて、前後の各側壁部94a・94bの右側に切欠部95が形成される。各側壁部94a・94bにおいて、切欠部95は、その高さ(上縁の高さ位置)が左側から右側に向かうに従って、即ち、第二誘導樋92における遊技球αが流れる方向へ向かって徐々に低くなるように、言い換えれば、その上縁が左側から右側に向かうに従って徐々に底部93の床面に近づくように形成される。本実施形態においては、図6(b)に示すように、切欠部95の上縁は、正面視で右上方向に凸状に緩やかに湾曲する形状となっている。この切欠部95は、磁気センサ保持部73の真上に配置される。
ここで、前後の各側壁部94a・94bにおける切欠部95の高さ、即ち、底部93の床面からの高さは、図12に示すように、切欠部95の左右中途部に設定された位置P1を境にしてその左側では、第二誘導樋92を流れる遊技球αが両側壁部94を乗り越えて脱落しないように、遊技球αの半径よりも高くなるように設定される(図12(b)参照)。一方、この高さは、位置P1の右側では、第二誘導樋92を流れる遊技球αが最大直径部分で両側壁部94に衝突しないように、遊技球αの半径よりも低くなるように設定される(図12(c)参照)。これにより、切欠部95の右側では、第二誘導樋92の両側壁部94の上縁が誘導樋90を流れる遊技球αの半径高さ位置よりも低いところに位置することとなる。
なお、パチンコ遊技機1においては、前述したように、支持部材68の後方に駆動手段50が配置されている。そのため、支持部材68の支持筐体69の上部に設けられる第二誘導樋92が、遊技球を遊技盤20の後面に取り付けられた裏樋80へ誘導するためには、第二誘導樋92によって、左右一側へ遊技球αを誘導する必要がある。また、磁気センサ保持部73は、支持部材68の支持筐体69の左右両側面に長手方向を前後方向として連設されている。磁気センサ保持部73の前端面は、支持筐体69の前端面と左右方向に連設され、後端面は支持筐体69の後端面の略左右方向に配置されている。その結果、第二誘導樋92は、磁気センサ保持部73の上方を横断して通過するように配置されることとなる。
次に、補助壁100の構成について、図8及び図12を用いて詳細に説明する。
補助壁100は、前後の各側壁部94a・94bのそれぞれ切欠部95がある右側の高さを所定の高さに補助する部材である。ここで、前記「所定の高さ」とは、第二誘導樋92を流れる遊技球が、当該第二誘導樋92を乗り越えて脱落しない程度の高さのことを指すものである。即ち、補助壁100は、切欠部95の真上に配置された状態で、切欠部95と当該補助壁100とを合わせた高さが、第二誘導樋92を流れる遊技球αが当該第二誘導樋92から脱落することを防止可能な高さとなるように設けられる。
なお、本実施形態においては、切欠部95と補助壁100とを合わせた高さが、第二誘導樋92を流れる遊技球αの半径の高さよりも高くなるように構成されているが、これに限定されるものではない。即ち、切欠部95と補助壁100とを合わせた高さが第二誘導樋92を流れる遊技球αの半径の高さより低くても、前述したように第二誘導樋92を流れる遊技球αが当該第二誘導樋92を乗り越えて脱落しない程度の高さであればよい。
また、本実施形態においては、補助壁100は、切欠部95の真上に配置されるように構成されているが、これに限定されるものではない。即ち、補助壁100は、切欠部95の真上から前後方向にずれて配置されていても、切欠部95と当該補助壁100とを合わせた高さが、第二誘導樋92を流れる遊技球αが当該第二誘導樋92から脱落することを防止可能な高さであって、且つ補助壁100は、切欠部95の真上から前後方向にずれて配置されていても、磁気センサ保持部73の真上で両側壁部94ではなく、補助壁100と衝突するような位置であればよい。
まず、前後の各側壁部94a・94bのうち、後側壁部94bの切欠部95の高さを補助する後側補助壁100bについて説明する。
後側補助壁100bは、長手方向を左右方向とした板状の部材である。後側補助壁100bは、裏樋80に設けられて、裏樋80における上入賞樋部82の後部の左側端部から左側方へ向けて延出される。後側補助壁100bは、第二誘導樋92の後側壁部94bの直上方で、当該後側壁部94bと、特にその切欠部95と対向して配置される。
後側補助壁100bの下縁のうち、切欠部95と対向する部分は切欠部95の上縁に沿った形状に形成される。後側補助壁100bは、その下縁が左側から右側に向かうに従って徐々に下方に向かうように形成される。本実施形態においては、図8に示すように、後側補助壁100bの下縁は、正面視で右下がりの略一直線状に傾斜する形状となっている。こうして、この対向部分においては、後側補助壁100bの下縁と切欠部95の上縁との間に、所定幅を有する間隙が設けられる。この所定の間隙は、後側補助壁100bの下縁と切欠部95の上縁とが接触しない範囲で、極力短く設定するのが好ましい。
次に、前後の各側壁部94a・94bのうち、前側壁部94aの切欠部95の高さを補助する前側補助壁100aについて説明する。
本実施形態においては、前側補助壁100aとして、遊技盤20の基体21の一部が用いられている。即ち、基体21の可変入賞装置取付口28に可変入賞装置40が取り付けられると、前述したように、誘導樋90のうち、第一誘導樋91が、当該基体21の内部に配置される。そして、第一誘導樋91の後端部に連結されて右側方へ延出される第二誘導樋92は、基体21の後方に、当該基体21の後面と略接するように平行に並設される。また、基体21の可変入賞装置取付口28は、正面視で取付基板41と略同一形状の左右方向に長い略菱形に開口される。その開口縁の右上側は、正面視で左側から右側に向かうに従って徐々に下方へ向かうように形成され、言い換えれば、第二誘導樋92の前側壁部94aの直上方で、当該前側壁部94aと、特にその切欠部95と対向して配置される。こうして、この対向部分においては、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、切欠部95の上縁との間に、所定幅を有する間隙が設けられる。この所定の間隙は、可変入賞装置取付口28と切欠部95の上縁とが接触しない範囲で、極力短く設定するのが好ましい。
つまり、本実施形態においては、後側補助壁100bが第二誘導樋92の後側壁部94bの高さ(特に、切欠部95の高さ)を所定の高さに補助するようになっている。また、遊技盤20の基体21の一部が前側補助壁100aとして第二誘導樋92の前側壁部94aの高さ(特に、切欠部95の高さ)を所定の高さに補助するようになっている。
なお、この構成は限定するものではなく、例えば、前側補助壁100a、即ち、遊技盤20の基体21の一部の代わりに、裏樋80に別途設けた補助壁を用いて、第二誘導樋92の前側壁部94aの高さを所定の高さに補助するようにしてもよい。
このような構成により、図12(a)及び(b)に示すように、遊技球αが誘導樋90を下流側に向かって流れる場合に、第一誘導樋91から流れ出て第二誘導樋92の切欠部95の左右中途部にある位置P1に達するまでは、第二誘導樋92の両側壁部94の高さH1が遊技球αの半径の高さR1よりも高く設定されていることから、この遊技球αはその最大直径部分を両側壁部94(切欠部95)に衝突させながら床面上を流れることとなる。
一方、遊技球αが位置P1を越えたときには、第二誘導樋92の両側壁部94の高さH2は、遊技球αの半径の高さR1よりも低くなるように設定されていることから、この遊技球αはその最大直径部分を補助壁100(後側補助壁100b及び前側補助壁100a(遊技盤20の基体21))に衝突させながら床面上を流れることとなる。
なお、切欠部95と補助壁100とを合わせた高さが第二誘導樋92を流れる遊技球αの半径の高さより低い場合には、遊技球αは、その最大直径部分より下側で、補助壁100である後側補助壁100b及び前側補助壁100aの上端部に衝突されながら床面上を流れることとなる。
以上のように、本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機1においては、第二誘導樋92を流れる遊技球αが、磁気センサ保持部73の真上で、両側壁部94(切欠部95)ではなく、補助壁100(若しくは、遊技盤20の基体21)と衝突するため、遊技球αと補助壁100とが衝突することによって発生した振動は、裏樋80に伝達されることとなる。つまり、この振動は、支持部材68及び磁気センサ保持部73には伝達され難くなり、ひいては磁気センサ保持部73に保持された磁気センサ64にも伝達され難くなる。したがって、遊技球αが両側壁部に衝突した際に発生する振動による磁気センサの誤感知を防止することができる。
つまり、次のような問題を解消することができる。仮に、前述のような構成において、第二誘導樋92の両側壁部94に切欠部95がない場合、即ち、前後の各側壁部94a・94bの右上の角部が切り欠かれていない場合、第二誘導樋92を流れる遊技球αは、磁気センサ保持部73の真上で、両側壁部94と衝突しながら裏樋80(さらに詳しくは、上入賞樋部82)へ向けて底部93の床面上を流れることとなる。そのため、遊技球αが両側壁部94に衝突して発生した振動が、支持筐体69(支持部材68)及び磁気センサ保持部73に伝達され、ひいては磁気センサ64に伝達されることとなる。これにより、磁気を感知していない場合でも、磁気センサ64が振動する。その結果、図7(b)に示すように、一対の磁性体リード片65が振動して互いに接触し、磁気センサ64がオン状態となって、磁気を感知したと誤感知する問題があった。
次に、両側壁部94と補助壁100との間に設けられた間隙について、さらに詳細に説明する。
以下においては、(基体21の)可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に設けられた間隙について説明する。
なお、後側補助壁100bの下縁と、後側壁部94bの切欠部95の上縁との間に所定幅を有して設けられた間隙の構成については、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に設けられた間隙の構成と略同一であるので、その説明を省略する。
本実施形態において、(基体21の)可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に所定幅を有して設けられた間隙は、図12(a)に示すように、当該前側壁部94aの上側における幅Xよりも、下側における幅Yの方が広くなるように形成される。言い換えれば、前側壁部94aの左側から右側へ向かうに従って、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、当該前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に設けられた間隙の幅が広くなるように形成される。
このような構成により、前側壁部94aの右側においては、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、当該前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に設けられた間隙の幅が広くなっているので、例えば、遊技盤20に取り付けられた可変入賞装置40が、長期間の使用により当該遊技盤20(又は裏樋80)に対して歪みが生じた場合であっても、特に磁気センサ保持部73の上方に配置される部分については、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、前側壁部94aの切欠部95の上縁とが接触し難くすることができる。したがって、その接触によって振動が支持部材68及び磁気センサ保持部73に伝達されることを防止することができる。
他方、前側壁部94aの(切欠部95の)左側(即ち、磁気センサ保持部73から離間した場所)においては、可変入賞装置取付口28の開口縁の右上側と、当該前側壁部94aの切欠部95の上縁との間に設けられた間隙の幅が狭くなっているので、前側壁部94aから前側補助壁100a、即ち、第二誘導樋92から上入賞樋部82への遊技球αの誘導を円滑に(上入賞樋部82へ流入する際の振動を小さく)行うことができる。
また、本実施形態において、図12(a)に示すように、前側壁部94aの切欠部95は、左側から右側へ向かうに従って徐々に下方へ向かうように(傾斜されて)形成される。また、前側補助壁100aは、左側から右側に向かうに従って徐々に下方へ向かうように(傾斜されて)形成される。
このような構成により、遊技球αが、前側壁部94aと前側補助壁100aとの間に設けられた間隙を通過する際に、前記傾斜に沿って流れることができる。したがって、例えば、遊技球αが流入する側である前側補助壁100aの左側端部が上下方向に(即ち、傾斜されずに)形成されている場合よりも、前側壁部94aから前側補助壁100a、即ち、第二誘導樋92から上入賞樋部82への遊技球αの誘導を円滑に(上入賞樋部82へ流入する際の振動を小さく)行うことができる。
1:パチンコ遊技機,20:遊技盤,28:可変入賞装置取付口,29:遊技領域,44:上入賞口,45:可変入賞口,46:左右一対の可動片,50:駆動手段,54:駆動伝達部,64:磁気センサ,68:支持部材,71:駆動手段支持部,72:駆動伝達支持部,73:磁気センサ保持部,80:裏樋,82:上入賞樋部,90:誘導樋,91:第一誘導樋,92:第二誘導樋,93:底部,94:両側壁部,94a:前側壁部,94b:後側壁部,95:切欠部,100:補助壁,100a:前側補助壁,100b:後側補助壁,α:遊技球

Claims (1)

  1. 遊技球が転動することが可能な遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技盤の遊技領域に前後方向へ開口される開口部を前方から被覆するように、当該遊技盤に取り付けられる取付基板と、
    前記取付基板の前面に支持されて、前記遊技球が入賞可能に開口される上入賞口と、
    前記上入賞口の下方で前記取付基板の前面に支持されて、左右一対の可動片を左右方向へ回動可能に備えて、前記遊技球が入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに変更可能な可変入賞口と、
    前記取付基板の後方に配置されて、前記左右一対の可動片を駆動する駆動手段と、
    前記取付基板の後方であって前記駆動手段の前方に配置されて、前記左右一対の可動片と前記駆動手段とを作動連結して、当該駆動手段の駆動力によって当該左右一対の可動片を相互に回動させる駆動伝達部と、
    前記取付基板の後方であって前記上入賞口よりも下方に配置されるリードタイプの磁気センサと、
    前記取付基板の後面に支持されて、前記磁気センサを保持する磁気センサ保持部と、前記駆動手段を支持する駆動手段支持部と、前記駆動伝達部を支持する駆動伝達支持部と、を有する支持部材と、
    前記支持部材の上部に形成されて、底部及び当該底部の両側壁部を有し、前記磁気センサ保持部の上方を通過して、前記上入賞口に入賞した前記遊技球を前記支持部材の左右一側方へ向けて誘導する誘導樋と、
    前記遊技盤の後面に取り付けられて、前記遊技球が前記誘導樋から流入する裏樋と、
    を備えるパチンコ遊技機であって、
    前記磁気センサ保持部の上方における前記誘導樋の前記両側壁部は、前記遊技球の誘導方向における下流側へ向かって高さが低くなり、少なくとも当該誘導樋を流れる遊技球の半径高さ位置よりも低い部分を有する切欠部が形成され、
    前記裏樋及び/又は前記遊技盤に、前記切欠部によって低くなった前記両側壁部の高さを補助する補助壁が設けられる、
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
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